JP2019207610A - 特許分類付与支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】人工知能、アルゴリズム、又はあらかじめ設定された所定条件によって確率判定値が付与された未分類案件データの中から、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とする特許分類付与支援方法を提供すること。【解決手段】サーバーが、第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値を抽出する判定最高値抽出ステップと、第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値を表示させる判定結果表示ステップと、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値の入力を促す分類付与対象案件決定ステップと、第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データを抽出する分類付与対象案件抽出ステップとを有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、未分類案件データの中から分類の対象とする分類付与対象案件データを抽出する特許分類付与支援方法に関する。
人工知能を活用した情報処理が広く行われている。
特許文献1は、客観的なデータに基づいて採用希望者に関する一定の評価を提供し、採用担当者の労力を低減する情報処理方法を提案している。
特許情報についても、あらかじめ評価が行われた案件データを教師案件データとし、この教師案件データを用いて未分類案件データを人工知能によって分類対象案件を抽出する試みが進んでいる。
特開2018−10458号公報
人工知能を用いることで確率判定値を導くことができるが、特に複数の分類について対象案件を抽出する場合には、分類付与対象案件とするか否かを決定するための確率判定値の設定が困難である。
本発明は、人工知能、アルゴリズム、又はあらかじめ設定された所定条件によって確率判定値が付与された未分類案件データの中から、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とする特許分類付与支援方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の特許分類付与支援方法は、設定したテーマに基づく未分類案件データと、前記テーマにおける第1分類として必要な第1分類対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データと、前記テーマにおける第2分類として必要な第2分類対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データと、前記テーマにおける第3分類として必要な第3分類対象案件であるとあらかじめ評価された第3群教師案件データと、を特許情報データベース10に蓄積し、前記第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第1分類付与対象確率判定値と、前記第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第2分類付与対象確率判定値と、前記第3群教師案件データから抽出される第3特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第3分類付与対象確率判定値と、を用いて、前記未分類案件データの中から、前記第1分類に分類される第1分類付与対象案件データ、前記第2分類に分類される第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類に分類される第3分類付与対象案件データを抽出する特許分類付与支援方法であって、サーバーが、全ての前記第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値と、全ての前記第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値と、全ての前記第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値とを抽出する判定最高値抽出ステップと、前記判定最高値抽出ステップで抽出する前記第1判定最高値、前記第2判定最高値、及び前記第3判定最高値を表示させる判定結果表示ステップと、前記判定結果表示ステップにおいて、前記第1分類付与対象案件データとして抽出する第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件データとして抽出する第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件データとして抽出する第3分類付与対象案件決定確率値の入力を促す分類付与対象案件決定ステップと、前記第1分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第1分類付与対象案件データとして、前記第2分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第2分類付与対象案件データとして、前記第3分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第3分類付与対象案件データとして抽出する分類付与対象案件抽出ステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の特許分類付与支援方法において、前記判定結果表示ステップでは、第1の軸を分類付与対象確率とし、第2の軸を前記第1分類、前記第2分類、及び前記第3分類とする少なくとも2軸を有するグラフ21であって、前記第1判定最高値、前記第2判定最高値、及び前記第3判定最高値による棒グラフで表示し、前記分類付与対象案件決定ステップでは、前記グラフ21に確率値指定部材30を表示させ、前記確率値指定部材30を移動でき、前記確率値指定部材30の位置によって、前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値が決定されることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の特許分類付与支援方法において、前記分類付与対象案件決定ステップでは、前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データのいずれかとして抽出される分類付与対象案件データ数51と、前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データのいずれにも抽出されない分類付与非対象案件データ数52とを前記確率値指定部材30の前記位置に応じて表示することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2又は請求項3に記載の特許分類付与支援方法において、前記分類付与対象案件決定ステップで前記グラフ21に表示させる前記確率値指定部材30として、前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