JP2019213045A - 画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置の制御方法、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】モバイル端末等の情報処理装置から画像形成装置へログインした状態から適切にログアウトさせることを可能とし、画像形成装置を複数ユーザーで効率的且つセキュリティーを確保した状態で使用可能にできる仕組みを提供する。【解決手段】MFPのCPUは、モバイル端末からBluetooth通信等でユーザーがログインしている状態で、モバイル端末で動作しているMFP接続アプリケーションの画面が閉じられた場合(S421でログアウトイベントありの場合)にモバイル端末から送信される情報(S422で送信されるログアウト情報)を受信したことに応じて(S423)、該ユーザーのログアウト処理を行う(S424)。【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置の制御方法、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
画像形成装置は、ネットワークを介して複数の情報処理装置と接続され、当該複数の情報処理装置を使用する複数のユーザーにより共有される。ここで画像形成装置とは、例えばプリンタ、ファクシミリ、複写機、スキャナ等の機能を有するデジタル複合機である。また、情報処理装置とは、例えばパーソナル・コンピュータ(PC)や、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等のモバイル端末である。画像形成装置、および、情報処理装置は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、インターネット(Internet)といったネットワークを介して相互に通信可能に接続され、画像形成システムを構成する。
この種の画像形成システムは、その最小限の構成においては、1台の画像形成装置と1台の情報処理装置とを1対1で接続することで構成可能である。しかし、近年では、複数の画像形成装置と複数の情報処理装置とが相互に接続された大規模画像形成システムが構築されることが多い。
このような画像形成装置では、セキュリティーの観点からいわゆるプライベートプリント機能を搭載している。具体的には、あるユーザーが所定の端末装置から印刷データを共有の画像形成装置に送信すると、当該ユーザーが当該画像形成装置まで赴き、ICカード等を用いて当該画像形成装置でユーザー認証を行う。そして、当該画像形成装置がユーザー認証して、このユーザーをログインした時点で、前記送信された印刷データを印刷する。これにより、印刷物を他人に見られてしまうこと、又、印刷物が長時間放置されること等を防止し、機密性を保つことができる。
しかし、印刷物を取得したあとに、ログアウトしないまま放置されると、ユーザーが意図しないログイン状態が続いて、セキュリティーが守られないといった可能性がある。
特許文献1には、ログアウトキー以外のキー操作が最後にされた時点からの経過時間を測定し、予め登録された距離に基づいて設定された一定時間を超過した場合に、ユーザー操作がされなくなったと判定して自動でログアウトする技術が提案されている。
また、特許文献2には、装置の一定の範囲内にユーザーが存在する場合には入力を許可し、装置の一定の範囲内にユーザーが存在しない場合に入力を禁止する技術が提案されている。
特許文献1には、ログアウトキー以外のキー操作が最後にされた時点からの経過時間を測定し、予め登録された距離に基づいて設定された一定時間を超過した場合に、ユーザー操作がされなくなったと判定して自動でログアウトする技術が提案されている。
また、特許文献2には、装置の一定の範囲内にユーザーが存在する場合には入力を許可し、装置の一定の範囲内にユーザーが存在しない場合に入力を禁止する技術が提案されている。
上述のように、特許文献1の技術は、ユーザーとの距離に基づく時間に応じてログアウトを行う技術である。また、特許文献2の技術は、装置の一定の範囲内にユーザーが存在する場合には入力を許可する技術である。このように従来の技術では、ユーザー操作がなくなってから一定時間内、もしくは、装置の一定の範囲内にユーザーが存在する場合には、ログアウト等されない。
このため、従来の技術では、ユーザーがモバイルプリントなどで画像形成装置の近くに居る場合もしくは連続で次のユーザーが使用する場合などでは、適切にログアウト等がなされず、セキュリティーが守られない可能性があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、情報処理装置から画像形成装置へログインした状態から適切にログアウトさせることが可能となり、画像形成装置を複数ユーザーで効率的且つセキュリティーを確保した状態で使用することができる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、ログインしたユーザーに使用を許可する画像形成装置であって、前記画像形成装置に対する操作を受け付ける操作手段と、所定の無線通信により情報処理装置から送信されたユーザーの情報に基づいて該ユーザーのログイン処理を行い、該ユーザーがログインしている状態では前記操作手段からの操作を禁止制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、該ユーザーがログインしている状態で、前記情報処理装置で動作している前記画像形成装置にジョブを送信可能なアプリケーションの画面が閉じられた場合に前記情報処理装置から送信される情報を受信したことに応じて、該ユーザーのログアウト処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置から画像形成装置へログインした状態から適切にログアウトさせることが可能となり、画像形成装置を複数ユーザーで効率的且つセキュリティーを確保した状態で使用することができる。したがって、画像形成装置のユーザーの利便性とセキュリティーの向上の双方を両立させることが可能となる。
以下、本発明の実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態の通信システムには、複数のMFP(多機能処理装置)と、複数のモバイル端末が存在し、例えば各ユーザーが自分のモバイル端末を所持し、常にそれを持ち歩いているオフィス環境を想定する。なお、MFPは「Multifunction Peripheral」の略称である。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態の通信システムには、複数のMFP(多機能処理装置)と、複数のモバイル端末が存在し、例えば各ユーザーが自分のモバイル端末を所持し、常にそれを持ち歩いているオフィス環境を想定する。なお、MFPは「Multifunction Peripheral」の略称である。
