JP2019200533A - 計数装置、会計システム、学習装置、及び、制御方法 - Google Patents

計数装置、会計システム、学習装置、及び、制御方法 Download PDF

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Masayuki Kimura
雅之 木村
一輝 藤橋
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Abstract

【課題】より高い信頼性で物品の個数を認識し得る計数装置などを提供する。【解決手段】計数装置3は、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成するカメラ31と、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデル34に、第一画像を入力することで出力される、第一画像に映っている1以上の第一物品の個数を出力する計数部32とを備え、認識モデル34は、1以上の物品が映っている第二画像と、第二画像に映っている1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデル34である。【選択図】図2

Description

本発明は、計数装置、会計システム、学習装置、及び、制御方法に関する。
従来、商品に取り付けられた無線タグを読み取る際の、無線タグの認識の信頼性を向上させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示される技術によれば、情報を読み取ることができた無線タグの個数が、画像から得られる無線タグの個数と一致した場合に限り認識処理を進めるので、無線タグの認識の信頼性を向上させることができる。
特開2006−350806号公報
しかしながら、画像から得られる無線タグの個数が、現実の無線タグの個数と一致するとは限らない。そのため、特許文献1に開示された技術では、画像から得られる無線タグの個数が現実の無線タグの個数と異なる場合であっても、情報を読み取ることができた無線タグの個数と一致する場合には、認識処理が進められてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、より高い信頼性で物品の個数を認識し得る計数装置などを提供する。
本発明の一態様に係る計数装置は、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成するカメラと、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力する計数部とを備え、前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の計数装置は、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
図1は、実施の形態における、計数装置を含む会計システムの外観を示す模式図である。 図2は、実施の形態における、計数装置を含む会計システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態における会計システムで使用される買物かごの外観を示す模式図である。 図4は、実施の形態における学習部による機械学習のための教師データを示す説明図である。 図5は、実施の形態における計数装置の制御方法を示すフロー図である。 図6は、実施の形態における会計システムの制御方法を示すフロー図である。 図7は、実施の形態の変形例における学習装置の機能構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態の変形例における学習装置の制御方法を示すフロー図である。
本発明の一態様に係る計数装置は、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成するカメラと、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力する計数部とを備え、前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである。
上記態様によれば、計数装置は、機械学習により構築された認識モデルを用いるので、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。個数の認識に用いる認識モデルの教師データは、1以上の物品が映っている画像である第二画像と、第二画像に映っている1以上の物品の個数とであり、言い換えれば、情報量が比較的多い情報、例えば、物品の種類又は寸法を示す情報などを含んでいない。また、上記教師データは、画像及び個数以外の種類の情報を含まないものであってもよい。よって、上記画像及び個数以外の種類の情報を教師データとして用いる場合と比較して、教師データとして必要な情報の種類が少ないという利点がある。また、物品の種類を示す情報を教師データとして用いないので、物品の種類に依存しない機械学習がなされ、教師データに含まれる物品と異なる物品の個数の認識を支障なく行うことができる利点がある。
例えば、前記認識モデルは、前記教師データである前記1以上の組それぞれに属する前記第二画像を入力データとし、当該組に属する前記個数を出力データとして、機械学習により構築された認識モデルであってもよい。
