JP2019219028A - Speed reducer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電動式のチルト・テレスコ調整ステアリングコラムに用いられる減速機に関する。 The present invention relates to a reduction gear used for an electric tilt / telescopic adjustment steering column.
従来より、例えばウォーム減速機などの減速機においては、金属製のハウジングに対して、ウォームシャフトが金属製の玉軸受を介して回転自在に保持されている(例えば特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, in a speed reducer such as a worm speed reducer, a worm shaft is rotatably held in a metal housing via a metal ball bearing (for example, see Patent Document 1).
ところで、近年においては、軸受を樹脂製とすることで減速機の軽量化が検討されている。しかしながら、樹脂部材をハウジングに圧入することは難しく、安定した組付性が得られないおそれがある。 By the way, in recent years, reduction of the weight of the reduction gear by using a bearing as a resin has been studied. However, it is difficult to press-fit the resin member into the housing, and a stable assembling property may not be obtained.
このため、本発明の目的は、安定した組付性を維持しつつ、軽量化が可能な減速機を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a speed reducer that can be reduced in weight while maintaining stable assemblability.
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る減速機は、歯車を有するシャフトと、シャフトを回転自在に支持する樹脂ブッシュと、シャフト及び樹脂ブッシュが収容されるハウジングとを備え、ハウジングは、シャフトに取り付けられた樹脂ブッシュが嵌合するための筒状の空間を有するブッシュ保持部と、一端部が開放されており、当該一端部からブッシュ保持部まで、シャフト及び樹脂ブッシュが挿入される貫通孔を有する挿入部と、を備え、歯車の外径が前記貫通孔の内径よりも小さいとともに、ブッシュ保持部の内径が貫通孔の内径よりも大きく、樹脂ブッシュは、周方向の一部が開放したスリットを有している。 In order to solve the above-described problem, a speed reducer according to one embodiment of the present invention includes a shaft having gears, a resin bush that rotatably supports the shaft, and a housing that houses the shaft and the resin bush. Is a bush holding portion having a cylindrical space for fitting a resin bush attached to the shaft, and one end is open, and the shaft and the resin bush are inserted from the one end to the bush holding portion. An outer diameter of the gear is smaller than an inner diameter of the through hole, an inner diameter of the bush holding part is larger than an inner diameter of the through hole, and the resin bush has a part in a circumferential direction. Has an open slit.
本発明によれば、安定した組付性を維持しつつ、軽量化が可能な減速機を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a speed reducer that can be reduced in weight while maintaining stable assemblability.
