JP2019201066A - 放熱基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱と吸熱の切り替えによる温度制御が可能な放熱基板及びその製造方法の提供を目的とする。【解決手段】本発明に係る放熱基板10は、行列状に並べられている複数の熱電素子51P,51Nと、複数の熱電素子51P,51Nを直列接続する電極板52を有するペルチェ素子モジュール50が内蔵されている。そして、熱電素子の間のスペース55が封止材58で埋められている。【選択図】図1

Description

本発明は、放熱部品を内蔵する放熱基板及びその製造方法に関する。
従来、この種の放熱基板として、放熱部品としての金属ブロックを内蔵する基板が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−160144号(段落[0032]、図1)
上述した基板においては、放熱だけでなく、発熱と吸熱の切り替えによる温度制御が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、発熱と吸熱の切り替えによる温度制御が可能な放熱基板及びその製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る放熱基板は、行列状に並べられている複数の熱電素子と、複数の熱電素子を直列接続する電極板とを有するペルチェ素子モジュールが内蔵されている。そして、熱電素子の間のスペースが封止材で埋められている。
また、本発明に係る放熱基板の製造方法は、行列状に並ぶ複数の熱電素子を有するペルチェ素子モジュールを準備することと、ペルチェ素子モジュールの複数の熱電素子の間に形成されている格子状スペースを封止材で充填して放熱部品を形成することと、キャビティを有するコア基板を準備することと、キャビティに放熱部品を内蔵することと、を含む。
本発明に係る放熱基板の側断面図 ペルチェ素子モジュールの斜視図 放熱部品の製造工程を示す側断面図 放熱基板の製造工程を示す側断面図 放熱基板の製造工程を示す側断面図 放熱基板の製造工程を示す側断面図 放熱基板の製造工程を示す側断面図 放熱基板の製造工程を示す側断面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態の放熱基板10は、図1に示されるように、コア基板11の表裏の両面に絶縁層21及び導体層22を有する構造になっている。
コア基板11は、絶縁性基材11Kの表側の面であるF面11Fと裏側の面であるB面11Bとに導体回路層12,12を有する構造をなしている。また、絶縁性基材11Kには、キャビティ16と複数の導電用貫通孔14が形成されている。なお、以下では、絶縁性基材11KのF面11F、B面11Bを、適宜、コア基板11のF面11F、B面11Bと呼ぶことにする。
導電用貫通孔14は、絶縁性基材11KのF面11F及びB面11Bの両面からそれぞれ穿孔されかつ奥側に向かって徐々に縮径したテーパー孔の小径側端部を互いに連通させた中間括れ形状をなしている。各導電用貫通孔14内にはめっきが充填されて複数のスルーホール導電導体15がそれぞれ形成され、それらスルーホール導電導体15によってF面11Fの導体回路層12とB面11Bの導体回路層12との間が接続されている。
コア基板11を貫通するキャビティ16が備えられている。キャビティ16には放熱部品50が収容されている。キャビティ16は、放熱部品50よりも僅かに大きく形成されている。そして、キャビティ16の内面と放熱部品50との間の隙間は樹脂で埋められている。
本実施形態の放熱基板10に内蔵されている放熱部品50は、ペルチェ素子モジュール50Zの表裏の両面が絶縁板56,56で挟まれている。図2に示されるように、ペルチェ素子モジュール50Zは、複数のP型熱電素子51Pと、P型熱電素子51Pとは異なる金属で構成されるN型熱電素子51Nとを有している。P型熱電素子51PとN型熱電素子51Nとは、一定の間隔をあけて交互に行列状に配置されている。なお、P型熱電素子51PとN型熱電素子51Nは、直方体状をなし、略同形同大に構成されている。