上記態様によれば、認識モデルは、入力された第二画像のみに基づいて、その第二画像に含まれる物品の個数を出力することができる。よって、計数装置は、画像と異なる情報の入力を必要とせずに、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
例えば、前記認識モデルは、畳み込みニューラルネットワークモデルであってもよい。
上記態様によれば、計数装置は、機械学習により構築された畳み込みニューラルネットワークモデルを用いて、物品の計数を行う。画像についての認識の精度が高い畳み込みニューラルネットワークモデルを用いることで、計数装置は、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
例えば、前記計数装置は、さらに、前記機械学習により前記認識モデルを構築する学習部を備えてもよい。
上記態様によれば、計数装置は、当該計数装置の学習部によって構築する認識モデルを用いて物品の個数を認識する。言い換えれば、計数装置は、計数装置と異なる、機械学習のための他の装置を用いることなく、認識モデルを構築することができる。よって、計数装置は、機械学習のための他の装置を用いることなく、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
また、本発明の一態様に係る会計システムは、上記の計数装置と、前記計数装置とは独立に前記1以上の第一物品の個数を計数する会計計数部と、前記会計計数部により計数された前記1以上の第一物品の個数である第一数と、前記計数装置の前記計数部が出力した前記1以上の第一物品の個数である第二数とが一致すると判定した場合に、前記1以上の第一物品の会計処理を行う会計処理部とを備える。
上記態様によれば、会計システムは、計数装置が出力した物品の個数と、会計のために独立に計数された物品の個数とが一致する場合にのみ、会計処理を行う。これにより、会計システムは、より高い信頼性で物品の個数を認識し、さらに、認識により得た高い信頼性を有する個数に基づいて会計処理を行うことができる。
例えば、前記学習部は、前記教師データに含まれる前記第二画像として前記第一画像を用い、かつ、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として前記第一数を用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新してもよい。
上記態様によれば、会計システムは、会計処理の際に取得した物品の画像と、その個数とを用いて、計数装置が有する認識モデルを更新する。これにより、認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
例えば、前記会計システムは、前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、報知を行う報知部を備えてもよい。
上記態様によれば、会計システムは、計数装置が出力した物品の個数と、会計のために独立に計数された物品の個数とが一致しない場合に、報知によりユーザに注意を促すことができる。
例えば、前記会計処理部は、さらに、前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、前記第一数と前記第二数とについての正誤情報を取得し、前記第一数が誤りであることを前記正誤情報が示している場合には、(a)前記会計計数部に、前記第一数の修正をさせ、(b)前記学習部に、前記修正後の前記第一数を、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新させてもよい。
上記態様によれば、会計システムは、会計計数部による計数の結果を修正した上で、認識モデルを更新する。これにより、会計計数部による計数の結果に誤りが含まれていた場合でも、正しい計数結果を用いて認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
例えば、前記会計処理部は、さらに、前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、前記第一数と前記第二数とについての正誤情報を取得し、前記第一数が正しく、かつ、前記第二数が誤りであることを前記正誤情報が示している場合には、前記学習部に、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として前記第一数を用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新させてもよい。
上記態様によれば、会計システムは、会計計数部による計数の結果を用いないで、認識モデルを更新する。これにより、会計計数部による計数の結果に誤りが含まれていた場合でも、正しい計数結果を用いて認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
また、本発明の一態様に係る学習装置は、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルを構築する学習部を備え、前記学習部は、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により、前記認識モデルを構築する。
