JP2019184543A - 車両位置推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車専用道路の出入口付近において車両の位置を精度良く推定することができる車両位置推定装置を提供する。【解決手段】車両位置推定装置1は、複数の出入口レーンFを有する自動車専用道路Tの出入口Eに互いに並設された複数のゲートGにそれぞれ設けられた複数の路側機Sのうち、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sと無線通信して当該ゲートGに関するゲート情報を取得する車載の通信部20と、通信部20により取得されたゲート情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する位置推定部11と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、車両位置推定装置に関する。
特許文献1には、高速道路の出入口ゲートに設けられた路側アンテナとの間で車両が出入口ゲートを通過したことを示す情報を無線通信し、当該情報に基づいて、車両が高速道路を走行しているか否かを判定する装置が開示されている。
特開2008−90348号公報
ところで、例えば車両の自動運転等の走行制御を実行するために、車両周辺の道路の区画線等の道路情報に基づいて、道路上における車両の位置を特定することが行われている。しかし、自動車専用道路の出入口付近では、例えば区画線が路面に標示されていないなど、取得可能な道路情報が制限される場合がある。この場合、車両の位置を精度よく特定することができないおそれがある。
そこで、本開示は、自動車専用道路の出入口付近において車両の位置を精度良く推定することができる車両位置推定装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る車両位置推定装置は、複数の出入口レーンを有する自動車専用道路の出入口に互いに並設された複数のゲートにそれぞれ設けられた複数の路側機のうち、車両が通過するゲートに設けられた路側機と無線通信して当該ゲートに関するゲート情報を取得する車載の通信部と、通信部により取得されたゲート情報に基づいて、自動車専用道路の幅方向における車両の位置を推定する位置推定部と、を備える。
本開示の種々の態様によれば、自動車専用道路の出入口付近において車両の位置を精度良く推定することが可能となる。
図1は、第1実施形態に係る車両位置推定装置を示すブロック図である。 図2は、自動車専用道路の出入口付近を示す平面図である。 図3は、車両位置推定処理を示すフローチャートである。 図4は、第2実施形態に係る車両位置推定装置を示すブロック図である。 図5は、車両位置推定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る車両位置推定装置1を示すブロック図である。図2は、自動車専用道路Tの出入口E付近を示す平面図である。図1及び図2に示されるように、車両位置推定装置1は、乗用車等の車両Vに搭載され、自動車専用道路Tの出入口E付近において車両Vの位置を推定する装置である。
自動車専用道路Tは、出入口Eにより一般道路Rと区切られている。自動車専用道路Tは、第1自動車専用区間T1及び第2自動車専用区間T2を備えている。第1自動車専用区間T1は、出入口E付近の区間であり、例えば区画線Lが路面に標示されていない区間である。第2自動車専用区間T2は、出入口Eから第1自動車専用区間T1を越えた先において第1自動車専用区間T1に接続した区間であり、例えば区画線Lが路面に標示されている区間である。また、一般道路Rは、第1一般区間R1及び第2一般区間R2を備えている。第1一般区間R1は、出入口E付近の区間であり、例えば区画線Lが路面に標示されていない区間である。第2一般区間R2は、出入口Eから第1一般区間R1を越えた先において第1一般区間R1に接続した区間であり、例えば区画線Lが路面に標示されている区間である。以下、一般道路Rを走行してきた車両Vが自動車専用道路Tに進入する状況を例示する。
出入口Eには、複数のゲートGが互いに並設されている。より詳細には、出入口Eは、互いに並設された複数の出入口レーンFを備えており、各出入口レーンFにはゲートGが設置されている。各ゲートGには、当該ゲートGを通過する車両Vに対して情報を通知する路側機Sが設けられている。路側機Sは、車両Vに対して自動料金収受を行うために、車両Vとの間で自動車専用道路Tの通行料金に関する情報を無線通信する装置である。一例として、路側機Sは、ETC[Electronic Toll Collection System]の路側アンテナである。
車両Vは、自動運転を実行可能な車両である。「自動運転」とは、予め設定された目的地に向かって自動で車両Vを走行させる車両制御である。自動運転では、乗員が運転操作を行う必要がなく、車両Vが自動で走行する。車両Vは、後述する各種センサにより道路情報を取得し、取得した道路情報に基づいて道路上の車両Vの位置を特定しながら、自動運転を実行する。ここでは、「道路情報」として区画線Lを例示して説明する。「区画線L」とは、第2自動車専用区間T2及び第2一般区間R2において、走行レーンを区画するために路面に標示されている道路標示である。なお、道路情報としては、区画線Lに代えて又は区画線Lに加えて、例えば標識、縁石等の物標が用いられてもよい。
車両位置推定装置1は、車両位置推定ECU[Electronic Control Unit]10、及び、車両位置推定ECU10に接続された車載の通信部20を備えている。また、車両位置推定ECU10は、通信部20に加えて、自動運転ECU5と更に接続されている。自動運転ECU5は、ナビゲーションシステム2、外部センサ3、及び内部センサ4と接続されている。
