JP2019220921A - 撮像装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置の向きが変わることに起因する被写体の明るさの変動を、フリッカとして誤って検出し難くする。【解決手段】撮像装置1は、撮像する被写体の明るさを変動させるフリッカを検出するフリッカ検出手段(S309、S311)と、フリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する生成手段(S313)と、生成されたフリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う撮像手段(S207)と、撮像装置1の向きを変える際の角速度を検出する角速度検出手段107と、を有する。フリッカ検出手段(S309、S311)は、撮像装置1の角速度に応じて変更される閾値を用いて、フリッカを判断する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法およびプログラムに関する。
特許文献1は、光源の光量の変動に起因する被写体の明るさの変動であるフリッカを検出し、フリッカを抑えた撮像を行う撮像装置を開示する。
特開2014−220763号公報
しかしながら、被写体の明るさは、光源の光量の変動以外にも起因して生じえる。たとえばパンニング方向に沿って複数の点光源が配列されている環境において撮像がなされる場合、撮像装置の向きがパンニング方向へ変化すると、撮像される被写体の明るさは、複数の点光源の配列にしたがって変動する。そして、被写体の明るさの変動の周波数がたとえばフリッカの周波数と一致すると、撮像装置は、そのパンニングに起因する被写体の明るさの変動を、フリッカとして誤って検出してしまう可能性がある。このように撮像装置では、撮像装置の向きが変わることに起因する被写体の明るさの変動を、フリッカとして誤って検出し難くすることが求められている。
本発明に係る撮像装置は、撮像する被写体の明るさを変動させるフリッカを検出するフリッカ検出手段と、フリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する生成手段と、フリッカが検出されている場合に、生成された前記フリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う撮像手段と、を有する撮像装置であって、前記撮像装置の向きを変える際の角速度を検出する角速度検出手段、を設け、前記フリッカ検出手段は、前記撮像装置の角速度に応じて変更される閾値を用いて、フリッカを判断する。
本発明では、フリッカが生じていない撮像環境において撮像装置の向きを変える撮像がなされている場合において、フリッカを抑えた撮像を行わないようにできる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の模式的な構成図である。 光源フリッカの影響を低減する撮像装置における課題を説明するための図である。 本実施形態での撮像処理の流れを示すフローチャートである。 図3のステップS203による光源フリッカを検出して設定する処理についての詳細な処理を示すフローチャートである。 光源フリッカと、測光用センサによる蓄積処理および読み出し処理との対応関係を示すタイミングチャートである。 判定に係る複数の撮像シーンと各々のシーンの判定条件との対応関係を示す説明図である。 振幅閾値DC_th、周波数閾値F_th100、および周波数閾値F_th120の選択の仕方を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の模式的な構成図である。図1の撮像装置1は、装置本体100、交換レンズ200、を有する。交換レンズ200は、複数のレンズや絞りを有し、装置本体100に取り外し可能に取り付けられる。装置本体100は、CPU101、メモリ102、撮像素子103、シャッタ104、ハーフミラー105、ピント板106、角速度センサ107、測光用センサ108、ペンタプリズム109、焦点検出部110、タイマ111、を有する。撮像素子103は、赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCD撮像センサまたはCMOS撮像センサである。撮像素子103は、撮像時に交換レンズ200による被写体の像が結像し、その記録画像を撮像してメモリ102などに保存する。ハーフミラー105、およびシャッタ104は、交換レンズ200と撮像素子103との間に配置される。ハーフミラー105およびシャッタ104は、非撮像時には閉じて撮像素子103を遮光する。ハーフミラー105およびシャッタ104は、撮像時には開いて撮像素子103へ光線を導く。焦点検出部110は、撮像素子103に集光される光について焦点を検出する。ピント板106、およびペンタプリズム109は、非撮像時にハーフミラー105により反射される光を、図示外の光学ファインダに導く。