JP2019209644A - 画像形成装置及び画像形成装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保でき、管理者の負担が軽い画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置(100)は、電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、電力の供給が節電された節電モードと、を有し、画像形成装置の稼働実績に関する内部情報と、動作以外の外部情報と、外部情報及び内部情報に基づいて、通常の動作状態から節電モードに移行するための移行スケジュールを設定する設定手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、省エネルギーモードを有する画像形成装置及び画像形成装置システムに関する。
複写機、ファクシミリ装置、プリンター、複合機等の画像形成装置において、人を検知する人感センサーを備え、人感センサーによる検知結果に応じて、例えば省エネルギー化を実現する画像形成装置が提案されている位。具体的には、画像形成装置において、高消費電力状態から、高消費電力状態よりも供給エネルギーを小さくした低消費電力状態に移行する節電モード(省エネルギーモード)を有し、予め定めた所定の条件が整った場合(例えば画像形成装置の待機状態が所定の時間継続した場合及び/又は人感センサーの検知結果により人が近くにいないことを検出した場合)に節電モードに移行する構成や、節電モードにおいて人感センサーの検知結果により人が近くにいることを検出した場合に、高消費電力状態に復帰させる構成とされることがある。
例えば、特許文献1には、人体を検知する検知手段と、ユーザの操作を受け付ける操作手段と、操作手段を用いて設定されるジョブを実行する処理手段と、を備え、人体が検知されていない状態におけるジョブの実行状態に基づいて、省電力状態に移行するタイミングを制御する画像形成装置が開示されている。このような画像形成装置によれば、操作部から遠ざかる操作者の動向に適応して電力制御を切替えることで、操作者の利便性を確保しつつ無駄な電力消費を抑えることができる。
特開2000−133328号公報
また、画像形成装置の設置場所ごとに一日の使用状況を考慮して、管理者が予め、節電モードに移行しやすい時間帯や節電モードに移行しにくい時間帯等を推定して、画像形成装置に設定することで、節電モードへの移行しやすさ等が時間ごとに異なる画像形成装置も提案されている。
しかし、このように、節電モードに移行しやすい時間帯や節電モードに移行しにくい時間帯等を管理者が予め推定して画像形成装置に設定することは、手間であり、管理者の負担が大きいとの問題があった。また、複数の条件に基づいて細かい設定を行うことは、困難であるとの問題もあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保でき、管理者の負担が軽い画像形成装置及び画像形成装置システムを提供することである。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された節電モードと、を有する画像形成装置において、前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報と、前記動作以外の外部情報と、前記外部情報及び前記内部情報に基づいて、前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを設定する設定手段と、を有する、ことを特徴とする。
これにより、画像形成装置の管理者が通常の動作状態から節電モードに移行するための条件について規定された移行スケジュールを管理者が決定する必要がなく、外部情報及び内部情報に基づいて、適切に移行スケジュールが決定され、それに沿って画像形成装置が稼働することから、管理者の負担が軽く、省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保できる画像形成装置を実現できる。
なお、画像形成装置の管理者とは画像形成装置の管理を行うものであり、例えば画像形成装置がコンビニエンスストアに設置されている場合は、そのコンビニエンスストアの店員等である。
なお、使用者とは、画像形成装置を使用する者であり、例えば画像形成装置がコンビニエンスストアに設置されている場合は、そのコンビニエンスストアの客等である。
また、上述の画像形成装置において、前記稼働実績から、使用者全体の職種及び年齢層の少なくとも何れかを予測し、その予測結果を前記内部情報とすることとしてもよい。
これにより、使用者全体の職種及び年齢層を略正しく予測でき、その予測結果に基づいて移行スケジュールが決定されることから、好ましい移行スケジュールが決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記外部情報は、設置場所に関する設置場所情報、配信サービスに関する配信情報、設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかであることとしてもよい。
これにより、多くの情報を参考にでき、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記設置場所情報は、前記設置場所における人口、前記設置場所周辺に設置された施設及び前記設置場所における特性の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、画像形成装置の使用態様を予測できることから、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記配信情報は、前記配信サービスの内容及び前記配信サービスに類似する配信サービスの状況の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、配信サービスの状況に応じて、使用者数の増減を予測できることから、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
なお、配信サービスとは、例えば、アイドルのブロマイドの発行や、歌手の楽譜の発行、新聞サービス等をいう。
また、上述の画像形成装置において、前記関連店舗情報は、前記関連店舗の営業時間及び営業期間の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
なお、関連店舗とは、画像形成装置が設置された店舗の近くに設置された店舗等をいう。
また、上述の画像形成装置において、前記外部情報は、管理者により入力されることとしてもよい。
これにより、画像形成装置は外部情報を取得可能である。
また、上述の画像形成装置において、外部サーバーから送信された前記外部情報を受信することとしてもよい。
これにより、画像形成装置は外部情報を取得可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記外部情報及び前記内部情報を、管理者が変更可能であることとしてもよい。
これにより、管理者は外部情報及び内部情報を変更可能であるため、最新の情報等を追加することが可能であることから、より好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、設定された前記移行スケジュールを、管理者が変更可能であることとしてもよい。
これにより、使用者は移行スケジュールが、画像形成装置の実際の使用状況と合っていない場合は、好ましい移行スケジュールとなるように変更することができる。
