JP2019504416A - 安全性データシートを作成するためのシステム - Google Patents

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Abstract

安全性データシート管理システムが、コンピュータと、記憶媒体と、データベースとを備え、データベースが成分物質および成分物質間の反応に関係する情報についてのデータを含む。これらの成分物質から、1組の物理マスタが作成され、1組の健康マスタが作成される。たとえば、これらのマスタが一緒に組み合わされ、成分マスタと組み合わされて、安全性データシートを自動的に作る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2016年2月4日に出願された、米国仮出願第62/291,343号の出願日の利益を主張する。
本分野は、安全性データシート、ラベル、および関連する安全性文書の管理、作成、配布、および制御に関する。
製品の製造およびサービスにおいて購入および使用する材料の安全性を企業およびその従業員が理解するのに必要な情報を有することによって安全性を改善することを意図した規制により、安全性データシートが作られることが要求されている。最初、維持することが要求される情報は本質的に限定されていたが、時間とともに規制が公布され、安全性データシートの維持が複雑で困難な仕事になっている。
物質安全性データシートは、潜在的に危険な化学物質の、安全な取り扱い、使用、保管、および廃棄についての情報を含む、要求される文書である。国連、OSHA、EPA、EU、およびカナダ保健省ならびに他の政府機関のすべてが、日々の作業においてこれらの材料の製造、配布、輸送および使用に関与するすべての人員の安全を確保するために、潜在的に危険な物質の製造業者、購入者、およびユーザに対してそれらの物質に関連する具体的な情報を維持および提供することを要求する。
米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、安全性データシート(以前の、物質安全性データシートまたはMSDS)を必要とする化学材料を取り扱っている450万の施設が米国に存在すると推定している。OSHAのCFR 1910.1200によれば、製造業者および流通業者は、これらの材料の各購入者に対して安全性データシート(SDS)を提供することが要求される。次に、購入者または雇用主は、作業場で化学物質に接触する可能性がある従業員がこの情報を容易に利用できるようにすることが要求される。安全性データシートに含まれ得る1億超の可能な成分があり、これらの物質のリストは増大し続けている。これらの成分は、無限の様々な安全性データシートへと組み合わされる。成分は、物理的、化学的、または生物学的な物質などの材料を意味する、1億を超え得る成分についての特性のデータベースが、いくつかの安全性データシートサービスによって使用されている。これらの1億の成分から選択することによって、無限の様々な固有の安全性データシート文書をそれらの顧客のために作成することができるが、各文書は固有であり、追跡されなければならず、既に負担を負っているコンプライアンス専門家および安全性専門家への負担となる。このようにして、企業の安全性データシートは、安全性データを定める規制の文言に準拠し得るが、容易に入手可能で最新の有用な安全性データを有するという規制の精神を確実にすることは、ますます困難になっている。
インターネットおよび企業イントラネットの以前では、安全性データシート管理は、紙の形式の3つのリングの大きいバインダを含むライブラリからなっていた。規制が増大しない場合でも、紙ベースの安全性データシートを作成および保管するこの紙ベースシステムは、費用がかかり、煩雑であり、違反したものであった。違反は、罰金、処罰、および出費に年間で数百万も費用がかかる。
コンピュータ化で利用可能な、安全性データシートの自動化、保管、および編集を使用した紙ベースシステムを再生する他のオンラインシステムが知られている。そのため、コンピュータ化した管理システムは、紙ベースの解決策およびバインダと等価なシステムを反映するデータベースを使用した、アクセス、管理、および従業員の「知る権利」準拠の改善により、維持の費用が安くなり、煩雑さが減り、違反が減少した。第三者のデータベースが有料でオンラインでアクセス可能であり、第三者のプロバイダが、有料でそれらのデータベースへのアクセスを可能にする。これらのデータベースは、数百万のインデックスを付けた、製造業者独自の文書を含む。一例では、第三者のプロバイダが、最大10,000個の新しい、および/または最新の安全性データシートを毎週追加している。出願人の発明は、圧倒された手動システムを単に自動化するのではなく、出願人のシステムは、不可能な手動または自動化システムを、国内または国際法令、法律、規制、またはガイドラインにかかわらず、特定の顧客が安全性データシートの作成および配布を簡略化するように調整することができる構造化された管理可能な集合へと変換する。出願人のシステムは、1億の成分のデータベースから安全性データシートを作成するために、基本的に、安全性データシートの作成および配布のシステムを、極端な複雑さおよび最終的には無駄な努力を回避することによって変換する。
これが行われてきたやり方が無意味であることを理解するために、1億の成分に基づき増大しているこれらの既存の第三者のデータベースは、在庫管理システムと組み合わされて、管理のプロセスを自動化する必要があり、一方で全体システムの複雑さを再び増加させることについて考慮されたい。しかし、安全性データシートは、依然として成分のデータベースから作成されなければならず、データシートの山からデータシートの位置を突き止めることは、欲しいものを見つけるのに以前作成されたデータシートの山を検索することによって完成し、紙ベースシステムを使用して行われてきたプロセスを自動化するものにすぎない。紙ベースのシステムでは、安全性データシートは、索引を設けることによって見いだされることになる。知られている自動化システムでは、作成および保管した安全性データシートのデータベースの索引またはテキスト検索を設ける。管理の解決策として、データベースへのアクセスを在庫管理およびデータシート展開ツールと単に組み合わせることが知られている。
企業が新しい調合物および製品を作ると、安全性文書の数は、ときとして指数関数的に増大する。企業は、既存の製品について、製品自体への変更がある場合、またはない場合に、新しい商品名、製品番号またはSKU(在庫保管単位、stock keeping unit)を作ることが多い。より多くの特定可能な「製品」が作成(調合)、購入、保管、および販売されると、企業は、より多くの安全性文書を作成、保管、配布、および管理することが要求される。最終的に、現代のデータベースならびにコンピュータ化した保管および取り出し解決策を使用した場合でも、これらの文書を維持すること、および文書を最新状態およびアクセス可能に保つことの負担は、甚だ大きくなる可能性がある。
