JP2019194486A - Speed reducer - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、回転を減速して伝達するために使用される減速機に関するものである。 The present invention relates to a speed reducer used for decelerating and transmitting rotation.
従来から一般的に使用されている歯車減速機は、複数の歯車を組み合わせて構成されているため、バックラッシを無くすことが困難であり、また、小型で且つ大きな減速比を得ることも困難である。そこで、歯車減速機の欠点を解消するものとして、ボール減速機が開発された。 Conventionally used gear reducers are configured by combining a plurality of gears, so it is difficult to eliminate backlash, and it is also difficult to obtain a small reduction ratio and a large reduction ratio. . Therefore, a ball reducer has been developed to eliminate the drawbacks of the gear reducer.
図12は、このような従来のボール減速機100を示す図である。なお、図12(a)は、従来のボール減速機100の縦断面図であり、図12(b)は、図12(a)のA9−A9線に沿って切断して示すボール減速機100の断面図である。
FIG. 12 is a view showing such a conventional
図12に示すように、ボール減速機100は、入力軸101に形成された偏心カム102の外周側にベアリング103を介して偏心回転板104が取り付けられており、偏心回転板104が偏心カム102によって偏心駆動されるようになっている。また、このボール減速機100は、図示しない出力軸に連結される出力側回転体105が偏心回転板104の径方向内方側の両側にそれぞれ配置されており、入力軸101が出力側回転体105の内周側にベアリング106を介して相対回動できるように支持されている。また、このボール減速機100は、産業用ロボットの一部等に固定される固定部材107が偏心回転板104の径方向外方側の両側にボール108を介してそれぞれ配置されており、出力側回転体105が固定部材107の内周側にベアリング110を介して回動可能に支持されている。そして、偏心回転板104と固定部材107とに挟まれるボール108は、偏心回転板104の側面に形成された第1波形溝(外サイクロイド曲線で形作られる第1サイクロイド溝)111と固定部材107の内側面(偏心回転板104に対向する側面)に形成された第2波形溝(内サイクロイド曲線で形作られる第2サイクロイド溝)112とに転動できるように係合されており、偏心回転板104と固定部材107とを連結している。なお、第2波形溝112の波数は、第1波形溝111の波数よりも2波多くなるように形成されている。
As shown in FIG. 12, in the
また、出力側回転体105は、偏心吸収機構113を介して偏心回転板104に連結されている。偏心吸収機構113は、偏心回転板104が出力側回転体105に対して偏心運動するのを可能にするものであり(偏心回転板104の偏心を吸収するものであり)、偏心回転板104の回転を出力側回転体105に伝達するようになっている。この偏心吸収機構113は、偏心回転板104と出力側回転体105との間に介装された複数のボール114と、このボール114を転動可能に収容する偏心回転板104の駆動環状溝115と、出力側回転体105の従動環状溝116とによって構成されている。駆動環状溝115及び従動環状溝116は、偏心カム102の偏心量を考慮して形状及び大きさが決定され、偏心回転板104が入力軸101の回転中心に対して偏心回転する際のボール114の動きを許容し、出力側回転体105がボール114を介して偏心回転板104と一体に回動するのを可能にしている(特許文献1参照)。
Further, the output-
このような従来のボール減速機100は、例えば、偏心回転板104の第1波形溝111の波数をN−2とし、固定部材107の第2波形溝112の波数をNとした場合、入力軸101が図示しない電動機等によって回転駆動されると、偏心回転板104が入力軸101の偏心カム102によって偏心駆動され、出力側回転体105が偏心吸収機構113を介して偏心回転板104と一体となって回転することになるが、出力側回転体105が入力軸101の1回転に対して−2/(N−2)回転(入力軸101の回転方向と逆の方向に2/(N−2)回転)することになる。すなわち、従来のボール減速機100は、偏心回転板104の第1波形溝111の波数をN−2とし、固定部材107の第2波形溝112の波数をNとした場合、減速比が2/(N−2)になる。
In such a conventional ball speed reducer 100, for example, when the wave number of the
しかしながら、図12に示す従来のボール減速機100は、偏心回転板104と出力側回転体105とを一体に回動させるため、出力側回転体105が偏心吸収機構113を介して偏心回転板104に連結されており、構造が複雑であると共に、部品点数が多く、組立工数が嵩むという問題を有していた。
However, since the conventional
そこで、本発明は、ボール減速機と同様の機能を発揮することができ、構造が簡単で、且つ、部品点数が少なく、組立工数の削減が可能な減速機の提供を目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a speed reducer that can exhibit the same function as that of a ball speed reducer, has a simple structure, has a small number of parts, and can reduce the number of assembly steps.
