JP2019201266A - 自動追尾録画システムおよび録画制御装置 - Google Patents

自動追尾録画システムおよび録画制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度に対象を追尾して撮像することができる自動追尾録画システムを提供する。【解決手段】この自動追尾録画システム1は、物体を三次元で検出するとともに追尾対象を特定して追尾し、追尾対象の位置情報を生成して出力する第1のカメラ10と、追尾対象の位置情報に基づき撮像制御情報を生成して出力する録画制御装置と、撮像制御情報に基づいて撮像部の駆動機構を制御して撮像画像を生成し、撮像画像を録画制御装置に出力する第2のカメラ20とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は自動追尾録画システムおよび録画制御装置に関する。
近年、授業を撮像してリアルタイムで動画を配信する動画配信システムや、授業を撮像して録画しておき、受講者からの視聴要求に応じて録画された動画を配信する動画配信システムが普及しつつある。そのような動画配信システムには、パン、チルト、ズームを自動的に調節し、教師、生徒等の撮像対象を自動追尾して撮像するPTZカメラが用いられている。パンとは、カメラの向きを左右方向に変更する機能である。チルトとは、カメラの向きを上下方向に変更する機能である。ズームとは、画角を望遠または広角に変更する機能である。
特許文献1には、PTZカメラを用いた移動体撮像装置が開示されている。特許文献1に開示された移動体撮像装置は、侵入者を検知すると、検知した侵入者を撮像画面の中心近くで捉えるようにPTZカメラのパン、チルト、ズームを調節するものである。
特開2011−77617号公報
特許文献1に開示された移動体撮像装置は、侵入者を追尾して撮像するものであるが、差分画像と侵入者の動き(移動方向および速度)とに基づき侵入者の位置を予測し、予測値に基づいてパン、チルトの調節をするものである。このように予測値に基づくものであるため、追尾対象の追尾に失敗した場合には、追尾対象を捉えて撮像することができないという課題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、高精度に対象を追尾して撮像することができる自動追尾録画システムおよび録画制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の自動追尾録画システムは、
物体を三次元で検出するとともに追尾対象を特定して追尾し、前記追尾対象の位置情報を生成して出力する第1のカメラと、
前記追尾対象の前記位置情報に基づき撮像制御情報を生成して出力する録画制御装置と、
前記撮像制御情報に基づいて撮像部の駆動機構を制御して撮像画像を生成し、前記撮像画像を前記録画制御装置に出力する第2のカメラと
を備えることを特徴とする。
また、本発明の録画制御装置は、
第1のカメラおよび第2のカメラと通信可能に接続された録画制御装置であって、
物体を三次元で検出するとともに追尾対象を特定して追尾し、前記追尾対象の位置情報を生成して出力する前記第1のカメラから前記位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に基づき、前記第2のカメラにおける撮像部の駆動機構を制御するための撮像制御情報を生成し、前記第2のカメラに出力する撮像制御情報生成部と、
前記撮像制御情報に基づいて前記第2のカメラの前記撮像部が生成した撮像画像を取得する撮像画像取得部と
を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、物体を三次元で検出可能な第1のカメラが、高精度な追尾対象の位置情報を生成するとともに、録画制御装置が当該位置情報に基づいて、第2のカメラの駆動機構を制御するための撮像制御情報を生成して第2のカメラに出力する。このため、第2のカメラは、当該撮像制御情報に基づいて駆動機構を制御し、高精度に対象を追尾して撮像することができる。これにより、高精度に追尾対象を捉えた撮像画像を得ることができる。
また、本発明の前記構成において、前記第1のカメラは、前記追尾対象の行動情報を生成して出力し、
前記録画制御装置は、前記追尾対象の前記位置情報および前記行動情報に基づいて前記撮像制御情報を生成することが好ましい。
このような構成によれば、追尾対象の行動に合わせた撮像制御情報が生成される。このため、第2のカメラは、追尾対象の行動に合わせて駆動機構を制御し、追尾対象を撮像することができる。これにより、追尾対象の行動に合わせて調節して撮像された撮像画像を得ることができる。
また、本発明の前記構成において、
前記第1のカメラは、撮像空間内における物体までの三次元距離を測定可能なカメラであり、
前記第2のカメラは、少なくとも、パン、チルト、およびズームを調節するための前記駆動機構を備えたカメラであることが好ましい。
このような構成によれば、高精度に追尾対象を捉えた撮像画像を得ることができる。