いくつかの企業は、単一の安全性データシートに関連する商品名または数値のすべてを加えることによって、この負担を処理してきた。残念ながら、これは、数ページの製品名/番号を有する、長く複雑な安全性データシートをもたらす可能性がある。これは、製造、購入、販売または配布する重要な製品および製品についての安全性の情報への容易なアクセスを提供することである、安全性データシートの精神および目的に反する。このやり方は、安全性データシートを迅速に見ることを困難にし、より長くなり、印刷のために追加費用がかかるデータシートの紙のコピーを使用することをさらに困難にしている。その代わり、安全性データシートは、モニタおよびキーボードなどの入出力デバイスによりコンピュータにアクセスする人が、コンピュータ、タブレット、またはスマートフォン上で利用できるようになっている。しかし、電子システムは、保管がより簡単になるように、既存のシステムがより固有の文書を作成し易くしているにすぎない。数億の文書を電子的に保管できるため、文書の急増について立ち止まって疑問視するものはいなかった。これらの文書が紙として保管された場合、空間の物理的な制約によって、最終的には、人々が固有文書の実際の数を制限する方法を見つける結果となろう。電子システム内で、増大する数の文書によって、これらの文書の管理および組織化が重荷になる。これは、安全性データを、だれにも容易に利用可能で簡単にアクセス可能にする精神に反する。緊急事態において、情報が常に増大する数の固有だが関係するまたは同様の文書内の文書中に埋もれているとき、関連する安全性の情報を見つけることは実用的ない場合があることは言うまでもない。
米国で採用されているようなGHS安全性データシートは、16のセクションを有し、これらの16のセクションの各々は、データシートを作成および配布する企業からの入力を必要とする。セクション1は、化学製品および企業識別情報用であり、製品識別子(WHMIS分類)、製品使用、製造業者名、供給業者名、所在地住所、市、県または州、国、郵便番号、緊急電話、MSDSが準備された日、およびMSDSを準備した人物への連絡先を含む。セクション16は、オプションであり、安全性データシートの最後に、他の情報のための余地を設けている。セクション2は、危険物特定、GHS信号語、物質の分類、ラベルの危険物決定成分、ラベル要素、ハザードピクトグラム、危険および使用上の注意書きについての情報を含む。セクション3は、組成物についての情報、ならびに有害構成要素(特定)、百分率、およびCAS番号を含む、構成要素(成分)についての情報を含む。セクション4は、肌および目との接触、吸入、ならびに摂取についてを含む、救急処置を含む。セクション5は、危険な状況、消火の手段、および有害な燃焼生成物など、消火活動のための指示を含む。セクション6は、不慮の放出についての、漏出および流出の手順を含む。セクション7は、取り扱いおよび保管要件ならびに装置を含む。セクション8は、暴露限度、換気または密閉処理などの工学的制御を含む、暴露制御および人的保護手段を含む。人的保護手段は、手袋、呼吸用具、目の保護、履き物、衣類などを含むことができる。セクション9は、物理的状態、臭気および外見、臭気閾値(ppm)、比重、蒸気密度、蒸気圧、蒸発速度、沸点(℃)、凝固点(℃)、pH、ならびに水/油分配係数(水への溶解度)を含む、材料の物理的および化学的特性を含む。セクション10は、安定性および反応性の情報、ならびに反応性の結果としての、不適合物質および任意の有害な分解生成物のリストを含む。セクション11は、急性暴露、慢性暴露、刺激性、皮膚感作、呼吸器感作、発がん性、生殖毒性、催奇形性、胎児毒性、変異原性の効果、および毒性に関係する任意の相乗生成物または効果の名称を含む毒物学的情報を含む。セクション12は、水性毒性を含む、流出または放出などの、生態学に関連する情報を含む。セクション13は、廃棄物処分の考慮事項を含む。セクション14は、任意の特殊な出荷情報を含み、セクション15は、様々な機関により要求される規制情報を含む。
安全性データシートおよびラベルを作成、保管、または配布するための知られているシステムは、「製品」が指数関数的に増加していること、および安全性データシートに含まれなければならない情報が常に増加していることによってもたらされる安全性データシートの内容管理または配布の問題を解決していない。たとえば、ある第三者のシステムは、10,000個の新しい、および/または更新した安全性データシートを毎週提供している。
コンピュータ化したシステムは、コンピュータプロセッサ、記憶媒体、単数または複数のデータベース、ならびに、製品およびそれらの製品の製造で使用される材料についての物質安全性データシートの作成、保管、および配布を自動化するプログラミングを含む。コンピュータは知られており、汎用コンピュータであってよいが、本システムは、単なる抽象的なアイデアではない。そうではなく、本システムは、実質的に新しい方法で安全性データシートの規制の精神と文言の両方を満たし、自動化していない紙の安全性データシートシステムとまったく関係がない実質的に新しい結果を達成する、安全性データシートの作成を含む。より古い紙のシステムで使用されたものと同じ方法を使用して、安全性データシートの作成、保管、および取り出しを単に自動化する知られているシステムと異なり、安全性データシート作成および配布システムの例では、以前に行われていなかった方法で、複数の「子の」安全性文書の作成、改訂、管理、および配布を自動化する。共通の要素ならびに複数の商品名、品目番号、流通業者および他の変化するデータエントリを有する製品についての、複数のバージョンの安全性データシートが、要求に応じて、人間が理解可能なインターフェースで、企業およびその顧客のために作成される。
一例では、安全性データの処理を2つの範疇またはマスタへ分割することによって、安全性データシート作成および配布のためのシステムにより、25,000個を超える規制マスタを作成することができる。たとえば、2つの範疇とは、物理マスタ(physical master)および健康マスタ(health master)である。たとえば様々な提供源から、技術的データは、物理マスタから提供され、健康データは、健康マスタから提供される。一例では、安全性データシートの作成のためのデータは、6つの範疇など、2つの範疇よりも多くへとカテゴリー化することができる。たとえば、6つの範疇とは、(1)物理マスタ、(2)健康マスタ、(3)成分マスタ、(4)クライアント製品マスタ、(5)クライアント安全性データ、(6)白ラベル安全性データであってよい。
これらの6つの範疇を使用するシステムの一例では、安全性データシートを作成および配布するシステムは、たとえば、約3000個の物理マスタと約20個の健康マスタの組合せを使用して作成される35,000個を超える規制マスタで開始する(start with)。これによって、無限の様々な安全性データシートを作成するため、1億の成分(またはそれ以上)で開始する、知られているシステムを簡略化させる。この例では、約3000個の物理マスタと約20個の健康マスタは、60,000個の固有の組合せを作成することができる(すなわち、3000×20=60,000)。しかし、システムは、システムにより維持されるルールに基づいて、物理マスタのいくつかと健康マスタのいくつかだけを組み合わせることになる。したがって、約3000個の物理マスタおよび約20個の健康マスタを使用して作成される明確な関連するデータシートの数は、60,000個の可能な固有の組合せよりも、実際ははるかに限定される。その代わり、このことによって、システムによって提供されるルールにしたがい、たとえば、物理マスタのいくつかが健康マスタのいくつかと組み合わせることができないために、約35,000個のデータシートが作成される。一例では、複数の健康マスタを、1つの物理マスタと組み合わせることができる。
