JP2019220749A - コンテンツ提示システム及び登録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性を保証することができるコンテンツ提示システムを提供する。【解決手段】 登録可能リモコン400が、登録対象キー等に対応する固有リモコン300のキー等が操作された結果として、固有リモコン300から送信された操作信号OP1の形態を、登録対象キー等に対応する信号形態の操作信号OP2をコンテンツ提示装置200へ送信する。引き続き、コンテンツ提示装置200が、利用者に対して指定したキー等が操作された場合の操作信号OP1の信号形態と、操作信号OP2の信号形態とを比較して認証を行う。次に、コンテンツ提示装置200が、認証結果を登録可能リモコン及び利用者に報知する。そして、認証結果が肯定的であった場合に、登録可能リモコン400が、確定的に登録する。【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ提示システム及び登録方法に関する。
従来、利用者の操作入力に応じて進行するゲームコンテンツ等のコンテンツを提示するコンテツ提示システムが広く普及している。このようなコンテンツ提示システムは、通常、音声や画像によりコンテンツを提示するコンテンツ提示装置と、当該コンテンツ提示装置に対する操作入力を利用者が行うために、コンテンツ提示装置に対応して用意されている固有入力装置とを備えている。そして、固有入力装置に配置されたキーやボタン等(以下、「キー等」とも記す)の固有操作入力部を操作することにより、提示対象のコンテンツの進行や切換が行えるようになっている。
ところで、近年、コンテンツ提示装置の1つである映像機器の表示デバイスを利用して遊べるゲームコンテンツ等が提供されている。このゲームコンテンツ等は、当該映像機器に対応して用意された固有入力装置の固有入力部を操作して遊ぶことができる。しかし、固有入力装置は、元々、それに対応するコンテンツ提示装置で提示するコンテンツに適合するようにキー等の形状、数及び配置装置が定まっているため。ゲームコンテンツ等を進行する場合、使い勝手が悪い。そこで、ゲームコンテンツ等の進行にあたっては、固有入力装置に代えて、キー等の形状、数及び配置がゲームコンテンツ等に適合する専用の入力装置を用いることが要請されている。
しかしながら、ゲームコンテンツ等は、様々なメーカの装置対(コンテンツ提示装置と固有入力装置との対)におけるコンテンツ提示装置により提示される必要がある。装置対は、一般に、同一のメーカから提供される。そのため、一の装置対のメーカと他の装置対のメーカとが異なれば、固有入力装置における固有操作入力部の操作に応じて固有入力装置から送信される操作信号の仕様が同一でないのが一般的である。そのため、専用の入力装置に操作信号の形態(波形)を予め登録しておくことは困難である。
かかる要請に応えるために適用可能な技術として、固有入力装置から送信されるキー等に対応する操作信号の形態を、専用の入力装置に配置されたキー等ごとに登録可能とする登録可能入力装置(学習リモコン)の技術がある(特許文献1,2参照;以下、「従来例」という)。この従来例の技術を適用すれば、専用の入力装置におけるキー等による操作入力が行われた場合には、当該操作されたキー等に対応して登録されている形態(波形)、すなわち、操作対象のコンテンツ提示装置の仕様に適合する操作信号が、専用の入力装置から送信される。
なお、従来例の技術では、登録可能入力装置における登録対象となる個別のキー等(登録対象キー等)の指定をしたうえで、当該指定された登録対象キー等に対応する固有入力装置におけるキー等を利用者が操作して、当該操作されたキー等に対応する操作信号を、固有入力装置から送信させる(以下、「操作信号の送信」ともいう)。この操作信号を受信した登録可能入力装置では、当該受信した操作信号の形態を、登録対象として指定されたキー等に対応する操作信号の形態として内部の記憶部に登録する(以下、「信号形態の登録」ともいう)。以後、登録対象キー等を変更しつつ、登録対象キー等の指定、操作信号の送信及び信号形態の登録を繰り返すようになっている。
特開2009−290521号公報 特開昭62−254596号公報
上述した従来例の技術を適用した登録可能入力装置への信号形態の登録に際しては、操作信号の送信の際に、利用者が、操作すべきキー等を間違える場合がある。また、操作信号の送信の際の周囲環境により、無視できないノイズが混入した信号形態が、登録可能入力装置の記憶部に登録されてしまう場合もある。こうした場合には、登録可能入力装置における登録対象のキー等に対応する信号形態の誤登録が発生する。
しかしながら、従来例には、こうした誤登録の防止に関する対策について何等の提案もされていない。このため、従来例を適用して、登録可能入力装置への信号形態の登録を行った場合、その後の実使用の際に誤登録が判明することになる。しかも、実使用の際に、一の信号形態が判明したとしても、誤登録が当該一の信号形態以外にないことは保証されない。この結果、実使用の際に、一の信号形態が判明した場合には、登録対象のキー等の全てについて、信号形態の再登録をせざるを得ない。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性が保証することができ、その旨を利用者に知らせることができるコンテンツ提示システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる登録方法を提供することを目的とする。
第1の手段であるコンテンツ提示システムは、 コンテンツ提示装置と、少なくとも1つの個別操作入力部に対応して、前記個別操作入力部が操作された場合を含む送信信号の形態を登録可能な登録可能入力装置と、前記コンテンツ提示装置に対応して用意され、前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれに対応する固有個別操作入力部を有する固有入力装置と、を備えるコンテンツ提示システムであって、前記コンテンツ提示装置は、コンテンツの提示を行うとともに、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置から送信される操作信号とは異なる物理態様で、登録可能入力装置及び利用者に対する報知を行うコンテンツ提示部と、前記操作信号に基づいて、前記コンテンツ提示部を制御する第1処理制御部と、を備え、前記登録可能入力装置は、前記少なくとも1つの個別操作入力部を有する操作入力部と、前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれについて、操作された場合に送信すべき信号形態が登録される