JP2019209574A - 装飾積層生地 - Google Patents

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Abstract

【課題】網目状(メッシュ状)の生地を複数積層することにより、生地の強度を高めるとともに、網目状の生地の積層数や網目の重なり具合によって表面の色味が変化するようなデザイン性、審美性に富んだ装飾積層生地の提供。【解決手段】生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へメッシュ状に編織された第一生地110および第二生地120を積層してなるメッシュ状積層部100と、生地糸を密目に編織した下生地部200と、からなり、第一生地110および第二生地120は、生地糸間のピッチが略同一からなるとともに、メッシュ状積層部100は、第一生地110と第二生地120とを生地糸の縦横方向が揃った状態で積層されて装飾積層生地の表面を形成し、下生地部200は、メッシュ状積層部100を構成する各生地の空隙から視認可能にメッシュ状積層部100に接続されて生地の底面を形成する構成である装飾積層生地。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の生地を積層して装飾を施した装飾積層生地に関し、特に、網目状(メッシュ状)の生地を複数積層することにより、生地の強度を増すとともに、網目状(メッシュ状)の生地の積層数や網目の重なり具合によって全体の生地の表面の色味(色目)が変幻自在に変化するような審美性と変化に富んだ装飾積層生地に関する。
従来より、あらゆる用途に用いる事が可能な装飾が施された生地が多数存在しており、用途に応じて様々な構成からなる生地を用いた変幻自在な生地が開発されて使用されている。生地は、カーテンやバッグなど特に強度が要求される物に使用する場合、厚みがあるものを用いることが考えられるが、生地を積層したものを使用することでも、充分な強度を得ることが可能となる。また、このような構成とすることで、生地の構成を工夫することにより、審美性豊かな変化する生地を形成することも可能となる。
このような様々な構成からなる生地に係る技術として、特開2013−2028号公報が存在する。ここでは、生地糸がメッシュ状に編織された表生地と、表生地糸と異なる色の柄糸からなる生地糸によって編織された下地生地とが積層状態に固定されて構成される布帛に関する技術が開示されている。
この技術では、表生地と下地生地との長手方向の端縁部同士を同一の編織組織により一体に接合固定することによって一重組織領域を形成するとともに、両生地が非接合かつ近接状態の二重組織領域を形成することにより、モアレ縞模様の装飾帯体を提供することを可能とする技術が開示されている。
確かに、この技術によれば、モアレ縞模様を有する生地を提供することができ審美性のある生地を提供することが可能となるが、模様を見る角度による変化のバリエーションに乏しいという問題点があった。また、生地自体の強度が充分確保することが出来ないという問題点が内在するものであった。
特に、バッグやカーテン等に用いるための生地は、高い強度が要求されるとともに、見た目の美しさやデザイン性が要求される。このような強度とデザイン性を両立させるため、生地を積層することで強度および審美性を両立させた装飾生地の開発が望まれていた。
特開2013−2028号公報
本発明は上記問題を解決するために、複数の生地を積層して装飾を施した装飾積層生地であって、特に、網目状(メッシュ状)の生地を複数積層することにより、生地の強度を高めるとともに、網目状(メッシュ状)の生地の積層数や網目の重なり具合によって表面の色味が自在に変化するようなデザイン性、審美性、意外性に富んだ装飾積層生地を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る装飾積層生地は、複数の生地を積層してなる装飾積層生地であって、前記装飾積層生地は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地および第二生地を積層してなるメッシュ状積層部と、生地糸を密目に編織した下生地部と、からなり、前記第一生地および第二生地は、生地糸間のピッチが略同一からなるとともに、前記メッシュ状積層部は、前記第一生地と第二生地とを生地糸の縦横方向が揃った状態で積層されて装飾積層生地の表面を形成し、前記下生地部は、前記メッシュ状積層部の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部に積層されて装飾積層生地の底面を形成する構成である。
また、本発明に係る装飾積層生地は、複数の生地を積層してなる装飾積層生地であって、前記装飾積層生地は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地および第二生地を積層してなるメッシュ状積層部と、生地糸を密目に編織した下生地部と、からなり、前記第一生地は、生地糸間のピッチが第二生地のピッチより幅広または幅狭からなるとともに、前記メッシュ状積層部は、前記第一生地と第二生地とを生地糸の縦横方向が揃った状態で積層されて装飾積層生地の表面を形成し、前記下生地部は、前記メッシュ状積層部の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部に積層されて装飾積層生地の底面を形成する構成でもある。
