JP2019186735A - 光波長多重伝送装置及び光波長多重伝送方法 - Google Patents

光波長多重伝送装置及び光波長多重伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチバンドシステム内のSRSチルトを高速に補償できる光波長多重伝送装置等を提供する。【解決手段】光波長多重伝送装置は、分波部と、検出部と、第1の補償部と、第2の補償部と、合波部とを有する。分波部は、複数の光波長帯域の光波長多重信号を含む多重信号から光波長帯域毎の光波長多重信号を分波する。検出部は、光波長帯域毎に各光波長多重信号のパワー値を検出する。第1の補償部は、光波長帯域毎のパワー値に基づき、光波長多重信号内のチルトを小さくすべく、光波長多重信号内のチルトを光波長帯域毎に補償する。第2の補償部は、光波長帯域毎のパワー値に基づき、チルト補償後の光波長多重信号間のパワー差を小さくすべく、光波長多重信号のパワーを光波長帯域毎に補償する。合波部は、パワー補償後の各光波長多重信号を合波して多重信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、光波長多重伝送装置及び光波長多重伝送方法に関する。
近年、例えば、高速・大容量の通信を行うために、複数の波長の光信号を多重伝送する光波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送方式が知られている。更に、伝送容量を拡大するために、例えば、C帯(Conventional Band)及びL帯(Long Band)等の複数の光波長帯域を使用したマルチバンドシステムが知られている。C帯は、例えば、1530nm〜1565nmの光波長帯域である。L帯は、例えば、1565nm〜1625nmの長波長の光波長帯域である。WDM伝送方式では、例えば、波長依存損失(WDL:Wavelength Dependent Loss)や誘導ラマン散乱(SRS:Stimulated Raman Scattering)等の影響を受けて、光ファイバ伝送中の短波長側と長波長側とに大きなパワー偏差(チルト)が生じる。その結果、受信側の信号品質が劣化してしまう。そこで、受信側の信号品質劣化を抑制するためには、チルト補償が求められている。
しかしながら、マルチバンドシステムでは、使用する光波長帯域が広がることで、伝送する光信号の最短波長側と最長波長側とで発生するチルトは、単一光波長帯域のみを用いるシングルバンドシステムに比較して大きくなる。例えば、WDLによるチルトは、伝送路上の光ファイバの特性に依存し、運用中に変動する波長数に依存しないため、比較的容易にチルト量を推定して補償できる。これに対して、SRSによるチルトは、運用中に変動する波長数に依存するため、波長数に応じたチルト補償が必要になる。
そこで、マルチバンドシステムのチルト補償技術では、受信側のWDM装置で信号波長のスペクトルをモニタし、そのモニタ結果を送信側のWDM装置にフィードバックし、モニタ結果に基づき、送信側のWDM装置でチルトを補償する方法が知られている。本方法では、受信側のWDM装置と送信側のWDM装置との間の伝送路で発生するチルトは勿論のこと、運用中に変化する波長数に応じた高精度のチルト補償を実現できる。
特開2002−368691号公報 特開2010−97987号公報 特開2006−295113号公報 特開2001−53686号公報
しかしながら、送信側のWDM装置は、受信側のWDM装置からモニタ結果を取得することになるため、チルト補償を実行するまでに時間を要する。例えば、光ファイバの断線や装置故障等で波長数が急激に変化した場合に、チルト補償が間に合わず、受信側の信号品質の劣化で信号エラーが生じる場合も想定できる。
また、高速のチルト補償を実現する方法として、WDM装置内の送信アンプに入力するWDM信号の入力パワーをモニタし、入力パワーに基づき、WDM信号内のチルトを補償する方法がある。しかしながら、本方法では、同一光波長帯域のWDM信号内のチルト補償には対応できるものの、マルチバンドシステムの異なる光波長帯域のWDM信号間で生じるSRSチルトを補償できない。従って、マルチバンドシステムにおいてSRSチルトを高速かつ高精度に補償できるWDM装置が求められているのが実情である。
一つの側面では、マルチバンドシステムにおいてSRSチルトを高速かつ高精度に補償できる光波長多重伝送装置等を提供することを目的とする。
一つの態様の光波長多重伝送装置は、分波部と、検出部と、第1の補償部と、第2の補償部と、合波部とを有する。分波部は、複数の光波長帯域の光波長多重信号を含む多重信号から前記光波長帯域毎の光波長多重信号を分波する。検出部は、前記光波長帯域毎に各光波長多重信号のパワー値を検出する。第1の補償部は、前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記光波長多重信号内のチルトを前記光波長帯域毎に補償する。第2の補償部は、前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記チルト補償後の光波長多重信号間のパワー差を小さくすべく、前記光波長多重信号のパワーを前記光波長帯域毎に補償する。合波部は、パワー補償後の各光波長多重信号を合波して多重信号を出力する。
一つの態様では、マルチバンドシステムにおいてSRSチルトを高速かつ高精度に補償できる。
