JP2019214924A - テントフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】天幕を部分的に突き上げて張ることのできるテントフレームにおいて、強風発生時におけるテント倒壊の危険性に対して迅速に対処可能なテントフレームを提供する。【解決手段】枠体2と複数本の脚体3とを有する躯体フレーム23と、躯体フレーム23と連結される支柱支持体4と、支柱支持体4に支持される支柱5と、を備え、支柱支持体4は、支柱5をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部4aと、所定の突き上げ高さ位置で支柱5に係止して支柱5を支持する係止手段とを備え、前記係止手段の係止を解除することにより前記所定の突き上げ高さ位置から支柱5がガイド部4aに案内されて自由落下するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、例えば屋内外での集会や催物や行事等に用いられるテントフレームに係り、特に、天幕の下から天幕を突き上げて支持するための支柱を備え、天幕を部分的に突き上げられた形態に張ることのできるテントフレームに関する。
従来この種のテントフレームとして、例えば、4本の脚体に支持された矩形のフレームに対角線状に張設したワイヤーに支柱を支持させるタイプ(特許文献1,2等)、パンタグラフ機構の伸縮式梁材に支柱を支持させるタイプ(特許文献3等)、4本の脚体に支持された矩形の桁フレームの四隅に架設した合掌フレームの頂部に支柱を設けたタイプ(特許文献4等)、などが知られている。
特開2002−81227号公報 特開2004−316103号公報 特開2010−270433号公報 特開2002−138713号公報
天幕が錐状等のように部分的に突き上げられた形態に張られたテントは、雨水の排水性及び意匠性に優れているが、平坦な天幕のテントに比べて、強風が吹いた際に横風を受けやすく、天幕を介してテントフレームに横風による横方向の大きな負荷がかかり、テントが倒壊等を起こしやすい傾向がある。
しかしながら、従来のこの種のテントフレームでは、強風が吹き出してテントが倒壊する恐れが生じた場合には、テントフレームを折り畳むか解体する等する必要があり、特に、折り畳み式のテントフレームにおいてはテントの下に置かれていた物をテント下から運び出す作業も必要であって、いずれにしても手間と時間がかかり、迅速な対応が困難であった。
そこで、本発明は、天幕を部分的に突き上げて張ることのできるテントフレームにおいて、強風発生時におけるテント倒壊の危険性に対して迅速に対処可能なテントフレームを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るテントフレームの第1の手段は、枠体と該枠体を支持する複数本の脚体とを有する躯体フレームと、前記躯体フレームと連結される支柱支持体と、前記支柱支持体に支持される支柱と、を備え、前記支柱支持体は、前記支柱をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部と、所定の突き上げ高さ位さ位置で前記支柱に係止して該支柱を支持する係止手段とを備え、前記係止手段の係止を解除することにより前記所定の突き上げ高さ位置から前記支柱が前記ガイド部に案内されて自由落下するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第2の手段は、上記第1の手段において、前記支柱の側面にピン孔が形成され、前記係止手段が、前記ピン孔に挿脱可能であって前記支柱の荷重を支持し得るピンを備えることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第3の手段は、上記第1又は第2の手段において、前記支柱支持体が、前記ガイド部に揺動自在に連結されるとともに自由端部が前記枠体に係合可能な係合部を有する複数本のアームを備え、複数本の前記アームが、前記係合部の各々が前記枠体に係合することにより前記枠体上に合掌状に組まれるように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第4の手段は、上記第3の手段において、前記係合部が、前記枠体の上面及び内側面に当接する当接部と、前記上面に当接する当接部から突出する係止ピンと、を備え、前記枠体の上面に前記係止ピンが挿入される係止孔が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第5の手段は、上記第3又は第4の手段において、前記係合部が、前記アームに揺動自在に取り付けられていることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第6の手段は、上記第3〜第5の何れかの手段において、前記ガイド部が筒状であって、前記支柱支持体は、前記ガイド部を鉛直方向に向けて支