これによれば、学習装置は、情報量が比較的多い情報、例えば、物品の種類又は寸法を示す情報などを教師データとして用いることがない。また、学習装置は、物品が映っている画像及び画像に映っている物品の個数以外の種類の情報を教師データとして用いることがないように構成されてもよい。よって、教師データとして必要な情報の種類が削減される利点がある。また、物品の種類を示す情報を教師データとして用いないで機械学習を行うので、物品の種類に依存しない学習がなされ、学習に用いた物品と異なる物品の認識を行うことができる利点がある。
また、本発明の一態様に係る計数装置の制御方法は、カメラにより、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成し、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力し、前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである。
これにより、上記計数装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る会計システムの制御方法は、会計システムの制御方法であって、請求項11に記載の計数装置の制御方法を実行し、前記計数装置とは独立に前記1以上の第一物品の個数を計数し、計数された前記1以上の第一物品の個数である第一数と、前記計数装置の制御方法によって出力された前記1以上の第一物品の個数である第二数とが一致すると判定した場合に、前記1以上の第一物品の会計処理を行う。
これにより、上記会計システムと同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る学習装置の制御方法は、1以上の物品が映っている画像を取得し、前記画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルを構築し、前記構築の際には、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により、前記認識モデルを構築する。
これにより、上記学習装置と同様の効果を奏する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
本実施の形態において、より高い信頼性で物品の個数を認識する計数装置などについて説明する。
図1は、本実施の形態における、計数装置3を含む会計システム1の外観を示す模式図である。図2は、本実施の形態における、計数装置3を含む会計システム1の機能構成を示すブロック図である。図3は、本実施の形態における買物かご8の外観を示す模式図である。なお、以下の説明において、図面中に示す座標軸を用いた説明を行う場合もある。その際、Z軸のプラス方向を上といい、Z軸のマイナス方向を下ということもある。
会計システム1は、例えばコンビニエンスストア又はスーパーマーケットなどの小売店の店舗に設置され、顧客が物品を購入する際に会計処理を行うシステムであり、例えばレジスタ装置である。なお、会計システム1は、顧客に応対する店員が使用するものであってもよいし、顧客自身が使用するものであってもよい。なお、物品を、商品と表現してもよい。
図1に示されるように、会計システム1は、計数装置3と、会計装置5と、カウンタ台7と、買物かご8とを備える。
計数装置3は、買物かご8に収容されている1以上の物品9の個数を計数する装置である。計数装置3は、機械学習を利用して、より高い信頼性で、買物かご8に収容されている1以上の物品9の個数を計数する。
会計装置5は、顧客が購入する1以上の物品9の会計処理を行う装置である。会計装置5は、買物かご8に収容されている1以上の物品9それぞれの物品情報を買物かご8から取得し、上記1以上の物品9についての会計処理を行う。
カウンタ台7は、顧客が1以上の物品9を購入する際に使用される作業台である。カウンタ台7には、上面71の長手方向(X軸方向)の略中央部に開口する凹所72が形成されている。凹所72は、買物かご8が載置されるためのスペースである。図1では、買物かご8が凹所72内に載置された状態を示しているが、買物かご8は、凹所72に固定されているわけではなく、買物かご8が載置されていないこともある。
買物かご8は、顧客が購入する1以上の物品9が収容されるかごである。買物かご8は、顧客が店内を移動する際に顧客とともに移動され、顧客が購入しようとする1以上の物品9が収容され得る。買物かご8は、買物かご8に収容されている1以上の物品9それぞれの物品情報を取得し、取得した物品情報を会計装置5に提供する。
ここで、会計装置5が、買物かご8による物品情報の読み取りだけに基づいて会計処理を行うと、物品情報の読み取り漏れがあった場合に、会計処理が正常に行われないという問題が発生する。
そこで、会計システム1では、計数装置3がより高い信頼性で物品の個数を認識するとともに、その認識された個数と、計数装置3とは独立に会計装置5により計数された個数とを用いて、会計処理の信頼性を向上する。
以降において、図2を参照しながら、計数装置3と、会計装置5と、買物かご8との機能を説明する。
図2に示されるように、計数装置3は、カメラ31と、計数部32と、学習部33とを備える。
カメラ31は、1以上の物品9を撮像して画像(第一画像に相当)を生成する撮像装置である。カメラ31が設置される位置及び向きは、買物かご8に収容されている1以上の物品9を撮像することができれば任意であるが、例えば、買物かご8の真上の位置に、下向きに設置される(図1参照)。なお、計数装置3は、複数のカメラ31を備えてもよい。
