JP2019191934A - 車載システム - Google Patents

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Hideaki Kikuchi
秀昭 菊地
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Abstract

【課題】車両に搭載されている機器のプログラムの更新状況を確認できる車載システムを提供することを目的とする。【解決手段】車載システム1は、車両Vに搭載される更新対象機器220と、車両Vの外部のサーバ300に保存されている更新対象機器220の更新プログラム300aを取得する取得部251と、取得部251によって取得した更新プログラム300aを更新対象機器220の現在のプログラム221aと置き換えて更新対象機器220の更新を行う更新処理を実行可能である更新処理部253と、更新処理部253によって実行された更新処理に関するデータを記憶する記憶部230とを備える。この結果、車載システム1は、車両Vに搭載されている機器のプログラムの更新状況を確認できる、という効果を奏する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載システムに関する。
車両に搭載される従来の車載システムとして、例えば、特許文献1には、車両に搭載されている各機器のファームウェアのバージョン情報、メタデータなどをシステム情報として蓄積しておき、ファームウェアの状態を把握できるようにするシステムが開示されている。
特開2017−174111号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のシステムは、例えば、車両に搭載されている各機器のプログラムの更新処理状況の確認に関して改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両に搭載されている機器のプログラムの更新状況を確認できる車載システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る車載システムは、車両に搭載される更新対象機器と、前記車両の外部のサーバに保存されている前記更新対象機器の更新プログラムを取得する取得部と、前記取得部によって取得した更新プログラムを前記更新対象機器の現在のプログラムと置き換えて前記更新対象機器の更新を行う更新処理を実行可能である更新処理部と、前記更新処理部によって実行された前記更新処理に関するデータを記憶する記憶部とを備える。
また、上記車載システムでは、前記記憶部は、更新が行われた更新対象機器を特定するためのデータと、更新した内容を示すデータと、更新した日時を示すデータと、更新した回数を示すデータと、更新結果を示すデータとのうちの少なくとも1つを、前記更新処理に関するデータとして記憶するものとすることができる。
また、上記車載システムでは、前記取得部は、無線によって、前記サーバから前記更新プログラムを取得するものとすることができる。
本発明に係る車載システムは、車両に搭載されている機器のプログラムの更新状況を確認することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車載システムの概略構成を表すブロック図である。 図2は、実施形態に係る車載システムによって実行される制御の一例を説明するフロー図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1に示す本実施形態の車載システム1は、車両Vに適用され、車両Vに搭載される複数の更新対象機器220のソフトウェアプログラム(以下、単に「プログラム」という場合がある。)221aを更新する車載機器プログラム更新システムである。以下、図1を参照して車載システム1の構成について詳細に説明する。
なお、図1に図示する車載システム1において、電力供給、制御信号、各種情報等の授受のための各構成要素間の接続方式は、特に断りのない限り、電線や光ファイバ等の配索材を介した有線による接続(例えば、光ファイバを介した光通信等も含む)、無線通信、非接触給電等の無線による接続のいずれであってもよい。また、車載システム1が適用される車両Vは、電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)、ガソリン車両、ディーゼル車両など、駆動源としてモータ又はエンジンを用いるいずれの車両であってもよい。また、当該車両Vの操作は、運転者による手動運転、半自動運転、自動運転などいずれであってもよい。
