JP2019207510A - 摂取カロリー推定装置及び摂取カロリー推定方法 - Google Patents

摂取カロリー推定装置及び摂取カロリー推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】食事の記録における利用者の負担を軽減させる。【解決手段】個人健康記録サーバーは、GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、利用者の滞在時間が立ち寄り閾値より大きい場合に(ステップS44;YES)、立ち寄りと判断し、立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報を取得する(ステップS45)。取得された施設情報に対応する施設が飲食店である場合に(ステップS46;YES)、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて利用者が摂取した摂取カロリーを推定する(ステップS48)。【選択図】図12

Description

本発明は、摂取カロリー推定装置及び摂取カロリー推定方法に関する。
近年、ICT(Information and Communication Technology)の普及に伴い、個人の健康の維持・促進を支援する健康管理の仕組みが導入されつつある。例えば、各個人の健康・医療・介護等の情報を収集し、一元的に管理するシステムが期待される。
個人健康記録(PHR:Personal Health Record)では、各利用者の食事や運動の記録も重要である。日常生活行動を解析する方法として、GPS(Global Positioning System)によって取得する位置情報と時間情報とからなる時系列データと、位置情報における位置に該当する地域の地図情報及び空間機能情報から、使用者の行動内容を推定する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−53957号公報
しかし、食事の記録は、各利用者がいつ、どこで、何を食べたか等の情報を、食事ごとに入力する必要があるため、食事を記録することを忘れてしまったり、入力操作を面倒に思ってしまったりするおそれがあった。そのため、利用者が食事の記録に対する意欲を維持しながら、記録を継続することは困難であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、食事の記録における利用者の負担を軽減させることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、前記利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断する立ち寄り判断手段と、前記立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報を取得する施設情報取得手段と、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する推定手段と、を備える摂取カロリー推定装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の摂取カロリー推定装置において、前記施設情報に対応する施設が飲食店であり、前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に含まれる飲食店の種別ごとに予め登録されている平均摂取カロリーを取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の摂取カロリー推定装置において、前記利用者による操作指示に基づいて、前記推定された摂取カロリーを修正する修正手段と、前記修正された摂取カロリーの修正値を、当該修正された摂取カロリーを前記利用者が摂取した施設と対応付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設について、前記記憶手段に前記修正値が記憶されている場合に、当該修正値を取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の摂取カロリー推定装置において、前記利用者が飲食を行う特定摂取位置に対して、当該特定摂取位置における特定摂取カロリーを対応付けて登録する登録手段を備え、前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設が飲食店ではなく、前記立ち寄りと判断された位置が前記特定摂取位置と一致する場合に、当該特定摂取位置に対応付けられた特定摂取カロリーを取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の摂取カロリー推定装置において、前記登録手段は、1日のうちの複数の時間帯に対して、それぞれ異なる特定摂取カロリーを登録可能であり、前記推定手段は、前記立ち寄りと判断された時刻が含まれる時間帯に対応する特定摂取カロリーを取得する。
請求項6に記載の発明は、GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、前記利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断する立ち寄り判断工程と、前記立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報を取得する施設情報取得工程と、前記施設情報取得工程において得された施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する推定工程と、を含む摂取カロリー推定方法である。
本発明によれば、食事の記録における利用者の負担を軽減させることができる。
健康情報管理システムのシステム構成図である。 個人健康記録サーバーの機能的構成を示すブロック図である。 利用者DBのデータ構成例を示す図である。 ファイル格納部におけるフォルダー構成を示す図である。 利用者端末の機能的構成を示すブロック図である。 個人健康記録サーバーと利用者端末において実行される利用者登録処理を示すラダーチャートである。 (a)は、利用者端末に表示されるホーム画面の例である。(b)は、利用者端末に表示されるログイン画面の例である。 (a)〜(c)は、利用者端末に表示される利用者登録画面の例である。 利用者端末により実行される利用者行動記録処理を示すフローチャートである。 個人健康記録サーバーにより実行される消費・摂取カロリー推定処理を示すフローチャートである。 消費カロリー推定処理を示すフローチャートである。 摂取カロリー推定処理を示すフローチャートである。 摂取カロリー推定処理を示すフローチャートである。 個人健康記録サーバーと利用者端末において実行される摂取カロリー修正処理を示すラダーチャートである。 (a)は、利用者端末に表示される行動解析画面の例である。(b)及び(c)は、利用者端末に表示される摂取カロリー修正画面の例である。