計数部32は、カメラ31が生成した画像に映っている1以上の物品9の個数を出力する。計数部32は、認識モデル34を保有しており、カメラ31が生成した画像を認識モデル34に入力することで出力される、当該画像に映っている1以上の物品9の個数を出力する。認識モデル34は、計数部32が予め保有しているものであってもよいし、学習部33によって構築され提供されたものであってもよい。
学習部33は、機械学習により認識モデル34を構築する。学習部33は、認識モデル34を構築したら、構築した認識モデル34を計数部32に提供する。なお、学習部33は、必須の構成要素ではなく、計数装置3に備えられていなくてもよい。
認識モデル34は、画像に映っている1以上の物品9の個数を認識するための認識モデルである。認識モデル34は、1以上の物品が映っている画像(第二画像に相当)と、上記画像に映っている1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである。言い換えれば、認識モデル34は、1以上の組であって、上記1以上の組それぞれが1以上の物品9が映っている画像(第二画像に相当)と、上記画像に映っている1以上の物品9の個数との組である1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである。より具体的には、認識モデル34は、上記教師データである1以上の組それぞれに属する画像を入力データとし、当該組に属する個数を出力データとして、機械学習により構築された認識モデルである。認識モデル34の構築の際には、例えば、既知の数量の物品を配置したCG(computer graphics)画像が教師データとして用いられる。
また、学習部33は、機械学習により認識モデル34を更新する。学習部33が更新に用いる教師データに含まれる画像として、カメラ31が生成した画像が用いられる。また、学習部33が更新に用いる教師データに含まれる個数として、会計計数部51が出力した個数が用いられる。
また、学習部33による認識モデル34の更新は、リアルタイムに行われることを要せず、画像と、当該画像が撮影された時刻に会計計数部51が出力した個数とを教師データとして、事後的に行われてもよい。さらに、認識モデル34の更新の際に、会計計数部51が出力した個数を用いず、既知の数量の物品を配置したCG画像を教師データとして用いて更新してもよい。
なお、認識モデル34は、例えば、ニューラルネットワークモデル、より具体的には、畳み込みニューラルネットワークモデル(CNN(Convolutional Neural Network))である。認識モデル34が畳み込みニューラルネットワークモデルである場合、学習部33は、教師データに基づく機械学習によって、畳み込み層のフィルタの係数(重み)などを決定する。
会計装置5は、会計計数部51と、会計処理部52と、報知部53と、表示画面54とを備える。
会計計数部51は、顧客が購入する1以上の物品9の会計処理のために、1以上の物品9の計数を行う。会計計数部51は、計数装置3の計数部32とは独立に、買物かご8に収容されている1以上の物品9の個数を計数する。言い換えれば、会計計数部51は、計数装置3の計数部32が実行する計数処理とは異なる計数方法によって、買物かご8に収容されている1以上の物品9の個数を計数する。例えば、会計計数部51は、買物かご8がRFID(Radio Frequency IDentifier)リーダによって、1以上の物品9それぞれに取り付けられているRFIDタグから無線で読み取った物品情報に基づいて、1以上の物品9の個数を取得する。また、会計計数部51は、買物かご8が有するバーコードリーダによって、1以上の物品9それぞれに取り付けられているバーコードから読み取った物品情報に基づいて、1以上の物品9の個数を取得してもよい。また、物品情報の読み取りは買物かご8によるものに限らず、カウンタ台7に設置されたRFIDリーダにより読み取りを行ってもよい。さらには、カメラ31とは別に設けられたカメラによって認識された1以上の物品9の個数を取得してもよい。
会計処理部52は、買物かご8に収容されている1以上の物品9の会計処理を行う。会計処理部52は、会計計数部51により計数された1以上の物品9の個数(第一数に相当)と、計数装置3の計数部32が出力した1以上の物品9の個数(第二数に相当)とが一致するか否かを判定する。そして、会計処理部52は、第一数と第二数とが一致すると判定した場合に、1以上の物品9の会計処理を行う。一方、第一数と第二数とが一致しないと判定した場合には、会計処理部52は、報知部53を制御して報知を行う。
また、会計処理部52は、第一数と第二数とについての正誤情報を取得する。この正誤情報の取得は、報知部53が報知をする場合には、その報知の後になされ得る。正誤情報は、第一数又は第二数が、買物かご8に実際に収容されている1以上の物品9の個数と一致している、つまり正しいか、又は、一致していない、つまり誤りであるかを示す情報である。会計処理部52は、取得した正誤情報を学習部33に提供する。正誤情報を利用した学習部33による処理については、後で説明する。
報知部53は、会計処理部52による判定の結果に基づいて報知を行う。具体的には、報知部53は、第一数と第二数とが一致しないと会計処理部52が判定した場合に、報知を行う。
表示画面54は、会計処理部52による制御に基づいて各種情報を示す画像を表示する表示装置である。具体的には、表示画面54は、報知部53による報知に係る画像を表示する。
次に、学習部33による認識モデル34の更新処理について説明する。上記のとおり、学習部33は、機械学習により認識モデル34を更新する。学習部33は、教師データに含まれる個数として、会計計数部51により計数された個数を用いる。具体的には、学習部33は、第一数と第二数とが一致すると会計処理部52が判定した場合には、教師データとして第一数を用いた機械学習により認識モデル34を更新する。