値を同一の値で決定する一括確率値指定部材31と、前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値のいずれか一つの値を決定する個別確率値指定部材32とを有することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法において、前記分類付与対象案件決定ステップでは、前記第1分類付与対象案件データとして抽出される第1分類付与対象案件データ数と、前記第2分類付与対象案件データとして抽出される第2分類付与対象案件データ数と、前記第3分類付与対象案件データとして抽出される第3分類付与対象案件データ数とを前記確率値指定部材30の前記位置に応じて表示することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法において、前記分類付与対象案件決定ステップでは、前記第1分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、前記第1分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワード60を表示し、前記第2分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、前記第2分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワード60を表示し、前記第3分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、前記第3分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワード60を表示することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法において、前記サーバーが、前記分類付与対象案件抽出ステップで抽出された前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データを出力する分類付与対象案件出力ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、全ての第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値と、全ての第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値と、全ての第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値とを抽出して判定結果表示ステップで表示させることで、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値を決定しやすく、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とすることができる。
本発明の一実施例における特許分類付与支援方法のフローチャート 同特許分類付与支援方法においてそれぞれの未分類案件データに対して分類別に付与された分類付与対象確率判定値のイメージ図 同特許分類付与支援方法の判定結果表示ステップ及び分類付与対象案件決定ステップで表示される画面イメージ図
本発明の第1の実施の形態による特許分類付与支援方法は、サーバーが、全ての第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値と、全ての第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値と、全ての第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値とを抽出する判定最高値抽出ステップと、判定最高値抽出ステップで抽出する第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値を表示させる判定結果表示ステップと、判定結果表示ステップにおいて、第1分類付与対象案件データとして抽出する第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件データとして抽出する第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件データとして抽出する第3分類付与対象案件決定確率値の入力を促す分類付与対象案件決定ステップと、第1分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第1分類付与対象案件データとして、第2分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第2分類付与対象案件データとして、第3分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第3分類付与対象案件データとして抽出する分類付与対象案件抽出ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、全ての第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値と、全ての第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値と、全ての第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値とを抽出して判定結果表示ステップで表示させることで、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値を決定しやすく、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とすることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による特許分類付与支援方法において、判定結果表示ステップでは、第1の軸を分類付与対象確率とし、第2の軸を第1分類、第2分類、及び第3分類とする少なくとも2軸を有するグラフであって、第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値による棒グラフで表示し、分類付与対象案件決定ステップでは、グラフに確率値指定部材を表示させ、確率値指定部材を移動でき、確率値指定部材の位置によって、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値が決定されるものである。本実施の形態によれば、第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値を把握した上で第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値を決定できるため、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とすることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による特許分類付与支援方法において、分類付与対象案件決定ステップでは、第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データのいずれかとして抽出される分類付与対象案件データ数と、第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データのいずれにも抽出されない分類付与非対象案件データ数とを確率値指定部材の位置に応じて表示するものである。本実施の形態によれば、分類付与対象案件データ数と分類付与非対象案件データ数とを確認しながら確率値指定部材の位置を変更できる。