登録信号形態保持部と、前記信号形態の登録処理を行う第2処理制御部と、を備え、前記第2処理制御部は、前記コンテンツ提示部から送信された報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作された結果として、前記固有入力装置から送信された信号の形態の信号の前記コンテンツ提示装置への送信を制御する第1制御処理を実行し、前記第1処理制御部は、前記報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、前記報知出力信号に対応して前記登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行い、認証結果を含む前記報知出力信号の前記登録可能入力装置への送信、及び、前記報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する前記認証結果の報知を制御する第2制御処理を実行し、前記第2処理制御部は、前記コンテンツ提示装置から、肯定的な認証結果を含む報知出力信号を受信した場合に、前記固有入力装置から送信された信号の形態を確定的に登録する第3制御処理を実行する、ことを特徴とするコンテンツ提示システムである。
この場合、前記第1処理制御部が、個々の個別操作入力部ごとに前記認証を行うようにしてもよいし、前記第1処理制御部が、信号形態が新たに登録されるべき全ての個別操作入力部について、一括して前記認証を行うようにしてもよい。
また、これらのコンテンツ提示システムでは、前記認証結果が否定的であった場合には、前記認証結果が否定的であった信号形態について、前記第1処理制御部による認証の結果が肯定的となるまで、前記第1制御処理及び前記第2制御処理が繰り返される、構成とすることができる。
また、これらのコンテンツ提示システムでは、前記コンテンツ提示装置により提示されるコンテンツを、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置への操作入力に応じて進行するゲームコンテンツとすることができる。
また、これらのコンテンツ提示システムでは、前記操作信号が赤外線無線信号であり、前記報知出力信号が音響信号である、構成とすることができる。この場合の音響信号は、可聴音信号及び/又は音透かし信号である。
また、これらのコンテンツ提示システムでは、前記コンテンツ提示部が、音声の出力及び画像表示の少なくとも一方の態様で、前記利用者への報知を行う、構成とすることができる。
第2の手段である登録方法は、コンテンツ提示装置と、少なくとも1つの個別操作入力部に対応して、前記個別操作入力部が操作された場合を含む送信信号の形態を登録可能な登録可能入力装置と、前記コンテンツ提示装置に対応して用意され、前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれに対応する固有個別操作入力部を有する固有入力装置と、を備えるコンテンツ提示システムにおいて使用される登録可能入力装置の個別操作入力部に応じた信号形態の登録方法であって、前記登録可能入力装置が、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置から送信される操作信号とは異なる物理態様で、前記コンテンツ提示装置から送信された報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作されて、前記固有個別操作入力部から送信された信号の形態の信号の前記コンテンツ提示装置への送信を制御する第1制御処理工程と、前記コンテンツ提示装置が、前記報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、前記報知出力信号に対応して前記登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行い、認証結果を含む前記報知出力信号の前記登録可能入力装置への送信、及び、前記報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する前記認証結果の報知を制御する第2制御処理工程と、前記登録可能入力装置が、前記固有入力装置から送信された信号の形態を確定的に登録する第3制御処理工程と、を備えることを特徴とする登録方法である。
本発明のコンテンツ提示システムでは、コンテンツ提示装置の第1処理制御部が、コンテンツの提示に際して登録可能入力装置における個別操作入力部が操作された場合の送信信号の形態の登録が必要な場合には、コンテンツ提示装置のコンテンツ提示部を利用して、登録可能入力装置に対して登録対象とする個別操作入力部を指定する報知出力信号を送信する。また、第1処理制御部が、コンテンツ提示装置のコンテンツ提示部を利用して、固有入力装置における操作すべき固有個別操作入力部の指定を、報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して報知する。
次に、登録可能入力装置の第2処理制御部が、報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作された結果として、固有入力装置から送信された信号の形態を、指定された個別操作入力部に対応する信号形態として登録信号形態保持部に仮登録した後、当該仮登録された形態の信号のコンテンツ提示装置への送信を制御する第1制御処理を実行する。引き続き、第1処理制御部が、利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、報知出力信号に対応して登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行う。そして、第1制御処理部が、認証結果を含む報知出力信号の登録可能入力装置への送信、及び、前記報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する前記認証結果の報知を制御する第2制御処理を実行する。
そして、コンテンツ提示装置から肯定的な認証結果を含む報知出力信号を受信した場合に、第2処理制御部が、仮登録を本登録に変更する第3制御処理を実行する。なお、第1処理制御部による認証の結果が否定的であった場合には、上述の手順の少なくとも一部が繰り返される。
したがって、本発明のコンテンツ提示システムによれば、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
本発明のコンテンツ提示システムでは、第1処理制御部が、個々の個別操作入力部ごとに認証を行う構成とした場合には、個々の個別操作入力部に対応する信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
