JP2019209497A - 表示体、検出装置、および真贋判定システム - Google Patents

表示体、検出装置、および真贋判定システム Download PDF

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Abstract

【課題】表示体の真贋判定を容易にかつ確実にすると共に、偽造防止効果も向上させる表示体、検出装置、及び真贋判定システムを提供することを目的とする。【解決手段】少なくとも二つ以上の情報が記録されている凹凸構造パターンまたは印刷パターンを有する表示体であり、前記情報の一つが予め定められた角度範囲で観察可能な可視画像からなる目視読取情報であり、前記情報の他の一つが前記目視読取情報とは別の角度範囲で観察可能な機械読取コードからなる機械読取情報であり、前記情報は所定の角度範囲の反射光を抽出する光学手段を介した撮像手段で撮像可能であることを特徴とする表示体。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも目視読取情報と機械読取情報とを含む二つ以上の情報が記録されている表示体に関し、さらにこれらの情報を用いる検出装置および真贋判定システムに関するものである。
表示体とは、例えばホログラムや回折格子の構造体などが挙げられ、ホログラムは二光束干渉などの光学的撮影方法により、微細な凹凸パターンや、屈折率分布を設ける事で作製されるもので、回折格子は、微小なエリアに回折格子を配置したものを画素として回折格子像が作製されるものである。
これらの表示体は製造の難易度が高いため、一般に偽造が困難であり、カラーコピー機等による複写も困難、かつ意匠性にも優れることから、クレジットカードやIDカード、各種有価証券、証明書等に広く用いられている。
しかしながら、実際の運用上ではホログラムの真偽判定は人の目に委ねられるため、微視的には粗悪な偽造品であっても、全ての人が一様に正確な真偽判定を行う事は容易でない。
そこで一つの表示体に従来の人間が読み取ることが出来る目視読取情報と機械が読み取ることの出来る機械読取情報を両方含む表示体が最近用いられている。
このような媒体は、目視読取情報にホログラムを使用し、機械読取情報にバーコードのようなラベルやRFタグを使用する場合があるが、これらとホログラムとは位置的に離れており、一体とはなっていない。またホログラムとは別に付与するため、媒体のコストアップにつながってしまう。
これに対して、例えば特許文献1にはホログラムにラベルを一体構成したホログラム付き媒体等が開示されている。しかし、この構成であると、ホログラムとラベルの貼りあわせなど工程数が増加し収率低下やコストアップにつながり、また位置合わせも困難になる。
また、ホログラム自体を認証に利用する方法も開示されている。例えば特許文献2にはホログラフィックステレオグラムの管理のため、視域の周辺部から所定の範囲内でのみ管理番号などが見えるようにした媒体が開示されている。
しかし、これはホログラム自体の管理目的のため情報は真贋判定情報ではなく、また機械読取できることが前提の情報ではない。
また視差に基づく立体像の取得は、従来左右両眼の視点に対応する視差を持った二つの光学系を有する二眼式のカメラを用いた撮影を行なう方法や二眼カメラを単眼式のカメラで行なう場合には、2台の単眼式のカメラを左右両眼の視点に対応する視差程度だけ離して配置し、撮影を行なう方法がある。
しかし、このような二眼式の撮影を1台の単眼式のカメラで行なう場合には1回の撮影毎に位置を変えて計2回の撮影を行なう必要があり、撮影位置を完全に調節するのは非常に困難であった。
特開2011−158788号公報 特許第4501228号公報
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、表示体の真贋判定を容易にかつ確実にすると共に、偽造防止効果も向上させる表示体、検出装置、及び真贋判定システムを提供することを目的とする。
上記課題を達成すべく本発明は以下の手段を講じる。
本発明に関わる請求項1に記載の発明は、
少なくとも二つ以上の情報が記録されている凹凸構造パターンまたは印刷パターンを有する表示体であり、
前記情報の一つが予め定められた角度範囲で観察可能な可視画像からなる目視読取情報であり、前記情報の他の一つが前記目視読取情報とは別の角度範囲で観察可能な機械読取コードからなる機械読取情報であり、
前記情報はそれぞれ所定の角度範囲の反射光を抽出する光学手段を介した撮像手段で撮像可能であることを特徴とする表示体である。