本発明によれば、高精度に対象を追尾して撮像することができる自動追尾録画システムおよび録画制御装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動追尾録画システムの構成例を示す全体図である。 同、第1のカメラの構成例を示す図であり、(a)はブロック図、(b)はハードウェア構成例を示す図である。 同、第2のカメラの構成例を示す図であり、(a)はブロック図、(b)はハードウェア構成例を示す図である。 同、録画制御装置の構成例を示す図であり、(a)はブロック図、(b)はハードウェア構成例を示す図、(c)は制御部のブロック図である。 同、設置例を示す図であり、(a)は上面から見た図、(b)は側面から見た図である。 同、動作例を示すフローチャートである。 同、自動追尾録画処理の例を示すフローチャートである。 同、座標変換の例を示す図である。 同、自動追尾録画処理の別の例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る自動追尾録画システムで生成される行動情報の例を示す図である。 同、自動追尾録画処理の例を示すフローチャートである。 同、行動状態および撮像制御情報の具体例を示す図である。 同、撮像制御情報の生成について説明するためのフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る自動追尾録画システム1の構成例を示す全体図である。以下、自動追尾録画システム1が人物を自動追尾する場合を例に説明するが、追尾対象は人物に限定されるものではなく、移動体等であってもよい。
自動追尾録画システム1は、第1のカメラ10、第2のカメラ20、および録画制御装置30を備えている。第1のカメラ10および第2のカメラ20は、ネットワーク50を介して録画制御装置30と通信可能に接続されている。ネットワーク50は、インターネット、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、若しくはこれらの結合により実現されている。第1のカメラ10は後述する通信部13を備えている。第2のカメラ20は後述する通信部24を備えている。録画制御装置30は後述する通信部34を備えている。以下、自動追尾録画システム1における情報の送受信は、通信部13、通信部24、および通信部34を介して行われるものとする。
図2(a)は、第1のカメラ10の構成例を示すブロック図である。
第1のカメラ10は、情報取得部11、情報制御部12および通信部13を備えている。情報取得部11は、光源部11a、受光部11b、駆動回路11c、および信号処理回路11dを備えている。
第1のカメラ10は、撮像空間内の物体(物体の表面)までの三次元距離を測定することが可能なカメラであり、例えば、ステレオカメラ、3Dセンサカメラである。
ステレオカメラは、画像の視差データを生成し、カメラから対象物体までの距離を測定し、対象物体を三次元で検出することができるカメラである。ステレオカメラは、対象物体(三次元物体)の位置、大きさ、凹凸情報等を検出することができる。また、ステレオカメラは、2次元画像を生成することもできる。
3Dセンサカメラとは、例えば、三次元距離画像センサが搭載されたカメラである。3Dセンサカメラは、TOF(Time
Of Flight)方式により、撮像空間内の対象物体までの三次元距離情報(奥行き、高さ、形状、位置関係等)を測定し、対象物体を三次元で検出することができるカメラである。
また、第1のカメラ10は、検出した同一の物体(人物等)を追跡する追尾機能を備えている。
以下、第1のカメラ10として3Dセンサカメラを使用し、三次元距離情報を測定する場合(位相差法)について説明する。光源部11aは、例えば、少なくとも1つの光源素子を備えている。光源素子は、例えば、赤外線LEDである。駆動回路11cは、録画制御装置30から取得した要求に基づいて、投光信号を光源部11aに出力する。光源部11aは、駆動回路11cから投光信号を取得すると、例えば、赤外線パルス光である測距波を放射する。
受光部11bは、例えば、二次元アレイ状に配列された複数の受光素子である。受光素子は、例えば、CMOS、CCDである。受光部11bの各受光素子には、光源部11aから出射された光であって、物体に当たって反射した当該光(すなわち反射光)が入射するようになっている。受光部11bの各受光素子は、光電変換を行い、自素子への入射光の強度等を示す受光信号を、信号処理回路11dに出力する。
信号処理回路11dは、駆動回路11cから投光信号を取得するとともに、受光部11bから受光信号を取得する。信号処理回路11dは、複数の受光素子毎に、投光信号と受光信号との間の位相差φを求めて、求めた位相差φに基づき、光源部11aから各反射箇所(人物)までの空間距離を求める。信号処理回路11dは、受光素子毎に求めた空間距離の集まりを距離画像情報として所定のフレームレートで情報制御部12に出力する。距離画像情報は、上記空間距離を画素値として有している。