具体的には、車載システム1は、図1に示すように、アンテナ100と、TCU(Telematics Communication Unit)210と、更新対象機器220と、記憶部230と、更新制御部250と、ゲートウェイ240とを備える。車載システム1は、車両Vに設けられる、これらの機器群によって構成される。
サーバ300は、例えば、種々のネットワークを介して車両Vの外部のネットワーク上に実装されるクラウドサービス機器301を構成するものである。サーバ300は、車両Vに搭載される複数の更新対象機器220と相互に授受する各種情報を記憶するものであり、少なくとも更新プログラム300aを記憶している。更新プログラム300aは、更新対象機器220で実行されることで当該更新対象機器220に種々の機能を発揮させるプログラムである。更新プログラム300aは、更新対象機器220に格納されている現在のプログラム221aと置き換えられるものである。TCU210は、サーバ300から更新プログラム300aをダウンロードし記憶する処理等を実行可能な機能を有する。
TCU210は、車両Vに搭載される無線通信機能部品である。TCU210は、アンテナ100を介して車両Vと当該車両Vの外部とを無線により接続し、車両Vと当該車両Vの外部との間で情報の送受信を行う通信モジュールである。TCU210は、例えば、広域無線、狭域無線等、種々の方式の無線通信により車両Vの外部の通信機器と通信する。本実施形態のTCU210は、少なくともクラウドサービス機器301のうちサーバ300との間で情報の送受信を行う。車載システム1は、TCU210を介してクラウドサービス機器301を構成するサーバ300と相互に通信し連携することで当該クラウドサービス機器301から様々なクラウドサービスを受けることができる。TCU210は、ゲートウェイ240を介して更新制御部250と接続されており、更新制御部250との間で情報の送受信を行うことができる。TCU210は、更新制御部250から供給される電力、制御信号によって動作する。また、TCU210は、例えば、プロトコル変換処理を行うゲートウェイ240等を介して各更新対象機器220等と接続されてもよい。これにより、TCU210は、それぞれプロトコルが相互に異なるネットワークに接続された各更新対象機器220等との間で相互に情報の送受信を行うことができるように構成されてもよい。
更新対象機器220は、車両Vに搭載される車載機器である。更新対象機器220は、サーバ300に保存されている更新プログラム300aを現在のプログラム221aと置き換えることにより更新を行うことができる装置である。更新対象機器220は、車両Vに複数設けられる。複数の更新対象機器220は、車両Vに搭載される種々の機器を含んで構成される。複数の更新対象機器220は、例えば、車両Vの製造時に当該車両Vに据え付けられるものであってもよいし、車両Vの製造後に後付けで車両Vに据え付けられるいわゆるアフター品等であってもよい。複数の更新対象機器220は、例えば、種々の検出器、走行系アクチュエータ、マルチメディア(Multi Media)系機器等によって構成される。種々の検出器としては、例えば、車両Vに関する情報を検出する車速センサ、加速度センサ、操舵角センサ、アクセルセンサ、ブレーキセンサ、シフトポジションセンサ、各部の電圧/電流計、温度/湿度計等の種々のセンサ、車両Vの乗員による各種操作を検出する種々のスイッチ、CCDカメラ等の撮像装置、赤外線、ミリ波、超音波等を用いた各種レーダ/ソナー、GPS受信機、各種無線通信機器、車両Vの乗員の生体情報(心電情報、心拍数、呼吸数、脈拍数、血圧、体温、脳波、筋電流等のバイタルサイン、指紋情報、静脈情報、顔貌情報、声紋情報、虹彩情報等の個人を識別可能な個体識別情報、血中アルコール濃度、覚醒度情報、視線情報等)を検出する機器等を含んでいてもよい。走行系アクチュエータとしては、例えば、車両Vを走行させる駆動装置である走行用パワートレーン、車両Vの操舵を行う操舵装置、車両Vの制動を行う制動装置等を含んでいてもよい。マルチメディア系機器としては、例えば、ナビゲーション装置、オーディオ装置、メータ、各種ディスプレイ等、情報提供の形式、態様を含むいわゆるユーザインタフェース(UI:User Interface)を使用者の要望、好みに則して必要に応じて設定変更しカスタマイズ可能な機器を含んでいてもよい。そして、各更新対象機器220は、それぞれ記憶部221を備え、当該記憶部221にプログラム221aが記憶されている。記憶部221は、更新対象機器220に内蔵される機器内蔵記憶装置である。記憶部221は、プログラム221aを記憶する部分である。記憶部221は、この他、更新対象機器220で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。プログラム221aは、更新対象機器220の一部を構成し、当該更新対象機器220の各部を制御するECU(Electronic Control Unit)で実行されることで当該更新対象機器220に種々の機能を発揮させるプログラムであり、サーバ300からダウンロードされた更新プログラム300aと置き換えられ、更新されるものである。各更新対象機器220は、ゲートウェイ240を介して更新制御部250と接続されており、更新制御部250との間で情報の送受信を行うことができる。また、各更新対象機器220は、上述と同様、ゲートウェイ240を介して他の機器と接続され、これらとの間で相互に情報の送受信を行うことができるように構成されてもよい。