以下、図面を参照して、本発明に係る摂取カロリー推定装置及び摂取カロリー推定方法の一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔健康情報管理システムの構成〕
図1に、健康情報管理システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、健康情報管理システム100は、摂取カロリー推定装置としての個人健康記録サーバー10と、各利用者が使用する利用者端末20と、地図情報提供装置30と、を備えて構成されている。個人健康記録サーバー10、利用者端末20、地図情報提供装置30は、通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。なお、利用者端末20の台数は、特に限定されない。
個人健康記録サーバー10は、利用者端末20から登録される健康に関する情報を蓄積し管理する。個人健康記録サーバー10は、クラウド環境に設けられたクラウドサーバーであってもよい。
利用者端末20は、各利用者により使用されるスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末である。利用者端末20は、各利用者によって常に携帯され、利用者の位置情報を個人健康記録サーバー10に送信する。また、利用者端末20は、各利用者が利用者自身の健康に関する情報を個人健康記録サーバー10に登録する際等に用いられる。
地図情報提供装置30は、指定された位置(緯度・経度)に存在する施設の施設情報を提供するサービスを行う。施設情報には、施設名称、施設種別(飲食店であるか否か)が含まれる。また、施設が飲食店である場合、施設情報には、飲食店種別が含まれる。
〔個人健康記録サーバーの構成〕
図2に、個人健康記録サーバー10の機能的構成を示す。
図2に示すように、個人健康記録サーバー10は、制御部11、通信部12、RAM13、計時部14、記憶部15等を備えて構成されており、各部はバス16により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、個人健康記録サーバー10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、記憶部15に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM13に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
通信部12は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM13は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部15から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
計時部14は、計時回路(RTC:Real Time Clock)を有し、この計時回路により現在日時を計時して制御部11に出力する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部15には、外部機器に搭載されたWebブラウザーとHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーに各種Web画面を提供するWebサーバーとしての機能を実現させるためのWebサーバープログラムや、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介して外部機器の操作者に健康記録サービスを提供するためのアプリケーションプログラム等が記憶されている。
記憶部15には、利用者DB(DataBase)151、飲食店種別対応テーブル152が記憶されている。また、記憶部15は、ファイル格納部153を有する。
図3に、利用者DB151のデータ構成例を示す。
利用者DB151には、利用者IDの最終値、各利用者の利用者情報が格納される。
利用者IDは、各利用者に対してシステムが自動で付番するユニークなIDである。
利用者IDの最終値は、利用者IDとして付番された値の最終値である。次回の利用者登録時には、この最終値に1を加算した値が利用者IDとして発行される。
利用者情報は、各利用者に関する情報である。
図3に示すように、利用者情報には、利用者ID、登録日時、メールアドレス、パスワード、利用者名、性別(0:男性、1:女性)、生年月日、身長、体重、特定摂取位置データ数、各特定摂取位置の特定摂取位置情報、修正施設データ数、各施設の修正施設情報等が含まれる。
登録日時は、利用者情報が登録された日時である。
メールアドレスは、利用者への通知先となる電子メールのアドレスであり、ログインIDとしても使用される。
パスワードは、利用者が健康情報管理システム100を利用する際の利用者認証に用いられる。
利用者名、性別、生年月日、身長、体重は、それぞれ、利用者の氏名、性別、生年月日、身長、体重である。
特定摂取位置データ数は、該当する利用者に対して登録されている特定摂取位置のデータ数である。特定摂取位置は、利用者が飲食物を摂取する場所(施設)であり、利用者の自宅や社員食堂等が予め登録されている。
特定摂取位置情報は、各特定摂取位置に関する情報である。
図3に示すように、特定摂取位置情報には、緯度、経度、ラベル、第1起点時刻、第1終点時刻、第1摂取カロリー、第2起点時刻、第2終点時刻、第2摂取カロリー、第3起点時刻、第3終点時刻、第3摂取カロリーが含まれる。
緯度、経度は、特定摂取位置の位置情報である。
ラベルは、特定摂取位置に付与された、各特定摂取位置を識別するための名称である。
第1起点時刻、第1終点時刻は、特定摂取位置で朝食を摂取する時間帯として設定された開始時刻と終了時刻である。
第1摂取カロリーは、特定摂取位置で摂取する朝食の平均的な摂取カロリーである。
第2起点時刻、第2終点時刻は、特定摂取位置で昼食を摂取する時間帯として設定された開始時刻と終了時刻である。
第2摂取カロリーは、特定摂取位置で摂取する昼食の平均的な摂取カロリーである。
第3起点時刻、第3終点時刻は、特定摂取位置で夕食を摂取する時間帯として設定された開始時刻と終了時刻である。
第3摂取カロリーは、特定摂取位置で摂取する夕食の平均的な摂取カロリーである。
なお、特定摂取位置情報において、第1〜第3を付して区別した起点時刻、終点時刻及び摂取カロリーについて、いずれが朝食、昼食、夕食に対応するものであるかは、適宜変更可能である。また、朝食、昼食、夕食の区別が不要である場合には、起点時刻及び終点時刻の設定は不要であり、特定摂取位置情報に含まれる摂取カロリーは、第1摂取カロリーのみでよい。
修正施設データ数は、該当する利用者が摂取カロリーを修正した施設のデータ数である。