隣り合うP型熱電素子51P及びN型熱電素子51Nは電極板52によって直列接続されている。電極板52は、2つのP型熱電素子51PとN型熱電素子51Nとに重ねられている。そして、P型熱電素子51PとN型熱電素子51NのF面50F側と、P型熱電素子51PとN型熱電素子51NのS面50S側に交互に配置されている。なお、直列接続されている複数の熱電素子51の端部となる熱電素子51と、その熱電素子51にのみ重ねられる電極板52とを合わせて電極53という。
各熱電素子51P,51Nの間には格子状のスペース55が形成されている。格子状のスペース55は、F面50F側に開放する第1隙間55Uと、S面50S側に開放する第2隙間55Dと、F面50F及びS面50Sの両方に開放する第3隙間55Tを有している。
そして、その格子状のスペース55に、封止材58が充填されている。また、封止材58によって、電極板52同士の間のスペースにも充填され、電極板52の外面と封止材58が露出する面とが略面一になるように形成されている。
図1に示されるように、絶縁板56,56は、例えば、セラミック板などの熱伝導性及び絶縁性を有する基材で構成される。絶縁板56,56のうち、電極53と重なる部分には、電極53の一部が露出する開口56A,56Aが形成されている。
なお、P型熱電素子51P及びN型熱電素子51Nは、例えば、Bi、Teで構成されている。P型熱電素子51P及びN型熱電素子51Nの厚みは、0.3〜0.8mmである。電極板52は、例えば、Cuで構成される。電極板52の厚みは、10〜100μmである。封止材58は、例えば、エポキシ系樹脂で構成される。また、絶縁板56,56の厚みは、0.1〜0.4mmである。
図1に示されるように、コア基板11のF面11F及びS面11Sには、絶縁層21、導体層22が積層され、導体層22上には、ソルダーレジスト層26が積層されている。絶縁層21には、それぞれ複数のビアホール21H,21Hが形成されている。複数のビアホール21Hのうち、放熱部品50上に形成されるビアホール21Hは、絶縁板56の開口56Aと連通している。さらに、これらビアホール21H,21H及び開口56A内にめっきが充填されて複数のビア導体17,17が形成されている。そして、ビア導体17によって、導体回路層12と導体層22との間、放熱部品50電極53,53と導体層22との間が接続されている。
ソルダーレジスト層26には、複数のバンプ用の開口部26Hが形成され、導体層22のうち開口部26Hから露出する部分がパッド29になっている。
放熱基板10の製造では、図3(A)に示される放熱部品50が準備される。放熱部品50は、以下のようにして製造される。
(A1)図3(A)に示されるように、複数の熱電素子51が電極板52によって接続されてなるペルチェ素子モジュール50Zが準備される。ペルチェ素子モジュール50Zは、交互に配置されているP型熱電素子51P及びN型熱電素子51Nが電極板52によって直列接続されてなる。P型熱電素子51P及びN型熱電素子51Nとの間にはF面50F側に開放する第1隙間55Uと、S面50S側に開放する第2隙間55Dと、F面50F及びS面50Sの両方に開放する第3隙間55Tを有している。
(A2)図3(B)に示されるように、ペルチェ素子モジュール50Zの表裏の両面に絶縁板56,56が積層される。絶縁板56,56には、開口56Aが形成されている。絶縁板56は、開口56Aがペルチェ素子モジュール50Zの電極53と重なる位置に配置される。なお、本実施形態の放熱基板10では、各絶縁板56,56にそれぞれ1つずつ開口56Aが形成されているが、一方の絶縁板56に、複数の開口56A,56Aが形成されている構成でもよい。
(A3)図3(C)に示されるように、複数の熱電素子51の間に形成されている格子状のスペース55に封止材58が充填される。封止材58は、ペルチェ素子モジュール50Zの側方から注入される。以上で、放熱部品50が完成する。
放熱基板10は以下のようにして製造される。