たとえば、ユーザがシステム中で利用可能な約20個の健康マスタのうちの1つを選択する場合、システムは、ユーザに、3000個の物理マスタのサブセットから選択することだけを許可する。サブセットは、選択した健康マスタと組み合わせることができる、3,000個の集合から、それらの物理マスタだけを含む。たとえば、1つより多くの健康マスタを物理マスタと組み合わせることができるが、ただ1つの物理マスタを健康マスタと組み合わせて、規制マスタを作成することができる。一例では、ユーザは、物理マスタを最初に、もしくは健康マスタを最初に選択することができ、または、技術データが組成物について入力されると、選択を正しい物理マスタと健康マスタに絞り込むことになる技術データをフィールドへと入力することができる。
別の例では、ユーザは、物理マスタのうちの1つを選択することができる。次いで、システムは、物理マスタと健康マスタを組み合わせる際に選択する健康マスタのサブセットだけを提供する。
最終的に、約3000個の物理マスタと約20個の健康マスタから開始して、無数の完成した安全性データシートを、他の4つの範疇で追加することによって作ることができるが、これら2つの範疇の組合せで開始するようにシステムのインターフェースを限定することによって、1億以上の成分で開始する知られているシステムと比較して、安全性データシートの作成および配布が非常に簡略化される。
たとえば、各安全性データシートが最大16のセクションを有することができる。知られているシステムの下では、これらの16のセクションの各々に対処しなければならない。しかし、安全性データシートを作成および配布するためのシステムの例では、単に6つの範疇の情報に注意が向けられる。
一例では、物理マスタの範疇は、たとえば、セクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16を完成させるのに必要な情報の一部または全部を含有する約3000個の物理マスタを含むことができる。約3000個の物理マスタは、システムを使用して作成することができる任意のデータシートを完成させるのに必要な技術データの多くをカバーする。しかし、一例では、データシートのセクション2、4、6、7、および8に含まれる情報の一部は、21の健康マスタによって提供される。こうして、約3000個の物理マスタが技術データを提供し、21の健康マスタが、システムによって作成される任意の安全性データシートで必要な健康関連情報のほとんどを提供する。この例では、物理マスタのすべてが、健康マスタのすべてと適合するわけではない。その代わり、物理マスタが一度選択されると、選択される適合可能な健康マスタの数は、たとえば、21から、20未満、多分はるかに少なく、ただ1つの健康マスタにさえ減らすことができる。システムは、物理マスタに含まれる情報の特定部分および健康マスタに含まれるデータの特定部分を、安全性データシートの16のセクションの各々に自動的に割り当てる。一例では、システムは、安全性データシートの作成を完成させる前に、健康情報および技術情報を、物理マスタおよび健康マスタからの情報をマージする中間の規制マスタへと組み合わせる。
システムの一例における6つの範疇のいずれかに注目すると、これらの6つの範疇の各々は、安全性データシート中の16のセクションのうちの1つまたは複数に情報を提供する場合がある。たとえば、物理マスタの技術情報は、安全性データシートのセクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16を完成させるために使用することができる。たとえば、健康マスタの健康情報は、セクション2、4、6、7、および8を完成させるために使用することができる。たとえば、安全性データシートのセクション2、3、8、11、12、および15に成分情報を追加するために、1つまたは複数の成分マスタを使用することができる。特定の製品に特有の情報を提供するために、クライアント製品マスタがユーザによって作成可能であり、この情報を、たとえば、安全性データシートのセクション3および15に追加することができる。クライアント安全性データシートに特有の情報をクライアント安全性データシートマスタに追加することができ、選択されると、クライアント安全性データシートマスタの情報を、たとえば、安全性データシートのセクション1、9および14に追加することができる。一例では、システムは、他者に、他者自体の企業情報で完成させるために配布される安全性データシートのための、白ラベル安全性データシートマスタを含むことができ、このマスタが、たとえば、セクション1に情報を追加することができる。
技術情報は、約30,000個の規制マスタだけによって提供されるにもかかわらず、システムは、作成できる安全性データシートの数が制限されない。物理マスタの作成、および物理マスタからの情報をどのようにして、この例では他の5つの範疇と組み合わせて、安全性データシートの16のセクションの各々についての情報を作るかについてのシステム中のルールよって、安全性データシートの自動作成が非常に簡略化する。また、たとえば、システムは、経時的なデータベースへの入力を基礎とした、システムにより作られたルールに基づいて、物理マスタと健康マスタの追加の組合せを作ることができる。システムは、この例では6つの範疇の各々から自動的に取り出して、たとえば、製品に与えられた商品名またはブランドにかかわらず、企業の製品のすべてについての安全性データシートを作成および配布する。こうして、作成した安全性データシートは、国および国際組織によって公布された法令、規制、およびガイドラインの文言と精神の両方に適合する。
追加成分が利用可能になるとき、追加成分マスタが安全性データシートの少数の行に必要なデータだけを追加するために、物理マスタおよび健康マスタの数は必ずしも増加しない。成分の増加と物理マスタおよび健康マスタの増加に、1対1の対応はない。その代わり、新しい物理マスタおよび健康マスタを作成することなく、既存の物理マスタおよび健康マスタに、新しい成分のほとんどを割り当てることができる。こうして、システムは、製造業者または供給業者の観点から、学ぶのがより簡単であること、および維持するのがより簡単であることの両方となる。成分で開始する、知られているシステムは、成分の数が指数関数的に増加して常に増大しており、このことは、保管、操作、維持、および知られているシステムを使用するためのトレーニングについての、かなりの問題である。
一例では、安全性データシートの作成のためのコンピュータ化したシステムは、技術情報を含む複数の物理マスタと、健康情報を含む複数の健康マスタと、複数の物理マスタを複数の健康マスタとを組み合わせるためのルールと、安全性データシートの複数のセクションに複数の物理マスタから技術情報を割り当てるためのルールと、安全性データシートの複数のセクションに複数の健康マスタから健康情報を割り当てるためのルールとを備え、複数の物理マスタのうちの1つを選択することが、複数の健康マスタから選択するための可能な選択肢を制限する。あるいは、複数の健康マスタのうちの1つを選択することが、複数の物理マスタから選択するための可能な選択肢を制限する。
