JP2019201327A - 遠隔メンテナンスシステム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】再接続に係る手間を減少させることを目的とする。【解決手段】画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末とを含み、画像形成装置と情報処理装置とは、携帯端末を介して接続された遠隔メンテナンスシステムであって、携帯端末は、画像形成装置の接続情報をメモリに記憶する記憶手段と、画像形成装置が再起動されると、メモリに記憶された接続情報に基づいて画像形成装置をポーリングする制御手段と、を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、遠隔メンテナンスシステム及び情報処理方法に関する。
画像形成装置における音声や動画通信、遠隔操作による遠隔メンテナンスサービスが提案されている。遠隔メンテナンスサービスでは、コールセンターの情報処理装置と画像形成装置とをネットワークを介して接続し、情報処理装置から画像形成装置を遠隔制御する。このようにして、コールセンターのオペレータは、コールセンターにおいて画像形成装置のメンテナンスを行うことができる。
遠隔メンテナンスサービスでは、画像形成装置でのエラー発生時に保守のための人員(以下、サービスマンという)が現地に赴くことがなく、コールセンターがユーザに直接エラー解決方法を伝え解決することが可能となる。これにより、サービスマンが現地に出動するための時間がかからなくなるので、エラー解決までの時間を短縮することが可能となる。
このような遠隔メンテナンスサービスでは、コールセンターへ画像形成装置を直接接続するのではなく、画像形成装置とコールセンターとの間にモバイル端末を経由して接続する方法も提案されている(特許文献1)。
遠隔メンテナンスサービスでは、画像形成装置でのエラー発生時に保守のための人員(以下、サービスマンという)が現地に赴くことがなく、コールセンターがユーザに直接エラー解決方法を伝え解決することが可能となる。これにより、サービスマンが現地に出動するための時間がかからなくなるので、エラー解決までの時間を短縮することが可能となる。
このような遠隔メンテナンスサービスでは、コールセンターへ画像形成装置を直接接続するのではなく、画像形成装置とコールセンターとの間にモバイル端末を経由して接続する方法も提案されている(特許文献1)。
更にこのような遠隔メンテナンスサービスでは、下記の場面のように、一時的に画像形成装置とコールセンターとの間の接続を切断することがある。
(1)画像形成装置の設定の変更等に伴い、画像形成装置の再起動が必要になった場合
(2)コールセンターでの調査、解析に時間を要する等で、一旦コールセンターとの接続を切断する場合
(1)の場合、画像形成装置の再起動後、(2)の場合、コールセンターでの再接続準備が整った場合に、再度、画像形成装置とコールセンターとの接続を必要とする場合がある。
例えば、画像形成装置の再起動後も遠隔メンテナンスを継続したい場合や、コールセンターでの調査、処理が終了し、再度遠隔操作を開始したい場合である。
特許文献2には、画像形成装置とコールセンターとの間のセッションが切断したときに再接続を行うことが開示されている。これは、セッションの接続情報を記憶しておき、伝送帯域が不足してセッションが切断された場合に、記憶していた接続情報を基に、最適な帯域を再設定して、再接続するものである。
(1)画像形成装置の設定の変更等に伴い、画像形成装置の再起動が必要になった場合
(2)コールセンターでの調査、解析に時間を要する等で、一旦コールセンターとの接続を切断する場合
(1)の場合、画像形成装置の再起動後、(2)の場合、コールセンターでの再接続準備が整った場合に、再度、画像形成装置とコールセンターとの接続を必要とする場合がある。
例えば、画像形成装置の再起動後も遠隔メンテナンスを継続したい場合や、コールセンターでの調査、処理が終了し、再度遠隔操作を開始したい場合である。
特許文献2には、画像形成装置とコールセンターとの間のセッションが切断したときに再接続を行うことが開示されている。これは、セッションの接続情報を記憶しておき、伝送帯域が不足してセッションが切断された場合に、記憶していた接続情報を基に、最適な帯域を再設定して、再接続するものである。
特許文献2の技術では、画像形成装置とコールセンターとがモバイル端末を介して接続されるシステム構成について考慮されていなかった。モバイル端末を介して接続する構成においては、画像形成装置の再起動や、画像形成装置とコールセンターとの間の再接続が発生した場合に、モバイル端末と画像形成装置とも接続し直さなくてはならない。このような画像形成装置とモバイル形成装置との間の接続をユーザが行うことは、ユーザにとって煩わしいものである。
本発明は、画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末とを含み、前記画像形成装置と前記情報処理装置とは、前記携帯端末を介して接続された遠隔メンテナンスシステムであって、前記携帯端末は、前記画像形成装置の接続情報をメモリに記憶する記憶手段と、前記画像形成装置が再起動されると、前記メモリに記憶された前記接続情報に基づいて前記画像形成装置をポーリングする制御手段と、を有する。
本発明によれば、再接続に係る手間を減少させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、遠隔メンテナンスシステムのシステム構成の一例を示す図である。
遠隔メンテナンスシステムは、画像形成装置101、コールセンターにある情報処理装置102、中継サーバ103、モバイル端末104を含む。画像形成装置101と情報処理装置102とは、以下のように接続される。画像形成装置101は、有線LAN108で社内アクセスポイント(以下、社内APという)と接続されている。この社内AP105は、Wi−Fi回線109でモバイル端末104と接続されている。これにより、画像形成装置101とモバイル端末104とが接続される。更に、モバイル端末104は、Wi−Fi回線109で社内AP105と接続される。社内AP105は、ファイアウォール106を介してインターネット107に接続される。インターネット107は、中継サーバ103に接続される。このように、画像形成装置101は、モバイル端末104を介して、中継サーバ103へ接続される。