図1は、実施例1のWDMシステムの一例を示す説明図である。 図2は、係数テーブルのテーブル構成の一例を示す説明図である。 図3は、C帯のSRSチルト発生量とC帯の波長数との関係性を示す説明図である。 図4は、C帯40波に着目した場合のSRSチルト発生量とL帯の波長数との関係性を示す説明図である。 図5は、L帯のSRSチルト発生量とL帯の波長数との関係性を示す説明図である。 図6は、L帯40波に着目した場合のSRSチルト発生量とC帯の波長数との関係性を示す説明図である。 図7は、C帯の波長数が変動した場合のL帯のSRSチルト発生量の変化の一例を示す説明図である。 図8は、C帯の波長数と第1の差分との関係性の一例を示す説明図である。 図9は、L帯の波長数が変動した場合のC帯のSRSチルト発生量の変化の一例を示す説明図である。 図10は、L帯の波長数と第2の差分との関係性の一例を示す説明図である。 図11は、補償処理に関わるWDM装置内の制御部の処理動作の一例を示すフロー図である。 図12は、実施例2のWDMシステムの一例を示す説明図である。 図13は、実施例3のWDMシステムの一例を示す説明図である。 図14は、実施例4のWDMシステムの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する光波長多重伝送装置及び光波長多重伝送方法の実施例を詳細に説明する。尚、各実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1のWDMシステム1は、複数のWDM装置2を有し、WDM装置2間を光ファイバ3で接続する。WDMシステム1は、複数の光波長帯域の光信号を分割多重するマルチバンドシステムである。WDMシステム1は、第1の光波長帯域、例えば、C帯のWDM信号と、第2の光波長帯域、例えば、L帯の第2のWDM信号とを多重化するシステムである。各WDM装置2は、C帯の第1のWDM信号と、L帯の第2のWDM信号とを合波したWDM信号を光ファイバ3に出力すると共に、光ファイバ3から受信したWDM信号からC帯の第1のWDM信号及びL帯の第2のWDM信号を分離可能にする。
図1に示すWDM装置2は、分波部11と、第1の受信アンプ12Aと、第2の受信アンプ12Bと、第1のWSS(Wavelength Selective Switch)13Aと、第2のWSS13Bとを有する。WDM装置2は、第1のOCM(Optical Channel Monitor)14Aと、第2のOCM14Bと、第1の送信アンプ15Aと、第2の送信アンプ15Bと、合波部16と、第1の検出部17Aと、第2の検出部17Bと、制御部18とを有する。更に、WDM装置2は、第1の光送信群19Aと、第2の光送信群19Bと、第1の光受信群20Aと、第2の光受信群20Bとを有する。
分波部11は、WDM信号からC帯の第1のWDM信号及びL帯の第2のWDM信号に分波し、第1のWDM信号を第1の受信アンプ12Aに出力すると共に、第2のWDM信号を第2の受信アンプ12Bに出力する。
第1の受信アンプ12Aは、第1のWDM信号を光増幅し、光増幅後の第1のWDM信号を第1のWSS13Aに出力する光アンプである。第1のWSS13Aは、第1のWDM信号から第1の光受信群20A対応の光波長の光信号を光分岐すると共に、第1の光送信群19Aからの光信号を第1のWDM信号に光挿入する波長選択スイッチである。第1のWSS13Aは、光分岐又は光挿入後の第1のWDM信号を第1の送信アンプ15Aに出力する。第1の送信アンプ15Aは、第1のWDM信号をチルト補償すると共に、チルト補償後の第1のWDM信号をパワー補償する光アンプである。そして、第1の送信アンプ15Aは、チルト補償及びパワー補償後の第1のWDM信号を合波部16に出力する。
第2の受信アンプ12Bは、第2のWDM信号を光増幅し、光増幅後の第2のWDM信号を第2のWSS13Bに出力する光アンプである。第2のWSS13Bは、第2のWDM信号から第2の光受信群20B対応の光波長の光信号を光分岐すると共に、第2の光送信群19Bからの光信号を第2のWDM信号に光挿入する波長選択スイッチである。第2のWSS13Bは、光分岐又は光挿入後の第2のWDM信号を第2の送信アンプ15Bに出力する。第2の送信アンプ15Bは、第2のWDM信号をチルト補償すると共に、チルト補償後の第2のWDM信号をパワー補償する光アンプである。そして、第2の送信アンプ15Bは、チルト補償及びパワー補償後の第2のWDM信号を合波部16に出力する。
合波部16は、第1の送信アンプ15Aからの第1のWDM信号と、第2の送信アンプ15Bからの第2のWDM信号とを合波してWDM信号を図示せぬ光コネクタで接続する光ファイバ3に出力する。第1の検出部17Aは、合波部16と光ファイバ3との間を伝送する合波部16が出力するWDM信号から第1のWDM信号の出力パワーである第1のパワー値を検出し、その第1のパワー値を制御部18に通知する検出部である。第2の検出部17Bは、合波部16と光ファイバ3との間を伝送する合波部16が出力するWDM信号から第2のWDM信号の出力パワーである第2のパワー値を検出し、その第2のパワー値を制御部18に通知する検出部である。
第1の送信アンプ15Aは、第1のプレアンプ21Aと、第1のチルト補償部22Aと、第1のポストアンプ23Aと、第1のパワー補償部24Aとを有する。第1のプレアンプ21A及び第1のポストアンプ23Aは、例えば、エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)等である。
第1のプレアンプ21Aは、第1のWSS13Aからの第1のWDM信号を光増幅し、光増幅後の第1のWDM信号を第1のチルト補償部22Aに出力する。第1のチルト補償部22Aは、第1のWDM信号内のチルト量を減少する方向にチルト補償する可変減衰器等の第1の補償部である。尚、第1のチルト補償部22Aは、例えば、±1dB増加させることで波長に対する利得偏差を約1dB変化できる。第1のチルト補償部22Aは、チルト補償後の第1のWDM信号を第1のポストアンプ23Aに出力する。第1のポストアンプ23Aは、チルト補償後の第1のWDM信号を増幅し、増幅後の第1のWDM信号を第1のパワー補償部24Aに出力する。第1のパワー補償部24Aは、チルト補償後の第1のWDM信号をパワー補償する可変減衰器等の第2の補償部である。第1のパワー補償部24Aは、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第1のWDM信号全体をパワー補償する。第1のパワー補償部24Aは、パワー補償後の第1のWDM信号を合波部16に出力する。
第2の送信アンプ15Bは、第2のプレアンプ21Bと、第2のチルト補償部22Bと、第2のポストアンプ23Bと、第2のパワー補償部24Bとを有する。第2のプレアンプ21B及び第2のポストアンプ23Bは、例えば、エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)等である。