測光用センサ108は、CCD撮像センサまたはCMOS撮像センサである。測光用センサ108は、非撮像時にピント板106により分光された光を受光し、撮像する被写体の輝度を測定するために、撮像する被写体の像を含む輝度画像を生成する。角速度センサ107は、ジャイロセンサである。角速度センサ107は、撮像装置1の向き(姿勢)を変える際の角速度を検出する角速度検出手段である。タイマ111は、時間や時刻を計測する。メモリ102は、RAM、ROMなどの記録デバイスである。メモリ102は、CPU101が実行するプログラムおよび各種のデータを保持する。CPU101は、マイクロコンピュータである。CPU101には、角速度センサ107、タイマ111、メモリ102などが接続される。CPU101は、メモリ102に記憶されるプログラムを実行する。これにより、撮像装置1には、撮像装置1の動作を制御する制御部が実現される。制御部は、メモリ102に記憶される各種のデータを用いて、撮像装置1の動作を制御する。CPU101は、たとえば撮像装置1の図示外のレリーズボタンがSW1状態に押下されることで、撮像のための測光などを実行し、レリーズボタンがSW2状態に押下されることで、撮像を実行する。
ところで、撮像装置1は、近年の高ISO化に伴い、フリッカの発生する人工光源下でも高速でシャッタが切れるようになってきている。これにより、室内スポーツの撮像などでブレのない画像を撮像できる。しかしながら、フリッカ光源の下で高速で撮像をすると、フリッカの影響により撮像する被写体などの明るさが変動し、画像の露出が適切でなくなったり、色ムラが発生したりする。このため、高機能の撮像装置1では、フリッカを検出し、最も明るくなるフリッカのピークタイミングにおいて撮像タイミングを調整する。しかしながら、このようにフリッカの影響を低減する撮像装置1では、フリッカを低減する機能を有するがゆえに、パンニングでの撮像の際に良好な記録画像を撮像することができなくなる可能性がある。
図2は、フリッカの影響を低減する撮像装置1に固有の課題を説明するための図である。図2では、室内の床上を人が左から右へ移動している。また、室内の天井には、左右方向に沿って複数の点光源300が周期的に配列されている。このような光源環境で人を撮像する場合、撮像装置1は、左から右へ向かって偏向するようにパンニングされる。ユーザは、撮像装置1のレリーズボタンをSW1状態に押下しながら、撮像装置1をパンニングさせて、移動する被写体を捕捉し続ける。レリーズボタンが半押しされてSW1状態に押下されている場合、撮像装置1のCPU101は、AF処理、AE処理、フリッカの検出処理を行う。そして、フリッカの検出処理では、パンニング方向に沿って配列されている複数の点光源300により、被写体の輝度が変動する。
この場合、撮像装置1のCPU101は、光源がフリッカが生じ難いDC光源であったとしても、フリッカの検出処理においてフリッカが生じていると誤って判断してしまう可能性がある。フリッカが生じていると誤って判断すると、撮像タイミングが調整される。撮像装置1は、レリーズボタンがSW2状態に押下されたタイミングで撮像するのではなく、その操作タイミングから遅延された撮像タイミングにおいて撮像を実行することになる。よって、たとえばユーザが図2のゴールシーンでレリーズボタンがSW2状態に押下したとしても、撮像装置1は、ゴール通過後の画像を撮像して記録してしまう。ユーザは決定的シーンを撮り逃してしまう。
また、光源がフリッカを生じ得る交流で発光する交流光源であったとしても、撮像装置1のCPU101は、パンニング方向に沿って配列されている複数の点光源300による被写体の輝度の変動を、フリッカとして誤って判断してしまう可能性がある。この場合、撮像装置1のCPU101は、実際に生じているフリッカではなく、複数の点光源300による被写体の輝度の変動に基づいて撮像タイミングを調整してしまう。よって、たとえばユーザがレリーズボタンをSW2状態に押下してから調整されたタイミングで撮像がなされたとしても、そのタイミングにおいては実際のフリッカにより被写体が暗くなっている可能性がある。撮像した画像には、実際に生じているフリッカの影響により、露出不足や色ムラが生じてしまう可能性がある。
このように、撮像装置1では、撮像装置1の向きがパンニングにより変化することに起因する被写体の明るさの変動を、フリッカとして誤って検出し難くすることが求められている。