更にコールセンターの端末(情報処理装置)102は、インターネット107を介して中継サーバ103に接続される。
このように、画像形成装置101及びモバイル端末104は、中継サーバ103を介して情報処理装置102に接続される。そして、情報処理装置102で画像形成装置101の遠隔操作が行われる。
遠隔メンテナンスシステムは、画像形成装置101、コールセンターにある情報処理装置102、中継サーバ103、モバイル端末104を含む。画像形成装置101と情報処理装置102とは、以下のように接続される。画像形成装置101は、有線LAN108で社内アクセスポイント(以下、社内APという)と接続されている。この社内AP105は、Wi−Fi回線109でモバイル端末104と接続されている。これにより、画像形成装置101とモバイル端末104とが接続される。更に、モバイル端末104は、Wi−Fi回線109で社内AP105と接続される。社内AP105は、ファイアウォール106を介してインターネット107に接続される。インターネット107は、中継サーバ103に接続される。このように、画像形成装置101は、モバイル端末104を介して、中継サーバ103へ接続される。
更にコールセンターの端末(情報処理装置)102は、インターネット107を介して中継サーバ103に接続される。
このように、画像形成装置101及びモバイル端末104は、中継サーバ103を介して情報処理装置102に接続される。そして、情報処理装置102で画像形成装置101の遠隔操作が行われる。
画像形成装置101は、VNC(Virtual Network Computing)のサーバ機能を持つ。更にモバイル端末104は、VNCクライアント機能を持つ。これによりモバイル端末104は、画像形成装置101の画面を、モバイル端末104の画面に映し出す。また、情報処理装置102は、モバイル端末104の画面を、同様にVNC機能等で情報処理装置102上の画面に映し出す。これにより情報処理装置102での画像形成装置101の遠隔操作が行われる。本実施形態では、遠隔操作のための通信プロトコルとしてVNCを用いる例について説明するが、VNC以外の遠隔操作のための通信方法を用いることとしてもよい。
画像形成装置101、モバイル端末104及び情報処理装置102は、音声や動画通信、遠隔操作等の遠隔メンテナンス機能を有し、遠隔メンテナンス時の通信相手として動作する。中継サーバ103は、HTTPサーバとしての通信機能を備える。中継サーバ103は、画像形成装置101と情報処理装置102との間のセッション管理を行う。図1では、1台の画像形成装置が含まれる例を示しているが、これに限定されず、複数の画像形成装置が含まれてもよい。
画像形成装置101、モバイル端末104及び情報処理装置102は、HTTPクライアントとしての通信機能を備えている。画像形成装置101、モバイル端末104は、ファイアウォール106を通じてインターネット107上の中継サーバ103とHTTP接続する。情報処理装置102も同様に、中継サーバ103とHTTP接続する。画像形成装置101、モバイル端末104は、中継サーバ103を経由して、情報処理装置102との間でデータ送受信を行う。
画像形成装置101、モバイル端末104及び情報処理装置102は、音声や動画通信、遠隔操作等の遠隔メンテナンス機能を有し、遠隔メンテナンス時の通信相手として動作する。中継サーバ103は、HTTPサーバとしての通信機能を備える。中継サーバ103は、画像形成装置101と情報処理装置102との間のセッション管理を行う。図1では、1台の画像形成装置が含まれる例を示しているが、これに限定されず、複数の画像形成装置が含まれてもよい。
画像形成装置101、モバイル端末104及び情報処理装置102は、HTTPクライアントとしての通信機能を備えている。画像形成装置101、モバイル端末104は、ファイアウォール106を通じてインターネット107上の中継サーバ103とHTTP接続する。情報処理装置102も同様に、中継サーバ103とHTTP接続する。画像形成装置101、モバイル端末104は、中継サーバ103を経由して、情報処理装置102との間でデータ送受信を行う。
画像形成装置101は、RFBプロトコルに対応したサーバ(VNCサーバ)ソフトが動作している。モバイル端末104は、RFBプロトコルに対応したクライアント(VNCクライアント)ソフトが動作している。モバイル端末104は、モバイル端末104の画面上に、画像形成装置101の操作画面を映し出す。これにより、モバイル端末104で画像形成装置101の遠隔操作が可能になる。
更にモバイル端末104ではVNCサーバソフトも動作し、情報処理装置102ではVNCクライアントソフトが動作する。これにより、情報処理装置102でモバイル端末104の操作画面が制御できる。
このように、情報処理装置102からモバイル端末104を介して画像形成装置101の遠隔操作(遠隔メンテナンス)が可能になる。
RFBプロトコルとは Remote Frame Bufferプロトコルのことであり、VNCとは、Virtual Network Computingのことである。これらは、ネットワークを通じて接続された他のコンピュータの画面を遠隔操作するためのプロトコル及びそのソフトウェアのことである。本実施形ではRFBプロトコルのパケットをHTTPプロトコルでパッケージして画像形成装置101との通信が行われる。
また、画像形成装置101とモバイル端末104とは、VNCだけではなく、画像形成装置101のリモートUI(remote user interface)としてモバイル端末を利用することもできる。
本実施形態では、モバイル端末104と中継サーバ103との接続には、HTTPプロトコルを用いているが、ファイアウォール106との親和性が高い他の通信プロトコルであってもよい。本実施形態では、情報処理装置102と、中継サーバ103との接続には、HTTPプロトコルを用いているが、他の通信プロトコルであってもよい。本実施形態では、画像形成装置101及びモバイル端末104と情報処理装置102との間のデータ送受信は、中継サーバ103を経由しているが、画像形成装置101、モバイル端末104から情報処理装置102に直接接続した通信路を別途確立して実施してもよい。