修正施設情報は、摂取カロリーを修正した各施設に関する情報である。
図3に示すように、修正施設情報には、名称、緯度、経度、修正摂取カロリーデータ数、各修正摂取カロリーが含まれる。
名称は、摂取カロリーを修正した施設(利用者が飲食を行った場所)の名称である。修正対象となる摂取カロリーを摂取した施設が飲食店である場合には、地図情報提供装置30から取得した施設名称が「名称」となり、修正対象となる摂取カロリーを摂取した位置が特定摂取位置である場合には、特定摂取位置情報のラベルが「名称」となる。
緯度、経度は、摂取カロリーを修正した施設の位置情報である。
修正摂取カロリーデータ数は、該当する施設について修正された摂取カロリーのデータ数である。
各修正摂取カロリーは、該当する施設について修正された摂取カロリーの修正値である。
飲食店種別対応テーブル152は、飲食店の種別ごとに、平均摂取カロリーが対応付けられている。具体的には、各種別に分類される飲食店で摂取されるカロリーの平均値が登録されている。飲食店の種別としては、日本料理、中華料理、西洋料理、焼き肉、そば・うどん、居酒屋、ハンバーガーショップ等が挙げられる。
図4に、ファイル格納部153におけるフォルダー構成を示す。
図示しない健康記録フォルダーの下位階層に、利用者ごとの利用者IDと一致する名称のフォルダー(利用者IDフォルダー)が作成される。
利用者IDフォルダーの下位階層に、位置データフォルダーが作成される。また、利用者IDフォルダーの下位階層に、日付ごとに日付フォルダーが作成される。
位置データフォルダーには、利用者IDフォルダーに対応する利用者の移動履歴を示す位置データファイルが格納される。位置データファイルには、利用者端末20から送信された位置取得日時と位置情報(緯度・経度)が含まれる。位置データフォルダーに格納される一連の位置データファイルは、GPS(Global Positioning System)から取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データである。
日付フォルダーには、利用者IDフォルダーに対応する利用者の該当日の消費カロリーファイルと、飲食物の摂取ごとに作成される摂取カロリーファイルが格納される。消費カロリーファイルには、該当日の消費カロリーが含まれる。摂取カロリーファイルには、摂取時刻(飲食物を摂取した時刻)、位置情報(飲食物を摂取した位置)、施設名称(飲食物を摂取した施設)、摂取カロリー(摂取したカロリー)が含まれる。なお、摂取時刻は、所定の時間幅を持っていてもよい。
また、記憶部15には、立ち寄り閾値が記憶されている。立ち寄り閾値は、利用者が或る場所に立ち寄ったか否かを判断するための閾値(時間)である。
制御部11は、利用者端末20において、各利用者に対応するログインアカウント(メールアドレス・パスワード)から個人健康記録サーバー10にアクセスがあった場合に、記憶部15の利用者DB151を参照して、予め登録されている利用者であるか否かを判断する。制御部11は、利用者端末20において入力されたメールアドレス及びパスワードの組み合わせが利用者DB151に登録されている場合には、この利用者が正当な利用者であると判断する。
制御部11は、GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データ(位置データフォルダーに格納されている一連の位置データファイル)に基づいて、利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断する。すなわち、制御部11は、立ち寄り判断手段として機能する。
制御部11は、立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報(以下、単に「立ち寄り位置の施設情報」という場合もある。)を取得する。すなわち、制御部11は、施設情報取得手段として機能する。
制御部11は、取得された施設情報(立ち寄り位置の施設情報)に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。すなわち、制御部11は、推定手段として機能する。
具体的には、制御部11は、記憶部15の飲食店種別対応テーブル152を参照して、取得された施設情報(立ち寄り位置の施設情報)に含まれる飲食店の種別ごとに予め登録されている平均摂取カロリーを取得することで、利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。
制御部11は、利用者による利用者端末20からの操作指示に基づいて、推定された摂取カロリーを修正する。すなわち、制御部11は、修正手段として機能する。
制御部11は、修正された摂取カロリーの修正値を、修正された摂取カロリーを利用者が摂取した施設と対応付けて記憶部15に記憶させる。具体的には、制御部11は、推定された摂取カロリーが修正された場合に、修正値を、利用者が修正値に係る摂取カロリーを摂取した施設の修正施設情報として記録する。利用者の利用者情報に対象施設の修正施設情報が既に存在する場合には、当該修正施設情報に修正値(修正摂取カロリー)を追加登録する。一方、利用者の利用者情報に対象施設の修正施設情報が登録されていない場合には、利用者の利用者情報の「修正施設データ数」に1を加算するとともに、修正施設情報を新規登録する。
制御部11は、取得された施設情報(立ち寄り位置の施設情報)に対応する施設について、記憶部15に修正値(修正摂取カロリー)が記憶されている場合に、当該修正値を取得することで、利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。修正施設情報に修正値が複数含まれる場合には(修正摂取カロリー1、修正摂取カロリー2、・・・、修正摂取カロリーn)、それらの平均値を求める。
制御部11は、利用者による利用者端末20からの操作指示に基づいて、利用者が飲食を行う特定摂取位置に対して、当該特定摂取位置における特定摂取カロリー(特定摂取位置情報の第1摂取カロリー、第2摂取カロリー、第3摂取カロリー)を対応付けて登録する。すなわち、制御部11は、登録手段として機能する。
制御部11は、取得された施設情報(立ち寄り位置の施設情報)に対応する施設が飲食店ではなく、立ち寄りと判断された位置が特定摂取位置と一致する場合に、当該特定摂取位置に対応付けられた特定摂取カロリーを取得することで、利用者が摂取した摂取カロリーを推定する。なお、立ち寄りと判断された位置が特定摂取位置と一致する場合には、両位置が完全に一致する場合だけでなく、両位置が所定の距離以内である場合も含むこととする。
制御部11は、1日のうちの複数の時間帯に対して、それぞれ異なる特定摂取カロリーを登録可能である。この場合、制御部11は、立ち寄りと判断された時刻が含まれる時間帯に対応する特定摂取カロリーを取得する。
〔利用者端末の構成〕
図5に、利用者端末20の機能的構成を示す。