第2のプレアンプ21Bは、第2のWSS13Bからの第2のWDM信号を光増幅し、光増幅後の第2のWDM信号を第2のチルト補償部22Bに出力する。第2のチルト補償部22Bは、第2のWDM信号内のチルト量を減少する方向にチルト補償する可変減衰器等の第1の補償部である。尚、第2のチルト補償部22Bは、例えば、±1dB増加させることで波長に対する利得偏差を約1dB変化できる。第2のチルト補償部22Bは、チルト補償後の第2のWDM信号を第2のポストアンプ23Bに出力する。第2のポストアンプ23Bは、チルト補償後の第2のWDM信号を増幅し、増幅後の第2のWDM信号を第2のパワー補償部24Bに出力する。第2のパワー補償部24Bは、チルト補償後の第2のWDM信号をパワー補償する可変減衰器等の第2の補償部である。第2のパワー補償部24Bは、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第2のWDM信号全体をパワー補償する。第2のパワー補償部24Bは、パワー補償後の第2のWDM信号を合波部16に出力する。
第1の検出部17Aは、BPF(Band Pass Filter)31Aと、PD(Photo Diode)32Aとを有する。BPF31Aは、合波部16が出力するWDM信号から第1のWDM信号を抽出し、抽出した第1のWDM信号をPD32Aに出力する。PD32Aは、BPF31Aからの第1のWDM信号の光ファイバ3への出力パワーを電気変換して第1のパワー値を検出し、第1のパワー値を、後述する第1の演算部42及び第2の演算部43に出力する。
第2の検出部17Bは、BPF31Bと、PD32Bとを有する。BPF31Bは、合波部16が出力するWDM信号から第2のWDM信号を抽出し、抽出した第2のWDM信号をPD32Bに出力する。PD32Bは、BPF31Bからの第2のWDM信号の光ファイバ3への出力パワーを電気変換して第2のパワー値を検出し、第2のパワー値を、後述する第1の演算部42及び第2の演算部43に出力する。
第1のOCM14Aは、第1のWSS13Aからの第1のWDM信号内の波長毎の光パワーを監視し、その監視結果を第1のWSS13Aに通知する監視部である。第1のWSS13Aは、第1のOCM14Aからの監視結果に基づき、第1のWDM信号内の各波長のパワー偏差が所定範囲内に収まるように波長毎の光パワーを制御する。尚、所定範囲とは、例えば、チルト補償に影響を与えない程度のパワー偏差の範囲である。その結果、第1のWSS13Aは、パワー制御後の第1のWDM信号を第1の送信アンプ15Aに入力することになるため、第1の送信アンプ15Aで実行する第1のWDM信号のチルト補償の精度がアップする。
第2のOCM14Bは、第2のWSS13Bからの第2のWDM信号内の波長毎の光パワーを監視し、その監視結果を第2のWSS13Bに通知する監視部である。第2のWSS13Bは、第2のOCM14Bからの監視結果に基づき、第2のWDM信号内の各波長のパワー偏差が所定範囲内に収まるように波長毎の光パワーを制御する。その結果、第2のWSS13Bは、パワー制御後の第2のWDM信号を第2の送信アンプ15Bに入力することになるため、第2の送信アンプ15Bで実行する第2のWDM信号のチルト補償の精度がアップする。
制御部18は、係数テーブル41と、第1の演算部42と、第2の演算部43と、チルト制御部44と、パワー制御部45とを有する。第1の演算部42は、第1のチルト補償部22Aに設定する第1のチルト補償量を算出すると共に、第2のチルト補償部22Bに設定する第2のチルト補償量を算出する。チルト制御部44は、第1のチルト補償量に基づき、第1のチルト補償部22Aを制御すると共に、第2のチルト補償量に基づき、第2のチルト補償部22Bを制御する。
第2の演算部43は、第1のパワー補償部24Aに設定する第1のパワー補償量を算出すると共に、第2のパワー補償部24Bに設定する第2のパワー補償量を算出する。パワー制御部45は、第1のパワー補償量に基づき、第1のパワー補償部24Aを制御すると共に、第2のパワー補償量に基づき、第2のパワー補償部24Bを制御する。
図2は、係数テーブル41のテーブル構成の一例を示す説明図である。図2に示す係数テーブル41は、光ファイバ3のファイバ種別41A毎に係数41B及びロス係数41Cを対応付けて管理する。第1の演算部42は、光ファイバのファイバ種別41Aに対応する係数41B及びロス係数41Cを係数テーブル41から取得する。第1の演算部42は、取得した係数41B及びロス係数41Cと、第1のパワー値及び第2のパワー値とに基づき、第1のチルト補償量及び第2のチルト補償量を算出する。第1のチルト補償量は、C帯の第1のWDM信号内のSRSチルトを補償する補償量、第2のチルト補償量は、L帯の第2のWDM信号内のSRSチルトを補償する補償量である。
第2の演算部43は、光ファイバ3のファイバ種別41Aに対応する係数41B及びロス係数41Cを係数テーブル41から取得する。第2の演算部43は、取得した係数41B及びロス係数41Cと、第1のパワー値及び第2のパワー値とに基づき、第1のパワー補償量及び第2のパワー補償量を算出する。第1のパワー補償量は、第2のWDM信号の第2のパワー値及びロス係数で算出した、SRSで発生する光波長帯域間の全光パワー差を補償する補償量である。第2のパワー補償量は、第1のWDM信号の第1のパワー値及びロス係数で算出した、SRSで発生する光波長帯域間の全光パワー差を補償する補償量である。
チルト制御部44は、第1のチルト補償量に基づき、第1のWDM信号内のチルト量を小さくすべく、第1のチルト補償部22Aを制御する。チルト制御部44は、第2のチルト補償量に基づき、第2のWDM信号内のチルト量を小さくすべく、第2のチルト補償部22Bを制御する。
パワー制御部45は、第1のパワー補償量に基づき、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第1のパワー補償部24Aを制御する。パワー制御部45は、第2のパワー補償量に基づき、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第2のパワー補償部24Bを制御する。その結果、マルチバンド伝送時に光ファイバ3で接続した対向側のWDM装置2で複数の光波長帯域の波長毎のパワー偏差が所定の範囲になるように制御できる。
