JP2019197494A - 病院支援システム、病院支援方法、制御装置、及び制御プログラム - Google Patents

病院支援システム、病院支援方法、制御装置、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ウエアラブル機器により被検体に関する情報が取得された位置の把握を、容易とすることができる、病院支援システム、病院支援方法、制御装置、及び制御プログラムを提供する。【解決手段】病院支援システム4は、取得された患畜情報94を記憶する記憶部92と、患畜情報94が取得された動物病院1内の位置を取得する取得部54と、記憶部92に記憶された患畜情報94及び取得部54が取得した位置情報95を送信する送信部56とを有する電子ペン50と、患畜情報94と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、電子ペン50の送信部56から送信された位置情報95に基づいて患畜毎に検査管理端末26の記憶部62に病院管理情報64として記憶させる制御を行う操作端末24の制御部59と、を備える。【選択図】図8

Description

本開示は、病院支援システム、病院支援方法、制御装置、及び制御プログラムに関する。
従来、人の診療等を行う病院や、動物の診療等を行う動物病院では、乳幼児や動物等の被検体が暴れて機器を壊したり、汚したりする懸念があるため、タブレット端末やパーソナルコンピュータ等の電子機器を診察室等で使用したくないという要望があった。そのため、被検体に起因して壊れたり汚れたりする懸念が少ない、簡易的な電子機器として電子ペンや、メガネに装着可能なカメラ等のウエアラブル機器を用いることが行われている。
例えば、特許文献1には、ドットパターンが印刷された紙等の台紙の上に、罫線等の図案が印刷されたカルテ用紙に、医師が電子ペンで必要事項を記入すると、電子ペンにより記入された記入データと、カルテ番号等の識別情報とが対応付けられた状態でカルテ管理装置に記憶される技術が記載されている。
特開2004−54375号公報
しかしながら、ウエアラブル機器は、簡易的であり、持ち運びが容易である反面、例えば、診察室や検査室等、医師等が診療等においてウエアラブル機器を用いた場所がわからなくなる場合があった。
本開示は、以上の事情を鑑みて成されたものであり、ウエアラブル機器により被検体に関する情報が取得された位置の把握を、容易とすることができる、病院支援システム、病院支援方法、制御装置、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様の病院支援システムは、取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、記憶部に記憶された被検体情報及び取得部が取得した位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器と、被検体情報と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、ウエアラブル機器の送信部から送信された位置情報に基づいて被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、を備える。
本開示の第2の態様の病院支援システムは、第1の態様の病院支援システムにおいて、 制御部は、被検体情報と識別情報とに、さらに位置情報を対応付けて記憶装置に記憶させる制御を行う。
本開示の第3の態様の病院支援システムは、第1の態様または第2の態様の病院支援システムにおいて、記憶部は、被検体情報を画像情報の形式で記憶する。
本開示の第4の態様の病院支援システムは、第3の態様の病院支援システムにおいて、画像情報の形式は、PDF(Portable Document Format)形式である。
本開示の第5の態様の病院支援システムは、第1の態様から第4の態様のいずれか1態様の病院支援システムにおいて、記憶装置は、被検体に関する異なる種類の情報を被検体毎に記憶し、制御部は、位置情報に基づいて被検体情報の種類を分類する。
本開示の第6の態様の病院支援システムは、第1の態様から第5の態様のいずれか1態様の病院支援システムにおいて、被検体に関する情報を表示する表示装置をさらに備え、制御部は、表示装置に表示されている被検体に関する情報に対応する識別情報と、ウエアラブル機器から送信された被検体情報とを対応付けて、記憶装置に記憶させる制御を行う。
本開示の第7の態様の病院支援システムは、第6の態様の病院支援システムにおいて、表示装置に表示されている被検体に関する情報は、識別情報を含む。
本開示の第8の態様の病院支援システムは、第6の態様または第7の態様の病院支援システムにおいて、制御部は、ウエアラブル機器と表示装置との距離が予め定められた距離以内となった場合に、識別情報と、ウエアラブル機器の送信部から送信された被検体情報とを対応付けて、記憶装置に記憶させる制御を行う。
本開示の第9の態様の病院支援システムは、第1の態様から第8の態様のいずれか1態様の病院支援システムにおいて、識別情報が記憶されたタグと、タグから識別情報を読み取る、予め定められた位置に設けられた読取機と、をさらに備え、制御部は、読取機がタグから識別情報を読み取った場合、タグに記憶されている識別情報と、ウエアラブル機器の送信部から送信された被検体情報とを対応付けて、記憶装置に記憶させる制御を行う。
本開示の第10の態様の病院支援システムは、第1の態様から第9の態様のいずれか1態様の病院支援システムにおいて、ウエアラブル機器は、電子ペンであり、記憶部は被検体情報として、被検体に関して記載された情報を記憶する。
本開示の第11の態様の病院支援システムは、第1の態様から第9の態様のいずれか1態様の病院支援システムにおいて、ウエアラブル機器は、メガネに装着可能なカメラ、またはメガネと一体型のカメラであり、記憶部は、被検体情報として、被検体に関して撮影された画像を記憶する。