また、本発明のコンテンツ提示システムでは、第1処理制御部が、信号形態が新たに登録されるべき全ての個別操作入力部について、一括して認証を行う構成とした場合には、利用者への信号形態の登録の正当性の報知回数を少なくすることができる。
また、本発明のコンテンツ提示システムでは、認証結果が否定的であった場合には、認証結果が否定的であった信号形態について、第1処理制御部による認証の結果が肯定的となるまで、第1制御処理及び第2制御処理が繰り返される構成とした場合には、信号形態の登録のための全手順を繰り返すことなく、効率的に、信号形態の登録を行うことができる。
また、本発明のコンテンツ提示システムでは、操作信号が赤外線無線信号であり、報知出力信号が音響信号である構成とした場合には、簡易な構成で、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
本発明の登録方法では、コンテンツの提示に際して登録可能入力装置における個別操作入力部が操作された場合の送信信号の形態の登録が必要な場合には、コンテンツ提示装置が、登録可能入力装置に対して登録対象とする個別操作入力部を指定する報知出力信号を送信する。また、コンテンツ提示装置が、コンテンツ提示装置のコンテンツ提示部を利用して、固有入力装置における操作すべき固有個別操作入力部の指定を、報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して報知する。
次に、登録可能入力装置が、報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作された結果として、固有入力装置から送信された信号の形態を、指定された個別操作入力部に対応する信号形態として内部に仮登録した後、当該仮登録された形態の信号のコンテンツ提示装置への送信を制御する。引き続き、コンテンツ提示装置が、利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、報知出力信号に対応して登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行う。そして、コンテンツ提示装置が、認証結果を含む報知出力信号の登録可能入力装置への送信、及び、報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する認証結果の報知を行う。
そして、コンテンツ提示装置から肯定的な認証結果を含む報知出力信号を受信した場合に、登録可能入力装置が、仮登録を本登録に変更する。なお、コンテンツ提示装置による認証の結果が否定的であった場合には、上述の手順の少なくとも一部が繰り返される。
したがって、本発明の登録方法によれば、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能入力装置への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ提示システムの概略的な構成を示す図である。 図1のコンテンツ提示装置における処理制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 図2の記憶ユニットに記憶される登録制御情報を説明するための図である。 図1の登録可能リモコンの構成を説明するためのブロック図である。 図4の記憶ユニットに記憶される登録情報を説明するための図である。 図1のコンテンツ提示システムの要素間で授受される主な信号を説明するためのシーケンス図である。 図2の処理制御ユニットにより実行される信号形態登録用処理を説明するためのフローチャートである。 図4の処理制御ユニットにより実行される信号形態登録用処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図8を参照して説明する。なお、以下の説明及び図においては、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係るコンテンツ提示システム100の概略的な構成が示されている。図1に示されるように、コンテンツ提示システム100は、コンテンツ提示装置200と、固有入力装置としての固有リモコン300と、登録可能入力装置としての登録可能リモコン400とを備えている。
上記のコンテンツ提示装置200は、コンテンツ提示部210と、処理制御装置220とを備えている。また、コンテンツ提示装置200は、記録媒体読取装置230を備えている。
上記のコンテンツ提示部210は、表示ユニット211と、音出力ユニット212とを備えている。ここで、表示ユニット211は、液晶表示パネル等の表示デバイスを有しており、処理制御装置220による制御のもとで、表示デバイスに画像を表示する、また、音出力ユニット212は、スピーカ等の音出力デバイスを有しており、処理制御装置220による制御のもとで、報知音としての可聴音SDSや、報知出力信号としての音透かし信号STSを出力する。
上記の処理制御装置220は、コンテンツ提示装置200を統括制御する。なお、処理制御装置220の構成の詳細については、後述する。
上記の記録媒体読取装置230は、処理制御装置220による制御のもとで、装填されたDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体からコンテンツを読み取る。記録媒体読取装置230による読取結果は、コンテンツデータCSDとして、処理制御装置220へ送られる。
上記の固有リモコン300は、コンテンツ提示装置200に固有に付属している操作入力装置である。この固有リモコン300には、固有個別操作入力部としてのキー等310j(j=1,2,…)が配置されている。そして、キー等310jのいずれかが操作されると、操作されたキー等に対応する信号形態の操作信号OP1が、固有リモコン300から送信されるようになっている。ここで、本実施形態では、操作信号OP1は、赤外線無線信号となっている。
なお、処理制御装置220は、内部に、キー等310jのそれぞれと、操作信号OP1の信号形態との関係を保持している。このため、処理制御装置220は、固有リモコン300からの操作信号OP1を受信した場合に、キー等310jのいずれが操作されたかを判別できるようになっている。
上記の登録可能リモコン400は、コンテンツ提示装置200により提示される特定コンテンツに対応する入力装置である。この登録可能リモコン400には、個別入力操作部としてのキー等460k(k=1,2,…)が配置されている。ここで、登録可能リモコン400の全体形状、及び、キー等460kの配置位置は、対応する特定コンテンツに適合したものとなっている。以下、キー等460kを総称する場合には、「操作入力部460」と記すものとする。