情報制御部12は、信号処理回路11dから取得した距離画像情報を解析し、追尾対象(人物)を検出する。第1のカメラ10のメモリには、物体種別ごとの特徴を示す情報(特徴情報)が記憶されている。特徴情報は、録画制御装置30から取得するものであってもよい。情報制御部12は、検出した人物に対して順にIDを付与するとともに、IDが付与された人を追尾する。情報制御部12は、所定の条件に該当するIDを追尾対象IDと特定し、追尾対象IDが付与されている人物の位置情報を生成する。情報制御部12は、生成した位置情報を、録画制御装置30に送信する。
図2(b)は、第1のカメラ10のハードウェア構成例示す図である。
CPU201は、バスを介して第1のカメラ10における動作を統括的に制御する。ROM202は、CPU201が処理を実行するために必要な制御プログラム等を記憶する不揮発性メモリである。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。すなわち、CPU201は、処理の実行に際してROM202から必要なプログラム等をRAM203にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。入力部204は、操作の入力を受け付けるボタン等である。通信部205は、図2(a)の通信部13に対応する。光源部206は、図2(a)の光源部11aに対応する。受光部207は、図2(a)の受光部11bに対応する。駆動回路208は、図2(a)の駆動回路11cに対応する。信号処理回路209は、図2(a)の信号処理回路11dに対応する。
図2(a)で示した第1のカメラ10の各要素の一部または全部の機能は、CPU201がプログラムを実行することにより実現される。ただし、図2(a)で示した第1のカメラ10の各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作するようにしてもよい。その場合、専用のハードウェアはCPU201の制御に基づいて動作する。
図3(a)は、第2のカメラ20の構成例を示すブロック図である。
第2のカメラ20は、撮像部21、撮像制御部22、符号化部23および通信部24等を備えている。第2のカメラ20は、例えば、PTZ(Pan Tilt Zoom)カメラである。PTZカメラとは、少なくとも、パン、チルト、およびズームを調節することができるカメラである。以下、PTZカメラを用いる場合について説明するが、同様の視野制御が可能なものであれば、任意のカメラを用いることができる。
撮像部21は、レンズ、撮像素子、および駆動機構等を備えている。撮像素子には、CMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charge Coupled Device)等がある。駆動機構には、パン駆動機構、チルト駆動機構、およびズーム駆動機構等がある。パン駆動機構は、撮像部21の向き(撮像領域)を水平方向(左右方向)に変化させる機構である。チルト駆動機構は、撮像部21の向き(撮像領域)を垂直方向(上下方向)に変化させる機構である。ズーム駆動機構は、撮像部21の撮像領域をズーム方向に変更可能であり、撮像部21の画角を望遠又は広角に変化させる機構である。ズームには、光学ズーム、デジタルズーム等がある。撮像部21は、撮像画像を生成し、生成した撮像画像を符号化部23に出力する。
撮像制御部22は、録画制御装置30から取得した情報に基づいて撮像部21の撮像を制御する。符号化部23は、撮像部21から取得した撮像画像を圧縮符号化して画像データを生成し、生成した画像データを録画制御装置30に出力する。
図3(b)は、第2のカメラ20のハードウェア構成例を示す図である。
CPU301は、バスを介して第2のカメラ20における動作を統括的に制御する。ROM302は、CPU301が処理を実行するために必要な制御プログラム等を記憶する不揮発性メモリである。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。すなわち、CPU301は、処理の実行に際してROM302から必要なプログラム等をRAM303にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。撮像部304は、図3(a)の撮像部21に対応する。入力部305は、操作の入力を受け付けるボタン等である。通信部306は、図3(a)の通信部24に対応する。
図3(a)で示した第2のカメラ20の各要素の一部または全部の機能は、CPU301がプログラムを実行することにより実現される。ただし、図3(a)で示した第2のカメラ20の各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作するようにしてもよい。その場合、専用のハードウェアは、CPU301の制御に基づいて動作する。
図4(a)は、録画制御装置30の構成例を示すブロック図である。
録画制御装置30は、制御部31、記憶部32、入力部33、および通信部34等を備えている。制御部31は、自動追尾録画処理の制御等を行う。入力部33は、ユーザによる操作入力を受け付ける部位である。入力部33は、例えば、タッチパネル、ハードウェアキーである。入力部33は、操作の入力を受け付けると、要求(信号)を制御部31に出力する。当該要求には、例えば、録画要求がある。図1では、入力部33が録画制御装置30と一体である場合を示したが、入力部33は録画制御装置30と別体のものであってもよい。
