JP2019185846A - 充填部材、組電池、及び熱伝達の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記充填部材は、厚み方向と前記厚み方向に直交する面方向とを有し、前記面方向に沿った第1の面と第2の面とを有し、前記第1の単電池及び前記第2の単電池と前記第1の面において接触するとともに、前記第2の面において前記第1及び第2の単電池を冷却可能な冷却部材と接触し、
前記第1の単電池から発せられる熱が前記仕切り部材を介して前記第2の単電池へ移動する場合の前記仕切り部材の熱移動感度Sdが以下の式1により定義され、
前記仕切り部材の熱移動感度Sd[W/K]=
前記仕切り部材の熱伝導率kd[W/m・K]×前記仕切り部材と前記第1および第2の単電池との接触面積Ad[m2]/前記仕切り部材の厚みd[m]・・・(式1)
前記第1の単電池から発せられる熱が前記充填部材及び前記冷却部材を介して前記第2の単電池へ移動する場合の前記充填部材の熱移動感度Sbが以下の式2により定義され、
前記充填部材の熱移動感度Sb[W/K]=
前記充填部材の熱伝導率kb[W/m・K]×前記充填部材と前記第1及び第2の単電池との接触面積Ab[m2]/前記充填部材の厚みd[m]・・・(式2)
前記第1の単電池の温度が異常発熱状態の温度以上となった場合において、前記仕切り部材の熱移動感度Sdが以下の式3を満たし、
0< Sd ≦ 2 ・・・(式3)
前記熱移動感度Sdと前記充填部材の熱移動感度Sbとの関係が以下の式4を満たす
0.3 ≦(Sd/Sb)≦ 4.0 ・・・(式4)
ことを特徴とする充填部材。
[9] [4]から[7]のいずれか1項に記載の仕切り部材を含む組電池。
御方法を説明する。以下に記載する実施形態の説明は一例であり、本発明は実施形態で説明する構成に限定されない。
熱移動感度Sb[W/K]=充填部材の熱伝導率kb[W/m・K]×充填部材と第1及び第2の単電池との接触面積Ab[m2]/充填部材の厚みdb[m]・・・(1)
図1は、充填部材及び冷却部材の構成を説明するとともに、充填部材の熱移動感度を説明する図である。図1において、例えば、第1の単電池は、単電池200a(セル#1)であり、第2の単電池は単電池200b(セル#2)である。図1を用いて、充填部材10の熱移動感度Sbを説明する。熱移動感度Sbとは、充填部材10と組電池100を構成する第1の単電池(セル#1)と第1の単電池と異なる第2の単電池(セル#2)とが接触しており、第1の単電池から発せられた熱が第2の単電池に移動する際に、充填部材と第1及び第2の単電池との接触部分を経由して移動する熱量の程度を示す尺度である。
q1 = kb(T1−T2)/db [W/m2] ・・・(3)
q2 = kb(T3−T4)/db [W/m2] ・・・(4)
q2 ≒ kb(T2−T4)/db [W/m2] ・・・(4−2)
Q1 = Ab × q1 =Abkb(T1−T2)/db [W] ・・・(5)
Q2 = Ab × q2 =Abkb(T2−T4)/db [W] ・・・(6)
Q1 = Sb × (T1−T2)[W] ・・・(7)
Q2 = Sb × (T2−T4)[W] ・・・(8)
Sb = Q1/(T1−T2) = Q2/(T2−T4)
= Abkb/db [W/K] ・・・(9)
q3 = kd(T11−T12)/dd [W/m2] ・・・(10)
Q3 = Ad × q3 =Adkd(T11−T12)/dd [W] ・・・(11)
Sd = Q3/(T11−T12) = Adkd/dd [W/K] ・・・(12)
本発明の実施形態に係る組電池について説明する。組電池は、例えば、電気自動車(EV、Electric Vehicle)、ハイブリッド電気自動車(HEV、Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV、Plug−in Hybrid Electric Vehicle)、電動重機、電動バイク、電動アシスト自転車、船舶、航空機、電車、無停電電源装置(UPS、Uninterruptible Power Supply)、家庭用蓄電システム、風力/太陽光/潮力/地熱等の再生可能エネルギーを利用した電力系統安定化用蓄電池システム等に搭載される電池パックに適用される。但し、組電池100は、上述のEV等以外の機器に電力を供給する電力源としても使用し得る。
図4は組電池100を構成する単電池200の一例を示す図であり、図5は図4に示した単電池200の正面図であり、図6は、単電池の右側面図である。図4、図5及び図6に示す一例において、単電池200は、高さ方向(H)、幅方向(W)、厚み方向(D)を有する直方体状に形成されており、その上面に端子210、端子220が設けられている。単電池200は、例えば、リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極及び負極、並びに電解質を備えるリチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池以外に、リチウムイオン全固体電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等の二次電池を適用し得る。