こうすることで、異なる観察角度において、異なる読取情報を提示することができ、後に詳しく説明する目視あるいは機械読取可能な情報を表示体へ付与することができる。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の表示体が、少なくとも透明層を有し、
前記可視画像が、混在領域と可視領域に記録され、
前記機械読取コードが、混在領域とコード領域に記録され、
混在領域は、透明層の片側あるいは両側に、可視画像と機械読取コードとが凹凸構造パターンまたは印刷パターンとして記録され、
混在領域と可視領域とは隣接し、
混在領域とコード領域とは隣接し、
混在領域と可視領域は、認証情報を可視画像として予め定められた角度範囲に表示し、
混在領域とコード領域は、前記可視画像とは別の角度範囲に機械読取コードを表示していることを特徴とする表示体である。
混在領域、可視領域とコード領域が配置されていることで、凹凸構造パターンを複雑なものにでき、偽造防止性を高めることができる。また、混在領域が可視領域とコード領域と隣接していることで、可視領域により形成される目視読取情報と、コード領域により形成される機械読取情報との境界が視認しづらくなるため、一つの表示体の中に複数の情報が形成されていることをわかりにくくし、セキュリティ性や偽造防止性を高められる。
請求項3に記載の発明は、
前記目視読取情報が、凹凸構造パターンからなるレリーフホログラムであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示体である。
こうすることで、目視観察時に光の回折効果による呈色、再生像の形成が生じ、目視読取情報が観察者に対して認識しやすくなる。
請求項4に記載の発明は、
前記目視読取情報が、印刷パターンであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、目視読取情報が観察者に対して認識しやすくなる。
請求項5に記載の発明は、
前記機械読取情報が、凹凸構造パターンからなるレリーフホログラムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、特定の角度方向に光の回折効果による呈色、再生像の形成が可能となり、機械読取情報として利用しやすくなる。
請求項6に記載の発明は、
前記機械読取情報が、赤外インキまたは紫外インキ、屈折率異方性インキのいずれかからなる印刷パターンを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、観察者が目視観察できないが、機械では読み取ることが可能な情報を表示体に付与することができる。
請求項7に記載の発明は、
前記機械読取情報が、オンデマンドで情報加工されてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の表示体である。
オンデマンドに情報加工することで、各種識別番号等を表示体に付与することができ、また機械読取によりその識別番号の真贋判定やトレーサビリティなどの追加情報を取得することができる。
請求項8に記載の発明は、
前記目視読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンと、前記機械読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンとが、同一平面上に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、表示体に複数の情報が付与されているかどうかをわかりにくくすることができると共に、目視読取情報と機械読取情報との位置合わせが簡便となる。加えて、表示体の製造コストを抑えることができる。
請求項9に記載の発明は、
前記目視読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンと、前記機械読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンが、異なる層に積層されてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、表示体に対する複数の情報を設けることが容易となる。また、後に説明する目視読取情報と、機械読取情報との位置合わせが厳密でない場合には、こうした積層構成の方が簡便に製造することができる。
請求項10に記載の発明は、
前記目視読取情報または機械読取情報、あるいはその両方が視差に基づく立体像であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、目視観察時には立体感のある情報としてカモフラージュできる。