記憶部32は、情報の記憶が可能な部位である。記憶部32は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。記憶部32には、録画制御装置30が取得した撮像画像等が記憶されるようになっている。図1では、記憶部32が録画制御装置30に内蔵されている場合を示したが、記憶部32は録画制御装置30に外付けされるものであってもよい。
図4(b)は、録画制御装置30のハードウェア構成例を示す図である。
CPU401は、バスを介して録画制御装置30における動作を統括的に制御する。ROM402は、CPU401が処理を実行するために必要な制御プログラム等を記憶する不揮発性メモリである。RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。すなわち、CPU401は、処理の実行に際してROM402から必要なプログラム等をRAM403にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。ROM402またはRAM403は、図4(a)の記憶部32に対応する。入力部404は、図4(a)の入力部33に対応する。通信部405は、図4(a)の通信部34に対応する。
図4(a)で示した録画制御装置30の各要素の一部または全部の機能は、CPU401がプログラムを実行することにより実現される。ただし、図4(a)で示した録画制御装置30の各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウェアとして動作するようにしてもよい。その場合、専用のハードウェアは、CPU401の制御に基づいて動作する。
図4(c)は、制御部31の構成例を示すブロック図である。制御部31は、位置情報取得部31a、位置情報補正部31b、撮像制御情報生成部31c、および撮像画像取得部31d等を備えている。
図5(a)および図5(b)は、第1実施形態に係る自動追尾録画システム1を教室Aに設置した場合の一例を示す図である。図5(a)は教室Aを上面から見た図である。図5(b)は教室Aを側面から見た図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、教室Aの周囲を囲む4つの側壁のうちの1つの側壁Bの近傍に、上面から見て略矩形状の教壇2が配置されている。教壇2は、床面に対して一段高くなるように形成された台状の部位である。教壇2は、長手方向における一方の側面が側壁Bに当接するように配置されている。
教壇2の上面には教卓3が、側壁Bから所定の距離だけ離れた位置に配置されている。なお、教壇2を用いずに教卓3を直接床面に配置してもよい。教卓3は、授業を行う際に教師等が使用する。また、教室A内には、教卓3と向かい合うようにして、複数の座席4が並べて配置されている。座席4には、生徒等が着席する。
以下、自動追尾録画システム1が教室Aに設置され、教師と生徒が教室Aを利用する場合について説明するが、教室Aはホール、体育館、演芸場等の施設であってもよい。その場合、講演者や観客等が当該施設を利用することとなる。
また、以下では、教室Aの教壇2側、すなわち座席4に着席した生徒から見た前方側を「前」とし、同後方側を「後」、同右側を「右」、同左側を「左」とする。また、教室Aの天井側を「上」、床面側を「下」とする。
図5(a)および図5(b)では、第1のカメラ10および第2のカメラ20を2箇所ずつ教室Aに設置する例を示す。ただし、第1のカメラ10および第2のカメラ20の設置台数はこれに限定されるものではなく、施設の広さ等に応じて適宜決定すればよい。
一方の第1のカメラ10(第1のカメラ10A)および一方の第2のカメラ20(第2のカメラ20A)は、教室Aの前後方向略中央部の天井に、カメラのレンズが教室の前方側を向くようにして配置されている。第1のカメラ10Aおよび第2のカメラ20Aは、主に教室の前方側のエリア(教師側)を撮像するようになっている。他方の第1のカメラ10(第1のカメラ10B)および他方の第2のカメラ20(第2のカメラ20B)は、教室Aの前方側の天井に、カメラのレンズが教室Aの後方側を向くようにして設置されている。第1のカメラ10Bおよび第2のカメラ20Bは、主に教室の後方側のエリア(生徒側)を撮像するようになっている。また、録画制御装置30は、教室Aの前方における教壇2の付近に設置されている。
また、図4(a)で示したように、録画制御装置30が出力した撮像画像が表示される表示部40をさらに備えてもよい。表示部40は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部40を教室Aとは別室に設置した場合、当該別室で教室A内の様子を監視することができる。また、記憶部32に記憶されている撮像画像が、表示部40に表示されるようにしてもよい。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、自動追尾録画システム1の動作例について説明する。
録画制御装置30は、入力部33を介して録画要求を取得すると、システムを起動する(ステップST1)。