ナビゲーションシステム2は、車両Vが運転者により手動運転されている場合に、例えば運転者によって設定された目的地まで運転者の案内を行う。ナビゲーションシステム2は、例えば、車両Vの位置を測定するためのGPS[Global Positioning System]受信部2a、及び、地図情報を記憶した地図データベース2bを有している。GPS受信部2aは、例えば、三個以上のGPS衛星からの信号を受信することにより、車両Vの概略位置(例えば、緯度及び経度)を測定する。「車両Vの概略位置」とは、例えば複数車線の道路において、車両Vがいずれの車線に位置しているかまでは特定することができない程度の誤差を有する位置である。地図データベース2bの地図情報には、例えば、道路の位置、道路の種別、及び道路形状等の情報が含まれている。
ナビゲーションシステム2は、GPS受信部2aが測定した車両Vの概略位置、及び、地図データベースの地図情報に基づいて、車両Vが走行するルートを認識する。ナビゲーションシステム2は、車両Vの概略位置から目的地に至るまでのルートを演算し、ナビゲーション用ディスプレイの表示及び車両Vのスピーカからの音声出力により運転者に対して当該ルートの案内を行う。
外部センサ3は、車両Vの外部状況を検出する検出機器である。外部センサ3は、例えばカメラ及びレーダセンサを有している。外部センサ3により検出される車両Vの外部状況には、車両Vの周辺における道路情報(ここでは、区画線L)が含まれる。
カメラは、車両Vの外部状況を撮像する撮像機器である。カメラは、例えば、車両Vのフロントガラスの裏側に設けられている。カメラは、車両Vの外部状況に関する撮像情報を自動運転ECU5に送信する。カメラは、単眼カメラであってもよく、ステレオカメラであってもよい。ステレオカメラは、両眼視差を再現するように配置された二つの撮像部を有している。ステレオカメラの撮像情報には、奥行き方向の情報も含まれる。
レーダセンサは、電波(例えばミリ波)又は光を利用して車両Vの周辺の物体を検出する検出機器である。レーダセンサには、例えば、ミリ波レーダ又はライダー[LIDAR:Light Detection And Ranging]が含まれる。レーダセンサは、電波又は光を車両Vの周辺に送信し、物体で反射された電波又は光を受信することで物体を検出する。レーダセンサは、検出した物体情報を自動運転ECU5に送信する。物体とは、例えば移動体及び静止物である。移動体には、歩行者、自転車、他車両等が含まれる。静止物には、電柱、建物、信号機等が含まれる。なお、静止物には、車両Vの周辺の区画線Lが含まれてもよい。
内部センサ4は、車両Vの走行状態を検出する検出機器である。内部センサ4は、例えば車速センサ、加速度センサ、及びヨーレートセンサを有している。
車速センサは、車両Vの速度を検出する検出器である。車速センサとしては、例えば、車両Vの車輪又は車輪と一体に回転するドライブシャフト等に対して設けられ、車輪の回転速度を検出する車輪速センサが用いられる。車速センサは、検出した車速情報(車輪速情報)を自動運転ECU5に送信する。
加速度センサは、車両Vの加速度を検出する検出器である。加速度センサは、例えば、車両Vの前後方向の加速度を検出する前後加速度センサと、車両Vの横加速度を検出する横加速度センサとを含んでいる。加速度センサは、車両Vの加速度情報を自動運転ECU5に送信する。ヨーレートセンサは、車両Vの重心の鉛直軸周りのヨーレート(回転角速度)を検出する検出器である。ヨーレートセンサとしては、例えばジャイロセンサを用いることができる。ヨーレートセンサは、検出した車両Vのヨーレート情報を自動運転ECU5に送信する。
自動運転ECU5は、車両Vの自動運転を実行するための電子制御ユニットである。自動運転ECU5は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read OnlyMemory]、RAM[Random Access Memory]等を有している。自動運転ECU5は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより、車両Vの自動運転を実行する。自動運転ECU5は、複数のECUにより構成されていてもよい。自動運転ECU5の機能の一部は、車両Vと通信可能なサーバで実行されてもよい。
自動運転ECU5は、外部センサ3により検出された区画線Lに基づいて道路上の車両Vの位置を特定する。また、自動運転ECU5は、例えば、特定した車両Vの位置、地図データベース2bの地図情報、外部センサ3により検出された車両Vの外部状況、及び内部センサ4により検出された車両Vの走行状態に基づいて、目的地に至るまでの進路を演算し、演算した進路に沿って車両Vの自動運転を実行する。自動運転ECU5は、車両Vのアクチュエータ(エンジンアクチュエータ、操舵アクチュエータ、ブレーキアクチュエータ等)に制御信号を送信することで自動運転を実行する。自動運転ECU5は、周知の手法により進路の生成及び自動運転の実行が可能である。
自動運転ECU5は、第2一般区間R2及び第2自動車専用区間T2では区画線Lを検出することができるため、車両Vの位置を特定することが可能であり、車両Vの自動運転を実行することができる場合がある。これに対して、自動運転ECU5は、第1一般区間R1及び第1自動車専用区間T1では区画線Lを検出することができないため、車両Vの位置を特定することができず、車両Vの自動運転を実行することができない場合がある。なお、自動運転ECU5は、区画線Lに基づいて道路上の車両Vの位置を特定することができない場合には、例えば内部センサ4の検出結果等に基づいたデッドレコニングにより、道路上の車両Vの位置を推定する。しかし、デッドレコニングによる車両Vの位置の推定精度が低いと、自動運転ECU5は、車両Vの自動運転を実行することができない場合がある。
