JP2019216639A - 水中給餌装置及び水中給餌システム - Google Patents
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Abstract
Description
[1]洋上の生簀内に設置され、水中に浸漬して用いられる水中給餌装置であって、
底部が開放されたケーシングと、該ケーシング内の上部に設けられ、その下部に飼料放出部を有する飼料タンクと、前記ケーシング内にエアーを導入する高圧エアータンクとを備え、
水中に浸漬した際、ケーシング内の飼料タンク以外の部分に空気空間が形成され、該空気空間の圧力が、前記高圧エアータンクのエアーにより調整されることを特徴とする水中給餌装置。
[2]さらに、高圧エアータンクのエアーにより、飼料タンクの圧力が調整されることを特徴とする[1]記載の水中給餌装置。
[3]飼料タンクが、3日分以上の飼料を収容できる容量であることを特徴とする[1]又は[2]記載の水中給餌装置。
[4]飼料タンクの飼料放出部が、駆動機構によって開閉する蓋を具備する飼料放出部開閉手段を備えていることを特徴とする[1]〜[3]のいずれか記載の水中給餌装置。
[5]飼料放出部開閉手段が、外部からの飼料供給信号を受信して蓋を開閉することを特徴とする[4]記載の水中給餌装置。
[6]ケーシング内の水位を検知する検知手段と、該検知手段により検知された水位に基づき高圧エアータンクのエアーの空気空間への流入量を調整する制御バルブとを具備する水面制御手段を備えていることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか記載の水中給餌装置。
[7]洋上に配置された生簀と、
前記生簀内に設置された[1]〜[6]のいずれか記載の水中給餌装置と、
前記生簀の近傍に浮遊するブイと、
前記水中給餌装置にその一端が取り付けられ、前記ブイにその他端が取り付けられている飼料搬送管と、
を備えていることを特徴とする水中給餌システム。
[8]ブイが、生簀及び/又は水中給餌装置の状況データを外部に送信する通信装置を具備していることを特徴とする[7]記載の水中給餌システム。
[9]ブイが、外部からの飼料供給信号を受信する通信装置を具備していることを特徴とする[7]又は[8]記載の水中給餌システム。
本発明のケーシングは、底部が開放された円柱状、角柱状の筐体であって、その内部に飼料タンクを収容し、それ以外の部分(一部又は全部)が空洞となっている。なお、ケーシング内には、飼料タンク以外に、他の機器が設けられていてもよい。本発明のケーシングとしては、具体的に、直径1〜3m程度、高さ1〜5m程度の円柱状のケーシングを例示することができる。このケーシングは、水中に浸漬し易くするために錘を備えていてもよい。
飼料タンクは、ケーシング内の上部に設けられている。また、飼料タンクは、貯蔵された飼料を放出する飼料放出部を下部に有する。飼料タンクの容量は、1回分の給餌量が収容できるものであってもよいが、本発明の装置においては、飼料タンクが水中に浸漬した状態で使用され、気候による温度上昇を抑制でき、飼料を長期間貯蔵することができることから、例えば、3日分以上の飼料を収容できる容量とすることができ、5日分以上の容量であることが好ましく、7日分以上の容量であることがより好ましく、10日分以上の容量であることがさらに好ましい。
本発明の高圧エアータンクは、高圧エアーを収容するタンクであり、その形状は、特に制限されるものでなく、例えば、横置円柱状、縦置円柱状、直方体状、球体状のものを挙げることができる。本発明の高圧エアータンクは、ケーシングの内部に設置してもよいが、通常、ケーシングの外部に設置される。この高圧エアータンクは、2以上設けられていてもよい。
本発明の水中給餌システムは、洋上に配置された生簀と、生簀内に設置された上記本発明の水中給餌装置と、生簀の近傍に浮遊するブイと、水中給餌装置にその一端が取り付けられ、ブイにその他端が取り付けられている飼料搬送管とを備えている。なお、洋上、生簀については、上記本発明の水中給餌装置で説明したとおりである。
図2に示すように、水中給餌装置12は、ケーシング120内部に空気が入った状態で、浮沈式の生簀10と共に水中に浸漬される。したがって、水中に浸漬した際、ケーシング120内の飼料タンク121を除く部分に空気空間137が形成される。浸漬の際、ケーシング120の下部に形成された水面(空気空間137との界面)が徐々に上昇してくることから、フロート135がこれを検知し、制御バルブ136を開放して、高圧エアータンク122のエアーをケーシング120内(空気空間137)に導入し、水面を低下させ、所望の空気空間137を担保する。この際、飼料タンク121内にもエアーを導入し、空気空間137の圧力と同等程度の圧力状態としておくことが好ましい。
10 生簀
12 水中給餌装置
120 ケーシング
121 飼料タンク
122 高圧エアータンク
123 飼料供給部
124 飼料供給口
125 エアー排出口
126 飼料放出部
127 飼料放出口
128 飼料放出部開閉手段
129 蓋
130 ガイドレール
131 ガイドピストン(閉鎖用補助ピストン)
132 エアーシリンダ
133 連結パイプ
134 エアー配管
135 フロート
136 制御バルブ
137 空気空間
14 ブイ
16 フレームロープ
18 フレームロープフロート
20 アンカーロープ
22 飼料搬送管
26 エアー搬送管
28 電源ケーブル
30 エアー排出管
32 外部装置
Claims (9)
- 洋上の生簀内に設置され、水中に浸漬して用いられる水中給餌装置であって、
底部が開放されたケーシングと、該ケーシング内の上部に設けられ、その下部に飼料放出部を有する飼料タンクと、前記ケーシング内にエアーを導入する高圧エアータンクとを備え、
水中に浸漬した際、ケーシング内の飼料タンク以外の部分に空気空間が形成され、該空気空間の圧力が、前記高圧エアータンクのエアーにより調整されることを特徴とする水中給餌装置。 - さらに、高圧エアータンクのエアーにより、飼料タンクの圧力が調整されることを特徴とする請求項1記載の水中給餌装置。
- 飼料タンクが、3日分以上の飼料を収容できる容量であることを特徴とする請求項1又は2記載の水中給餌装置。
- 飼料タンクの飼料放出部が、駆動機構によって開閉する蓋を具備する飼料放出部開閉手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の水中給餌装置。
- 飼料放出部開閉手段が、外部からの飼料供給信号を受信して蓋を開閉することを特徴とする請求項4記載の水中給餌装置。
- ケーシング内の水位を検知する検知手段と、該検知手段により検知された水位に基づき高圧エアータンクのエアーの空気空間への流入量を調整する制御バルブとを具備する水面制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の水中給餌装置。
- 洋上に配置された生簀と、
前記生簀内に設置された請求項1〜6のいずれか記載の水中給餌装置と、
前記生簀の近傍に浮遊するブイと、
前記水中給餌装置にその一端が取り付けられ、前記ブイにその他端が取り付けられている飼料搬送管と、
を備えていることを特徴とする水中給餌システム。 - ブイが、生簀及び/又は水中給餌装置の状況データを外部に送信する通信装置を具備していることを特徴とする請求項7記載の水中給餌システム。
- ブイが、外部からの飼料供給信号を受信する通信装置を具備していることを特徴とする請求項7又は8記載の水中給餌システム。
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JP2018115938A JP2019216639A (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | 水中給餌装置及び水中給餌システム |
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- 2018-06-19 JP JP2018115938A patent/JP2019216639A/ja not_active Ceased
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