記憶部230は、過酷な環境でもデータを保管できるように、衝撃、振動、湿気等に強い特性を持っている。また、記憶部230は、車両Vにおける主となる電源が落ちた場合にも対応できるように、バックアップ電源を所持する。例えば、更新履歴保存機能付きデータレコーダを記憶部230として用いてもよい。記憶部230に記憶された、更新処理に関するデータは、更新対象機器220の不具合の原因解明に必要な更新履歴データとなる。
無線通信によってサーバ300からソフトウェアをダウンロードする場合、通信の途絶などにより、更新処理部253による更新処理が失敗するおそれがある。例えば、車両Vの走行中に更新処理を行う場合、電波の届かない場所では通信が途絶し、更新処理が失敗する可能性がある。更新処理部253による更新処理が失敗すると、更新対象機器220が正常に動作しない可能性がある。正常に動作しなかった場合には、その原因を究明するための手段を確保する必要がある。そこで、記憶部230に記憶した、更新処理に関する情報を参照することにより、上記原因の究明に役立てることができる。
更新制御部250は、更新対象機器220のプログラム221aの更新を統括的に管理する。更新制御部250は、例えば、CPU、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。更新制御部250は、ROM、RAM等に格納されている制御プログラムを実行することにより、更新対象機器220のプログラム221aの更新を統括的に管理するための種々の処理を実行する。更新制御部250は、ゲートウェイ240を介して、TCU210、各更新対象機器220、記憶部230等の各部と接続されている。更新制御部250は、ゲートウェイ240を介して、TCU210、各更新対象機器220、等に制御信号を供給して、更新対象機器220のプログラム221aの更新を制御する。なお、更新制御部250は、ゲートウェイ240内に設けられていてもよい。
本実施形態の更新制御部250は、機能概念的に、取得部251と、更新スケジューラ252と、更新処理部253とを備え、更新処理を実行可能な機能を有する。ここで、更新処理とは、サーバ300からダウンロードされた更新プログラム300aを更新対象機器220の現在のプログラム221aと置き換えて更新対象機器220の更新を行う処理である。更新制御部250は、複数の更新対象機器220に対して予め設定された優先順位に基づいて更新処理を実行してもよい。
取得部251は、サーバ300に保存されている更新対象機器220の更新プログラム300aを、無線により、ゲートウェイ240を介してダウンロードする。つまり、取得部251は、OTA(Over the Air)によって、サーバ300から更新プログラムを取得する。取得部251は、OTAによらず、例えば、有線通信によって、更新プログラム300aをダウンロードしてもよい。なお、取得部251は、ダウンロードした更新プログラム300aを、内部のバッファに一時的に記憶してもよい。
更新スケジューラ252は、複数の更新対象機器220の更新スケジュールを作成する部分である。更新スケジューラ252は、サーバ300からTCU210を介して複数の更新対象機器220のうちの特定の更新対象機器220の更新通知を受信すると、当該更新通知の対象となる特定の更新対象機器220の更新を登録し更新スケジュールを作成する。ここで、更新通知とは、特定の更新対象機器220のプログラム221aの更新プログラム300aがサーバ300からダウンロード可能になった際に当該更新プログラム300aがダウンロード可能になった旨を通知するためにサーバ300から送信される通知である。更新スケジューラ252は、複数の更新対象機器220の更新通知を受けた場合には、当該更新通知を受けた複数の更新対象機器220の優先順位に応じて更新スケジュールを作成する。更新対象機器220の優先順位は、予め定められており、更新制御部250のROM等に記憶されている。更新スケジューラ252は、例えば、優先順位が相対的に高い更新対象機器220(例えば、走行系アクチュエータ)の更新順序を相対的に早い時期とし、優先順位が相対的に低い更新対象機器220(例えば、マルチメディア系機器)の更新順序を相対的に遅い時期として更新スケジュールを作成する。また、更新スケジューラ252は、更新スケジュール作成後に他の更新対象機器220の更新通知を新たに受けた場合には、当該新たな更新通知の対象となる他の更新対象機器220の優先順位を踏まえて新たに更新スケジュールを作成する。
