JP2019186998A - セキュリティトラフ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、収納管路用トラフの外周にワイヤーロープを巻くことなく、しかも作業が簡単で、外観上の美観も整然としていて好ましく、施工工事終了後に容易に蓋を開けることが出来ず、治安上も非常に好ましく、しかも施工が簡単に行える収納管路の施工用トラフを提供することを目的とするものである。【解決手段】本発明による収納管路の施工用トラフ、すなわちセキュリティトラフは、断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部としたことを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、鉄道線路近傍位置等に設けられ、それら鉄道関連施設に使用される配線ケーブル群を収納する配線ケーブル収納用の収納管路の施工に使用される収納管路用トラフ、すなわちセキュリティトラフに関するものである。
一般に鉄道関連施設等に使用される配線ケーブル群を収納する配線ケーブル収納用管路は、主に鉄道の線路脇等に設けられる。そして、敷設された収納管路及び該収納管路に使用される収納管路用トラフは、内部に重要な配線ケーブル等が収納されているため簡単に蓋が開けられないように形成しなければならない。
しかして従来は、その収納管路の外周をワイヤーロープ等で巻回する等して蓋を開けられないように工夫していた。
しかしながら、このような従来構成は、ワイヤーロープをいちいち巻き付ける作業が非常に作業手間になっていた。
また、ワイヤーロープを巻き付けた収納管路は外観上も雑然としており、外観の美観の面からもあまり好ましいものではなかった。
しかしながら、このような従来構成は、ワイヤーロープをいちいち巻き付ける作業が非常に作業手間になっていた。
また、ワイヤーロープを巻き付けた収納管路は外観上も雑然としており、外観の美観の面からもあまり好ましいものではなかった。
尚、トラフ本体に蓋を閉め、トラフ本体の幅方向横側から連結部材を差し込んで蓋を固定することも考えられるが、狭い場所において前記の様な施工をすることは作業性がきわめて悪い。特に溝を掘削し、該溝の中にトラフを収納する場合には、その作業が極めて困難である。
かくして、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、前記のように収納管路用トラフの外周にワイヤーロープを巻くことなく、しかも作業が簡単で、外観上の美観も整然としていて好ましく、施工工事終了後に容易に蓋を開けることが出来ず、治安上も非常に好ましく、しかも施工が簡単に行える収納管路の施工用トラフを提供することを目的とするものである。
かくして本発明による収納管路の施工用トラフ、すなわちセキュリティトラフは、
断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とした、
ことを特徴とし、
または、
断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とすると共に、前記トラフ本体の底壁幅方向両端部と側壁との境部を厚肉部として構成し、前記蓋部材で塞いだトラフ本体における内部空間の形状を略円状に構成した、
ことを特徴とし、
または、
前記膨出部は、側壁の下端から、側壁全体の長さの約6分の4の箇所から約6分の5の箇所に向けて、内側に向かい傾斜した上り傾斜面として構成され、前記約6分の5の箇所での上り傾斜面の先端部分から側壁の上端に向かって略垂直に延びる面として構成され、その厚みは前記側壁を構成する大部分の厚みの約2倍の厚みに構成した、
ことを特徴とし、
または、
前記蓋部材が取り付けられたトラフ本体の内部空間は、四隅部内側が厚肉に形成されて断面略円状に形成され、該内部空間に収納される丸棒状ケーブルの収納スペースを縮小することなくトラフ本体の耐久性を向上させた、
ことを特徴とし、
または、
前記載置部には、セラミック製のインサートが埋設され、載置部に載置される蓋部材には、前記インサートに対応する箇所に連結孔が設けられ、該連結孔は、蓋部材の上面に円盤状に切削された操作溝と、該操作溝の中心部からは蓋部材の下面に向かい徐々に拡開して蓋部材を貫通し、前記操作溝と連通する傾斜孔とを有して構成された、
ことを特徴とするものである。
断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とした、