第1の演算部42は、係数テーブル41を参照し、(第1のパワー値×係数a)+(第2のパワー値×係数b)を用いて第1のチルト補償量を算出する。また、第1の演算部42は、(第2のパワー値×係数c)+(第1のパワー値×係数d)を用いて第2のチルト補償量を算出する。第2の演算部43は、(第2のパワー値×係数e)を用いて第1のパワー補償量を算出する。第2の演算部43は、(第1のパワー値×係数f)を用いて第2のパワー補償量を算出する。
次に、第1のチルト補償量及び第2のチルト補償量を算出する数式について説明する。図3は、C帯のSRSチルト発生量とC帯の波長数との関係性を示す説明図である。C帯のSRSチルト発生量は、図3に示すように、C帯の波長数に比例して増加している。しかしながら、その傾きは、図3に示すように、L帯の波長数の増加に依存せず、SRSチルト発生量が一定量で増加している。尚、波長数は、波長数に1波長単位のパワーを乗算することでパワーに換算できるため、横軸は出力パワーと読み替えることもできる。図4は、C帯40波に着目した場合のSRSチルト発生量とL帯の波長数との関係性を示す説明図である。C帯のSRSチルト発生量は、図4に示すように、L帯の波長数の増加に応じて一定量で増加するものの、その傾きは、L帯の波長数に依存しない。つまり、第1のWDM信号内のSRSチルト発生量は、第2のWDM信号内の波長数の増加に応じて一定量で増加するものの、その傾きは第2のWDM信号内の波長数に依存しない。従って、図3及び図4に示す関係性を考慮した場合、(第1のパワー値×係数a)+(第2のパワー値×係数b)を用いて、第1のWDM信号内の第1のチルト補償量を算出できる。
図5は、L帯のSRSチルト発生量とL帯の波長数との関係性を示す説明図である。L帯のSRSチルト発生量は、図5に示すように、L帯の波長数に比例して増加している。しかしながら、その傾きは、図5に示すように、C帯の波長数の増加に依存せず、SRSチルト発生量が一定量で増加している。図6は、L帯40波に着目した場合のSRSチルト発生量とC帯の波長数との関係性を示す説明図である。L帯のSRSチルト発生量は、図6に示すように、C帯の波長数の増加に応じて一定量で増加するものの、その傾きはC帯の波長数に依存しない。つまり、第2のWDM信号内のSRSチルト発生量は、第1のWDM信号内の波長数の増加に応じて一定量で増加するものの、その傾きは第1のWDM信号内の波長数に依存しない。従って、図5及び図6に示す関係性を考慮した場合、(第2のパワー値×係数c)+(第1のパワー値×係数d)を用いて、第2のWDM信号内の第2のチルト補償量を算出できる。
次に第1のパワー補償量及び第2のパワー補償量を算出する数式について説明する。図7は、C帯の波長数が変動した場合のL帯のSRSチルト発生量の変化の一例を示す説明図である。図7に示す説明図では、C帯の波長数を10波とした場合のL帯80波のSRSチルト量の変化と、C帯の波長数を80波とした場合のL帯80波のSRSチルト量の変化とを示している。光波長帯域間のパワー差は、図7に示すようにC帯の波長数が増加するに連れてC帯内のチルトが増加するものの、C帯の中心P1で対称的に傾くため、C帯全体のパワー量は変化しない。つまり、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差は、第1のWDM信号内の波長数が増加するに連れて第1のWDM信号内のチルトが増加するものの、第1のWDM信号全体のパワー量は変化しない。これに対して、L帯の80波のSRSチルト発生量は、C帯の10波とC帯の80波との波長数変化に応じて変動する。つまり、第2のWDM信号内のSRSチルト発生量は、第1のWDM信号内の波長数変化に応じて変動する。そして、C帯の波長数変化に応じてL帯80のSRSチルト発生量とSRSチルトなしとの差である第1の差分が変動する。図8は、C帯の波長数と第1の差分との関係性の一例を示す説明図である。第1の差分は、図8に示すようにC帯の波長数が増加するに連れて増加するため、正の傾きの比例関係となる。尚、波長数は、前述した通り、パワーと読み替えることもできる。従って、図7及び図8に示す関係性を考慮した場合、(第1のパワー値×係数f)を用いて、第2のWDM信号内の第2のパワー補償量を算出できる。
図9は、L帯の波長数が変動した場合のC帯のSRSチルト発生量の変化の一例を示す説明図である。図9に示す説明図では、L帯の波長数を10波とした場合のC帯80波のSRSチルト量の変化と、L帯の波長数を80波とした場合のC帯80波のSRSチルト量の変化とを示している。光波長帯域間のパワー差は、図9に示すようにL帯の波長数が増加するに連れてC帯内のチルトが増加するものの、L帯の中心P2で対称的に傾くため、L帯全体のパワー量は変化しない。つまり、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差は、第2のWDM信号内の波長数が増加するに連れて第2のWDM信号内のチルトが増加するものの、第2のWDM信号全体のパワー量は変化しない。これに対して、C帯の80波のSRSチルト発生量は、L帯の10波とL帯の80波との波長数変化に応じて変動する。つまり、第1のWDM信号内のSRSチルト発生量は、第2のWDM信号内の波長数変化に応じて変動する。そして、L帯の波長数変化に応じてC帯80のSRSチルト発生量とSRSチルトなしとの差である第2の差分が変動する。図10は、L帯の波長数と第2の差分との関係性の一例を示す説明図である。第2の差分は、図10に示すようにL帯の波長数が増加するに連れて減少するため、負の傾きの比例関係となる。従って、図9及び図10に示す関係性を考慮した場合、(第2のパワー値×係数e)を用いて、第1のWDM信号内の第1のパワー補償量を算出できる。
次に実施例1のWDMシステム1の動作について説明する。図11は、補償処理に関わるWDM装置2内の制御部18の処理動作の一例を示すフロー図である。制御部18は、第1の検出部17A及び第2の検出部17Bから第1のパワー値及び第2のパワー値を取得したか否かを判定する(ステップS11)。制御部18内の第1の演算部42は、第1のパワー値及び第2のパワー値を取得した場合(ステップS11肯定)、第1及び第2のパワー値及びロス係数に基づき、第1のチルト補償量及び第2のチルト補償量を算出する(ステップS12)。制御部18内の第2の演算部43は、第1及び第2のパワー値及びロス係数に基づき、第1のパワー補償量及び第2のパワー補償量を算出する(ステップS13)。