図2及び図3において、組電池100は、筐体300と筐体300内に収容された複数の単電池200とを含む。複数の単電池200は、その厚み方向“D”(図2の左右方向)に一列に並べて配置され、単電池200の間に仕切り部材1が介装されている。筐体300は、配列された複数の単電池200の側方を囲むように設けられた側板300a、300b、300c及び300dを有する。側板300a及び側板300bには、図示しない治具などを用いて両者間の距離が縮まるように圧力がかけられ、側板300a及び側板300bに挟まれた各単電池200はその厚み方向に圧力(拘束圧)がかけられた状態で保持される。なお、図2及び図3では、一例として5個の単電池200が例示されているが、単電池の数は適宜選択可能である。また、図2及び図3の例では、組電池100は端子210及び端子220が上方を向くように配置される例を示しているが、組電池100は端子210及び端子220が側方を向くように配置されてもよい。
仕切り部材1は、図7に示すように、高さ方向(H)、幅方向(W)及び厚み方向(D)を有する平行平板状、或いはシート状の全体形状を有する。
仕切り部材1は、その厚み方向(D)において、面1cと、この面1cと反対方向に向いた面1dとを有し、組電池100を構成する単電池200間を仕切るために使用される。仕切り部材1は、断熱材110等で構成することができる。また、仕切り部材1の厚みは、単電池200の厚みがL[mm]である場合に、通常、L/50mm以上L/10mm以下の範囲であり、好ましくは、L/30mm以上L/15mm以下の範囲である。
断熱材110は、多孔質体材料等で形成される。多孔質体は、例えば、繊維質(繊維状無機物ともいう)や粒子(粉状無機物ともいう)から形成されているものを例示することができる。断熱材110は、例えば、繊維質や粒子を押し固める等の所定の成型技術を用いて形成することができる。
図3に示すように、筐体300の底部には、冷却部材(冷却装置ともいう)400が配置されている。複数の単電池200の夫々の底面は、平行平板状の充填部材10の上面と接触し、充填部材10の下面の一部ないし全面は、冷却部材400と接している。各単電池200からの熱は、充填部材10を介して冷却部材400へ伝達可能となっている。
示されている。例えば、単電池200(セル#1)内部での発熱は、仕切り部材1を介して、他の単電池200(セル#2(CELL #2))に伝達することができる。また、単電池
200からの熱は、バスバー301を介して外部に放熱される。また、単電池200からの熱は、充填部材10を介して冷却部材400に伝達され、冷却部材400から外部へ放熱することができる。
ここで、組電池100における発熱及び熱移動について説明する。単電池200を構成する電極や電解液等を構成する化学物質の一部ないし全てが、単電池200内部で発熱を伴いながら分解反応を起こすことにより、単電池200の温度が上昇し、単電池200の一部ないし全領域が200℃以上になる場合がある。即ち、単電池200が異常発熱状態となる場合がある。
での保護被膜形成反応は130℃付近から、引き続く被膜分解反応が200℃付近で進行し、最終的に爆発的還元分解反応に至ることが報告されている。このため、単電池200の一部ないし全領域が200℃以上になる場合、負極表面の被膜破壊が進行している、つまり単電池200が熱暴走状態にあることを意味する(参考文献4:電池ハンドブック第1版 オーム社、P.591/参考文献5:リチウムイオン電池の高安全技術・評価技術の最前線 シーエムシー出版、P.90)。
ル#1から仕切り部材1を介してセル#2へ伝達される熱量を減らすことができる。すなわち、或る単電池200が通常状態を逸脱した状態になることを契機に他の単電池200が通常状態を逸脱した状態となるのを回避することができる。
本実施形態に係る仕切り部材1は、材料や構造の選択によって、仕切り部材1の厚み方向の二面(面1c及び面1d)のうち一方の平均温度が180℃を超える場合において、厚み方向の熱伝導率が2.0×10−2W/m・K以上2.0W/m・K以下となるように構成される。また、仕切り部材1は、その厚み方向の二面(面1c及び面1d)のうち双方の平均温度が80℃を超えない場合において、厚み方向の熱伝導率が5.0×10−2W/m・K以上50W/m・K以下となるように構成される。
このため、実施形態に係る充填部材10は、一例として、図1に示した構成を備える。本実施形態では、充填部材10は、平行平板状に形成され、その厚み方向は、仕切り部材1の高さ方向(H)に配置され、充填部材10の面方向は、仕切り部材1の厚み方向(D)に配置されている。また、充填部材10は、その面方向に沿った第1及び第2の面を有する。本実施形態では、充填部材10は、平行平板状に形成され、第1の面に相当する面
10a及び第2の面に相当する面10bを有する。面10aは上方を向き、面10bはその反対方向(下方)を向いている。充填部材10は、面10aにおいて、組電池100を構成する第1及び第2の単電池を含む複数の単電池と接触する。本実施形態では、セル#1が第1の単電池に相当し、セル#2が第2の単電池に相当する。また、充填部材10は、面10bにおいて、第1及び第2の単電池を含む複数の単電池を冷却可能な冷却部材400と接触する。
次に実施例により本発明の具体的態様を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
充填部材10に熱伝導率kbが2.0W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから152秒後に、セル#2内部の最高温度が212.4℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは7.84W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.172であった。