更新処理部253は、更新処理を実行する部分である。更新処理部253は、更新スケジューラ252が作成した更新スケジュール等に基づいて更新処理を実行する。更新処理部253は、典型的には、更新スケジューラ252が作成した更新スケジュールに規定されている更新順序で優先順位の高い更新対象機器220から順に更新処理を実行していく。
また、更新処理部253は、実行した更新処理に関するデータを記憶部230に書込む。更新処理に関するデータは、例えば、更新が行われた更新対象機器を特定するためのデータ、更新した内容を示すデータ、更新した日時を示すデータ、更新した回数を示すデータ、更新結果を示すデータである。更新処理部253は、これらのデータの少なくとも1つを更新処理に関するデータとして記憶部230に書込む。
図2は、実施形態に係る車載システムによって実行される制御の一例を説明するフロー図である。図2を参照して、車載システム1によって実行される制御の一例を説明する。なお、これらの制御ルーチンは、例えば、数msないし数十ms毎の制御周期(クロック単位)で繰り返し実行される。
まず、更新制御部250の更新スケジューラ252は、サーバ300から更新通知を受信したか否かを判定する(ステップST1)。更新スケジューラ252は、更新通知を受信したと判定した場合(ステップST1:Yes)、ステップST2の処理に移行する。更新スケジューラ252は、更新通知を受信していないと判定した場合(ステップST1:No)、ステップST4の処理に移行する。
更新スケジューラ252は、ステップST2の処理では、この更新通知の対象となる更新対象機器220の現在のプログラム221aが最新バージョンであるか否かを判定する(ステップST2)。更新スケジューラ252は、この更新通知の対象となる更新対象機器220の現在のプログラム221aが最新バージョンでないと判定した場合(ステップST2:No)、ステップST3の処理に移行する。更新スケジューラ252は、この更新通知の対象となる更新対象機器220の現在のプログラム221aが最新バージョンであると判定した場合(ステップST2:Yes)、ステップST4の処理に移行する。
更新スケジューラ252は、ステップST3の処理では、更新スケジュールを作成し(ステップST3)、ステップST5の処理に移行する。この場合、更新スケジューラ252は、複数の更新対象機器220の更新通知を受けている場合には、当該更新通知を受けた複数の更新対象機器220の優先順位に応じて更新スケジュールを作成する。また、更新スケジューラ252は、すでに更新スケジュールが作成されていた状態で他の更新対象機器220の更新通知を新たに受けた場合には、当該新たな更新通知の対象となる他の更新対象機器220の優先順位を踏まえて新たに更新スケジュールを作成する。
更新制御部250の更新処理部253は、ステップST4の処理では、更新スケジュールに規定されている更新対象機器220において、現在、未処理の更新があるか否かを判定する(スッテプST4)。更新処理部253は、現在、未処理の更新がないと判定した場合(スッテプST4:No)、今回の制御周期を終了し次回の制御周期に移行する。更新処理部253は、現在、未処理の更新があると判定した場合(スッテプST4:Yes)、ステップST5の処理に移行する。
更新処理部253は、ステップST5の処理では、取得部251に更新通知の対象となる更新対象機器220の更新プログラム300aがダウンロード済みであるか否かを判定する(ステップST5)。更新処理部253は、取得部251に更新プログラム300aがダウンロード済みでないと判定した場合(ステップST5:No)、ステップST6の処理に移行する。更新処理部253は、取得部251に更新プログラム300aがダウンロード済みであると判定した場合(ステップST5:Yes)、ステップST7の処理に移行する。
更新処理部253は、ステップST6の処理では、取得部251に対して更新プログラム300aのダウンロード指令信号を出力し、取得部251にサーバ300から更新プログラム300aをダウンロードさせ(ステップST6)、ステップST7の処理に移行する。
更新処理部253は、ステップST7の処理では、更新処理を実行して(ステップST7)、ステップST8の処理に移行する。この場合、更新処理部253は、ステップST3の処理で更新スケジューラ252によって作成された更新スケジュールに基づいて、当該更新スケジュールに規定されている更新順序で優先順位が最も高い更新対象機器220の更新処理を実行する。