なお、キー等460kの総数は、固有リモコン300に配置されたキー等310jの総数以下となっており、キー等460kのそれぞれは、キー等310jのいずれかに対応するようになっている。
登録可能リモコン400では、内部に、キー等460kのそれぞれに対応する赤外線無線信号の信号形態が登録可能となっている。そして、当該信号形態の登録後においては、キー等460kのいずれかが操作されると、操作されたキー等に対応するキー等310jのいずれかが操作された場合の信号形態と同様の信号形態の操作信号OP2が、登録可能リモコン400から送信されるようになっている。
なお、登録可能リモコン400の構成については、後述する。また、登録可能リモコン400の内部への信号形態の登録処理は、処理制御装置220の主導のもとで、上述した可聴音SDS、音透かし信号STS、操作信号OP1,OP2を利用して実行されるが、かかる信号形態の登録処理についても後述する。
<処理制御装置220の構成>
次に、上述した処理制御装置220の構成について説明する。
処理制御装置220は、図2に示されるように、処理制御ユニット221と、記憶ユニット222とを備えている。また、処理制御装置220は、操作信号受信部223を備えている。
上記の処理制御ユニット221は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)及び周辺回路を備えて構成されている。そして、処理制御ユニット221は、様々なプログラムを実行することにより、様々な機能を果たすようになっている。
こうした機能には、記録媒体読取装置230から送られたコンテンツデータCSDの受信、及び、受信したコンテンツデータCSDに含まれるゲーム等のコンテンツの進行処理、並びに、表示ユニット211への当該コンテンツの進行に応じた表示画像データIMDの送信、音出力ユニット212への当該コンテンツの進行に応じた音声データSDDの送信が含まれる。
なお、コンテンツの進行指令や切換指令は、固有リモコン300から送信される操作信号OP1又は登録可能リモコン400から送信される操作信号OP2により行われるようになっている。
また、登録可能リモコン400に対応する記録媒体の記録媒体読取装置230による読取結果として、記録媒体読取装置230から送られたコンテンツデータCSDに信号形態登録用情報が含まれ、かつ、信号形態の登録処理の開始指令がなされた場合には、処理制御ユニット221は、信号形態登録用処理を実行する。かかる処理制御ユニット221により実行される信号形態登録用処理の詳細については、後述する。
なお、信号形態登録用処理に際して、処理制御ユニット221は、表示画像データIMDの送信、音出力ユニット212への音声データSDDの送信に加えて、音出力ユニット212への音透かしデータSTDの送信も行うようになっている。また、信号形態の登録処理の開始指令は、固有リモコン300からの操作信号OP1により行われるようになっている。ここで、本実施形態では、信号形態登録用情報が含まれたコンテンツデータCSDに基づいて表示された実行メニュー中の信号形態登録を、利用者が固有リモコン300を操作して選択した結果として送信される操作信号OP1の発行が、処理制御ユニット211に対する信号形態の登録処理の開始指令となるようになっている。
上記の記憶ユニット222は、固定ディスク装置等の不揮発性の記憶デバイスを備えて構成されている。この記憶ユニット222は、処理制御ユニット221がアクセス可能となっている。
記憶ユニット222には、処理制御装置220で利用される様々な情報データが記憶される。こうした情報データには、登録制御情報RCIが含まれている。なお、登録制御情報RCIの内容については、後述する。
上記の操作信号受信部223は、赤外線無線信号を電気信号に変換する赤外線受光器を備えて構成されている。操作信号受信部223は、固有リモコン300からの操作信号OP1又は登録可能リモコンからの操作信号OP2を受信し、電気信号に変換する。こうして得られた電気信号は、処理制御ユニット221へ送られる。
<登録制御情報RCIの内容>
ここで、上述した登録制御情報RCIの内容について説明する。
登録制御情報RCIは、図3に示されるように、登録可能リモコン400のキー等460k(k=1,2,…)のそれぞれと、対応する固有リモコンのキー等、及び、登録されるべき信号形態#k(すなわち、対応する固有リモコンのキー等が操作された場合における操作信号OP1の信号形態)とが関連付けられた情報である。ここで、登録可能リモコン400のキー等460k(k=1,2,…)のそれぞれと、対応する固有リモコンのキー等との関連付けは、登録可能リモコン400に対応する記録媒体の読取結果として、記録媒体読取装置230から送られたコンテンツデータCSDに含まれる信号形態登録用情報において指定される。また、登録されるべき信号形態#kは、処理制御装置220の内部(より詳しくは、記憶ユニット222内)に元々保持されているキー等310jのそれぞれと信号形態との関係とにより定められる。
かかる登録制御情報RCIは、信号形態の登録処理の開始指令に応じて、当該指定及び当該関係に基づいて、処理制御ユニット221により作成される。そして、処理制御ユニット221が、作成された登録制御情報RCIを記憶ユニット222内に格納するようになっている。
<登録可能リモコン400の構成>
次いで、登録可能リモコン400の構成について説明する。
登録可能リモコン400は、図4に示されるように、上述した操作入力部460に加えて、処理制御ユニット410と、記憶ユニット420とを備えている。また、登録可能リモコン400は、報知出力信号受信部430と、操作信号受信部440と、操作信号送信部450とを備えている。
上記の処理制御ユニット410は、CPU及び周辺回路を備えて構成されている。そして、処理制御ユニット410は、プログラムを実行することにより、登録可能リモコン400の全体を統括制御する。
上記の記憶ユニット420は、不揮発性の記憶素子を備えて構成されている。この記憶ユニット420は、登録可能リモコン400において利用される様々な情報データを記憶する。記憶ユニット420には、処理制御ユニット410がアクセス可能となっている。
記憶ユニット420に記憶される情報データには、登録情報RGIが含まれている。この登録情報RGIの内容については、後述する。
上記の報知出力信号受信部430は、音透かし信号をデジタル電気信号に変換する変換部を備えて構成されている。この報知出力信号受信部430は、コンテンツ提示装置200(より詳しくは、音出力ユニット212)から送信された報知出力信号としての音透かし信号STSを受信し、デジタル電気信号に変換する。こうした得られたデジタル電気信号は、処理制御ユニット410へ送られる。