本発明の一態様に係る画像形成装置システムは、画像形成装置及び前記画像形成装置と情報の送受信を行う外部サーバーを備えた画像形成装置システムであって、前記画像形成装置は、電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された通常の動作状態よりも供給電力が低い節電モードとを有し、前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報を取得して前記外部サーバーに送信し、前記外部サーバーは、前記動作以外の外部情報及び前記画像形成装置から受信した前記内部情報に基づいて、前記画像形成装置が前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを決定して、前記移行スケジュールを前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置は、前記外部サーバーから受信した前記移行スケジュールを設定して実行する、ことを特徴とする。
これにより、画像形成装置の管理者が通常の動作状態から節電モードに移行するための条件について規定された移行スケジュールを管理者が決定する必要がなく、外部情報及び内部情報に基づいて、適切に移行スケジュールが決定され、それに沿って画像形成装置が稼働することから、管理者の負担が軽く、省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保できる画像形成装置を実現できる。また、外部サーバーを備えることから、移行スケジュールを決定するための情報量を多くすることが可能であるため、より好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記画像形成装置の前記稼働実績が前記内部情報であり、前記外部サーバーは、前記内部情報から、使用者全体の職種及び年齢層の少なくとも何れかを予測し、予測結果に基づいて前記移行スケジュールを決定することとしてもよい。
これにより、使用者全体の職種及び年齢層を略正しく予測でき、その予測結果に基づいて移行スケジュールが決定されることから、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記外部情報は、前記画像形成装置の設置場所に関する設置場所情報、前記画像形成装置への配信サービスに関する配信情報、前記画像形成装置の設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかであることとしてもよい。
これにより、多くの情報を参考にでき、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記設置場所情報は、前記設置場所における人口、前記設置場所周辺に設置された施設及び前記設置場所における特性の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、画像形成装置の使用態様を予測できることから、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記配信情報は、前記配信サービスの内容及び前記配信サービスに類似する配信サービスの状況の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、配信サービスの状況に応じて、画像形成装置の使用者数の増減を予測できることから、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記関連店舗情報は、前記関連店舗の営業時間及び営業期間の少なくとも何れかに基づく情報であることとしてもよい。
これにより、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記他店舗情報は、前記設置店舗以外に設置された画像形成装置から受信した情報に基づく情報であることとしてもよい。
これにより、他の画像形成装置の稼働実績等を参考にすることができ、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、設定された前記移行スケジュールを、管理者が変更可能であることとしてもよい。
これにより、使用者は移行スケジュールが、画像形成装置の実際の使用状況と合っていない場合は、好ましい移行スケジュールとなるように変更することができる。
本発明の他の一態様に係る画像形成装置は、画像形成装置及び前記画像形成装置と情報の送受信を行う外部サーバーを備えた画像形成装置システムであって、前記画像形成装置は、電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された通常の動作状態よりも供給電力が低い節電モードとを有し、前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報を取得して前記外部サーバーに送信し、前記外部サーバー及び前記画像形成装置は、前記内部情報及び前記動作以外の外部情報に基づいて、前記画像形成装置が前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを決定し、前記画像形成装置は、決定された前記移行スケジュールを設定して実行する、ことを特徴とする。
これにより、画像形成装置の管理者が通常の動作状態から節電モードに移行するための条件について規定された移行スケジュールを管理者が決定する必要がなく、外部情報及び内部情報に基づいて、適切に移行スケジュールが決定され、それに沿って画像形成装置が稼働することから、管理者の負担が軽く、省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保できる画像形成装置を実現できる。また、外部サーバー及び画像形成装置により移行スケジュールが決定されることから、外部サーバー及び画像形成装置それぞれの特徴を生かした決定が行われることから、より好ましい移行スケジュールを決定可能である。
また、上述の画像形成装置において、前記内部情報は、前記画像形成装置の前記稼働実績に基づく情報であり、前記外部情報は、前記画像形成装置の設置場所に関する設置場所情報、前記画像形成装置への配信サービスに関する配信情報、前記画像形成装置の設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかであることとしてもよい。
これにより、多くの情報を参考にでき、好ましい移行スケジュールを決定可能である。
本発明によると、省エネルギー効果が高く、かつ、使用者の利便性を確保でき、管理者の負担が軽い画像形成装置及び画像形成装置システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における人感センサーの検知範囲を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における制御部の制御構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の制御部における動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置システムの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の稼働実績の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の想定ユーザーの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の設置場所の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の分類ごとの稼働状況の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置のコンテンツリリース情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の類似コンテンツ利用情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の設置店舗の営業時間及び長期休暇情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の移行スケジュールの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置システムの動作の一例を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明の第1実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置の稼働実績に関する内部情報及び管理者が入力した外部情報に基づいて移行スケジュールを決定し、その移行スケジュールを実行する。ここで、移行スケジュールとは、画像形成装置が使用された後に待機状態を経ずに、すぐに節電モードに移行する時間帯及び画像形成装置の使用された後に所定時間の経過後に節電モードに移行する時間帯等を規定したものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100における人感センサー150の検知範囲を示す斜視図である。なお、図1及び図2において、符号Xは左右方向を示し、符号Yは奥行き方向を示し、符号Zは上下方向を示している。