また、学習部33は、第一数と第二数とが一致しないと会計処理部52が判定した場合には、さらに、会計処理部52が取得した正誤情報に基づく認識モデル34の更新処理をする。
具体的には、会計処理部52は、第一数と第二数とが一致しないと判定した場合には、さらに、正誤情報に基づく判定を行う。第一数が誤りであることを正誤情報が示している場合には、会計処理部52は、(a)会計計数部51に、第一数の修正をさせ、(b)学習部33に、修正後の第一数を、教師データに含まれる1以上の物品9の個数として用いて、機械学習によって認識モデル34を更新させる。また、第一数が正しく、かつ、第二数が誤りであることを正誤情報が示している場合には、学習部33に、教師データに含まれる1以上の物品9の個数として第一数を用いて、機械学習によって認識モデル34を更新させる。
買物かご8は、収容体81と、読取部82を備える。
収容体81は、顧客が購入しようとする1以上の物品9を収容し得る。
読取部82は、収容体81に収容された1以上の物品9の物品情報を読み取る読取装置である。読取部82が物品情報を取得する方法には、さまざまな方法がある。一例として、図3に示されるように、読取部82がRFIDリーダを備え、1以上の物品9それぞれに取り付けられているRFIDタグ9aから無線で物品情報を取得する方法がある。ただし、これに限られず、他にもバーコード又は二次元バーコードを読み取る方法などがあり得る。なお、読取部82は、買物かご8に備えられている場合に限らず、カウンタ台7に備えられてもよい。
なお、計数装置3と会計装置5と買物かご8とが有する各機能は、それぞれ、プロセッサがメモリを用いて所定のプログラムを実行することで実現されてもよいし、専用ハードウェアで実現されてもよい。計数装置3と会計装置5との両方が一のプロセッサを用いて実現されてもよい。
次に、学習部33による学習の方法を説明する。
図4は、本実施の形態における学習部33による機械学習のための教師データを示す説明図である。
図4には、教師データの一例として、n組(nは1より大きい整数)の画像と個数とで構成される教師データT1、・・・、Tnが示されている。
教師データT1、・・・、Tnは、1以上の物品9が撮像された画像I1、・・・、Inと、画像I1、・・・、Inそれぞれに映っている1以上の物品9の個数N1、・・・、Nnとのみを含む。言い換えれば、教師データT1、・・・、Tnは、画像I1、・・・、Inと個数N1、・・・、Nnとの他には情報を有しない。より具体的には、教師データT1、・・・、Tnは、物品9の種別を示す情報、画像上における物品9の寸法を示す情報などを有しない。教師データの組の数nは、特に限定されないが、例えば数万〜数十万程度である。nが大きいほど、認識モデル34を用いて計数部32が出力する1以上の物品9の個数の精度がより高い傾向がある。
学習部33は、図4に示される教師データT1、・・・、Tnを用いて、画像I1、・・・、Inの特徴などを機械学習し、画像I1、・・・、Inのみが入力されたときに、個数N1、・・・、Nnを出力するように認識モデル34を構築する。認識モデル34が畳み込みニューラルネットワークモデルである場合、畳み込み層のフィルタの係数(重み)などを決定することで、認識モデル34の構築がなされる。
以上のように構成された計数装置3及び会計システム1の制御方法について以降で説明する。
図5は、本実施の形態における計数装置3の制御方法を示すフロー図である。
ステップS101において、計数部32は、カメラ31が生成した画像を取得する。
ステップS102において、計数部32は、認識モデル34に、ステップS101で取得した画像を入力する。
ステップS103において、計数部32は、ステップS102で画像を入力したことに応じて認識モデル34が出力する、入力した画像に映っている1以上の物品9の個数を取得する。
ステップS104において、計数部32は、ステップS103で取得した、上記画像に映っている1以上の物品9の個数を出力する。
以上の一連の処理により、計数装置3は、より高い信頼性で物品9の個数を認識することができる。
図6は、本実施の形態における会計システム1の制御方法を示すフロー図である。図6に示される一連の処理は、図5に示される計数装置3の処理が終わった後になされる。
ステップS201において、会計処理部52は、会計計数部51から買物かご8に収容されている1以上の物品9の個数(第一数)を取得する。
ステップS202において、会計処理部52は、計数装置3つまり計数部32が上記ステップS104で出力した、カメラ31が取得した画像に映っている1以上の物品9の個数(第二数)を取得する。
ステップS203において、会計処理部52は、ステップS201で取得した個数(第一数)と、ステップS202で取得した個数(第二数)とが一致するか否かを判定する。両個数が一致する場合(ステップS203でYes)には、ステップS204に進み、そうでない場合(ステップS203でNo)には、ステップS211に進む。
ステップS204において、会計処理部52は、1以上の物品9の会計処理を行う。
ステップS205において、学習部33は、認識モデル34の更新処理を行う。更新処理には、教師データに含まれる物品9の画像としてステップS101でカメラ31が取得した画像を用い、物品9の個数として第一数を用いる。ステップS205を終えたら、図6に示される一連の処理を終了する。