制御部18内のチルト制御部44は、第1のチルト補償量を第1の送信アンプ15A内の第1のチルト補償部22Aに設定すると共に、第2のチルト補償量を第2の送信アンプ15B内の第2のチルト補償部22Bに設定する(ステップS14)。その結果、第1のチルト補償部22Aは、第1のWDM信号内のチルト量を小さくすべく、第1のWDM信号をチルト補償する。第2のチルト補償部22Bは、第2のWDM信号内のチルト量を小さくすべく、第2のWDM信号をチルト補償する。制御部18内のパワー制御部45は、第1のパワー補償量を第1の送信アンプ15A内の第1のパワー補償部24Aに設定すると共に、第2のパワー補償量を第2の送信アンプ15B内の第2のパワー補償部24Bに設定する(ステップS15)。そして、制御部18は、図11に示す処理動作を終了する。その結果、第1のパワー補償部24Aは、チルト補償後の第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、チルト補償後の第1のWDM信号の出力パワーを補償する。第2のパワー補償部24Bは、チルト補償後の第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、チルト補償後の第2のWDM信号の出力パワーを補償する。
実施例1のWDM装置2は、合波部16の出力段で検出したWDM信号内の第1のWDM信号及び第2のWDM信号の第1及び第2のパワー値及び光ファイバ3のロス係数で第1及び第2のチルト補償量を算出する。更に、WDM装置2は、合波部16の出力段で検出した第1及び第2のパワー値及び光ファイバ3のロス係数で第1及び第2のパワー補償量を算出する。WDM装置2は、第1のチルト補償量に基づき、第1のWDM信号内のチルトを小さくすべく、第1のWDM信号内のチルトを補償すると共に、第2のチルト補償量に基づき、第2のWDM信号内のチルトを小さくすべく、第2のWDM信号内のチルトを補償する。WDM装置2は、第1のパワー補償量に基づき、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第1のWDM信号全体のパワーを補償する。更に、WDM装置2は、第2のパワー補償量に基づき、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を小さくすべく、第2のWDM信号全体のパワーを補償する。その結果、マルチバンドシステムにおいて、運用中に波長数が変動した場合でも、光波長帯域毎のSRSチルト補償を高速かつ高精度に実現できる。
WDM装置2内の第1の演算部42は、第1のパワー値、第2のパワー値、光ファイバ3のファイバ種別に応じた係数に基づき、第1のWDM信号及び第2のWDM信号内のチルト量を算出した。その結果、光ファイバ3の種別に応じた高精度なチルト補償が実現できる。
WDM装置2内の第2の演算部43は、第1のパワー値、第1のパワー値、第2のパワー値、光ファイバ3のファイバ種別に応じた係数に基づき、第1のWDM信号と第2のWDM信号との間のパワー差を算出した。その結果、光ファイバ3の種別に応じた高精度なパワー補償が実現できる。
第1のWSS13Aは、第1のOCM14Aからの第1のWDM信号内の各波長のパワーの監視結果を用いて第1のチルト補償部22Aに入力する第1のWDM信号内の波長間のパワー偏差が所定範囲になるように第1のWDM信号内の各波長のパワーを制御する。その結果、パワー偏差の少ない第1のWDM信号を第1のチルト補償部22Aに提供するため、高精度なチルト補償が実現できる。
第2のWSS13Bは、第2のOCM14Bからの第2のWDM信号内の波長毎のパワーの監視結果を用いて第2のチルト補償部22Bに入力する第2のWDM信号内の波長間のパワー偏差が所定範囲になるように第2のWDM信号内の各波長のパワーを制御する。その結果、パワー偏差の少ない第2のWDM信号を第2のチルト補償部22Bに提供するため、高精度なチルト補償が実現できる。
第1の検出部17A及び第2の検出部17Bは、合波部16の出力段に配置され、合波部16が出力するWDM信号から第1のWDM信号の第1のパワー値及び第2のWDM信号の第2のパワー値を検出した。その結果、合波部16の出力であるWDM信号を反映したパワー値を用いて高精度なチルト補償を実現できる。
実施例1のチルト補償後の第1のWDM信号及び第2のWDM信号は、パワー偏差の補償で帯域間のパワー差が生じるために、第1及び第2のパワー値を用いてチルト補償量及びパワー補償量を算出する場合に誤差が生じることも想定できる。そこで、予め記憶した基準値を用いて第1及び第2のパワー値を補正し、補正後の第1及び第2のパワー値を第1の演算部42及び第2の演算部43に通知しても良く、適宜変更可能である。
実施例1のWDM装置2は、合波部16の出力段に第1の検出部17A及び第2の検出部17Bを配置した。しかしながら、第1の検出部17A及び第2の検出部17Bの代わりに、合波部16の入力段に検出部を配置しても良く、その実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図12は、実施例2のWDMシステム1Aの一例を示す説明図である。尚、図1に示すWDMシステム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図1に示すWDM装置2と図12に示すWDM装置2Aとが異なるところは、第1の検出部17A及び第2の検出部17Bの代わりに、第3の検出部51A及び第4の検出部51Bを配置した点にある。
第3の検出部51Aは、第1の送信アンプ15Aと合波部16との間で第1のパワー補償部24Aのパワー補償後の第1のWDM信号の光パワーを電気変換して第3のパワー値を検出するPD52Aを有する。第4の検出部51Bは、第2の送信アンプ15Bと合波部16との間で第2のパワー補償部24Bのパワー補償後の第2のWDM信号の光パワーを電気変換して第4のパワー値を検出するPD52Bを有する。