図5に示すように、利用者端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM25、計時部26、記憶部27、現在位置情報取得部28等を備えて構成されており、各部はバス29により接続されている。
制御部21は、CPU等から構成され、利用者端末20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、記憶部27に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、電源をオン/オフさせる電源キー等の操作キー、表示部23に積層されたタッチパネルにより構成され、各操作キーに対応する操作信号、操作者の指等によるタッチ操作の位置に応じた操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。例えば、表示部23は、個人健康記録サーバー10から受信した各種Web画面の表示用データに基づいて各種Web画面を表示する。
通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。また、通信部24は、携帯電話回線等を用いて無線通信を行い、通信ネットワークNを介して接続された個人健康記録サーバー10等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM25は、制御部21により実行制御される各種処理において、記憶部27から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
計時部26は、計時回路を有し、この計時回路により現在日時を計時して制御部21に出力する。
記憶部27は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。例えば、記憶部27には、Webブラウザーを実現するためのWebブラウザープログラム等が記憶されている。
また、記憶部27には、移動検知閾値が記憶されている。移動検知閾値は、利用者が移動したか否かを判断するための閾値(距離)である。
現在位置情報取得部28は、GPSを利用して、利用者端末20の現在の位置を示す位置情報(緯度・経度)を取得する。具体的には、現在位置情報取得部28は、GPS衛星から発信される電波を受信し、この電波を復調して得られる情報に基づいて、利用者端末20の位置情報を算出する。
〔健康情報管理システムにおける動作〕
次に、健康情報管理システム100における動作について説明する。
<利用者登録処理>
図6は、個人健康記録サーバー10と利用者端末20において実行される利用者登録処理を示すラダーチャートである。
まず、利用者が初めて健康情報管理システム100を利用する際には、利用者端末20の制御部21は、通信部24を介して、個人健康記録サーバー10から健康記録アプリケーションプログラム(以下、健康記録アプリという。)をインストールする(ステップS1)。なお、アプリケーションの配信サービスを行うアプリストアから健康記録アプリをインストールすることとしてもよい。
利用者端末20では、健康記録アプリがインストールされると、図7(a)に示すように、表示部23に表示されているホーム画面231に健康記録アイコン41が追加される。
次に、利用者が利用者端末20において、操作部22からの操作により、健康記録アイコン41を選択すると、制御部21は、健康記録アプリを起動する(ステップS2)。
図7(b)に、健康記録アプリの起動後に表示部23に表示されるログイン画面(初期画面)232の例を示す。ログイン画面232には、メールアドレス入力欄42、パスワード入力欄43、ログインボタンB1、「ご利用が初めての方」ボタンB2が含まれる。
利用者がログイン画面232において、「ご利用が初めての方」ボタンB2を押下すると、図8(a)に示す利用者登録画面233に遷移する。利用者登録画面233には、メールアドレス入力欄51、パスワード入力欄52、パスワード再入力欄53、次へボタンB11が含まれる。
利用者は、利用者端末20の操作部22から、利用者情報を入力する(ステップS3)。
利用者が利用者登録画面233において、メールアドレス、パスワードを入力し、次へボタンB11を押下すると、図8(b)に示す利用者登録画面234に遷移する。利用者登録画面234には、利用者名入力欄54、性別選択欄55、生年月日入力欄56、身長入力欄57、体重入力欄58、次へボタンB12が含まれる。
利用者が利用者登録画面234において、各情報を入力又は選択し、次へボタンB12を押下すると、図8(c)に示す利用者登録画面235に遷移する。利用者登録画面235は、利用者が特定摂取位置において、特定摂取位置情報を登録するための画面である。利用者登録画面235には、位置取得ボタンB13、ラベル入力欄59、第1起点時刻入力欄60、第1終点時刻入力欄61、第1摂取カロリー入力欄62、第2起点時刻入力欄63、第2終点時刻入力欄64、第2摂取カロリー入力欄65、第3起点時刻入力欄66、第3終点時刻入力欄67、第3摂取カロリー入力欄68、登録ボタンB14が含まれる。
位置取得ボタンB13は、ラベル入力欄59に入力されるラベル(自宅、社員食堂等の施設名称)に対応する特定摂取位置に対して、位置情報を取得するためのボタンである。利用者が位置取得ボタンB13を押下すると、制御部21は、現在位置情報取得部28から現在位置の位置情報(緯度・経度)を取得し、特定摂取位置の緯度・経度とする。
なお、利用者登録画面235では、一つの特定摂取位置に対する特定摂取位置情報を登録するための画面を例示しているが、複数の特定摂取位置に対して、それぞれ特定摂取位置情報を登録することも可能である。
利用者が利用者端末20の操作部22から、登録ボタンB14を押下すると、制御部21は、図8(a)〜(c)の利用者登録画面233,234,235において入力された利用者情報を、通信部24を介して、個人健康記録サーバー10に送信する(ステップS4)。
個人健康記録サーバー10では、制御部11が、記憶部15の利用者DB151の「利用者IDの最終値」に1を加算し、この値を、新たに登録される利用者の利用者IDに設定する(ステップS5)。
そして、制御部11は、新たに設定された利用者IDを、通信部12を介して、利用者端末20に送信する(ステップS6)。
利用者端末20では、制御部21は、個人健康記録サーバー10から受信した利用者IDを記憶部27に保存する(ステップS7)。
個人健康記録サーバー10では、制御部11は、新たに付番された利用者IDの利用者情報として、利用者端末20において入力された利用者情報を、記憶部15の利用者DB151に保存する(ステップS8)。具体的には、制御部11は、登録日時に計時部14から取得した現在日時を設定するとともに、入力されたメールアドレス、パスワード、利用者名、性別、生年月日、身長、体重を登録する。また、制御部11は、図8(c)に示す利用者登録画面235において入力された情報を特定摂取位置情報として登録し、特定摂取位置データ数を登録する。