本実施形態の通信システムに含まれる各MFPは、コピー、ファクシミリの送受信、スキャン、ボックス、送信、印刷などの機能を有する画像形成装置であり、オフィス環境に応じて必要な機能を有するものが選択されて設置される。
なお、図1のシステムでは、1台のMFP101と1台のモバイル端末102が示されているが、これら機器の数はこれに限定されるものではなく、それぞれ2台以上であってもよい。
なお、図1のシステムでは、1台のMFP101と1台のモバイル端末102が示されているが、これら機器の数はこれに限定されるものではなく、それぞれ2台以上であってもよい。
図1に示すように、MFP101は、ネットワーク(LAN)103に接続されており、LAN103を介して、LAN103に接続されている他の端末と相互に通信を行うことができる。
同様に、モバイル端末102は、無線LANルータ104を介してLAN103に接続可能であり、LAN103に接続された他の端末と相互に無線通信を行うことができる。
また、MFP101やモバイル端末102は、近距離無線通信機能としてBluetooth(登録商標)通信(ブルートゥース通信)機能を備えており、Bluetooth(ブルートゥース(登録商標))の電波の届く範囲において、相互に接続して通信を行うことができる。
同様に、モバイル端末102は、無線LANルータ104を介してLAN103に接続可能であり、LAN103に接続された他の端末と相互に無線通信を行うことができる。
また、MFP101やモバイル端末102は、近距離無線通信機能としてBluetooth(登録商標)通信(ブルートゥース通信)機能を備えており、Bluetooth(ブルートゥース(登録商標))の電波の届く範囲において、相互に接続して通信を行うことができる。
図2は、MFP101とモバイル端末102のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
まず、MFP101のハードウェア構成を説明する。
MFP101において、CPU201は、MFP101全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202等に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や印刷制御、送信制御などの各種制御を行う。ROM202は、制御プログラムや各種データが記憶される。RAM203は、CPU201が各種プログラムを実行する際にワークエリア等として使用される揮発性のメモリである。
まず、MFP101のハードウェア構成を説明する。
MFP101において、CPU201は、MFP101全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202等に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や印刷制御、送信制御などの各種制御を行う。ROM202は、制御プログラムや各種データが記憶される。RAM203は、CPU201が各種プログラムを実行する際にワークエリア等として使用される揮発性のメモリである。
eMMC205は、画像データや各種プログラムを記憶し、eMMCホストコントローラ204を介してアクセスする。なお、eMMCは「embedded Multi Media Card」の略称であり、フラッシュメモリを利用した記憶装置である。なお、CPU201により実行されるプログラムは、eMMC205にインストールされていて、実行時にRAM203に展開されて実行されてもよい。また、eMMCの代わりに又は併用して、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備える構成であってもよい。
操作部206は、ユーザーの指で操作可能なタッチパネルとして動作する表示部やハードキー等を備える。
タイマ207は、CPU201の指示に従って所定時間の計時を行い、指定された時間が経過すると割り込みなどでCPU201に通知する。
タイマ207は、CPU201の指示に従って所定時間の計時を行い、指定された時間が経過すると割り込みなどでCPU201に通知する。
プリンタ208は、内部バス213を介して転送された画像データに従ってシートに画像を印刷する。スキャナ209は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する。ICカードリーダ210は、ユーザーの認証のために、ユーザーが所有するICカードを読み取る。
Bluetooth I/F211は、Bluetooth規格で無線通信を行うインタフェースであり、Bluetooth I/Fを持つ他の機器と相互に無線通信を行う。なお、本実施形態では、MFP101はモバイル端末102とBluetooth規格により相互に通信を行うことができる。
ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)212は、LAN103と接続するためのNIC(Network Interface Card)を有する。
内部バス213は、CPU201と上述の各部とを接続し、データや制御信号等を伝達する。
内部バス213は、CPU201と上述の各部とを接続し、データや制御信号等を伝達する。
次にモバイル端末102のハードウェア構成を説明する。
モバイル端末102において、CPU214は、モバイル端末102全体の動作を制御する。RAM215は、CPU214が各種プログラムを実行する際にワークエリア等として使用される揮発性のメモリである。フラッシュメモリ216は、各種プログラムやデータを記憶する不揮発性のメモリである。
モバイル端末102において、CPU214は、モバイル端末102全体の動作を制御する。RAM215は、CPU214が各種プログラムを実行する際にワークエリア等として使用される揮発性のメモリである。フラッシュメモリ216は、各種プログラムやデータを記憶する不揮発性のメモリである。
操作部217は、ユーザーの指で操作可能なタッチパネルとして動作する表示部を備える。
タイマ219は、CPU214の指示に従って所定時間の計時を行い、指定された時間が経過すると割り込みなどでCPU214に通知する。
タイマ219は、CPU214の指示に従って所定時間の計時を行い、指定された時間が経過すると割り込みなどでCPU214に通知する。