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Hereinafter, embodiments will be specifically described with reference to the drawings. Each of the embodiments described below shows a comprehensive or specific example. Numerical values, shapes, materials, constituent elements, arrangement positions of constituent elements, connection forms, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and do not limit the present invention. Further, among the components in the following embodiments, components not described in the independent claims indicating the highest concept are described as arbitrary components.
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。 In addition, the drawings are schematic diagrams in which emphasis, omission, and adjustment of ratios are appropriately performed in order to show the present invention, and may be different from actual shapes, positional relationships, and ratios.
図1は、実施の形態に係る減速機10の概略構成を示す断面図である。図1に示すように、減速機10は、ハウジング20と、ウォームホイール30と、ウォーム40と、シャフト50と、樹脂ブッシュ60とを備えている。
FIG. 1 is a sectional view showing a schematic configuration of a
ハウジング20は、ウォームホイール30と、ウォーム40と、シャフト50と、樹脂ブッシュ60とを収容している。具体的には、ハウジング20は、ウォームホイール30を収容する第一部位21と、ウォーム40、シャフト50及び樹脂ブッシュ60を収容する第二部位22とを備えている。
The
第一部位21は、ウォームホイール30を収容するための扁平な収容空間211を有している。第一部位21には、収容空間211に配置されたウォームホイール30の回転軸31を回転自在に保持する軸受35(図6等参照)が設けられている。また、回転軸31は、チルト・テレスコ調整ステアリングコラムの駆動軸に連結されている。
The
第二部位22は、第一部位21に対して連続して設けられた部位である。具体的には、第二部位22は、第一部位21の収容空間211に対して連続した長尺な収容空間221を有している。第二部位22の収容空間221は、ウォームホイール30の接線方向に対して略平行に延びている。この収容空間221内に対して、ウォーム40、シャフト50及び樹脂ブッシュ60が収容されている。収容空間221の延設方向は、シャフト50の軸方向と平行である。
The
第二部位22は、ブッシュ保持部70と、挿入部80とを備えている。
The
ブッシュ保持部70は、シャフト50に取り付けられた樹脂ブッシュ60を保持するための部位である。具体的には、ブッシュ保持部70は、シャフト50に取り付けられた樹脂ブッシュ60が嵌合するための筒状の空間75を有している。この空間75は、収容空間221の一部である。ブッシュ保持部70は、空間75を区画するための第一端面71と、第二端面72と、内周面73とを有している。第一端面71は、第二端面72よりもハウジング20の外方に配置されており、第一端面71及び第二端面72が収容空間221の延設方向で対向している。内周面73は、第一端面71及び第二端面72の間に配置されており、延設方向で一様な形状をなしている。
The
図2は、実施の形態に係るブッシュ保持部70の概略構成を示す断面図である。具体的には、図2は、図1におけるII−II線を含む切断面を見た断面図である。図2では、ブッシュ保持部70内に配置された樹脂ブッシュ60(第二ブッシュ60b)を破線で図示している。
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of the
図2に示すように、ブッシュ保持部70における内周面73には、内方に向けて突出した突起74が設けられている。この突起74は、樹脂ブッシュ60のスリット61(後述)に対して嵌合する。これにより、ブッシュ保持部70内での樹脂ブッシュ60の回転を規制することができる。なお、突起74は、延設方向においてブッシュ保持部70の全体に対して連続的に設けられているが、挿入部80には設けられていない。
As shown in FIG. 2, a
ここで、ハウジング20は、例えば強化樹脂などの樹脂により形成されている。図2に示すように、ハウジング20におけるパーティングラインL1は、突起74上を通過するように設けられている。
Here, the
挿入部80は、シャフト50及び樹脂ブッシュ60をハウジング20内に挿入する際に、これらをガイドする部位である。具体的には、挿入部80は、一端部が開放されており、当該一端部からブッシュ保持部70まで、シャフト50及び樹脂ブッシュ60が挿入される貫通孔81を有している。つまり、貫通孔81は、一端部が外部と連通し、他端部が空間75に連通している。挿入部80における貫通孔81をなす内周面82は、他端部側に向けて先細るテーパ面である。