第3の検出部51Aは、検出した第3のパワー値をパワー演算部46に出力する。第4の検出部51Bは、検出した第4のパワー値をパワー演算部46に出力する。パワー演算部46は、第3のパワー値から合波部16の損失パワー値を差し引いて第1のパワー値を算出し、第1のパワー値を第1の演算部42及び第2の演算部43に通知する。パワー演算部46は、第4のパワー値から合波部16の損失パワー値を差し引いて第2のパワー値を算出し、第2のパワー値を第1の演算部42及び第2の演算部43に通知する。
第3の検出部51Aは、パワー補償後の第1のWDM信号から第1のパワー値の基になる第3のパワー値を検出するため、実施例1に比較してBPFが不要となる。また、第4の検出部51Bも、パワー補償後の第2のWDM信号から第2のパワー値の基になる第4のパワー値を検出するため、実施例1に比較してBPFが不要となる。
実施例2のWDM装置2Aは、第1の送信アンプ15Aと合波部16との間で検出した第1のWDM信号のパワー値に合波部16の損失パワー値を差し引いて第1のパワー値を算出する。更に、WDM装置2Aは、第2の送信アンプ15Bと合波部16との間で検出した第2のWDM信号のパワー値に合波部16の損失パワー値を差し引いて第2のパワー値を算出する。その結果、合波部16の入力であるパワー補償後の第1のWDM信号及び第2のWDM信号を反映したチルト補償を実現できる。
尚、上記実施例1では、合波部16の出力段に第1の検出部17A及び第2の検出部17Bを配置した。しかしながら、第1の検出部17A及び第2の検出部17Bの代わりに、第1の送信アンプ15A及び第2の送信アンプ15Bの入力段に検出部を配置しても良く、その実施の形態につき、実施例3として以下に説明する。
図13は、実施例3のWDMシステム1Bの一例を示す説明図である。尚、図1に示すWDMシステム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図1に示すWDM装置2と図13に示すWDM装置2Bとが異なるところは、第1の検出部17A及び第2の検出部17Bの代わりに、第5の検出部53A及び第6の検出部53Bを配置した点にある。
第5の検出部53Aは、第1のWSS13Aと第1の送信アンプ15Aとの間で、第1のWSS13Aの第1のWDM信号の光パワーを電気変換して第5のパワー値を検出するPD54Aを有する。第6の検出部53Bは、第2のWSS13Bと第2の送信アンプ15Bとの間で第2のWSS13Bの第2のWDM信号の光パワーを電気変換して第6のパワー値を検出するPD54Bを有する。
第5の検出部53Aは、検出した第5のパワー値をパワー演算部47に出力する。第6の検出部53Bは、検出した第6のパワー値をパワー演算部47に出力する。パワー演算部47は、第5のパワー値から合波部16の損失パワー値を差し引いて第1のパワー値を算出し、第1のパワー値を第1の演算部42及び第2の演算部43に通知する。パワー演算部47は、第6のパワー値から合波部16の損失パワー値を差し引いて第2のパワー値を算出し、第2のパワー値を第1の演算部42及び第2の演算部43に通知する。
実施例1のWDM装置2では、合波部16出力段のWDM信号の光パワーを検出する場合、チルト補償後のパワー補償で光波長帯域間のパワー差がある状態で第1のパワー値及び第2のパワー値を検出する場合も想定される。従って、これらの第1及び第2のパワー値を用いて補償量を計算する場合には誤差が生じることも考えられる。
これに対して、実施例3のWDM装置2Bでは、第1及び第2の送信アンプ15A、15Bの入力段のチルト補償前の第1及び第2のWDM信号の第5及び第6のパワー値を基にして第1及び第2のパワー値を算出した。従って、これらの第1及び第2のパワー値を用いて補償量を計算することで誤差を回避できる。
尚、上記実施例2のWDMシステム1Aでは、上流側のWDM装置2Aから下流側のWDM装置2Aに出力するWDM信号にリップルが発生する。そこで、リップルを抑制するWDMシステム1Cの実施の形態につき、実施例4として以下に説明する。
図14は、実施例4のWDMシステム1Cの一例を示す説明図である。尚、図12に示すWDMシステム1Aと同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図14に示すWDMシステム1Cは、上流側のWDM装置2Cと、下流側(対向側)のWDM装置2Dと、上流側のWDM装置2Cと下流側のWDM装置2Dとを光接続する光ファイバ3とを有する。上流側のWDM装置2C及び下流側のWDM装置2Dは、同一の構成である。
上流側のWDM装置2C及び下流側のWDM装置2Dは、監視制御部61と、制御部18内の偏差算出部48とを有する。監視制御部61は、OSC(Optical Supervisory Channel)を使用して他のWDM装置2と通信する。
上流側のWDM装置2C内の第1のOCM14Aは、上流側の第1のWSS13Aからの第1のWDM信号内の波長毎の光パワーをモニタし、そのモニタ結果を監視制御部61に通知する。更に、上流側のWDM装置2C内の第2のOCM14Bは、上流側の第2のWSS13Bからの第2のWDM信号内の波長毎の光パワーをモニタし、モニタ結果を上流側の制御部18内の偏差算出部48に通知する。
下流側のWDM装置2D内の第1のOCM14Aは、下流側の第1のWSS13Aからの第1のWDM信号内の波長毎の光パワーをモニタし、そのモニタ結果を監視制御部61に通知する。更に、下流側のWDM装置2D内の第2のOCM14Bは、下流側の第2のWSS13Bからの第2のWDM信号内の波長毎の光パワーをモニタし、モニタ結果を下流側の監視制御部61に通知する。下流側のWDM装置2D内の監視制御部61は、下流側の第1のWDM信号の波長毎の光パワーと、下流側の第2のWDM信号の波長毎の光パワーとを上流側のWDM装置2C内の監視制御部61に通知する。上流側のWDM装置2C内の監視制御部61は、下流側の第1のWDM信号の波長毎の光パワーと、下流側の第2のWDM信号の波長毎の光パワーとを偏差算出部48に入力する。