Bluetooth I/F218は、Bluetoothで通信するためのインタフェースであり、Bluetoothインタフェースを持つ他の機器と相互に通信を行う。本実施形態では、モバイル端末102は、MFP101とBluetoothにより相互に通信を行う。
無線ネットワークインタフェース(無線ネットワークI/F)224は、無線LANルータ104と接続して通信可能な無線対応のNIC(Network Interface Card)である。
無線ネットワークインタフェース(無線ネットワークI/F)224は、無線LANルータ104と接続して通信可能な無線対応のNIC(Network Interface Card)である。
スピーカ220は、電気信号を音に変換する。マイク221は、音を検知して電気信号に変換する。カメラ222は、静止画や動画を撮影して電子データに変換する。GPS223は、Global Positioning Systemの受信機である。
内部バス225は、CPU214と上述の各部とを接続し、データや制御信号等を伝達する。
内部バス225は、CPU214と上述の各部とを接続し、データや制御信号等を伝達する。
図3は、本実施形態に係るMFP101とモバイル端末102のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図3(A)はMFP101のソフトウェア構成に対応する。また、図3(B)はモバイル端末102のソフトウェア構成に対応する。
〔MFP101のソフトウェア構成〕
まず、図3(A)を用いて、MFP101のソフトウェア構成及びソフトウェアが管理するデータ領域について説明する。
図3(A)において、ドキュメント305、プリントジョブ306、カウンタ320、ユーザーアカウント313は、ソフトウェアがRAM203やeMMC205に記憶して管理するデータの領域を示す。
まず、図3(A)を用いて、MFP101のソフトウェア構成及びソフトウェアが管理するデータ領域について説明する。
図3(A)において、ドキュメント305、プリントジョブ306、カウンタ320、ユーザーアカウント313は、ソフトウェアがRAM203やeMMC205に記憶して管理するデータの領域を示す。
プラットフォーム301は、例えば、Linux(登録商標)などのオペレーティングシステムや、JAVA(登録商標)のバーチャルマシンやOSGi(登録商標)フレームワーク、デバイスドライバ群を含む形で構成される。なお、OSGiフレームワークは、OSGi Alliance(標準化団体)が定義したJAVAベースのサービスプラットフォームである。
プラットフォーム301は、各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバ群を備えており、プラットフォーム301上で動作するアプリケーションに対してハードウェアを利用するためのAPIを提供する。APIは「Application Programming Interface」の略称である。
例えば、Bluetooth I/F制御部302は、Bluetooth I/F211を制御するためのデバイスドライバである。ネットワーク制御部303は、ネットワークI/F212を制御するためのデバイスドライバである。ローカルUI制御部304は、操作部206を制御するためのデバイスドライバである。その他に図示していないが、プリンタ208を制御するプリンタモジュール、スキャナ209を制御するスキャナモジュールも、このプラットフォーム301に存在する。また、プラットフォーム301は、ドキュメント305、プリントジョブ306、カウンタ320のデータを読み書きするためのAPIをアプリケーションに提供する。
メニュー307、コピー308、プリント309、送信310は、プラットフォーム301上で動作するアプリケーションであり、操作部206に各種機能を提供するユーザーインタフェースを表示する。例えば、コピー308は、プラットフォームを301介して、スキャナ209とプリンタ208を制御してコピー処理を実行する。プリント309は、ドキュメント305に格納されたドキュメントデータやプリントジョブ306に保存されたプリントジョブをプリントする機能を提供する。コピーやプリントの出力は、プラットフォーム301のAPIを介して実行され、プラットフォーム301が印刷枚数をカウンタ320に記録する。
送信310は、スキャナ209から取得したドキュメントデータを外部に送信する機能を提供する。
メニュー307は、操作部206からアプリケーション(例えば、コピー、プリント、送信)を選択するためのメニュー画面を表示させるモジュールである。
メニュー307は、操作部206からアプリケーション(例えば、コピー、プリント、送信)を選択するためのメニュー画面を表示させるモジュールである。
リモートUI311は、モバイル端末102のウェブブラウザからHTTPプロトコルでMFP101にアクセスされた場合に、HTMLで記述されたユーザーインタフェースを提供するモジュールである。リモートUI311は、MFP101の設定を管理するユーザーインタフェースや、ドキュメント305に格納されたドキュメントデータをプリントするためのユーザーインタフェースを情報処理装置に提供する。
ログインサービス312は、ユーザーがMFP101を利用する際のログイン機能を提供するモジュールである。以下、ログインサービス312が備える機能(ユーザーアカウント313の管理機能、ローカルログイン機能、リモートログイン機能、Bluetoohのサービスアクセス用のログイン機能)について詳細に説明する。
・ユーザーアカウントの管理機能
ユーザーアカウントの管理機能は、ユーザーアカウントの登録や管理を行うユーザーインタフェースをユーザーに提供する。また、ユーザーアカウントの管理機能は、ユーザーインタフェースを介して登録された情報をユーザーアカウント313に記録して管理する。この管理する情報としては、例えば、ユーザー名・パスワード・ICカード番号などがある。
ユーザーアカウントの管理機能は、ユーザーアカウントの登録や管理を行うユーザーインタフェースをユーザーに提供する。また、ユーザーアカウントの管理機能は、ユーザーインタフェースを介して登録された情報をユーザーアカウント313に記録して管理する。この管理する情報としては、例えば、ユーザー名・パスワード・ICカード番号などがある。
・ローカルログイン機能
ローカルログイン機能は、操作部206を利用するユーザーに対してログイン/ログアウト機能を提供する。ローカルログイン機能は、操作部206にログイン画面を表示し、ログインしていないユーザーが操作部206を使用できないようにガードする。ここでは同時にローカルログインできるユーザーの数を「1」とする。従って、複数のユーザーが同時にローカルログインすることはできない。ローカルログイン機能は、ユーザーのログインが成功した場合には、操作部206の表示部の画面を、ログイン画面からメニュー画面に遷移させ、ユーザーがMFP101を利用可能な状態にする。なお、MFP101では、ローカルログインを行う機能として複数種類のログイン機能(例えば、以下の(1)〜(3))を提供する。