次に、制御部11は、ファイル格納部153の健康記録フォルダーの下位階層に、新たに登録された利用者の利用者IDと一致する名称の利用者IDフォルダーを作成し、利用者IDフォルダーの下位階層に、位置データフォルダーを作成する(ステップS9)。
以上で、利用者登録処理が終了する。
<利用者行動記録処理>
図9は、利用者端末20により実行される利用者行動記録処理を示すフローチャートである。
まず、制御部21は、RAM25の位置データ作業領域を初期化する(ステップS11)。
次に、制御部21は、現在位置情報取得部28から現在位置の位置情報(緯度・経度)を取得し、計時部26から現在日時を取得する(ステップS12)。
ここで、制御部21は、位置データ作業領域にデータがあるか否かを判断する(ステップS13)。具体的には、制御部21は、過去の位置情報とその位置情報を取得した日時のデータが存在するか否かを判断する。
位置データ作業領域にデータがある場合には(ステップS13;YES)、制御部21は、位置データ作業領域に保存されている過去の位置情報が示す位置と現在位置との距離を算出する(ステップS14)。
次に、制御部21は、算出された距離(位置データ作業領域に保存されている位置からの移動距離)が移動検知閾値より大きいか否かを判断する(ステップS15)。
算出された距離が移動検知閾値より大きい場合(ステップS15;YES)、又は、ステップS13において、位置データ作業領域にデータがない場合には(ステップS13;NO)、制御部21は、位置データ作業領域の位置情報とその取得日時を、ステップS12で取得した値に更新する(ステップS16)。
次に、制御部21は、利用者端末20の利用者に対応する利用者ID、位置情報、位置取得日時を、通信部24を介して、個人健康記録サーバー10に送信する(ステップS17)。
個人健康記録サーバー10では、通信部12を介して、利用者端末20から利用者ID、位置情報、位置取得日時を受信すると、制御部11が、利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の位置データフォルダーに、位置情報と位置取得日時を含む位置データファイルを保存する。
利用者端末20では、ステップS15において、算出された距離が移動検知閾値以下である場合(ステップS15;NO)、又は、ステップS17の後、制御部21は、計時部26により計測される時間に基づいて、指定時間待機する(ステップS18)。その後、ステップS12に戻り、処理が繰り返される。
このようにして、各利用者の移動に伴い、移動距離が移動検知閾値を超えた場合に、位置情報とその位置情報の取得日時が個人健康記録サーバー10に蓄積されていく。
<消費・摂取カロリー推定処理>
図10は、個人健康記録サーバー10により実行される消費・摂取カロリー推定処理を示すフローチャートである。
制御部11は、計時部14から出力される現在日時に基づいて、毎日0時になった時に、消費・摂取カロリー推定処理を開始する。
まず、制御部11は、記憶部15の利用者DB151から利用者IDを一つ取得し、処理対象とする(ステップS21)。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDを引数として、消費カロリー推定処理を行う(ステップS22)。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDを引数として、摂取カロリー推定処理を行う(ステップS23)。
次に、制御部11は、記憶部15の利用者DB151に登録されている全ての利用者について処理が終了したか否かを判断する(ステップS24)。
処理が終了していない利用者がいる場合には(ステップS24;NO)、ステップS21に戻り、別の利用者について処理が繰り返される。
ステップS24において、全ての利用者について処理が終了した場合には(ステップS24;YES)、消費・摂取カロリー推定処理が終了する。
<消費カロリー推定処理>
図11を参照して、消費カロリー推定処理(ステップS22)について説明する。
制御部11は、RAM13の総移動距離作業領域を初期化する(ステップS31)。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の位置データフォルダーから、前日の日付の位置データファイル(位置取得日時・位置情報)を古い順に取得する(ステップS32)。なお、前日の日付の位置データファイルのうち、時間的に連続する二つの位置データファイル(前後データ)が処理対象となるため、最初は、前日の位置取得日時が1番古い位置データファイルと、2番目に古い位置データファイルを取得する。次回、ステップS32では、前日の位置取得日時が2番目に古い位置データファイルと、3番目に古い位置データファイルを取得することになる。
次に、制御部11は、前日の日付の位置データファイルのうち、ステップS32で取得された時間的に連続する前後データの位置から、両位置の距離を算出する(ステップS33)。
次に、制御部11は、算出した距離を作業領域の総移動距離に加算する(ステップS34)。
ここで、制御部11は、前日の日付の位置データファイルの全てのデータについて処理が終了したか否かを判断する(ステップS35)。
前日の日付の位置データファイルのうち、処理が終了していないデータがある場合には(ステップS35;NO)、ステップS32に戻り、処理が繰り返される。
ステップS35において、前日の日付の位置データファイルの全てのデータについて処理が終了した場合には(ステップS35;YES)、制御部11は、総移動距離と、処理対象の利用者IDの利用者情報に含まれる体重と、に基づいて、消費カロリーを算出する(ステップS36)。例えば、総移動距離(km)と体重(kg)を掛け合わせることで、消費カロリー(kcal)を算出する方法がある。また、利用者の体重や性別等から算出される基礎代謝量を考慮することとしてもよい。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層に、前日の日付の日付フォルダーを作成し、この日付フォルダーに消費カロリーを含む消費カロリーファイルを保存する(ステップS37)。
以上で、消費カロリー推定処理が終了する。
<摂取カロリー推定処理>
図12及び図13を参照して、摂取カロリー推定処理(ステップS23)について説明する。
制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の位置データフォルダーから、前日の日付の位置データファイル(位置取得日時・位置情報)を古い順に取得する(ステップS41)。なお、前日の日付の位置データファイルのうち、時間的に連続する二つの位置データファイル(前後データ)を処理対象とする方法については、消費カロリー推定処理(図11参照)のステップS32と同様である。
次に、制御部11は、前日の日付の位置データファイルの全てのデータについて処理が終了したか否かを判断する(ステップS42)。