本発明の第4の実施の形態は、第2又は第3の実施の形態による特許分類付与支援方法において、分類付与対象案件決定ステップでグラフに表示させる確率値指定部材として、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値を同一の値で決定する一括確率値指定部材と、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値のいずれか一つの値を決定する個別確率値指定部材とを有するものである。本実施の形態によれば、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値を一括して変更できるとともに、それぞれを個別に変更することもでき、複数の分類に対して例えば一括して分類付与対象案件決定確率値を決定した後に、判定最高値が特に高い分類や低い分類に対して個別にチューニングができる。
本発明の第5の実施の形態は、第2から第4のいずれかの実施の形態による特許分類付与支援方法において、分類付与対象案件決定ステップでは、第1分類付与対象案件データとして抽出される第1分類付与対象案件データ数と、第2分類付与対象案件データとして抽出される第2分類付与対象案件データ数と、第3分類付与対象案件データとして抽出される第3分類付与対象案件データ数とを確率値指定部材の位置に応じて表示するものである。本実施の形態によれば、それぞれの分類に対する分類付与対象案件データ数が表示されるため、妥当な件数を分類付与対象案件として抽出できる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態による特許分類付与支援方法において、分類付与対象案件決定ステップでは、第1分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、第1分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワードを表示し、第2分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、第2分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワードを表示し、第3分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、第3分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワードを表示するものである。本実施の形態によれば、分類付与対象案件データに含まれるキーワードを参考にしながら決定できる。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態による特許分類付与支援方法において、サーバーが、分類付与対象案件抽出ステップで抽出された第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データを出力する分類付与対象案件出力ステップを有するものである。本実施の形態によれば、抽出された分類付与対象案件データを出力できる。
以下に、本発明の特許分類付与支援方法の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例における特許分類付与支援方法のフローチャート、図2は同特許分類付与支援方法においてそれぞれの未分類案件データに対して分類別に付与された分類付与対象確率判定値のイメージ図、図3は同特許分類付与支援方法の判定結果表示ステップ及び分類付与対象案件決定ステップで表示される画面イメージ図である。
本実施例における特許分類付与支援方法は、多くの未分類案件データの中から、複数の分類に対して、分類付与の対象とする分類付与対象案件データを抽出するものであり、分類として第1分類、第2分類、及び第3分類があるときには、未分類案件データの中から、第1分類に分類される第1分類付与対象案件データ、第2分類に分類される第2分類付与対象案件データ、及び第3分類に分類される第3分類付与対象案件データを抽出する。
本実施例における特許分類付与支援方法は、設定したテーマに基づく未分類案件データと、テーマにおける第1分類として必要な第1分類対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データと、テーマにおける第2分類として必要な第2分類対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データと、テーマにおける第3分類として必要な第3分類対象案件であるとあらかじめ評価された第3群教師案件データとを特許情報データベース10に蓄積している。なお、本実施例における特許分類付与支援方法は、少なくとも2つ以上の分類を有する場合に適用でき、分類数が多いほど効果は高い。
S1では、特許情報データベース10に蓄積している第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて未分類案件データについて第1分類付与対象確率判定値を導き、第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて未分類案件データについて第2分類付与対象確率判定値を導き、第3群教師案件データから抽出される第3特徴データを用いて未分類案件データについて第3分類付与対象確率判定値を導く。
すなわち、図2に示すように、それぞれの未分類案件データには、第1分類付与対象確率判定値、第2分類付与対象確率判定値、及び第3分類付与対象確率判定値、のように分類別に分類付与対象確率判定値が付与される。
S1の処理は、例えばAI(人工知能)機能と言われる機械学習で行うことができ、必ずしも以下の処理を行うサーバーで処理されなくてもよい。
判定最高値抽出ステップ(S2)では、サーバーは、全ての第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値、全ての第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値、全ての第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値、のように分類別に判定最高値を抽出する。
サーバーは、判定結果表示ステップ(S3)では、判定最高値抽出ステップ(S2)で抽出する第1判定最高値、第2判定最高値、第3判定最高値、のように分類別に判定最高値を表示させる。
図3に示すように、判定結果表示ステップ(S3)では、第1の軸を分類付与対象確率とし、第2の軸を第1分類、第2分類、第3分類、のように分類別とする少なくとも2軸を有するグラフ21で表示する。そして、第1判定最高値、第2判定最高値、及び第3判定最高値、のようにそれぞれの分類の判定最高値による棒グラフで表示する。