The
次にシャフト50について説明する。図3は、実施の形態に係るシャフト50の概略構成を示す平面図である。図3に示すように、シャフト50は、軸体51と、フランジ部52と、大径部53と、小径部54とを備えている。
Next, the
軸体51は、ウォーム40を有している。ウォーム40は、ウォームホイール30に噛み合う歯車の一例であり、具体的にはねじ歯車である。ウォーム40は、軸体51と同軸上に配置されている。軸体51の一端部は、図2に示すように挿入部80からハウジング20の外方に突出している。軸体51の一端部は、例えばモータなどの駆動源(図示省略)に対して連結されている。駆動源から軸体51に伝達された回転は、ウォーム40からウォームホイール30に伝達されることで減速される。この減速された回転は、ウォームホイール30からチルト・テレスコ調整ステアリングコラムの駆動軸に伝達される。
The
フランジ部52は、軸体51におけるウォーム40よりも一端部側に設けられた円環状の部位である。フランジ部52は、軸体51と同軸上に配置されている。フランジ部52の外径Ds2は、軸体51の外径Ds1よりも大きく、挿入部80の貫通孔81における最も小さい内径d1(図5参照)よりも小さい。内径d1は、ウォーム40の外径Ds5よりも大きい。
The
大径部53は、軸体51におけるフランジ部52よりも他端部側に設けられており、フランジ部52に対して重なった円環状の部位である。大径部53は、軸体51と同軸上に配置されている。大径部53の外径Ds3は、軸体51の外径Ds1よりも大きく、フランジ部52の外径Ds2よりも小さい。また、大径部53の外径Ds3は、ウォーム40の外径Ds5よりも大きい。
The
小径部54は、軸体51におけるフランジ部52よりも一端部側に設けられており、フランジ部52に対して重なった円環状の部位である。小径部54は、軸体51と同軸上に配置されている。小径部54の外径Ds4は、軸体51の外径Ds1よりも大きく、大径部53の外径Ds3よりも小さい。また、小径部54の外径Ds4は、ウォーム40の外径Ds5よりも小さい。
The
次に、樹脂ブッシュ60について説明する。図2に示すように、樹脂ブッシュ60は、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bを含んでいる。なお、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bは同じものであるので、ここでは、第一ブッシュ60aについて説明し、第二ブッシュ60bの説明は省略する。
Next, the
図4は、実施の形態に係る第一ブッシュ60aの概略構成を示す平面図である。図4に示すように、第一ブッシュ60aは、円環状の樹脂部材において周方向の一部を開放したスリット61を有している。換言すると、第一ブッシュ60aは、平面視でC字状をなしている(図4では逆C字状に図示)。このような形状であるために、第一ブッシュ60aは、スリット61を狭めるように弾性変形することができる。スリット61が狭まった際には、第一ブッシュ60a自体の外径が小さくなる。
FIG. 4 is a plan view showing a schematic configuration of the
第一ブッシュ60aは、樹脂により形成されていればよいが、ハウジング20よりも剛性の低い樹脂により形成されていることが好ましい。例えば、第一ブッシュ60aは、骨材が入っていない非強化樹脂により形成されている。このため、第一ブッシュ60aは、弾性変形しやすくなっている。ただし、後述するように第一ブッシュ60aは、シャフト50を回転自在に支持するものであるので、シャフト50を安定して支持するために一定の剛性を確保しておく必要がある。
The
また、第一ブッシュ60aには、スリット61に対向する位置の外周面603に凹部62が形成されている。この凹部62は、第一ブッシュ60aの他の部分よりも薄肉な薄肉部である。第一ブッシュ60aは、薄肉部を有していることにより、当該薄肉部を起点として弾性変形しやすくなっている。
In the
ここで、第一ブッシュ60aは、他端部側の外縁が面取りされており、傾斜面63を有している(図5等参照)。傾斜面63の傾きは、挿入部80の内周面82の傾きに対応している。傾斜面63は、凹部62には設けられていない。以降、第一ブッシュ60aの他端部側の端面を第二面602とし、一端部側の端面を第一面601(図5等参照)と称す。
Here, the outer edge of the
図5は、実施の形態に係る第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bがシャフト50に取り付けられて、ブッシュ保持部70に嵌合した状態を示す断面図である。図5は、図1における破線L2に囲まれた部分の断面図である。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which the
図5に示すように、ブッシュ保持部70内には、シャフト50のフランジ部52、大径部53及び小径部54が配置されているとともに、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bが配置されている。
As shown in FIG. 5, in the