更にモバイル端末104ではVNCサーバソフトも動作し、情報処理装置102ではVNCクライアントソフトが動作する。これにより、情報処理装置102でモバイル端末104の操作画面が制御できる。
このように、情報処理装置102からモバイル端末104を介して画像形成装置101の遠隔操作(遠隔メンテナンス)が可能になる。
RFBプロトコルとは Remote Frame Bufferプロトコルのことであり、VNCとは、Virtual Network Computingのことである。これらは、ネットワークを通じて接続された他のコンピュータの画面を遠隔操作するためのプロトコル及びそのソフトウェアのことである。本実施形ではRFBプロトコルのパケットをHTTPプロトコルでパッケージして画像形成装置101との通信が行われる。
また、画像形成装置101とモバイル端末104とは、VNCだけではなく、画像形成装置101のリモートUI(remote user interface)としてモバイル端末を利用することもできる。
本実施形態では、モバイル端末104と中継サーバ103との接続には、HTTPプロトコルを用いているが、ファイアウォール106との親和性が高い他の通信プロトコルであってもよい。本実施形態では、情報処理装置102と、中継サーバ103との接続には、HTTPプロトコルを用いているが、他の通信プロトコルであってもよい。本実施形態では、画像形成装置101及びモバイル端末104と情報処理装置102との間のデータ送受信は、中継サーバ103を経由しているが、画像形成装置101、モバイル端末104から情報処理装置102に直接接続した通信路を別途確立して実施してもよい。
図2は、モバイル端末104、画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。
モバイル端末104において、CPU201は、ROM202又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、CPU201が実行可能なプログラム等を記憶している。RAM203は、主としてCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。フラッシュメモリ204は、プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。通信部205は、他の装置と有線LANや無線LAN等を介した通信を実行する。操作パネル206は、各種画面を表示する制御や、タッチ操作等の入力制御を行う。スピーカ207とマイク208とは、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ209は、ユーザの指示に応じて撮像する。また、短距離無線通信部210は、NFC/BLE等の短距離無線通信を行う。NFCとは、Near Field Communicationの略で短波を利用した短距離無線通信の機能である。BLEとは、Bluetooth(登録商標) Low Energyの略で、Bluetoothを利用した省電力、短距離の無線通信の機能である。どちらの無線通信においても、モバイル端末104を画像形成装置101にかざすことで、交信が可能となる。CPU201がROM202、又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図3、図5、図7のシーケンス図におけるモバイル端末104の処理が実現される。また、CPU201がROM202、又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図4、図6、図8のフローチャートの処理が実現される。
モバイル端末104において、CPU201は、ROM202又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、CPU201が実行可能なプログラム等を記憶している。RAM203は、主としてCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。フラッシュメモリ204は、プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。通信部205は、他の装置と有線LANや無線LAN等を介した通信を実行する。操作パネル206は、各種画面を表示する制御や、タッチ操作等の入力制御を行う。スピーカ207とマイク208とは、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ209は、ユーザの指示に応じて撮像する。また、短距離無線通信部210は、NFC/BLE等の短距離無線通信を行う。NFCとは、Near Field Communicationの略で短波を利用した短距離無線通信の機能である。BLEとは、Bluetooth(登録商標) Low Energyの略で、Bluetoothを利用した省電力、短距離の無線通信の機能である。どちらの無線通信においても、モバイル端末104を画像形成装置101にかざすことで、交信が可能となる。CPU201がROM202、又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図3、図5、図7のシーケンス図におけるモバイル端末104の処理が実現される。また、CPU201がROM202、又はフラッシュメモリ204に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図4、図6、図8のフローチャートの処理が実現される。