図1及び図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置本体110と原稿読取装置120とを備えている。
原稿読取装置120は、画像形成装置本体110の上部に設けられており、原稿載置台121、原稿読取部122及び原稿自動送り装置123を備えている。原稿読取装置120は、原稿載置台121に載置された原稿の画像を原稿読取部122にて読み取るか又は原稿自動送り装置123にて自動的に送られる原稿の画像を原稿読取部122にて読み取り、読み取った原稿の画像データを画像形成装置本体110に送信する。原稿読取装置120は、原稿自動送り装置123にて搬送されて原稿読取部122にて読み取られた原稿を原稿排出トレイ123aに排出する。
画像形成装置本体110は、シート収容部111、シート搬送部112、画像形成部113、シート排出部114及び操作部115を有している。画像形成装置本体110は、記録用紙等の記録シートをシート収容部111に収容し、シート収容部111に収容された記録シートをシート搬送部112にて搬送し、シート搬送部112にて搬送された記録シートに原稿読取装置120又は外部から送信されてきた画像データに基づいてカラー画像又はモノクロ画像を画像形成部113にて形成し、画像形成部113にて画像を形成した記録シートをシート排出部114におけるシート排出トレイ114aに排出するようになっている。
第1実施形態において、画像形成装置100は、人を検知する人感センサー150をさらに備えている。
人感センサー150は、画像形成装置本体110の前面(操作側の面)の操作部115の下方における正面から視て左右方向Xの一端部(この例では右端部)に設けられている。
人感センサー150は、予め定めた所定の限られた検知範囲R(図2参照)内に人が居るのか或いは居ないのかを検知するセンサーである。人感センサー150は、所定の検知範囲Rの指向性を有している。検知範囲Rは、左右方向X、奥行き方向Y、上下方向Z及びこれらのうち少なくとも2つを組み合わせた方向の所定の限られた検知範囲を例示でき、この例では、左右方向X及び上下方向Zにおいて上方に向かって円錐状の範囲とされている(図2参照)。
人感センサー150は、この例では、超音波を用いた超音波型の人感センサーとされている。超音波型の人感センサー150は、超音波送波部151及び超音波受波部152を有し、超音波送波部151により所定の検知範囲Rに超音波を検知対象物に向け発信し、該検知対象物からの反射波を超音波受波部152で受信して得られた検知結果により、対象物の有無を検出するものである。人感センサー150は、この例では、超音波を用いた超音波型の人感センサーであるが、赤外線を用いた赤外線型の人感センサー、可視光を用いた光学型の人感センサー、焦電型の人感センサー或いは、超音波、赤外線、可視光及び焦電のうち少なくとも2つを組み合わせた人感センサーであってもよい。
なお、図1及び図2において、説明していない第1検知部210、第2検知部220及び第3検知部230については、後述する。
画像形成装置100は、画像形成装置100全体の制御を司る制御部180(図3参照)をさらに備えている。ここで、画像形成装置100は、コピー、プリント、ファクス及びスキャナ等の機能を有しており、制御部180は各機能の動作を司っている。
図3は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における制御部の制御構成を概略的に示すブロック図である。
ここで、制御部180は、画像形成装置100を高消費電力状態から高消費電力状態よりも供給エネルギーを小さくした低消費電力状態にする節電モードを有している。ここで、節電モードの低消費電力状態は、電源(この例ではメイン電源191)から電力を供給しない状態も含む概念である。
制御部180は、この例では、予め定めた所定の条件が整った場合(例えば画像形成装置100の待機状態が所定の時間継続した場合及び/又は人感センサー150の検知結果により人が居ないことを検出した場合)に節電モードに入る構成とされている。待機状態は、この例では、画像形成動作待機状態とされている。ここで、画像形成動作待機状態とは、すぐに画像形成動作を行うことができる状態、具体的には、画像形成装置本体110における定着部に定着温度が画像形成動作時の規定温度(例えば170℃)となる規定電力が供給されて定着温度が規定温度(例えば170℃)に維持され、かつ、制御部180が起動している状態をいう。また、節電モードは、この例では、画像形成装置本体110における定着部に定着温度が画像形成動作時の規定温度(例えば170℃)よりも低い予め定めた所定の節電温度(例えば150℃)となる節電電力が供給され、かつ、制御部180が起動している状態とされている。従って、この例では、高消費電力状態は待機状態を意味し、低消費電力状態は節電モードの状態を意味する。つまり、画像形成装置100は、電力の供給を受けて動作する通常の動作モード(高消費電力状態)と、電力の供給が節電された節電モード(低消費電力状態)と、を有している。
また、制御部180は、節電モードにおいて、人感センサー150の検知結果により人が居ることを検出した場合に節電モードの低消費電力状態から高消費電力状態に復帰させる構成とされている。
具体的には、画像形成装置100は、図3に示すように、メイン電源191と、サブ電源192(省エネルギー用電源)とを備えている。
メイン電源191は、細線で示す制御系ラインが制御部180に電気的に接続され、かつ、太線で示す電力系ラインが画像形成装置本体110及び原稿読取装置120に電気的に接続されている。
制御部180は、画像形成装置100を画像形成動作待機状態にするときには、画像形成装置100を画像形成動作待機状態にすることを示す指示信号又は画像形成装置100を節電モードにすることを示す指示信号をメイン電源191に送信するようになっている。
制御部180は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部181aと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)やデータ書き換え可能な不揮発性メモリ等の記憶装置を含む記憶部181bとを含んでいる。
制御部180は、処理部181aが記憶部181bのROMに予め格納された制御プログラムを記憶部181bのRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。記憶部181bのRAMは、それぞれ、処理部181aに対して作業用のワークエリア及び画像データを格納する画像メモリとしての領域を提供する。
また、記憶部181bは、画像形成装置100の稼働実績に関する情報を随時記憶している。また、移行スケジュールを決定するために必要な情報が外部から入力された場合は、その情報を記憶しておき、制御部180はこれらの情報に基づいて移行スケジュールを決定する。
サブ電源192は、太線で示す電力系ラインが制御部180、人感センサー150、操作部115に電気的に接続されており、制御部180、人感センサー150及び操作部115に常時電力を供給するようになっている。