ステップS211において、報知部53は、報知を行う。例えば、報知部53は、第一数と第二数とが一致しないことを示す画像を表示画面54に表示する。このとき、第一数及び第二数の一方又は両方が正しいか(若しくは誤りであるか)を示す正誤情報の提供をユーザに促すメッセージを、さらに表示してもよい。
ステップS212において、会計処理部52は、ユーザから正誤情報を取得する。ユーザからの正誤情報の取得は、ステップS211においてメッセージが表示された場合には、その表示されたメッセージに応じてユーザが入力する正誤情報を取得することでなされる。
ステップS213において、会計処理部52は、ステップS212で取得した正誤情報が、第一数が誤りであることを示しているか否かを判定する。第一数が誤りであることを正誤情報が示している場合(ステップS213でYes)には、ステップS214に進み、そうでない場合(ステップS213でNo)には、ステップS221に進む。
ステップS214において、会計処理部52は、会計計数部51に、第一数の修正をさせる。
ステップS215において、会計処理部52は、学習部33に、修正後の第一数を、教師データに含まれる1以上の物品9の個数として用いて、機械学習によって認識モデル34を更新させる。ステップS215を終えたら、図6に示される一連の処理を終了する。
ステップS221において、会計処理部52は、ステップS212で取得した正誤情報が、第二数が誤りであることを示しているか否かを判定する。第二数が誤りであることを正誤情報が示している場合(ステップS221でYes)には、ステップS222に進み、そうでない場合(ステップS221でNo)には、図6に示される一連の処理を終了する。
ステップS222において、会計処理部52は、学習部33に、教師データに含まれる1以上の物品9の個数として第一数を用いて、機械学習によって認識モデル34を更新させる。ステップS222を終えたら、図6に示される一連の処理を終了する。
図6に示される一連の処理により、会計システム1は、計数装置3により認識された個数と、計数装置3とは独立に会計装置5により計数された個数とを用いて、高い信頼性で会計処理を行う。また、正誤情報を用いて、計数装置3の認識モデルを更新し、計数装置3による計数の精度を向上できる利点がある。
(実施の形態の変形例)
本変形例において、上記実施の形態における計数装置3のうちの学習機能だけを有する学習装置3Aについて説明する。
図7は、本変形例における学習装置3Aの機能構成を示すブロック図である。学習装置3Aは、計数装置3のうちの学習機能だけを有する装置である。
学習装置3Aは、学習部33Aを備える。
学習部33Aは、機械学習により認識モデル34Aを構築し出力する。学習部33Aは、1以上の物品9が映っている画像と、画像に映っている1以上の物品9の個数とのみを教師データ35として取得する。そして、学習部33Aは、教師データ35に基づいて機械学習により認識モデル34Aを構築する。学習部33Aが認識モデル34Aを構築する機械学習の処理の詳細は、学習部33と同様であるので詳細な説明を省略する。
図8は、本変形例における学習装置3Aの制御方法を示すフロー図である。
ステップS301において、学習部33Aは、教師データを取得する。教師データは、図4に示される教師データT1、・・・、Tnである。
ステップS302において、学習部33Aは、ステップS301で取得した教師データを用いて、機械学習により認識モデル34Aを構築し、出力する。
図8に示される一連の処理により、学習装置3Aは、認識モデル34Aを構築し、出力することができる。
学習装置3Aは、計数装置3又は会計システム1とは独立に設けられてもよい。そのため、学習装置3Aが構築して出力した認識モデル34Aを、複数の計数装置3の計数部32に提供することができる。このようにすれば、上記の実施の形態における計数装置3が複数存在する場合に、複数の計数装置3の学習部33が個別に認識モデル34を構築する必要がなくなり、計数装置3の処理負荷の低減、装置構成の単純化、低コスト化などの利点がある。また、複数の計数装置3が共通の学習部33Aを用いるようにすれば、複数の計数装置3の間で計数部32による計数結果に生じ得る差異が抑制される利点がある。
なお、上記の実施の形態では、買物かご8にRFIDリーダによって1以上の物品9それぞれに取り付けられているRFIDタグを読み取ることによって個数を取得する方法を説明したが、RFIDリーダは、凹所72に設置されていてもよい。この場合、会計計数部51は、凹所72に設置されたRFIDリーダから上記個数を取得する。
以上のように、上記の実施の形態に係る計数装置は、機械学習により構築された認識モデルを用いるので、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。その際、計数装置は、1以上の物品が映っている画像(第二画像)と、第二画像に映っている1以上の物品の個数とを教師データとして用いる。言い換えれば、計数装置は、上記画像及び個数以外の種類の情報、例えば、物品の種類又は寸法を示す情報などを教師データとして用いることがない。よって、教師データとして必要な情報の種類が削減される利点がある。また、物品の種類を示す情報を教師データとして用いないで機械学習を行うので、物品の種類に依存しない学習がなされ、学習に用いた物品と異なる物品の個数の認識を行うことができる利点がある。