第一ブッシュ60aは大径部53に対応する位置に配置されている。具体的には、第一ブッシュ60aは、ブッシュ保持部70内において大径部53に対して嵌合している。この状態では、第一ブッシュ60aは、第二面602がブッシュ保持部70の第二端面72に当接し、第一面601がフランジ部52に当接している。また、第一ブッシュ60aは、外周面603における凹部62を除いた部分がブッシュ保持部70の内周面73に当接している。つまり、第一ブッシュ60aは、軸方向ではブッシュ保持部70の第二端面72と、フランジ部52とによって挟まれ、径方向ではブッシュ保持部70の内周面73と大径部53によって挟まれている。このように、第一ブッシュ60aは、ブッシュ保持部70に対して嵌合している。
The
第二ブッシュ60bは、ブッシュ保持部70内において小径部54に対応する位置に配置されている。第二ブッシュ60bは、第二面602がフランジ部52に当接し、第一面601がブッシュ保持部70の第一端面71に当接している。また、第二ブッシュ60bは、外周面603における凹部62を除いた部分がブッシュ保持部70の内周面73に当接している。この状態では、第二ブッシュ60bは、小径部54から離間している。つまり、第二ブッシュ60bは、軸方向ではフランジ部52と、ブッシュ保持部70の第一端面71とによって挟まれ、径方向ではブッシュ保持部70の内周面73に対してのみ当接している。このように、第二ブッシュ60bは、ブッシュ保持部70に対して嵌合している。
The
この状態での各部の寸法を比較する。ブッシュ保持部70の内径d2は、挿入部80の貫通孔81における最も小さい内径d1よりも大きい。また、ブッシュ保持部70の内径d2は、第二部位22におけるブッシュ保持部70を基準として挿入部80とは反対側の内径d3よりも大きい。なお、内径d2は突起74を無視した値とする。
The dimensions of each part in this state are compared. The inner diameter d2 of the
第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bの外径Db1は、ブッシュ保持部70の内径d2に略一致している。第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bの内径Db2は、シャフト50の大径部53の外径Ds3に略一致している。
The outer diameter Db1 of the
ブッシュ保持部70内においては、シャフト50のフランジ部52が軸方向で第一ブッシュ60aと第二ブッシュ60bとで挟まれているので、シャフト50の軸方向の移動が規制されている。また、ブッシュ保持部70内においては、シャフト50の大径部53が径方向でブッシュ保持部70の内周面73と大径部53によって挟まれているので、シャフト50の径方向の移動が規制されている。このため、シャフト50は、軸方向及び径方向に移動せずに、安定して回転することができる。
In the
回転時においてシャフト50は、第一ブッシュ60aの内周面604と、第一面601とに対して摺動する。具体的には、シャフト50の大径部53が第一ブッシュ60aの内周面604に対して摺動し、フランジ部52が第一面601に対して摺動する。また、回転時においてシャフト50は、第二ブッシュ60bの第二面602に対して摺動する。具体的には、シャフト50のフランジ部52が第二ブッシュ60bの第二面602に対して摺動する。このように、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bは、シャフト50を回転自在に支持している。
During rotation, the
ここで、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bは、ブッシュ保持部70内においては、弾性変形しておらず、元の形状を維持しているものとする。これにより、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bがシャフト50に対して過度な摩擦力を付与しないようになっている。なお、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bは、ブッシュ保持部70内でわずかに(数%程度)弾性変形していてもよい。
Here, it is assumed that the
次に、実施の形態に係る減速機10の製造方法について説明する。以下の説明では、作業者が減速機10を組み立てる場合を例示するが、製造装置が減速機10を組み立てる場合においても同様の手順で行うことができる。
Next, a method for manufacturing the
図6〜図8は、実施の形態に係る減速機10の製造方法の一工程を示す説明図である。図6に示すように、まず作業者は、ハウジング20の第二部位22に対して第一ブッシュ60aを取り付ける。具体的には、作業者は、挿入部80の貫通孔81から第一ブッシュ60aを挿入する。この際、第一ブッシュ60aの傾斜面63が挿入部80の内周面82に対して面接触して押すされるため、第一ブッシュ60aは、徐々にスリット61の間隔を狭めることで径方向に縮みながら挿入部80を通過する。図6では、径方向に縮んだ第一ブッシュ60aを破線で図示している。このように、第一ブッシュ60aの傾斜面63が挿入部80の内周面82に対して面接触しているため、スムーズに第一ブッシュ60aを弾性変形させることができる。
6 to 8 are explanatory diagrams illustrating one process of a method for manufacturing the