人感センサー150は、細線で示す制御系ラインが制御部180の入力系に電気的に接続されており、人が居ることを示す信号又は居ないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、人感センサー150は、人が居るのか或いは居ないのかを制御部180に認識させることができる。
操作部115は、細線で示す制御系ラインが制御部180に電気的に接続されており、操作情報を制御部180に送信したり、制御部180から送られてきた表示情報を表示したりするようになっている。また、操作部115は、警報ブザー115aを備えており、制御部180から送られてきた指示信号により警報ブザー115aにより警報音を発するようになっている。また、操作部115は、表示装置164を備えている。なお、表示装置164はタッチパネルディスプレイであって、操作に関する画像を表示するだけでなく、表示装置164の画面に触れることにより、入力が可能となっている。
また、画像形成装置100は、図3に示すように、画像形成後に使用者が取り去るべき取り去り物品240(この例では記録シートP、原稿G及び記憶媒体Mのうち少なくとも1つ)を検知する物品検知部200を備え、物品検知部200の検知結果により取り去り物品240が画像形成後に残っていることを検出した場合には、人感センサー150の検知結果を無効にする構成とされている。
詳しくは、サブ電源192は、太線で示す電力系ラインが物品検知部200(210〜230)に電気的に接続されており、物品検知部200(210〜230)に常時電力を供給するようになっている。
物品検知部200は、記録シートPの画像形成後の有無を検知する第1検知部210(図1等参照)と、原稿Gの画像形成後の有無を検知する第2検知部220(図1等参照)と、画像形成装置本体110(具体的には操作部115に設けられた接続コネクタ110a(図1等参照))に対して着脱可能とされた記憶媒体Mの画像形成後の有無を検知する第3検知部230(図1等参照)とのうち少なくとも1つ(この例では第1検知部210、第2検知部220及び第3検知部230)を備えている。
第1検知部210としては、記録シートPの有無によりオンオフするアクチュエータ型スイッチや反射型フォトセンサを例示でき、第2検知部220としては、原稿Gの有無によりオンオフするアクチュエータ型スイッチや反射型フォトセンサを例示できる。また、記憶媒体Mとしては、代表的には、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)メモリやSD(Secure Digital)メモリカードを例示でき、第3検知部230としては、記憶媒体Mの有無により接続状態又は非接続状態となる信号を送出するインターフェース(例えばUSB(登録商標)メモリインターフェースやSDメモリカードインタフェース)を例示できる。
第1検知部210は、細線で示す制御系ラインが制御部180の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の記録シートPがシート排出部114におけるシート排出トレイ114aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第1検知部210は、シート排出トレイ114aに記録シートPが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
また、第2検知部220は、細線で示す制御系ラインが制御部180の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の原稿Gが原稿載置台121及び原稿自動送り装置123における原稿排出トレイ123aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第2検知部220は、原稿載置台121又は原稿排出トレイ123aに原稿Gが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
また、第3検知部230は、細線で示す制御系ラインが制御部180の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の記憶媒体Mが画像形成装置本体110の操作部115における接続コネクタ110aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第3検知部230は、接続コネクタ110aに記憶媒体Mが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
ここで、上述したように、制御部180は、予め定めた所定の条件が整った場合(例えば画像形成装置100の待機状態が所定の時間継続した場合及び/又は人感センサー150の検知結果により人が居ないことを検出した場合)に節電モードに入る構成とされている。しかし、画像形成装置100がほとんど使用されない時間帯であれば、待機状態を経由せず、画像形成装置100のジョブが終了すればすぐに節電モードとすることが好ましい。言い換えれば、次に使用される可能性が極めて低い時間帯であれば、画像形成装置100が使用された後、すぐに節電モードとすることが好ましい。
そこで、制御部180は、画像形成装置100の稼働実績に関する内部情報及び管理者が入力した外部情報に基づいて、画像形成装置100が使用された後に待機状態を経ずにすぐに節電モードに移行する時間帯及び画像形成装置100の使用後、所定時間の経過後に節電モードに移行する時間帯等を規定したものである移行スケジュールを決定し、その移行スケジュールにしたがって、節電モードへの移行を制御する。
以下、制御部180による移行スケジュールの決定について説明する。
制御部180は、使用者により画像形成装置100を使用された状況である稼働実績について時刻ごとに記憶していく。このようにして記憶した内部情報に基づいて、制御部180は、画像形成装置100は、一日において画像形成装置100の使用が頻繁に行われている時間帯や、逆に画像形成装置100が使用されていない時間帯を特定することができる。それにより、画像形成装置100が使用されていない時間帯については画像形成装置100が使用された後に待機状態を経ずにすぐに節電モードに移行するよう設定(以下、節電待機設定という)を行う。また、曜日ごとや休日・平日の違いにより画像形成装置100の稼働状況が異なるのであれば、一日の時間帯によるスケジューリングだけでなく、曜日ごとに節電待機設定のスケジューリングや、休日用の節電待機設定のスケジューリングを行えばよい。また、季節要因等によって節電待機設定のスケジューリングを行ってもよい。
また、時刻ごとの画像形成装置100の稼働実績から、画像形成装置100の使用者の予測が可能といえる。例えば、高齢者及び主婦であれば、一日のうち深夜の使用はないが、朝から夜までまんべんなく使用する傾向があるといえる。また、学生であれば日中は授業があることから夕方から深夜にわたる時間帯での使用が多い傾向がある。また、ビジネスマンは、日中は仕事があることから就業時間後からの仕様が多くなるが、深夜の使用は少ない傾向がある。このように、職種や年齢層等によって画像形成装置100の使用傾向が異なることから、画像形成装置100の稼働実績から逆に使用者の職種や年齢層を予想することは可能である。そこで、制御部180は画像形成装置100の稼働実績から使用者の職種や年齢層を予測し、その予測結果を移行スケジュールの決定のために用いてもよい。なお、制御部180がこのような予測を行うためには、上述したような職種や年齢による使用傾向に関するデータを予め記憶しており、稼働実績と比較することにより予測を行う。
また、管理者は、操作部115によりデータの入力が可能であり、制御部180は、上記稼働実績による情報とは別に、或いは、稼働実績による情報に加えて、入力されたデータ(外部情報)に基づいても移行スケジュールを決定して実行することとしてもよい。
管理者により入力されるデータとしては、例えば、画像形成装置100を設置する場所に関する設置場所情報、画像形成装置100に配信される配信サービスに関する配信情報、画像形成装置100を設置する店舗に関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び画像形成装置100とは別の店舗に設置された画像形成装置に関する他店舗情報等がある。