請求項11に記載の発明は、
前記目視読取情報と機械読取情報の2つの情報を組み合わせることで、新たな情報を形成していることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、目視観察時の情報のみで機械読取時の情報を推測させることをより難しくすることができる。
請求項12に記載の発明は、
印刷層を備え、前記印刷層状に前記凹凸構造パターンを保護層として積層してなることを特徴とする請求項1〜3、5、7〜11のいずれかに記載の表示体である。
こうすることで、印刷層に設けた情報を物理的あるいは化学的ダメージから防ぐことができる。
請求項13に記載の発明は、
前記機械読取情報を読取る検出装置であって、
前記機械読み地理情報を読取る検出装置であって、
表示体を照らすための光源と、表示体からの反射光のうち所定の角度範囲の反射光を抽出する光学手段と、前記光学手段で抽出された反射光を受光して表示体を撮像する撮像手段を少なくとも備えることを特徴とする検出装置である。
請求項14に記載の発明は、
前記光学手段が三角プリズムであることを特徴とする請求項13に記載の検出装置である。
こうすることで、後に説明する機械にて読み取る情報の角度を容易に変更することができる。
請求項15に記載の発明は、
前記三角プリズムの稜線を挟んで隣り合うプリズム面が、光学特性が異なる膜のコーティングを施されており、前記プリズム面のコーティングが、特定波長の可視光のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項14に記載の検出装置である。
請求項16に記載の発明は、
前記プリズム面のコーティングが、赤外光のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置である。
請求項17に記載の発明は、
前記プリズム面のコーティングが、紫外光のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置である。
請求項18に記載の発明は、
前記プリズム面のコーティングが、特定の偏光方向のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置である。
これらのように、プリズム面のコーティングにおける異なる光学特性により、機械読取装置にて一部分機械読取情報のみを抽出することが可能となる。
請求項19に記載の発明は、
請求項13〜18のいずれかに記載の検出装置を備え、対象とする請求項1〜12のいずれかに記載の表示体の目視読取情報と機械読取情報との両方を取得し、予め関連付けられ登録された真である情報と照合し、真贋判定することを特徴とする真贋判定システムである。
本発明の表示体および検出装置ならびに真贋判定システムによれば、従来の表示体よりも容易で高度な真贋判定機能を与えることができると共に、偽造防止効果も向上させることができる。
本発明の表示体の一例を示す平面図であり、(a)は混在領域と可視領域とコード領域の凹凸構造パターンを市松模様状に配置し、(b)は短冊状に配置し、(c)は計算機ホログラムを用いて凹凸構造パターンを配置した例を示す図である。 本発明の表示体が再生する再生情報の一例を示す概念図であり、(a)は機械読取情報11Bが1つの角度方向に提示される場合を示し、(b)は2つの角度方向に提示される場合を示し、(c)はリング状に提示される場合を示し、(d)は目視読取情報11Aと機械読取情報11Bとが重なる部分を有する場合を示す図である。 本発明の表示体の別の一例を示す平面図である。 本発明の表示体の別の一例を示す平面図である。 本発明の表示体の別の一例を示す平面図である。 本発明の表示体の目視読取情報、機械読取情報の一例を示す概念図である。 本発明の検出装置の一例を示す概念図である。
以下に、本発明の実施形態に係る表示体について図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る表示体を示す。
図1(a)に示すように、表示体1は凹凸構造パターン10からなる。また凹凸構造パターン10は複数の画素がマトリックス状に配置され、これらの画素には少なくとも3種類の異なる凹凸構造パターン10A、10B、10Cが設けられている。
凹凸構造パターン10は例えば回折格子であって、目視読取情報用の可視画像が記録された可視領域の凹凸構造パターン10Aと、機械読取情報用の機械読取コードが記録されたコード領域の凹凸構造パターン10Bと、目視読取情報と機械読取情報が混在する領域の凹凸構造パターン10Cを配置している。
