JP2019210796A - 家具ヒンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 弾性装置が複数のシャフトのいずれの周辺部とも接触しない家具ヒンジを提供すること。【解決手段】 家具ヒンジはアーム部材と、ケーシングと、内側リンクと、外側リンクと、弾性装置とを含む。ケーシングはアーム部材に対して開閉できる。内側リンクは第1のシャフトを通じてアーム部材に枢結され、第2のシャフトを通じてケーシングに枢結される。外側リンクは第3のシャフトを通じてアーム部材に枢結され、第4のシャフトを通じてケーシングに枢結される。弾性装置はケーシング及びアーム部材の間に作用する弾性力を提供するするとともに、第1のシャフト、第2のシャフト、第3のシャフト及び第4のシャフトのいずれの周辺部とも接触していない。【選択図】 図1

Description

本発明は家具ヒンジ(furniture hinge)に関する。
一般に、4つのヒンジリンクを備える家具ヒンジは、家具(例えばキャビネット)の固定コンポーネント(例えばキャビネットのフレーム)に対して可動コンポーネント(例えばドア)を開閉するのを容易にする。例えば、特許文献1にはヒンジケーシング及びヒンジアームを含む家具ヒンジが開示されている。ヒンジケーシング及びヒンジアームは異なる家具部品にそれぞれ取り付けられるように適合されるとともに、複数のヒンジリンク、例えば4つのリンク(又は軸)(9、10、11、12)により互いに接続されている。圧力バネ(例えば脚バネ(leg spring))はヒンジリンクのうちの1つに作用するとともに、圧力バネをヒンジ軸に取り付けるためにヒンジリンクのヒンジ軸を取り囲む部分を有する。特許文献1の開示は参照により本願に組み込まれる。
特許文献1の図3にはヒンジ軸(又は第3の軸)(11)に取り付けられるとともに該軸を取り囲こむ(又は巻き付けられる)U字状脚バネ(13)が示されているが、U字状脚バネは、第3の軸にまだ取り付けられていない場合、所定の位置に固定されるよりも、むしろヒンジアーム(1)に対して重ねることしかできない。
特許文献2には4つの軸(a、b、c、d)を含むヒンジが開示されている。特許文献2に添付の図1及び図2によれば、固定要素(10)に対して可動要素(2)を開閉するための弾性力を提供するために、バネ(40)が軸(d)を取り込む(又は巻き付けられている)。
特許文献3にはヒンジが開示され、係るヒンジは、特許文献3の図に示されるようにヒンジを開閉するための弾性力を提供するために、軸(51)を取り囲む(又は巻き付けられる)板バネ(52)を含む。
特許文献4には閉鎖機構を有する家具ヒンジが開示されている。係るヒンジにおいて、板バネ34はピン(37)を取り囲むとともに、別のピン(32)により部分的に適所に固定される。
米国特許第6401298号明細書 仏国特許出願公開第2482998号明細書 実用新案出願公開昭60−148472号 米国特許第6401298号明細書
上記4つの特許文献1〜4の全てにおいては、4リンク(軸又はピン)アセンブリのうちの1つのリンクの周りをバネで取り囲むか又は周りに巻き付けてバネをリンクに取り付けることを伴う。しかしながら、前述のバネ取り付け方法、より具体的には、開閉が繰り返された後でバネと4リンク(軸又はピン)アセンブリの対応するリンクとの間の接触に起因し得るヒンジの摩耗又は損傷又は材料のコストを考慮した場合、様々な市場の要望が生じる。
したがって、先行技術には依然として改善の余地があり、本発明は上記に鑑み開発された。
本発明は4つのシャフトを有する家具ヒンジに関し、係る家具ヒンジの弾性機構は家具ヒンジを開閉するための弾性力を提供することができる。
本発明の一態様によれば、家具ヒンジはアーム部材と、ケーシングと、内側リンクと、外側リンクと、弾性装置とを含む。ケーシングはアーム部材に対して開閉できる。内側リンクは第1の端部及び第2の端部を有する。内側リンクの第1の端部は第1のシャフトを通じてアーム部材に枢結され、内側リンクの第2の端部は第2のシャフトを通じてケーシングに枢結される。外側リンクも第1の端部及び第2の端部を有する。外側リンクの第1の端部は第3のシャフトを通じてアーム部材に枢結され、外側リンクの第2の端部は第4のシャフトを通じてケーシングに枢結される。弾性装置はケーシング及びアーム部材の間に作用する弾性力を提供する。弾性装置は第1のシャフト、第2のシャフト、第3のシャフト及び第4のシャフトのいずれの周辺部とも接触しない。