図3は、本実施形態での撮像処理の流れを示すフローチャートである。撮像装置1のCPU101は、レリーズボタンが押下操作されると、図3の撮像処理を実行する。ステップS200において、CPU101は、各種の設定値を初期化し、ユーザの設定操作に応じた設定処理を実行する。CPU101は、設定処理において、フリッカを検出してフリッカの影響を抑制するための処理を実行するか否かの設定を行う。メモリ102は、フリッカの実行についての設定値などの各種の設定データを保持する。ステップS201において、CPU101は、レリーズボタンが第1のストロークまで押し込まれたSW1状態にあるか否かを判断する。CPU101は、レリーズボタンがSW1状態に操作されるまで、ステップS201の判断処理を繰り返する。レリーズボタンがSW1状態に操作されると、CPU101は、処理をステップS202へ進める。ステップS202において、CPU101は、測光用センサ108を用いて、被写体の輝度を計測するAE動作を行う。CPU101は、測光用センサ108から得られる輝度画像について、複数の領域ごとに輝度を検出し、撮像する被写体の輝度を測光する。ステップS203において、CPU101は、フリッカの実行が設定されている場合、測光用センサ108を用いてフリッカの有無を検出し、フリッカの影響を抑制するためのフリッカ情報およびフリッカのピークタイミングを生成する。メモリ102は、フリッカ情報およびピークタイミングの情報を保持する。ステップS204において、CPU101は、レリーズボタンが第2のストロークまで押し込まれたSW2状態にあるか否かを判断する。レリーズボタンがSW2状態に操作されていない場合、CPU101は、処理をステップS208へ進める。レリーズボタンがSW2状態に操作されると、CPU101は、撮像処理を開始するために、処理をステップS205へ進める。
ステップS205において、CPU101は、測光用センサ108を用いて、フリッカの有無を判断する。フリッカが検出されていない場合、CPU101は、ステップS206において、フリッカに応じて撮像タイミングを遅延調整していない、通常の撮像を実行する。この場合、CPU101は、撮像のために主シャッタ104などをメカ駆動する処理を実行した直後に、記録画像の撮像を実行する。フリッカが検出されている場合、CPU101は、ステップS207において、メモリ102に保持されているフリッカ情報およびピークタイミングの情報を用いて、フリッカの影響を抑制するように撮像タイミングを遅延調整する。フリッカ情報とは、フリッカの周波数と位相の情報である。この場合、CPU101は、撮像のために主シャッタ104などをメカ駆動する処理を実行し終えた後、ピークタイミングをタイマ111に計測させて、ピークタイミングにおいて記録画像の撮像を実行する。これにより、CPU101は、フリッカのピークタイミングに同期して撮像されて、明るい被写体を含む記録画像を撮像できる。CPU101は、撮像した画像をメモリ102に保存する。記録画像のための撮像を終えると、CPU101は、処理をステップS208へ進める。
ステップS208において、CPU101は、レリーズボタンがSW1状態に操作されているか否かを判断する。 レリーズボタンがSW1状態に操作されていない場合、CPU101は、図3の撮像処理を終了する。レリーズボタンがSW1状態に操作されている場合、CPU101は、処理をステップS202へ戻す。CPU101は、レリーズボタンがSW1状態に継続して操作されている場合、ステップS202からステップS204およびステップS208の処理を繰り返す。
図4は、図3のステップS203によるフリッカを検出して設定する処理についての詳細な処理を示すフローチャートである。図4の処理を実施するために、メモリ102は、図4の処理で生成されるフリッカ対策のための各種のデータを、たとえばタイマ111で計測される時刻に基づく有効期限と対応付けて記憶する。ステップS300において、CPU101は、測光用センサ108を制御する。測光用センサ108は、検出用の信号の蓄積処理と信号読み出し処理とを実行し、フリッカを検出するための輝度画像を出力する。図5は、フリッカと測光用センサ108による蓄積処理および読み出し処理との対応関係を示すタイミングチャートである。図5(a)には、50Hzの商用交流電源により発光するについてのフリッカの波形が2周期分で図示されている。この場合、フリッカは、商用交流電源の二倍の100Hzの周波数を有する。この場合、測光用センサ108は、600fpsに対応する約1.667msの周期で蓄積・読み出しを連続して12回行うことにより、100Hzの周波数のフリッカについて、2周期分の波形をサンプリングできる。図5(b)には、60Hzの商用交流電源により発光する光源についてのフリッカの波形が2周期分で図示されている。この場合、フリッカは、商用交流電源の二倍の120Hzの周波数を有する。この場合、測光用センサ108は、600fpsに対応する約1.667msの周期で蓄積・読み出しを連続して10回行うことにより、120Hzの周波数のフリッカについて、2周期分の波形をサンプリングできる。このように、測光用センサ108は、予め予想している2種類のフリッカの周波数(100Hzと120Hz)の公倍数の周波数600fpsで、蓄積・読み出し処理を繰り返す。