ここで、混在領域と可視領域は隣接しており、且つ混在領域とコード領域も隣接しており、図1(a)ではこれらの領域が市松模様状に配置されている。
このように混在領域、可視領域とコード領域が配置されていることで、凹凸構造パターンを複雑なものとできる。これにより偽造防止性を高めることができる。
そして、混在領域があり、かつ、可視領域とコード領域と隣接していることで、可視領域により形成される目視読取情報と、コード領域により形成される機械読取情報との境界が視認しづらくなる。そのため、一つの表示体の中に複数の情報が形成されていることをわかりにくくすることができ、セキュリティ性や偽造防止性を高めることができる。また、偽造品の混在領域と可視領域、混在領域とコード領域の境界の異常により偽造を検知できる。
なお、混在領域においては、各可視領域およびコード領域の1辺がそれぞれ、たとえば10μm以上300μm以下となるように形成され、混在領域をなす。こうすることで、人の目視観察時に2つの情報が混在しているかどうかをわかりにくくすることができる。また10μm以上とすることで、製造時において混在領域を形成しやすくなる。
図1は、目視読取情報用の凹凸構造パターン10Aと機械読取情報用の凹凸構造パターン10Bを市松模様状に配置している例であるが、別の配置であってもよい。例えば、図1(b)のように短冊状に切り分けて配置していてもよく、それ以外の配置パターンであってもよい。この場合も混在領域と可視領域は隣接しており、且つ混在領域とコード領域も隣接している。
いずれにおいても、同一絵柄の中に配置したほうがセキュリティ性および偽造防止性を高めることができ、好ましい。
これらの凹凸構造パターン10を構成する回折格子の角度や格子間隔を、前記目視読取情報用のパターン10Aと機械読取情報用のパターン10B、及びこれらが混在する領域のパターン10Cでそれぞれ適切に設定することにより、回折格子からの回折光の射出方向をそれぞれ異ならせることが可能である。
よって図2に示されるように、表示体1は予め定められた角度範囲に表示体からの再生像を目視で観察できる目視読取情報11Aと、予め定められ、目視読取情報11Aとは別の角度範囲に機械で観察できる機械読取情報11Bが、それぞれ観察できる。
この時、機械読取情報11Bは人間の有効視野角おおよそ60〜70°であることを勘案し、目視では確認出来ない角度範囲、すなわち70°以上の角度範囲に像を表示させることが好ましい。
ここで、角度範囲は目視読取情報11A、機械読取情報11Bいずれにおいても、表示体1の法線方向と為す角を意味する。
図2(a)では、機械読取情報11Bが特定の角度方向に1つのみ提示している場合を示しているが、図2(b)のように2つの角度方向に提示する場合でもよく、また図2(c)のようにリング状に提示されていてもよい。いずれにおいても、1つ以上の機械読取情報11Bが予め定められた角度方向に提示されていればよい。
更に、図2(d)に示すように、目視読取情報11Aと機械読取情報11Bとが重なり合う情報11Cが存在してもよい。
表示体1は、基材上に凹凸構造パターンを積層した構成であってもよい。
また、図1および図2には示していないが、凹凸構造パターンに反射層を設けてもよく、カードなど他の媒体に貼り付ける場合には反射層の凹凸構造パターン10と逆側に接着層を積層してもよい。
図1(a)、(b)では、凹凸構造パターン10を目視読取情報用の凹凸構造パターン10Aと機械読取情報用の凹凸構造パターン10B、及びこれらが混在する領域の凹凸構造パターン10Cとに分けて配列した例を示したが、例えば計算機ホログラム(CGH:Computer Generated Hologram。例えばフーリエ変換ホログラムやKinoformなど)を用いる場合には、目視読取情報用の凹凸構造パターンと機械読取情報用の凹凸構造パターンとして分けずに、図1(c)で示したように一つの凹凸構造パターン10Dとして設け、目視読取情報と機械読取情報とを表示することが可能である。
凹凸構造を形成する材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線あるいは電子線硬化性樹脂等を使用して良い。例えば、熱可塑性樹脂としてはアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂等が挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、反応性水酸基を有するアクリルポリオールやポリエステルポリオール等にポリイソシアネートを架橋剤として添加して架橋させたウレタン樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂等が使用できる。また、紫外線あるいは電子線硬化性樹脂としては(メタ)アクリル系樹脂を使用して良い。これらは、グラビア印刷法やマイクログラビア法等、公知の方法によって塗布される。