次に、録画制御装置30は、第1のカメラ10による検出を開始する(ステップST2)。具体的には、第1のカメラ10の駆動回路11cは、録画制御装置30から検出要求を取得すると、投光信号を光源部11aおよび信号処理回路11dに出力する。受光部11bは、各受光素子に対する入射光の強度等を示す受光信号を、信号処理回路11dに出力する。信号処理回路11dは、駆動回路11cから取得した投光信号と、信号処理回路11dから取得した受光信号とに基づき、空間距離を算出して距離画像情報を生成し、生成した距離画像情報を情報制御部12に出力する。
次に、録画制御装置30は、自動追尾録画処理を開始する(ステップST3)。自動追尾録画処理の詳細については後述する。
次に、録画制御装置30は、自動録画処理が終了すると、システムをシャットダウンする(ステップST4)。
次に、図7に示すフローチャートを用いて、自動追尾録画処理の詳細について説明する。図7では、自動追尾録画の対象を教室Aで授業を行う教師とする。
録画制御装置30の制御部31は、録画要求を取得しているか否か判定する(ステップST21)。制御部31は、入力部33を介して録画要求を取得した後は、録画停止要求を取得するまでの間、録画要求を取得していると判定する。
制御部31は、録画要求を取得していると判定した場合(ステップST21:YES)、ステップST22の処理に進む。
一方、制御部31は、録画要求を取得していない、すなわち録画停止要求を取得したと判定した場合(ステップST21:NO)、自動追尾録画処理を終了し、図6に戻る。
情報制御部12は、信号処理回路11dから取得した距離画像情報を解析して追尾対象(人物)を検出し、検出した人物に対して順にIDを付与するとともに、IDが付与された人物を追尾する(ステップST22)。次に、情報制御部12は、後述するエリアC内に最初に入ったIDがエリアC内に存在するか否か判定する(ステップST23)。
ステップST23において、情報制御部12は、エリアC内に最初に入ったIDがエリアC内に存在すると判定した場合(ステップST23:YES)、当該IDを追尾対象ID(教師ID)と特定し、追尾対象IDが付与されている人物の位置情報を生成して、生成した位置情報を録画制御装置30に送信する(ステップST24)。位置情報は、例えば、座標情報で表現される。エリアCの情報は、第1のカメラ10のメモリに記憶されているものであっても、録画制御装置30から取得するものであってもよい。
一方、ステップST23において、情報制御部12は、エリアC内に最初に入ったIDがエリアC内に存在しないと判定した場合(ステップST23:NO)、ステップST21の処理に戻る。このとき情報制御部12は、次にエリアC内に入ったIDを追尾対象ID(教師ID)とする。
ここで、図5(a)および図5(b)を用いて、エリアCの一例について説明する。
エリアCは、教室Aの前方側に設けられている。エリアCの前後方向幅および左右方向幅は、教室Aを上面から見た場合において、教壇2が占める幅より、やや広い幅となるように設定されている。また、エリアCの上下方向幅は、教室Aを側面から見た場合において、教壇2の上に立つ人物(教師)の上半身が含まれる幅となるように設定されている。エリアCの情報は、ユーザが任意に設定することができる。
次に、録画制御装置30の制御部31は、第1のカメラ10から取得した位置情報を補正するとともに補正した位置情報(補正後位置情報)に基づいて、第2のカメラ20に設定する撮像制御情報を生成し、補正後位置情報および撮像制御情報を第2のカメラ20に送信する(ステップST25)。
制御部31の位置情報取得部31aが、位置情報を取得し、位置情報補正部31bが、第1のカメラ10から取得した追尾対象の位置情報が、第2のカメラ20の設置位置から見た場合における追尾対象の位置情報となるように位置情報を補正する。記憶部32には、第1のカメラ10の設置位置の位置座標情報と、第2のカメラ20の設置位置の位置座標情報とが記憶されている。当該記憶は、手動であっても自動であってもよい。位置情報補正部31bは、記憶部32に記憶されている位置座標情報を用いて任意の座標変換等を行い、位置情報を補正する。図8は、座標変換の一例を示す図であり、3DXY座標をPTZ極座標(r,θ)に変換した例を示している。
また、制御部31の撮像制御情報生成部31cが生成する撮像制御情報には、視野制御情報が含まれている。視野制御情報には、第2のカメラ20における撮像部21のパン、チルト、ズームを決定するための情報が含まれている。撮像制御情報生成部31cは、追尾対象が画角に入るように撮像制御情報を生成する。
次に、第2のカメラ20の撮像制御部22は、録画制御装置30から取得した補正後位置情報および撮像制御情報に基づき、撮像部21の駆動機構を制御しながら撮像を開始し、生成した撮像画像を録画制御装置30に送信する(ステップST26)。
次に、録画制御装置30の制御部31(撮像画像取得部31d)は、第2のカメラ20から取得した撮像画像を記憶部32に記憶する(ステップST27)。なお、上記では、第2のカメラ20から取得した撮像画像が記憶部32に記憶される例を示したが、当該撮像画像は任意の端末に生配信されるものであってもよい。録画とは、撮像画像の記憶のみではなく、撮像画像の生配信をも含む概念である。