前日の日付の位置データファイルのうち、処理が終了していないデータがある場合には(ステップS42;NO)、制御部11は、時間的に連続する前後データの時刻から滞在時間を算出する(ステップS43)。すなわち、二つの位置データファイルの位置取得日時の時刻の差が、前データ(二つの位置データファイルのうち、古い方の位置データファイル)の位置に滞在した時間となる。
次に、制御部11は、算出された滞在時間が立ち寄り閾値より大きいか否かを判断する(ステップS44)。
算出された滞在時間が立ち寄り閾値より大きい場合には(ステップS44;YES)、制御部11は、立ち寄りと判断し、通信ネットワークNを介して、地図情報提供装置30から前データの位置(緯度・経度)に存在する施設の施設情報を取得する(ステップS45)。
次に、制御部11は、取得された施設情報に含まれる施設種別に基づいて、前データの位置に対応する施設が飲食店であるか否かを判断する(ステップS46)。
前データの位置に対応する施設が飲食店である場合には(ステップS46;YES)、制御部11は、処理対象の利用者IDについて、前データの位置に対応する施設の修正施設情報があるか否かを判断する(ステップS47)。具体的には、制御部11は、処理対象の利用者IDの利用者情報に含まれる修正施設情報の中で、「名称」が前データの位置に対応する施設情報に含まれる施設名称であり、「緯度」及び「経度」が前データの位置情報と一致する修正施設情報があるか否かを判断する。
前データの位置に対応する施設の修正施設情報がない場合には(ステップS47;NO)、制御部11は、立ち寄り位置の施設情報に含まれる飲食店種別に対応する平均摂取カロリーを、記憶部15の飲食店種別対応テーブル152から取得し、取得した平均摂取カロリーを前データの位置に対応する施設にて取得した摂取カロリーとして、摂取カロリーを推定する(ステップS48)。
ステップS47において、前データの位置に対応する施設の修正施設情報がある場合には(ステップS47;YES)、制御部11は、この修正施設情報から修正摂取カロリーを取得し、取得した修正摂取カロリーを前データの位置に対応する施設にて取得した摂取カロリーとして、摂取カロリーを推定する(ステップS49)。同一施設に対して修正摂取カロリーが複数登録されている場合には、それらの値の平均値を使用する。
ステップS48又はステップS49の後、制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の前日の日付の日付フォルダーに、摂取時刻(前データの位置取得日時の時刻)、位置情報(前データの位置情報)、施設名称(前データの位置に対応する施設情報に含まれる施設名称)、摂取カロリー(ステップS48又はステップS49で得られた摂取カロリー)を含む摂取カロリーファイルを保存する(ステップS50)。
ステップS46において、前データの位置に対応する施設が飲食店でない場合には(ステップS46;NO)、図13に移り、制御部11は、作業変数iに1を設定する(ステップS51)。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDの利用者情報に含まれる「特定摂取位置データ数」がi以上であるか否かを判断する(ステップS52)。
処理対象の利用者IDの利用者情報に含まれる「特定摂取位置データ数」がi以上である場合には(ステップS52;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの位置が前データの位置であるか否かを判断する(ステップS53)。具体的には、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる緯度・経度が、前データの位置と一致するか否かを判断する。
特定摂取位置iの位置が前データの位置でない場合には(ステップS53;NO)、制御部11は、作業変数iに1を加算して(ステップS54)、ステップS52に戻る。
ステップS53において、特定摂取位置iの位置が前データの位置である場合には(ステップS53;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第1起点時刻に設定値があるか否かを判断する(ステップS55)。
第1起点時刻に設定値がある場合には(ステップS55;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第1起点時刻及び第1終点時刻を取得して、前データの位置取得日時の時刻が第1起点時刻と第1終点時刻の間(第1起点時刻又は第1終点時刻と同時刻を含む。)であるか否かを判断する(ステップS56)。
前データの位置取得日時の時刻が第1起点時刻と第1終点時刻の間である場合には(ステップS56;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第1摂取カロリー(特定摂取位置iに対応付けられた特定摂取カロリー)を取得し、取得した第1摂取カロリーを前データの位置に対応する施設にて取得した摂取カロリーとして、摂取カロリーを推定する。制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の前日の日付の日付フォルダーに、摂取時刻(前データの位置取得日時の時刻)、位置情報(前データの位置情報)、施設名称(特定摂取位置iのラベル)、第1摂取カロリーを含む摂取カロリーファイルを保存する(ステップS57)。
ステップS56において、前データの位置取得日時の時刻が第1起点時刻と第1終点時刻の間でない場合には(ステップS56;NO)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第2起点時刻及び第2終点時刻を取得して、前データの位置取得日時の時刻が第2起点時刻と第2終点時刻の間(第2起点時刻又は第2終点時刻と同時刻を含む。)であるか否かを判断する(ステップS58)。
前データの位置取得日時の時刻が第2起点時刻と第2終点時刻の間である場合には(ステップS58;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第2摂取カロリー(特定摂取位置iに対応付けられた特定摂取カロリー)を取得し、取得した第2摂取カロリーを前データの位置に対応する施設にて取得した摂取カロリーとして、摂取カロリーを推定する。制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の前日の日付の日付フォルダーに、摂取時刻(前データの位置取得日時の時刻)、位置情報(前データの位置情報)、施設名称(特定摂取位置iのラベル)、第2摂取カロリーを含む摂取カロリーファイルを保存する(ステップS59)。
ステップS58において、前データの位置取得日時の時刻が第2起点時刻と第2終点時刻の間でない場合には(ステップS58;NO)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第3起点時刻及び第3終点時刻を取得して、前データの位置取得日時の時刻が第3起点時刻と第3終点時刻の間(第3起点時刻又は第3終点時刻と同時刻を含む。)であるか否かを判断する(ステップS60)。