ローカルログイン機能は、操作部206を利用するユーザーに対してログイン/ログアウト機能を提供する。ローカルログイン機能は、操作部206にログイン画面を表示し、ログインしていないユーザーが操作部206を使用できないようにガードする。ここでは同時にローカルログインできるユーザーの数を「1」とする。従って、複数のユーザーが同時にローカルログインすることはできない。ローカルログイン機能は、ユーザーのログインが成功した場合には、操作部206の表示部の画面を、ログイン画面からメニュー画面に遷移させ、ユーザーがMFP101を利用可能な状態にする。なお、MFP101では、ローカルログインを行う機能として複数種類のログイン機能(例えば、以下の(1)〜(3))を提供する。
(1)キーボードによるログイン
キーボードによるログイン機能では、操作部206に表示されたログイン画面を介して、ユーザーが操作部206を操作して入力したユーザー名とパスワードを取得して、そのユーザーを認証するとログイン処理を行う。
キーボードによるログイン機能では、操作部206に表示されたログイン画面を介して、ユーザーが操作部206を操作して入力したユーザー名とパスワードを取得して、そのユーザーを認証するとログイン処理を行う。
(2)ICカードによるログイン
ICカードによるログイン機能では、ICカードリーダ210にかざされたユーザーのICカードからICカード番号を取得してユーザーを特定し、ユーザーが認証できるとログイン処理を行う。
ICカードによるログイン機能では、ICカードリーダ210にかざされたユーザーのICカードからICカード番号を取得してユーザーを特定し、ユーザーが認証できるとログイン処理を行う。
(3)モバイルによるログイン
モバイルによるログイン機能では、モバイル端末102からBluetooth通信でユーザー認証情報と共にログイン要求を受けると、ユーザーを認証してログイン処理を行う。ここではモバイルによるログイン要求にレベルを設け、例えば、MFP101の状態によって、所定のレベルの要求を拒否するような実装を行う。該レベルとしては、例えばユーザ(管理ユーザ、一般ユーザ、外部ユーザ等)によって異なるレベルを設けておく。なお、ログインサービス312は、他ユーザーがローカルログインしている状態では、モバイルによるログイン要求を受け付けない。この場合、モバイル端末102では、後述する図6に示す画と同様の画面を操作部217の表示部に表示し、現在ログインしているユーザーのログアウトを待つようにユーザーに通知を行う。本実施形態では、モバイルによるログインの一例として、モバイル端末102からBluetooth通信でMFP101にログインする場合を例に説明する。
モバイルによるログイン機能では、モバイル端末102からBluetooth通信でユーザー認証情報と共にログイン要求を受けると、ユーザーを認証してログイン処理を行う。ここではモバイルによるログイン要求にレベルを設け、例えば、MFP101の状態によって、所定のレベルの要求を拒否するような実装を行う。該レベルとしては、例えばユーザ(管理ユーザ、一般ユーザ、外部ユーザ等)によって異なるレベルを設けておく。なお、ログインサービス312は、他ユーザーがローカルログインしている状態では、モバイルによるログイン要求を受け付けない。この場合、モバイル端末102では、後述する図6に示す画と同様の画面を操作部217の表示部に表示し、現在ログインしているユーザーのログアウトを待つようにユーザーに通知を行う。本実施形態では、モバイルによるログインの一例として、モバイル端末102からBluetooth通信でMFP101にログインする場合を例に説明する。
また、ログインサービス312では、ローカルログイン後のログアウトの機能として複数のログアウト機能(例えば、以下の(a)、(b))を提供する。
(a)タイムアウトによるログアウト
タイムアウトによるログアウト機能では、一定時間、ユーザーが操作部206を操作しない場合にログアウト処理を行う。
タイムアウトによるログアウト機能では、一定時間、ユーザーが操作部206を操作しない場合にログアウト処理を行う。
(b)モバイルによるログアウト
モバイルによるログアウト機能では、モバイル端末からログアウトイベントに基づくログアウト要求を受けるとログアウト処理を行う。なお、本実施形態のログアウトイベントとは、例えば、後述する図5に示すログアウトキー501の押下やホームボタン502の押下等である。このログアウトイベントにより、モバイル端末102からローカルログアウト情報をMFP101に送信する。これをMFP101が受信すると、ログインサービス312はローカルログアウト処理を行う。ログアウト処理後、ログインサービス312はログイン画面を表示し、ログイン可能に制御する。なお、「(b)モバイルによるログアウト」についての詳細は後述する。
モバイルによるログアウト機能では、モバイル端末からログアウトイベントに基づくログアウト要求を受けるとログアウト処理を行う。なお、本実施形態のログアウトイベントとは、例えば、後述する図5に示すログアウトキー501の押下やホームボタン502の押下等である。このログアウトイベントにより、モバイル端末102からローカルログアウト情報をMFP101に送信する。これをMFP101が受信すると、ログインサービス312はローカルログアウト処理を行う。ログアウト処理後、ログインサービス312はログイン画面を表示し、ログイン可能に制御する。なお、「(b)モバイルによるログアウト」についての詳細は後述する。
・リモートログイン機能
リモートログイン機能では、リモートUI311を利用する際のログイン/ログアウト機能を提供する。例えば、モバイル端末102からリモートUI311へのアクセスを検知した場合、そのモバイル端末102に対して、HTMLで記述されたログイン画面を送信する。そして、そのログイン画面に入力されたユーザー名やパスワードを取得してユーザーの認証を行い、リモートUI311へのログインを許可する。なお、リモートログイン機能では、同時に複数のユーザーがリモートログインすることが可能なように構成する。
リモートログイン機能では、リモートUI311を利用する際のログイン/ログアウト機能を提供する。例えば、モバイル端末102からリモートUI311へのアクセスを検知した場合、そのモバイル端末102に対して、HTMLで記述されたログイン画面を送信する。そして、そのログイン画面に入力されたユーザー名やパスワードを取得してユーザーの認証を行い、リモートUI311へのログインを許可する。なお、リモートログイン機能では、同時に複数のユーザーがリモートログインすることが可能なように構成する。