凹凸構造は、例えば、塗布した熱硬化樹脂、または、紫外線硬化性樹脂に微細な凸部を設けた原版を押し当て、この状態で樹脂を硬化させることにより形成することができる。あるいは、熱可塑性樹脂に原版を押し当てこの状態で樹脂を冷却することにより形成することができる。なお、ロール状の原版を用いると連続成形が容易となる。
凹凸構造を形成するために用いるこのような原版は、例えば、電子線描画装置を用いて作製する。なお、通常は、原版の凹凸部を転写して反転版を作製し、この反転版の凹凸構造を転写して複製版を作製する。そして、必要に応じて、複製版を原版として用い、反転版を作製し、この反転版の凹凸構造を転写して複製版をさらに作製する。実際の凹凸構造の成形には、通常、このようにして得られる複製版を使用する。
反射層は、凹凸構造パターン10と屈折率の異なる材料が好ましく、凹凸構造パターン10を埋めることなく薄膜を形成するために真空製膜法を利用して金属薄膜を形成することが好ましい。また、反射層には金属が使用され、例えばAl、Sn、Cr、Ni、Cu、Au、真鍮等が好適である。
そして真空成膜法としては、真空蒸着法、スパッタリング法等を適用することができ、厚みが5〜100nmの間で制御できればよく、好ましくは、可視光の透過率の観点から10〜80nmである。
目視読取情報パターン向けの凹凸構造は、平均構造周期が500nmから2μmまでの凹凸構造とする。こうすることで、目視観察しやすい角度範囲に回折光を射出できる。機械読取情報パターン向けの凹凸構造は、平均構造周期が200nmから500nmまでの凹凸構造とする。こうすることで、通常人が観察しないような観察角度が大きい角度方向に回折光を射出するため、機械読取情報パターンとして活用することができる。
なお、凹凸構造を計算機ホログラムとした場合には、計算機ホログラムからの再生像の形状や再生位置、参照光の設定値により干渉縞、および凹凸構造パターンが決定される。
また表示体1は、図3に示すように、目視読取情報パターン10Aと機械読取情報パターン10Bを同一平面状に配列させた単層構造としても良い。
更に、図4に示すように目視読取情報パターン10Aと機械読取情報パターン10Bを別の層に配置し、積層体としても良い。積層体とする場合、目視読取情報パターン10Aを有する層12Aと機械読取情報パターン10Bを有する層12Bとの積層順序は図4に示す限りではない。
表示体1に記録される情報は、光学的な立体像であることが好ましい。光学的な立体像である場合、角度毎に異なる画像を表現できるため、後述する検出装置で撮像する際、真贋判定が容易になる。
より好ましくは、表示体1に記録される情報は視差に基づく立体像であることが好まし
い。視差に基づく立体像であると、後述する検出装置で撮像する際、真贋判定が容易になる。
図5は、本発明の表示体の別の一例を示す平面図である。図5に示すように、表示体2は印刷層12上に保護層として凹凸構造パターンを有するホログラム層13が積層されている。この時、ホログラム層13の凹凸間隔等を適切に設計することにより、ホログラム層13が肉眼では確認出来ず、後述する機械読取情報の検出装置を用いた場合のみ確認可能となる。
また印刷層12の印刷パターンにQRコード(登録商標)などの情報記録用識別子を用いた場合には、印刷層12も目視読取情報だけでなく、機械読取情報も追加することが可能となる。また、印刷層12の印刷パターンとホログラム層13パターンの位置合わせについては、ホログラム層13の機能が目視読取情報でなく、印刷層12に対する物理的な保護層の機能、および機械読取情報を付加することであるため、緻密な位置合わせが必要とはならない。
また、印刷層12に付加される機械読取情報とホログラム層13に付加される機械読取情報は特に関連はなく、別個の情報であってよい。そのため、それらの層の位置合わせは基本的には不要である。
一方、目視読取情報11Aと機械読取情報11Bとが位置合わせされた表示体、あるいは積層体であってもよい。例えば、図6に示すように、目視読取情報11Aあるいは、機械読取情報11Bだけではわからないパターン情報を提示し、それらの情報を重ね合わせることで得られる情報11Dとなることで、初めてアルファベットのAの形を示す情報となる場合である。