前データの位置取得日時の時刻が第3起点時刻と第3終点時刻の間である場合には(ステップS60;YES)、制御部11は、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第3摂取カロリー(特定摂取位置iに対応付けられた特定摂取カロリー)を取得し、取得した第3摂取カロリーを前データの位置に対応する施設にて取得した摂取カロリーとして、摂取カロリーを推定する。制御部11は、処理対象の利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の前日の日付の日付フォルダーに、摂取時刻(前データの位置取得日時の時刻)、位置情報(前データの位置情報)、施設名称(特定摂取位置iのラベル)、第3摂取カロリーを含む摂取カロリーファイルを保存する(ステップS61)。
ステップS55において、特定摂取位置iの特定摂取位置情報に含まれる第1起点時刻に設定値がない場合(ステップS55;NO)、ステップS60において、前データの位置取得日時の時刻が第3起点時刻と第3終点時刻の間でない場合にも(ステップS60;NO)、ステップS57に移行する。
ステップS44において、算出された滞在時間が立ち寄り閾値以下である場合(ステップS44;NO)、ステップS50の後、ステップS52において、処理対象の利用者IDの利用者情報に含まれる「特定摂取位置データ数」がi未満である場合(ステップS52;NO)、ステップS57の後、ステップS59の後又はステップS61の後、ステップS41に戻り、処理が繰り返される。
ステップS42において、前日の日付の位置データファイルの全てのデータについて処理が終了した場合には(ステップS42;YES)、摂取カロリー推定処理が終了する。
<摂取カロリー修正処理>
図14は、個人健康記録サーバー10と利用者端末20において実行される摂取カロリー修正処理を示すラダーチャートである。
まず、利用者が利用者端末20において、操作部22からの操作により、表示部23に表示されているホーム画面231(図7(a)参照)の健康記録アイコン41を選択すると、健康記録アプリが起動する。そして、利用者が利用者端末20の操作部22から、表示部23に表示されているログイン画面232(図7(b)参照)において、メールアドレス入力欄42にメールアドレスを入力し、パスワード入力欄43にパスワードを入力し、ログインボタンB1を押下し、ログインすると(ステップS71)、図15(a)に示す行動解析画面236が表示部23に表示される。行動解析画面236には、昨日の記録表示領域71、アドバイス表示領域72、ホームボタンB21、利用者ボタンB22、修正ボタンB23が含まれる。
昨日の記録表示領域71には、前日分の位置データファイルの解析により推定された消費カロリー及び摂取カロリーが表示される。
アドバイス表示領域72には、解析結果に基づくアドバイスが表示される。
ホームボタンB21は、ホーム画面231(図7(a)参照)への遷移を指示するためのボタンである。
利用者ボタンB22は、利用者情報を修正するための画面への遷移を指示するためのボタンである。利用者情報を修正する際には、図8(b)及び(c)と同様の修正画面が表示され、利用者情報の修正したい箇所を修正することができる。
修正ボタンB23は、摂取カロリーを修正するための画面への遷移を指示するためのボタンである。
利用者が利用者端末20の操作部22から、修正ボタンB23を押下すると(ステップS72)、図15(b)に示す摂取カロリー修正画面237が表示部23に表示される。摂取カロリー修正画面237には、日付選択領域73、キャンセルボタンB24が含まれる。
日付選択領域73は、摂取カロリーを修正したい日付を選択するための領域である。
キャンセルボタンB24は、行動解析画面236に戻るためのボタンである。
利用者が利用者端末20の操作部22から、摂取カロリー修正画面237の日付選択領域73において日付を選択すると(ステップS73)、選択された日付の摂取カロリーが表示部23に表示される(ステップS74)。具体的には、図15(c)に示すように、摂取カロリー修正画面237に選択日摂取カロリー表示領域74が追加される。選択日摂取カロリー表示領域74には、摂取カロリー表示欄75〜77、実行ボタンB25〜B27が含まれる。
摂取カロリー表示欄75〜77には、日付選択領域73で選択された日付(5月6日)に該当する摂取カロリーが摂取時刻ごと(摂取カロリーファイルごと)に表示される。摂取カロリー表示欄75〜77は、それぞれ、朝食、昼食、夕食に対応している。
実行ボタンB25〜B27は、摂取カロリー表示欄75〜77のそれぞれに入力された値への修正を指示するためのボタンである。
利用者が利用者端末20の操作部22から、摂取カロリー表示欄75〜77において、修正したい摂取カロリーを修正し(修正値入力)、実行ボタンB25〜B27を押下すると(ステップS75)、制御部21は、利用者ID、該当日時、修正値を、通信部24を介して、個人健康記録サーバー10に送信する(ステップS76)。例えば、摂取カロリー表示欄76に修正値「800」を入力し、実行ボタンB26を押下すると、制御部21は、利用者ID、該当日時(5月6日12:15〜12:45)、修正値(800)を、通信部24を介して、個人健康記録サーバー10に送信する。このようにして、5月6日の昼食分の摂取カロリーを修正することができる。
個人健康記録サーバー10では、通信部12を介して、利用者端末20から利用者ID、該当日時、修正値を受信すると、制御部11が、利用者IDに対応する利用者IDフォルダーの下位階層の修正対象の日付の日付フォルダーの該当する摂取カロリーファイルの摂取カロリーを修正する(ステップS77)。
次に、制御部11は、処理対象の利用者IDについて、今回摂取カロリーを修正した施設の修正施設情報があるか否かを判断する(ステップS78)。
今回摂取カロリーを修正した施設の修正施設情報がない場合には(ステップS78;NO)、制御部11は、処理対象の利用者IDの利用者情報の「修正施設データ数」に1を加算し、修正施設情報を追加する(ステップS79)。具体的には、制御部11は、修正施設情報として、名称、緯度、経度、修正摂取カロリーを記録し、「修正摂取カロリーデータ数」を1とする。
ステップS78において、今回摂取カロリーを修正した施設の修正施設情報がある場合には(ステップS78;YES)、制御部11は、処理対象の利用者IDの利用者情報の該当する修正施設情報を更新する(ステップS80)。具体的には、制御部11は、該当する修正施設情報に含まれる「修正摂取カロリーデータ数」に1を加算し、「修正摂取カロリー」として修正値を追加する。