また、本発明に係る装飾積層生地は、複数の生地を積層してなる装飾積層生地であって、前記装飾積層生地は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地および第二生地を積層してなるメッシュ状積層部と、生地糸を密目に編織した下生地部と、からなり、前記メッシュ状積層部は、前記第一生地と第二生地とを生地糸の縦横方向が45度の角度をなすように積層されて生地の表面を形成し、前記下生地部は、前記メッシュ状積層部の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部に積層されて装飾積層生地の底面を形成する構成でもある。
また、前記下生地部は、前記メッシュ状積層部が積層される面に、少なくとも2色からなる模様が施される構成である。
また、前記第一生地および第二生地は、生地糸がポリエステルまたはナイロンからなる構成である。
また、前記メッシュ状積層部は、前記第一生地と第二生地とが端部で接合されることで内側に第一非接合部が形成されるとともに、更に前記メッシュ状積層部と前記下生地部とが端部で接合されることで内側に第二非接合部が形成される構成である。
また、本発明に係る装飾積層生地は、複数の生地を積層してなる装飾積層生地であって、前記装飾積層生地は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された複数の生地を積層してなるメッシュ状積層部と、生地糸を密目に編織した下生地部と、からなり、前記下生地部は、前記多層からなるメッシュ状積層部の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部に積層されて装飾積層生地の底面を形成する構成である。
本発明は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.網目状(メッシュ状)に編織された2つの生地を積層し、更に下生地を積層する構成としたため、強度が高い生地を構成することが可能となる。また、積層されるメッシュ状の生地のピッチをそれぞれ略同一とし、更に、網目の方向が揃うように積層する構成としたため、メッシュ同士の干渉縞が生じ、看る方向によって複雑な縞模様が生じ、デザイン性豊かな生地を構成することが可能となる。
2.積層されるメッシュ状の生地のピッチをそれぞれで異なるようにするとともに、網目の方向が揃うように積層する構成としたため、メッシュ同士の干渉縞が複雑となり、看る方向によって意外性のある各種の縞模様が生じることとなり、デザイン性豊かな生地を構成することが可能となる。
3.積層されるメッシュ状の生地の各生地糸の縦横方向が45度の角度をなすように積層する構成としたため、メッシュ同士の干渉縞が更に複雑となり、看る方向や角度によって異なる縞模様が生じることとなり、デザイン性の高い生地とすることが可能となる。
4.下生地部に少なくとも2色からなる模様を施したため、メッシュ同士の干渉縞と相俟って複雑な色相と模様が現れることとなり、デザイン性、審美性に富んだ装飾積層生地を提供することが可能となる。
5.第一生地および第二生地の生地糸をポリエステルまたはナイロンとしたため、強固な装飾積層生地を構成することが可能となるとともに、光沢による干渉縞の複雑さが増してデザイン性が増した装飾積層生地を提供することが可能となる。
6.第一生地および第二生地の間およびメッシュ状積層部と下生地部の間に夫々非接合部を設ける構成としたため、メッシュ間およびそれらと下地と接触部分が流動的となり、生地の動きや見る角度に応じて干渉縞が複雑に変化することによるデザイン効果を得ることが可能となる。
7.メッシュ状積層部を複数の生地によって構成したため、所望される生地の強度を実現可能となるとともに、光沢が増すことで干渉縞が強く出る事となり、デザイン性の高い生地とすることが可能となる。
以下、本発明に係る装飾積層生地を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る装飾積層生地の斜視図であり、図2は、第一生地と第二生地とでピッチを変えた装飾積層生地の斜視図である。図3は、メッシュ生地糸の角度を変えた装飾積層生地の斜視図であり、図4は、更に複数の生地を積層した装飾積層生地の斜視図である。図5は、積層する各生地の接続状態を示す側面断面図である。
本発明の装飾積層生地1は、メッシュ状積層部100と、下生地部200と、からなる複数の生地を積層してなる生地であり、複数の生地が積層されたメッシュ状積層部100と下生地部200とを更に積層することにより、全体の装飾積層生地1の引っ張りやねじれに対する強度を増すとともに、網目状(メッシュ状)の生地の積層数や網目の重なり具合によって表面の色味が変化するようなデザイン性に富んだ装飾積層生地である。
メッシュ状積層部100は、図1乃至図3に示すように、本実施例では、第一生地110と第二生地120とからなる。第一生地110と第二生地120とは、いずれも、生地糸間に一定の縦横巾からなる空隙が縦横方向に各々連続して多数形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された構成であり、メッシュ状積層部100は、各々網目状(メッシュ状)の第一生地110と第二生地120とを積層して構成される。第一生地110と第二生地120とが積層されるが、何れも網目状(メッシュ状)であるため、メッシュ状積層部100は反対側に配置されるものを各空隙から視認することが可能な構成となっている。
下生地部200は、生地糸を密目に編織した生地である。下生地部200は、図1乃至図4に示すように、本実施例では、第一生地110と第二生地120とは異なり密目であるため、生地に空隙がない構成となっている。