第一ブッシュ60aは、挿入部80を通過するとブッシュ保持部70内に配置される。ブッシュ保持部70内において、第一ブッシュ60aのスリット61と突起74とが位置合わせされると、第一ブッシュ60aは弾性復帰して元の形状に戻る。これにより、第一ブッシュ60aは、ブッシュ保持部70内に嵌合することとなる(図2参照:第一ブッシュ60aは、図2に示す第二ブッシュ60bと同様)。また、突起74は第一ブッシュ60aのスリット61に対して嵌合するので、第一ブッシュ60aの回転が規制される。
The
次に、図7に示すように、作業者は、ハウジング20の第二部位22に対してシャフト50を取り付ける。具体的には、作業者は、ウォーム40側からシャフト50を挿入部80に挿入する。ウォーム40が挿入部80及び第一ブッシュ60aを通過すると、シャフト50の大径部53が第一ブッシュ60aの内周面604に対して嵌合するとともに、フランジ部52が第一ブッシュ60aの第一面601に対して当接する。このとき、フランジ部52により第一ブッシュ60aは押されるので、第一ブッシュ60aの第二面602がブッシュ保持部70の第二端面72に当接することで、第一ブッシュ60aがブッシュ保持部70の所定の位置に配置される。
Next, as shown in FIG. 7, the worker attaches the
次に、図8に示すように、作業者は、ハウジング20の第二部位22に対して第二ブッシュ60bを取り付ける。具体的には、作業者は、挿入部80の貫通孔81から第二ブッシュ60bを挿入する。この際、第二ブッシュ60bの傾斜面63が挿入部80の内周面82に対して面接触して押されるため、第二ブッシュ60bは、徐々にスリット61の間隔を狭めることで径方向に縮みながら挿入部80を通過する。図8では、径方向に縮んだ第二ブッシュ60bを破線で図示している。第二ブッシュ60bにおいても傾斜面63が挿入部80の内周面82に対して面接触しているため、スムーズに第二ブッシュ60bを弾性変形させることができる。
Next, as shown in FIG. 8, the worker attaches the
第二ブッシュ60bは、挿入部80を通過するとブッシュ保持部70内に配置されて、第二ブッシュ60bの第二面602がフランジ部52に当接する。これにより、第二ブッシュ60bは、シャフト50の小径部54に対応した位置に配置される。また、この状態で、第二ブッシュ60bのスリット61と突起74とが位置合わせされると、第二ブッシュ60bは弾性復帰して元の形状に戻る。これにより、第二ブッシュ60bは、ブッシュ保持部70内に嵌合することとなる(図2参照)。また、突起74は第二ブッシュ60bのスリット61に対して嵌合するので、第二ブッシュ60bの回転が規制される。
When the
図2に示すように、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bのスリット61に対して突起74が嵌合していると、ハウジング20のパーティングラインL1は、スリット61及び凹部62に対応した位置に配置されることになる。
As shown in FIG. 2, when the
最後に、作業者は、ハウジング20の第一部位21に対して、ウォームホイール30を取り付けて、ウォームホイール30をウォーム40に対して噛み合わせる。これにより、減速機10が組み立てられる(図1参照)。
Finally, the worker attaches the
以上のように、本実施の形態に係る減速機10は、ウォーム40(歯車)を有するシャフト50と、シャフト50を回転自在に支持する樹脂ブッシュ60と、シャフト50及び樹脂ブッシュ60が収容されるハウジング20とを備え、ハウジング20は、シャフト50に取り付けられた樹脂ブッシュ60が嵌合するための筒状の空間75を有するブッシュ保持部70と、一端部が開放されており、当該一端部からブッシュ保持部70まで、シャフト50及び樹脂ブッシュ60が挿入される貫通孔81を有する挿入部80と、を備え、ウォーム40の外径Ds5が貫通孔81の内径d1よりも小さいとともに、ブッシュ保持部70の内径d2が貫通孔81の内径d1よりも大きく、樹脂ブッシュ60は、周方向の一部が開放したスリット61を有している。
As described above,
これによれば、ブッシュ保持部70に嵌合する樹脂ブッシュ60は、スリット61を有しているので、弾性変形によって径方向に縮むことができる。したがって、樹脂ブッシュ60は、径方向に縮みながら挿入部80の貫通孔81を通過して、ブッシュ保持部70へと至ることができる。ブッシュ保持部70は、その内径d2が貫通孔81の内径d1よりも大きいので、ブッシュ保持部70に至った樹脂ブッシュ60は、弾性復帰により元の形状に戻ってブッシュ保持部70に嵌合する。これにより、ブッシュ保持部70内では、樹脂ブッシュ60が移動しにくくなり、安定した組付性を維持することができる。また、樹脂ブッシュ60によってシャフト50が回転自在に支持されているので、金属製の軸受と比べても軽量化を図ることができる。これらのことにより、安定した組付性を維持しつつ、軽量化が可能な減速機10を提供することができる。
According to this, since the
また、樹脂ブッシュ60は、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bを含み、シャフト50は、ウォーム40よりも一端部側に設けられ、第一ブッシュ60a及び第二ブッシュ60bのそれぞれの内径Db2よりも外径Ds2が大きいフランジ部52と、フランジ部52よりも他端部側に設けられた大径部53であって、第一ブッシュ60aの内径Db2に略一致する外径Ds3を有する大径部53と、フランジ部52よりも一端部側に設けられた小径部54であって、第二ブッシュ60bの内径Db2よりも外径Ds4が小さい小径部54と、を備え、第一ブッシュ60aは大径部53に対応する位置に配置され、第二ブッシュ60bは小径部54に対応する位置に配置されている。