また、上記では、エリアC内にいる教師を撮像する例について説明した。ただし、これに限定されるものではなく、例えば、教師がエリアCから出て教室Aの後方に移動した場合、第1のカメラ10Aが特定した追尾対象ID(教師ID)の情報が、第1のカメラ10Bに送信され、第1のカメラ10Bが、教師IDが付与された人物の位置情報を生成し、第2のカメラ20Bが当該教師を追尾して撮像するようにしてもよい。また、第1のカメラ10Aおよび第2のカメラ20Aを教室A後方の天井に設置して、教師がエリアCから出た場合、第1のカメラ10Aが、教師IDが付与された人物の位置情報を生成し、第2のカメラ20Aが当該教師を追尾して撮像するようにしてもよい。
次に、図9に示すフローチャートを用いて、自動追尾録画処理の別の例について説明する。図9では、自動追尾録画の対象を教室Aで授業を行う教師とする。
録画制御装置30の制御部31は、録画要求を取得しているか否か判定する(ステップST41)。録画制御装置30の制御部31は、録画要求を取得していると判定した場合(ステップST41:YES)、ステップST42の処理に進む。
一方、制御部31は、録画要求を取得していない、すなわち録画停止要求を取得したと判定した場合(ステップST41:NO)、自動追尾録画処理を終了し、図6に戻る。
情報制御部12は、信号処理回路11dから取得した距離画像情報を解析して追尾対象(人物)を検出し、検出した人物に対して順にIDを付与するとともに、IDが付与された人物を追尾する(ステップST42)。
次に、情報制御部12は、IDが付与された人物の顔認識を行い、予め記憶されている追尾対象(教師)の顔情報と一致する顔情報を持つIDが存在するか否か判定する(ステップST43)。
情報制御部12は、距離画像情報を解析してIDが付与された人物の顔情報を抽出し、当該顔情報と、予め記憶されている教師の顔情報とを比較することで顔認識を行う。教師の顔情報は、第1のカメラ10のメモリに記憶されているものであっても、録画制御装置30から取得するものであってもよい。
ステップST43において、情報制御部12は、予め記憶されている顔情報と一致する顔情報を持つIDが存在すると判定した場合(ステップST43:YES)、当該IDを追尾対象ID(教師ID)と特定し、追尾対象IDが付与されている人物の位置情報を生成して、生成した位置情報を録画制御装置30に送信する(ステップST44)。
一方、ステップST43において、情報制御部12は、予め記憶されている顔情報と一致する顔情報を持つIDが存在しないと判定した場合(ステップST43:NO)、
ステップST41の処理に戻る。
ステップST45からステップST47は、図7で示したステップST25〜ステップST27と同一であるため、説明を省略する。また、図7および図9では、自動追尾録画の対象を教師とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、特定の生徒を自動追尾録画の対象としてもよい。
以上のように、第1実施形態に係る自動追尾録画システム1によれば、物体を三次元で検出可能な第1のカメラ10が、高精度な追尾対象の位置情報を生成するとともに、録画制御装置30が当該位置情報に基づき、第2のカメラ20の駆動機構を制御するための撮像制御情報を生成し第2のカメラ20に出力する。このため、第2のカメラ20は、当該撮像制御情報に基づいて駆動機構を制御し、高精度に対象を追尾して撮像することができる。これにより、高精度に追尾対象を捉えた撮像画像を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1のカメラ10の情報制御部12がさらに追尾対象の行動情報を生成する場合について説明する。以下、第1実施形態に係る自動追尾録画システム1の構成要素と同一または相当する部分には、第1実施形態で用いた符号と同一の符号を付し、重複する説明を省略または簡略化する。
まず、図10を用いて、情報制御部12が生成する追尾対象の行動情報の例について説明する。図10は、追尾対象が生徒である場合を示している。行動情報には、着席情報、挙手情報、起立情報等がある。着席情報とは、生徒が着席している状態を示す情報である。挙手情報とは、着席している生徒が挙手をしている状態を示す情報である。起立情報とは、生徒が起立している状態を示す情報である。
次に、図11に示すフローチャートを用いて、第2実施形態に係る自動追尾録画処理の一例を説明する。以下、自動追尾録画の対象を生徒とする場合について説明する。
録画制御装置30の制御部31は、録画要求を取得しているか否か判定する(ステップST61)。制御部31は、録画要求を取得していると判定した場合(ステップST61:YES)、ステップST62の処理に進む。
一方、制御部31は、録画要求を取得していない、すなわち録画停止要求を取得したと判定した場合(ステップST61:NO)、自動追尾録画処理を終了し、図6に戻る。
情報制御部12は、信号処理回路11dから取得した距離画像情報を解析して追尾対象(生徒)を特定し、追尾対象の位置座標および行動情報を生成して、生成した位置座標および行動情報を録画制御装置30に送信する(ステップST62)。