画像形成装置101において、CPU221は、ROM222又はフラッシュメモリ224、HDD229に記憶されたプログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM222は、CPU221が実行可能なプログラム等を記憶している。RAM223は、主としてCPU221の主メモリ、ワークエリア等として機能する。フラッシュメモリ224は、プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。操作パネル226は、各種画面を表示する制御や、タッチ操作等の入力制御を行う。プリンタ227は、プリンタへの画像出力を制御する。スキャナ228は、スキャナからの画像入力を制御する。HDD229は、プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。通信部230は、他の装置と有線LANや無線LAN等を介した通信を実行する。通信部230は、社内AP105に接続されている。短距離無線通信部225は、NFC/BLE等の短距離無線通信を行う。この通信により画像形成装置101とモバイル端末104とで無線にて情報交換が可能となる。CPU221がROM222、又はHDD229に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図3、図5、図7のシーケンス図における画像形成装置101の処理が実現される。
次に、遠隔メンテナンスシステムの処理を、図3のシーケンス図及び図4のフローチャートを用いて説明する。
図3では、左から順に画像形成装置101、社内AP105、モバイル端末104、ユーザ301、中継サーバ103、情報処理装置102となっていて、その間の信号等のやり取りを上から順番に表している。
ここで、画像形成装置101は、社内AP105に既に有線又は無線LANで既に接続されている。
図3では、左から順に画像形成装置101、社内AP105、モバイル端末104、ユーザ301、中継サーバ103、情報処理装置102となっていて、その間の信号等のやり取りを上から順番に表している。
ここで、画像形成装置101は、社内AP105に既に有線又は無線LANで既に接続されている。
図4のフローチャートを用いて、遠隔メンテナンスシステムの情報処理等を説明する。
S401において、CPU201は、接続操作を行われたか否かを判定する。CPU201は、接続操作が行われたと判定した場合(S401においてYES)、S402に進み、接続操作が行われていないと判定した場合(S401においてNO)、S401の処理を繰り返す。
画像形成装置101の傍でかざされると、S402において、CPU201は、NFCやBLEでの通信を行うため画像形成装置101に対してハンドオーバ接続要求を送信する。
S403において、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信したかを判定する。CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信したと判定した場合(S403においてYES)、S404に進む。また、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信していないと判定した場合(S403においてNO)、S403の処理を繰り返す。
S404において、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号で示された、画像形成装置101との接続情報をフラッシュメモリ204等に記憶、保持する。
ここでいう接続情報とは画像形成装置101のIPアドレスと画像形成装置101にアクセスするために必要なアクセスパスワードとを指す。
S401において、CPU201は、接続操作を行われたか否かを判定する。CPU201は、接続操作が行われたと判定した場合(S401においてYES)、S402に進み、接続操作が行われていないと判定した場合(S401においてNO)、S401の処理を繰り返す。
画像形成装置101の傍でかざされると、S402において、CPU201は、NFCやBLEでの通信を行うため画像形成装置101に対してハンドオーバ接続要求を送信する。
S403において、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信したかを判定する。CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信したと判定した場合(S403においてYES)、S404に進む。また、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号を受信していないと判定した場合(S403においてNO)、S403の処理を繰り返す。
S404において、CPU201は、画像形成装置101からのハンドオーバ接続応答信号で示された、画像形成装置101との接続情報をフラッシュメモリ204等に記憶、保持する。
ここでいう接続情報とは画像形成装置101のIPアドレスと画像形成装置101にアクセスするために必要なアクセスパスワードとを指す。
更に、S405において、CPU201は、無線LAN(Wi−Fi)で社内AP105へ接続すべく、社内AP105へWi−Fi接続要求を出す。
S406において、CPU201は、社内AP105からの接続応答を受信したかを判定する。CPU201は、接続応答を受信したと判定した場合(S406においてYES)、S407に進み、接続応答を受信していないと判定した場合(S406においてNO)、S406の処理を繰り返す。接続応答を確認すると、モバイル端末104と社内AP105とのWi−Fi接続が確立される。
既に画像形成装置101と社内AP105とは接続状態になっているため、これら一連の操作で、モバイル端末104と画像形成装置101とがネットワークで接続される。モバイル端末はS404で記憶した画像形成装置101との接続情報を用いて、画像形成装置101にアクセスできることになる。
S406において、CPU201は、社内AP105からの接続応答を受信したかを判定する。CPU201は、接続応答を受信したと判定した場合(S406においてYES)、S407に進み、接続応答を受信していないと判定した場合(S406においてNO)、S406の処理を繰り返す。接続応答を確認すると、モバイル端末104と社内AP105とのWi−Fi接続が確立される。
既に画像形成装置101と社内AP105とは接続状態になっているため、これら一連の操作で、モバイル端末104と画像形成装置101とがネットワークで接続される。モバイル端末はS404で記憶した画像形成装置101との接続情報を用いて、画像形成装置101にアクセスできることになる。