本開示の第12の態様の病院支援システムは、取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された被検体情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器と、ウエアラブル機器の送信部から送信された被検体情報を受信する受信部と、受信部が受信した被検体情報と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、受信部が被検体情報を受信した位置を表す位置情報に基づいて被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部とを有する受信装置と、を備える。
本開示の第13の態様の病院支援方法は、において、ウエアラブル機器が、取得された被検体に関する被検体情報を記憶し、被検体情報が取得された病院内の位置を取得し、記憶された被検体情報及び取得した位置を表す位置情報を送信し、制御部が、被検体情報と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、ウエアラブル機器から送信された位置情報に基づいて被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う、処理を含む。
本開示の第14の態様の制御装置は、取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、記憶部に記憶された被検体情報及び取得部が取得した位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器の送信部から送信された位置情報を受信する受信部と、被検体情報と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、受信部が受信した位置情報に基づいて被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、を備えた。
上記目的を達成するために、本開示の第15の態様の病院支援プログラムは、コンピュータを、取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、記憶部に記憶された被検体情報及び取得部が取得した位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器の送信部から送信された位置情報を受信する受信部と、被検体情報と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、受信部が受信した位置情報に基づいて被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、して機能させるためのものである。
本開示によれば、ウエアラブル機器により被検体に関する情報が取得された位置の把握を、容易とすることができる。
実施形態の動物病院の構成の一例を示す平面図である。 実施形態の病院支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の操作端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の電子ペンのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の操作端末及び電子ペンの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の検査管理端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の待合室用モニタ、診察用モニタ、及び管理用モニタのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の操作端末で実行される制御処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の動物病院の構成の他の例を示す平面図である。 実施形態の動物病院の構成の他の例を示す平面図である。 図10に示した実施形態の電子ペン及び受信装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態の病院支援システムの支援対象となる動物病院の一例について説明する。図1には、本実施形態の病院支援システムの支援対象となる動物病院の一例の平面図を示す。
図1に示すように、動物病院1には、待合室10、第1診察室11、第2診察室12、バックヤード14、検査室と手術室とを兼ねる検査室/手術室16、及び入院室18が設けられている。
待合室10には、動物病院1に来院した被検体である動物(以下、罹患の如何にかかわらず「患畜」という)を受け付けるための受付が設けられており、動物病院1の獣医師や看護師等のスタッフ(以下、単に「スタッフ」という)が患畜の受付や会計に用いるための、受付/会計端末20及び受付/会計端末用モニタ30が配置されている。また、待合室10には、診察等を待っている患畜の飼い主を視聴の対象とした内容の情報を表示するための待合室用モニタ32が配置されている。待合室用モニタ32には、患畜関連の各種の広告や、患畜の健康管理に役立つ情報(病気、健康診断、及びペットフード等の情報)や、動物病院1の紹介(ペットホテルの紹介やトリミングを行っている場合はトリミングに関する紹介)を表示させる形態としてもよい。また、待合室用モニタ32には、各患畜の写真を表示させる形態としてもよい。例えば、飼い主が撮影したお気に入りの写真を、1枚または複数枚、表示させることにより、飼い主同士におけるコミュニケーションを円滑にすることができる。
第1診察室11及び第2診察室12の各々では、獣医師により患畜に対する診察や処置(治療)が行われる。第1診察室11には、診察内容に関する情報や、いわゆるカルテ等の患畜に関する情報も表示するための診察用モニタ33が配置されており、同様の目的で第2診察室12には、診察用モニタ34が配置されている。また、本実施形態の診察用モニタ33及び診察用モニタ34には、スタッフの指示により、検査機器群44及び放射線検査装置45による検査の結果、例えば、血液検査の結果や、放射線画像、及び超音波画像等も表示される。