The
これによれば、ブッシュ保持部70に嵌合する樹脂ブッシュ60に第一ブッシュ60aと第二ブッシュ60bとが含まれており、これら第一ブッシュ60aと第二ブッシュ60bとがブッシュ保持部70に嵌合した際にはシャフト50のフランジ部52を挟持することになる。したがって、ブッシュ保持部70内では、シャフト50の軸方向の位置が規制されるので、シャフト50の組付性を高めることができる。
According to this, the
また、大径部53の外径Ds3が第一ブッシュ60aの内径Db2に略一致しているので、ブッシュ保持部70に嵌合した第一ブッシュ60aに対して大径部53を嵌合させることができる。これにより、第一ブッシュ60aが、シャフト50の径方向の移動を規制することになる。
Further, since the outer diameter Ds3 of the
一方、小径部54の外径Ds4が第二ブッシュ60bの内径Db2よりも小さいので、ブッシュ保持部70に嵌合した第二ブッシュ60bに対して小径部54は嵌合しない。このため、径方向に縮んだ第二ブッシュ60bであっても、ブッシュ保持部70内で小径部54に対向する位置に配置することができる。これにより、第二ブッシュ60bをブッシュ保持部70に対してスムーズに嵌合させることができる。
On the other hand, since the outer diameter Ds4 of the
また、ハウジング20は樹脂から形成されている。これによれば、ハウジング20が、樹脂ブッシュ60と同様に樹脂から形成されているので、ハウジング20と樹脂ブッシュ60との熱膨張係数の差を小さくすることができる。熱膨張係数の差が小さくなれば、ハウジング20と樹脂ブッシュ60との接触面でのガタツキを抑えることができ、より安定した組付性を実現することができる。また、当該ガタツキを起因とした損傷も抑えることができる。
The
また、樹脂ブッシュ60は、スリット61に対向する位置の外周面603に凹部62が設けられており、ハウジング20のパーティングラインL1は、スリット61及び凹部62に対応した位置に配置されている。
The
これによれば、ハウジング20のパーティングラインL1が、スリット61及び凹部62に対応した位置に配置されているので、パーティングラインL1を起因としたバリなどが樹脂ブッシュ60に接触しない。これにより、樹脂ブッシュ60のガタツキを抑制することができ、より安定した組付性を実現することができる。
According to this, since the parting line L1 of the
また、樹脂ブッシュ60は、他の部分よりも薄肉な薄肉部(凹部62)を有する。
The
これによれば、樹脂ブッシュ60が薄肉部を有しているので、当該薄肉部を起点として樹脂ブッシュ60が弾性変形しやすくなっている。これにより、樹脂ブッシュ60は挿入部80内で径方向に縮みやすくなり、スムーズに挿入部80を通過することができる。
According to this, since the
なお、本実施の形態では、樹脂ブッシュ60の外周面603に設けられた凹部62が薄肉部をなしている場合を例示した。しかし、樹脂ブッシュ60の内周面604、第一面601及び第二面602のいずれか一つに凹部を設けることで、薄肉部を形成してもよい。
In the present embodiment, the case where the
また、挿入部80における貫通孔81をなす内周面82は、他端部側に向けて先細るテーパ面である。
The inner
これによれば、貫通孔81の内周面82が他端部側に向けて先細るテーパ面であるので、樹脂ブッシュ60を一端部側から貫通孔81内に押し込むことで、樹脂ブッシュ60を内周面82に追従して径方向に縮ませることができる。したがって、挿入部80に対して樹脂ブッシュ60をスムーズに通過させることが可能となる。
According to this, since the inner
[変形例]
なお、減速機の構成は、上記実施の形態で説明された構成に限定されない。そこで、以下に、減速機についての変形例を上記実施の形態との差分を中心に説明する。以降の説明では、上記実施の形態または他の変形例と同一部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
[Modification]
The configuration of the speed reducer is not limited to the configuration described in the above embodiment. Therefore, a modified example of the speed reducer will be described below with a focus on differences from the above embodiment. In the following description, the same portions as those in the above-described embodiment or other modified examples are denoted by the same reference numerals, and description thereof may be omitted.