充填部材10に熱伝導率kbが1.0W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから168秒後に、セル#2内部の最高温度が208.7℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは3.92W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.344であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.8W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから168秒後に、セル#2内部の最高温度が207.9℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは3.13W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.431であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.6W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから175秒後に、セル#2内部の最高温度が207.1℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは2.35W/K
であり、感度比Sd/Sbは0.574であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.4W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから188秒後に、セル#2内部の最高温度が207.3℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは1.57W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.860であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.2W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから179秒後に、セル#2内部の最高温度が208.1℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは0.784W/Kであり、感度比Sd/Sbは1.72であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.1W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから208秒後に、セル#2内部の最高温度が211.0℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは0.196W/Kであり、感度比Sd/Sbは6.89であった。
充填部材10に熱伝導率kbが2.0W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから137秒後に、セル#2内部の最高温度が210.4℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは7.84W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.172であった。
充填部材10に熱伝導率kbが1.0W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから160秒後に、セル#2内部の最高温度が204.1℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは3.92W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.344であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.8W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから168秒後に、セル#2内部の最高温度が202.5℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは3.13W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.431であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.6W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。
セル#1に異常が発生してから180秒後に、セル#2内部の最高温度が200.6℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは2.35W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.574であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.4W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから162秒後に、セル#2内部の最高温度が199.6℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは1.57W/Kであり、感度比Sd/Sbは0.860であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.2W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから169秒後に、セル#2内部の最高温度が200.1℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは0.784W/Kであり、感度比Sd/Sbは1.72であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.1W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから172秒後に、セル#2内部の最高温度が202.1℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは0.392W/Kであり、感度比Sd/Sbは3.44であった。
充填部材10に熱伝導率kbが0.02W/m・Kの材料を用い、膜厚は1mmとした。セル#1に異常が発生してから186秒後に、セル#2内部の最高温度が207.4℃に到達するものと推算された。この場合の充填部材10の熱移動感度Sbは0.078W/Kであり、感度比Sd/Sbは17.3であった。
10 充填部材
10a、10b 面
100 組電池
110 内包体
120 外装体
200 単電池
300 筐体
400 冷却部材
Claims (10)
- 第1の単電池と、第2の単電池と、前記第1の単電池と前記第2の単電池との間を仕切る仕切り部材とともに組電池を構成する充填部材であって、
前記充填部材は、厚み方向と前記厚み方向に直交する面方向とを有し、前記面方向に沿った第1の面と第2の面とを有し、前記第1の単電池及び前記第2の単電池と前記第1の面において接触するとともに、前記第2の面において前記第1及び第2の単電池を冷却可能な冷却部材と接触し、
前記第1の単電池から発せられる熱が前記仕切り部材を介して前記第2の単電池へ移動する場合の前記仕切り部材の熱移動感度Sdが以下の式1により定義され、
前記仕切り部材の熱移動感度Sd[W/K]=
前記仕切り部材の熱伝導率kd[W/m・K]×前記仕切り部材と前記第1の単電池との接触面積Ad[m2]/前記仕切り部材の厚みdd[m]・・・(式1)
前記第1の単電池から発せられる熱が前記充填部材及び前記冷却部材を介して前記第2の単電池へ移動する場合の前記充填部材の熱移動感度Sbが以下の式2により定義され、
前記充填部材の熱移動感度Sb[W/K]=
前記充填部材の熱伝導率kb[W/m・K]×前記充填部材と前記第1及び第2の単電池との接触面積Ab[m2]/前記充填部材の厚みdb[m]・・・(式2)
前記第1の単電池の温度が異常発熱状態の温度以上となった場合において、前記仕切り部材の熱移動感度Sdが以下の式3を満たし、
0< Sd ≦ 2 ・・・(式3)
前記熱移動感度Sdと前記充填部材の熱移動感度Sbとの関係が以下の式4を満たす
0.3 ≦(Sd/Sb)≦ 4.0 ・・・(式4)
ことを特徴とする充填部材。 - 前記充填部材の厚み方向の熱伝導率が2.0×10−2W/m・K以上10.0W/m・K以下である、請求項1に記載の充填部材。
- 前記充填部材の厚みが5.0×10−5m以上5.0×10−3m以下である、
請求項1又は2に記載の充填部材。 - 請求項1に記載の仕切り部材であって、前記第1の単電池及び前記第2の単電池が異常発熱状態の温度に昇温していない場合において、前記熱移動感度Sdの値が2より大きい、仕切り部材。
- 請求項1に記載の仕切り部材であって、厚み方向と前記厚み方向に直交する面方向とを有し、前記仕切り部材の厚み方向の二面のうち一方の平均温度が180℃を超える場合において、前記厚み方向の熱伝導率が2.0×10−2W/m・K以上2.0W/m・K以下である、仕切り部材。
- 前記仕切り部材の厚み方向の二面のうち双方の平均温度が80℃を超えない場合において、前記厚み方向の熱伝導率が5.0×10−2W/m・K以上50W/m・K以下である、
請求項4又は5に記載の仕切り部材。 - 前記第1及び第2の単電池の厚みがLmmである場合に、厚みがL/50mm以上L/10mm以下である、請求項4から6のいずれか1項に記載の仕切り部材。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の充填部材を含む組電池。
- 請求項4から7のいずれか1項に記載の仕切り部材を含む組電池。
- 前記熱移動感度Sdが式3を満たすとともに、前記熱移動感度Sdと前記熱移動感度Sbとの関係が式4を満たす、請求項1に記載の前記仕切り部材及び前記充填部材を用いて、前記第1の単電池から前記仕切り部材、前記充填部材及び前記冷却部材を介して前記第2の単電池に伝わる熱量を制御する、熱伝達の制御方法。
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