バックヤード14には、操作端末24、操作入力用モニタ38、及び管理用モニタ40が設けられており、操作端末24、操作入力用モニタ38、及び管理用モニタ40を用いて、スタッフにより動物病院1の全体の管理が行われる。本実施形態の操作端末24は、動物病院1の管理に用いられる病院支援システム4(図2参照)の全体を制御する。本実施形態の操作端末24が、本開示の制御部及び制御装置の一例である。また、本実施形態の操作入力用モニタ38が、本開示の表示装置の一例である。
また、バックヤード14では、獣医師等により患畜自身または患畜から取得した検体の検査や処置が行われる。そのため、バックヤード14には、検査に用いられる検査機器群44と、検査全般を管理するための検査管理端末26及び検査管理用モニタ42が配置されている。検査機器群44は、例えば、血液化学検査装置、免疫検査装置、放射線検査装置、及び超音波検査装置等が含まれるが、特に限定されず、超音波検査装置、内視鏡検査装置等が含まれてもよい。なお、血液化学検査装置及び免疫検査装置の各々の具体例としては、富士フイルム株式会社製、商品名、ドライケム(登録商標)等が挙げられる。
検査室/手術室16では、獣医師等により患畜の放射線画像の撮影や、患畜の手術が行われる。検査室/手術室16には、患畜の放射線画像を撮影するための放射線検査装置45が配置されており、放射線検査装置45は、バックヤード14に設けられた検査管理端末26を用いて管理される。
入院室18には、複数の患畜が入院(宿泊)することができ、さらに、いわゆるペットホテルとして複数の動物が宿泊することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態の病院支援システム4の構成を説明する。図2に示すように、本実施形態の病院支援システム4では、上述した、受付/会計端末20、操作端末24、検査管理端末26、待合室用モニタ32、診察用モニタ33、診察用モニタ34、及び管理用モニタ40の各々が、動物病院1内に設けられた、いわゆる院内ネットワークNに通信が可能に接続されている。また、検査管理端末26と、検査機器群44及び放射線検査装置45の各々とは、ネットワークNを介さずに通信が可能に接続されている。検査管理端末26と、検査機器群44及び放射線検査装置45との間の通信は、無線通信で行ってもよいし、有線通信で行ってもよい。また、操作端末24と、スタッフ等により被検体に関する被検体情報の記載に用いられる電子ペン50とは、ネットワークNを介さずに通信が可能に接続されている。操作端末24と電子ペン50との間の通信は、無線通信で行われ、特にBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信で行うことが操作性や利便性等の観点で好ましい。
次に、図3を参照して、本実施形態の操作端末24のハードウェア構成を説明する。図3に示すように、操作端末24は、CPU(Central Processing Unit)60、一時記憶領域としてのメモリ61、及び不揮発性の記憶部62を含む。また、操作端末24は、キーボードやマウス等の入力部66、電子ペン50が接続される通信I/F67、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F(InterFace)68を含む。CPU60、メモリ61、記憶部62、入力部66、通信I/F67、ネットワークI/F68、及び操作入力用モニタ38は、バス69に通信が可能に接続されている。
記憶部62は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部62には、制御プログラム63が記憶される。CPU60は、記憶部62から制御プログラム63を読み出してからメモリ61に展開し、展開した制御プログラム63を実行する。また、記憶部62には、患畜に関する、いわゆるカルテに記録される患畜情報や、動物病院1全体を管理するための種々の情報を含む病院管理情報64が記憶される。本実施形態の記憶部62が、本開示の記憶装置の一例である。
また、図4を参照して、本実施形態の電子ペン50のハードウェア構成を説明する。図4に示すように、電子ペン50は、CPU90、一時記憶領域としてのメモリ91、及び不揮発性の記憶部92を含む。また、電子ペン50は、操作端末24と通信するための通信I/F97、及びスタッフや飼い主等により紙等の記録媒体に記載された情報を読み取る読取部96を含む。CPU90、メモリ91、記憶部92、読取部96、及び通信I/F97は、バス99に通信が可能に接続されている。
記憶部92は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部92には、画像処理プログラム93が記憶される。CPU90は、記憶部92から画像処理プログラム93を読み出してからメモリ91に展開し、展開した画像処理プログラム93を実行することで画像処理を実行する。また、記憶部92には、詳細を後述する患畜情報94及び位置情報95が記憶される。
図5を参照して、本実施形態の操作端末24及び電子ペン50の機能的な構成について説明する。図5に示すように、電子ペン50は、取得部54、送信部56、及び記憶部92を有する。CPU90が画像処理プログラム93を実行することで、送信部56として機能する。
記憶部92には、CPU90が画像処理プログラム93を実行することにより、読取部96により読み取られた患畜情報が画像情報の形式とされ、患畜情報94として記憶される。なお、本実施形態の電子ペン50が、記録媒体に記載された患畜情報を取得する方法は特に限定されない。例えば、特開2004−54375号公報に記載された技術を適用する形態としてもよい。この公報に記載された技術では、記録媒体として所定のフォーマット(ドットパターン)が印刷された専用紙を用い、ドットパターンを読み取ることによって専用紙に記載された内容に対応するデータを取得している。また例えば、ぺんてる株式会社製、商品名、エアペンポケット(airpenpocket)(登録商標)等のように、記録媒体として専用紙を用いない(記録媒体が限定されない)技術を適用する形態としてもよい。この技術では、電子ペン50による筆記中にペン先から、赤外線と超音波とを同時に発信し、記録媒体によって反射した赤外線及び超音波を受信し、受信時間の差に基づいてペン先の位置を導出することで、電子ペン50により記載された内容に対応するデータを取得している。