なお、上述のように情報11Dを取得するため、目視読取情報11Aと機械読取情報11Bが位置合わせされた表示体、積層体となっていてもよいが、目視読取情報11Aと機械読取情報11Bとが情報処理等により結合させる処理工程を介することで、情報11Dを取得できる場合、必ずしも位置合わせが必要とはならない。
また、目視読取情報11Aと機械読取情報11Bとが関連性のある情報であっても、関連性のない情報であってもよい。関連性のある情報とは、例えば機械読取情報11Bを復号するための鍵情報が目視読取情報11Aに含まれている場合などである。この場合、機械読取情報11Bが鍵情報となっていても良い。
図7は本発明の検出装置20の一例を示す概念図である。図7は、本発明の表示体1を照らすための光源21と、表示体1からの反射光のうち所定の角度範囲の反射光のみを抽出する光学手段22と、前記光学手段で抽出された反射光を受光して表示体を撮像するためのカメラなどの撮像手段23で画像を取得している一例である。
なお、光源21と光学手段22および撮像手段23は別々に設置されていてもよいが、一つのパッケージに組み込まれた検出装置であることが好ましい。また、検出装置20は図7に示す構成に限らない。
また、これらの構成要素以外にも、例えば光学手段22や撮像手段23の位置制御手段を付加してもよく、表示体の構成が変化しても同様に読取りが可能となる。
また、例えばPC装置やネットワークサーバー等を付加し、取得した読取情報を解析する情報解析手段や情報登録・照合手段などを適時組み合わせてもよい。このような構成にすれば、例えばあらかじめ目視読取情報と機械読取情報とを関連付けた情報を真である情報として別途登録しておき、これらの情報を照合することで真贋判定を行うことが可能な、真贋判定システムを構築することができる。
表示体1に対し光源21は特定の角度からの照射となるように設定されている。これは表示体1が有する凹凸構造パターンの角度や間隔により決定する。光源により照射された表示体1の反射光は予め設計された角度範囲に目視で確認できる再生像を表示する。また、目視では確認できない再生像は光学手段22を介し、カメラの撮像によって情報を取得することが出来る。
さらに検出装置20にて表示体1の機械読取情報を取得することにより、表示体1の目視では読み取れない、機械読取情報を用い、表示体の真贋判定を容易に行なうことが可能である。
また光学手段22は、プリズムであることが好ましく、さらには三角プリズムであることが好ましい。三角プリズムを用いることにより、表示体あるいは積層体からあらかじめ設定された角度方向に提示されている目視または機械読取情報が、三角プリズムにて屈折し、カメラ等の撮像手段にて情報を取得することが可能となる。また視差に基づく立体像の場合はプリズム頂角を変えることにより取得できる視差角度をコントロールすることが可能となる。
また、表示体1から光学手段22およびカメラ23までの距離は予め設定されている。また、例えば光学手段22に三角プリズムを使用する場合には、撮像手段であるカメラレンズの中心部と光学手段22である三角プリズムの稜線が重なるように設置すると、真贋判定が容易になる。
三角プリズムを用いた場合、稜線を挟んで隣り合うプリズム面に、異なる光学特性を有するコーティングが施されていると特定波長の光を照射した場合のみ機械読取情報を読み取ることが出来、セキュリティ性を高めることが可能である。
ここで、異なるコーティングとは、プリズム面にコーティングされている反射膜あるいは反射防止膜の光学特性が異なるという意味であって、これらのコーティング膜を適切に光学設計することにより、所望の波長範囲の光を抽出することができる。また、所望の偏光光を抽出することもできる。
上記コーティングが、例えば特定の波長の可視光を透過させるもので、表示体に表示された機械読取情報がこの波長の可視光のみに読取可能な設計が為されているものであれば、第三者には不明な真贋情報をこの検出装置によって読み取れ、真贋判定が可能となる。
上記コーティングが赤外光(波長780nm〜2000nm)を透過させるものであっても、同様にこの検出装置によって真贋判定が可能である。また、上記コーティングが紫外光(波長200nm〜400nm)を透過させるものであっても、同様である。これらのコーティングは、例えば真空成膜法による単層蒸着または多層膜蒸着などによって実現される。
上記コーティングにより偏光光を抽出する場合、ヨウ素加工物分子を浸透させたPVA樹脂フィルムを1軸延伸させたフィルムを貼付すると良い。また、ワイヤーグリッド偏光板となるように微細な金属細線パターンを形成してもよい。