持するように前記枠体と前記ガイド部とを連結する連結補助部材を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第7の手段は、上記第6の手段において、前記連結補助部材が張力調整部を備えることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第8の手段は、前記第6又は第7の手段において、前記ガイド部が、前記連結補助部材の一端部を着脱可能に連結するための第1連結部を備えることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第9の手段は、上記第8の手段において、前記第1連結部は、前記ガイド部の外周面から突出し前記連結補助部材の一端部が連結される鍔部を備えることを特徴とする。
本発明に係るテントフレームの第10の手段は、前記第8又は第9の手段において、前記枠体に取り付けられ、前記連結補助部材の他端部を着脱可能に連結するための第2連結部を更に有し、前記枠体が、内周側にT溝を有する複数本の横架材と、前記横架材を連結するジョイント部とを有し、前記第2連結部は、隣り合う前記横架材のT溝に挿入されて係合する係合凸部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、テントフレームを折り畳み或いは解体しなくとも、天幕を下から突き上げ支持している支柱のみを自由落下させることができるので、強風時に支柱を迅速に降ろして強風の影響によるテントの倒壊等を防ぐことができる。
本発明に係るテントフレームの一実施形態を示す斜視図である。 本発明の構成要素である支柱支持体を示す正面図である。 図2の支柱支持体のアームを開いた状態を示す平面図である。 図2の支柱支持体の構成部品であるガイド部を示す正面図である。 図1のテントフレームの平面図である。 図4のVI−VI視平面図である。 図1のテントフレームの一部を拡大して示す正面図である。 図1のテントフレームの一部を拡大して示す他の正面図である。 本発明の構成要素である第2連結部を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。 図1のテントフレームの一部を拡大して示す斜視図である。 図1のテントフレームの組立途中の状態を示す正面図である。 図11の組立段階に続く段階を示す正面図である。 図12の組立段階に続く段階で支柱を伸張させた状態を示す正面図である。 図13の段階から脚体を伸張させた状態を示す正面図である。
本発明に係るテントフレームの一実施形態について、以下に図1〜図14を参照して説明する。
図1を参照して、テントフレーム1は、枠体2と枠体2の四隅に其々接続されて枠体2を支持する4本の脚体3とを有する躯体フレーム23と、天幕7(図14参照)を下方から部分的に突き上げ支持するための支柱5と、躯体フレーム23に連結されて支柱5を支持する支柱支持体4と、を有する。
支柱支持体4は、更に図2〜図4を参照して、支柱5をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部4aと、支柱5の上端部5aをガイド部4aから所定長さ突出させた位置(図1に示された位置)で係止する係止手段4b(図4)と、を有している。
支柱支持体4は、ガイド部4aの外周部に等角度間隔で揺動自在に連結されるとともに枠体2上に合掌構造を形成するように枠体2に係合可能な4本のアーム4c(図3の平面図参照)を備えている。
アーム4cは、ガイド部4aの上端部に取り付けられたブラケット4a1の軸4a2に揺動自在に軸着されている。なお、図2において、図示説明の都合上、図面手前に現れるべきアーム4cを仮想線で示している。ガイド部4aは、図示例では、所定長を有する筒状であり、金属製の角パイプを用いている。
図4は、支柱支持体4から支柱5とアーム4cを取り外した状態を示す正面図である。係止手段4bは、図4を参照して、インデックスプランジャー4b1をガイド部4aに固定し、インデックスプランジャー4b1のプランジャーピン4b2が嵌入するピン孔(図示せず。)が支柱5に形成されている。インデックスプランジャー4b1は、ガイド部4aに溶接されたナット4b3に螺着される。
インデックスプランジャー4b1のノブ4b4を引っ張れば、支柱5はガイド部4a内をスライド可能となり、内蔵バネ(図示せず。)の付勢力によりプランジャーピン4b2が支柱5のピン孔に嵌入すると、支柱5がガイド部4aに対してスライド不能となり位置固定され、プランジャーピン4b2によって支柱5の荷重が支持される。係止手段4bは、インデックスプランジャー4b1に代えて、或いは、インデックスプランジャー4b1に加えて、シャフトロックピン、ボールロックピン、その他のピン等の他の係止手段を採用することもできる。
係止手段4bは、支柱5の荷重を支えるため、支柱5のピン孔からプランジャーピン4b2を引き抜いて係止手段4bの係止を解除すれば、支柱5は、その荷重を支えるものがなくなり、自重によって所定の突き上げ位置からガイド部4aに案内されながら自由落下する。