本発明は、 入力側回転体2の回転を出力側回転体6に減速して伝達する減速機1に関するものである。本発明の減速機1は、前記入力側回転体2と共に回動する偏心カム3,43と、前記偏心カム3,43に相対回動可能に嵌合され、前記偏心カム3,43によって揺動させられる揺動体4と、前記揺動体4の一方の側面側に対向するように配置され、被固定部材に固定される固定部材5と、前記揺動体4の他方の側面側に対向するように配置され、前記固定部材5に対して相対回動する出力側回転体6と、を備えている。前記揺動体4は、前記偏心カム3,43に相対回動可能に嵌合されるカム係合部15,50と、前記入力側回転体2の回転軸心11の回りに放射状に延びる複数のアーム部16と、前記アーム部16の先端に一体に形成された摺動部17と、を一体に有している。また、前記アーム部16は、少なくとも一部が弾性変形できるようになっている。また、前記摺動部17は、前記アーム部16から前記出力側回転体6側に向かって突出する第1円錐台状部分17aと、前記アーム部16から前記固定部材5側に向かって突出する第2円錐台状部分17bと、を有している。そして、前記入力側回転体2の回転軸心11に直交する仮想平面内において、前記回転軸心11から放射状に延びる方向を径方向とし、前記回転軸心11を中心とする仮想円に沿った方向を周方向とすると、前記出力側回転体6の前記揺動体4に対向する側面には前記揺動体4の第1円錐台状部分17aを前記径方向に沿って案内する径方向溝20が少なくとも前記アーム部16と同数形成され、前記固定部材5の前記揺動体4に対向する側面には前記揺動体4の第2円錐台状部分17bを前記周方向に沿って波形状に案内する環状の波形溝21が形成されている。また、前記出力側回転体6は、回動連繋手段Kによって前記揺動体4と連繋されており、前記第2円錐台状部分17bが前記波形溝21に案内されて移動させられることによって前記揺動体4が回動すると、前記揺動体4と共に回動させられる。
The present invention relates to a
本発明に係る減速機は、従来のボール減速機と同様の機能を発揮できることはもちろんのこと、偏心カム、一対の揺動体、固定部材、及び一対の出力側回転体という少ない構成部品で構成され、従来のボール減速機よりも構造が簡単であるため、組立工数を削減できる。 The speed reducer according to the present invention is not only capable of exhibiting the same function as a conventional ball speed reducer, but is composed of few components such as an eccentric cam, a pair of rocking bodies, a fixing member, and a pair of output side rotating bodies. Since the structure is simpler than the conventional ball reducer, the number of assembly steps can be reduced.