更新処理部253は、ステップST8の処理では、ステップST7において実行した、更新処理に関するデータを記憶部230に記憶させ(ステップST8)、ステップST9の処理に移行する。
更新処理部253は、ステップST9の処理では、更新スケジュールに規定されている更新対象機器220の更新処理が全て終了したか否かを判定する(ステップST9)。更新処理部253は、更新スケジュールに規定されている更新対象機器220の更新処理が全て終了していないと判定した場合(ステップST9:No)、ステップST7の処理に戻って以降の処理を繰り返し実行する。この場合、更新スケジューラ252は、更新スケジュールから更新が完了した更新対象機器220の情報を削除しておく。更新処理部253は、更新スケジュールに規定されている更新対象機器220の更新処理が全て終了したと判定した場合(ステップST9:Yes)、今回の制御周期を終了し次回の制御周期に移行する。
以上で説明した車載システム1では、更新制御部250によって更新処理が実行される。この構成により、車載システム1は、車両Vの外部のサーバ300からダウンロードされ記憶された更新プログラム300aを更新対象機器220の現在のプログラム221aと置き換えることがきる。これにより、車載システム1は、更新対象機器220の更新を行うことができる。この結果、車載システム1は、車両Vに搭載されている更新対象機器220のプログラム221aを適正に更新することができる。そして、車載システム1では、更新処理部によって実行された更新処理に関するデータを記憶部230に記憶する。この構成により、車載システム1は、記憶部230に記憶された、更新処理に関するデータを、更新対象機器220の不具合の原因解明に必要なデータとして利用することができる。特に、無線によって、サーバ300から更新プログラムを取得するため、電波の届かない場所では通信が途絶し、更新処理が失敗する可能性がある。この場合でも、記憶部230に記憶された、更新処理に関するデータを、更新対象機器220の不具合の原因解明に必要なデータとして利用することができる。
また、記憶部300は、更新が行われた更新対象機器を特定するためのデータと、更新した内容を示すデータと、更新した日時を示すデータと、更新した回数を示すデータと、更新結果を示すデータとのうちの少なくとも1つを、更新処理に関するデータとして記憶する。このため、これらの各データを、更新対象機器220の不具合の原因解明に必要なデータとして利用することができる。
なお、上述した本発明の実施形態、変形例に係る車載システムは、上述した実施形態、変形例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。本実施形態、変形例に係る車載システムは、以上で説明した各実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
以上の説明では、更新対象機器220は、車両Vに複数設けられるものとして説明したがこれに限らず1つであってもよい。
1 車載システム
100 アンテナ
210 TCU
220 更新対象機器
221、230 記憶部
221a プログラム
240 ゲートウェイ
250 更新制御部
251 取得部
252 更新スケジューラ
253 更新処理部
300 サーバ
300a 更新プログラム
301 クラウドサービス機器
V 車両

Claims (3)

  1. 車両に搭載される更新対象機器と、
    前記車両の外部のサーバに保存されている前記更新対象機器の更新プログラムを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得した更新プログラムを前記更新対象機器の現在のプログラムと置き換えて前記更新対象機器の更新を行う更新処理を実行可能である更新処理部と、
    前記更新処理部によって実行された前記更新処理に関するデータを記憶する記憶部とを備える車載システム。
  2. 前記記憶部は、更新が行われた更新対象機器を特定するためのデータと、更新した内容を示すデータと、更新した日時を示すデータと、更新した回数を示すデータと、更新結果を示すデータとのうちの少なくとも1つを、前記更新処理に関するデータとして記憶する
    請求項1に記載の車載システム。
  3. 前記取得部は、無線によって、前記サーバから前記更新プログラムを取得する
    請求項1または2に記載の車載システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200001697A (ko) * 2018-06-28 2020-01-07 현대비씨엔지니어링(주) 튜브다발형 열교환기의 누설 시험장치

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