支柱支持体4のガイド部4aに、第1連結部4d(図2〜4)が取り付けられている。一方、枠体2には、四隅に第2連結部2a(図5)が取り付けられている。枠体2の四隅の第2連結部2aとガイド部4aの第1連結部4dとが、連結補助部材Wで連結される。
図示例において、連結補助部材Wは4本のワイヤーである。前記4本のワイヤーのうちの1本のワイヤーに張力調整部Tが介在されている。図示例において張力調整部Tはターンバックルである。連結補助部材Wは、ワイヤーに代えて、ベルト、チェーン、金属棒等を採用することができる。また、張力調整部Tは、ターンバックルに代えて、連結補助部材Wの材質等に応じて公知の張力調整部を備えることができる。なお、張力調整部Tは、図示例では1本のワイヤー(W)にのみ介在させているが、他のワイヤーに介在させることもできる。
枠体2は、断面四角形状を有し、好適にはアルミニウム合金の形材で形成される。アーム4cは、図2、図3、図7を参照して、アーム本体4c1と、アーム本体4c1の自由端部に揺動自在に設けられて枠体2に係合可能な係合部4c2とを備えている。
図示例では、係合部4c2にブラケット4c3が固定され、ブラケット4c3が軸4c4を介してアーム4cの端部に回動自在に軸着されて、係合部4c2がアーム4cに揺動自在に設けられている。
係合部4c2は、図7を参照して、枠体2の内側面2cに当接する当接部4c5と、枠体2の上面2bに当接する当接部4c6から突出する係止ピン4c7と、を備えている。枠体2の上面2bには、係止ピン4c7が挿入される係止孔2dが形成されている。
アーム4cは筒状をしたガイド部4aの上部に揺動自在に連結され、第1連結部4dはガイド部4aの下部に設けられている。第1連結部4dは、図6を参照して、ガイド部4aの外周面から突出する鍔部4d1と、鍔部4d1に形成された4つの第1連結用孔4d2を備えている。4つの第1連結用孔4d2は、図5に示すように、正方形の枠体2の対角線上の位置に形成されている。図1に示すように、支柱支持体4を枠体2に架設した時に、第2連結部2aと第1連結部4dとが略同一高さとなるように構成されている。
枠体2は、図5を参照して、4本の横架材2eと、横架材2eを枠体2の四隅で連結するジョイント部2fとを有している。横架材2eは、中空のアルミニウム合金製形材で形成することができ、図8に示すように、ジョイント部2fは、互いに直交する3方向(図8では2方向のみ図示している。)を向く挿入部2f1を有し、そのうちの2つの挿入部2f1が横架材2eに挿入され、残りの一つの挿入部2f1が脚体3に挿入される。挿入部2f2に形成されたネジ穴(図示せず。)に、横架材2eに形成されたボルト孔(図示せず。)から挿通したボルト6を螺入し、横架材2eとジョイント部2fとが互いに連結される。
脚体3は、中空のアルミ合金製形材で形成することができ、図8を参照して、脚体3の上端部からジョイント部2fの挿入部2f1が挿入されて、挿入部2f1に形成されたネジ穴(図示せず。)に、脚体3に形成されたボルト孔(図示せず。)から挿通したボルト6を螺入し、脚体3とジョイント部2fとが互いに接続される。
脚体3は、図1を参照して、外管3aと外管3aに下方から挿入された内管3bを備える2重管構造の伸縮式となっており、所定の伸張時に外管3aと内管3bとをロックするロック機構3cを有している。ロック機構3cは、外管3aに固定したインデックスプランジャーのプランジャーピンが外管3a及び内管3bに形成されたピン孔(図示せず。)を貫通することにより構成することができる。インデックスプランジャーに代えて、或いは、インデックスプランジャーに加えてシャフトロックピンやボールロックピン等の他のロック機構を採用することもできる。
図9及び図10を参照して、横架材2eは、内周側にT溝2tを有している。第2連結部2aは、図9、図10を参照して、第2連結用孔2a1が形成された連結プレート2a2と、連結プレート2a2に形成されて隣り合う横架材2eのT溝2tに挿入されて係合する係合凸部2a3と、を備えている。
上記構成を有するテントフレームは、以下のようにして組み立てられる。先ず、4本の脚体3の其々にジョイント部2fを連結する。次いで、4本の横架材2eをジョイント部2fに接続し、4本の脚体3の上に枠体2を形成し、躯体フレーム23が形成される。横架材2eにジョイント部2fを連結する際に、第2連結部2aの係合凸部2a3を横架材2eの内周側のT溝2tに端面開口側から挿入して係合させる。4本の脚体3と4つのジョイント部2fと4本の横架材2eとが互いに接続され、ボルト締めが完了した後、図11に示すように、支柱支持体4を枠体2に架設する。