設置場所情報は、画像形成装置100の設置場所における人口や設置場所周辺に設置された施設や、設置場所における特性等の情報に基づくものである。例えば、人口により、設置場所が都心部か地方部かを特定でき、都心部であれば深夜も含めて画像形成装置100が一日中使用されていると予測され、地方部であれば就業時間後や授業終了後の夜間に使用され、日中はあまり使用されないと予測できる。これにより移行スケジュールの決定及び設定(節電待機設定のスケジューリング)を行えばよい。
また、配信情報は、決められた期間に行われる配信サービスに関する情報であり、使用者は画像形成装置100からこの配信サービスを受ける。配信サービスは、例えば、アイドルのブロマイドの発行や、歌手の楽譜の発行、新聞サービス等である。これらの配信時期は、画像形成装置100の使用頻度が向上すると予測できることから、この期間については、普段は使用されない時間帯であっても節電待機設定としないようにすることが好ましい。
また、関連店舗情報は、画像形成装置100が設置されている設置店舗の近辺に設置されている等の設置店舗の関連店舗の営業時間及び営業期間に基づく情報である。例えば、関連店舗の営業時間外に比べて営業時間内の方が設置店舗に来店する人が増え、画像形成装置100の使用頻度が増加すると予測できる。したがって、関連店舗の営業時間内については、節電待機設定としないようにすることが好ましい。
また、他店舗情報は、画像形成装置100以外の画像形成装置が設置されている他店舗における画像形成装置の稼働実績等に基づく情報である。例えば、他店舗において配信サービスが行われた期間における画像形成装置の稼働実績から、画像形成装置100の設置店舗において類似する配信サービスが行われた場合の画像形成装置100の使用状況の予測が可能である。
上述したように、設置場所情報、配信情報、関連店舗情報及び他店舗情報に基づいて制御部180は移行スケジュールを決定することとすればよい。なお、これらの情報のすべてを用いる必要はない。また、これら以外の情報を用いて移行スケジュールを決定してもよい。例えば、画像形成装置100の設置店舗の休日や長期休暇に関する情報や、土日や祝祭日の有無、特に長期の連休の有無に関する情報に基づいて移行スケジュールを決定してもよい。
次に、画像形成装置100における移行スケジュールの決定の動作の一例を示す。図4は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、制御部180は設置場所情報に変更があるか判断し(ステップS1001)、変更がある場合は(ステップS1001:Yes)、変更された設置場所情報が入力された後(ステップS1002)、設置場所情報から分類を決定する(ステップS1003)。具体的には、制御部180は画像形成装置100の設置場所が都心部か地方部か等を決定する。制御部180は、決定された分類に基づいて移行スケジュールを決定し(ステップS1004)、決定された移行スケジュールを上書きして設定する(ステップS1005)。具体的には、記憶部181bに記憶されている移行スケジュールを更新する。
移行スケジュールが上書きされた後、或いは、設置場所情報に変更がない場合は(ステップS1001:No)、制御部180は画像形成装置100の所定期間における稼働実績を保存(記憶)し(ステップS1006)、保存されている稼働実績を解析する(ステップS1007)。具体的には、稼働実績に基づいて使用者の予測を行い、想定ユーザーを決定する。
制御部180は、決定された想定ユーザーが記憶されている想定ユーザーと変更されているか判断する(ステップS1008)。想定ユーザーが変更されている場合は(ステップS1008:Yes)、記憶されている想定ユーザーを書き換える(ステップS1009)。
制御部180は、想定ユーザーを書き換えた後、或いは、想定ユーザーが変更されていない場合は(ステップS1008:No)、休日や長期休暇があるか判断する(ステップS1010)。休日や長期休暇がある場合は(ステップS1010:Yes)、休日や長期休暇の状況及び想定ユーザーに基づいて、記憶されている節電待機設定を行う時間帯及び期間を書き換える(ステップS1011)。
制御部180は、節電待機設定を書き換えた後、或いは、休日や長期休暇がない場合は(ステップS1010:No)、新たにコンテンツリリースがあるか判断する(ステップS1012)。新たなコンテンツのリリースがある場合は(ステップS1012:Yes)、その期間は画像形成装置100の使用者が増加することから、節電待機設定を除外することが好ましい。そこで、記憶されている節電待機設定を除外する時間帯及び期間を書き換える(ステップS1013)。
制御部180は、節電待機設定の除外を書き換えた後、或いは、新たなコンテンツのリリースがない場合は(ステップS1012:No)、節電待機設定及び節電待機設定除外の書き換え内容に基づいて移行スケジュールを決定し(ステップS1014)、移行スケジュールを書き換える(ステップS1015)。つまり、移行スケジュールが設定されて、実行される。
制御部180は、移行スケジュールの書き換え後、予め設定された設定時間の経過後(ステップS1016)、ステップS1001に戻る。
以上、第1実施形態に係る画像形成装置100について説明したが、上述の説明に限定されるわけではない。例えば、管理者が操作部115を用いて入力する情報については、例えば、画像形成装置100にインターネット等により接続されたが外部サーバーから、入力されることとしてもよい。
また、制御部180により作成された情報や、外部から入力された情報については、管理者が操作部115を用いて変更することが可能としてもよい。
また、制御部180により決定された移行スケジュールについても、管理者が操作部115を用いて変更することが可能としてもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明に係る第2実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明の第2実施形態に係る画像形成装置システムは、画像形成装置の稼働実績に関する内部情報及び外部サーバーが収集した外部情報に基づいて、外部サーバーが移行スケジュールを決定し、画像形成装置がその移行スケジュールを実行する。
第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を用い、第1実施形態と同じ点については説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置システム400の構成を概略的に示すブロック図である。
図5に示すように、画像形成装置システム400は、複数の画像形成装置100と、外部サーバー300とを有しており、これらが通信回線500により信号の送受信が可能なように接続されている。
外部サーバー300は、演算処理部301及び記憶部302を備え、画像形成装置100から送信される情報に基づいて、画像形成装置100ごとに移行スケジュールを決定し、各画像形成装置100に移行スケジュールを送信する。なお、図示していないが、外部サーバー300は画像形成装置100のそれぞれと信号の送受信を行う送受信部を有する。各画像形成装置100から受信した情報は記憶部302に記憶され、演算処理部301は記憶部302に記憶された情報に基づいて、画像形成装置100ごとに移行スケジュールを決定し、決定された移行スケジュールの情報を対応する画像形成装置100に送信する。
また、画像形成装置100と外部サーバー300とを接続する通信回線500は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)回線、固定電話回線、又は携帯電話回線等とすればよい。
画像形成装置100は、上述した構成を有しており、さらに図示していないが外部サーバー300との間で信号の送受信が可能な構成を有している。また、画像形成装置100は複数であり、それぞれ異なる店舗等に設置されている。画像形成装置100は、例えばコンビニエンスストアや、病院等に設置されている。