偏差算出部48は、下流側の第1のWDM信号内の波長毎の光パワーと、上流側の第1のWDM信号内の波長毎の光パワーとの偏差で第1のWDM信号の第1のリップル量を算出する。更に、偏差算出部48は、下流側の第2のWDM信号内の波長毎の光パワーと、上流側の第2のWDM信号内の波長毎の光パワーとの偏差で第2のWDM信号の第2のリップル量を算出する。偏差算出部48は、第1のリップル量を第1のWSS13Aに設定すると共に、第2のリップル量を第2のWSS13Bに設定する。
上流側のWDM装置2C内の第1のWSS13Aは、第1のリップル量を打ち消すように第1のWDM信号内の波長毎の光パワーを制御する。更に、上流側のWDM装置2C内の第2のWSS13Bは、第2のリップル量を打ち消すように第2のWDM信号内の波長毎の光パワーを制御する。尚、説明の便宜上、リップルを100%打ち消す場合を例示したが、打ち消す割合は100%に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
実施例4のWDM装置2C,2Dは、チルト補償制御に加え、波長毎の利得のリップルを抑制することで、第1のWDM信号及び第2のWDM信号内の波長間のチルト偏差を均一化し、第1のWDM信号及び第2のWDM信号内の高精度なチルト補償を実現できる。
尚、WDM装置2は、分波部11、第1及び第2の受信アンプ12A,12B、第1及び第2のWSS13A,13B、第1及び第2の送信アンプ15A,15B、合波部16、第1及び第2の検出部17A,17B及び制御部18を1パッケージとした。分波部11の入力段に光コネクタ、合波部16の出力段に光コネクタで接続した。尚、WDM装置2A〜2Dも同様に1パッケージの形態で説明した。
しかしながら、WDM装置2は、単一のパッケージでなく、例えば、3個のパッケージで構成しても良い。第1のパッケージは、例えば、第1の受信アンプ12A、第1のWSS13A及び第1の送信アンプ15Aを有する。第2のパッケージは、例えば、第2の受信アンプ12B、第2のWSS13B及び第2の送信アンプ15Aを有する。第3のパッケージは、分波部11、合波部16、第1及び第2の検出部17A,17B及び制御部18を有する。
第1のパッケージ内の第1の受信アンプ12Aと第3のパッケージ内の分波部11とは光コネクタで接続し、第2のパッケージ内の第2の受信アンプ12Bと第3のパッケージ内の分波部11とは光コネクタで接続する。更に、第1のパッケージ内の第1の送信アンプ15Aと第3のパッケージ内の合波部16とは光コネクタで接続し、第2のパッケージ内の第2の送信アンプ15Bと第3のパッケージ内の合波部16とは、光コネクタで接続する。第3の光パッケージ内の分波部11の入力段を光コネクタで接続し、合波部16の出力段を光コネクタで接続する。更に、第3のパッケージ内の制御部18と第1のパッケージ内の第1の送信アンプ15Aとは電気コネクタで接続し、第3のパッケージ内の制御部18と第2のパッケージ内の第2の送信アンプ15Bとは電気コネクタで接続する。
WDM装置2は、説明の便宜上、C帯の第1のWDM信号と、L帯の第2のWDM信号とを合波したWDM信号を出力する場合を例示した。しかしながら、例えば、1460nm〜1530nmの短波長のS帯の第2のWDM信号と、C帯の第1のWDM信号とを合波したWDM信号を出力する場合にも適用可能である。尚、第1のWDM信号はC帯に限定されるものではなく、L帯やS帯等でも良く、第2のWDM信号もL帯に限定されるものではなく、C帯やS帯等でも良く、適宜変更可能である。WDM装置2は、2個の光波長帯域を含むWDM信号を例示したが、例えば、3個以上の光波長帯域を含むWDM信号の場合にも適用可能である。
本実施例では、ファイバ種別41A毎に係数41B及びロス係数41Cを管理する係数テーブル41を有する場合を例示した。しかしながら、ファイバ種別41A毎に係数41B及びロス係数41Cを制御部18に入力する場合や、制御部18が光ファイバ3のファイバ種別を測定し、その測定結果に応じて係数及びロス係数を設定するようにしても良く、適宜変更可能である。
上記実施例では、C帯、S帯及びL帯の波長範囲を定義したが、この波長範囲に限定されるものではなく、その範囲を適宜設定変更可能である。
更に、上記実施例では、C帯及びL帯を使用する場合を例示したが、C帯、S帯及びL帯に限定されるものではない。例えば、O(Original)帯(1260nm〜1360nm)、E(Extended)帯(1360nm〜1460nm)やU(Ultralong Wavelength)帯(1625nm〜1675nm)に適用しても良く、適宜変更可能である。
また、例えば、WDM装置2は、光送信群19A,19B又は光受信群20A,20Bを内蔵した場合を例示したが、光送信群又は光受信群と外部接続した場合にも適用可能である。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
2、2A、2B、2C、2D WDM装置
11 分波部
13A 第1のWSS
13B 第2のWSS
14A 第1のOCM
14B 第2のOCM
17A 第1の検出部
17B 第2の検出部
22A 第1のチルト補償部
22B 第2のチルト補償部
24A 第1のパワー補償部
24B 第2のパワー補償部
42 第1の演算部
43 第2の演算部
48 偏差算出部
51A 第3の検出部
51B 第4の検出部
53A 第5の検出部
53B 第6の検出部
61 監視制御部

Claims (10)

  1. 複数の光波長帯域の光波長多重信号を含む多重信号から前記光波長帯域毎の光波長多重信号を分波する分波部と、
    前記光波長帯域毎に各光波長多重信号のパワー値を検出する検出部と、
    前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記光波長多重信号内のチルトを前記光波長帯域毎に補償する第1の補償部と、
    前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記チルト補償後の光波長多重信号間のパワー差を小さくすべく、前記光波長多重信号のパワーを前記光波長帯域毎に補償する第2の補償部と、
    前記パワー補償後の各光波長多重信号を合波して多重信号を出力する合波部と