支柱支持体4を枠体2へ架設するには次の手順で行う。4本のアーム4cを開いて其々の自由端部にある係合部4c2を、4本の横架材2eに其々係合させる。具体的には、係合部4c2の係止ピン4c7を横架材2eの係止孔2dに挿入して係止させる。係止孔2dは、横架材2eの長さ方向中間位置に形成されている。係合部4c2は、当接部4c6、4c5が横架材2eの上面2b及び内側面2cに其々当接する。係合部4c2を横架材2eに係合させた4本のアーム4cは、4本の横架材2eの其々の長さ方向中間位置から枠体2の中心に向かって上側に傾斜して延び、図1に示すように、枠体2上で交差する合掌構造を形成する。
次に、枠体2の四隅にある第2連結部2aとガイド部4aの下部にある第1連結部4dとを連結補助部材Wを構成する4本のワイヤーで其々連結する。上記したように連結補助部材Wを構成する4本のワイヤーのうちの一本のワイヤーには、張力調整部Tを構成するターンバックルが介在されている。張力調整部Tが介在されていない3本のワイヤーは、支柱5が枠体2の中心位置にくる長さに設定されており、張力調整部Tによる張力を緩めた状態で第2連結部2aと第1連結部4dに連結補助部材Wを構成するワイヤーを連結する。張力調整部Tの締め込み度合いを調整することで、連結補助部材Wを構成する4本のワイヤーが所定の張力に調節され、支柱5の傾きが鉛直方向に修正されるとともに、枠体2の既定の形状(図示例では正方形)からの変形(図示例では僅かな菱形への変形等)が既定の形状に修正される。図11は、支柱支持体4を枠体2に架設し、連結補助部材Wを構成する4本のワイヤーを張設した状態を示す正面図である。
張力調整部Tの締め込み調整後、図12に示すように、支柱支持体4の上から天幕7(仮想線で示されている。)を被せる。図示していないが、天幕7は、天幕7に取り付けられている留め紐等を横架材2e等に縛り付ける等して、取り付けられる。
天幕7を支柱支持体4及び枠体2に被せておいてから、図13に示すよう、支柱5をガイド部4a内でスライドさせながらガイド部4aから上方へ突出させ、所定突き上げ高さ位置(図13に示された位置)で係止手段4bによって係止させる。
天幕7を取り付けて支柱5を伸張させた後、図14に示すように、脚体3を伸張させて所定の伸張位置でロック機構3cによってロックし、テントが完成する。
上記構成を有するテントフレーム1は、図13又は図14の組立完成状態において、係止手段4bによる支柱5の係止を解除すれば、支柱5がガイド部4aに案内されつつ自由落下する。自由落下した支柱5は、図12に示す位置迄落下する。図示例では支柱5の上端部5aがストッパーとなり、上端部5aがガイド部4aの上端部に当接するまで落下する。上端部5aは、支柱5の上端に固定された樹脂製キャップとすることができる。
従って、天幕7を張ってテントの組立が完成した状態で強風が吹き出した場合に、係止手段4bを解除し、支柱5を速やかに降ろすことができ、突き上げられていた天幕7を迅速に下げて、強風による横風の影響を軽減し、テントの倒壊等を迅速に防ぐことができる。
また、支柱支持体4は、合掌構造を形成するアーム4cでガイド部4aを支持し、支柱5がガイド部4aに支持されているので、長尺の支柱であっても安定して支持することができる。
アーム4cは、係止ピン4c7を横架材2eの係止孔2dに差し込む構成とすれば、抜き差しが容易であり、組立及び分解が容易である。
アーム4cは、ガイド部4aの外周部に揺動自在に連結されるので、枠体2から取り外した後、アーム4cをガイド部4aの側に沿わせるようにして折り畳むことでコンパクト化が可能であり、収納や運搬に好適である。
アーム4cがガイド部4aの上部に連結され、第1連結部4dがガイド部4aの下部に設けられることにより、ガイド部4aの上部は合掌構造により強固に支持され、ガイド部4aの下部を、連結補助部材Wを構成する4本のワイヤーによって四方に引っ張って、支柱5が鉛直方向を向くようにしているので、天幕(図14参照)が強風を受けて支柱5の上端部に大きな力を受けても、支柱5を強固に支持し得る。
第1連結部4dをガイド部4aの外周面から突出する鍔部4d1に連結補助部材Wを連結するための4つの第1連結用孔4d2を形成することにより、ワイヤー等で形成される連結補助部材Wの取り付け構造が簡素化される。また、ワイヤー等で形成される連結補助部材Wがガイド部4aの下方でクロスしないので、ガイド4aから支柱5が自由落下する際の邪魔になることがない。
本発明は、上記実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更態様を採用することができる。
例えば、枠体に関して、上記実施形態では正方形の枠体を例示したが、正方形以外の多角形の枠体とするともできるし、円形、或いは楕円形等の枠体とすることもできる。
また、脚体に関して、上記実施形態では4本の脚体を例示したが、4本に限らず、枠体の形状に応じて3本以上の複数本の脚体を設けることができる。
また、上記実施形態では、支柱が1本の実施形態を例示したが、支柱は一本に限らず、離間配置して複数本備えることもできる。