一例では、ユーザインターフェースが提供され、キーワード検索によって、システム中の物理マスタのすべてから選択される可能性がある物理マスタのリストが提供される。インターフェースによって提示される物理マスタのうちの1つを選択することによって、健康マスタのすべてから選択される可能性がある健康マスタのリストが提供され、健康マスタのリストは、システム中に含まれる、物理マスタと健康マスタのいくつかの特定の組合せだけを許可し、または物理マスタと健康マスタのいくつかの組合せを阻止するルールによって制限される。たとえば、複数の健康マスタの1つを選択することによって、システムに、複数の成分マスタを呈示させる。呈示される複数の成分マスタは、当技術分野で知られている1億またはそれ以上の可能性がある成分から、はるかに減らすことができる。したがって、システムは、安全性データシートのセクションの各々についてのデータを作るために、成分で開始するシステムより使用するのがはるかに単純で、維持するのが簡単である。
一例では、安全性データシートを作成するためのシステムは、企業が今まで作成してきた安全性データシートのすべてを調べることによって作ることができる。外れ値および誤った安全性データシートは、訂正され、または考慮から除外される。次いで、物理的技術情報のすべてが健康情報および成分情報から分離される。実質的に同じである健康情報のすべては、複数の健康マスタへとグループ化され、健康マスタと対応する物理的技術情報との間で相関関係を追跡する。実質的に同じである物理的技術情報のすべては、複数の物理マスタへとグループ化され、物理マスタと対応する健康情報との間で相関関係を追跡する。ルールが作られ、物理マスタを選択することによって、健康マスタの選択を制限し、逆もまた同様である。実質的に同様である成分情報のすべては、成分用マスタへとグループ化され、成分と健康情報および物理的技術情報との間で相関関係を追跡する。次いで、ユーザインターフェースを作成することができ、安全性データシート作成および配布が自動化される。キーワード検索を実行することまたは索引にアクセスすることによって、ユーザは、物理マスタのうちの1つを選択することができる。次いで、物理マスタと相関する健康マスタだけが、健康マスタを選択するために、ユーザに呈示される。次いで、選択と相関する成分マスタだけが、成分マスタの選択のために呈示される。次いで、物理マスタ、健康マスタ、および成分マスタと相関する製品マスタを、選択または作成することができる。たとえば、ユーザは、ブランド/企業情報とともに安全性データシートを作成する、またはブランド/企業情報なしで白ラベル安全性データシートを作成するというオプションを持つことができ、システムは、安全性データシートを作成および配布する。一例では、特定の物理マスタおよび特定の健康マスタを選択するために、決定木が作成される。たとえば、「はい」または「いいえ」の質問が問いかけられる場合があり、またはチェックボックス、ドロップダウンリストなどを、マスタを選択するために使用することができる。詳細な説明中の例に、さらなる詳細が提供され、提供される例によって、決定木または他のユーザインターフェースをどのようにして作成するかが明らかになることになる。
安全性データシートを作成および管理するためのシステムは、コンピュータサーバと、コンピュータサーバによってアクセス可能なデータベースを備えるデータ記憶媒体と、ネットワーク関連で(in a network relation)サーバと結合されるディスプレイデバイスと、コンピュータサーバ、データ記憶デバイス、データベース、およびディスプレイデバイスを結合するプログラムとを備え、それによって、システムは、組成物の任意の成分を識別する前に、組成物の物理特性および組成物の健康への影響についての質問を使用して1つの特定の規制マスタを識別するためのクエリシステムを使用して、組成物についての物質安全性データシートの作成、保管、および配布を自動化するようにし、選択される規制マスタは、組成物の成分とは独立している。健康マスタおよび物理マスタを選択することにより規制マスタについてのデータが選択された後、組成物の成分についてのデータを入力することによって、1つまたは複数の成分マスタを作成することができる。たとえば、システムは、クライアント安全性データシートを作成するために、成分についての知られている情報と規制マスタを組み合わせる。
一例では、システムは、約3000個の物理マスタと約20個の健康マスタの組合せを使用して作成される35,000個を超える規制マスタから開始する。本明細書では、この文脈で使用される「約」とは、プラスまたはマイナス5パーセントを意味する。したがって、約3000は、3000プラスまたはマイナス150を意味し、約20は、20プラスまたはマイナス1を意味する。物理マスタと健康マスタのすべての組合せが意味をなすわけではない。したがって、物理マスタと健康マスタのこの小さいサンプルから、規制マスタが35,000に達することは明白ではない。
一例では、システムは、1つの健康マスタを選択するためにクエリを使用し、健康マスタの選択によって、組成物の物理特性についての1つまたは複数の追加の質問によって選択できる、可能な物理マスタのサブセットにアクセスが制限される。たとえば、ユーザが、システム中の利用可能な約20個の健康マスタのうちの1つを選択する。あるいは、システムは、健康上の組成物の影響についての質問に基づいて健康マスタを選択する前に、インターフェースを使用して、1つの物理マスタを選択する。たとえば、安全性データシートのセクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16を完成させるために要求される技術情報を含む特定の物理マスタを選択することによって、規制マスタを選択することができる。組成物についての技術データを含む特定の物理マスタを選択することによって、規制マスタを選択することができるが、安全性データシートのセクション2、4、6、7、および8についてのデータは、組成物の健康上の影響に関係する技術情報に基づいて、健康マスタを選択することによって提供される。安全性データシートを完成させるために、組成物を含む成分についての情報に基づいて、1つまたは複数の成分マスタを追加することができる。
1つまたは複数の成分マスタは、システムのデータベースに保管された1つまたは複数の安全性データシートから抽出されるデータを含むことができる。たとえば、データベースは、単一のデータベース、またはネットワークもしくはインターネットを介してなどでシステムがアクセスする複数のデータベースを備える分散型データベースであってよい。このデータベースは、システムが維持することができる。たとえば、1つまたは複数の安全性データシートを作成するのに使用される機密の供給業者データは、安全性データシートのユーザへの開示から保護される。クライアント製品マスタは、データへのアクセス権をもたないユーザによって、供給業者により供給されるデータを使用して作成することができ、また、クライアント製品マスタは、供給業者により供給される何らかの濃度の製品を混和している特定の製品に特有の情報を供給する供給業者によって供給されるデータを使用してシステムが作成することができる。クライアント製品マスタは、安全性データシートのセクション3および15に情報を追加することができる。