本実施形態では、上述のようにCPU90が画像処理を実行することで、取得部54が取得した情報に対して画像処理を施して画像情報の形式とし、画像情報の形式とされた患畜情報が、患畜情報94として記憶部92に記憶される。画像情報の形式としては、例えば、PDF(Portable Document Format)形式、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、GIF(Graphics Interchange Format)形式、及びPNG(Portable Network Graphics)形式等が挙げられるが、扱いやすさ等の観点からは、PDF形式を採用することが好ましい。なお、本実施形態に限定されず、画像情報の形式ではなく、テキスト形式等、OCR(Optical Character Recognition/Reader)を施した形式としてもよいが、画像情報の形式を採用する場合に比べて、電子ペン50における画像処理が繁雑になり、処理負荷も大きくなる。
本実施形態の取得部54は、患畜情報94が取得された動物病院1内の位置、具体的には位置を表す位置情報95を取得する機能を有する。取得部54が、位置情報95を取得する方法は特に限定されない。例えば、電子ペン50が、GPS(Global Positioning System)センサ等の位置の検出用のセンサを備える場合は、取得部54が、センサにより検出した位置情報95を取得する形態としてもよい。また例えば、位置を示す情報をスタッフ等が電子ペン50により記載し、読取部96により読み取られた位置を示す情報に応じて位置情報95を取得する形態としてもよい。取得部54が取得した位置情報95は、患畜情報94に対応付けられた状態で、記憶部92に記憶される。
送信部56は、通信I/F97により、記憶部92に記憶されている、患畜情報94と位置情報95とを操作端末24に送信する機能を有する。
一方、図5に示すように、操作端末24は、受信部58及び制御部59を有する。受信部58は、通信I/F67により、電子ペン50の送信部56から送信された患畜情報94と位置情報95とを受信する機能を有する。制御部59は、受信部58が受信した患畜情報94と、患畜情報94に応じた患畜の識別情報とを対応付けて、位置情報95に基づいて、患畜毎に、病院管理情報64として記憶部62に記憶させる機能を有する。
また、図6を参照して、本実施形態の検査管理端末26のハードウェア構成を説明する。図6に示すように、検査管理端末26は、CPU70、一時記憶領域としてのメモリ71、及び不揮発性の記憶部72を含む。また、検査管理端末26は、キーボードやマウス等の入力部76、検査機器群44及び放射線検査装置45と通信するための通信I/F77、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F78を含む。CPU70、メモリ71、記憶部72、入力部76、通信I/F77、ネットワークI/F78、及び検査管理用モニタ42は、バス79に通信が可能に接続されている。
記憶部72は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部72には、検査管理プログラム73が記憶される。CPU70は、記憶部72から検査管理プログラム73を読み出してからメモリ71に展開し、展開した検査管理プログラム73を実行する。また、記憶部72には、検査機器群44及び放射線検査装置45を管理するための機器管理情報74が記憶される。
さらに、図7を参照して、本実施形態の待合室用モニタ32のハードウェア構成を説明する。図7に示すように、待合室用モニタ32は、CPU80、一時記憶領域としてのメモリ81、及び不揮発性の記憶部82を含む。また、待合室用モニタ32は、音声を出力するスピーカ等の出力部85、リモートコントローラ等の入力部86、液晶ディスプレイ等の表示部87、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F88を含む。CPU80、メモリ81、記憶部82、出力部85、入力部86、表示部87、及びネットワークI/F88は、バス89に通信が可能に接続されている。
記憶部82は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部82には、表示制御プログラム83が記憶される。CPU80は、記憶部82から表示制御プログラム83を読み出してからメモリ81に展開し、展開した表示制御プログラム83を実行する。CPU80は、表示制御プログラム83を実行することにより、操作端末24の制御に応じて表示部87への各種情報の表示の制御を行う。
診察用モニタ33、診察用モニタ34、及び管理用モニタ40各々のハードウェア構成は、待合室用モニタ32と同様であるため、説明を省略する。
次に、本実施形態の病院支援システム4の作用を説明する。本実施形態では、操作端末24のCPU60が制御プログラム63を実行することによって、図8に示す制御処理が実行される。CPU60が制御処理を実行することにより、電子ペン50を用いてスタッフ等が記載した患畜情報94が、操作端末24の記憶部92に記憶される。図8に示す制御処理は、例えば、操作端末24に電源(図示省略)が投入されたタイミング等で実行される。
ステップS100でCPU60は、受信部58が、電子ペン50の送信部56から送信された患畜情報94を受信したか否かを判定する。患畜情報94を受信するまでステップS100の判定が否定判定となる。本実施形態では、一例として、操作端末24(操作入力用モニタ38)と電子ペン50との距離が、予め定められた距離以下となった場合、電子ペン50の送信部56から患畜情報94と患畜情報94に対応付けられた位置情報95とが操作端末24に送信される。操作端末24の受信部58が患畜情報94を受信した場合、ステップS100の判定が肯定判定となってステップS102へ移行する。
ステップS102でCPU60は、操作入力用モニタ38に、患畜に関する情報が表示された状態であるか否かを判定する。操作入力用モニタ38に、患畜に関する情報が表示された状態ではない場合、ステップS102の判定が否定判定となり、ステップS104へ移行する。