ケーシングがアーム部材に対して開位置から閉位置に動かされる間に弾性装置は第1のシャフト、第2のシャフト、第3のシャフト及び第4のシャフトのいずれに対しても押し付けられず且つずれによっても押圧されないことが好ましい。
弾性装置は第1のシャフト、第2のシャフト、第3のシャフト及び第4のシャフトのいずれの周辺部からも離れていることが好ましい。
アーム部材は少なくとも1つの壁部を含み、該少なくとも1つの壁部は第1の取り付け構造を含み、弾性装置は第1の取り付け構造に取り付けられるべく第2の取り付け構造を含むことが好ましい。
第1の取り付け構造及び第2の取り付け構造のうちの一方は突起を含み、第1の取り付け構造及び第2の取り付け構造のうちの他方は該突起に対応する凹部を含むことが好ましい。
弾性装置は弾性部材を含むことが好ましい。弾性部材は第1の弾性部と、第2の弾性部と、第1の弾性部及び第2の弾性部の間に接続される屈曲部とを含む。弾性部材の第1の弾性部は第2の取り付け構造を備える。
弾性装置は内側弾性部材をさらに含むことが好ましい。内側弾性部材は第1の弾性部と、第2の弾性部と、第1の弾性部及び第2の弾性部の間に接続される屈曲部とを含む。内側弾性部材は弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部により定義される空間内に収容される。内側弾性部材の第1の弾性部は第2の取り付け構造を備えることが好ましい。
弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部は内側弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部に位置がそれぞれ対応することが好ましい。
弾性部材の第1の弾性部の端部は内側弾性部材の第1の弾性部の端部と実質的に同一平面にあり、弾性部材の第2の弾性部の端部は内側弾性部材の第2の弾性部の端部と実質的に同一平面にあることが好ましい。
弾性部材は内側弾性部材と一体化されていることが好ましい。
弾性部材の第2の弾性部は内側リンクの第1の端部により押圧されるように構成されていることが好ましい。
内側弾性部材の第2の弾性部は内側リンクの第1の端部により押圧されるように構成されていることが好ましい。
家具ヒンジは、内側リンクの第1の端部に隣接する位置で内側リンクに連結されるキャップをさらに含み、弾性部材の第2の弾性部は該キャップと接触するためのガイド面を有することが好ましい。
キャップはプラスチックを含むことが好ましい。
弾性部材及び内側弾性部材はU字状の弾性プレートであることが好ましい。
アーム部材は第1の壁部と、第2の壁部と、該第1の壁部及び該第2の壁部の間に接続される第3の壁部を含むことが好ましい。第1の取り付け構造は該第3の壁部に位置する。
図1は、家具部アセンブリに適用された本発明の第1の実施形態に係る家具ヒンジの斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る家具ヒンジの斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る家具ヒンジの分解斜視図である。 図4は、図3の領域Aの拡大図である。 図5は、図3の領域Bの拡大図である。 図6は、家具部アセンブリの第1の家具部及び第2の家具部に適用された本発明の第1の実施形態に係る家具ヒンジを示す概略図であり、家具ヒンジのケーシングがアーム部材に対して開位置にある。 図7は、図6の領域Aの拡大図である。 図8は、本発明の第1の実施形態に係る家具ヒンジの概略図であり、家具ヒンジのケーシングがアーム部材に対して閉位置にある状態を示す。 図9は、図8の領域Aの拡大図である。 図10は、家具部アセンブリに適用された本発明の第2の実施形態に係る家具ヒンジを示す概略図である。 図11は、家具部アセンブリに適用された本発明の第3の実施形態における家具ヒンジを示す概略図である。