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[第1実施形態]
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る減速機1を示す図である。なお、図1(a)は、減速機1の正面図である。また、図1(b)は、減速機1の側面図である。また、図1(c)は、減速機1の背面図である。また、図2は、図1(a)のA1−A1線に沿って切断して示す減速機1の断面図である。
[First embodiment]
FIG.1 and FIG.2 is a figure which shows the
(減速機の概略構成)
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る減速機1は、駆動軸(入力側回転体)2と一体に回動する偏心カム3と、この偏心カム3によって揺動させられる一対の揺動体4,4と、一対の揺動体4,4の間に位置する固定部材5と、一対の揺動体4,4及び固定部材5を挟み込むように位置する一対の出力側回転体6,6と、を有している。この減速機1は、偏心カム3、一対の揺動体4,4、固定部材5、及び一対の出力側回転体6,6が樹脂材料(例えば、ポリアセタール(POM)ポリアミド(PA)等)で形成され、駆動軸2の回転を一対の出力側回転体6,6から減速して被駆動部材(図示せず)に伝達するようになっている。
(Schematic configuration of reduction gear)
As shown in FIGS. 1 and 2, the
(偏心カム)
図1から図3に示すように、偏心カム3は、駆動軸2に嵌合される軸穴7を有する円筒状の駆動軸嵌合部8と、この駆動軸嵌合部8の外周側に一体に形成された偏心カム部10と、を有している。駆動軸嵌合部8の軸穴7は、回転軸心11(軸穴7の中心)に直交する断面形状がD形状になっており、回転軸心11に直交する断面形状がD形状の駆動軸2と回り止めされた状態で嵌合され、駆動軸2と一体になって回動する。偏心カム部10は、第1偏心カム部分10Aと第2偏心カム部分10Bとを有している。第1偏心カム部分10Aと第2偏心カム部分10Bは、円筒形状であり、回転軸心11に直交する仮想平面において、180°位相がずれるように、中心12が回転軸心11に対して偏心している。すなわち、第1偏心カム部分10Aの中心12は、回転軸心11に直交する仮想平面において、回転軸心11を通り且つY軸と平行な中心線13上に位置し、回転軸心11から+Y方向に所定寸法(偏心量e)だけずれて位置している。また、第2偏心カム部分10Bの中心12は、回転軸心11に直交する仮想平面において、回転軸心11を通り且つY軸と平行な中心線13上に位置し、回転軸心11から−Y方向に所定寸法(偏心量e)だけずれて位置している。そして、第1偏心カム部分10Aの外周面14には、第1揺動体4が相対回動可能に嵌合されている。また、第2偏心カム部分10Bの外周面14には、第2揺動体4が相対回動可能に嵌合されている。
(Eccentric cam)
As shown in FIGS. 1 to 3, the
(揺動体)
図2及び図4に示すように、一対の揺動体4,4の一方は、第1偏心カム部分10Aによって揺動させられる第1揺動体4である。また、一対の揺動体4,4の他方は、第2偏心カム部分10Bによって揺動させられる第2揺動体4である。そして、第2揺動体4は、第1揺動体4と同一形状のものを表裏反転した状態で使用されるようになっている。このような揺動体4は、偏心カム部10に相対回動可能に嵌合される円筒状のボス部15(カム係合部)と、このボス部15の外周面15aから径方向外方へ向かって延びる(回転軸心11の回りに放射状に延びる)複数のアーム部16と、このアーム部16の先端に一体に形成された摺動部17と、を一体に有している。アーム部16は、先端側が根本側よりも幅寸法が狭く、基端部分18(ボス部15との接続部分)の肉厚が他部分よりも小さく、基端部分18が他部分と比較して弾性変形し易くなっている。このように、アーム部16は、基端部分18が弾性変形し易くなっているため、揺動体4が揺動運動する際に偏心カム3の偏心状態に応じて姿勢変化し、揺動体4の円滑な揺動運動を可能にする。
(Oscillator)
As shown in FIGS. 2 and 4, one of the pair of
摺動部17は、アーム部16から出力側回転体6側に向かって突出する第1円錐台状部分17aと、アーム部16から固定部材5側に向かって突出する第2円錐台状部分17bと、を有している。そして、第1円錐台状部分17aは、後述する出力側回転体6の径方向溝20にスライド移動できるように係合される(図7参照)。また、第2円錐台状部分17bは、後述する固定部材5の波形溝21にスライド移動できるように係合される(図8参照)。また、ボス部15の端面に等間隔で複数形成された回り止め突起22は、後述する出力側回転体6の回り止め穴23に係合され、揺動体4が出力側回転体6に対して揺動でき且つ揺動体4が出力側回転体6を回動させることができるように、揺動体4と出力側回転体6とを連繋している(図2、図6、図7参照)。なお、アーム部16は、基端部分18が他部分よりも弾性変形し易くなっているが、基端部分18よりも径方向外方側の位置に弾性変形し易い部分を形成してもよい。
The sliding