ステップS301において、CPU101は、角速度センサ107から、撮像装置1のパンニングによる角速度を取得する。CPU101は、好ましくは、ステップS300において取得した期間における角速度を取得する。ステップS302において、CPU101は、取得した角速度が、所定の角速度閾値より速いか否かを判断する。角速度が角速度閾値より速い場合、CPU101は、処理をS303に進める。これは、フリッカ検出用の蓄積制御中の角速度が速すぎる場合は、それに基づいて得られるフリッカ情報の信頼性が低いためである。角速度が角速度閾値以下である場合、CPU101は、処理をS306に進める。ここで、角速度閾値は、たとえばフリッカの有無を判断可能な最速の角速度に対応するものでよい。この場合、撮像装置1のパンニング速度がフリッカの有無判断に適さない程度に速い場合には、CPU101は、後述するようにフリッカの有無を判断しないようにできる。CPU101は、後の撮像において、不正確なフリッカ情報に基づいて撮像を制御しないようにできる。なお、撮像装置1がパンニングされない通常の撮像の場合、CPU101は、処理をS306に進める。
ステップS306において、CPU101は、ステップS300で取得した輝度画像について被写体領域の動きを検出する。CPU101は、被写体領域の動きベクトルを算出する。ステップS307において、CPU101は、角速度から検出される撮像装置1のパンニング状態と、動きベクトルの値とから、撮像シーンを判定する。図6は、判定に係る複数の撮像シーンと各々のシーンの判定条件との対応関係を示す説明図である。図6に示すシーン1は、撮像装置1がパンニングされずに静止している状態であって、被写体の動きがない状態である。この場合、撮像装置1は、静止した状態で、静止している被写体を撮像している。シーン2は、撮像装置1がパンニングされずに静止している状態であって、被写体に動きがある状態である。この場合、撮像装置1は、静止した状態で、動く被写体を撮像している。シーン3は、撮像装置1がパンニングされている状態であって、被写体の動きがない状態である。この場合、撮像装置1は、パンニングしている状態で、パンニングと同じ方向へ移動している被写体を撮像している。シーン4は、撮像装置1がパンニングされている状態であって、被写体に動きがある状態である。この場合、撮像装置1は、パンニングしている状態で、パンニングとは異なる方向や異なる速度で移動している被写体を撮像している。ユーザが撮像する画像の構図を変更する場合に、このような状態が生じ得る。
ステップS308において、CPU101は、輝度画像に対して、フリッカを検出する領域(画像範囲)を設定する。CPU101は、ステップS307で判定した撮像シーンに基づいて、フリッカの周波数などを判断するための、フリッカを検出する領域を設定する。たとえば、図6のシーン1またはシーン2を判定した場合、撮像装置1が静止状態にあるため、CPU101は、輝度画像の全領域を、フリッカを検出する領域として設定する。図6のシーン3を判定した場合、CPU101は、輝度画像において動きベクトルが小さい領域を、フリッカを検出する領域として設定する。シーン3は、ユーザが移動する被写体を追従して捕捉している場合であり、動きベクトルが小さい領域は、主被写体を撮像する領域となる可能性が高い。したがって、動きベクトルが小さい領域を、フリッカを判断する領域とすることで、CPU101は、主被写体ではない背景の輝度の変動の影響を抑制して、動いている主被写体についてのフリッカを検出することが可能になる。図6のシーン4を判定した場合、CPU101は、輝度画像において、所定の明るさの輝度閾値より明るい領域を除いた暗い画像範囲を、フリッカを検出する領域として設定する。シーン4は、基本的にユーザが撮像する画像の構図を変更しようとパンニングしている場合であり、このような場合には撮像することによりフリッカを誤検出する可能性が高い。したがって、を撮像することにより明るくなっている領域を除いてフリッカを検出することにより、CPU101は、光源を撮像することによるフリッカの誤検出を低減できる。なお、シーン4のように主被写体の領域が不明でありかつ撮像装置1がパンニングしている場合、CPU101は、人の顔の検出情報やAF情報を用いて主被写体を撮像している領域を特定し、その特定した領域をフリッカの検出領域に設定してもよい。
ステップS309において、CPU101は、フリッカを検出してフリッカ情報を演算する処理を開始する。具体的には、CPU101は、まず、ステップS309においてフリッカが存在するか否かを判断する。CPU101は、ステップS308で設定したフリッカの検出領域について、フリッカが存在するか否かを判断する。また、CPU101は、フリッカ情報を、角速度の情報や、情報の保持時間とともに、メモリ102に保存させる。そして、CPU101は、フリッカが存在するか否か、すなわちDCであるかフリッカであるか否かを判断する。CPU101は、ステップS300で取得している連続した12個の輝度画像について輝度の測光値を算出し、最大の測光値と最小の測光値との輝度差を、フリッカの振幅として算出する。なお、ここでは、CPU101は、処理の便宜上、12個の輝度画像から最大の測光値と最小の測光値とを算出している。12個の輝度画像は、フリッカの2周期分に相当する。CPU101は、少なくとも1周期分に相当する期間である6個の輝度画像から最大の測光値と最小の測光値とを算出してもよい。次に、CPU101は、算出したフリッカの振幅と、振幅閾値DC_thと比較する。算出したフリッカの振幅が振幅閾値DC_th以下である場合、CPU101は、光源がフリッカを生じないDC光源と判断し、処理をステップS310へ進める。算出したフリッカの振幅が振幅閾値DC_thより大きい場合、CPU101は、光源がフリッカを生じる可能性があるため、処理をステップS311へ進める。