S407において、CPU201は、ユーザ操作に基づいてコールセンターへ電話をかける。ユーザ301は、コールセンターに対して遠隔メンテナンスの依頼を行うと共に、遠隔メンテナンスに必要な中継サーバ103へ接続するための情報(中継サーバのアドレス)を聞く。CPU201は、操作パネル206等を介したユーザ操作に基づいて、中継サーバ103のアドレスを受け取る。
S408において、CPU201は、中継サーバ103のアドレスに基づき、社内AP105、ファイアウォール106、インターネット107を介して中継サーバ103へHTTP POST入室信号を送出する。中継サーバ103へは、モバイル端末104、及び情報処理装置102からそれぞれHTTPで接続される。この中継サーバ103経由で末端である画像形成装置101と情報処理装置102とが接続される。
S409において、CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したかを判定する。CPU201は、200 OK信号を受信したと判定した場合(S409においてYES)、S410に進み、200 OK信号を受信していないと判定した場合(S409においてNO)、S409の処理を繰り返す。中継サーバ103から200 OK信号を受信することで、中継サーバ103との接続が完了する。
この200 OK信号には、受付番号が付与されてくるため、S410において、CPU201は、これを記憶すると共に操作パネル206に表示する。
S408において、CPU201は、中継サーバ103のアドレスに基づき、社内AP105、ファイアウォール106、インターネット107を介して中継サーバ103へHTTP POST入室信号を送出する。中継サーバ103へは、モバイル端末104、及び情報処理装置102からそれぞれHTTPで接続される。この中継サーバ103経由で末端である画像形成装置101と情報処理装置102とが接続される。
S409において、CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したかを判定する。CPU201は、200 OK信号を受信したと判定した場合(S409においてYES)、S410に進み、200 OK信号を受信していないと判定した場合(S409においてNO)、S409の処理を繰り返す。中継サーバ103から200 OK信号を受信することで、中継サーバ103との接続が完了する。
この200 OK信号には、受付番号が付与されてくるため、S410において、CPU201は、これを記憶すると共に操作パネル206に表示する。
S411において、CPU201は、ユーザ操作に基づいてコールセンターへ電話をかける。ユーザ301は、コールセンターへ受付番号を告知する。
これを受けたコールセンターでは、情報処理装置102を中継サーバ103へ接続する。この際にコールセンター側ではS411で告げられた受付番号を用いて接続先(ユーザ先)の端末を特定して接続することができる。
S412において、CPU201は、RUI又はVNCクライアントソフトを起動し、画像形成装置101へ接続する。VNC接続の場合、画像形成装置101側では、VNCサーバソフトを起動している。これにより、モバイル端末104の画面から画像形成装置101の遠隔制御が可能となる。
S413において、CPU201は、VNCサーバソフトを起動する。これにより、VNCクライアントを起動している情報処理装置102からモバイル端末104、画像形成装置101の遠隔制御が可能となる。
これにより、遠隔メンテナンスが開始される。
S414において、CPU201は、遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
これを受けたコールセンターでは、情報処理装置102を中継サーバ103へ接続する。この際にコールセンター側ではS411で告げられた受付番号を用いて接続先(ユーザ先)の端末を特定して接続することができる。
S412において、CPU201は、RUI又はVNCクライアントソフトを起動し、画像形成装置101へ接続する。VNC接続の場合、画像形成装置101側では、VNCサーバソフトを起動している。これにより、モバイル端末104の画面から画像形成装置101の遠隔制御が可能となる。
S413において、CPU201は、VNCサーバソフトを起動する。これにより、VNCクライアントを起動している情報処理装置102からモバイル端末104、画像形成装置101の遠隔制御が可能となる。
これにより、遠隔メンテナンスが開始される。
S414において、CPU201は、遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
上記の接続例では、画像形成装置101の画面をVNCで、一旦、モバイル端末104の画面に表示する。更にこのモバイル端末104の画面を、コールセンターの情報処理装置102の画面に同様にVNCで表示する。このことにより、情報処理装置102から画像形成装置101を遠隔操作するように述べたが、接続方法はこれに限らない。例えば、モバイル端末104は、単純に信号を中継するのみの役割とし、画像形成装置101の画面をVNCで直接、情報処理装置102へ表示してもよい。
このような遠隔メンテナンスシステムにおいて、一度確立された接続(セッション)を、一時的に切断することがある。その後、セッションを再構築したいのだが、そのためには、図4で示したS401からS413までの処理を行わなければならず、非常に煩雑な手順を踏まないとならなかった。
このような遠隔メンテナンスシステムにおいて、一度確立された接続(セッション)を、一時的に切断することがある。その後、セッションを再構築したいのだが、そのためには、図4で示したS401からS413までの処理を行わなければならず、非常に煩雑な手順を踏まないとならなかった。
<実施形態1>
一時的な切断とその後の再接続処理に関して次に説明する。
その場面としては、下記の2つである。
1.設定変更に必要な画像形成装置101の再起動(リブート)による切断
2.コールセンター処理に時間を要するため、一旦コールセンターとの接続を切断し、コールセンターでの準備が整ってから再接続する
上記の1.の場面の再接続手段を、図5、図6を用いて説明する。
図5はシーケンス図である。図6はフローチャートである。