また、図2、図4、及び図7に示すように、揺動体4は、一対の出力側回転体6,6の一方から延びる3箇所のかしめ固定用突起24、及び一対の出力側回転体6,6の他方から延びる3箇所のかしめ固定用突起24に接触しないようにするため、かしめ固定用突起24に対応する位置にアーム部16を形成しないようにしてある。その結果、揺動体4は、出力側回転体6の径方向溝20の溝数が30であるのに対し、アーム部16の設置箇所が24箇所になっている。
2, 4, and 7, the
(固定部材)
図1、図2、及び図5に示すように、固定部材5は、一対の揺動体6,6(第1揺動体6と第2揺動体6)の間に配置され、揺動体6の一方の側面側に対向するように位置している。固定部材5は、平面視した形状が矩形形状の板状体であり、四隅のボルト穴25に挿通されたボルトによってフレーム等の被固定部材に固定されるようになっている。また、固定部材5は、駆動軸2及び偏心カム3等を径方向内方に収容する穴26が板厚方向に貫通するように形成されている。この固定部材5の穴26は、中心27が駆動軸2の回転軸心11と同心になるように形成されている。そして、この固定部材5の両側面のうちの一方には、第1揺動体6の第2円錐台状部分17bを周方向(駆動軸2の回転軸心11に直交する仮想平面内において、回転軸心11を中心とする仮想円に沿った方向)に沿って波形状に案内する環状の第1波形溝21が形成されている。この第1波形溝21は、山側(径方向外方側)の側壁28aと谷側(径方向内方側)の側壁28bとが揺動体4の第2円錐台状部分17bに摺接するようになっている。また、固定部材5の両側面のうちの他方には、第2揺動体4の第2円錐台状部分17bを周方向に沿って波形状に案内する環状の第2波形溝21が形成されている。この第2波形溝21は、中心27(回転軸心11)に直交する仮想平面内において、第1波形溝21を中心27の回りに180°回転させた形状(位相が180°ずれた形状)になっている。この波形溝21は、図11(a−1)に示すように、波形溝21の進行方向に対して直交する断面の形状(溝直角断面形状)が台形形状であり、両側の側壁(傾斜面)28a,28bが第2円錐台状部分17bの外周面のテーパ角と同一角度に形成され、両側の側壁28a,28bが第2円錐台状部分17bの外周面の母線に摺接するようになっている。なお、本実施形態において、波形溝21は、後述する出力側回転体6の径方向溝20の溝数が30であるのに対し、波数が29になっているが、発明内容の理解を容易するための例示であって、このような例示に何ら限定されるものではなく、減速機1の大きさ等に応じて最適の波数が決定される。
(Fixing member)
As shown in FIGS. 1, 2, and 5, the fixing
(出力側回転体)
図1、図2、及び図6に示すように、出力側回転体6は、固定部材5及びこの固定部材5の両側にそれぞれ配置された一対の揺動体4,4を挟み込むように一対配置され、中心部に形成された軸穴30が偏心カム3の駆動軸嵌合部8の外周面に相対回動できるように嵌合されている。この一対の出力側回転体6,6の一方は、第1揺動体4の他方の側面側に対向するように配置されており、一対の出力側回転体6,6の他方と区別して説明する必要がある場合に、説明の便宜上、第1出力側回転体6と呼称する。また、一対の出力側回転体6,6の他方は、第2揺動体4の他方の側面側に対向するように配置されており、一対の出力側回転体6,6の一方と区別して説明する必要がある場合に、説明の便宜上、第2出力側回転体6と呼称する。この第2出力側回転体6は、第1出力側回転体6を駆動軸2の回転軸心11と同心の回転軸心31の回りに180°回転させ、第1出力側回転体6に対向させた状態で使用される。出力側回転体6の揺動体4に対向する側面(第2側面)には、揺動体4の第1円錐台状部分17aを径方向(駆動軸2の回転軸心11に直交する仮想平面内において、駆動軸2の回転軸心11から放射状に延びる方向)に沿って案内する複数の径方向溝20が等間隔で形成されている。この径方向溝20は、図11(a−1)に示すように、径方向に直交する断面の形状(溝直角断面形状)が台形形状であり、両側の側壁32,32(傾斜面)の傾斜角が第1円錐台状部分17aの外周面のテーパ角と同一角度に形成され、第1円錐台状部分17aの外周面の母線に摺接するようになっている。
(Output side rotating body)
As shown in FIGS. 1, 2, and 6, a pair of output
また、出力側回転体6は、径方向溝20の径方向内方側に、揺動体4のアーム部16の根本側の一部を収容する揺動体収容凹所33が形成されている。この揺動体収容凹所33は、揺動体4のアーム部16の根本側であって且つアーム部16の先端側よりも幅方向に張り出した部分を収容するようになっている。また、揺動体収容凹所33には、かしめ固定用突起24とかしめ穴34とが交互に3箇所ずつ等間隔で形成されている。かしめ固定用突起24は、揺動体4に対向する側面(径方向溝20が形成された側面)側に形成されており、根本側の大径部24aと先端側の小径部24bとを有している。かしめ穴34は、揺動体収容凹所33内に開口する小径穴部34aと、この小径穴部34aよりも大径で且つ出力側回転体6の外側面側に開口する大径穴部34bと、を有している。このかしめ穴34の小径穴部34aは、かしめ固定用突起24の小径部24bよりも僅かに大径で且つかしめ固定用突起24の大径部24aよりも小径に形成されている。そして、一対の出力側回転体6,6の一方のかしめ固定用突起24は、小径部24bが一対の出力側回転体6,6の他方のかしめ穴34に挿入され、大径部24aが一対の出力側回転体6,6の側面に突き当てられた状態において、かしめ穴34の大径穴部34b側に突出した小径部24bが熱かしめによって小径穴部34aよりも大径の頭部35に変形させられることにより、一対の出力側回転体6,6の一方と他方とを固定できるようになっている。なお、図6において、かしめ固定用突起24は、熱かしめ後の形状を実線で示し、熱かしめ前の小径部24bの形状を点線で示している。