異なる光学特性を有する三角プリズムを介することで、例えば、印刷層12を赤外インキ、紫外インキ、異方性材料インキ(例えば液晶インキなど)などで形成し、オンデマンド加工にて印刷層12にレーザー照射することで、個別情報を印字し、その印字された個別情報を、コーティングが施された三角プリズム、撮像手段により取得する。
また、表示体1の製造時に検出装置2が製造ラインに組み込まれていれば、工程検査に利用することも可能である。
例えば表示体1を含むキャリアフィルムが製造時に搬送されている際、目視読取情報はライン上では確認出来ないが、検出装置2により機械読取情報を読取ることで真贋判定は可能であり、製造ラインを止めることなく不良品はないか検査が可能である。
さらに表示体1を肉眼にて目視読取情報を取得し、さらに検出装置2にて機械読取情報を取得し、予め登録してある情報と照らし合わせることにより、表示体の真贋判定を容易に行える。また、目視では確認できない機械読取情報を用いることにより高度な真贋判定を行なうことが可能である。
さらに偽造防止の手段として、製品を製造する際にたとえばオンデマンド方式であれば、製品毎にそれぞれ異なる機械読取情報を追加または変更することが可能であり、これによって偽造をより困難とすることができる。
<実施例1>
次に本発明の表示体の実施例について述べる。
表示体は、目視読取情報として星パターン、機械読取情報として丸パターンを有している。人間の視野角60〜70°から再生位置を設定し、それぞれのパターンの回折格子角度および回折ピッチを計算し、電子線描画装置を用い原版を作製した。
次に、基材フィルムとしてPETフィルムを準備し、光重合開始剤を添加した紫外線硬化樹脂を塗布し、塗布フィルムを得た。次いで塗布フィルムに作製した原版を紫外線を照射しながら押し当て、高架下紫外線硬化樹脂に凹凸パターンを成形した。その後真空蒸着法を用いてAlを蒸着することで表示体を得た。
作製した表示体を用い、特定角度に光源を設置し、光学手段としてプリズムを介し、カメラで撮像した。目視では星パターンを確認でき、撮像手段での撮像では目視では確認できなかった丸パターンを確認することが可能であった。また、撮像手段で撮像した丸パターンと予め関連付けられ登録された情報を照合することによって真贋判定を行なうことが可能であった。
<実施例2>
目視読取情報として、通常インキによる印刷情報が設けられた印刷層と、機械読取情報として、平均構造周期350nmの凹凸構造が成型されたホログラム層とを積層した積層体を作製する。なお、ホログラム層は丸パターンとなるようにデザインした。
プリズム頂角140°のプリズムを介して、作製した積層体をカメラにて撮像した。なお、プリズムの底面と積層体が平行となるように設置した。その結果、積層体を異なる角度方向から観察したときの画像(視差画像)2枚が一括で取得できた。
次に、プリズムの底面を積層体に対し、40度傾けて設置し、カメラにて撮像した。その結果、片側のプリズム面にて屈折し撮像した画像は、積層体の目視読取情報(印刷情報)が取得でき、もう一方のプリズム面にて屈折し撮像した画像は、機械読取情報として成型した回折格子からの回折光をデザインした丸パターンとして取得できた。
本発明の表示体は、従来の人間が読み取ることが出来る目視読取情報とは別に機械が読み取ることの出来る機械読取情報を両方含む表示体とすることができ、これらが予め関連付けられた情報か否かで真贋判定を行なうことも可能である。また、機械読取情報は目視で確認できないため偽造防止効果も高めることができる。
1、2 表示体
10 凹凸構造パターン
10A 目視読取情報用の凹凸構造パターン
10B 機械読取情報用の凹凸構造パターン
10C 混在領域の凹凸構造パターン
11A 目視読取情報
11B 機械読取情報
11C (重なりあう)情報
11D (重ね合わせた)情報
12 印刷層
12A 目視読取情報パターン10Aを有する層
12B 機械読取情報パターン10Bを有する層
13 ホログラム層
20 検出装置
21 光源
22 光学手段
23 撮像手段

Claims (19)

  1. 少なくとも二つ以上の情報が記録されている凹凸構造パターンまたは印刷パターンを有する表示体であり、
    前記情報の一つが予め定められた角度範囲で観察可能な可視画像からなる目視読取情報であり、前記情報の他の一つが前記目視読取情報とは別の角度範囲で観察可能な機械読取コードからなる機械読取情報であり、
    前記情報はそれぞれ所定の角度範囲の反射光を抽出する光学手段を介した撮像手段で撮像可能であることを特徴とする表示体。
  2. 請求項1に記載の表示体が、少なくとも透明層を有し、
    前記可視画像が、混在領域と可視領域に記録され、
    前記機械読取コードが、混在領域とコード領域に記録され、