以下の図面は、説明のための例であり、最終的に発行する請求項をさらに限定しない。
安全性データシートを作成するためのシステムの概略例を図示する図である。 図1の例に図示されるような、複数の範疇またはマスタシートからの情報を使用してどのようにしてシステムが安全性データシートを作成するかを概略的に図示する図である。 安全性データシートを作成するためのプロセスの例を概略的に図示する流れ図である。 マスタを選択するための決定木の例を図示する図である。 成分マスタとしての入力のための、クライアント安全性データシートから抽出されたデータの例を図示する図である。 システムを動作させるためのサーバシステムの例を図示する図である。
同じ参照符号が使用されるとき、これらのラベルは、図面に図示される例における同様の部分を指す。
図中で明瞭にラベル付けするために、特定のセクション向けの情報に言及するラベルは、以下のテキスト内で括弧()中に示す場合がある。
図1では、安全性データシートを作成するためのシステムの例が、安全性データシートの16のセクションへと組み合わされて配置される情報の6つの範疇10、20、30、40、50、60を含む。たとえば、物理マスタ10は、安全性データシートを作成するためのシステムによってアクセス可能なデータベースに保管される3000以上の物理マスタのデータベースから選択することができる。最大で1億の異なる成分を含むことができる、成分から安全性データシートを作成する代わりに、あらゆる安全性データシートは、データベースから利用可能な物理マスタ10個のうちの1つで開始して作成することができる。たとえば、各物理マスタ10は、安全性データシートのセクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16に追加することができる技術情報を含む。
図2は、安全性データシートのセクションのうちのいくつかの中の、情報のいくつかを、物理マスタ10および健康マスタ20からの情報とどのようにして組み合わせて、規制マスタ1020を完成させるかを図示する。たとえば、規制マスタ1020が図3に図示される。たとえば、安全性データシートのあるセクションは、物理-化学情報と健康-生物学情報の両方を必要とする。
たとえば、図2に図示されるような、セクション2(131)は、物理マスタからの危険物特定情報、および健康マスタからの情報を含む場合がある。加えて、システムは、図2に図示されるように、セクション2の危険物特定情報131を完成させるために、1つまたは複数の成分マスタ30からの情報31を取り出すことができる。6つの範疇10、20、30、40、50、60の各々は、安全性データシートのセクションのうちの1つまたは複数にデータを提供することができる。たとえば、物理マスタ10は、材料に関係するいくつかの共通の技術情報11〜19を提供する。健康マスタ20は、健康情報および健康上有害な情報21〜25を提供する。1つまたは複数の成分マスタ30が材料31〜36の選択された成分に特有の情報を提供する。クライアント製品マスタ40が、特定の製品41〜42に特有の製品についてのいくつかの情報を提供する。クライアント安全性データシート50が、特定のクライアント51〜53に関係する情報を提供し、白ラベル安全性データシートが、特定のクライアントデータなしで安全性データシートのセクション1(61)についての情報を提供する。
図2は、安全性データシートシステム100の中にどのようにしてデータが組み合わされるかについての例を示す。たとえば、物理マスタ10中の情報11のいくつかが、健康マスタ20からの情報21および成分マスタ30からの情報31と組み合わされて、安全性データシート中のセクション2(131)を作成する。セクション3(341)は、成分マスタ30からの情報32およびクライアント製品マスタ40からの情報41を含む。たとえば、成分マスタ30からの情報32は、クライアント製品マスタ40からの情報41とマージされ、結果として得られるセクション3(341)は混合物を含む場合がある。たとえば、成分マスタ30に入力された様々なフィールドを、クライアント製品マスタ40に入力されたフィールドと混ぜて、またはマージして、結果341を作成することができる。同様に、成分マスタ30からのフィールド33および健康マスタ20からのフィールド25を、物理マスタ10からの情報16とマージしてセクション8(1233)を作成することができる。図2のセクション15(342)の例では、クライアント製品マスタ40のフィールド42のいくつかを、成分マスタ30の情報36とマージすることができ、一方、いくつかをセクション15を作成するのに付加することができる。
一例では、システム100は、たとえば図3に図示されるように、物理マスタと健康マスタを中間の規制マスタへと組み合わせる。あるいは、中間の規制マスタを作らない場合がある。その代わり、システム100は、規制マスタを作ることなく情報をマージすることができる。規制マスタが作成される場合、規制マスタ1020をシステム中に保管することができ、たとえば、複数の安全性データシート50、50a、50b、50c、60、60a、60b、60cを作成するために使用することができる。物理マスタ10および健康マスタ20が選択されて規制マスタ1020へと組み合わされた後、1つまたは複数の成分マスタ30a、30b、30c、30dを選択することができる。選択された成分マスタに応じて、特定のクライアント製品マスタ40a、40bを選択または作成することができる。図1に図示されるように、クライアント製品マスタは、安全性データシートの、セクション3、「組成物/構成要素の情報」(41)およびセクション15、「規制情報」(42)についての情報を含むことができる。図1〜図3の例では、成分マスタ30は、安全性データシートのセクション3(341)およびセクション15(342)に追加される情報32のうちのいくつかを含む。成分マスタが一度選択されると、クライアント製品マスタを選択および/または作成することができる。たとえば、影付きボックス40、50、60を、クライアントがカスタマイズまたは作成することができる一方、他のマスタ範疇10、20、30は、クライアントによる編集は不可能である(しかし、管理者などが編集することはできる)。この方法では、安全性データシートのいくつかのカスタマイズをクライアント側に委任することができる一方、他の情報は、固定のままである。クライアント製品マスタ40が一度選択または作成されると、クライアント安全性データシートのために、情報を入力または取り出すことができる。一例では、クライアント安全性データシートマスタ50の中の情報は、複数の白ラベル安全性データシート60a、60b、60cについてと同じであってよい。代替例では、複数のクライアント安全性データシート50a、50b、50cが存在する場合があり、白ラベル安全性データシート情報60で安全性データシートを作成するのに、ただ1つの50bを使用してマージすることができる。