S601において、CPU201は、リモートメンテナンス中に、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作があったか否かに基づき、画像形成装置101のリブートが必要になったかを判定する。CPU201は、リブートが必要になったと判定した場合(S601においてYES)、S602に進み、リブートが必要になっていないと判定した場合(S601においてNO)、S601の処理を繰り返す。CPU201は、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作があった場合、画像形成装置101のリブートが必要になったと判定する。
S602において、CPU201は、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作に基づき、画像形成装置101に対してリブート操作を行う。このリブート操作により、画像形成装置101と社内AP105との接続が切断される。
そのため、画像形成装置101のリブート後に、再度、画像形成装置101とモバイル端末104とを接続するために、モバイル端末104と画像形成装置101との情報交換(図4のS402からS404まで、及び、S412からS413まで)を行う必要がある。
そこで、上記の再接続を自動的に行い、ユーザによる煩雑な手順を簡略化する。
一時的な切断とその後の再接続処理に関して次に説明する。
その場面としては、下記の2つである。
1.設定変更に必要な画像形成装置101の再起動(リブート)による切断
2.コールセンター処理に時間を要するため、一旦コールセンターとの接続を切断し、コールセンターでの準備が整ってから再接続する
上記の1.の場面の再接続手段を、図5、図6を用いて説明する。
図5はシーケンス図である。図6はフローチャートである。
S601において、CPU201は、リモートメンテナンス中に、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作があったか否かに基づき、画像形成装置101のリブートが必要になったかを判定する。CPU201は、リブートが必要になったと判定した場合(S601においてYES)、S602に進み、リブートが必要になっていないと判定した場合(S601においてNO)、S601の処理を繰り返す。CPU201は、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作があった場合、画像形成装置101のリブートが必要になったと判定する。
S602において、CPU201は、ユーザ301又は情報処理装置102からのリブート操作に基づき、画像形成装置101に対してリブート操作を行う。このリブート操作により、画像形成装置101と社内AP105との接続が切断される。
そのため、画像形成装置101のリブート後に、再度、画像形成装置101とモバイル端末104とを接続するために、モバイル端末104と画像形成装置101との情報交換(図4のS402からS404まで、及び、S412からS413まで)を行う必要がある。
そこで、上記の再接続を自動的に行い、ユーザによる煩雑な手順を簡略化する。
ここで図6のフローチャートに戻る。CPU201は、図4のS404で示したように、画像形成装置101との接続情報、即ち画像形成装置101のIPアドレスとアクセスパスワードとを記憶していることが前提になる。
図6のS603において、CPU201は、図4のS404で記憶した情報を基に、RUI又はVNC接続を行うべく、画像形成装置101に、記憶した接続情報を用い定期的にアクセス(ポーリング)を試みる。S603の処理は、フラッシュメモリ204等のメモリに記憶された接続情報に基づいて画像形成装置101をポーリングする制御を行う処理の一例である。
図5にあるように、画像形成装置101がリブート中又はリブート直後では、画像形成装置101と社内AP105との接続が切断される。
但し、画像形成装置101は、リブート後、社内AP105へ再接続してくるため、リブート後、一定時間経つと、画像形成装置101と社内APとは再接続される。この再接続後であれば、図5にあるように、モバイル端末104からのアクセスポーリングで、再度、モバイル端末104と画像形成装置101との接続が確立される。図5の例では、モバイル端末104からの3回目のポーリングで、画像形成装置101との接続が確立している。
図6のS604において、CPU201は、画像形成装置101との接続が確認されたかを判定する。CPU201は、画像形成装置101との接続が確認されたと判定した場合(S604においてYES)、S606に進み、画像形成装置101との接続が確認されないと判定した場合、S605に進む。
S606において、CPU201は、再開された遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
図6のS603において、CPU201は、図4のS404で記憶した情報を基に、RUI又はVNC接続を行うべく、画像形成装置101に、記憶した接続情報を用い定期的にアクセス(ポーリング)を試みる。S603の処理は、フラッシュメモリ204等のメモリに記憶された接続情報に基づいて画像形成装置101をポーリングする制御を行う処理の一例である。
図5にあるように、画像形成装置101がリブート中又はリブート直後では、画像形成装置101と社内AP105との接続が切断される。
但し、画像形成装置101は、リブート後、社内AP105へ再接続してくるため、リブート後、一定時間経つと、画像形成装置101と社内APとは再接続される。この再接続後であれば、図5にあるように、モバイル端末104からのアクセスポーリングで、再度、モバイル端末104と画像形成装置101との接続が確立される。図5の例では、モバイル端末104からの3回目のポーリングで、画像形成装置101との接続が確立している。
図6のS604において、CPU201は、画像形成装置101との接続が確認されたかを判定する。CPU201は、画像形成装置101との接続が確認されたと判定した場合(S604においてYES)、S606に進み、画像形成装置101との接続が確認されないと判定した場合、S605に進む。