(変形例1)
図9は、変形例1に係るブッシュ保持部70cを示す断面図である。具体的には、図9は、図5に対応する図である。図9に示すように、変形例1に係るブッシュ保持部70cは、第一端面71cが一端部側に向けて先細るテーパ面となっている。第一端面71cがテーパ面であるために、当該第一端面71cが第二ブッシュ60cを軸方向に押し付けることになる。したがって、第二ブッシュ60cにおける軸方向のガタツキを抑制することができる。
(Modification 1)
FIG. 9 is a cross-sectional view illustrating a
また、第二ブッシュ60cは、一端部側の外縁が面取りされており、傾斜面64を有している。傾斜面64の傾きは、ブッシュ保持部70cの第一端面71cに対応した傾きとなっている。このため、第二ブッシュ60cの傾斜面64は、ブッシュ保持部70cの第一端面71cに対して面接触する。このため、接触による応力が分散されて、摩擦を抑えることができる。
In addition, the
なお、本実施の形態では、ブッシュ保持部70cの第一端面71cがテーパ面である場合を例示したが、ブッシュ保持部70cの第二端面72がテーパ面であってもよい。この場合、第二端面72は他端部側に向けて先細るテーパ面とする。
In the present embodiment, the case where the
(変形例2)
図10は、変形例2に係る減速機10Dを示す断面図である。具体的には、図10は、図1に対応する図である。図10に示すように、変形例2に係る減速機10Dは、第二ブッシュ60bを備えておらず、第一ブッシュ60aのみを備えている。また、減速機10Dには、シャフト50を他端部側に向けて付勢する付勢部90を備えている。この付勢部90によって、シャフト50が第一ブッシュ60aに対して押さえつけられているため、シャフト50の軸方向の移動が規制されている。なお、付勢部90は、シャフト50の回転を規制しない状態で、シャフト50に対して付勢力を付与している。例えば、付勢部90は、バネ91と摺動板92とを備えている。バネ91は、基端部が例えば車両のフレームに固定されている。また、バネ91の先端部には摺動板92が取り付けられている。この摺動板92は、シャフト50の小径部54に対して当接している。シャフト50に対しては、バネ91の付勢力が摺動板92を介して付与されている。これにより、シャフト50が第一ブッシュ60aに対して押さえつけられている。また、シャフト50が回転すると、小径部54が摺動板92に対して摺動するので、シャフト50の回転は規制されていない。
(Modification 2)
FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating a
[その他]
以上、本発明に係る減速機について、上記実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
[Others]
As described above, the speed reducer according to the present invention has been described based on the above-described embodiments and modified examples, but the present invention is not limited to the above-described embodiments and modified examples.
例えば、上記実施の形態では、第一ブッシュ60aと第二ブッシュ60bとが同形状である場合を例示したが、第一ブッシュ60aと第二ブッシュ60bとが異なる形状であってもよい。
For example, in the above embodiment, the case where the
また、上記実施の形態では、円環状を基準とした樹脂ブッシュ60を例示した。しかしながら、樹脂ブッシュの外形は他の形状を基準としていてもよい。他の形状としては、例えば多角形状などが挙げられる。いずれの形状においても、シャフト50を回転自在に支持する樹脂ブッシュ(例えば、第一ブッシュ60a)では、内周面を円に沿う形状とする必要がある。
In the above-described embodiment, the
また、上記実施の形態では、ハウジング20が樹脂製である場合を例示した。しかしながら、ハウジングは金属製であってもよい。
In the above-described embodiment, the case where the
また、上記実施の形態では、樹脂ブッシュ60が面取りされて傾斜面63を有している場合を例示した。しかしながら、樹脂ブッシュは面取りされていなくてもよい。
In the above-described embodiment, the case where the
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, the present invention is realized by arbitrarily combining the components and functions of the embodiments and the modifications without departing from the spirit of the present invention, and the embodiments obtained by performing various modifications conceivable by those skilled in the art to the embodiments. Embodiments are also included in the present invention.
本発明は、電動式のチルト・テレスコ調整ステアリングコラムに用いられる減速機に適用可能である。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is applicable to a reduction gear used for an electric tilt / telescopic adjustment steering column.