第1実施形態では、移行スケジュールは画像形成装置100により決定されたが、第2実施形態では外部サーバー300で移行スケジュールの決定を行う。具体的には、画像形成装置の稼働実績に関する内部情報及び外部情報に基づいて外部サーバー300において移行スケジュールが決定される。
ここで、第1実施形態において、外部情報は、管理者により画像形成装置100に入力されたが、第2実施形態においては、外部サーバー300により取得される。なお、外部情報は、画像形成装置100を設置する場所に関する設置場所情報、画像形成装置100に配信される配信サービスに関する配信情報、画像形成装置100を設置する店舗に関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び画像形成装置100とは別の店舗に設置された画像形成装置に関する他店舗情報等である。
以下に、移行スケジュールの決定のために用いられる情報の一例について説明する。
画像形成装置100の稼働実績については、画像形成装置100から外部サーバー300に送信されて、演算処理部301におより解析されて、想定ユーザー等が決定される。
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の稼働実績の一例を示す図である。また、図7は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の想定ユーザーの一例を示す図である。例えば、図6に示すように、複数の店舗に設置されている画像形成装置100のそれぞれから、時刻ごとに実行されたジョブごとの件数を示す稼働実績の情報が外部サーバー300に送信される。この情報は記憶部302に記憶され、演算処理部301はこの情報に基づいて各店舗に設置された各画像形成装置100の使用者の職種や年齢層を予測して想定ユーザーを決定し、想定ユーザーに基づいて移行スケジュールを決定する。
例えば、図6に示される稼働実績から、図7に示すように想定ユーザーが決定される。想定ユーザーについての情報は記憶部302に記憶される。
また、外部サーバー300は、通信回線500により、各画像形成装置100の設置場所に関する人口や設置場所周辺に設置された施設や、設置場所における特性等の設置場所情報を得て、記憶部302に記憶されたこれらの情報から演算処理部301が解析を行う。
図8は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の設置場所の一例を示す図である。また、図9は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の分類ごとの稼働状況の一例を示す図である。
図8に示すように、画像形成装置100の設置場所に基づいて、「都心部」、「地方部」、「施設併設」等に分類が可能であり、演算処理部301はこの分類を決定する。分類とは、画像形成装置100の稼働実績の特性を示すものである。図9(a)に示すように、「都心部」に分類された場合の画像形成装置100は深夜も含めて一日中使用されている傾向がある。また、図9(b)に示すように、「地方部」に分類された場合の画像形成装置100は、就業時間後や授業終了後の夜間に使用され、日中はあまり使用されない傾向がある。また、図9(c)に示すように、「施設併設」に分類された場合(この例では病院等に併設されている)の画像形成装置100は、午前中及び深夜は使用されない傾向がある。このように、分類を決定することにより画像形成装置100の稼働状況を予測でき、演算処理部301はこの予測に基づいて移行スケジュールを決定してもよい。
また、外部サーバー300は、配信情報に基づいて移行スケジュールを決定する。
図10は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100のコンテンツリリース情報の一例を示す図である。図10に示すように、リリース時期が決まっていることからこの時期については節電待機設定を行わない方が好ましい。なお、外部サーバー300は通信回線500を用いてコンテンツリリース情報等の配信情報を取得し、記憶部302に記憶される。
また、外部サーバー300は、他店舗情報に基づいて移行スケジュールを決定する。他店舗情報は通信回線500を用いて各画像形成装置100から送信され、記憶部302に記憶される。
図11は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の類似コンテンツ利用情報の一例を示す図である。図11に示すように、複数の画像形成装置100の設置店舗における類似コンテンツリリースの状況等についての情報(他店舗情報)についても、演算処理部301は移行スケジュールの決定に利用してもよい。
また、外部サーバー300は、画像形成装置100が設置されている店舗の休日や長期休暇に関する情報や、土日や祝祭日の有無、特に長期の連休の有無に関する情報に基づいて移行スケジュールを決定してもよい。
図12は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の設置店舗の営業時間及び長期休暇情報の一例を示す図である。例えば、設置店舗が休日であれば節電待機設定を行っておくことが好ましい。
以上、移行スケジュールを決定するために用いる情報の一例を示した。上述したように、稼働実績、設置場所情報、配信情報、関連店舗情報及び他店舗情報に基づいて演算処理部301は移行スケジュールを決定することとすればよい。なお、これらの情報のすべてを用いる必要はない。また、これら以外の情報を用いて移行スケジュールを決定してもよい。
図13は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の移行スケジュールの一例を示す図である。
図13に示すように、演算処理部301により移行スケジュールが決定される。具体的には、節電待機設定がなされる期間と節電待機設定が除外される期間とが規定されている。演算処理部301により決定された移行スケジュールは、通信回線500を介して画像形成装置100に送信され、記憶部181bに記憶され制御部180により実行される。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置システム400の動作について説明する。
図14は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置システム400の動作の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、画像形成装置100の制御部180は設置場所情報に変更があるか判断し(ステップS2001)、変更がある場合は(ステップS2001:Yes)、変更された設置場所情報が入力された後(ステップS2002)、設置場所情報を外部サーバー300に送信し、演算処理部301は設置場所情報から分類を決定する(ステップS2001)。具体的には、演算処理部301は画像形成装置100の設置場所が都心部か地方部かを決定する。演算処理部301は、決定された分類に基づいて移行スケジュールを決定し(ステップS2002)、決定された移行スケジュールを画像形成装置100に送信する。
画像形成装置100は外部サーバー300からの移行スケジュールを受信すると(ステップS2003)、記憶していた移行スケジュールに上書きして設定する(ステップS2004)。具体的には、記憶部181bに記憶されている移行スケジュールを更新する。
移行スケジュールが上書きされた後、或いは、設置場所情報に変更がない場合は(ステップS2001:No)、制御部180は画像形成装置100の所定期間における稼働実績を保存(記憶)し、外部サーバー300に送信する(ステップS2005)。演算処理部301は受信した稼働実績を解析する(ステップS2003)。具体的には、稼働実績に基づいて使用者の予測を行い、想定ユーザーを決定する。