Further, the output-side
また、出力側回転体6は、揺動体4の回り止め突起22を収容する回り止め穴23が揺動体収容凹所33に形成されている。この回り止め穴23は、揺動体4の回り止め突起22と同数形成されており、回り止め突起22との間に2e(第1偏心カム部分10A及び第2偏心カム部分10Bの偏心量eの2倍)の隙間が生じる直径の有底の丸穴である。このような回り止め穴23は、揺動体4が偏心カム3によって揺動させられると、内周面が揺動体4の回り止め突起22と摺接し、揺動体4の摺動部17が波形溝21に沿って周方向に移動し、揺動体4が回動すると、出力側回転体6を揺動体4と共に回動させるように機能する。このように出力側回転体6の回り止め穴23と揺動体4の回り止め突起22は、出力側回転体6と揺動体4とを共に回動させる回動連繋手段Kを構成する。なお、回動連繋手段Kは、回り止め突起22を出力側回転体6に形成し、回り止め穴23を揺動体4に形成してもよい。
Further, the output-side
(減速機の作動)
本実施形態に係る減速機1は、駆動軸2と偏心カム3とが一体に回動すると、偏心カム3の第1偏心カム部分10Aに嵌合された第1揺動体4と偏心カム3の第2偏心カム部分10Bに嵌合された第2揺動体4とが180°の位相のずれを生じながら揺動させられる。この際、第1揺動体4及び第2揺動体4の摺動部17は、出力側回転体6の径方向溝20内をスライド移動しながら、固定部材5の波形溝21内を周方向にスライド移動させられる。これによって、第1揺動体4及び第2揺動体4は、固定部材5の中心27(駆動軸2の回転軸心11)の回りに回動させられる。そして、第1出力側回転体6及び第2出力側回転体6は、回動連繋手段K(回り止め穴23、及びこの回り止め穴23に係合された回り止め突起22)によって第1揺動体4及び第2揺動体4と共に回動させられる。このような本実施形態に係る減速機1は、出力側回転体6の径方向溝20の溝数が30であるのに対し、固定部材5の波形溝21の波数が29であるため、駆動軸2及び偏心カム3が29回転すると、揺動体4及び出力側回転体6が1回転する。すなわち、本実施形態に係る減速機1は、減速比が1/30になる。
(Decelerator operation)
In the
(本実施形態の効果)
以上のような構造の本実施形態に係る減速機1は、従来のボール減速機100と同様の機能(歯車減速機と比較して、バックラッシを無くすことができ、大きな減速比で回転伝達できるという機能)を発揮できることはもちろんのこと、偏心カム3、一対の揺動体4,4、固定部材5、及び一対の出力側回転体6,6という少ない構成部品で構成され、従来のボール減速機100よりも構造が簡単であるため、組立工数を削減できる。
(Effect of this embodiment)
The
また、本実施形態に係る減速機1は、全体(偏心カム3、一対の揺動体4,4、固定部材5、及び一対の出力側回転体6,6)が樹脂材料で形成されており、従来のボール減速機100と比較して部品点数が少なく、且つ構造が簡単なため、従来のボール減速機100よりも小型化及び軽量化を図ることができる。
In addition, the
また、本実施形態に係る減速機1は、全ての構成部品を射出成形で形成できるため、構成部品を機械加工(切削加工、研磨加工等)で形成する場合と比較し、加工工数を削減でき、製品コストの削減を図ることができる。
Moreover, since the
また、本実施形態に係る減速機1は、出力側回転体6の径方向溝20の両側壁32,32(傾斜面)が揺動体4の第1円錐台状部分17aの母線と線接触でき、固定部材5の波形溝21の両側壁28a,28b(傾斜面)が揺動体4の第2円錐台状部分17bの母線と線接触できるようになっているため(図11(a−1)参照)、固定部材5と出力側回転体6とが離間する方向に変位しても、径方向溝20の両側壁32,32と第1円錐台状部分17aの母線との接触状態及び波形溝21の両側壁28a,28bと第2円錐台状部分17bの母線との接触状態を変わらずに維持でき(図11(a−2)参照)、ラチェッティングを生じにくい。なお、図11(b−1)に示すように、ボール36と係合する径方向溝37及び波形溝38の溝直角断面形状が円弧形状であるボール減速機は、固定部材5と出力側回転体6とが離間する方向に変位すると、ボール36と径方向溝37及びボール36と波形溝38との接触位置を結ぶ線分40と出力側回転体6の回動方向とのなす角θが大きく変化し(図11(b−2)参照)、本実施形態に係る減速機1よりもラチェッティングを生じ易くなる。
Further, in the
また、本実施形態に係る減速機1は、第1揺動体4と第2揺動体4とが180°の位相のずれを生じた状態で揺動させられるため、回転伝達トルクが周方向で釣り合い、円滑に回転を伝達でき、回転伝達時に振動及び騒音を生じにくい。