ステップS104でCPU60は、受信した患畜情報94に識別情報が含まれているか否かを判定する。例えば、スタッフ等が、電子ペン50により、患畜情報94として識別情報を記載した場合等、患畜情報94に識別情報が含まれている場合、ステップS104の判定が肯定判定となり、ステップS114へ移行する。一方、患畜情報94に識別情報が含まれていない場合、ステップS104の判定が否定判定となり、ステップS106へ移行する。
ステップS106でCPU60は、予め定められたエラー処理を行う。本実施形態の病院支援システム4では、識別情報と対応付けて患畜情報94を検査管理端末26の記憶部62に病院管理情報64として記憶させるため、識別情報が取得できない場合、エラーとなる。そのため、CPU60は、予め定められたエラー処理を行うが、識別情報の取得を可能とするための処理であればよく、具体的な処理の内容は特に限定されず、例えば、識別情報が取得できない(不明である)ことを示す情報を、操作入力用モニタ38に表示させる処理を行う形態としてもよい。この場合、スタッフに、操作端末24の入力部66により識別情報を入力させるための指示を、操作入力用モニタ38に表示させる形態とすることが好ましい。
本ステップのエラー処理により、スタッフにより識別情報が入力された場合等は、CPU60は、入力された識別情報を取得する。
次のステップS108でCPU60は、上記ステップS106のエラー処理の結果、識別情報が取得できたか否かを判定する。識別情報が取得された場合、ステップS108の判定が肯定判定となり、ステップS116へ移行する。一方、上記エラー処理を行っても、識別情報が取得されない場合、受信した患畜情報94を記憶部62に記憶させることなく、ステップS100に戻る。なお、本実施形態では、この場合、電子ペン50の記憶部92には、患畜情報94が記憶されたままの状態とされる。
一方、患畜情報94に識別情報が含まれる場合、ステップS104の判定が肯定判定となり、ステップS116へ移行する。
一方、操作入力用モニタ38に、患畜に関する情報が表示された状態である場合、ステップS102の判定が肯定判定となり、ステップS110へ移行する。ステップS110でCPU60は、上記ステップS104と同様に、受信した患畜情報94に識別情報が含まれているか否かを判定する。
患畜情報94に識別情報が含まれている場合、ステップS110の判定が肯定判定となり、ステップS112へ移行する。ステップS112でCPU60は、操作入力用モニタ38に表示されている情報に対応する患畜の識別情報と、患畜情報94に含まれている識別情報とが一致するか否かを判定する。なお、CPU60が、操作入力用モニタ38に表示されている情報に対応する患畜の識別情報を取得する方法は特に限定されない。操作入力用モニタ38に識別情報が表示されている場合、表示されている情報に基づいて取得すればよい、また、操作入力用モニタ38に識別情報が表示されてない場合、情報が表示されている患畜に対応する識別情報を、病院管理情報64を参照して取得すればよい。両方の識別情報が一致する場合、ステップS112の判定が肯定判定となり、ステップS116へ移行する。一方、両方の識別情報が一致しない場合(不一致の場合)、ステップS112の判定が否定判定となり、ステップS106へ移行する。上述したように、ステップS106では、予め定められたエラー処理を行うことにより、適切な識別情報の取得を可能とするための処理が行われる。
一方、患畜情報94に識別情報が含まれていない場合、ステップS110の判定が否定判定となり、ステップS114へ移行する。ステップS114でCPU60は、操作入力用モニタ38に表示されている情報に対応する患畜の識別情報を取得した後、ステップS116へ移行する。
ステップS116でCPU60は、受信した位置情報95に基づいて、患畜情報94の種類を分類する。本実施形態の記憶部62の病院管理情報64に記憶される患畜情報94には、複数の種類が存在し、複数の種類のいずれかが、取得部54が患畜情報94を取得した位置に対応付けられている。
具体的には、例えば、待合室10において、飼い主が電子ペン50を用いて問診票を記載した場合、問診票の内容を表す情報が患畜情報94として、待合室10を表す位置情報95と対応付けられた状態で電子ペン50の記憶部92に記憶される。そのため、この場合、位置情報95が、待合室10を表していれば、患畜情報94の種類が「問診票」であると分類できる。
また例えば、第1診察室11において、獣医師が電子ペン50を用いてカルテを記載した場合、カルテの内容を表す情報が患畜情報94として、第1診察室11を表す位置情報95と対応付けられた状態で電子ペン50の記憶部92に記憶される。第2診察室12おいて、獣医師が電子ペン50を用いてカルテを記載した場合も同様に、カルテの内容を表す情報が患畜情報94として、第2診察室12を表す位置情報95と対応付けられた状態で電子ペン50の記憶部92に記憶される。そのため、この場合、位置情報95が、第1診察室11または第2診察室12を表していれば、患畜情報94の種類が「カルテ」であると分類できる。
また例えば、バックヤード14において、スタッフが電子ペン50を用いて検査結果等の検査に関する検査情報を記載した場合、検査情報が患畜情報94として、バックヤード14を表す位置情報95と対応付けられた状態で電子ペン50の記憶部92に記憶される。そのため、この場合、位置情報95が、バックヤード14を表していれば、患畜情報94の種類が「検査情報」であると分類できる。
次のステップS118でCPU60は、識別情報と対応付けて、上記ステップS116の分類に応じて患畜情報94を、操作端末24の記憶部62に、病院管理情報64として記憶させる。なお、CPU60が、患畜情報94を記憶部62に記憶させるにあたり、位置情報95も対応付けて記憶部62に記載させる形態としてもよい。