(1)図4(A)に示されるように、エポキシ樹脂又はBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂とガラスクロスなどの補強材からなる絶縁性基材11Kの表裏の両面に、銅箔11Cがラミネートされている銅張積層板11Zが用意される。
(2)図4(B)に示されるように、銅張積層板11Zに絶縁性基材11KのF面11F側から例えばCO2レーザーが照射されて導電用貫通孔14(図3参照)を形成するためのテーパー孔14Aが穿孔される。
(3)図4(C)に示されるように、銅張積層板11Zのうち前述したF面11F側のテーパー孔14Aの真裏となる位置にCO2レーザーが照射されてテーパー孔14Aが穿孔され、それらテーパー孔14A,14Aから導電用貫通孔14が形成される。
(4)無電解めっき処理が行われ、銅箔11C上と導電用貫通孔14の内面に無電解めっき膜(図示せず)が形成される。
(5)図4(D)に示されるように、銅箔11C上の無電解めっき膜上に、所定パターンのめっきレジスト33が形成される。
(6)電解めっき処理が行われ、図5(A)に示されるように、電解めっきが導電用貫通孔14内に充填されてスルーホール導電導体15が形成されると共に、銅箔11C上の無電解めっき膜(図示せず)のうちめっきレジスト33から露出している部分に電解めっき膜34が形成される。
(7)めっきレジスト33が剥離されると共に、めっきレジスト33の下方の無電解めっき膜(図示せず)及び銅箔11Cが除去され、図5(B)に示されるように、残された電解めっき膜34、無電解めっき膜及び銅箔11Cにより、絶縁性基材11KのF面11F上に導体回路層12が形成されると共に、絶縁性基材11KのB面11B上に導体回路層12が形成される。そして、F面11F側の導体回路層12とB面11B側の導体回路層12とがスルーホール導電導体15によって接続された状態になる。これにより、コア基板11が得られる。
(8)図5(C)に示されるように、コア基板11に、ルーター又はCO2レーザーによってキャビティ16が形成される。
(9)図5(D)に示されるように、キャビティ16が塞がれるように、PETフィルムからなるテープ90がコア基板11のF面11F上に張り付けられる。
(10)図6(A)に示されるように、放熱部品50がマウンター(図示せず)によってキャビティ16に収められる。
(11)図6(B)に示されるように、コア基板11のB面11B上の導体回路層12上に、絶縁層21として、プリプレグが積層されると共に、銅箔37Cが積層されてから、加熱プレスされる。その際、コア基板11のB面11Bの導体回路層12,12同士の間がプリプレグにて埋められ、プリプレグから染み出た熱硬化性樹脂がキャビティ16の内面と放熱部品50との隙間に充填される。
(13)図6(C)に示されるように、テープ90が除去される。
(14)図6(D)に示されるように、コア基板11のF面11F上の導体回路層12上に絶縁層21としてのプリプレグと銅箔37Cが積層されてから、加熱プレスされる。その際、コア基板11のF面11Fの導体回路層12,12同士の間がプリプレグにて埋められ、プリプレグから染み出た熱硬化性樹脂がキャビティ16の内面と放熱部品50との隙間に充填される。
なお、絶縁層21としてプリプレグの代わりに心材を含まず且つ無機フィラーを含有する樹脂フィルムを用いてもよい。その場合は、銅箔を積層することなく、樹脂フィルムの表面に、直接、セミアディティブ法で導体回路層を形成することができる。
(14)図7(A)に示されるように、上記したプリプレグによって形成されたコア基板11の表裏の両側の絶縁層21,21及び銅箔37C,37Cにレーザーが照射されて、複数のビアホール21Hが形成される。複数のビアホール21Hは、導体回路層12上、及び、放熱部品50のペルチェ素子モジュール50Zの端末となる電極53
上に配置される。
(15)絶縁層21,21に複数のビアホール21Hが形成されると、無電解めっき処理が行われ、銅箔37C,37C上と、複数のビアホール21H内とに無電解めっき膜(図示せず)が形成される。
(16)図7(B)に示されるように、無電解めっき膜上に、所定パターンのめっきレジスト40が形成される。