次に、録画制御装置30の制御部31は、第1のカメラ10から取得した位置情報を補正するとともに補正後位置情報と、行動情報とに基づき、第2のカメラ20に設定する撮像制御情報を生成し、補正後位置情報および撮像制御情報を第2のカメラ20に送信する(ステップST63)。
ここで、図12を用いてステップST63で制御部31が行う撮像制御情報の生成について詳細に説明する。第2実施形態の制御部31は、行動状態判定部(不図示)をさらに備え、行動状態判定部は、第1のカメラ10から取得した行動情報に基づいて行動状態を判定し、行動状態を撮像制御情報生成部31cに出力する。
図12は、行動状態および撮像制御情報の具体例を示す図である。行動状態には、例えば、行動状態aから行動状態dがある。
(1)行動状態a
制御部31は、行動情報に挙手情報および起立情報が含まれていない場合、すなわちすべて着席情報である場合に、行動状態aであると判定する。行動状態aは、生徒全員が着席しており、挙手をしている生徒および起立している生徒がいない状態である。
(2)行動状態b
制御部31は、行動情報に少なくとも1つの挙手情報が含まれ、かつ起立情報が含まれていない場合に、行動状態bであると判定する。行動状態bは、生徒の中に挙手をしている生徒が少なくとも1人いて、起立している生徒がいない状態である。
(3)行動情報c
制御部31は、行動情報に少なくとも1つの起立情報が含まれ、かつ挙手情報が含まれていない場合に、行動状態cであると判定する。行動状態cは、生徒の中に起立している生徒が少なくとも1人いて、挙手している生徒がいない状態である。
(4)行動状態d
制御部31は、行動情報に少なくとも1つの挙手情報が含まれ、かつ少なくとも1つの起立情報が含まれている場合に、行動状態dであると判定する。行動状態dは、生徒の中に挙手をしている生徒が少なくとも1人いて、かつ起立している生徒が少なくとも1人いる状態である。
図13は、制御部31による撮像制御情報の生成について説明するためのフローチャートである。
まず、制御部31は、挙手情報を取得しているか否か判定する(ステップST101)。ステップST101において、制御部31は、挙手情報を取得していると判定した場合(ステップST101:YES)、制御部31は、起立情報を取得しているか否か判定する(ステップST102)。
ステップST102において、制御部31は、起立情報を取得していると判定した場合(ステップST102:YES)、行動状態dであると判定する(ステップST103)。次に、制御部31は、取得した位置情報に基づいて、挙手をしている生徒および起立している生徒の双方が画角に入るように、パン、チルトの向き、およびズームの倍率を決定した撮像制御情報d(図12に示す)を生成する(ステップST104)。
一方、ステップST102において、制御部31は、起立情報を取得していないと判定した場合(ステップST102:NO)、行動状態bであると判定する(ステップST105)。次に、制御部31は、取得した位置情報に基づいて、挙手をしている生徒が画角に入るように、パン、チルトの向き、およびズームの倍率を決定した撮像制御情報b(図12に示す)を生成する(ステップST106)。この場合、挙手をしている生徒が1人である場合、当該生徒が画角に入るように撮像制御され、挙手をしている生徒が複数いる場合、当該複数の生徒が画角に入るように撮像制御されることとなる。ただし、挙手をしている生徒が複数いる場合であっても、特定の1人の生徒のみが画角に入るように撮像制御情報を生成してもよい。
ステップST101において、制御部31は、挙手情報を取得していないと判定した場合(ステップST101:NO)、制御部31は、起立情報を取得しているか判定する(ステップST107)。
ステップST107において、制御部31は、起立情報を取得していると判定した場合(ステップST107:YES)、行動状態cであると判定する(ステップST108)。次に、制御部31は、取得した位置情報に基づいて、起立している生徒が画角に入るように、パン、チルトの向き、およびズームの倍率を決定した撮像制御情報c(図12に示す)を生成する(ステップST109)。この場合、起立している生徒が1人である場合、当該生徒が画角に入るように撮像制御され、起立している生徒が複数いる場合、当該複数の生徒が画角に入るように撮像制御されることとなる。ただし、起立している生徒が複数いる場合であっても、特定の1人の生徒のみが画角に入るように撮像制御情報を生成してもよい。
一方、ステップST107において、制御部31は、起立情報を取得していないと判定した場合(ステップST107:NO)、行動状態aであると判定する(ステップST110)。次に、制御部31は、取得した位置情報に基づいて、生徒全員が画角に入るように、パン、チルトの向き、およびズーム倍率を決定した撮像制御情報a(図12に示す)を生成する(ステップST111)。
図11に戻り説明を続ける。
第2のカメラ20の撮像制御部22は、録画制御装置30から取得した補正後位置情報および撮像制御情報に基づき、撮像部21の駆動機構を制御しながら撮像を開始し、生成した撮像画像を録画制御装置30に送信する(ステップST64)。