なお、CPU101は、上述した算出したフリッカの振幅との比較において振幅閾値DC_thに固定値を使用してもよいが、本実施形態では各種の状況に応じて値が変更される振幅閾値DC_thを用いる。図7は、振幅閾値DC_th、周波数閾値F_th100、および周波数閾値F_th120の選択の仕方を説明する図である。図7(a)は、振幅閾値DC_thとして固定値を用いる場合の比較のための説明図である。図7(b)は、本実施形態のように振幅閾値DC_thとして変動する値を用いる場合の説明図である。図7(b)では、振幅閾値DC_thは、角速度が速くなるほど、大きな値へ変更される。このように撮像装置1の角速度に応じて変更される振幅閾値DC_thを用いてフリッカの振幅を判断するのは、撮像装置1の角速度が速いほど、DC光源をフリッカ光源と誤判断してしまう可能性が高く、そのような誤判断を抑制するためである。図7(b)では、振幅閾値DC_thは、3つの角速度の区間に対応して3段階で変化しているが、振幅閾値DC_thが変化する段数は、2段階でも、4段階以上でもよい。CPU101は、図7(b)に基づいて、振幅閾値DC_thを設定する。なお、CPU101は、図7(b)に替えて、角速度から振幅閾値DC_thの値を計算してもよい。
また、CPU101は、メモリ102に記憶されている過去のフリッカ情報に基づいて、振幅閾値DC_thの値をさらに演算してもよい。メモリ102に、撮像装置1が静止している状態での過去のフリッカ情報が記憶されている場合、CPU101は、撮像装置1の角速度に応じた振幅閾値DC_thの値を、さらに変更する。たとえば、静止している場合の判定結果がDC光源であった場合、振幅閾値DC_thをより大きな値とすることにより、CPU101は、振幅の比較においてDC光源との判断をし易くなる。この他にもたとえば、静止している場合の判定結果がフリッカ光源であった場合、振幅閾値DC_thをより小さな値とすることにより、CPU101は、振幅の比較においてDC光源と判断し難くなる。
ステップS311において、CPU101は、ステップS309であると判断したフリッカの周波数が、100Hzに基づくものであるか、120Hzに基づくものであるかを判断する。実際には、CPU101は、検出対象の100Hzのフリッカの2周期に相当する期間の輝度波形について周期毎に累積し、周期毎の累積輝度の差分と周波数閾値F_th100と比較する。また、CPU101は、検出対象の120Hzのフリッカの2周期に相当する期間の輝度波形について周期毎に累積し、周期毎の累積輝度の差分と周波数閾値F_th120と比較する。そして、いずれかの周波数において累積輝度差が周波数閾値より小さい場合、その周波数のフリッカが存在することになるので、CPU101は、ステップS312において検出対象の周波数のフリッカがあるとして、処理をステップS313へ進める。それ以外の場合には、CPU101は、光源をフリッカを生じないDC光源と判断し、処理をステップS310へ進める。CPU101は、ステップS310において最終的にはフリッカがないと判断し、すなわちDC光源であると判断し、図4の処理を終了する。この場合、撮像装置1のCPU101は、ステップS206において、フリッカの影響を抑制する制御を実行しない通常の撮像を実行することになる。
ところで、測光用センサ108は、図5に示すようにフリッカを検出するために、600fps、約1.667ms周期で蓄積・読み出し連続的に実施している。600fpsという周波数は、フリッカ光源の100Hzの周波数と120Hzの周波数との公倍数である。そして、たとえば、100Hzのフリッカが存在する場合、測光用センサ108の蓄積および出力の処理と、フリッカとは、図5(a)に例示する関係になる。ここで、n回目の蓄積を「蓄積n」と、蓄積nの読み出しを「読み出しn」と、読み出しnの結果から得られる測光値を「AE(n)」と記述する。また、図5(a)に記載する各測光値の取得時間には、蓄積が有限の時間で行われているため、各蓄積期間の中央に相当する時間を用いればよい。100Hzのフリッカの発光周期は、10msである。そして、「10÷1.667≒6」である。よって、CPU101は、図5(a)に示すように、蓄積のタイミングによらず、6回周期で同じ測光値を得られる。すなわち、フリッカが100Hzで定常的に発生している場合、AE(n)=AE(n+6)になる。同様に、120Hzのフリッカの発光周期は、約8.33msである。そして、「8.33÷1.667≒5」である。よって、CPU101は、図5(b)に示すように、蓄積のタイミングによらず、5回周期で同じ測光値を得られる。すなわち、フリッカが120Hzで定常的に発生している場合、AE(n)=AE(n+5)になる。また、フリッカがない環境下では、nによらずAE(n)は一定となる。