S606において、CPU201は、再開された遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
一方、S605において、CPU201は、画像形成装置101に対するポーリング回数が規定値以上かを判定する。CPU201は、画像形成装置101に対するポーリング回数が規定値以上と判定した場合(S605においてYES)、S607に進み、ポーリング回数が規定値以上でないと判定した場合(S605においてNO)、S603に戻る。
S607において、CPU201は、エラー終了を告知し、手動接続を促す。より具体的には、CPU201は、操作パネル206に「自動接続失敗しました。手動での接続を行ってください」等のメッセージを出して、ユーザに手動接続を促す。
S607において、CPU201は、エラー終了を告知し、手動接続を促す。より具体的には、CPU201は、操作パネル206に「自動接続失敗しました。手動での接続を行ってください」等のメッセージを出して、ユーザに手動接続を促す。
以上説明したように、本実施形態では、一旦切断された、画像形成装置101とモバイル端末104の接続を、自動的に復活させる手段を設けたため、ユーザの手動による再接続工数を減少させることができる。
<実施形態2>
上記2.の場合の再接続手段を、図7、図8を用いて説明する。
図7はシーケンス図である。図8はフローチャートである。
図7にあるように、遠隔メンテナンス状態で、コールセンターでの解析に時間を要するため、接続の継続が無駄と判断されたときには、コールセンターからユーザに対して電話でその旨の連絡が来る。
S801において、CPU201は、接続の継続が無駄である旨の連絡を受けたユーザによって所定の操作がなされたかを判定する。CPU201は、所定の操作がなされた場合、セッションクローズ要求の連絡があったと判定し(S801においてYES)、S802に進む。また、CPU201は、所定の操作がなされなかった場合、セッションクローズ要求の連絡がなかったと判定し(S801においてNO)、S801の処理を繰り返す。
S802において、CPU201は、中継サーバ103との接続情報をフラッシュメモリ204等に記憶する。接続情報とは、中継サーバ103のURL(Uniform Resource Locator)と上述した受付番号とである。
S803において、CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信したかを判定する。CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信したと判定した場合(S803においてYES)、S804に進む。一方、CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信していないと判定した場合(S803においてNO)、S803の処理を繰り返す。
S804において、CPU201は、中継サーバ103とのセッションをクローズする。これによりモバイル端末104と中継サーバ103との間のセッションが切断される。
上記2.の場合の再接続手段を、図7、図8を用いて説明する。
図7はシーケンス図である。図8はフローチャートである。
図7にあるように、遠隔メンテナンス状態で、コールセンターでの解析に時間を要するため、接続の継続が無駄と判断されたときには、コールセンターからユーザに対して電話でその旨の連絡が来る。
S801において、CPU201は、接続の継続が無駄である旨の連絡を受けたユーザによって所定の操作がなされたかを判定する。CPU201は、所定の操作がなされた場合、セッションクローズ要求の連絡があったと判定し(S801においてYES)、S802に進む。また、CPU201は、所定の操作がなされなかった場合、セッションクローズ要求の連絡がなかったと判定し(S801においてNO)、S801の処理を繰り返す。
S802において、CPU201は、中継サーバ103との接続情報をフラッシュメモリ204等に記憶する。接続情報とは、中継サーバ103のURL(Uniform Resource Locator)と上述した受付番号とである。
S803において、CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信したかを判定する。CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信したと判定した場合(S803においてYES)、S804に進む。一方、CPU201は、中継サーバ103からセッションクローズ要求を受信していないと判定した場合(S803においてNO)、S803の処理を繰り返す。
S804において、CPU201は、中継サーバ103とのセッションをクローズする。これによりモバイル端末104と中継サーバ103との間のセッションが切断される。
次に、コールセンターは、再接続が必要になると、ユーザに電話で再接続する旨を伝えてくる。ユーザは、S805でこの連絡を受けたと判定すると、モバイル端末104に再接続に係る操作を行う。
S805において、CPU201は、セッション再開要求連絡があったかを判定する。CPU201は、再接続に係る所定の操作がなされた場合、セッション再開要求連絡があったと判定し(S805においてYES)、S806に進む。また、CPU201は、再接続に係る所定の操作がなされなかった場合(S805においてNO)、S805の処理を繰り返す。
S806において、CPU201は、S802で記憶した接続情報を基に、社内AP105、インターネット107を介して、中継サーバ103に対して、HTTP POST入室信号を送信する。S806の処理は、フラッシュメモリ204等のメモリに記憶された接続情報に基づき中継サーバ103と再接続する制御を行う処理の一例である。
S807において、CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したかを判定する。CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したと判定した場合(S807においてYES)、S808に進み、中継サーバ103から200 OK信号を受信していないと判定した場合(S807においてNO)、S807の処理を繰り返す。