    を有することを特徴とする光波長多重伝送装置。
  2. 前記第1の補償部は、
    前記光波長帯域毎のパワー値及び、前記光波長多重信号を伝送する光ファイバのファイバ種別に応じた係数に基づき、前記光波長多重信号内のチルト量を前記光波長帯域毎に算出する第1の演算部と、
    前記第1の演算部で算出した前記光波長帯域毎のチルト量に基づき、前記光波長多重信号内のチルトを前記光波長帯域毎に補償するチルト補償部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送装置。
  3. 前記第2の補償部は、
    前記光波長帯域毎のパワー値及び、前記光波長多重信号を伝送する光ファイバのファイバ種別に応じた係数に基づき、前記光波長多重信号間のパワー差を前記光波長帯域毎に算出する第2の演算部と、
    前記第2の演算部で算出した前記光波長帯域毎の前記パワー差に基づき、前記光波長多重信号のパワーを前記光波長帯域毎に補償するパワー補償部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光波長多重伝送装置。
  4. 前記分波部からの前記光波長多重信号内の各波長のパワーを制御すると共に、パワー制御後の光波長多重信号を第1の補償部に出力する波長選択スイッチと、
    前記波長選択スイッチの出力段の前記光波長多重信号内の波長毎のパワーを監視する監視部とを有し、
    前記波長選択スイッチは、
    前記監視部からの前記光波長多重信号内の波長毎のパワーの監視結果に基づき、前記第1の補償部に入力する前記光波長多重信号内の波長間のパワー偏差が所定範囲内になるように前記光波長多重信号内の各波長のパワーを制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の光波長多重伝送装置。
  5. 前記分波部からの前記光波長多重信号内の各波長のパワーを制御すると共に、パワー制御後の光波長多重信号を第1の補償部に出力する波長選択スイッチと、
    前記波長選択スイッチの出力段の前記光波長多重信号内の波長毎のパワーを監視する監視部と、
    前記合波部から出力された前記光波長多重信号を受信する他の光波長多重伝送装置から、受信した前記光波長帯域毎の光波長多重信号内の波長毎のパワーの監視結果を収集する収集部と、
    前記他の光波長多重伝送装置からの前記光波長帯域毎の光波長多重信号内の波長毎のパワーの監視結果と、前記監視部からの前記光波長帯域毎の光波長多重信号内の波長毎のパワーの監視結果とでパワー偏差を算出する偏差算出部とを有し、
    前記波長選択スイッチは、
    前記偏差算出部で算出したパワー偏差が所定範囲内になるように、前記第1の補償部に入力する前記光波長多重信号内の各波長のパワーを制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の光波長多重伝送装置。
  6. 前記検出部は、
    前記合波部が出力する前記多重信号から前記光波長帯域毎の光波長多重信号の前記パワー値を検出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の光波長多重伝送装置。
  7. 前記検出部は、
    前記第2の補償部と前記合波部との間で、前記第2の補償部が出力するパワー補償後の光波長帯域毎の光波長多重信号のパワー値から前記合波部のパワー損失値を差し引いて前記パワー値を検出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の光波長多重伝送装置。
  8. 前記検出部は、
    前記分波部と前記第1の補償部との間で前記第1の補償部にてチルト補償前の光波長帯域毎の光波長多重信号のパワー値から前記合波部のパワー損失値を差し引いて前記パワー値を検出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の光波長多重伝送装置。
  9. 光波長多重伝送装置が、
    複数の光波長帯域の光波長多重信号を含む多重信号から前記光波長帯域毎の光波長多重信号を分波し、
    前記光波長帯域毎に各光波長多重信号のパワー値を検出し、
    前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記光波長多重信号内のチルトを前記光波長帯域毎に補償し、
    前記光波長帯域毎のパワー値に基づき、前記チルト補償後の光波長多重信号間のパワー差を小さくすべく、前記光波長多重信号のパワーを前記光波長帯域毎に補償し、
    前記パワー補償後の各光波長多重信号を合波して多重信号を出力する
    処理を実行することを特徴とする光波長多重伝送方法。
  10. 第1の光波長帯域の第1の光波長多重信号及び第2の光波長帯域の第2の光波長多重信号を含む多重信号から前記第1の光波長多重信号及び前記第2の光波長多重信号を分波する分波部と、
    前記第1の光波長多重信号の第1のパワー値を検出する第1の検出部と、
    前記第2の光波長多重信号の第2のパワー値を検出する第2の検出部と、
    前記第1のパワー値及び前記第2のパワー値に基づき、前記第1の光波長多重信号内のチルトを補償する第1のチルト補償部と、
    前記第1のパワー値及び前記第2のパワー値に基づき、前記第2の光波長多重信号内のチルトを補償する第2のチルト補償部と、
    前記第2のパワー値に基づき、前記チルト補償後の第1の光波長多重信号と前記チルト補償後の第2の光波長多重信号との間のパワー差を小さくすべく、前記第1の光波長多重信号のパワーを補償する第1のパワー補償部と、
    前記第1のパワー値に基づき、前記チルト補償後の第1の光波長多重信号と前記チルト補償後の第2の光波長多重信号との間のパワー差を小さくすべく、前記第2の光波長多重信号のパワーを補償する第2のパワー補償部と、
    前記パワー補償後の第1の光波長多重信号と前記パワー補償後の第2の光波長多重信号とを合波して多重信号を出力する合波部と
    を有することを特徴とする光波長多重伝送装置。
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