ここで、ステップS311の処理の具体例についてさらに説明する。上述した関係性を考慮して、ステップS311において、CPU101は、下記式1を用いて100Hzのフリッカの周期毎の累積輝度差である評価値F100を演算し、周波数閾値F_th100と比較する。また、CPU101は、下記式2を用いて、120Hzのフリッカの周期毎の累積輝度差である評価値F120を演算し、周波数閾値F_th120と比較する。
Figure 2019220921
Figure 2019220921
そして、CPU101は、以下の比較判断により、ステップS309において存在するとしたフリッカの周波数を特定する。[比較判断1] F100<F_th100 かつ F120<F_th120が成り立つ場合、CPU101は、フリッカが生じないDC光源として処理する。[比較判断2] F100<F_th100 かつ F120≧F_th120が成り立つ場合、CPU101は、100Hzのフリッカが生じているとして処理する。[比較判断3] F100≧F_th100 かつ F120<F_th120が成り立つ場合、CPU101は、120Hzのフリッカが生じているとして処理する。[比較判断4] F100≧F_th100 かつ F120≧F_th120が成り立つ場合、CPU101は、フリッカが生じないDC光源として処理する。
なお、CPU101は、上述した算出したフリッカの周波数との比較において周波数閾値F_th100、F_th120に固定値を使用してもよいが、本実施形態では各種の状況に応じて値が変更される周波数閾値F_th100、F_th120を用いる。図7(c)は、周波数閾値F_th100、F_th120として変動する値を用いる場合の説明図である。周波数閾値F_th100、F_th120は、角速度が速くなるほど、小さな値に変更される。このようにCPU101は、撮像装置1の角速度に応じて変更される周波数閾値F_th100、F_th120を用いてフリッカの周波数を判断する。これにより、CPU101は、撮像装置1の角速度が速いほど、DC光源をフリッカ光源と誤判断してしまう可能性が高くなるが、そのような誤判断を抑制できる。図7(c)では、周波数閾値F_th100、F_th120は、角速度の区間に対応して3段階で変化しているが、周波数閾値F_th100、F_th120が変化する段数は、2段階でも、4段階以上でもよい。CPU101は、図7(c)に基づいて、周波数閾値F_th100、F_th120を設定する。なお、CPU101は、図7(c)に替えて、角速度から周波数閾値F_th100、F_th120の値を計算してもよい。
また、輝度画像において、撮像装置1の画角変化方向であるパンニング方向と同じ回転方向に沿って周期的な輝度変化が生じている領域がある場合、CPU101は、周波数閾値F_th100、F_th120を小さく設定する。これにより、フリッカの周波数が誤って判定されにくくなる。これにより、光源の輝度が、ステップS308で説明した輝度閾値より低い場合であっても、CPU101は、図2のようなシーンにおいて誤検出をさらに生じ難くなる。
また、CPU101は、メモリ102に記憶されている過去のフリッカ情報に基づいて、周波数閾値F_th100、F_th120の値を演算してもよい。メモリ102に、撮像装置1が静止している状態での過去のフリッカ情報が記憶されている場合、CPU101は、上述した角速度に基づいて、計算した周波数閾値F_th100、F_th120の値をさらに変更する。たとえば、静止している場合の判定結果が100Hzであった場合、周波数閾値F_th100をより大きな値とすることにより、CPU101は、周波数の比較において100Hzのフリッカであると判断し易くなる。この他にもたとえば、静止している場合の判定結果が120Hzであった場合、周波数閾値F_th120をより小さな値とすることにより、CPU101は、周波数の比較において100Hzのフリッカであると判断し易くなる。
ステップS313において、CPU101は、フリッカの有無や周波数についてのフリッカ情報を生成して、メモリ102に保持されているフリッカ情報を更新する。また、CPU101は、フリッカにより被写体が明るくなるピークタイミングを算出し、メモリ102に保持されているピークタイミングの情報を更新する。この場合、撮像装置1のCPU101は、ステップS207において、更新されたフリッカ情報と、更新されたピークタイミングの情報とを用いて、撮像を実行することになる。その後、CPU101は、図4の処理を終了する。