ことを特徴とし、
または、
断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とすると共に、前記トラフ本体の底壁幅方向両端部と側壁との境部を厚肉部として構成し、前記蓋部材で塞いだトラフ本体における内部空間の形状を略円状に構成した、
ことを特徴とし、
または、
前記膨出部は、側壁の下端から、側壁全体の長さの約6分の4の箇所から約6分の5の箇所に向けて、内側に向かい傾斜した上り傾斜面として構成され、前記約6分の5の箇所での上り傾斜面の先端部分から側壁の上端に向かって略垂直に延びる面として構成され、その厚みは前記側壁を構成する大部分の厚みの約2倍の厚みに構成した、
ことを特徴とし、
または、
前記蓋部材が取り付けられたトラフ本体の内部空間は、四隅部内側が厚肉に形成されて断面略円状に形成され、該内部空間に収納される丸棒状ケーブルの収納スペースを縮小することなくトラフ本体の耐久性を向上させた、
ことを特徴とし、
または、
前記載置部には、セラミック製のインサートが埋設され、載置部に載置される蓋部材には、前記インサートに対応する箇所に連結孔が設けられ、該連結孔は、蓋部材の上面に円盤状に切削された操作溝と、該操作溝の中心部からは蓋部材の下面に向かい徐々に拡開して蓋部材を貫通し、前記操作溝と連通する傾斜孔とを有して構成された、
ことを特徴とするものである。
かくして本発明は以上の構成からなる。
そして本発明による収納管路用トラフ、すなわちセキュリティトラフであれば、収納管路用トラフの外周にワイヤーロープ等を巻くことなく、しかも閉蓋作業が簡単で、外観上の美観も好ましい収納管路を提供できる。
また、収納管路施工工事終了後には不特定人が容易に蓋を開けることが出来ず、治安上も非常に好ましい収納管路を提供できる。
そして、収納管路の中間等において、緊急に蓋を開蓋しなければならない事情があったとしても、収納管路及び蓋部材を損傷することなく、かつ比較的容易に所望箇所の蓋を開蓋することが出来、しかも施工がスムーズに行えるなど優れた効果を奏する。
そして本発明による収納管路用トラフ、すなわちセキュリティトラフであれば、収納管路用トラフの外周にワイヤーロープ等を巻くことなく、しかも閉蓋作業が簡単で、外観上の美観も好ましい収納管路を提供できる。
また、収納管路施工工事終了後には不特定人が容易に蓋を開けることが出来ず、治安上も非常に好ましい収納管路を提供できる。
そして、収納管路の中間等において、緊急に蓋を開蓋しなければならない事情があったとしても、収納管路及び蓋部材を損傷することなく、かつ比較的容易に所望箇所の蓋を開蓋することが出来、しかも施工がスムーズに行えるなど優れた効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて説明する。
図1乃至図7には、電力用、すなわち比較的ケーブルの径が大径のものを内部に収納する電力用セキュリティトラフの例が示されており、図8乃至図14には電信用、すなわち比較的ケーブルの径が小径のものを内部に収納する電信用セキュリティトラフの例が示されている。
図1乃至図7には、電力用、すなわち比較的ケーブルの径が大径のものを内部に収納する電力用セキュリティトラフの例が示されており、図8乃至図14には電信用、すなわち比較的ケーブルの径が小径のものを内部に収納する電信用セキュリティトラフの例が示されている。
ここで、セキュリティトラフとは電力用ケーブルあるいは電信用ケーブルなどケーブル等の収納管路を指標するものであり、該ケーブル等の収納管路は、トラフ本体1と、このトラフ本体1の開口上面を塞ぐ蓋部材2とを有し、これらが長手方向に接続されて構成されるものとなる。
尚、ケーブル等の収納管路の形成に際しては、例えばトラフ本体1の長さが比較的長尺のものが使用され、そのトラフ本体1の上面に短尺の蓋部材2が数枚載置されて構成される場合が想定される。
しかし、上記のような実施例に限定されるものではなく、短尺のトラフ本体1に同様の長さの蓋部材2を載置して構成しても構わないものである(図5、図6、図12、図13参照)。
まず蓋部材2の構成につき説明する。蓋部材2は、収納管路用のトラフ本体1の上面を塞ぐよう例えば略方形状をなす板状部材として形成されている(図7、図14参照)。
そして、この蓋部材2の幅方向両側端面側で、当該蓋部材2の長さ方向略中央箇所には、蓋部材2を収納管路用のトラフ本体1に固定すべく連結部材3、3が挿入可能とされた連結孔4、4が各々設けられている。