たとえば、クライアント安全性データシート50の情報51、52、53は、名前、住所、電話、電子メールおよび緊急時連絡番号を含む安全性データシートの製造業者および/または供給業者の詳細、外見、臭気、pH、沸点などの完成品の基本的物理特性および化学特性についての情報、ならびに完成品の公共輸送機関にとって安全性を適用できる、陸上、鉄道、航空、および海上輸送の情報などの輸送の情報を含むことができる。白ラベル安全性データシート60の情報61は、地域用の緊急時連絡情報などを含むことができる。クライアント製品マスタ40の情報41、42は、成分マスタ30に含まれていない、製品および製品に特有の任意の規制情報を識別および記載することができる。
たとえば、物理マスタ10は、図1に図示されるように、セクション2(11)、セクション4(12)、セクション5(15)、セクション6(13)、セクション7(14)、セクション8(16)、セクション10(17)、セクション13(18)、およびセクション16(19)に関連する技術情報を含んで作成することができ、システム100がアクセス可能なデータベースに保管することができる。セクション2(11)、4(12)、6(13)、7(14)、および8(16)について物理マスタによって提供される情報は、安全性データシートを完成させるために他のマスタによって提供される情報によって補足することができる。たとえば、セクション2(21)、4(22)、6(23)、7(24)、および8(25)への健康情報を提供する健康マスタを選択することができる。たとえば、図3に図示されるように、物理マスタと健康マスタからの情報を組み合わせると、システムが、固有の規制マスタ1020を作ることができる。
1つの材料、または、適用可能である場合に同じ物理特性を共有する複数の材料の知られている範疇の物理特性に基づいて、複数の物理マスタがシステム中に作成される。このことによって、いくつかの材料が関係する技術情報を共有することができると、1つまたは複数の材料に関連する場合がある材料についての技術情報が提供される。したがって、システムは、安全性データシートに関連する技術情報を有するために、関連して共有される技術情報を準備するべき数万の物理マスタだけを必要とする。一例では、これらの物理マスタは、技術情報が見つかるセクション中の他の技術情報から健康情報を分離することによって、多くの安全性データシートから合成することができる。健康情報は、このプロセスによって分離される健康情報から、同様に合成することができる。物理マスタ10に適用可能な物理特性が残されるまで、成分情報を分離することによって成分情報を合成することができる、などと続く。
たとえば、図3に図示されるように、システムにクエリ70することによって、特定の物理マスタを選択することができる。たとえば、クエリ70は、「引火性、腐食性、吸引性危険物」または「不燃性、腐食性、目刺激物」を含むことができ、物理マスタのうちの1つまたは物理マスタのすべてのうちのサブセットが、特定の物理マスタについての候補として示されることになる。1つのシステムでは、特定のクエリを編成するために、ユーザインターフェースがチェックボックス、ボタン、またはドロップダウンリストを提供する。別のシステムでは、ユーザインターフェースは、音声テキスト変換、またはキーワードもしくはテキストの入力であってよい。特定の物理マスタを選択するために使用されるインターフェースにかかわらず、物理マスタが一度選択されると、健康マスタのサブセットが、選択するために利用可能となる。健康マスタのすべてが特定の物理マスタに適用可能である場合、健康マスタのサブセットは、健康マスタのすべてであってよい。しかし、ほとんどあらゆる事例において、物理マスタの選択は、適用可能な健康マスタのサブセットが、システムにとって利用可能なデータベースに保管されている健康マスタの合計数からはるかに減ることを意味する。実際、いくつかの場合において、特定の物理マスタが選択された場合、ただ1つの健康マスタが利用可能な場合がある。他の例では、複数の健康マスタが、選択するのに利用可能な場合がある。
図4は、クエリ70を構築するための決定木を図示する。たとえば、製品200の新しい調合物について、安全性データシートを作成する必要がある場合がある。「引火点は200度より上か?」など、「はい」または「いいえ」で答えることができる質問201を尋ねることができる。「はい」である場合、製品は引火性でないと分類される(210)。次いで、別の質問211が呈示される。「pHは12.5より高い、または2.0より低いか?」「いいえ」である場合、製品は、腐食性でなく、引火性でない。そして、非腐食性/非引火性物理マスタ214のうちの1つを選択することができる。もちろん、追加の質問を尋ねることによって、物理マスタ214のうちの特定の1つを選択し、最終的に、各物理マスタは、特定の規制プロファイルに適した特性を有する製品についての特定の目的を果たすことができる。あるいは、最初の質問201に対する答えが「いいえ」であった場合、製品は、引火性または可燃性のいずれかとして分類されることになる。したがって、第2の質問を尋ねなければならない。「引火点は100度より下か?」「はい」である場合、新しい調合物は引火性203であり、引火性物理マスタ215のうちの1つを使用しなければならない。「いいえ」である場合、新しい調合物は可燃性204であり、別の質問205が呈示される。「動粘性率は、40度で毎秒20平方mmより低いか?」「はい」である場合、別の質問が尋ねられる。「成分のうちのいずれかが吸引性危険物であるか?」「はい」である場合、可燃性で吸引性危険物成分の物理マスタ207を使用しなければならない。あるいは「いいえ」である場合、可燃性危険物の物理マスタ207を使用しなければならない。決定木配置を使用することによって、2つ以上のマスタの間での選択が必要なときはいつでも、セクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16のために必要な技術的な特色および危険物の警告を提供するために作成されたマスタなど、マスタのデータベースから、特定のマスタをシステムが選択することになる。
一例では、決定木を使用して物理マスタ10が選択された後、別の決定木に基づいて、物理マスタ10と適合する健康マスタ20から健康マスタが選択される。健康マスタ20が選択された後、規制マスタ1020が作成される。安全性データシートが作成されるまで、インターフェースが、残りの範疇30、40、50、60を選択または作成する決定木、チェックボックス、または他の方法を提供することができる。一度作成されると、安全性データシートは、システム100によって、安全性データシートへのアクセスが必要などの人へも配布させることができる。