ところで、ステップS302において検出している角速度が角速度閾値より速いと判断した場合、CPU101は、処理をステップS303に進める。この場合、CPU101は、今回のステップS300で取得した計測データは、フリッカの検出のために利用されない。ステップS303において、CPU101は、フリッカ情報の保持期間が、所定の時間より長いか否かを判定する。ある過去のタイミングで取得したフリッカ情報についての保持期間が長くなるにつれ、これを用いて算出されるフリッカの位相は、算出時点において実際に発生しているフリッカ光源の位相に対しずれてゆく。このずれは、たとえば、光源の周波数の変動、撮像装置1のタイミング精度(CPU101のシステムクロック精度など)に起因する。このため、CPU101は、ステップS303においてフリッカ情報の保持期間を判定する。そして、フリッカ情報の保持期間が所定の閾値時間以下である場合、保持しているフリッカ情報の信頼性がある可能性が高い。CPU101は、処理をステップS305へ進めて、フリッカ情報を更新することなく、フリッカのピークタイミングを算出して更新する。この場合、撮像装置1のCPU101は、ステップS207において、更新されていないフリッカ情報と、更新されたピークタイミングの情報を用いて、撮像を実行することになる。これに対し、フリッカ情報の保持期間が所定の閾値時間より長い場合、保持しているフリッカ情報の信頼性が低い。CPU101は、処理をステップS304へ進めて、光源をフリッカのないDC光源として設定する。この場合、撮像装置1のCPU101は、ステップS206において、フリッカの影響を抑制する制御を実行しない通常の撮像を実行することになる。このように、CPU101は、ステップS309およびステップ311において、撮像環境のフリッカの有無の判断と、フリッカが有る場合はその基本周波数である100もしくは120Hzの判断とを実施する。
以上のように、本実施形態では、撮像装置1の向きが変わる場合、撮像する被写体についてのフリッカの影響を検出する際に、検出した撮像装置1の角速度に応じて閾値を変更し、変更された閾値を用いてフリッカ有無および周波数を判断する。CPU101は、たとえば、撮像装置1の角速度が速いほど、フリッカを検出する前記閾値を、フリッカを検出し難くなるように変更する。よって、CPU101は、撮像装置1の向きが変わることに起因する被写体の明るさの変動を、光源の光量の変動に起因する被写体の明るさの変動であるフリッカとして誤って検出し難くなる。CPU101は、撮像装置1の角速度が速くなるほど、それに起因する被写体の明るさの変動をフリッカとして誤って検出する可能性が高くなるが、そのように角速度が速い場合であってもフリッカについての誤検出を生じ難くできる。その結果、撮像装置1CPU101は、たとえばフリッカが生じていない撮像環境において撮像装置1の向きを変えるパンニング撮像がなされている場合において、フリッカを抑えた撮像を行わないで、通常の撮像を適切に実施できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
上記実施形態では、CPU101は、図5に示すように、12回の連続する輝度画像からフリッカの検出およびフリッカピークタイミングを取得している。この他にもたとえば連続撮像のコマ間においては、CPU101は、6回の連続する画像からフリッカのピークタイミングのみを取得してもよい。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 撮像装置
101 CPU
102 メモリ
103 撮像素子
107 角速度センサ
108 測光用センサ
111 タイマ
300 点光源

Claims (12)

  1. 被写体の明るさを変動させるフリッカを検出するフリッカ検出手段と、
    フリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する生成手段と、
    フリッカが検出されている場合に、生成された前記フリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う撮像手段と、
    を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置の向きを変える際の角速度を検出する角速度検出手段、を設け、
    前記フリッカ検出手段は、
    前記撮像装置の角速度に応じて変更される閾値を用いて、フリッカを判断する、
    撮像装置。
  2. 前記フリッカ検出手段は、
    前記撮像装置の角速度が速いほど、フリッカを検出する前記閾値を、フリッカを検出し難くなるように変更する、
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮像する被写体の輝度を測定するための測光用センサ、を有し、
    前記フリッカ検出手段は、
    検出対象のフリッカの少なくとも1周期に相当する期間において前記測光用センサにより測定された最大の輝度と最小の輝度との輝度差である振幅が、前記撮像装置の角速度が速いほど大きな値に変更される振幅閾値より大きい場合に、