該連結孔4は図に示す様に、蓋部材2の上面に円盤状に切削された操作溝5が設けられ、該操作溝5の中心部からは蓋部材2の下面に向かい徐々に拡開して蓋部材2を貫通するよう形成された傾斜孔6が前記操作溝5に連通して形成されてなり、前記操作溝5と傾斜孔6とにより連結孔4は形成されている。
次に、断面略凹状をなす収納管路用のトラフ本体1の構成につき図1等を参照して説明する。
この収納管路用のトラフ本体1の材質については何ら限定されるものではないが、通常、コンクリート部材により形成される。ここで、セキュリティトラフは、その性質上、有害な傷やひび割れ、欠け、そりなどがあってはならない。よって所定の強度を有することが必要とされている。
トラフ本体1の両側壁7、7、特に両側壁7の内側面は図に示すように、内側に出っ張りを有する形状に構成されている。
しかしながら、両側壁7の外側面は略垂直面状に形成され、かつその外側面の表面はフラットな平面として形成される。これは、あらかじめ工場で製造された大量のトラフ本体1を施工現場まで運搬する運搬時の利便性、及び施工時の利便性などを考慮して創案されたことに他ならない。
すなわち、セキュリティトラフを構成するトラフ本体1の外面側は外側に出っ張らない様にフラットな面として構成することが、運搬時の利便性、施工時の簡便性が図れるからである。なぜなら外側の出っ張りがなければ、大量のトラフ本体1を運搬する際に隣り合うトラフ本体1同士を隙間を設けずに密着させて運ぶことが出来、従来のように、例えば側壁の上方外側部分に出っ張りが設けられ、該出っ張り同士が当接してトラフ本体1間に隙間が生じ、その分、運搬数量が限定されるとの不具合がないのである。なお、従来のこの外側出っ張り部分は、蓋部材の載置箇所を形成するために設けられていたものである。
また、施工時においても外側に出っ張りがあると、その出っ張りの部分まで施工現場で場所をとってしまう。特に掘削してセキュリティトラフを施工する際には、前記出っ張りの部分まで広く掘削しなければならずその分、セキュリティトラフの施工場所を確保しなければならないとの不具合があった。
しかしながら、セキュリティトラフの内側面に向かった出っ張りを設ければ、前記の様な不具合はなく、しかも、セキュリティトラフの耐久性を低下させることもない。さらに、収納するケーブルなどの収納効率を考慮してその内側出っ張り形状を自在に変化させて形成することも出来るとの利点もある。
符号8はトラフ本体1の底壁を示す。この底壁8は、外面側も内面側もフラットな面として構成され、厚みもすべて同じ厚みに構成してある。そして、底壁8の幅方向両端からは両側壁7、7が略垂直方向に向かって立設されている。
この両側壁7、7について内側面に出っ張った出っ張り形状につき説明する。
底壁8の幅方向両端と両側壁7、7との内側面の境部は略直角に折曲して形成されておらず、底壁8の幅方向両端側の内側面から両側壁7、7の内側面に向かいそれぞれ上り傾斜状をなす傾斜面9として形成されている。従って、底壁8と両側壁7、7との内側面境部は肉厚部として形成され、当該境部の強度強化が図られている。
底壁8の幅方向両端と両側壁7、7との内側面の境部は略直角に折曲して形成されておらず、底壁8の幅方向両端側の内側面から両側壁7、7の内側面に向かいそれぞれ上り傾斜状をなす傾斜面9として形成されている。従って、底壁8と両側壁7、7との内側面境部は肉厚部として形成され、当該境部の強度強化が図られている。
尚、符号10は水抜き穴用切り欠きであり、トラフ本体1の長手方向端面に略半円状の切り欠きとして設けられている。すなわちトラフ本体1を長手方向に接続する際の接続端面に略半円状の切り欠きとして設けられている。
そして、このトラフ本体1、1同士を接続したとき、接続したトラフ本体1、1のそれぞれの略半円状をなす水抜き穴用切り欠き10、10により略円筒状の水抜き穴がトラフ本体1の幅方向に形成されるものとなる。
次に、図から理解されるように、トラフ本体1の両側壁7、7の下端側及び上端側を除く大部分は同じ厚みを有する側壁として構成されている。
しかし、前述した様に側壁7の下端側の内側は断面三角形状をなす厚肉部として構成されている。
しかし、前述した様に側壁7の下端側の内側は断面三角形状をなす厚肉部として構成されている。
そして、両側壁7、7の内側面上端側は、各々内側に向かって膨らんだ膨出部14として構成されている。