・Bluetoothのサービスアクセス用のログイン機能
Bluetoothのサービスアクセス用のログイン機能では、Bluetoothで公開するサービスにアクセスするためのログイン/ログアウト機能を提供する。
Bluetoothのサービスアクセス用のログイン機能では、Bluetoothで公開するサービスにアクセスするためのログイン/ログアウト機能を提供する。
〔モバイル端末102のソフトウェア構成〕
次に図3(B)を参照して、本実施形態に係るモバイル端末102のソフトウェア構成を説明する。
ドキュメント319や認証情報318は、ソフトウェアがフラッシュメモリ216に記憶して管理するデータの領域を示す。プラットフォーム314は、例えばGoogle社のAndroid(登録商標)やアップル社のiOS(登録商標)などのプラットフォームで構成することができる。
次に図3(B)を参照して、本実施形態に係るモバイル端末102のソフトウェア構成を説明する。
ドキュメント319や認証情報318は、ソフトウェアがフラッシュメモリ216に記憶して管理するデータの領域を示す。プラットフォーム314は、例えばGoogle社のAndroid(登録商標)やアップル社のiOS(登録商標)などのプラットフォームで構成することができる。
プラットフォーム314は、各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバ群を備えており、プラットフォーム314で動作するアプリケーションに対して各種ハードウェアを利用するためのAPIを提供する。デバイスドライバ群として、本実施形態では、Bluetooth I/F制御部315、無線ネットワーク制御部316が存在する。
Bluetooth I/F制御部315は、Bluetooth I/F218を制御するためのデバイスドライバである。無線ネットワーク制御部316は、無線ネットワークI/F224を制御するためのデバイスドライバである。モバイル端末102は、種々のアプリケーションをインストールして、プラットフォーム314上で稼働させることができる。本実施形態では、予めMFP接続アプリケーション317がインストールされているものとする。すなわちモバイル端末102は、MFP接続アプリケーション317を実行可能である。
MFP接続アプリケーション317は、例えば以下の(I)〜(IV)のような機能を備える。
(I) Bluetooth通信を使用してMFP101と接続してローカルログイン要求やローカルログアウト要求を行う機能。
(II) ログイン要求の際に使用するユーザー認証情報(ユーザー名・パスワード)をユーザーが予め認証情報318に記録しておく機能。
(III) 無線LANを使用してMFP101と接続してドキュメント319に記録された写真データやドキュメントデータのプリント要求を発行する(プリントジョブを送信する)機能。なお、プリントジョブのみではなく、その他のジョブ(コピージョブ、ファクシミリ送信ジョブ、スキャンジョブ)もMFP101に送信可能であってもよい。
(IV) MFP101のリモートUI311と接続する機能。
(I) Bluetooth通信を使用してMFP101と接続してローカルログイン要求やローカルログアウト要求を行う機能。
(II) ログイン要求の際に使用するユーザー認証情報(ユーザー名・パスワード)をユーザーが予め認証情報318に記録しておく機能。
(III) 無線LANを使用してMFP101と接続してドキュメント319に記録された写真データやドキュメントデータのプリント要求を発行する(プリントジョブを送信する)機能。なお、プリントジョブのみではなく、その他のジョブ(コピージョブ、ファクシミリ送信ジョブ、スキャンジョブ)もMFP101に送信可能であってもよい。
(IV) MFP101のリモートUI311と接続する機能。
図4は、本実施形態に係るMFP101とモバイル端末102の基本動作を示すフローチャートである。
以下、図4を参照して、モバイル端末102を有するユーザーがMFP101に近づいて、MFP101の利用を開始する際の基本動作について説明する。特に言及しない限り、MFP101の動作の主体はCPU201であり、モバイル端末102の動作の主体はCPU214である。また特に言及しない限り、モバイル端末102におけるソフトウェアの主体はMFP接続アプリケーション317である。
以下、図4を参照して、モバイル端末102を有するユーザーがMFP101に近づいて、MFP101の利用を開始する際の基本動作について説明する。特に言及しない限り、MFP101の動作の主体はCPU201であり、モバイル端末102の動作の主体はCPU214である。また特に言及しない限り、モバイル端末102におけるソフトウェアの主体はMFP接続アプリケーション317である。
ユーザーは、モバイル端末102においてMFP接続アプリケーション317を起動し、MFP接続アプリケーション317から印刷指示を行う。モバイル端末102のCPU214は、ユーザーからの印刷指示に応じて、S401において、印刷ジョブ(プリントジョブ)をMFP101に送信する。
MFP101は、S402において、モバイル端末102から送信されたファイルを受信し、ジョブ受信完了通知をモバイル端末102に送る。
次にS403において、モバイル端末102は、MFP101からジョブ受信完了通知を受け取る。
次にS403において、モバイル端末102は、MFP101からジョブ受信完了通知を受け取る。
その後、モバイル端末102では、S404において、CPU214が、MFP101から送信されるBluetoothのアドバタイジングパケットのスキャンを開始する。
そしてS405において、CPU214は、アドバタイジングパケットを受信すると、S406に処理を進める。
そしてS405において、CPU214は、アドバタイジングパケットを受信すると、S406に処理を進める。
S406において、CPU214は、そのアドバタイジングパケットの送信元が所定のMFPか否かを判定する。ここでモバイル端末102には、そのモバイル端末102のユーザーが普段使用しているMFPが予め登録されているものとする。上記S406では、CPU214は、受信したアドバタイジングパケットの送信元が、上記予め登録されているMFP(ここではMFP101とする)であるかどうかを判定する。
上記S406において、受信したアドバタイジングパケットの送信元が所定のMFPではないと判定した場合(S406でNOの場合)、CPU214は、そのアドバタイジングパケットを無視してS405に処理を戻す。なお、このS406の判定を行う理由は、ユーザーが使用するつもりのないMFPに近づいた、或いは側を通過しただけで、そのMFPにログインしてしまうのを防止するためである。