上記の操作信号受信部440は、赤外線無線信号を電気信号に変換する赤外線受光器を備えて構成されている。操作信号受信部440は、固有リモコン300から送信された操作信号OP1を受信し、電気信号に変換する。こうして得られた電気信号は、処理制御ユニット410へ送られる。
上記の操作信号送信部450は、電気信号を赤外線無線信号に変換する赤外線送光器を備えて構成されている。この操作信号送信部450は、処理制御ユニット410から送られた電気信号の態様の操作信号を受ける。そして、操作信号送信部450は、当該電気信号の態様の操作信号を赤外線無線信号に変換し、操作信号OP2として送信する。
なお、処理制御ユニット410により実行される信号形態登録用処理の詳細については、後述する。
<登録情報RGIの内容>
ここで、上述した登録情報RGIの内容について説明する。
登録情報RGIは、図5に示されるように、登録可能リモコン400のキー等460k(k=1,2,…)のそれぞれと、対応する信号形態#k’とが関連付けられた情報である。ここで、上述した処理制御装置220の主導のもとで行われる登録処理が完了した場合には、上述した登録制御情報における信号形態#kと信号形態#k’とが同一の信号形態となる。そして、信号形態の登録の完了後に、キー等460kのいずれかが操作されると、信号形態#kの操作信号OP2が、登録可能リモコン400から送信されるようになる。
[動作]
次に、上記のように構成されたコンテンツ提示システム100の動作について、コンテンツ提示装置200における処理制御ユニット211が実行する信号形態登録用処理、及び、登録可能リモコン400における処理制御ユニット410が実行する信号形態登録用処理に主に着目して説明する。
これらの信号形態登録用処理の説明に先立って、コンテンツ提示システム100の各要素に利用者を含めた相互間で授受される主な信号等について、図6を参照して説明する。なお、信号形態の登録処理の開始指令は既に行われ、かつ、登録制御情報RCIの作成は既に完了しているものとする。
信号形態の登録処理に際しては、まず、コンテンツ提示装置200(より詳しくは、音出力ユニット212)が、音透かし信号STSによる報知出力信号を出力することにより、登録対象のキー等の指定を、登録可能リモコン300に報知する。また、コンテンツ提示装置200が、可聴音SDSにより、登録可能リモコン300における登録対象のキー等に対応する固有リモコンのキー等の指定を利用者に報知する。また、なお、本実施形態では、登録対象のキー等に対応する固有リモコンのキー等の指定に際しては、表示ユニット211における画像表示による報知を併せて行うようになっている。
固有リモコン300のキー等の指定の報知を受けた利用者が、指定された固有リモコン300のキー等を操作すると、操作されたキー等に対応する信号形態の操作信号OP1が、固有リモコン300から送信される。
当該操作信号OP1を受信すると、登録可能リモコン300では、当該操作信号OP1の信号形態を、登録対象キー等に対応する信号形態として、登録情報RGI内に仮登録する。引き続き、当該仮登録された信号形態の操作信号OP2が、登録可能リモコン300から送信される。
当該操作信号OP2を受信すると、コンテンツ提示装置200(より詳しくは、処理制御装置220)は、当該操作信号OP2の信号形態と、先に指定した固有リモコンのキー等に対応して登録制御情報RCI内に示されている信号形態との同一性の認証を行う。そして、コンテンツ提示装置200(より詳しくは、音出力ユニット212)は、認証結果を、音透かし信号STSによる報知出力信号により、登録可能リモコン300に報知する。また、コンテンツ提示装置200は、可聴音SDSにより、認証結果を利用者に報知する。
<処理制御ユニット211が実行する信号形態登録用処理>
次に、処理制御ユニット221が実行する信号形態登録用処理について説明する。かかる信号形態登録用処理は、上述したようにして、信号形態の登録処理の開始指令がなされると、開始する。
当該信号形態登録用処理に際しては、図7に示されるように、まず、ステップS11において、処理制御ユニット221が、上述したようにして、登録制御情報RCIを作成した後、音出力ユニット212を利用して、登録可能リモコン400に対して、音透かし信号STSにより、登録開始を報知する。また、処理制御ユニット221は、利用者に対して、表示ユニット211を利用した画像表示、及び、音出力ユニット212を利用した可聴音SDSの送信により、登録開始を報知する。
次に、ステップS12において、処理制御ユニット221が、最初の登録対象キー等の設定を行う。かかる設定に際して、処理制御ユニット221は、登録制御情報RCIにおいて最初に列挙されている登録可能リモコン400のキー等を最初の登録対象キー等に設定するとともに、当該最初の登録対象キー等に対応する固有リモコン300のキー等を特定する。
引き続き、ステップS13において、処理制御ユニット221が、音出力ユニット212を利用して、登録可能リモコン400に対して、音透かし信号STSにより、設定されている登録対象キー等を報知する。また、処理制御ユニット221は、利用者に対して、表示ユニット211を利用した画像表示、及び、音出力ユニット212を利用した可聴音SDSの送信により、当該登録対象キーに対応して特定されたキー等を報知する。
次いで、ステップS14において、処理制御ユニット221が、登録可能リモコン400から送信された操作信号OP2を受信されたか否かを判定する。ステップS14における判定結果は否定的であった場合(ステップS14:N)には、ステップS14の処理が繰り返される。
操作信号OP2を受信し、ステップS14における判定結果が肯定的となると(ステップS14:Y)、処理はステップS15へ進む。なお、本実施形態では、操作信号OP2を受信しないまま所定時間を経過した場合にも、処理はステップS15へ進む。
ステップS15では、処理制御ユニット221が、認証処理を行う。かかる認証処理に際して、処理制御ユニット221は、受信した操作信号OP2の信号形態と、登録制御情報RCIにおいて、設定されている登録対象キー等に応じて登録されるべきとされている信号形態との同一性に基づいて認証を行う。
ここで、当該同一性が有る場合には、認証結果が肯定的であると判断される。一方、当該同一性が無い場合には、認証結果が否定的であると判断される。なお、操作信号OP2を受信しないまま所定時間を経過した場合にも、認証結果が否定的であると判断する。