安全性データシートを作成するための知られているシステムには問題がある。たとえば、成分を使用する安全性データシートは、最終的な組成物内の成分の濃度を含む、最終的な組成物に追加されるすべての成分の知識を必要とする。さもなければ、安全性データシートは、閾値要件を満たす成分についての要求される情報を漏らす可能性がある。しかし、供給業者は、正確な濃度を知らない可能性があり、業務上の秘密として、成分の情報を保護する場合がある。一例では、システムは、製品の成分の濃度の範囲を含むことができ、第三者に供給される、製品についてのデータベース入力への1つまたは複数の成分についての情報を、供給業者が入力する準備をする。たとえば、組成物中の特定の成分の濃度または濃度の範囲の存在を、第三者への開示から保護することができる。このことによって、供給業者の製品の何らかの濃度を含む製品の混合物が、特定の成分の濃度を有する可能性があるのかをシステムが決定することが可能になる。その結果、特定の成分の濃度が1つより多くの製品または供給業者から来る場合であってさえ、特定の成分の濃度は、安全性データシートで報告する閾値を満たす。たとえば、腐食性成分など特定の成分を、製造業者によって最終的な組成物へと組み合わされる1つより多くの製品中に含むことができる。システムは、成分製品の1つまたは複数の供給業者により提供される濃度の範囲からの最高濃度を使用することによってなど、1つより多くの製品からの各成分の量または濃度を加えることによって最終的な組成物中の濃度を決定する。
一例では、製造業者により作成される中間製品についての安全性データシートは、その後の製品内の中間製品の濃度を含む、その後の製品についてのその後の安全性データシートを作成する際に、成分マスタとして使用される。この例では、その後の製品のその後の安全性データシート中で報告される成分情報を決定するために、成分マスタにとって必要な情報が、自動的に、中間製品の安全性データシートから抽出される。たとえば、このその後の製品の組成物は、第三者への開示から保護することができ、1つより多くの成分を含む組成物を含むことができ、1つより多くの成分のうちの各々は、中間の1つまたは複数の製品の製造業者さえも含む、第三者への開示から保護される組成物を有する。これらのうちの各々は、中間製品などであった可能性がある。したがって、システムは、製品の供給業者の業務上の秘密の機密性を保護する一方、システムのユーザが、所与の閾値濃度を超える成分を報告する、準拠した安全性データシートを作成することを可能にする。
たとえば、組成物中の成分の組合せは、その安全性データシート上で報告することが要求される濃度で腐食性物質を含む製品をもたらす可能性がある。同様に、成分のいくつかが他の成分の混合物であるとき、他のデータシート要件が、組成物中の成分の混合物によって影響を受ける可能性がある。図3に示されるように、健康マスタ10および物理マスタ20の選択は、クエリ70、70aによって指示され、規制マスタ1020中の異なる情報の選択をもたらす可能性がある。たとえば、任意の特定の安全性データシートのセクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16が、同じ規制マスタ1020について同じである一方、異なる規制マスタは、これらのセクション中に異なる情報を有する場合がある。異なる成分マスタ30a、30b、30c、30d、3Ofからの情報を追加することによって、構成要素の違い、および構成要素の濃度範囲の違いが、複数のクライアント製品マスタ40a、40b中に収納される。セクション3、9、11、12、14、および15は、選択された特定の成分マスタによって影響を受ける。一例では、セクション3、9、および14だけを編集することができる。あるいは、システムは、やはり、セクション11、13、および15の部分を編集することを許可する場合がある。たとえば、システムは、セクション11、13、および15の部分を編集するために、それらの個々のみを好適なレベルで、または適切なアクセスで認可することができる。複数のクライアント安全性データシート50、50a、50b、50cは、たとえば、調合物を変更する一方で、成分の構成要素範囲を同じに保つことによって作成することができる。たとえば、クライアントの要望を満たすため、範囲内の正確な調合を、特定の調合物について指定することができる。したがって、クライアント安全性データシートのセクション2〜16内に違いはないが、クライアント安全性データシート内の特定の調合が(指定した範囲内で)違う場合がある。したがって、供給業者がその顧客に対し、構成要素および/または調合物へのアクセスを許可しない場合であってさえ、成分マスタへの入力として特定のクライアント安全性データシート50cを選択することによって、結果として得られるクライアント製品マスタに影響を及ぼすことができる。このことによって、顧客への業務上の秘密の開示を必要とする、または顧客を規制での開示に準拠しない危険にさらす可能性を有する、知られているシステムの重大な欠点を克服する。供給業者の業務上の秘密を保護することと顧客に法令遵守を可能にさせることの両方のための技術的解決策によって、システムは、供給業者と顧客が直面しているジレンマを解決する。
一例では、安全性データシートは、純粋な物質、または1つもしくは複数の純粋な物質の組成物のいずれかとして識別される。純粋な物質とは、100%純粋ではない。その代わり、「純粋な物質」は、本明細書では、混合物ではなく、CAS番号によって識別されるような本質的に単一の成分として規定され、任意の特定のCAS登録番号について当技術分野で知られているような、当業界で許容される通常の不純物を考慮に入れている。CAS番号またはCAS登録番号は、公開されている科学文献中に記載されるあらゆる化学物質に対し、化学情報検索サービス機関によって割り当てられている固有の番号識別子である。これは、1.02億を超える有機物および無機物、ならびに6600万のタンパク質およびDNA配列を識別する、有機および無機化合物、鉱物、同位体、合金、および材料を含む。登録は、約15,000個の追加の新しい物質で毎日更新される。一例では、純粋な物質の組成物および他の組成物についてのクライアント安全性データシート50cは、クライアントSDS 50cから成分マスタ「F」30fに引かれた線315によって図3に図示されるように、同じまたは異なる健康マスタおよび/または物理マスタを利用する製品中の成分として使用される中間組成物についての情報を抽出するために使用される、クライアントによって成分マスタ30aとして利用することができる。図3に図示される例では、健康マスタおよび物理マスタが異なり、非引火性、腐食性、目刺激物の健康/物理マスタの組合せについての選択基準70aを示す。
たとえば、図5は、クライアント安全性データシート50cの組成物の、成分300a、300b、300cについての、データベースへ入力したデータを図示する。成分についてデータベースから抽出することができるデータのうちのいくつかは、成分名300a、各純粋な物質についてのCAS番号または他の識別番号などの識別番号301、最低濃度302から最高濃度303の組成範囲、成分を顧客に開示できるかについての識別子304(または「保護識別子」)、および成分のリストから特定の成分を取り除くための除去トグル305である。たとえば、化学反応、精製、溶かして精製などによって、組成物の処理期間に成分が失われた場合、または何らかの他の理由で成分がリスト化される必要がない場合、「除去トグル」を選択することによって、特定の成分を取り除くことができる。結果として得られる組成物の安全性データシートは、安全性データシート50cによりカバーされる製品の供給業者により公的な開示から保護される組成物の成分を不必要に開示することなく、成分についての要求される情報または警告を含むことができる。