(17)図7(C)に示されるように、電解めっき処理が行われ、電解めっきがビアホール21H,21H内に充填されてビア導体17,17が形成され、さらには、絶縁層21,21上の無電解めっき膜(図示せず)のうちめっきレジスト40から露出している部分に電解めっき膜39,39が形成される。
(18)めっきレジスト40が剥離されると共に、めっきレジスト40の下方の無電解めっき膜(図示せず)及び銅箔37Cが除去され、図8(A)に示されるように、残された電解めっき膜39、無電解めっき膜及び銅箔37Cにより、コア基板11の表裏の各絶縁層21上に導体層22が形成される。
(19)図8(B)に示されるように、コア基板11の表裏の各導体層22上にソルダーレジスト層26,26が積層される。
(20)次いで、ソルダーレジスト層26,26の所定箇所にバンプ用の開口部26Hが形成され、各導体層22のうち開口部から露出した部分がパッド29になる。以上で、図1に示される放熱基板10が完成する。
本実施形態の放熱基板10の構造及び製造方法に関する説明は以上である。次に放熱基板10の作用効果を説明する。本実施形態の放熱基板10は、放熱部品50として、ペルチェ素子モジュール50Zが内蔵されている。これにより、放熱だけでなく、発熱と吸熱の切り替えによる温度制御を行い得る。
また、本実施形態の放熱基板10は、ペルチェ素子モジュール50Zを構成する複数の熱電素子51間の格子状のスペース55が封止材58で埋められている。これにより、信頼性及び耐応力の向上を図ることが可能となる。
さらに、本実施形態の放熱基板10は、コア基板11のキャビティ16に配置する前に、ペルチェ素子モジュール50Zを構成する複数の熱電素子51間の格子状のスペース55を、予め封止材58で充填しているのでペルチェ素子モジュール50Zの格子状のスペース55内に容易に封止材58を充填することが可能となる。
また、本実施形態の放熱基板10は、ペルチェ素子モジュール50Zの電極53と、導体層22とがビア導体17で接続されている。これにより、電極53とリード線とを接続する必要がなくなるため、従来、電極53とリード線とを接続するために必要だったスペースにも熱電素子51を配置することが可能となり、高密度で熱電素子51を配置することが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ペルチェ素子モジュール50Zの表裏の両面を絶縁板56,56で覆う構成であったが、絶縁板56,56を有さない構成であってもよい。この場合、放熱部品50の電極板52、52上に、絶縁層21が積層される構成となる。また、封止材58は、格子状のスペース55のうち、F面50F側に開放する第1隙間55Uには、F面50F側から充填される。格子状のスペース55のうち、S面50S側に開放する第2隙間55Sには、S面50S側から封止材58が充填される。格子状のスペース55のうち、F面50F及びS面50S両方に開放する第3隙間55Tには、F面50F及びS面50Sの両側から封止材58が充填される。
(2)上記実施形態では、ペルチェ素子モジュール50Zの電極53にビア導体17を形成して導体層22と接続する構成であったが、電極53と接続されるリード線を有する構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、放熱部品50の表裏の両面で電極板52が露出する構成であったが、電極板52が封止材58によって覆われる構成であってもよい。
(4)上記実施形態の放熱部品50は、その平面形状が長方形であったが、他の多角形状であってもよいし、円形、楕円形又は長円形であってもよい。
(5)上記実施形態では、コア基板11のキャビティ16が放熱部品50よりも大きく形成され、キャビティ16の内面と放熱部品50との間の隙間を樹脂で埋める構成であったが、キャビティ16を放熱部品50の外形と略同形同大で形成し、放熱部品50を嵌合する構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、コア基板11の厚みと、放熱部品50の厚みが略同一であったが異なっていてもよい。
(7)上記実施形態では、収容されている放熱部品50が1つであったが複数あってもよい。