次に、ステップS16において、処理制御ユニット221が、音出力ユニット212を利用して、登録可能リモコン400に対して、音透かし信号STSにより、認証結果を報知する。また、処理制御ユニット221は、利用者に対して、表示ユニット211を利用した画像表示、及び、音出力ユニット212を利用した可聴音SDSの送信により、認証結果を報知する。
引き続き、ステップS17において、処理制御ユニット221が、設定されている登録対象キー等に関する認証結果が肯定的であったか否かを判定する。ステップS17における判定の結果が否定的であった場合(ステップS17:N)には、処理はステップS13へ戻る。以後、ステップS17における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS13〜S17の処理が繰り返される。
ステップS17における判定の結果が肯定であった場合(ステップS17:Y)には、処理はステップS18へ進む。このステップS18では、処理制御ユニット221が、全ての登録対象キー等に関する認証結果が肯定的となったか否かを判定することにより、全ての登録対象キー等に関する信号形態の登録が完了したか否かを判定する。
ステップS18における判定の結果が否定的であった場合(ステップS18:N)には、処理はステップS19へ進む。このステップS19では、処理制御ユニット221が、次の登録対象キー等の設定を行う。かかる設定に際して、処理制御ユニット221は、登録制御情報RCIにおいて現時点で設定されている登録対象キー等の次に列挙されている登録可能リモコン400のキー等を次の登録対象キー等に設定するとともに、当該次の登録対象キー等に対応する固有リモコン300のキー等を特定する。
ステップS19の処理が終了すると、処理はステップS13へ戻る。そして、ステップS18における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS13〜S19の処理が繰り返される。
ステップS18における判定の結果が肯定的となると(ステップS18:Y)、処理はステップS20へ進む。このステップS20では、処理制御ユニット221が、音出力ユニット212を利用して、登録可能リモコン400に対して、音透かし信号STSにより、登録完了を報知する。また、処理制御ユニット221は、利用者に対して、表示ユニット211を利用した画像表示、及び、音出力ユニット212を利用した可聴音SDSの送信により、登録完了を報知する。そして、ステップS20の処理が終了すると、処理制御ユニット211が実行する信号形態登録用処理が終了する。
<処理制御ユニット410が実行する信号形態登録用処理>
次に、処理制御ユニット410が実行する信号形態登録用処理について説明する。
かかる信号形態登録用処理に際しては、図8に示されるように、まず、ステップS21において、処理制御ユニット410が、コンテンツ提示装置200(より詳しくは、音出力ユニット212)から送信された音透かし信号STSによる登録開始の報知を受けたか否かを判定する。ステップS21における判定の結果が否定的であった場合(ステップS21:N)には、ステップS21の処理が繰り返される。
登録開始の報知を受け、ステップS21における判定の結果が肯定的となると(ステップS21:Y)、処理はステップS22へ進む。このステップS22では、処理制御ユニット410が、コンテンツ提示装置200から送信された音透かし信号STSによる登録完了の報知を受信したか否かを判定する。ステップS22における判定の結果が否定的であった場合(ステップS22:N)には、処理はステップS23へ進む。
ステップS23では、処理制御ユニット410が、コンテンツ提示装置200から送信された音透かし信号STSによる登録対象キー等の指定の報知を受信したか否かを判定する。ステップS23における判定の結果が否定的であった場合(ステップS23:N)には、処理はステップS22へ戻る。そして、ステップS22又はステップS23における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS22,S23の処理が繰り返される。
ステップS23における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS23:Y)には、処理はステップS24へ進む。このステップS24では、処理制御ユニット410が、固有リモコン300から送信された操作信号OP1を受信したか否かを判定する。
ステップS24における判定の結果が否定的であった場合(ステップS24:N)には、ステップS24の処理が繰り返される。なお、図示を省略しているが、ステップS24の処理の開始から所定時間が経過しても操作信号OP1を受信できなかった場合には、処理は、後述するステップS27へ進むようになっている。
操作信号OP1を受信し、ステップS24における判定の結果が肯定的となると(ステップS24:Y)、処理はステップS25へ進む。このステップS25では、処理制御ユニット410が、受信した操作信号OP1の信号形態を、登録情報RGIにおける登録対象キー等に対応する信号形態として仮登録する仮登録処理を行う。
次に、ステップS26において、処理制御ユニット410が、操作信号送信部450を利用して、仮登録された信号形態の操作信号OP2を送信する。引き続き、ステップS27において、処理制御ユニット410が、音透かし信号STSによる認証結果の報知を受信したか否かを判定する。ステップS27における判定の結果が否定的であった場合(ステップS27:N)には、ステップS27の処理が繰り返される。
認証結果の報知を受信し、ステップS27における判定の結果が肯定的となると(ステップS27:Y)、処理はステップS28へ進む。このステップS28では、処理制御ユニット410が、受信した認証結果が肯定的であったか否かを判定する。
ステップS28における判定の結果が否定的であった場合(ステップS28:N)には、処理はステップS29へ進む。このステップS29では、処理制御ユニット410が、上述したステップS25で行った仮登録を解消する。そして、処理はステップS22へ戻る。以後、ステップS22又はステップS28における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS22〜S29の処理が繰り返される。
一方、ステップS28における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS28:Y)には、処理はステップS30へ進む。このステップS30では、処理制御ユニット410が、上述したステップS25で行った仮登録を本登録に変更する本登録処理を行う。そして、処理はステップS22へ戻る。