10、10D…ステアリング装置、20…ハウジング、21…第一部位、22…第二部位、30…ウォームホイール、31…回転軸、35…軸受、40…ウォーム(歯車)、50…シャフト、51…軸体、52…フランジ部、53…大径部、54…小径部、60…樹脂ブッシュ、60a…第一ブッシュ、60b、60c…第二ブッシュ、61…スリット、62…凹部、63、64…傾斜面、70、70c…ブッシュ保持部、71、71c…第一端面、72…第二端面、73…内周面、74…突起、75…空間、80…挿入部、81…貫通孔、82…内周面、90…付勢部、91…バネ、92…摺動板、211、221…収容空間、601…第一面、602…第二面、603…外周面、604…内周面、L1…パーティングライン 10, 10D: Steering device, 20: Housing, 21: First part, 22: Second part, 30: Worm wheel, 31: Rotating shaft, 35: Bearing, 40: Worm (gear), 50: Shaft, 51 ... Shaft, 52 ... Flange part, 53 ... Large diameter part, 54 ... Small diameter part, 60 ... Resin bush, 60a ... First bush, 60b, 60c ... Second bush, 61 ... Slit, 62 ... Recess, 63, 64 ... Inclined surface, 70, 70c bush holding portion, 71, 71c first end surface, 72 second end surface, 73 inner peripheral surface, 74 projection, 75 space, 80 insertion portion, 81 through hole, 82 ... inner peripheral surface, 90 ... urging part, 91 ... spring, 92 ... sliding plate, 211, 221 ... accommodation space, 601 ... first surface, 602 ... second surface, 603 ... outer peripheral surface, 604 ... inner peripheral surface , L1 ... Parting line
Claims (7)
前記シャフトを回転自在に支持する樹脂ブッシュと、
前記シャフト及び前記樹脂ブッシュが収容されるハウジングとを備え、
前記ハウジングは、
前記シャフトに取り付けられた前記樹脂ブッシュが嵌合するための筒状の空間を有するブッシュ保持部と、
一端部が開放されており、当該一端部から前記ブッシュ保持部まで、前記シャフト及び前記樹脂ブッシュが挿入される貫通孔を有する挿入部と、を備え、
前記歯車の外径が前記貫通孔の内径よりも小さいとともに、前記ブッシュ保持部の内径が前記貫通孔の内径よりも大きく、
前記樹脂ブッシュは、周方向の一部が開放したスリットを有している
減速機。 A shaft having gears;
A resin bush that rotatably supports the shaft,
A housing in which the shaft and the resin bush are housed,
The housing is
A bush holding portion having a cylindrical space for fitting the resin bush attached to the shaft,
One end is open, and from the one end to the bush holding portion, an insertion portion having a through hole into which the shaft and the resin bush are inserted,
The outer diameter of the gear is smaller than the inner diameter of the through hole, and the inner diameter of the bush holding portion is larger than the inner diameter of the through hole,
The resin bush has a slit that is partially open in the circumferential direction.
前記シャフトは、
前記歯車よりも前記一端部側に設けられ、前記第一ブッシュ及び前記第二ブッシュのそれぞれの内径よりも外径が大きいフランジ部と、
前記フランジ部よりも他端部側に設けられた大径部であって、前記第一ブッシュの内径に略一致する外径を有する大径部と、
前記フランジ部よりも前記一端部側に設けられた小径部であって、前記第二ブッシュの内径よりも外径が小さい小径部と、を備え、
前記第一ブッシュは前記大径部に対応する位置に配置され、前記第二ブッシュは前記小径部に対応する位置に配置されている
請求項1に記載の減速機。 The resin bush includes a first bush and a second bush,
The shaft is
A flange portion provided on the one end side of the gear and having an outer diameter larger than an inner diameter of each of the first bush and the second bush,
A large-diameter portion provided on the other end side than the flange portion, a large-diameter portion having an outer diameter substantially matching the inner diameter of the first bush,
A small-diameter portion provided on the one end side relative to the flange portion, and a small-diameter portion having an outer diameter smaller than an inner diameter of the second bush,
The reduction gear according to claim 1, wherein the first bush is arranged at a position corresponding to the large diameter portion, and the second bush is arranged at a position corresponding to the small diameter portion.
前記第一ブッシュに対して前記他端部側から当接する第一端面と、
前記第二ブッシュに対して前記一端部側から当接する第二端面とを有し、
前記第一端面及び前記第二端面の少なくとも一方はテーパ面である
請求項2に記載の減速機。 The bush holding portion,
A first end face abutting against the first bush from the other end side,
A second end surface that comes into contact with the second bush from the one end side,
The speed reducer according to claim 2, wherein at least one of the first end surface and the second end surface is a tapered surface.
請求項1〜3のいずれか一項に記載の減速機。 The reduction gear according to any one of claims 1 to 3, wherein the housing is formed of a resin.
前記ハウジングのパーティングラインは、前記スリット及び前記凹部に対応した位置に配置されている
請求項4に記載の減速機。 The resin bush is provided with a concave portion on an outer peripheral surface at a position facing the slit,
The reduction gear according to claim 4, wherein a parting line of the housing is arranged at a position corresponding to the slit and the recess.
請求項1〜5のいずれか一項に記載の減速機。 The speed reducer according to any one of claims 1 to 5, wherein the resin bush has a thin portion that is thinner than other portions.
請求項1〜6のいずれか一項に記載の減速機。 The reduction gear according to any one of claims 1 to 6, wherein an inner peripheral surface forming the through hole in the insertion portion is a tapered surface tapering toward the other end.
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- 2018-06-21 JP JP2018117883A patent/JP2019219028A/en active Pending
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