一方、上記S406において、受信したアドバタイジングパケットの送信元が所定のMFP101であると判定した場合(S406でYESの場合)、CPU214は、S407に処理を進める。
S407において、CPU214は、RSSIに基づいてMFP101とモバイル端末102との距離を算出する。なお、RSSIは「Received Signal Strength Indication」又は「Received Signal Strength Indicator」の略称であり、受信信号強度を示す。ここでは、RSSIは、Bluetooth I/F218がBluetooth通信で受信する信号の強度を示す。なお、RSSIに基づく機器間の距離の算出方法については公知であるので詳細な説明は省略する。
S407において、CPU214は、RSSIに基づいてMFP101とモバイル端末102との距離を算出する。なお、RSSIは「Received Signal Strength Indication」又は「Received Signal Strength Indicator」の略称であり、受信信号強度を示す。ここでは、RSSIは、Bluetooth I/F218がBluetooth通信で受信する信号の強度を示す。なお、RSSIに基づく機器間の距離の算出方法については公知であるので詳細な説明は省略する。
次にS408において、CPU214は、上記S407で算出した距離が、予め定められているMFP101の使用を開始する所定の距離以内か否かを判定する。所定の距離以内でないと判定した場合(S408でNOの場合)、CPU214は、S407に処理を戻す。
一方、上記S408において、所定の距離以内であると判定した場合(S408でYESの場合)、CPU214は、S409に処理を進める。
S409において、CPU214は、MFP101にローカルログイン情報を送信する。
S409において、CPU214は、MFP101にローカルログイン情報を送信する。
MFP101は、S410において、モバイル端末102から送信されたローカルログイン情報を受信する。そしてS411において、MFP101のCPU201は、既に他ユーザーがログインしているか否かを判定する。ログインしているユーザーが存在しないと判定した場合(S411でNOの場合)、CPU201は、S414に処理を進める。
一方、上記S411において、既に他のユーザーがログインしていると判断した場合(S411でYESの場合)、CPU201は、S412に処理を進める。
S412において、CPU201は、他ユーザーのログアウトを待ってログインするため、ログインキューにローカルログイン情報を格納し、S413に処理を進める。
S412において、CPU201は、他ユーザーのログアウトを待ってログインするため、ログインキューにローカルログイン情報を格納し、S413に処理を進める。
S413において、CPU201は、他ユーザーがログアウトしたか否かを判定する。他ユーザーがログアウトしていないと判定した場合(S413でNOの場合)、CPU201は、他ユーザーがログアウトするのを待つ。一方、他ユーザーがログアウトしたと判定した場合(S413でYESの場合)、CPU201は、S414に処理を進める。
S414において、CPU201は、上記S410で受信したログイン情報を基にユーザー認証を行う。上記ユーザー認証に失敗した(ログイン情報が合致していない)と判定した場合(S414でNOの場合)、CPU201は、ユーザー認証に失敗した旨の情報をモバイル端末102に送信する。モバイル端末102ではMFP101からユーザー認証の情報を受信すると、ユーザー情報の再入力等を促し、再度S409に処理を進める。
一方、上記S414において、CPU201は、上記ユーザー認証に成功したと判定した場合(S414でYESの場合)、CPU201は、S415に処理を進める。
S415において、CPU201は、MFP101の操作部206の操作権限を取得する。
次にS416において、CPU201は、MFP101の操作部206を使用できない状態にし(使用禁止制御し)、例えば図6に示すような操作画面を操作部206に表示する。
図6は、モバイル端末102からMFP101にローカルログインしている状態でのMFP101の操作部206の表示例を示す図である。
なお、上記S415又はS416のタイミングで、CPU201は、ログインが成功した旨の情報を、モバイル端末102に送信する。
次にS416において、CPU201は、MFP101の操作部206を使用できない状態にし(使用禁止制御し)、例えば図6に示すような操作画面を操作部206に表示する。
図6は、モバイル端末102からMFP101にローカルログインしている状態でのMFP101の操作部206の表示例を示す図である。
なお、上記S415又はS416のタイミングで、CPU201は、ログインが成功した旨の情報を、モバイル端末102に送信する。
モバイル端末102ではMFP101からログイン成功の情報を受信すると、S417において、CPU214は、ローカルログイン状態になったと判断し、S418に処理を進める。
S418において、CPU214は、ジョブ実行リクエストをMFP101に送信する。
なお、モバイル端末102では、ローカルログイン状態になると、MFP接続アプリケーション317の画面に、図5に示すようなログアウトキー501を表示する。ここで、MFP接続アプリケーション317のローカルログイン後の画面500について説明する。
S418において、CPU214は、ジョブ実行リクエストをMFP101に送信する。
なお、モバイル端末102では、ローカルログイン状態になると、MFP接続アプリケーション317の画面に、図5に示すようなログアウトキー501を表示する。ここで、MFP接続アプリケーション317のローカルログイン後の画面500について説明する。
図5は、本実施形態に係るモバイル端末102のMFP接続アプリケーション317のローカルログイン後の画面500の一例を示す図である。この画面は、ローカルログイン後にモバイル端末102の操作部217に表示される。
ログアウトキー501が押下されると、CPU214は、後述するログアウトイベントの発生を検知する。また、モバイル端末102のホームボタン502が押下された場合にも、CPU214は、ログアウトイベントの発生を検知する。図示しないが、MFP接続アプリケーション317のローカルログイン前の画面には、図4のS401のように、モバイル端末102からMFP101にプリントジョブを送信するためのメニュー等が設けられているものとする。