図6では、サーバシステムの例が、サーバ491、個別または分散型であってよい複数の記憶媒体492、コンピュータまたは独立型端末に装着される場合があるディスプレイ493、たとえば、WAN/ルータ494およびインターネットNと相互接続するための別のデバイス/サーバを示して、グラフィカルに図示される。
この詳細な説明は、当業者が請求項に言及される発明を作り使用することを可能にするために、請求項の特徴および要素を含む例を提供する。しかし、これらの例は、直接的に、請求項の範囲を制限することは意図していない。その代わり、例は、これらの説明、請求項、および図面で開示してきたが、当技術分野で知られている方法で、変更および組み合わせることができる、請求項の特徴および要素を提供する。
10 物理マスタ、健康マスタ
11 技術情報
12 技術情報
13 技術情報
14 技術情報
15 技術情報
16 技術情報
17 技術情報
18 技術情報
19 技術情報
20 健康マスタ、物理マスタ
21 健康情報および健康上有害な情報
22 健康情報および健康上有害な情報
23 健康情報および健康上有害な情報
24 健康情報および健康上有害な情報
25 健康情報および健康上有害な情報、フィールド
30 成分マスタ
30a 成分マスタ
30b 成分マスタ
30c 成分マスタ
30d 成分マスタ
30f 成分マスタ、F
31 材料、情報
32 材料、情報
33 材料、フィールド
34 材料
35 材料
36 材料、情報
40 クライアント製品マスタ、影付きボックス
40a クライアント製品マスタ
40b クライアント製品マスタ
41 製品、情報
42 製品、フィールド、情報
50 クライアント安全性データシート、安全性データシート、影付きボックス、クライアント安全性データシートマスタ、クライアントSDS
50a 安全性データシート、クライアント安全性データシート、クライアントSDS
50b 安全性データシート、クライアント安全性データシート、クライアントSDS
50c 安全性データシート、クライアント安全性データシート、クライアントSDS
51 クライアント、情報
52 クライアント、情報
53 クライアント、情報
60 安全性データシート、影付きボックス、白ラベル安全性データシート、白ラベル安全性データシート情報、白ラベルSDS
60a 安全性データシート、白ラベル安全性データシート、白ラベルSDS
60b 安全性データシート、白ラベル安全性データシート、白ラベルSDS
60c 安全性データシート、白ラベル安全性データシート、白ラベルSDS
61 情報
70 クエリ
70a クエリ
100 安全性データシートシステム
131 セクション2、危険物特定情報
200 製品
201 質問
203 引火性
204 可燃性
205 質問
207 可燃性で吸引性危険物成分の物理マスタ、可燃性危険物の物理マスタ
210 引火性
211 質問
214 非腐食性/非引火性物理マスタ
215 引火性物理マスタ
300a 成分、オレイン酸
300b 成分、ミリスチン酸
300c 成分、パルミチン酸
301 識別番号
302 最低濃度
303 最高濃度
304 保護識別子
305 除去トグル、除去
315 線
341 結果
342 セクション15
491 サーバ
492 記憶媒体
493 ディスプレイ
494 WAN/ルータ
1020 規制マスタ
1233 セクション8

Claims (13)

  1. 安全性データシートを作成および管理するためのシステムであって、
    コンピュータサーバと、
    前記コンピュータサーバによってアクセス可能なデータベースを備えるデータ記憶媒体と、
    ネットワーク関連で前記サーバと結合されるディスプレイデバイスと、
    前記コンピュータサーバ、前記データ記憶デバイス、前記データベース、および前記ディスプレイデバイスを結合するプログラムと
    を備え、それによって、前記システムが、組成物の任意の成分を識別する前に、前記組成物の物理特性および前記組成物の健康への影響についての質問を使用して1つの特定の規制マスタを識別するためのクエリシステムを使用して、前記組成物についての物質安全性データシートの作成、保管、および配布を自動化するようにし、前記選択される規制マスタが、前記組成物の前記成分とは独立している、システム。
  2. 前記組成物の前記成分を入力することによって成分マスタが作成され、前記システムが、クライアント安全性データシートを作成するために、前記成分についての知られている情報と前記規制マスタを組み合わせる、請求項1に記載のシステム。
  3. 約3000個の物理マスタと約20個の健康マスタの組合せを使用して作成される35,000個を超える規制マスタで開始する、請求項2に記載のシステム。
  4. 1つの健康マスタを選択するためにクエリを使用し、前記健康マスタの前記選択が、前記組成物の物理特性についての1つまたは複数の追加の質問によって選択できる可能な物理マスタのサブセットにアクセスを制限する、請求項2に記載のシステム。
  5. ユーザが前記システム中の利用可能な約20個の健康マスタのうちの1つを選択する、請求項4に記載のシステム。
  6. 健康についての前記組成物の影響についての質問に基づいて健康マスタを選択する前に、インターフェースを使用して1つの物理マスタを選択する、請求項2に記載のシステム。
  7. 安全性データシートのセクション2、4、5、6、7、8、10、13、および16を完成させるために要求される情報のうちの少なくとも一部を含む特定の物理マスタを選択することによって、前記規制マスタが選択される、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記組成物の物理特性についての技術データを含む特定の物理マスタを選択することによって前記規制マスタが選択され、前記安全性データシートのセクション2、4、6、7、および8についてのデータのうちの少なくとも一部が、前記組成物の健康上の影響に関係する情報に基づいて、1つまたは複数の健康マスタを選択することによって提供される、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記組成物を含む成分についての情報に基づいて、1つまたは複数の成分マスタが追加される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記1つまたは複数の成分マスタが、前記システムによって維持される1つまたは複数の安全性データシートから抽出されるデータを含む、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記1つまたは複数の安全性データシートを作成するのに使用される供給業者データが、前記安全性データシートのユーザへの開示から保護される、請求項10に記載のシステム。
  12. 特定の製品に特有の情報を提供するために、クライアント製品マスタがユーザによって作成可能である、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記クライアント製品マスタが、前記安全性データシートのセクション3および15に情報を追加する、請求項12に記載のシステム。
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