Further, since the
[第2実施形態]
図9は、本発明の第2実施形態に係る減速機1を示す縦断面図であり、第1実施形態に係る減速機1の第1変形例を示す図である。なお、本実施形態に係る減速機1の説明は、第1実施形態に係る減速機1と共通する部分の説明を適宜省略する。
[Second Embodiment]
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing the
この図9に示す本実施形態に係る減速機1は、第1実施形態に係る減速機1の第1揺動体4及び第1出力側回転体6を省略すると共に、第1実施形態に係る減速機1の出力側回転体6のかしめ固定用突起24及びかしめ穴34を省略し、出力側回転体6が固定部材5から離れるのを固定部材5の径方向外方端に固定した抑えプレート41によって抑える構造になっている。なお、本実施形態に係る減速機1は、揺動体4のアーム部16を径方向溝20と同数形成してもよい。
The
このような構成の本変形例1に係る減速機1は、回転伝達トルクが比較的小さい場合(第1実施形態に係る減速機1の回転伝達トルクよりも小さな回転伝達トルクの場合)に使用でき、第1実施形態に係る減速機1と同様の効果を得ることができることはもちろんのこと、第1実施形態に係る減速機1よりも小型化及び軽量化を図ることができる。
The
[第3実施形態]
図10は、本発明の第3実施形態に係る減速機1を示す図であり、第1実施形態に係る減速機1の第2変形例を示す図である。なお、図10(a)は、本実施形態に係る減速機1の縦断面図である。また、図10(b)は、減速機1の出力側回転体6を取り外して、減速機1を図10(a)の矢印B1方向に沿って見た場合の歯車減速機構42の図である。また、本実施形態に係る減速機1の説明は、第1実施形態に係る減速機1と共通する部分の説明を適宜省略する。
[Third Embodiment]
FIG. 10 is a diagram illustrating the
図10に示すように、本実施形態に係る減速機1は、駆動軸2の回転が歯車減速機構42を介して偏心カム43に減速された状態で伝達されるようになっている。歯車減速機構42は、駆動軸2の先端側に形成された駆動歯車44(歯数Z1の小歯車)と、この駆動歯車44によって回転させられる被動歯車45(歯数Z2の大歯車(Z2>Z1))とで構成され、駆動軸2の回転をZ1/Z2の減速比で偏心カム43に伝達するようになっている。被動歯車45は、駆動歯車44の周囲に等間隔で3個配置されている。したがって、駆動歯車44と3個の被動歯車45とが3組の歯車減速機構42を構成している。そして、被動歯車45は、中心部の両側に支持軸46が突出形成され、各支持軸46が出力側回転体6の軸受け穴47に相対回動できるように係合されている。また、被動歯車45の両側面には、支持軸46の中心48(回転中心)に対して偏心して位置する偏心カム43がそれぞれ形成されている。第1揺動体4及び第2揺動体は、3個の偏心カム43に相対回動できるように嵌合されるカム係合穴50(カム係合部)が3箇所形成されている。そして、第1揺動体4に形成されたカム係合穴50に相対回動可能に係合される偏心カム43は、第2揺動体4に形成されたカム係合穴50に相対回動可能に係合される偏心カム43に対して180°の位相ずれを生じるように形成されている。なお、本実施形態に係る減速機1は、第1実施形態に係るかしめ固定用突起24及びかしめ穴34を省略し、固定部材5の径方向外方端側に固定した抑えプレート51,51で一対の出力側回転体6,6を両側から挟持して、一対の出力側回転体6,6が固定部材5から離間するのを抑えている。また、本実施形態に係る減速機1は、被動歯車45と一体の偏心カム43及び支持軸46が回動連繋手段Kを構成しており、この回動連繋手段Kによって揺動体4と出力側回転体6が連繋され、一対の揺動体4,4が駆動軸2の回転軸心11の回りを回動すると、一対の出力側回転体6,6が一対の揺動体4,4と共に回動する。
As shown in FIG. 10, the
このような構成の本実施形態に係る減速機1は、駆動軸2の回転が歯車減速機構42を介して減速された状態で偏心カム43に伝達され、偏心カム43が揺動体4を揺動させる。したがって、本実施形態に係る減速機1は、第1実施形態に係る減速機1と同様の効果を得ることができることはもちろんのこと、歯車減速機構42の減速比の分だけ第1実施形態に係る減速機1よりも大きな減速比を得ることが可能になる。
In the
[第1、第2、及び第3実施形態の変形例]
第1及び第2実施形態に係る減速機1は、全体を樹脂材料で形成する場合に限定されず、偏心カム3を金属で形成し、揺動体4の熱を金属製の偏心カム3を介して駆動軸2側に逃がすようにしてもよい。
[Modifications of First, Second, and Third Embodiments]
The
また、第3実施形態に係る減速機1は、全体を樹脂材料で形成する場合に限定されず、被動歯車45及び一対の偏心カム43,43を金属で形成し、揺動体4の熱を金属製の偏心カム43及び減速歯車機構42(被動歯車45及び駆動歯車44)を介して駆動軸2側に逃がすようにしてもよい。
Further, the