また、計数装置は、入力された画像のみに基づいて、その画像に含まれる物品の個数を出力することができる。よって、計数装置は、画像と異なる情報の入力を必要とせずに、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
また、計数装置は、機械学習により構築された畳み込みニューラルネットワークモデルを用いて、物品の計数を行う。画像についての認識の精度が高い畳み込みニューラルネットワークモデルを用いることで、計数装置は、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
また、計数装置は、当該計数装置の学習部によって構築する認識モデルを用いて物品の個数を認識する。言い換えれば、計数装置は、計数装置と異なる、機械学習のための装置を用いることなく、認識モデルを構築することができる。よって、計数装置は、他の機械学習のための装置を用いずに、より高い信頼性で物品の個数を認識することができる。
また、上記の実施の形態及に係る会計システムは、計数装置が出力した物品の個数と、会計のために独立に計数された物品の個数とが一致する場合にのみ、会計処理を行う。これにより、会計システムは、より高い信頼性で物品の個数を認識し、さらに、認識により得た高い信頼性を有する個数に基づいて会計処理を行うことができる。
また、会計システムは、会計処理の際に取得した物品の画像と、その個数とを用いて、計数装置が有する認識モデルを更新する。これにより、認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
また、会計システムは、計数装置が出力した物品の個数と、会計のために独立に計数された物品の個数とが一致しない場合に、報知によりユーザに注意を促すことができる。
また、会計システムは、会計計数部による計数の結果を修正した上で、認識モデルを更新する。これにより、会計計数部による計数の結果に誤りが含まれていた場合でも、正しい計数結果を用いて認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
また、会計システムは、会計計数部による計数の結果を用いないで、認識モデルを更新する。これにより、会計計数部による計数の結果に誤りが含まれていた場合でも、正しい計数結果を用いて認識モデルの教師データを増やし、計数装置による物品の個数の認識の精度をより高くすることができる。
また、上記変形例に係る学習装置は、情報量が比較的多い情報、例えば、物品の種類又は寸法を示す情報などを教師データとして用いることがない。また、学習装置は、物品が映っている画像及び画像に映っている物品の個数以外の種類の情報を教師データとして用いることがないように構成されてもよい。よって、教師データとして必要な情報の種類が削減される利点がある。また、物品の種類を示す情報を教師データとして用いないで機械学習を行うので、物品の種類に依存しない学習がなされ、学習に用いた物品と異なる物品の認識を行うことができる利点がある。
なお、上記実施の形態及び変形例において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記実施の形態及び変形例の計数装置及び会計システムなどを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、計数装置の制御方法であって、カメラにより、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成し、画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力し、前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである制御方法を実行させる。
また、このプログラムは、コンピュータに、会計システムの制御方法であって、上記の計数装置の制御方法を実行させ、前記計数装置とは独立に前記1以上の第一物品の個数を計数し、計数された前記1以上の第一物品の個数である第一数と、前記計数装置の制御方法によって出力された前記1以上の第一物品の個数である第二数とが一致すると判定した場合に、前記1以上の第一物品の会計処理を行う制御方法を実行させる。
また、このプログラムは、コンピュータに、学習装置の制御方法であって、1以上の物品が映っている画像を取得し、前記画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルを構築し、前記構築の際には、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により、前記認識モデルを構築する制御方法を実行させる。
以上、一つまたは複数の態様に係る計数装置及び会計システムなどについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、より高い信頼性で物品の個数を認識する計数装置及び会計システムに利用可能である。より具体的には、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、ドラッグストア、家電量販店、又はホームセンターなどの小売店の店舗に導入されるレジスタ装置に利用可能である。
1 会計システム
3 計数装置
3A 学習装置
5 会計装置
7 カウンタ台
8 買物かご
9 物品
9a RFIDタグ
31 カメラ
32 計数部
33、33A 学習部
34、34A 認識モデル
35、T1、Tn 教師データ
51 会計計数部
52 会計処理部
53 報知部
54 表示画面
71 上面
72 凹所
81 収容体