第一の実施例では、図1に示すように、第一生地110と第二生地120とは、網目状(メッシュ状)からなる生地糸間の各々のピッチ(P・P)が略同一からなる構成である。第一生地110の縦横それぞれのピッチPと第二生地120の縦横それぞれのピッチPとが同じであるため、第一生地110と第二生地120との縦横に編織される生地糸が等間隔となる。これにより、メッシュ状積層部100は、第一生地110と第二生地120とが、生地糸の縦横方向の揃った状態で積層されることとなり、装飾積層生地1の表面Fが形成される。
下生地部200は、本実施例では、メッシュ状積層部100を構成する網目状(メッシュ状)の生地の空隙から視認することが可能となるようにメッシュ状積層部100に積層される。これにより、装飾積層生地1の裏面Bが形成される。
このような構成とすることにより、複数積層された生地が高い強度を実現するとともに、メッシュ同士の干渉縞によって複雑な縞模様が生じ、デザイン性豊かな生地を構成することが可能となった。
本発明に係る装飾積層生地1の第二の実施例として、図2に示すように、第一生地110と第二生地120とは、網目状(メッシュ状)からなる生地糸間の各々のピッチ(P・P)が異なる構成である。第一生地110の縦横それぞれのピッチPが第二生地120の縦横それぞれのピッチPより幅広または幅狭となる構成であるため、第一生地110と第二生地120との縦横に編織される生地糸の間隔にずれが生じることとなる。また、網目のピッチを部分的に幅広としたり幅狭に形成することも可能である。これにより、メッシュ状積層部100は、第一生地110と第二生地120とを積層した際に、生地糸の縦横方向が揃いつつも、生地糸の縦横方向に若干のズレが生じた状態で装飾積層生地1の表面Fが形成される。
この構成とすることにより、第一生地110と第二生地120のメッシュ同士の干渉縞が複雑となり、看る方向によって予期しない各種の縞模様が生じることとなり、デザイン性豊かな意外性を楽しめる生地を構成することが可能となった。
本発明に係る装飾積層生地1の第三の実施例として、図3に示すように、第一生地110と第二生地120とは、網目状(メッシュ状)からなる生地糸の縦横方向が45度の角度をなすように配置される構成である。第一生地110のメッシュの縦横方向が第二生地120のメッシュの縦横方向に対して斜めになるように積層される構成であるため、第一生地110と第二生地120との縦横に編織される生地の間隔および向きにずれが生じた状態で装飾積層生地1の表面Fが形成される。
この構成とすることにより、メッシュ同士の干渉縞が更に複雑となり、看る方向や角度によって異なる縞模様が生じることとなり、デザイン性の高い生地とすることが可能となった。
下生地部200は、図1乃至図4に示すように、メッシュ状積層部100が積層される面に、少なくとも2色からなる模様Dが施される構成である。本実施例では、市松模様の模様が施される構成であるが、これに限定されることはなく、他の図柄やキャラクターなど、任意の模様を選択した表示することはもちろん可能である。
また、第一生地110および第二生地120は、本実施例では、生地糸がポリエステルまたはナイロンからなる構成である。この構成とすることにより、強固な装飾積層生地1を構成することが可能となった。また、ポリエステルまたはナイロンの光沢による干渉縞の複雑さが増し、例えば、バッグの生地として使用した場合に、強度と見た目の美しさを兼ね備えたバッグを構成することが可能となり、強度およびデザイン性が増した装飾積層生地を提供することが可能となった。なお、第一生地110および第二生地120の材質は、これに限定されることはなく、生地の用途に応じて、適宜選択して使用する事が可能である。
本発明に係る装飾積層生地1は、図5に示すように、メッシュ状積層部100が、第一生地110と第二生地120とを端部Eで接合することにより、それらの内側に第一非接合部130が形成される構成である。更に、メッシュ状積層部100と下生地部200とを端部Eで接合することで、それらの内側に第二非接合部230が形成される構成である。
この構成とすることにより、メッシュ状積層部100のメッシュ間およびそれらと下地部200との接触部分に空間が形成されて流動的となり、生地の動きや見る角度に応じて干渉縞が複雑に変化することとなり、高度なデザイン効果を得ることが可能となった。また、引っ張りやねじれに対する強度を増すことも同時に実現することが可能となった。
本発明に係る装飾積層生地1の第四の実施例として、図4に示すように、複数の網目状(メッシュ状)の生地140からなる。生地140は、いずれも、生地糸間に一定の縦横巾からなる空隙が縦横方向に各々連続して多数形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された構成であり、メッシュ状積層部100は、各々網目状(メッシュ状)の生地140を積層して構成される。各生地140は、何れも網目状(メッシュ状)であるため、メッシュ状積層部100は反対側に配置されるものを各空隙から視認することが可能な構成となっている。
このような構成とすることにより、所望する強度の生地を構成することが可能となるとともに、光沢が増すことで干渉縞が強く出る事となり、デザイン性の高い生地とすることが可能となった。
本発明に係る装飾積層生地1は、バッグの生地等に用いる事が可能である。これにより、強度・デザイン性に長けたバッグを構成することが可能となる。その他、シューズやカーテン等、強度やデザイン性が要求されるあらゆるものに使用することが可能である。
本発明に係る装飾積層生地の斜視図 第一生地と第二生地とでピッチを変えた装飾積層生地の斜視図 メッシュ生地糸の角度を変えた装飾積層生地の斜視図 更に複数の生地を積層した装飾積層生地の斜視図 積層する各生地の接続状態を示す側面断面図
1 装飾積層生地
100 メッシュ状積層部
110 第一生地
120 第二生地
130 第一非接合部
140 生地.