以後、ステップS22における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS22〜S30の処理が繰り返される。そして、ステップS22の処理が肯定的となると、処理制御ユニット410が実行する今回の信号形態登録用処理が終了し、処理はステップS21に戻り、次回の信号形態の登録に備える。
以上のようにして、今回の信号形態の登録処理が終了すると、登録可能リモコン400の操作によるコンテンツ提示装置200に対する操作入力が可能となる。
以上説明したように、コンテンツの提示に際して登録可能リモコン400におけるキー等460kが操作された場合の送信信号である操作信号OP1の信号形態の登録が必要な場合には、コンテンツ提示装置200が、登録可能リモコン400に対して、登録対象キー等を指定する報知出力信号を音透かし信号STSにより送信する。また、コンテンツ提示装置200が、登録対象キー等に対応する固有入力リモコン300におけるキー等の指定を、報知出力信号の送信とは異なる態様で、利用者に対して報知する。
次に、登録可能リモコン300が、登録対象キー等に対応する固有リモコン300のキー等が操作された結果として、固有リモコン300から送信された操作信号OP1の信号形態を、登録対象キー等に対応する信号形態として、内部の登録情報RGIに仮登録した後、当該仮登録された信号形態の操作信号OP2をコンテンツ提示装置200へ送信する。引き続き、コンテンツ提示装置200が、利用者に対して指定したキー等が操作された場合の操作信号OP1の信号形態と、操作信号OP2の信号形態とを比較して認証を行う。そして、コンテンツ提示装置200が、認証結果を含む音透かし信号STSの登録可能リモコンへの送信、及び、音透かし信号STSの送信とは異なる態様での利用者に対する認証結果の報知を行う。
そして、コンテンツ提示装置200から肯定的な認証結果を含む音透かし信号STSを受信した場合に、登録可能リモコン400が、仮登録を本登録に変更する。なお、コンテンツ提示装置200による認証の結果が否定的であった場合には、上述の手順の少なくとも一部が繰り返される。
したがって、本実施形態によれば、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能リモコン300への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
本実施形態では、コンテンツ提示装置220が、個々の登録対象キー等ごとに認証を行う。このため、個々の登録対象キー等ごとに、に対応する信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる。
本実施形態では、操作信号OP1,OP2を赤外線無線信号とし、報知出力信号を音透かし信号STSとした。このため、簡易な構成で、実使用前の登録処理の完了後には、登録可能リモコン400への信号形態の登録の正当性を保証することができ、その旨を利用者に知らせることができる
[他の実施形態]
上記実施形態では、登録可能リモコン300が固有リモコン300から送信された操作信号OP1の信号形態をそのままの形でコンテンツ提示装置220に送信したが、最初に、登録可能リモコン300が固有リモコン300の例えば決定キーに対応する信号形態を上記の手順で登録しておき、その後、登録可能リモコン300が固有リモコン300から送信された他の操作信号OP1(例えば上下左右キー等)に対応する信号をコンテンツ提示装置220に送信する際に、コンテンツ提示装置220の要求又は登録可能リモコン300の1つのキー等の操作に応じて、上記決定キーに対応する信号と紐付けて赤外線無線信号として送信するようにしてもよい。この場合、コンテンツ提示装置220は、上記決定キーに対応する信号の有無を確認するとともに、赤外線無線信号に含まれる前記他の操作信号を抽出して認証処理を行うことになる。なお、登録可能リモコン300には、決定キー等に対応するキー等が存在していても存在しなくてもよい。
このようにすれば、次のような作用及び効果が得られる。すなわち、図7のステップS13において、処理制御ユニット221が、登録可能リモコン400に対して、音透かし信号STSにより、設定されている登録対象キー等を報知した後、利用者が誤って固有リモコン300のキー等を操作しコンテンツ提示装置220がその操作信号に対応する赤外線無線信号を受信したとしても、当該信号は登録可能リモコン300から送信されたものでないことを確実に判別することができることになる。
なお、この登録可能リモコン300を使用してコンテンツ提示装置220が実行するゲーム等を行う場合にも、同様に紐付けした信号形態の信号を送信することができる。
また、上記実施形態では、登録可能リモコン300が固有リモコン300から送信された操作信号OP1の信号の形態を1つずつ独立して登録するようにしたが、紐付けした信号形態を新たな1つの信号形態として登録することとしてもよい。このようにすれば、登録可能リモコン300における、固有リモコン300の上下左右キー等に対応する1つのキー等を操作するだけで、例えば、固有リモコン300の上下左右キー等に対応する信号と固有リモコン300の決定キー等に対応する信号とが同時にコンテンツ提示装置220に送信されることになるので、登録可能リモコン300における、決定キー等に対応するキー等の操作を不要とすることができる。このことは、登録可能リモコン300における、決定キー等に対応するキー等自体が不要となることを意味する。
[実施形態の変形]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、コンテンツ提示装置220が、個々の登録対象キー等ごとに認証を行うようにした。これに対し、コンテンツ提示装置220が、信号形態が新たに登録されるべき全ての登録対象キー等について、一括して認証を行うようにすることができる。こうした場合には、利用者への信号形態の登録の正当性の報知回数を少なくすることができる。
この場合には、認証結果が否定的であった場合には、認証結果が否定的であった登録対象キー等について認証の結果が肯定的となるまで、登録処理を行うようにすることができる。この場合には全ての登録対象キーに対する信号形態の登録処理の全手順を繰り返すことなく、効率的に、信号形態の登録を行うことができる。
また、上記の実施形態では、コンテンツ提示装置により提示されるコンテンツとして、操作入力に応じて進行するゲームコンテンツを例示した。これに対し、コンテンツ提示装置により提示されるコンテンツを、ゲームコンテンツ以外のコンテンツとしてもよい。
また、上記の実施形態では、操作信号を赤外線無線信号であり、報知出力信号を音透かし信号とした。これに対し、操作信号と報知出力信号とが互いに物理態様が異なるようにすれば、他の物理態様の信号を、操作信号及び報知出力信号として採用してもよい。