82 読取部
I1、In 画像
N1、Nn 個数

Claims (13)

  1. 1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成するカメラと、
    画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力する計数部とを備え、
    前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである
    計数装置。
  2. 前記認識モデルは、前記教師データである前記1以上の組それぞれに属する前記第二画像を入力データとし、当該組に属する前記個数を出力データとして、機械学習により構築された認識モデルである
    請求項1に記載の計数装置。
  3. 前記認識モデルは、畳み込みニューラルネットワークモデルである
    請求項1又は2に記載の計数装置。
  4. 前記計数装置は、さらに、
    前記機械学習により前記認識モデルを構築する学習部を備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の計数装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の計数装置と、
    前記計数装置とは独立に前記1以上の第一物品の個数を計数する会計計数部と、
    前記会計計数部により計数された前記1以上の第一物品の個数である第一数と、前記計数装置の前記計数部が出力した前記1以上の第一物品の個数である第二数とが一致すると判定した場合に、前記1以上の第一物品の会計処理を行う会計処理部とを備える
    会計システム。
  6. 前記学習部は、前記教師データに含まれる前記第二画像として前記第一画像を用い、かつ、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として前記第一数を用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新する
    請求項4を引用する請求項5に記載の会計システム。
  7. 前記会計システムは、
    前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、報知を行う報知部を備える
    請求項5又は6に記載の会計システム。
  8. 前記会計処理部は、さらに、
    前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、前記第一数と前記第二数とについての正誤情報を取得し、
    前記第一数が誤りであることを前記正誤情報が示している場合には、
    (a)前記会計計数部に、前記第一数の修正をさせ、
    (b)前記学習部に、前記修正後の前記第一数を、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新させる
    請求項6に記載の会計システム。
  9. 前記会計処理部は、さらに、
    前記第一数と前記第二数とが一致しないと前記会計処理部が判定した場合に、前記第一数と前記第二数とについての正誤情報を取得し、
    前記第一数が正しく、かつ、前記第二数が誤りであることを前記正誤情報が示している場合には、
    前記学習部に、前記教師データに含まれる前記1以上の物品の個数として前記第一数を用いて、機械学習によって前記認識モデルを更新させる
    請求項6又は8に記載の会計システム。
  10. 画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルを構築する学習部を備え、
    前記学習部は、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により、前記認識モデルを構築する
    学習装置。
  11. 計数装置の制御方法であって、
    カメラにより、1以上の第一物品を撮像して第一画像を生成し、
    画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルに、前記第一画像を入力することで出力される、前記第一画像に映っている前記1以上の第一物品の個数を出力し、
    前記認識モデルは、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により構築された認識モデルである
    制御方法。
  12. 会計システムの制御方法であって、
    請求項11に記載の計数装置の制御方法を実行し、
    前記計数装置とは独立に前記1以上の第一物品の個数を計数し、
    計数された前記1以上の第一物品の個数である第一数と、前記計数装置の制御方法によって出力された前記1以上の第一物品の個数である第二数とが一致すると判定した場合に、前記1以上の第一物品の会計処理を行う
    制御方法。
  13. 学習装置の制御方法であって、
    1以上の物品が映っている画像を取得し、
    前記画像に映っている1以上の物品の個数を認識する認識モデルを構築し、
    前記構築の際には、1以上の物品が映っている第二画像と、前記第二画像に映っている前記1以上の物品の個数との組み合わせで構成された1以上の組を教師データとした機械学習により、前記認識モデルを構築する
    制御方法。
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