分類付与対象案件決定ステップでは、グラフ21に確率値指定部材(カーソル)30を表示させる(S4)。
図3では、分類付与対象案件決定ステップでグラフ21に表示させる確率値指定部材30として、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、第3分類付与対象案件決定確率値、のように全ての分類に対する分類付与対象案件決定確率値を同一の値で決定する一括確率値指定部材31と、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件決定確率値のように、いずれか一つの分類についての分類付与対象案件決定確率値を決定する個別確率値指定部材32とを有している。
グラフ21に表示させる確率値指定部材31、32は、移動することができ、確率値指定部材31、32の位置によって、第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件決定確率値、第3分類付与対象案件決定確率値、のようにそれぞれの分類についての分類付与対象案件決定確率値が決定される(S5)。
図3では、一括確率値指定部材31を移動できる一括セッティング操作部41と、個別確率値指定部材32を移動できる個別セッティング操作部42とを有している。
一括セッティング操作部41は、一括確率値指定部材31を一方(確率が高い方向 図では左方向)に移動させる一方移動指示部41aと、一括確率値指定部材31を他方(確率が低い方向 図では右方向)に移動させる他方移動指示部41bとを有している。
個別セッティング操作部42は、それぞれの分類に対して、個別確率値指定部材32を一方(確率が高い方向 図では右方向)に移動させる一方移動指示部42aと、個別確率値指定部材32を他方(確率が低い方向 図では左方向)に移動させる他方移動指示部42bとを有している。
分類付与対象案件決定ステップでは、第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データのように、いずれかの分類付与対象案件データとして抽出される分類付与対象案件データ数51と、第1分類付与対象案件データ、第2分類付与対象案件データ、及び第3分類付与対象案件データのように、いずれの分類付与対象案件データとしても抽出されない分類付与非対象案件データ数52とを確率値指定部材30の位置に応じて表示する(S6)。従って、分類付与対象案件データ数51と分類付与非対象案件データ数52とを確認しながら確率値指定部材31、32の位置を変更できる。
また分類付与対象案件決定ステップでは、第1分類付与対象案件データとして抽出される第1分類付与対象案件データ数、第2分類付与対象案件データとして抽出される第2分類付与対象案件データ数、第3分類付与対象案件データとして抽出される第3分類付与対象案件データ数、のように分類別の分類付与対象案件データ数53を確率値指定部材30の位置に応じて表示する(S7)。このように、それぞれの分類に対する分類付与対象案件データ数53が表示されるため、妥当な件数を分類付与対象案件として抽出できる。
また、分類付与対象案件決定ステップでは、分類付与対象案件データについて、分類別に、文章中に含まれるキーワード60を集計し、その分類の分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード60を表示する。
図3では、第1分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、第1分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード60を表示している。同様に、分類名2を指定することで、第2分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、第2分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード60を表示し、分類名3を指定することで、第3分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワード60を集計し、第3分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序でキーワード60を表示することができる(S8)。従って、分類付与対象案件データに含まれるキーワード60を参考にしながら変更できる。
なお、キーワード60の集計は、1件の分類付与対象案件データについて同一キーワードを複数回カウントする出現回数による集計と、1件の分類付与対象案件データについて同一キーワードを複数回カウントしない出現件数による集計とを切り替えて表示させてもよい。
図3に示す確定指示となる「出力する」ボタン70を指示することで、第1分類付与対象案件データとして抽出する第1分類付与対象案件決定確率値、第2分類付与対象案件データとして抽出する第2分類付与対象案件決定確率値、及び第3分類付与対象案件データとして抽出する第3分類付与対象案件決定確率値のように、それぞれの分類に対する分類付与対象案件決定確率値が決定される(S9)。
S9における指示が行われることで、第1分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第1分類付与対象案件データとして、第2分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第2分類付与対象案件データとして、第3分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを第3分類付与対象案件データとして、のようにそれぞれの分類付与対象案件決定確率値を満たす未分類案件データを、それぞれの分類付与対象案件データとして抽出する(S10)。
S10における分類付与対象案件抽出ステップで抽出された分類付与対象案件データは出力される(S11)。
以上のように本実施例によれば、全ての第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値、全ての第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値、全ての第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値、のようにそれぞれの分類について判定最高値を抽出して表示させることで、それぞれの分類付与対象案件決定確率値を決定しやすく、分類付与対象案件データを決定する際の判断を容易とすることができる。
なお、本実施例では、第1の軸を分類付与対象確率とし、第2の軸を分類名とする2軸のグラフ21で説明したが、グラフ21は3軸以上であってもよく、直交する2軸のグラフでは、確率値指定部材31、32は例えば直線からなる区画線(カーソル)とし、3軸でのグラフでは、例えば平面からなる区画面とすることができる。
本発明は、国内における特許公報だけなく、中国や米国などの外国の特許公報についても利用でき、更には論文などの文章データに対しても適用できる。
10 特許情報データベース
21 グラフ
30 確率値指定部材(カーソル)
31 一括確率値指定部材
32 個別確率値指定部材
41 一括セッティング操作部
41a 一方移動指示部
41b 他方移動指示部