次に、録画制御装置30の制御部31(撮像画像取得部31d)は、第2のカメラ20から取得した撮像画像を記憶部32に記憶する(ステップST65)。
上記では、制御部31が生徒の行動情報を生成し、当該行動情報が録画制御装置30に出力される場合について説明した。
制御部31が生徒の顔認識を行い、在席生徒情報を生成するようにしてもよい。この場合、当該在席生徒情報が録画制御装置30に出力される。録画制御装置30の制御部31は、当該在席生徒情報と予め記憶している名簿情報とを比較して、生徒の出欠情報の生成、管理を行う。これにより、自動で出欠管理をすることができる。
また、制御部31が教室A内にいる人物の顔認識を行い、予め記憶している人物以外の顔情報が検出された場合、部外者情報を生成するようにしてもよい。この場合、当該部外者情報が録画制御装置30に出力される。録画制御装置30の制御部31は、当該部外者情報を取得した場合、不図示の音声出力部を介して警告音を発する等の制御を行う。これにより、授業の不正受講等を防ぐことができる。
第1のカメラ10の情報制御部12が生徒の顔から、視線の向き、顔の向き、表情等を検出した顔情報を生成するようにしてもよい。この場合、当該顔情報が録画制御装置30に出力される。録画制御装置30の制御部31は、当該顔情報に基づき、生徒の授業態度を評価するための評価情報を生成、管理する。これにより、生徒の授業態度を自動で評価することができる。また、制御部31は、当該顔情報に基づき、生徒の反応を統計的に集計し、教師の授業内容を評価するための評価情報を生成、管理する。これにより、教師の授業内容を自動で評価することができる。
第1のカメラ10の情報制御部12が、生徒が挙手をしたことを示す挙手情報、生徒が発言したことを示す発言情報を生成するようにしてもよい。この場合、挙手情報および発言情報が録画制御装置30に出力される。この場合、録画制御装置30の制御部31は、生徒の挙手回数、発言回数を統計的に集計し、生徒の授業態度を評価するための評価情報を生成、管理する。これにより、生徒の授業態度を自動で評価することができる。
以上のように、第2実施形態に係る自動追尾録画システム1によれば、追尾対象の行動に合わせた撮像制御情報が生成される。このため、第2のカメラ20は、追尾対象の行動に合わせて駆動機構を制御し、追尾対象を撮像することができる。これにより、追尾対象の行動に合わせて調節して撮像された撮像画像を得ることができる。
なお、追尾機能を有するPTZカメラが既に設置されている施設等において、当該PTZカメラを第2のカメラ20とし、第1のカメラ10および録画制御装置30をさらに設置することで、第1実施形態および第2実施形態で示した自動追尾録画システム1を構築することもできる。その場合、第2のカメラ20に対し、例えば、録画制御装置30からの情報に従って追尾撮像する仕様にする等の処置を施せばよい。
1 自動追尾録画システム
10 第1のカメラ
20 第2のカメラ
30 録画制御装置
31a 位置情報取得部
31b 位置情報補正部
31c 撮像制御情報生成部
31d 撮像画像取得部

Claims (4)

  1. 物体を三次元で検出するとともに追尾対象を特定して追尾し、前記追尾対象の位置情報を生成して出力する第1のカメラと、
    前記追尾対象の前記位置情報に基づき撮像制御情報を生成して出力する録画制御装置と、
    前記撮像制御情報に基づいて撮像部の駆動機構を制御して撮像画像を生成し、前記撮像画像を前記録画制御装置に出力する第2のカメラと
    を備えることを特徴とする自動追尾録画システム。
  2. 前記第1のカメラは、前記追尾対象の行動情報を生成して出力し、
    前記録画制御装置は、前記追尾対象の前記位置情報および前記行動情報に基づいて前記撮像制御情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の自動追尾録画システム。
  3. 前記第1のカメラは、撮像空間内における物体までの三次元距離を測定可能なカメラであり、
    前記第2のカメラは、少なくとも、パン、チルト、およびズームを調節するための前記駆動機構を備えたカメラである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動追尾録画システム。
  4. 第1のカメラおよび第2のカメラと通信可能に接続された録画制御装置であって、
    物体を三次元で検出するとともに追尾対象を特定して追尾し、前記追尾対象の位置情報を生成して出力する前記第1のカメラから前記位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づき、前記第2のカメラにおける撮像部の駆動機構を制御するための撮像制御情報を生成し、前記第2のカメラに出力する撮像制御情報生成部と、
    前記撮像制御情報に基づいて前記第2のカメラの前記撮像部が生成した撮像画像を取得する撮像画像取得部と
    を備えることを特徴とする録画制御装置。
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