図1を参照して、本発明の一実施形態における家具ヒンジ20は家具部アセンブリ22に適用されている。家具部アセンブリ22は第1の家具部24(例えば、キャビネットのフレーム)及び第2の家具部26(例えば、キャビネットのドア)を含む。第2の家具部26は第1の家具部24に対して開閉できる。
家具ヒンジ20はアーム部材28及びケーシング30を含む。アーム部材28はヒンジアームであり、第1の家具部24に取り付けられるように構成されている。例えば、アーム部材28はネジにより第1の家具部24に接続できる。この実施形態では、アーム部材28はフィッティング32を通じて第1の家具部24に取り付けられている。他方、ケーシング30はヒンジカップであり、受容室34を有する。ケーシング30は第2の家具部26に取り付けられるように構成されている。例えば、ケーシング30はネジにより第2の家具部26に接続できる。
図2及び図3に示すように、家具ヒンジ20のアーム部材28は少なくとも1つの壁部を含み、少なくとも1つの壁部は第1の取り付け構造36を含む。ここでは、アーム部材28は第1の壁部38aと、第2の壁部38bと、第1の壁部38a及び第2の壁部38bの間に接続される第3の壁部38c(又は中間壁部38c)を含み、第1の取り付け構造36は一例として第3の壁部38cに位置する。より具体的には、第1の壁部38a及び第2の壁部38bは実質的に垂直に第3の壁部38cに接続され、第1の壁部38a、第2の壁部38b及び第3の壁部38cは家具ヒンジ20の関連部品を収容するための収容空間40を共に定義する。
図3及び図4に示すように、家具ヒンジ20は内側リンク42、外側リンク44及び弾性装置46をさらに含む。
内側リンク42は第1の端部48aと、第1の端部48aの反対側の第2の端部48bとを有する。外側リンク44は第1の端部50aと、第1の端部50aの反対側の第2の端部50bとを有する。弾性装置46は、アーム部材28の第1の取り付け構造36に取り付けられるように構成された第2の取り付け構造52を含む(図5及び図7も参照)。第1の取り付け構造36及び第2の取り付け構造52は突起と対応する凹部であり得る。本実施形態では、第1の取り付け構造36は突出部であるのに対して、第2の取り付け構造52は内部に突出部を取り付けることができる溝又は孔である。しかしながら、実際には、第2の取り付け構造52が代替的に突出部であるのに対して、第1の取り付け構造36は対応する溝又は孔であり得るが、本発明はこの点について限定されない。上記の構成は、組み立ての初期段階において弾性装置46をアーム部材28の所定の位置でしっかりと維持することを意図したものである。
弾性装置46は第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56を含むことが好ましい(ここでは、後者を弾性部材と呼び、前者を内側弾性部材とも言う)。第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56は、U字状の弾性プレートであることが好ましい。第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56は互いに一体化されて互いを支持するとともに互いに当接し合うことが好ましい。より具体的には、第1の弾性部材54は第1の弾性部58と、第2の弾性部60と、第1の弾性部58及び第2の弾性部60の間に接続される屈曲部62とを含む。同様に、第2の弾性部材56は第1の弾性部64と、第2の弾性部66と、第1の弾性部64及び第2の弾性部66の間に接続される屈曲部68を含む。第2の弾性部材56の第1の弾性部64、第2の弾性部66及び屈曲部68は第1の弾性部材54を収容するための空間70を定義する。第2の弾性部材56の第1の弾性部64、第2の弾性部66及び屈曲部68は第1の弾性部材54の第1の弾性部58、第2の弾性部60及び屈曲部62と位置がそれぞれ対応する。第2の弾性部材56の第1の弾性部64の端部E1は水平端部(level-end)構成を実現するために第1の弾性部材54の第1の弾性部58の端部E2と実質的に同一平面である。同様に、第2の弾性部材56の第2の弾性部66の端部E3は、水平端部構成を実現するために第1の弾性部材54の第2の弾性部60の端部E4と実質的に同一平面である。