42 個別セッティング操作部
42a 一方移動指示部
42b 他方移動指示部
51 分類付与対象案件データ数
52 分類付与非対象案件データ数
53 分類付与対象案件データ数
60 キーワード
70 「出力する」ボタン

Claims (7)

  1. 設定したテーマに基づく未分類案件データと、
    前記テーマにおける第1分類として必要な第1分類対象案件であるとあらかじめ評価された第1群教師案件データと、
    前記テーマにおける第2分類として必要な第2分類対象案件であるとあらかじめ評価された第2群教師案件データと、
    前記テーマにおける第3分類として必要な第3分類対象案件であるとあらかじめ評価された第3群教師案件データと、
    を特許情報データベースに蓄積し、
    前記第1群教師案件データから抽出される第1特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第1分類付与対象確率判定値と、
    前記第2群教師案件データから抽出される第2特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第2分類付与対象確率判定値と、
    前記第3群教師案件データから抽出される第3特徴データを用いて前記未分類案件データについて導かれた第3分類付与対象確率判定値と、
    を用いて、
    前記未分類案件データの中から、前記第1分類に分類される第1分類付与対象案件データ、前記第2分類に分類される第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類に分類される第3分類付与対象案件データを抽出する特許分類付与支援方法であって、
    サーバーが、
    全ての前記第1分類付与対象確率判定値の中で最も高い第1判定最高値と、全ての前記第2分類付与対象確率判定値の中で最も高い第2判定最高値と、全ての前記第3分類付与対象確率判定値の中で最も高い第3判定最高値とを抽出する判定最高値抽出ステップと、
    前記判定最高値抽出ステップで抽出する前記第1判定最高値、前記第2判定最高値、及び前記第3判定最高値を表示させる判定結果表示ステップと、
    前記判定結果表示ステップにおいて、前記第1分類付与対象案件データとして抽出する第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件データとして抽出する第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件データとして抽出する第3分類付与対象案件決定確率値の入力を促す分類付与対象案件決定ステップと、
    前記第1分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第1分類付与対象案件データとして、前記第2分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第2分類付与対象案件データとして、前記第3分類付与対象案件決定確率値を満たす前記未分類案件データを前記第3分類付与対象案件データとして抽出する分類付与対象案件抽出ステップと
    を有する
    ことを特徴とする特許分類付与支援方法。
  2. 前記判定結果表示ステップでは、
    第1の軸を分類付与対象確率とし、第2の軸を前記第1分類、前記第2分類、及び前記第3分類とする少なくとも2軸を有するグラフであって、前記第1判定最高値、前記第2判定最高値、及び前記第3判定最高値による棒グラフで表示し、
    前記分類付与対象案件決定ステップでは、
    前記グラフに確率値指定部材を表示させ、前記確率値指定部材を移動でき、前記確率値指定部材の位置によって、前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値が決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の特許分類付与支援方法。
  3. 前記分類付与対象案件決定ステップでは、
    前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データのいずれかとして抽出される分類付与対象案件データ数と、
    前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データのいずれにも抽出されない分類付与非対象案件データ数と
    を前記確率値指定部材の前記位置に応じて表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の特許分類付与支援方法。
  4. 前記分類付与対象案件決定ステップで前記グラフに表示させる前記確率値指定部材として、
    前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値を同一の値で決定する一括確率値指定部材と、
    前記第1分類付与対象案件決定確率値、前記第2分類付与対象案件決定確率値、及び前記第3分類付与対象案件決定確率値のいずれか一つの値を決定する個別確率値指定部材と
    を有する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の特許分類付与支援方法。
  5. 前記分類付与対象案件決定ステップでは、
    前記第1分類付与対象案件データとして抽出される第1分類付与対象案件データ数と、
    前記第2分類付与対象案件データとして抽出される第2分類付与対象案件データ数と、
    前記第3分類付与対象案件データとして抽出される第3分類付与対象案件データ数と
    を前記確率値指定部材の前記位置に応じて表示する
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法。
  6. 前記分類付与対象案件決定ステップでは、
    前記第1分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、
    前記第1分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワードを表示し、
    前記第2分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、
    前記第2分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワードを表示し、
    前記第3分類付与対象案件データについて、文章中に含まれるキーワードを集計し、
    前記第3分類付与対象案件データについて、含まれる数の多い順序で前記キーワードを表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法。
  7. 前記サーバーが、前記分類付与対象案件抽出ステップで抽出された前記第1分類付与対象案件データ、前記第2分類付与対象案件データ、及び前記第3分類付与対象案件データを出力する分類付与対象案件出力ステップを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の特許分類付与支援方法。

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