演算処理部301は、決定された想定ユーザーが記憶部302に記憶されている想定ユーザーと変更されているか判断する(ステップS3004)。想定ユーザーが変更されている場合は(ステップS3004:Yes)、記憶部302に記憶されている想定ユーザーを書き換える(ステップS3005)。
演算処理部301は、想定ユーザーを書き換えた後、或いは、想定ユーザーが変更されていない場合は(ステップS3004:No)、休日や長期休暇があるか判断する(ステップS3006)。休日や長期休暇がある場合は(ステップS3006:Yes)、休日や長期休暇の状況及び想定ユーザーに基づいて、記憶されている節電待機設定を行う時間帯及び期間を書き換える(ステップS3007)。
演算処理部301は、節電待機設定を書き換えた後、或いは、休日や長期休暇がない場合は(ステップS3006:No)、新たにコンテンツリリースがあるか判断する(ステップS3008)。新たなコンテンツのリリースがある場合は(ステップS3008:Yes)、記憶されている節電待機設定を除外する時間帯及び期間を書き換える(ステップS3009)。
演算処理部301は、節電待機設定の除外を書き換えた後、或いは、新たなコンテンツのリリースがない場合は(ステップS3008:No)、節電待機設定及び節電待機設定除外の書き換え内容に基づいて移行スケジュールを決定する(ステップS3010)。
外部サーバー300は決定された移行スケジュールを画像形成装置100に送信する。制御部180は、移行スケジュールを書き換える(ステップS2006)。つまり、画像形成装置100に移行スケジュールが設定されて、実行される。
制御部180は、移行スケジュールの書き換え後、予め設定された設定時間の経過後(ステップS2007)、ステップS2001に戻る。
以上、第2実施形態に係る画像形成装置システム400について説明したが、上述の説明に限定されるわけではない。例えば、移行スケジュールを決定するための各情報について、管理者が操作部115を用いて変更や追加が可能であることとしてもよい。
また、決定された移行スケジュールについても、管理者が操作部115を用いて変更することが可能としてもよい。
(第3実施形態)
以下、本発明に係る第3実施形態につい説明する。本発明の第3実施形態に係る画像形成装置システムは、画像形成装置の稼働実績に関する内部情報及び外部サーバーが収集した外部情報に基づいて、外部サーバー及び画像形成装置が移行スケジュールを決定し、画像形成装置がその移行スケジュールを実行する。
第3実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については同じ符号を用い、第1実施形態及び第2実施形態と同じ点については説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第3実施形態に係る画像形成装置システム400は第2実施形態に係る画像形成装置システム400と同様の構成である。第2実施形態では、外部サーバー300の演算処理部301において稼働実績を解析して想定ユーザーを決定したのに対して、第3実施形態では、画像形成装置100の制御部180において稼働実績を解析して想定ユーザーを決定している。この点以外は、第3実施形態と第2実施形態とは同じである。
第3実施形態に係る画像形成装置システム400のように、稼働実績を取得する画像形成装置100により想定ユーザーを決定することにより、想定ユーザーの決定が効率よく行われる。また、外部サーバー300の処理負担を軽減することもできる。
第3実施形態に係る画像形成装置システム400の動作について説明する。
図15は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置システム400の動作の一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、画像形成装置100の制御部180は設置場所情報に変更があるか判断し(ステップS4001)、変更がある場合は(ステップS4001:Yes)、変更された設置場所情報が入力された後(ステップS4002)、設置場所情報を外部サーバー300に送信し、演算処理部301は設置場所情報から分類を決定する(ステップS5001)。具体的には、演算処理部301は画像形成装置100の設置場所が都心部か地方部かを決定する。演算処理部301は、決定された分類に基づいて移行スケジュールを決定し(ステップS5002)、決定された移行スケジュールを画像形成装置100に送信する。
画像形成装置100は外部サーバー300からの移行スケジュールを受信すると(ステップS4003)、記憶していた移行スケジュールに上書きして設定する(ステップS4004)。具体的には、記憶部181bに記憶されている移行スケジュールを更新する。
移行スケジュールが上書きされた後、或いは、設置場所情報に変更がない場合は(ステップS4001:No)、制御部180は画像形成装置100の所定期間における稼働実績を保存(記憶)し(ステップS4005)、稼働実績を解析する(ステップS4006)。具体的には、稼働実績に基づいて使用者の予測を行い、想定ユーザーを決定する。そして、外部サーバー300に想定ユーザーを送信する。
演算処理部301は、受信した想定ユーザーが記憶部302に記憶されている想定ユーザーと変更されているか判断する(ステップS5003)。想定ユーザーが変更されている場合は(ステップS5003:Yes)、記憶部302に記憶されている想定ユーザーを書き換える(ステップS5004)。
演算処理部301は、想定ユーザーを書き換えた後、或いは、想定ユーザーが変更されていない場合は(ステップS5003:No)、休日や長期休暇があるか判断する(ステップS5005)。休日や長期休暇がある場合は(ステップS5005:Yes)、休日や長期休暇の状況及び想定ユーザーに基づいて、記憶されている節電待機設定を行う時間帯及び期間を書き換える(ステップS5006)。
演算処理部301は、節電待機設定を書き換えた後、或いは、休日や長期休暇がない場合は(ステップS5005:No)、新たにコンテンツリリースがあるか判断する(ステップS5007)。新たなコンテンツのリリースがある場合は(ステップS5007:Yes)、記憶されている節電待機設定を除外する時間帯及び期間を書き換える(ステップS5008)。
演算処理部301は、節電待機設定の除外を書き換えた後、或いは、新たなコンテンツのリリースがない場合は(ステップS5007:No)、節電待機設定及び節電待機設定除外の書き換え内容に基づいて移行スケジュールを決定する(ステップS5009)。
外部サーバー300は決定された移行スケジュールを画像形成装置100に送信する。制御部180は、移行スケジュールを書き換える(ステップS4007)。つまり、画像形成装置100に移行スケジュールが設定されて、実行される。
制御部180は、移行スケジュールの書き換え後、予め設定された設定時間の経過後(ステップS4008)、ステップS2001に戻る。
以上、第3実施形態に係る画像形成装置システム400について説明したが、上述の説明に限定されるわけではない。例えば、移行スケジュールを決定するための各情報について、管理者が操作部115を用いて変更や追加が可能であることとしてもよい。
また、決定された移行スケジュールについても、管理者が操作部115を用いて変更することが可能としてもよい。
また、第3実施形態に係る画像形成装置システム400では、想定ユーザーの決定について画像形成装置100において行ったが、その他の情報の解析についても外部サーバー300ではなく画像形成装置100で行うこととしてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
110 画像形成装置本体
110a 接続コネクタ
111 シート収容部
112 シート搬送部
113 画像形成部
114 シート排出部
114a シート排出トレイ
115 操作部
115a 警報ブザー
120 原稿読取装置
121 原稿載置台
122 原稿読取部
123 原稿自動送り装置
123a 原稿排出トレイ
150 人感センサー
151 超音波送波部
152 超音波受波部
164 表示装置