200 下生地部
230 第二非接合部
F 表面
B 裏面
、E 端部
、P ピッチ

Claims (7)

  1. 複数の生地を積層してなる装飾積層生地(1)において、
    前記装飾積層生地(1)は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地(110)および第二生地(120)を積層してなるメッシュ状積層部(100)と、生地糸を密目に編織した下生地部(200)と、からなり、
    前記第一生地(110)および第二生地(120)は、生地糸間のピッチ(P1・P2)が略同一からなるとともに、前記メッシュ状積層部(100)は、前記第一生地(110)と第二生地(120)とを生地糸の縦横方向が揃った状態で積層されて装飾積層生地(1)の表面(F)を形成し、
    前記下生地部(200)は、前記メッシュ状積層部(100)の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部(100)に積層されて装飾積層生地の底面(B)を形成することを特徴とする装飾積層生地。
  2. 複数の生地を積層してなる装飾積層生地(1)において、
    前記装飾積層生地(1)は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地(110)および第二生地(120)を積層してなるメッシュ状積層部(100)と、生地糸を密目に編織した下生地部(200)と、からなり、
    前記第一生地(110)は、生地糸間のピッチ(P1)が第二生地(120)のピッチ(P2)より幅広または幅狭からなるとともに、前記メッシュ状積層部(100)は、前記第一生地(110)と第二生地(120)とを生地糸の縦横方向が揃った状態で積層されて装飾積層生地の表面(F)を形成し、
    前記下生地部(200)は、前記メッシュ状積層部(100)の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部(100)に積層されて装飾積層生地の底面(B)を形成することを特徴とする装飾積層生地。
  3. 複数の生地を積層してなる装飾積層生地(1)において、
    前記装飾積層生地(1)は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された第一生地(110)および第二生地(120)を積層してなるメッシュ状積層部(100)と、生地糸を密目に編織した下生地部(200)と、からなり、
    前記メッシュ状積層部(100)は、前記第一生地(110)と第二生地(120)とを生地糸の縦横方向が45度の角度をなすように積層されて生地の表面(F)を形成し、
    前記下生地部(200)は、前記メッシュ状積層部(100)の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部(100)に積層されて装飾積層生地の底面(B)を形成することを特徴とする装飾積層生地。
  4. 前記下生地部(200)は、前記メッシュ状積層部(100)が積層される面に、少なくとも2色からなる模様(D)が施されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の装飾積層生地。
  5. 前記第一生地(110)および第二生地(120)は、生地糸がポリエステルまたはナイロンからなる事を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の装飾積層生地。
  6. 前記メッシュ状積層部(100)は、前記第一生地(110)と第二生地(120)とが端部(E1)で接合されることで内側に第一非接合部(130)が形成されるとともに、更に前記メッシュ状積層部(100)と前記下生地部(200)とが端部(E2)で接合されることで内側に第二非接合部(230)が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の装飾積層生地。
  7. 複数の生地を積層してなる装飾積層生地(1)において、
    前記装飾積層生地(1)は、生地糸間に一定の空隙が形成されるように縦横方向へ網目状(メッシュ状)に編織された複数の生地(140)を積層してなるメッシュ状積層部(100)と、生地糸を密目に編織した下生地部(200)と、からなり、
    前記下生地部(200)は、前記多層からなるメッシュ状積層部(100)の空隙から視認可能に前記メッシュ状積層部(100)に積層されて装飾積層生地の底面(B)を形成することを特徴とする装飾積層生地。
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