第2の弾性部材56の第1の弾性部64及び第2の弾性部66はこのように構成されているため、第1の弾性部材54の第1の弾性部58及び第2の弾性部60は、第2の弾性部材56の第1の弾性部64及び第2の弾性部66とそれぞれ当接するため、第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56が二層弾性構造になる。一例として、本実施形態における第2の取り付け構造52は第1の弾性部材54の第1の弾性部58及び第2の弾性部材56の第1の弾性部64に設けられる。したがって、第2の取り付け構造52が第1の取り付け構造36に一度取り付けられると、第1の弾性部材54の第1の弾性部58及び第2の弾性部材56の第2の弾性部66の双方はアーム部材28の第3の壁部38cに押し付けられる。なお、別の実施形態では、第2の弾性部材56の第2の弾性部66のみが第2の取り付け構造52を備える。
図6及び図7に示すように、ケーシング30(又は第2の家具部26)はアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して開くことができる。弾性装置46はケーシング30及びアーム部材28の間に作用する弾性力を提供する。弾性装置46の第2の取り付け構造52はアーム部材28の第1の取り付け構造36に取り付けられるか又は位置する。
より具体的には、内側リンク42の第1の端部48aは第1のシャフト72を通じてアーム部材28に枢結され、内側リンク42の第2の端部48bは第2のシャフト74を通じてケーシング30に枢結されている。同様に、外側リンク44の第1の端部50aは第3のシャフト76を通じてアーム部材28に枢結され、外側リンク44の第2の端部50bは第4のシャフト78を通じてケーシング30に枢結されている。第1の弾性部材54の第2の弾性部60及び/又は第2の弾性部材56の第2の弾性部66は、内側リンク42の第1の端部48aにより押圧されるように構成されていることが好ましい。家具ヒンジ20はキャップ80をさらに含み、キャップ80は第1の端部48aに隣接する位置で内側リンク42に連結され、第1の弾性部材54の第2の弾性部60及び/又は第2の弾性部材56の第2の弾性部66は湾曲面等の対応するガイド面82を有することが好ましい。ガイド面82は、ケーシング30(又は第2の家具部26)がアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して開いている場合に、キャップ80と接触するように構成されている。キャップ80はプラスチックを含み、第1のシャフト72の周囲を取り囲む部分を有することが好ましい。
加えて、アーム部材28の第3の壁部38cの内側は、第1の弾性部材54の第1の弾性部58及び第2の弾性部材56の第1の弾性部64に押圧され、キャップ80は第1の弾性部材54の第2の弾性部60及び第2の弾性部材56の第2の弾性部66に押圧される。そのため、弾性装置46がケーシング30及びアーム部材28の間に作用する弾性力を提供できるように第1の弾性部材54の第1の弾性部58及び第2の弾性部材56の第1の弾性部64はアーム部材28に直接作用し、第1の弾性部材54の第2の弾性部60及び第2の弾性部材56の第2の弾性部66は間接的に(即ちキャップ80を通じて)ケーシング30に作用する。
図6及び図8に示すように、ケーシング30(又は第2の家具部26)は、ユーザーの操作によりアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して開位置から閉位置に動かすことができる。ケーシング30(又は第2の家具部26)をアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して開位置から閉位置に動かす過程で、弾性装置46はケーシング30とアーム部材28との間に作用する弾性力を提供することにより、ケーシング30をアーム部材28に対して開位置から閉位置に動かす力(例えば閉鎖力)をケーシング30に伝える。