ステップS79又はステップS80の後、摂取カロリー修正処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断し、立ち寄り位置の施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて利用者が摂取した摂取カロリーを推定するので、利用者は食事ごとにデータを入力する必要がなく、食事の記録における利用者の負担を軽減させることができる。
例えば、立ち寄り位置の施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、飲食店の種別ごとに予め登録されている平均摂取カロリーを取得するので、飲食店の種別に応じた摂取カロリーを推定することができる。
また、推定された摂取カロリーを修正することができ、その後、同一施設において立ち寄りと判断された場合に、修正値を利用することができる。
また、利用者が飲食を行う特定摂取位置及び当該特定摂取位置における特定摂取カロリーを登録することができ、立ち寄りと判断された位置が特定摂取位置と一致する場合に、当該特定摂取位置に対応付けられた特定摂取カロリーを利用して、摂取カロリーを推定することができる。また、同一の特定摂取位置に対して、時間帯ごとに複数の特定摂取カロリーを登録可能であるため、朝食・昼食・夕食等、時間帯に応じて異なる摂取カロリーを設定しておくことができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る摂取カロリー推定装置及び摂取カロリー推定方法の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、利用者行動記録処理(図9参照)において、利用者(利用者端末20)が移動検知閾値を超える移動を行った場合に、利用者端末20から個人健康記録サーバー10に利用者の位置情報と位置取得日時を送信することとしたが、所定の時間間隔で利用者端末20から個人健康記録サーバー10に利用者の位置情報と位置取得日時を送信し、個人健康記録サーバー10側で、利用者が移動したか否かを判断することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、摂取カロリー修正処理(図14参照)のステップS75において、摂取カロリーを修正する場合について説明したが、さらに、食事の内容を記録することとしてもよい。
また、利用者が特定摂取位置として「自宅」を登録する際に、「ダイニングルーム」等、主に食事をするエリアに限定してもよい。
また、利用者の移動により推定された消費カロリーと摂取カロリーにより、利用者に健康の維持・促進を目的としたアドバイスを提供することとしてもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性の半導体メモリーを使用した例を公開したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 個人健康記録サーバー
11 制御部
12 通信部
14 計時部
15 記憶部
20 利用者端末
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
26 計時部
27 記憶部
28 現在位置情報取得部
30 地図情報提供装置
100 健康情報管理システム
151 利用者DB
152 飲食店種別対応テーブル
153 ファイル格納部
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、前記利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断する立ち寄り判断手段と、
    前記立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報を取得する施設情報取得手段と、
    前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する推定手段と、
    を備える摂取カロリー推定装置。
  2. 前記施設情報に対応する施設が飲食店であり、
    前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に含まれる飲食店の種別ごとに予め登録されている平均摂取カロリーを取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する請求項1に記載の摂取カロリー推定装置。
  3. 前記利用者による操作指示に基づいて、前記推定された摂取カロリーを修正する修正手段と、
    前記修正された摂取カロリーの修正値を、当該修正された摂取カロリーを前記利用者が摂取した施設と対応付けて記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設について、前記記憶手段に前記修正値が記憶されている場合に、当該修正値を取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する請求項1又は2に記載の摂取カロリー推定装置。
  4. 前記利用者が飲食を行う特定摂取位置に対して、当該特定摂取位置における特定摂取カロリーを対応付けて登録する登録手段を備え、
    前記推定手段は、前記施設情報取得手段により取得された施設情報に対応する施設が飲食店ではなく、前記立ち寄りと判断された位置が前記特定摂取位置と一致する場合に、当該特定摂取位置に対応付けられた特定摂取カロリーを取得することで、前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する請求項1から3のいずれか一項に記載の摂取カロリー推定装置。
  5. 前記登録手段は、1日のうちの複数の時間帯に対して、それぞれ異なる特定摂取カロリーを登録可能であり、
    前記推定手段は、前記立ち寄りと判断された時刻が含まれる時間帯に対応する特定摂取カロリーを取得する請求項4に記載の摂取カロリー推定装置。
  6. GPSから取得した利用者の位置情報と当該位置情報の取得日時とを対応付けた時系列データに基づいて、前記利用者の位置が一定時間変化しない場合に、立ち寄りと判断する立ち寄り判断工程と、
    前記立ち寄りと判断された位置に存在する施設の施設情報を取得する施設情報取得工程と、
    前記施設情報取得工程において得された施設情報に対応する施設が飲食店である場合に、当該施設情報に基づいて、当該施設情報に対応する施設にて前記利用者が摂取した摂取カロリーを推定する推定工程と、
    を含む摂取カロリー推定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022039383A1 (ko) * 2020-08-19 2022-02-24 주식회사 아이센스 사용자의 위치 정보에 기반한 생체 정보의 관리 방법

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