S808において、CPU201は、再開された遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
S805において、CPU201は、セッション再開要求連絡があったかを判定する。CPU201は、再接続に係る所定の操作がなされた場合、セッション再開要求連絡があったと判定し(S805においてYES)、S806に進む。また、CPU201は、再接続に係る所定の操作がなされなかった場合(S805においてNO)、S805の処理を繰り返す。
S806において、CPU201は、S802で記憶した接続情報を基に、社内AP105、インターネット107を介して、中継サーバ103に対して、HTTP POST入室信号を送信する。S806の処理は、フラッシュメモリ204等のメモリに記憶された接続情報に基づき中継サーバ103と再接続する制御を行う処理の一例である。
S807において、CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したかを判定する。CPU201は、中継サーバ103から200 OK信号を受信したと判定した場合(S807においてYES)、S808に進み、中継サーバ103から200 OK信号を受信していないと判定した場合(S807においてNO)、S807の処理を繰り返す。
S808において、CPU201は、再開された遠隔メンテナンスに関する処理を実行する。
本実施形態では、CPU201は、中継サーバ103との接続情報の記憶を、クローズ連絡が来たときに行っている。しかし、CPU201は、このタイミングのみでの記憶ではなく、最初にセッションを張ったとき、即ち最初に中継サーバ103へ接続し、200 OK信号で受付番号を取得したタイミングでもよい。
また、本実施形態では、CPU201は、再接続時に中継サーバ103のURLと受付番号とを基に接続する例を説明した。しかし、CPU201は、受付番号が接続時に都度取得されるタイプであった場合には、セッションクローズ前に中継サーバ103へ、次回の接続時に今回の受付番号を使いたい旨、即ち今回の受付番号を予約する手続きを行うことで、再接続時に前回と同じ受付番号を使用することができる。
また、本実施形態では、CPU201は、再接続時に中継サーバ103のURLと受付番号とを基に接続する例を説明した。しかし、CPU201は、受付番号が接続時に都度取得されるタイプであった場合には、セッションクローズ前に中継サーバ103へ、次回の接続時に今回の受付番号を使いたい旨、即ち今回の受付番号を予約する手続きを行うことで、再接続時に前回と同じ受付番号を使用することができる。
以上説明したように、実施形態2では、中継サーバ103側の情報をセッションクローズ前にモバイル端末104に記憶、保持させ、再接続時には、この記憶した情報を基に、モバイル端末104が中継サーバ103に再接続する。このことで、再接続の手間を減少させることができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、再接続に係る手間を減少させることができる。
104 モバイル端末
201 CPU
201 CPU
Claims (6)
- 画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末とを含み、前記画像形成装置と前記情報処理装置とは、前記携帯端末を介して接続された遠隔メンテナンスシステムであって、
前記携帯端末は、
前記画像形成装置の接続情報をメモリに記憶する記憶手段と、
前記画像形成装置が再起動されると、前記メモリに記憶された前記接続情報に基づいて前記画像形成装置をポーリングする制御手段と、
を有する遠隔メンテナンスシステム。 - 前記接続情報は、前記画像形成装置のIPアドレスとアクセスパスワードとである請求項1記載の遠隔メンテナンスシステム。
- 画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末と中継サーバとを含み、前記画像形成装置と前記情報処理装置とは、前記携帯端末、及び前記中継サーバを介して接続された遠隔メンテナンスシステムであって、
前記携帯端末は、
前記中継サーバの接続情報をメモリに記憶する記憶手段と、
前記メモリに記憶された前記接続情報に基づき前記中継サーバと再接続する制御手段と、
を有する遠隔メンテナンスシステム。 - 前記接続情報は、前記中継サーバのURL(Uniform Resource Locator)と受付番号とである請求項3記載の遠隔メンテナンスシステム。
- 画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末とを含み、前記画像形成装置と前記情報処理装置とは、前記携帯端末を介して接続された遠隔メンテナンスシステムの情報処理方法であって、
前記携帯端末が、前記画像形成装置の接続情報をメモリに記憶する記憶工程と、
前記携帯端末が、前記画像形成装置が再起動されると、前記メモリに記憶された前記接続情報に基づいて前記画像形成装置をポーリングする制御工程と、
を含む情報処理方法。 - 画像形成装置とコールセンターの情報処理装置と携帯端末と中継サーバとを含み、前記画像形成装置と前記情報処理装置とは、前記携帯端末、及び前記中継サーバを介して接続された遠隔メンテナンスシステムの情報処理方法であって、
前記携帯端末が、前記中継サーバの接続情報をメモリに記憶する記憶工程と、
前記携帯端末が、前記メモリに記憶された前記接続情報に基づき前記中継サーバと再接続する制御工程と、
を含む情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018094779A JP2019201327A (ja) | 2018-05-16 | 2018-05-16 | 遠隔メンテナンスシステム及び情報処理方法 |
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JP2018094779A Pending JP2019201327A (ja) | 2018-05-16 | 2018-05-16 | 遠隔メンテナンスシステム及び情報処理方法 |
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