1……減速機、2……駆動軸(入力側回転体)、3,43……偏心カム、4……揺動体、5……固定部材、6……出力側回転体、15……ボス部(カム係合部)、16……アーム部、17……摺動部、17a……第1円錐台状部分、17b……第2円錐台状部分、20……径方向溝、21……波形溝、50……カム係合穴(カム係合部)、K……回動連繋手段
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記入力側回転体と共に回動する偏心カムと、
前記偏心カムに相対回動可能に嵌合され、前記偏心カムによって揺動させられる揺動体と、
前記揺動体の一方の側面側に対向するように配置され、被固定部材に固定される固定部材と、
前記揺動体の他方の側面側に対向するように配置され、前記固定部材に対して相対回動する出力側回転体と、を備え、
前記揺動体は、前記偏心カムに相対回動可能に嵌合されるカム係合部と、前記入力側回転体の回転軸心の回りに放射状に延びる複数のアーム部と、前記アーム部の先端に一体に形成された摺動部と、を一体に有し、
前記アーム部は、少なくとも一部が弾性変形できるようになっており、
前記摺動部は、前記アーム部から前記出力側回転体側に向かって突出する第1円錐台状部分と、前記アーム部から前記固定部材側に向かって突出する第2円錐台状部分と、を有し、
前記入力側回転体の回転軸心に直交する仮想平面内において、前記回転軸心から放射状に延びる方向を径方向とし、前記回転軸心を中心とする仮想円に沿った方向を周方向とすると、前記出力側回転体の前記揺動体に対向する側面には前記揺動体の第1円錐台状部分を前記径方向に沿って案内する径方向溝が少なくとも前記アーム部と同数形成され、前記固定部材の前記揺動体に対向する側面には前記揺動体の第2円錐台状部分を前記周方向に沿って波形状に案内する環状の波形溝が形成され、
前記出力側回転体は、回動連繋手段によって前記揺動体と連繋されており、前記第2円錐台状部分が前記波形溝に案内されて移動させられることによって前記揺動体が回動すると、前記揺動体と共に回動させられる、
ことを特徴とする減速機。 In the reducer that decelerates and transmits the rotation of the input side rotator to the output side rotator,
An eccentric cam that rotates together with the input side rotating body;
An oscillating body fitted to the eccentric cam so as to be relatively rotatable, and oscillated by the eccentric cam;
A fixing member disposed to face one side surface of the rocking body and fixed to a fixed member;
An output-side rotating body that is disposed so as to face the other side surface of the rocking body and that rotates relative to the fixing member;
The oscillating body includes a cam engagement portion that is fitted to the eccentric cam so as to be relatively rotatable, a plurality of arm portions that extend radially around a rotation axis of the input-side rotator, and a tip of the arm portion And a sliding portion formed integrally with the
At least a part of the arm part can be elastically deformed,
The sliding portion includes a first truncated cone-shaped portion projecting from the arm portion toward the output-side rotating body side, and a second truncated cone-shaped portion projecting from the arm portion toward the fixing member side. Have