次のステップS120でCPU60は、本制御処理を終了するか否かを判定する。例えば、操作端末24のスイッチ(図示省略)がオフ状態とされるまで、ステップS120の判定が否定判定となり、ステップS100に戻り、ステップS100〜S118の処理を繰り返す。一方、例えば、操作端末24のスイッチがオフ状態とされた場合、ステップS120の判定が肯定判定となり、本制御処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の病院支援システム4は、取得された患畜情報94を記憶する記憶部92と、患畜情報94が取得された動物病院1内の位置を取得する取得部54と、記憶部92に記憶された患畜情報94及び取得部54が取得した位置情報95を送信する送信部56とを有する電子ペン50と、患畜情報94と被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、電子ペン50の送信部56から送信された位置情報95に基づいて患畜毎に検査管理端末26の記憶部62に病院管理情報64として記憶させる制御を行う操作端末24の制御部59と、を備える。
このように、本実施形態の病院支援システム4では、電子ペン50の送信部56から送信された位置情報95に基づいて患畜毎に検査管理端末26の記憶部62に患畜情報94が識別情報と対応付けられて記憶される。従って、本実施形態の病院支援システム4によれば、電子ペン50により患畜情報94が取得された位置の把握を、容易とすることができる。
なお、電子ペン50が、記憶部92に記憶されている患畜情報94と位置情報95とを、操作端末24に送信する形態は、本実施形態で説明した形態に限定されない。例えば、患畜の識別番号が記憶されたIC(Integrated Circuit)タグと、ICタグから識別情報を読み取るための読取機として機能するタグリーダとを用いる形態としてもよい。この形態の場合、例えば、図9に示した一例のように、待合室10にタグリーダ100を、第1診察室11にタグリーダ101を、第2診察室12にタグリーダ102を、バックヤード14にタグリーダ104及び106を、検査室/手術室16にタグリーダ108を、さらに入院室18にタグリーダ109を各々、各位置(部屋)に対応付けて配置しておく。そして、患畜情報94が記憶部92に記憶された状態の電子ペン50と、患畜の識別番号が記憶されたIC(Integrated Circuit)タグとをバインダ等を用いることにより一体的にした状態とし、ICタグの識別情報をタグリーダ100、101、102、104、106、108、109のいずれかにより読み取らせる。タグリーダ100、101、102、104、106、108、109のいずれかが識別情報を読み取った場合、読み取った識別情報と、読み取ったタグリーダに対応付けられている位置情報95と、電子ペン50の記憶部92に記憶された患畜情報94と、を対応付けて操作端末24に送信する形態とすればよい。
このようなICタグとしては、患畜の診察券にICタグを含む形態としてもよいし、カルテ等に貼り付けが可能な、いわゆる、ICタグシール等の形態であってもよい。また、ICタグに代えて、またはICタグと共に、NFC(Near Field Communication)タグや、2次元バーコードが印刷されたシールやGPSタグ等を採用してもよい。なお、GPSタグを採用した場合、GPSタグから得られる位置情報95に基づいて、操作端末24に近付いたことが検出された場合に、識別情報と、位置情報95と、電子ペン50の記憶部92に記憶された患畜情報94と、を対応付けて操作端末24に送信する形態とすることにより、タグリーダのような読取機を設けなくてもよくなるため、好ましい。
また、本実施形態では、位置情報95として、電子ペン50の取得部54が取得した位置情報95を用いる形態について説明したが、位置情報95の取得方法等は、本実施形態に限定されない。例えば、電子ペン50の送信部56からは、患畜情報94は送信するが位置情報95は送信しない形態とし、電子ペン50の送信部56から送信された患畜情報94を受信して、操作端末24の記憶部62に記憶させるための受信装置として機能する受信装置とを用いる形態としてもよい。この形態の病院支援システム4の場合、例えば、図10に示した一例のように、待合室10に受信装置200を、第1診察室11に受信装置201を、第2診察室12に受信装置202を、バックヤード14に受信装置204及び206を、検査室/手術室16に受信装置208を、さらに入院室18に受信装置209を各々、各位置(部屋)に対応付けて配置しておく。
図11を参照して、この場合の電子ペン50及び受信装置200、201、202、204、206、208、209の機能的な構成について説明する。
図11に示すように、電子ペン50は、送信部56A、及び患畜情報94が記憶される記憶部92を有する。送信部56は、通信I/F97により、記憶部92に記憶されている、患畜情報94を操作端末24に送信する機能を有する。
一方、図11に示すように、受信装置200は、受信部210、記憶部212、制御部214、及び送信部216を有する。受信部210は、通信I/F(図示省略)により、電子ペン50の送信部56Aから送信された患畜情報94を受信する機能を有する。記憶部212は、自装置の位置を表す位置情報95を記憶する機能を有する。なお、記憶部212に代えて、自装置の位置を検出するGPSセンサ等の位置の検出用のセンサを備える形態としてもよい。
制御部214は、電子ペン50の送信部56Aから送信された患畜情報94を受信部210が受信した位置を表す位置情報95を記憶部212から取得し、患畜情報94と、位置情報95とを対応付けて、送信部216から操作端末24へ送信させ、操作端末24の記憶部62に、患畜情報94と、識別情報とを対応付けて、位置情報95に基づいて患畜毎に記憶させる制御を行う機能を有する。
受信装置201、202、204、206、208、209各々の機能的な構成は、受信装置200と同様であるため、説明を省略する。
この場合の病院支援システム4では、電子ペン50が使用される動物病院1内の各部屋に設けられた受信装置200、201、202、204、206、208、209の各々によって取得された位置情報95に基づいて患畜毎に検査管理端末26の記憶部62に患畜情報94が識別情報と対応付けられて記憶される。そのため、この場合の病院支援システム4においても、電子ペン50により患畜情報94が取得された位置の把握を、容易とすることができる。