また、係止手段は、上記実施形態においてガイド部に取り付けたプランジャーピンを例示したが、支柱5を所定の突き上げ高さ位さ位置で係止できるものであればよく、例えば、支柱5の内部にプランジャーピンを取り付けて支柱の表面にプランジャーピンを出没可能に設けることにより、ガイド部の上端縁で係止する構成とし、支柱の側の係止手段を設けることもできる。
また、上記実施形態においてはガイド部として角パイプを例示したが、ガイド部は、角パイプに限らず、支柱をその長さ方向に沿って案内できるものであれば形状等は限定されない。
また、上記実施形態では、ガイド部を筒状として、ガイド部の上部に揺動自在に連結したアームを枠体に係合連結し、ガイド部の下部を連結補助部材で枠体と連結して、ガイド部を長さ方向に沿って鉛直方向に支持するようにしたが、ガイド部を鉛直方向に支持するために、図示した連結補助部材に代えて、例えば、ガイド部の下部とアームの中間部とを他の連結補助部材によって連結してガイド部が鉛直方向を向くようにしてもよい。
また、枠体やアームは、シザーズ状、Xリンク機構、或いはパンタグラフ機構等の折り畳み式テントにおいて従来公知の折り畳み可能な構造(例えば特開2000−154671号公報等)とすることもできる。
上記実施例においてアームが枠体に係合する例を示したが、アームを脚体に係合させる構成を採用することも可能であり、枠体と脚体の双方にアームを係合させる構成を採用することもできる。
1 テントフレーム
2 枠体
2a 第2連結部
2a1 第2連結用孔
2a2 連結プレート
2a3 係合凸部
2e 横架材
2f ジョイント部
2t T溝
3 脚体
4 支柱支持体
4a ガイド部
4b 係止手段
4c アーム
4c1 アーム本体
4c2 係合部
4c5,4c6 当接部
4c7 係止ピン
4d 第1連結部
4d1 鍔部
4d2 第1連結用孔
5 支柱
23 躯体フレーム
W 連結補助部材

Claims (10)

  1. 枠体と該枠体を支持する複数本の脚体とを有する躯体フレームと、前記躯体フレームと連結される支柱支持体と、前記支柱支持体に支持される支柱と、を備え、
    前記支柱支持体は、前記支柱をその長さ方向に沿って上下動可能に案内するガイド部と、所定の突き上げ高さ位さ位置で前記支柱に係止して該支柱を支持する係止手段とを備え、前記係止手段の係止を解除することにより前記所定の突き上げ高さ位置から前記支柱が前記ガイド部に案内されて自由落下するように構成されていることを特徴とするテントフレーム。
  2. 前記支柱の側面にピン孔が形成され、前記係止手段が、前記ピン孔に挿脱可能であって前記支柱の荷重を支持し得るピンを備えることを特徴とする請求項1に記載のテントフレーム。
  3. 前記支柱支持体は、前記ガイド部に揺動自在に連結されるとともに自由端部が前記枠体に係合可能な係合部を有する複数本のアームを備え、
    複数本の前記アームは、前記係合部の各々が前記枠体に係合することにより前記枠体上に合掌状に組まれるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテントフレーム。
  4. 前記係合部は、前記枠体の上面及び内側面に当接する当接部と、前記上面に当接する当接部から突出する係止ピンと、を備え、
    前記枠体の上面に前記係止ピンが挿入される係止孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のテントフレーム。
  5. 前記係合部は、前記アームに揺動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のテントフレーム。
  6. 前記ガイド部が筒状であって、前記支柱支持体は、前記ガイド部を鉛直方向に向けて支持するように前記枠体と前記ガイド部とを連結する連結補助部材を更に備えることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のテントフレーム。
  7. 前記連結補助部材が張力調整部を備えることを特徴とする請求項6に記載のテントフレーム。
  8. 前記ガイド部が、前記連結補助部材の一端部を着脱可能に連結するための第1連結部を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のテントフレーム。
  9. 前記第1連結部は、前記ガイド部の外周面から突出し前記連結補助部材の一端部が連結される鍔部を備えることを特徴とする請求項8に記載のテントフレーム。
  10. 前記枠体に取り付けられ、前記連結補助部材の他端部を着脱可能に連結するための第2連結部を更に有し、
    前記枠体が、内周側にT溝を有する複数本の横架材と、前記横架材を連結するジョイント部とを有し、
    前記第2連結部は、隣り合う前記横架材のT溝に挿入されて係合する係合凸部を備えることを特徴とする請求項8又は9に記載のテントフレーム。

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