180 制御部
181a 処理部
181b 記憶部
191 メイン電源(電源の一例)
192 サブ電源
200 物品検知部
210 第1検知部
220 第2検知部
230 第3検知部
240 取り去り物品
300 外部サーバー300
301 演算処理部301
302 記憶部302
400 画像形成装置システム400
500 通信回線500
G 原稿
M 記憶媒体
P 記録シート
R 検知範囲
X 左右方向
Y 奥行き方向
Z 上下方向

Claims (20)

  1. 電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された節電モードと、を有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報と、
    前記動作以外の外部情報と、
    前記外部情報及び前記内部情報に基づいて、前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを設定する設定手段と、を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記稼働実績から、使用者全体の職種及び年齢層の少なくとも何れかを予測し、その予測結果を前記内部情報とする、ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記外部情報は、設置場所に関する設置場所情報、配信サービスに関する配信情報、設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかである、ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記設置場所情報は、前記設置場所における人口、前記設置場所周辺に設置された施設及び前記設置場所における特性の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記配信情報は、前記配信サービスの内容及び前記配信サービスに類似する配信サービスの状況の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記関連店舗情報は、前記関連店舗の営業時間及び営業期間の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記外部情報は、管理者により入力される、ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
    外部サーバーから送信された前記外部情報を受信する、ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記外部情報及び前記内部情報を、管理者が変更可能である、ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
    設定された前記移行スケジュールを、管理者が変更可能である、ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成装置及び前記画像形成装置と情報の送受信を行う外部サーバーを備えた画像形成装置システムであって、
    前記画像形成装置は、
    電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された通常の動作状態よりも供給電力が低い節電モードとを有し、
    前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報を取得して前記外部サーバーに送信し、
    前記外部サーバーは、前記動作以外の外部情報及び前記画像形成装置から受信した前記内部情報に基づいて、前記画像形成装置が前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを決定して、前記移行スケジュールを前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、前記外部サーバーから受信した前記移行スケジュールを設定して実行する、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置システムであって、
    前記画像形成装置の前記稼働実績が前記内部情報であり、
    前記外部サーバーは、前記内部情報から、使用者全体の職種及び年齢層の少なくとも何れかを予測し、予測結果に基づいて前記移行スケジュールを決定する、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置システムであって、
    前記外部情報は、前記画像形成装置の設置場所に関する設置場所情報、前記画像形成装置への配信サービスに関する配信情報、前記画像形成装置の設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかである、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置システムであって、
    前記設置場所情報は、前記設置場所における人口、前記設置場所周辺に設置された施設及び前記設置場所における特性の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項13に記載の画像形成装置システムであって、
    前記配信情報は、前記配信サービスの内容及び前記配信サービスに類似する配信サービスの状況の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  16. 請求項13に記載の画像形成装置システムであって、
    前記関連店舗情報は、前記関連店舗の営業時間及び営業期間の少なくとも何れかに基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  17. 請求項13に記載の画像形成装置システムであって、
    前記他店舗情報は、前記設置店舗以外に設置された画像形成装置から受信した情報に基づく情報である、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  18. 請求項11から請求項17までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    設定された前記移行スケジュールを、管理者が変更可能である、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  19. 画像形成装置及び前記画像形成装置と情報の送受信を行う外部サーバーを備えた画像形成装置システムであって、
    前記画像形成装置は、
    電力の供給を受けて動作する通常の動作モードと、前記電力の供給が節電された通常の動作状態よりも供給電力が低い節電モードとを有し、
    前記画像形成装置の稼働実績に関する内部情報を取得して前記外部サーバーに送信し、
    前記外部サーバー及び前記画像形成装置は、前記内部情報及び前記動作以外の外部情報に基づいて、前記画像形成装置が前記通常の動作状態から前記節電モードに移行するための移行スケジュールを決定し、
    前記画像形成装置は、決定された前記移行スケジュールを設定して実行する、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  20. 請求項19に記載の画像形成装置システムであって、
    前記内部情報は、前記画像形成装置の前記稼働実績に基づく情報であり、
    前記外部情報は、前記画像形成装置の設置場所に関する設置場所情報、前記画像形成装置への配信サービスに関する配信情報、前記画像形成装置の設置店舗と関連する関連店舗に関する関連店舗情報及び前記設置店舗以外に設置された画像形成装置に関する他店舗情報の少なくとも何れかである、ことを特徴とする画像形成装置システム。
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