    検出対象のフリッカの2周期に相当する期間において前記測光用センサにより測定される2周期分の輝度の波形についての周期毎に累積した輝度の差分が、前記撮像装置の角速度が速いほど小さな値に変更される周波数閾値より小さいか否かを判断し、
    周期毎に累積した輝度の差分が前記周波数閾値より小さい場合に、検出対象の周波数のフリッカがあるとし、
    それ以外の場合には、検出対象の周波数のフリッカがないとする、
    請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記生成手段は、前記フリッカ検出手段において検出対象の周波数のフリッカがあると判断された場合、検出対象の周波数のフリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する、
    請求項1から3のいずれか一項記載の撮像装置。
  5. 前記生成手段により生成された前記フリッカ情報を保持する記憶手段、を有し、
    前記生成手段は、前記撮像装置の角速度が角速度閾値以下である場合に、フリッカ情報を生成し、
    前記撮像手段は、
    前記撮像装置の角速度が角速度閾値より大きい場合には、前記記憶手段に保持されている前記フリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う、
    請求項1から4のいずれか一項記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段は、
    前記記憶手段による前記フリッカ情報の保持時間が閾値時間より長い場合、フリッカを抑えた撮像に替えて、フリッカを抑える制御を実行しない通常の撮像を行う、
    請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記フリッカ検出手段は、
    前記撮像装置が静止している状態で前記生成手段により生成された前記フリッカ情報を用いて、前記撮像装置の角速度に応じた閾値を変更して、フリッカを判断する、
    請求項1から6のいずれか一項記載の撮像装置。
  8. 前記測光用センサは、撮像する被写体の像を含む輝度画像を生成し、
    前記フリッカ検出手段は、
    前記測光用センサによる輝度画像から、輝度閾値より明るい領域を除いた画像範囲に基づいて、フリッカを判断する、
    請求項3記載の撮像装置。
  9. 前記測光用センサは、撮像する被写体の像を含む輝度画像を生成し、
    前記フリッカ検出手段は、
    前記測光用センサによる輝度画像において、前記撮像装置の角速度による回転方向に沿って周期的な輝度変化がある場合、フリッカを検出する前記閾値を、フリッカを検出し難くなるように変更する、
    請求項3記載の撮像装置。
  10. 前記測光用センサは、撮像する被写体の像を含む輝度画像を生成し、
    前記測光用センサによる輝度画像について動き検出をする動き検出手段、を有し、
    前記フリッカ検出手段は、
    前記動き検出手段により検出された動く主被写体の画像範囲に基づいて、フリッカを判断する、
    請求項3記載の撮像装置。
  11. 撮像装置の向きを変える際の角速度を検出する角速度検出工程と、
    撮像する被写体の明るさを変動させるフリッカを検出するフリッカ検出工程と、
    フリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する生成工程と、
    フリッカが検出されている場合に、生成された前記フリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う撮像工程と、
    を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記フリッカ検出工程では、
    前記撮像装置の角速度に応じて変更される閾値を用いて、フリッカを判断する、
    撮像装置の制御方法。
  12. 撮像する被写体の明るさを変動させるフリッカを抑えた撮像を行う撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記撮像装置の制御方法は、
    撮像装置の向きを変える際の角速度を検出する角速度検出工程と、
    撮像する被写体の明るさを変動させるフリッカを検出するフリッカ検出工程と、
    フリッカを抑制するためのフリッカ情報を生成する生成工程と、
    フリッカが検出されている場合に、生成された前記フリッカ情報を用いて、フリッカを抑えた撮像を行う撮像工程と、
    を有し、
    前記フリッカ検出工程では、
    前記撮像装置の角速度に応じて変更される閾値を用いて、フリッカを判断する、
    プログラム。
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