ここで、膨出部14の詳細につき説明する。図から理解されるように、側壁7の下端から該側壁7における上端までの全体の長さにおいて、前記下端から、全体の長さの約6分の4の箇所から約6分の5の箇所に向けては内側に向かい傾斜した上り傾斜面15として構成され、前記約6分の5の箇所での上り傾斜面15の先端部分から側壁7の上端に向かっては略垂直に延びる面として構成され、その厚みは前述した側壁7の大部分の部分の厚みの約2倍の厚みになっている。
しかし、膨出部14の上端面は段差部に形成されている。すなわち、上端面から側壁7の内側に向かっては上端面略幅方向中央位置から前記上端面より一段低くなった段差面が構成されているのである。そしてこの段差面は、蓋部材2の載置部11となるのである。
ここで、この載置部11には、上面に開口を有すると共に内部には垂下する取付穴を有し、該取付穴の下方には雌ねじ部を有するインサート12が埋設されるものとなる。なお、該インサート12は、通常セラミック部材で構成されているが、これに限定されるものではない。
しかして、図1から理解されるように、蓋部材2が前記載置部11上に載置され、蓋部材2に設けられた連結孔4からボルト状の連結部材3を差し込む。ついで、連結部材3を捻ると、前記載置部11に設けられたインサート12の雌ねじ部に連結部材3の雄ねじ部が螺合して、蓋部材2をトラフ本体1に強固に取り付けることが出来る。この際、連結孔4の上面は、大きい溝径を有する操作溝5となっているため、連結部材3のボルト頭に嵌め込み、該ボルト頭を捻るねじり部材が入り込めるスペースが確保でき、回転操作ができる作業スペースとなる。
尚、通常、連結部材3は、ステンレス製で形成されているが、インサート12は、セラミック製で形成されている。よって、連結部材3の焼き付きを生じさせることがない。また、連結部材3の雄ねじ部には緩み止め材(例えば水性タイプナイロン系)が塗布され、螺着後の緩み止めが図られている。
図に示すように、蓋部材2が取り付けられたトラフ本体1の内部空間は、その四隅部が厚肉部とされており、略円状になっている。この内部空間に収納されるケーブルは丸棒状であり、内部空間が四角状であると、四隅部に必要のない隙間が出来てしまう。そこで、前記四隅部を厚肉部にして内部空間を略円状にすれば、前記必要のない隙間を埋めると共に、トラフの耐久性を向上させることが出来るものとなる。
次に、符号13はアンカー固定孔であり、トラフ本体1の底壁8に設けられる。図から理解出来るように、このアンカー固定孔13はトラフ本体1の長手方向に向かい長く延びた長孔として構成されており、トラフ本体1を連結敷設した際の敷設誤差が吸収できるようになっている。このアンカー固定孔13にアンカーが打ち込まれてトラフ本体1は固定されるものとなる。
尚、図3乃至図6及び10乃至図13において符号16は、トラフ本体1の膨出部14に設けられた縦水抜き用切り欠きであり、トラフ本体1が接続されてセキュリティトラフが形成されたとき、前記縦水抜き用切り欠き16は円状の縦水抜き孔になる。この様な縦水抜き孔が形成されることにより、たとえ、載置部11上に雨水などの水が溜まったとしても前記水は縦水抜き孔を通過してトラフ内に移動し、かつトラフ内に移動した水は、水抜き穴用切り欠き10、10により形成された略円筒状の水抜き穴から外部に送出され、前記載置部11及び載置部11に形成され連結孔4やインサート12を破損させることがない。
1 トラフ本体
2 蓋部材
3 連結部材
4 連結孔
5 操作孔
6 傾斜孔
7 側壁
8 底壁
9 傾斜面
10 水抜き穴用切り欠き
11 載置部
12 インサート
13 アンカー固定孔
14 膨出部
15 上り傾斜面
16 縦水抜き用切り欠き
2 蓋部材
3 連結部材
4 連結孔
5 操作孔
6 傾斜孔
7 側壁
8 底壁
9 傾斜面
10 水抜き穴用切り欠き
11 載置部
12 インサート
13 アンカー固定孔
14 膨出部
15 上り傾斜面
16 縦水抜き用切り欠き
Claims (5)
- 断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とした、
ことを特徴とするセキュリティトラフ。
- 断面略凹状をなすトラフ本体と、該トラフ本体の上面開口を塞ぐ蓋部材とを備え、
前記トラフ本体の両側壁の外表面は出っ張りのないフラット面として構成され、前記両側壁の上方内側面に膨出する膨出部を形成し、該膨出部上端面を内側に向かって下り段差となる段差部に形成し、該段差部を前記蓋部材の取り付け載置部とすると共に、前記トラフ本体の底壁幅方向両端部と側壁との境部を厚肉部として構成し、前記蓋部材で塞いだトラフ本体における内部空間の形状を略円状に構成した、