また、上記の実施形態では、表示画像及び可聴音により、利用者に対する報知を行うようにしたが、表示画像及び可聴音の一方により、利用者に対する報知を行うようにしてもよい。
100 コンテンツ提示システム
200 コンテンツ提示装置
210 コンテンツ提示ユニット(コンテンツ提示部)
221 処理制御ユニット(第1処理制御部)
300 固有リモコン(固有入力装置)
301j キー等(固有個別操作入力部)
400 登録可能リモコン(登録可能入力装置)
410 処理制御ユニット(第1処理制御部)
420 記憶ユニット(登録信号形態保持部)
460 操作入力部
460k キー等(個別操作入力部)

Claims (8)

  1. コンテンツ提示装置と、少なくとも1つの個別操作入力部に対応して、前記個別操作入力部が操作された場合を含む送信信号の形態を登録可能な登録可能入力装置と、前記コンテンツ提示装置に対応して用意され、前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれに対応する固有個別操作入力部を有する固有入力装置と、を備えるコンテンツ提示システムであって、
    前記コンテンツ提示装置は、
    コンテンツの提示を行うとともに、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置から送信される操作信号とは異なる物理態様で、登録可能入力装置及び利用者に対する報知を行うコンテンツ提示部と、
    前記操作信号に基づいて、前記コンテンツ提示部を制御する第1処理制御部と、を備え、
    前記登録可能入力装置は、
    前記少なくとも1つの個別操作入力部を有する操作入力部と、
    前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれについて、操作された場合に送信すべき信号形態が登録される登録信号形態保持部と、
    前記信号形態の登録処理を行う第2処理制御部と、を備え、
    前記第2処理制御部は、前記コンテンツ提示部から送信された報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作された結果として、前記固有入力装置から送信された信号の形態の信号の前記コンテンツ提示装置への送信を制御する第1制御処理を実行し、
    前記第1処理制御部は、前記報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、前記報知出力信号に対応して前記登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行い、認証結果を含む前記報知出力信号の前記登録可能入力装置への送信、及び、前記報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する前記認証結果の報知を制御する第2制御処理を実行し、
    前記第2処理制御部は、前記コンテンツ提示装置から、肯定的な認証結果を含む報知出力信号を受信した場合に、前記固有入力装置から送信された信号の形態を確定的に登録する第3制御処理を実行する、
    ことを特徴とするコンテンツ提示システム。
  2. 前記第1処理制御部は、個々の個別操作入力部ごとに、前記認証を行う、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提示システム。
  3. 前記第1処理制御部は、信号形態が新たに登録されるべき全ての個別操作入力部について、一括して前記認証を行う、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提示システム。
  4. 前記認証結果が否定的であった場合には、前記認証結果が否定的であった信号形態について、前記第1処理制御部による認証の結果が肯定的となるまで、前記第1制御処理及び前記第2制御処理が繰り返される、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンテンツ提示システム。
  5. 前記コンテンツ提示装置により提示されるコンテンツは、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置への操作入力に応じて進行するゲームコンテンツである、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンテンツ提示システム。
  6. 前記操作信号は、赤外線無線信号であり、
    前記報知出力信号は、音響信号である、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンテンツ提示システム。
  7. 前記コンテンツ提示部は、音声の出力及び画像表示の少なくとも一方の態様で、利用者への報知を行う、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンテンツ提示システム。
  8. コンテンツ提示装置と、少なくとも1つの個別操作入力部に対応して、前記個別操作入力部が操作された場合を含む送信信号の形態を登録可能な登録可能入力装置と、前記コンテンツ提示装置に対応して用意され、前記少なくとも1つの個別操作入力部のそれぞれに対応する固有個別操作入力部を有する固有入力装置と、を備えるコンテンツ提示システムにおいて使用される登録可能入力装置の個別操作入力部に応じた信号形態の登録方法であって、
    前記登録可能入力装置が、前記登録可能入力装置又は前記固有入力装置から送信される操作信号とは異なる物理態様で、前記コンテンツ提示装置から送信された報知出力信号により指定された個別操作入力部に対応する固有個別操作入力部が操作されて、前記固有個別操作入力部から送信された信号の形態の信号の前記コンテンツ提示装置への送信を制御する第1制御処理工程と、
    前記コンテンツ提示装置が、前記報知出力信号の送信とは異なる態様で利用者に対して操作指定した固有個別操作入力部が操作された場合の操作信号の形態と、前記報知出力信号に対応して前記登録可能入力装置から送信された操作信号の形態とを比較して認証を行い、認証結果を含む前記報知出力信号の前記登録可能入力装置への送信、及び、前記報知出力信号の送信とは異なる態様での利用者に対する前記認証結果の報知を制御する第2制御処理工程と、
    前記登録可能入力装置が、前記固有入力装置から送信された信号の形態を確定的に登録する第3制御処理工程と、
    を備えることを特徴とする登録方法。
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