    混在領域は、透明層の片側あるいは両側に、可視画像と機械読取コードとが凹凸構造パターンまたは印刷パターンとして記録され、
    混在領域と可視領域とは隣接し、
    混在領域とコード領域とは隣接し、
    混在領域と可視領域は、認証情報を可視画像として予め定められた角度範囲に表示し、
    混在領域とコード領域は、前記可視画像とは別の角度範囲に機械読取コードを表示していることを特徴とする表示体。
  3. 前記目視読取情報が、凹凸構造パターンからなるレリーフホログラムであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示体。
  4. 前記目視読取情報が、印刷パターンであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の表示体。
  5. 前記機械読取情報が、凹凸構造パターンからなるレリーフホログラムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示体。
  6. 前記機械読取情報が、赤外インキまたは紫外インキ、屈折率異方性インキのいずれかからなる印刷パターンを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示体。
  7. 前記機械読取情報が、オンデマンドで情報加工されてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の表示体。
  8. 前記目視読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンと、前記機械読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンとが、同一平面状に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の表示体。
  9. 前記目視読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンと、前記機械読取情報を表示する凹凸構造パターンまたは印刷パターンが、異なる層に積層されてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の表示体。
  10. 前記目視読取情報または機械読取情報、あるいはその両方が視差に基づく立体像であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の表示体。
  11. 前記目視読取情報と機械読取情報の2つの情報を組み合わせることで、新たな情報を形成していることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の表示体。
  12. 印刷層を備え、前記印刷層上に前記凹凸構造パターンを保護層として積層してなることを特徴とする請求項1〜3、5、7〜11のいずれかに記載の表示体。
  13. 前記機械読取情報を読取る検出装置であって、
    表示体を照らすための光源と、表示体からの反射光の内所定の角度範囲の反射光を抽出する光学手段と、前期光学手段で抽出された反射光を受光して表示体を撮像する撮像手段を少なくとも備えることを特徴とする検出装置。
  14. 前記光学手段が三角プリズムであることを特徴とする請求項13に記載の検出装置。
  15. 前記三角プリズムの稜線を挟んで隣り合うプリズム面に、光学特性が異なる膜のコーティングを施されており、前記プリズム面のコーティングが、特定波長の可視光のみ透過させるコーティングであることを特徴とする請求項14に記載の検出装置。
  16. 前記プリズム面のコーティングが、赤外光のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置。
  17. 前記プリズム面のコーティングが、紫外光のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置。
  18. 前記プリズム面のコーティングが、特定の偏光方向のみを透過させるコーティングであることを特徴とする請求項15に記載の検出装置。
  19. 請求項13〜18のいずれかに記載の検出装置を備え、対象とする請求項1〜12のいずれかに記載の表示体の目視読取情報と機械読取情報との両方を取得し、予め関連付けられ登録された真である情報と照合し、真贋判定することを特徴とする真贋判定システム。
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