ことを特徴とするセキュリティトラフ。
- 前記膨出部は、側壁の下端から、側壁全体の長さの約6分の4の箇所から約6分の5の箇所に向けて、内側に向かい傾斜した上り傾斜面として構成され、前記約6分の5の箇所での上り傾斜面の先端部分から側壁の上端に向かって略垂直に延びる面として構成され、その厚みは前記側壁を構成する大部分の厚みの約2倍の厚みに構成した、
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のセキュリティトラフ。
- 前記蓋部材が取り付けられたトラフ本体の内部空間は、四隅部内側が厚肉に形成されて断面略円状に形成され、該内部空間に収納される丸棒状ケーブルの収納スペースを縮小することなくトラフ本体の耐久性を向上させた、
ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のセキュリティトラフ。
- 前記載置部には、セラミック製のインサートが埋設され、載置部に載置される蓋部材には、前記インサートに対応する箇所に連結孔が設けられ、該連結孔は、蓋部材の上面に円盤状に切削された操作溝と、該操作溝の中心部からは蓋部材の下面に向かい徐々に拡開して蓋部材を貫通し、前記操作溝と連通する傾斜孔とを有して構成された、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のセキュリティトラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018071615A JP2019186998A (ja) | 2018-04-03 | 2018-04-03 | セキュリティトラフ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2019186998A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021093864A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 古河電気工業株式会社 | 漏洩同軸ケーブル敷設構造、漏洩同軸ケーブルの敷設方法、漏洩同軸ケーブルを収納するトラフ本体、難燃性と電気通信特性に優れるポリオレフィン系樹脂材料及びその材料の使用方法並びに漏洩同軸ケーブル敷設構造を用いた通信方法並びに通信システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3134451U (ja) * | 2007-06-01 | 2007-08-16 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 | 軽量型ダクト用蓋板 |
-
2018
- 2018-04-03 JP JP2018071615A patent/JP2019186998A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3134451U (ja) * | 2007-06-01 | 2007-08-16 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 | 軽量型ダクト用蓋板 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021093864A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 古河電気工業株式会社 | 漏洩同軸ケーブル敷設構造、漏洩同軸ケーブルの敷設方法、漏洩同軸ケーブルを収納するトラフ本体、難燃性と電気通信特性に優れるポリオレフィン系樹脂材料及びその材料の使用方法並びに漏洩同軸ケーブル敷設構造を用いた通信方法並びに通信システム |
JP7360312B2 (ja) | 2019-12-11 | 2023-10-12 | 古河電気工業株式会社 | 漏洩同軸ケーブル敷設構造、漏洩同軸ケーブルの敷設方法、漏洩同軸ケーブルを収納するトラフ本体及び漏洩同軸ケーブル敷設構造を用いた通信方法並びに通信システム |
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