また例えば、記録媒体の予め定められた位置に、識別情報が記載された場合、記載された識別情報と対応付けて、位置情報95と、電子ペン50の記憶部92に記憶されている患畜情報94とを、操作端末24に送信する形態としてもよい。
また、本実施形態では、本開示のウエアラブル機器の一例として電子ペン50を採用した形態について説明したが、ウエアラブル機器は、本実施形態に限定されず、飼い主やスタッフ等が、身につけること等により、容易に持ち運びが可能な電子機器であればよい。このようなウエアラブル機器の他の例としては、スタッフが装着するメガネに装着が可能なカメラ、またはメガネと一体型のカメラ等の撮像装置が挙げられる。ウエアラブル機器として、カメラを含む形態とした場合、スタッフが記載した患畜情報94に限定されず、スタッフの指示に応じて撮像が行われるため、スタッフが視認した光景(状態)と同様の光景(状態)を画像情報の形式で記録することができる。さらに、ウエアラブル機器の他の例としては、スタッフによる装着が可能なマイク(集音装置)等であってもよい。ウエアラブル機器としてマイクを用いる場合、電子ペン50での手書き入力に代えて、音声で患畜情報94や識別情報を入力してもよい。この場合、音声で入力された患畜情報94は、音声(言語)情報を認識して文字情報に変換する処理を行い、これを画像情報形式もしくはテキスト形式として記録することが、閲覧の観点で好ましい。
また、本実施形態では、操作端末24が本開示の制御部及び制御装置の一例として機能する形態について説明したが、操作端末24に代えて、または操作端末24と共に、検査管理端末26等の操作端末24と異なる装置が、本開示の制御部及び制御装置の一例として機能する形態としてもよい。また、本実施形態では、操作端末24の記憶部62が本開示の記憶装置の一例として機能する形態について説明したが、記憶部62に代えて、または記憶部62と共に、病院支援システム4の外部の記憶装置等の記憶部62と異なる装置が、本開示の記憶装置の一例として機能する形態としてもよい。
また、本実施形態では、人間以外の動物を診療する動物病院1を病院支援システム4が適用される病院の一例とし、被検体を人間以外の動物(患畜)とした形態について説明したが、本実施形態に限定されず、人間を診療する病院を病院支援システム4が適用される病院の一例とし、被検体を人間とした形態であってもよい。特に、救急医療の現場等では、乳幼児や患者が、人間以外の動物の場合と同様に、暴れて機器を壊したり、汚したりする懸念があるため、診療等において、タブレット端末やパーソナルコンピュータ等の電子機器が使用し難い場合がある。そのため、人間を診療する病院を病院支援システム4が適用される病院とした場合でも、上述したように、ウエアラブル機器により患畜情報94に関する情報が取得された位置の把握を、容易とすることができる、という効果を得ることができる。
また、上記実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を実行することにより実行した各種処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、上記各種処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態では、制御プログラム63が記憶部62に予め記憶(インストール)されており、画像処理プログラム93が記憶部92に予め記憶されており、検査管理プログラム73が記憶部72に予め記憶されており、また、表示制御プログラム83が記憶部82に予め記憶されている態様を説明したが、これに限定されない。制御プログラム63、画像処理プログラム93、検査管理プログラム73、及び表示制御プログラム83の各々は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、制御プログラム63、画像処理プログラム93、検査管理プログラム73、及び表示制御プログラム83の各々は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
1 動物病院
4 病院支援システム
10 待合室
11 第1診察室
12 第2診察室
14 バックヤード
16 検査室/手術室
18 入院室
20 受付/会計端末
24 操作端末
26 検査管理端末
30 受付/会計端末用モニタ
32 待合室用モニタ
33、34 診察用モニタ
38 操作入力用モニタ
40 管理用モニタ
42 検査管理用モニタ
44 検査機器群
45 放射線検査装置
50 電子ペン
54 取得部
56、56A 送信部
58 受信部
59 制御部
60、70、80、90 CPU
61、71、81、91 メモリ
62、72、82、92 記憶部
63 制御プログラム
64 病院管理情報
66、76、86 入力部
67、77、97 通信I/F
68、78、88 ネットワークI/F
69、79、89 バス
73 検査管理プログラム
74 機器管理情報
83 表示制御プログラム
85 出力部
87 表示部
90 表示制御プログラム
93 画像処理プログラム
94 患畜情報
95 位置情報
96 読取部
100、101、102、104、106、108、109 タグリーダ
200、201、202、204、206、208、209 受信装置
210 受信部
212 記憶部
214 制御部
216 送信部
N ネットワーク

Claims (15)

  1. 取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、前記被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、前記記憶部に記憶された前記被検体情報及び前記取得部が取得した前記位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器と、
    前記被検体情報と前記被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、前記ウエアラブル機器の前記送信部から送信された前記位置情報に基づいて前記被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、
    を備えた病院支援システム。