(8)上記実施形態では、ペルチェ素子モジュール50Zの表裏の両面に絶縁板56,56を積層した後に封止材58を充填していたが、封止材58を充填した後に、ペルチェ素子モジュール50Zの表裏の両面に絶縁板56,56を積層する構成であってもよい。
10 放熱基板
11 コア基板
12 導体回路層
16 キャビティ
17 ビア導体
21 絶縁層
22 導体層
26 ソルダーレジスト層
50 放熱部品
50Z ペルチェ素子モジュール
51 熱電素子
52 電極板
53 電極
55 スペース
58 封止材

Claims (15)

  1. 行列状に並べられている複数の熱電素子と、前記複数の熱電素子を直列接続する電極板とを有するペルチェ素子モジュールが内蔵されている放熱基板であって、
    前記熱電素子の間のスペースが封止材で埋められている。
  2. 請求項1に記載の放熱基板であって、
    前記封止材の外面は電極板の外面と略面一になっている。
  3. 請求項1又は2に記載の放熱基板であって、
    前記ペルチェ素子モジュールの表裏の両面を絶縁板に挟まれている。
  4. 請求項3に記載の放熱基板であって、
    前記絶縁板はセラミック板である。
  5. 請求項3又は4に記載の放熱基板であって、
    前記絶縁板のうち複数の前記熱電素子の端部となる前記熱電素子と重なる部分には、前記絶縁板の厚み方向を貫通する開口が設けられている。
  6. 請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の放熱基板であって、
    キャビティを有するコア基板と、前記コア基板の表裏の両面に積層される絶縁層及び導体層を有し、
    前記ペルチェ素子モジュールは前記キャビティに収容されている。
  7. 請求項6に記載の放熱基板であって、
    複数の前記熱電素子のうち端部となる前記熱電素子と前記導体層とがビア導体で接続されている。
  8. 請求項6又は7に記載の放熱基板であって、
    前記キャビティは、前記ペルチェ素子モジュールよりも大きく形成され、
    前記キャビティの内面と前記ペルチェ素子モジュールとの間の隙間には、前記絶縁層を構成する樹脂が充填されている。
  9. 請求項6乃至8の何れか1の請求項に記載の放熱基板であって、
    前記封止材は、前記絶縁層を構成する樹脂とは異なる組成の樹脂である。
  10. 請求項1乃至9の何れか1の請求項に記載の放熱基板であって、
    前記ペルチェ素子モジュールは、直方体である。
  11. 行列状に並ぶ複数の熱電素子を有するペルチェ素子モジュールを準備することと、
    前記ペルチェ素子モジュールの前記複数の熱電素子の間に形成されているスペースを封止材で充填して放熱部品を形成することと、
    キャビティを有するコア基板を準備することと、
    前記キャビティに前記放熱部品を内蔵することと、を含む放熱基板の製造方法。
  12. 請求項11に記載の放熱基板の製造方法であって
    前記ペルチェ素子モジュールの前記複数の熱電素子の間に形成されているスペースを封止材で充填する前に、
    前記ペルチェ素子モジュールの表裏の両面に絶縁板を積層することを含む。
  13. 請求項12に記載の放熱基板の製造方法であって、
    前記ペルチェ素子モジュールの表裏の両面に絶縁板を積層する前に、
    前記絶縁板のうち、直列接続されている複数の前記熱電素子のうち端部となる前記熱電素子と重なる部分に、前記絶縁板の厚み方向を貫通する開口が設けることを含む。
  14. 請求項12又は13に記載の放熱基板の製造方法であって、
    前記封止材は、前記ペルチェ素子モジュールの側方から注入する。
  15. 請求項11乃至14の何れか1の請求項に記載の放熱基板の製造方法であって、
    前記コア基板の表裏の両面に積層される絶縁層及び導体層を形成し、
    直列接続されている複数の前記熱電素子のうち端部となる前記熱電素子と前記導体層とを接続するビア導体を形成する。
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