In a virtual plane orthogonal to the rotation axis of the input side rotating body, a direction extending radially from the rotation axis is a radial direction, and a direction along a virtual circle centered on the rotation axis is a circumferential direction. A radial groove for guiding the first frustoconical portion of the oscillating body along the radial direction is formed on the side surface of the output side rotator facing the oscillating body, at least as many as the arm portion, and the fixed An annular corrugated groove is formed on a side surface of the member facing the rocking body to guide the second frustoconical portion of the rocking body in a wave shape along the circumferential direction,
The output-side rotator is connected to the oscillating body by a rotating linking means, and when the oscillating body rotates by the second frustoconical portion being guided and moved by the wave groove, It can be rotated together with the rocking body,
A reduction gear characterized by that.
前記出力側回転体は、前記固定部材及び一対の前記揺動体を挟み込むように一対配置され、
前記一対の出力側回転体は、一体回動できるように連結された、
ことを特徴とする請求項1に記載の減速機。 The fixing member is provided with the swinging body on both side surfaces,
A pair of the output side rotating bodies are arranged so as to sandwich the fixing member and the pair of swinging bodies,
The pair of output-side rotators are connected so as to rotate integrally.
The speed reducer according to claim 1.
ことを特徴とする請求項2に記載の減速機。 When the rocking body located on one side of the both sides of the fixing member is a first rocking body and the rocking body located on the other side of the both sides of the fixing member is a second rocking body, The radial groove for guiding the first frustoconical portion of the first oscillator along the radial direction and the second frustoconical portion of the first oscillator in a wave shape along the circumferential direction. The annular corrugated groove is configured to guide the first frustoconical portion of the second oscillating body along the radial direction and the second frustoconical portion of the second oscillating body to the second frustoconical portion. With respect to the annular corrugated groove guided in a wave shape along the circumferential direction, the phase is formed so as to be shifted by 180 °,
The speed reducer according to claim 2.
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の減速機。 In the eccentric cam, the rotation of the output-side rotator is reduced and transmitted through a reduction gear mechanism.
The speed reducer according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
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2019
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