  2. 前記制御部は、前記被検体情報と前記識別情報とに、さらに前記位置情報を対応付けて前記記憶装置に記憶させる制御を行う、
    請求項1に記載の病院支援システム。
  3. 前記記憶部は、前記被検体情報を画像情報の形式で記憶する、
    請求項1または請求項2に記載の病院支援システム。
  4. 前記画像情報の形式は、PDF(Portable Document Format)形式である、
    請求項3に記載の病院支援システム。
  5. 前記記憶装置は、前記被検体に関する異なる種類の情報を前記被検体毎に記憶し、
    前記制御部は、前記位置情報に基づいて前記被検体情報の前記種類を分類する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の病院支援システム。
  6. 前記被検体に関する情報を表示する表示装置をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示装置に表示されている前記被検体に関する情報に対応する前記識別情報と、前記ウエアラブル機器から送信された前記被検体情報とを対応付けて、前記記憶装置に記憶させる制御を行う、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の病院支援システム。
  7. 前記表示装置に表示されている前記被検体に関する情報は、前記識別情報を含む、
    請求項6に記載の病院支援システム。
  8. 前記制御部は、前記ウエアラブル機器と前記表示装置との距離が予め定められた距離以内となった場合に、前記識別情報と、前記ウエアラブル機器の前記送信部から送信された前記被検体情報とを対応付けて、前記記憶装置に記憶させる制御を行う、
    請求項6または請求項7に記載の病院支援システム。
  9. 前記識別情報が記憶されたタグと、
    前記タグから前記識別情報を読み取る、予め定められた位置に設けられた読取機と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記読取機が前記タグから前記識別情報を読み取った場合、前記タグに記憶されている前記識別情報と、前記ウエアラブル機器の前記送信部から送信された前記被検体情報とを対応付けて、前記記憶装置に記憶させる制御を行う、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の病院支援システム。
  10. 前記ウエアラブル機器は、電子ペンであり、前記記憶部は前記被検体情報として、前記被検体に関して記載された情報を記憶する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の病院支援システム。
  11. 前記ウエアラブル機器は、メガネに装着可能なカメラ、またはメガネと一体型のカメラであり、前記記憶部は、前記被検体情報として、前記被検体に関して撮影された画像を記憶する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の病院支援システム。
  12. 取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記被検体情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器と、
    前記ウエアラブル機器の送信部から送信された前記被検体情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記被検体情報と前記被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、前記受信部が前記被検体情報を受信した位置を表す位置情報に基づいて前記被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部とを有する受信装置と、
    を備えた病院支援システム。
  13. ウエアラブル機器が、取得された被検体に関する被検体情報を記憶し、前記被検体情報が取得された病院内の位置を取得し、記憶された前記被検体情報及び取得した前記位置を表す位置情報を送信し、
    制御部が、前記被検体情報と前記被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、前記ウエアラブル機器から送信された前記位置情報に基づいて前記被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う、
    処理を含む病院支援方法。
  14. 取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、前記被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、前記記憶部に記憶された前記被検体情報及び前記取得部が取得した前記位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器の前記送信部から送信された前記位置情報を受信する受信部と、
    前記被検体情報と前記被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、前記受信部が受信した前記位置情報に基づいて前記被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、
    を備えた制御装置。
  15. コンピュータを、
    取得された被検体に関する被検体情報を記憶する記憶部と、前記被検体情報が取得された病院内の位置を取得する取得部と、前記記憶部に記憶された前記被検体情報及び前記取得部が取得した前記位置を表す位置情報を送信する送信部とを有するウエアラブル機器の前記送信部から送信された前記位置情報を受信する受信部と、
    前記被検体情報と前記被検体を識別するための識別情報とを対応付けて、前記受信部が受信した前記位置情報に基づいて前記被検体毎に記憶装置に記憶させる制御を行う制御部と、
    して機能させるための制御プログラム。
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