ログアウトキー501が押下されると、CPU214は、後述するログアウトイベントの発生を検知する。また、モバイル端末102のホームボタン502が押下された場合にも、CPU214は、ログアウトイベントの発生を検知する。図示しないが、MFP接続アプリケーション317のローカルログイン前の画面には、図4のS401のように、モバイル端末102からMFP101にプリントジョブを送信するためのメニュー等が設けられているものとする。
MFP101は、S419において、モバイル端末102から送信されたジョブ実行リクエストを受信する。
S420において、CPU201は、上記S419で受信したジョブ実行リクエストに対応するジョブを実行する。すなわち、CPU201は、ログインユーザーに対応する受信済みのプリントジョブを実行する。
S420において、CPU201は、上記S419で受信したジョブ実行リクエストに対応するジョブを実行する。すなわち、CPU201は、ログインユーザーに対応する受信済みのプリントジョブを実行する。
モバイル端末102では、S421において、CPU214が、ログアウトイベントがあるか否かを判定する。上述したように、本実施形態のログアウトイベントとは、例えば、ログアウトキー501の押下やホームボタン502の押下である。モバイル端末102でCPU214により実行されるMFP接続アプリケーション317が、ログアウトキー501の押下及びホームボタン502の押下を監視し、いずれかを検知した場合にログアウトイベント発生と判定する。
なお、ホームボタン502が押下された場合、CPU214が実行するプラットフォーム314は、フォアグラウンドで動作していたMFP接続アプリケーション317をバックグラウンドでの動作に変更し、画面500を閉じる。このように、ホームボタン502が押下された場合、画面500は閉じられるがMFP接続アプリケーション317自体が終了するわけではない。よって、ホームボタン502が押下された場合には、CPU214は、所定時間内(例えば10秒以内)にMFP接続アプリケーション317が再びフォアグラウンドに戻った場合、ログアウトイベントは発生しないと判定してもよい。すなわち、この構成の場合、CPU214は、ホームボタン502が押下された場合、所定時間の間内にMFP接続アプリケーション317がフォアグラウンドに戻らなかった場合に、ログアウトイベントは発生したと判定するようにしてもよい。
また、ホームボタン502の押下がなくても、MFP接続アプリケーション317がフォアグラウンドでの動作からバックグラウンドでの動作に変更された場合(すなわち画面500が閉じられた場合)には、CPU214は、上述したホームボタン502が押下された場合と同様の制御を行うものとする。
なお、ログアウトキー501が押下された場合、CPU214は、すぐにログアウトイベント発生と判定する。
なお、ログアウトキー501が押下された場合、CPU214は、すぐにログアウトイベント発生と判定する。
上記S421において、ログアウトイベントがないと判定した場合(S421でNOの場合)、CPU214は、S421の処理を繰り返す。
一方、上記S421において、ログアウトイベントがあると判定した場合(S421でYESの場合)、CPU214は、S422の処理を進める。
S422において、CPU214は、MFP101にローカルログアウト情報を送信する。
一方、上記S421において、ログアウトイベントがあると判定した場合(S421でYESの場合)、CPU214は、S422の処理を進める。
S422において、CPU214は、MFP101にローカルログアウト情報を送信する。
MFP101では、S423において、モバイル端末102から送信されたローカルログアウト情報を受信すると、S424に処理を進める。
S424において、CPU201は、ローカルログアウト処理を行う。
S424において、CPU201は、ローカルログアウト処理を行う。
なお図示しないが、モバイル端末102においてホームボタン502が押下されることなく、MFP接続アプリケーション317自体が強制終了された場合など、MFP接続アプリケーション317との通信がなくなる場合がある。このような場合には、これをトリガーとして、MFP101のCPU201がローカルログアウトを行うように構成してもよい。
また、MFP101では、例えばモバイル端末102においてMFP接続アプリケーション317が終了された場合などのように、モバイル端末102との無線通信が所定時間途絶えた場合にも、MFP101のCPU201が、ローカルログアウト処理を行うようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、ユーザーがモバイル端末102からプリントを行う場合に関して、モバイル端末102側で操作中の場合には、MFP101の操作部206を使用禁止に制御し、モバイル端末102側のログアウトイベントを検知する。これにより、MFP101の操作部206を適切なタイミングで使用可能状態に戻すことが可能となり、セキュリティーを確保しつつ、利便性を向上することができる。このように、本実施形態では、モバイル端末102の操作状況(例えばアプリケーションの使用状況)に応じてモバイル端末102からMFP101へローカルログインした状態から適切にログアウトすることができる。これにより、複合機等の画像形成装置を複数ユーザーで効率的かつセキュリティーを確保した状態で使用することができる。
なお、MFP101のローカルログイン後のログアウトの機能として、以下に示す(i)、(ii)のタイミングでログアウトを行う機能を設けてもよい。
(i) 画像形成を行う機能(コピー・ファクス・プリント)においては、全てのジョブを実行して画像形成された紙が排出された時点で、原稿がなく、かつ、ジョブ実行中に他の機能を選択する操作およびブックの開閉動作が無かったタイミング。
(ii) 画像形成を行わない機能(スキャン)においては、送信・保存の機能が完了した時点で、原稿がなく、かつ、ジョブ実行中に他の機能を選択する操作およびブックの開閉動作が無かったタイミング。なお、原稿があるときは、原稿の存在を報知して、所定時間の操作が無ければログアウトする(上述したタイムアウトによるログアウト)。
(i) 画像形成を行う機能(コピー・ファクス・プリント)においては、全てのジョブを実行して画像形成された紙が排出された時点で、原稿がなく、かつ、ジョブ実行中に他の機能を選択する操作およびブックの開閉動作が無かったタイミング。
(ii) 画像形成を行わない機能(スキャン)においては、送信・保存の機能が完了した時点で、原稿がなく、かつ、ジョブ実行中に他の機能を選択する操作およびブックの開閉動作が無かったタイミング。なお、原稿があるときは、原稿の存在を報知して、所定時間の操作が無ければログアウトする(上述したタイムアウトによるログアウト)。