図8及び図9を参照して、ケーシング30(又は第2の家具部26)がアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して閉じられた場合、キャップ80はガイド面82から離れており、内側リンク42の第1の端部48aはキャップ80を通じて第1の弾性部材54の第2の弾性部60及び第2の弾性部材56の第2の弾性部66を押圧する。さらに、内側リンク42及び外側リンク44はケーシング30の受容室34内に収容されている。
なお、弾性装置46は第1のシャフト72、第2のシャフト74、第3のシャフト76及び第4のシャフト78のいずれの周辺部Pとも接触していない(あるいは各シャフトの周辺部Pから離れている)ため、弾性装置46(例えば、第1の弾性部材54又は第2の弾性部材5)は先行技術の弾性装置程長くなる必要がないか又は先行技術の弾性装置程多量の材料を使う必要がない。加えて、図6〜図9に示すように、第1の取り付け構造36及び第2の取り付け構造52は、ケーシング30(又は第2の家具部26)がアーム部材28(又は第1の家具部24)に対して開位置から閉位置に動かされる過程で弾性装置46が第1のシャフト72、第2のシャフト74、第3のシャフト76及び第4のシャフト78のいずれにも押し付けられず押圧されないように取り付けられる。即ち、弾性装置46は第1のシャフト72、第2のシャフト74、第3のシャフト76又は第4のシャフト78に支持されない。
図10は、家具部アセンブリ202に適用された本発明の第2の実施形態に係る家具ヒンジ200を示す。第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56で構成される二層弾性構造である第1の実施形態の弾性装置46とは異なり、第2の実施形態の家具ヒンジ200の弾性装置204は、予め加工して折り畳み二層弾性構造に形成された一つの材料で構成される。即ち、第2の実施形態の弾性部材206は、第1の実施形態の第2の弾性部材56及び第1の弾性部材54を一体化したものと概ね見なすことができる。弾性装置204の弾性部材206の第2の取り付け構造212は、弾性装置204のアーム部材208の第1の取り付け構造210に取り付けられるように構成されている。
図11は、家具部アセンブリ302に適用された本発明の第3の実施形態の家具ヒンジ300を示す。第1の弾性部材54及び第2の弾性部材56で構成される二層弾性構造である第1の実施形態の弾性装置46とは異なり、第3の実施形態の家具ヒンジ300の弾性装置304は単層弾性構造の弾性部材306を含む。即ち、第3の実施形態の弾性部材206は、第1の実施形態の第2の弾性部材56を単独で用いたものと概ね見なすことができる。弾性装置304の弾性部材306の第2の取り付け構造312は弾性装置304のアーム部材308の第1の取り付け構造310に取り付けられるように構成されている。
上記から、本願に開示の家具ヒンジは下記の特徴を有することが好ましいことが分かる。
1)弾性装置46は第1のシャフト72、第2のシャフト74、第3のシャフト76及び第4のシャフト78のいずれの周辺部Pとも接触していないため(あるいは各シャフトの周辺部Pから離れているため)、先行技術の弾性装置よりも長さをより短くでき、用いる材料も少なくなる。
2)第1の取り付け構造36及び第2の取り付け構造52は、ケーシング30をアーム部材28に対して開位置から閉位置に動かす過程で弾性装置46が第1のシャフト72、第2のシャフト74、第3のシャフト76及び第4のシャフト78のいずれに対しても押し付けられず且つ押圧されないように取り付けられる。
3)第2の弾性部材56の第1の弾性部64の端部E1は、水平端部構成を実現するために第1の弾性部材54の第1の弾性部58の端部E2と実質的に同一平面にある。同様に、第2の弾性部材56の第2の弾性部66の端部E3は、水平端部構成を実現するために第1の弾性部材54の第2の弾性部60の端部E4と実質的に同一平面にある。
4)本願に開示のいずれの家具ヒンジの弾性装置もアセンブリの組み立ての初期段階で所定の位置に固定でき、家具ヒンジの弾性構成の安定性を確かなものにする。
上述の好ましい実施形態を通じて本発明を開示してきたが、これらの実施形態は本発明の範囲を限定することを意図したものではない。出願人が求める特許の保護範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。
20 家具ヒンジ
22 家具部アセンブリ
24 第1の家具部
26 第2の家具部
28 アーム部材
30 ケーシング
32 フィッティング
34 受容室
36 第1の取り付け構造
38a 第1の壁部
38b 第2の壁部
38c 第3の壁部
42 内側リンク
44 外側リンク
46 弾性装置
48a 第1の端部
48b 第2の端部
50a 第1の端部
50b 第2の端部
52 第2の取り付け構造
54 第1の弾性部材
56 第2の弾性部材
58 第1の弾性部
60 第2の弾性部
62 屈曲部
64 第1の弾性部
66 第2の弾性部
68 屈曲部
70 空間
72 第1のシャフト
74 第2のシャフト
76 第3のシャフト
78 第4のシャフト
80 キャップ
82 ガイド面

Claims (10)

  1. アーム部材と、
    前記アーム部材に対して開閉するように構成されたケーシングと、
    第1の端部及び第2の端部を有する内側リンクであって、該内側リンクの第1の端部は第1のシャフトを通じて前記アーム部材に枢結され、該内側リンクの第2の端部は第2のシャフトを通じて前記ケーシングに枢結される、内側リンクと、
    第1の端部及び第2の端部を有する外側リンクであって、該外側リンクの第1の端部は第3のシャフトを通じて前記アーム部材に枢結され、該外側リンクの第2の端部は第4のシャフトを通じて前記ケーシングに枢結される、外側リンクと、
    前記ケーシング及び前記アーム部材の間に作用する弾性力を提供するための弾性装置と、
    を含む家具ヒンジであって、
    前記弾性装置は前記第1のシャフト、前記第2のシャフト、前記第3のシャフト及び前記第4のシャフトのいずれの周辺部とも接触しない、家具ヒンジ。
  2. 前記アーム部材は少なくとも1つの壁部を含み、該少なくとも1つの壁部は第1の取り付け構造を含み、前記弾性装置は第1の取り付け構造に取り付けられるように構成された第2の取り付け構造を含む、請求項1に記載の家具ヒンジ。
  3. 前記第1の取り付け構造及び前記第2の取り付け構造のうちの一方は突起を含み、前記第1の取り付け構造及び前記第2の取り付け構造のうちの他方は該突起に対応する凹部を含む、請求項2に記載の家具ヒンジ。
  4. 前記弾性装置は弾性部材を含み、該弾性部材は第1の弾性部と、第2の弾性部と、該弾性部材の第1の弾性部及び第2の弾性部の間に接続される屈曲部とを含み、該弾性部材の第1の弾性部は第2の取り付け構造を備える、請求項2に記載の家具ヒンジ。
  5. 前記弾性装置は内側弾性部材を含み、該内側弾性部材は第1の弾性部と、第2の弾性部と、該内側弾性部材の第1の弾性部及び第2の弾性部の間に接続される屈曲部とを含み、該内側弾性部材は前記弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部により定義される空間内に収容され、前記弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部は前記内側弾性部材の第1の弾性部、第2の弾性部及び屈曲部に位置がそれぞれ対応する、請求項4に記載の家具ヒンジ。
  6. 前記弾性部材の第1の弾性部の端部は前記内側弾性部材の第1の弾性部の端部と実質的に同一平面にあり、前記弾性部材の第2の弾性部の端部は前記内側弾性部材の第2の弾性部の端部と実質的に同一平面にある、請求項5に記載の家具ヒンジ。
  7. 前記弾性部材は前記内側弾性部材と一体化されている、請求項5に記載の家具ヒンジ。
  8. 前記弾性部材の第2の弾性部及び前記内側弾性部材の第2の弾性部は前記内側リンクの第1の端部により押圧されるように構成されている、請求項5に記載の家具ヒンジ。
  9. 前記内側リンクの第1の端部に隣接する位置で前記内側リンクに連結されるキャップをさらに含み、前記弾性部材の第2の弾性部は該キャップと接触するためのガイド面を有する、請求項4に記載の家具ヒンジ。
  10. 前記アーム部材は第1の壁部と、第2の壁部と、該第1の壁部及び該第2の壁部の間に接続される第3の壁部を含み、前記第1の取り付け構造は該第3の壁部に位置する、請求項2に記載の家具ヒンジ。
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