なお、上述の説明では、モバイルによるログインの一例として、モバイル端末102からBluetooth通信でMFP101にログインする場合を例に説明したが、モバイル端末102からWi-Fiダイレクト接続でMFP101にログインする構成でも本発明を適用可能である。なお、この構成の場合、MFP101にWi-Fiダイレクト接続部を設ける。Wi-Fiダイレクト接続部は、無線LANルータを介さずに、該Wi-Fiダイレクト接続部をアクセスポイントとしてモバイル端末102とMFP101を無線LAN通信により直接通信可能に接続する機能を有する。他の構成については、Bluetooth接続でのログインの場合と同様であるので、説明を省略する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 MFP
102 モバイル端末
103 LAN
104 無線LANルータ
102 モバイル端末
103 LAN
104 無線LANルータ
Claims (14)
- ログインしたユーザーに使用を許可する画像形成装置であって、
前記画像形成装置に対する操作を受け付ける操作手段と、
所定の無線通信により情報処理装置から送信されたユーザーの情報に基づいて該ユーザーのログイン処理を行い、該ユーザーがログインしている状態では前記操作手段からの操作を禁止制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、該ユーザーがログインしている状態で、前記情報処理装置で動作している前記画像形成装置にジョブを送信可能なアプリケーションの画面が閉じられた場合に前記情報処理装置から送信される情報を受信したことに応じて、該ユーザーのログアウト処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記情報処理装置は、モバイル端末であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記アプリケーションの画面が閉じられた場合とは、前記モバイル端末のホームボタンが押下された場合、前記アプリケーションの動作がフォアグラウンドでの動作からバックグラウンドでの動作に変更された場合の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記所定の無線通信は、ブルートゥース通信又は前記画像形成装置をアクセスポイントとした無線LAN通信であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、該ユーザーがログインした情報処理装置からの要求に応じて、該ユーザーに対応する受信済みのプリントジョブを実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 所定の無線通信により情報処理装置から送信されたユーザーの情報に基づいて該ユーザーのログイン処理を行ってログインしたユーザーに使用を許可し、該ユーザーがログインしている状態では操作部からの操作を禁止する画像形成装置と前記無線通信が可能で、前記画像形成装置にジョブを送信するアプリケーションを実行可能な情報処理装置であって、
所定の無線通信により前記画像形成装置にユーザーの情報を送信してログインを要求するログイン手段と、
該ユーザーがログインしている状態で、前記アプリケーションの画面が閉じられた場合、前記画像形成装置に対してログアウトを促す情報を送信するログアウト手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - モバイル端末であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記アプリケーションの画面が閉じられた場合とは、ホームボタンが押下された場合、前記アプリケーションの動作がフォアグラウンドでの動作からバックグラウンドでの動作に変更された場合の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記所定の無線通信は、ブルートゥース通信又は前記画像形成装置をアクセスポイントとした無線LAN通信であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記画像形成装置へのログインに成功した場合、該画像形成装置に、ログインしたユーザーに対応する受信済みのプリントジョブの実行を要求することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- ログインしたユーザーに使用を許可する画像形成装置であり、該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作手段と、所定の無線通信により情報処理装置から送信されたユーザーの情報に基づいて該ユーザーのログイン処理を行い、該ユーザーがログインしている状態では前記操作手段からの操作を禁止制御する制御手段と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
前記情報処理装置からユーザーがログインしている状態で、前記情報処理装置で動作している前記画像形成装置にジョブを送信可能なアプリケーションの画面が閉じられたことに応じて前記情報処理装置から送信された情報を受信したことに応じて、該ユーザーのログアウト処理を行うステップを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 所定の無線通信により情報処理装置から送信されたユーザーの情報に基づいて該ユーザーのログイン処理を行ってログインしたユーザーに使用を許可し、該ユーザーがログインしている状態では操作部からの操作を禁止する画像形成装置と前記無線通信が可能で、前記画像形成装置にジョブを送信するアプリケーションを実行可能な情報処理装置の制御方法であって、
所定の無線通信により前記画像形成装置にユーザーの情報を送信してログインを要求するログインステップと、
該ユーザーがログインしている状態で、前記アプリケーションの画面が閉じられた場合、前記画像形成装置に対してログアウトを促す情報を送信するログアウトステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項6〜10のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107489A JP2019213045A (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置の制御方法、情報処理装置の制御方法及びプログラム |
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Publications (1)
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