通信部20は、複数の路側機Sのうち、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sと無線通信して当該ゲートGに関するゲート情報を取得する。「ゲート情報」とは、当該ゲートGが設置されている位置に関する位置情報を含む情報である。「位置情報」とは、例えば緯度及び経度であり、当該ゲートGと当該ゲートGに隣接する別のゲートGとの位置を判別可能な程度に詳細な位置に関する情報である。通信部20は、取得したゲート情報を車両位置推定ECU10に送信する。
車両位置推定ECU10は、装置を統括的に制御する電子制御ユニットである。車両位置推定ECU10は、CPU、ROM、RAM等を有している。車両位置推定ECU10は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより、各機能を実現する。車両位置推定ECU10は、複数のECUにより構成されていてもよい。車両位置推定ECU10の機能の一部は、車両Vと通信可能なサーバで実行されてもよい。
車両位置推定ECU10は、機能的な構成として位置推定部11を備えている。位置推定部11は、通信部20により取得されたゲート情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する。上述したとおり、ゲート情報には、車両Vが通過するゲートGの位置情報が含まれている。したがって、車両位置推定ECU10は、出入口Eを通過する際に、車両Vが通過するゲートGが設置されている位置に存在することとなるため、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置が精度良く推定される。
次に、車両位置推定装置1による車両位置推定処理について説明する。図3は、車両位置推定処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、例えば、一般道路Rを走行する車両Vが、第2一般区間R2から第1一般区間R1に進入したときに実行される。
図3に示されるように、ステップS10において、車両位置推定装置1は、通信部20により、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sと無線通信して当該ゲートGに関するゲート情報を取得する。ゲート情報には、車両Vが通過するゲートGが設置されている位置に関する位置情報が含まれている。車両位置推定装置1は、ゲート情報を取得すると、ステップS12に移行する。
ステップS12において、車両位置推定装置1は、位置推定部11により、通信部20により取得されたゲート情報に含まれる位置情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する。車両位置推定装置1は、車両Vの位置を推定すると、今回の処理を終了する。その後、車両位置推定装置1は、推定した車両Vの位置を自動運転ECU5に送信する。これにより、自動運転ECU5は、車両Vが出入口Eを通過する時点における自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を精度良く推定することができる。
ここで、仮に車両Vが車両位置推定装置1を備えていない場合の車両Vの動作の一例について説明する。例えば、図2において、自動運転ECU5は、区画線Lが路面に標示されている第2一般区間R2では車両Vの自動運転を実行することができる。その後、区画線Lが路面に標示されていない第1一般区間R1に車両Vが進入すると、自動運転ECU5は、車両Vの自動運転を中止するとともに、内部センサ4の検出結果等に基づいたデッドレコニングにより道路上の車両Vの位置を推定する。自動運転を中止した車両Vは、運転者の手動運転により走行する。デッドレコニングによる車両Vの位置の推定では、車両Vの推定位置の誤差が大きくなる場合がある。この場合、自動運転ECU5は、例えば、車両Vが出入口Eの通過時にゲートGaが設置された出入口レーンFを走行しているにもかかわらず、その右隣のゲートGbが設置された出入口レーンFを走行していると誤認するおそれがある。この場合、車両位置推定装置1による車両Vの位置の推定が行われないと、車両Vが第1自動車専用区間T1を通過して第2自動車専用区間T2に進入した際に、自動運転ECU5は、実際には車両Vは左側車線Taを走行しているにもかかわらず、車両Vが右側車線Tbを走行していると誤認するおそれがある。したがって、自動運転ECU5は、車両Vの位置を精度良く推定することができないため、区画線Lが路面に標示されているにもかかわらず第2自動車専用区間T2で自動運転を実行することができない場合がある。
これに対して、上述した車両位置推定装置1によれば、自動車専用道路Tの出入口Eに互いに並設された複数のゲートGのうち、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sから当該ゲートGに関するゲート情報が取得され、ゲート情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両の位置が推定される。したがって、区画線L等の道路情報に基づかずに、車両Vの位置が推定される。よって、車両位置推定装置1は、自動車専用道路Tの出入口E付近において車両Vの位置を精度良く推定することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態に係る車両位置推定装置1Aを示すブロック図である。第2実施形態に係る車両位置推定装置1Aは、第1実施形態に係る車両位置推定装置1と比較して、通信部20が路側機Sから取得するゲート情報に含まれる情報が異なる点、及び、車両位置推定ECU10Aが、ゲート特定部12Aを更に備えるとともに、位置推定部11に代えて位置推定部11Aを備えている点で相違しており、それ以外の点で同一である。
第2実施形態に係る車両位置推定装置1Aにおいて、「ゲート情報」とは、当該ゲートGを特定する特定情報を含む情報である。「特定情報」とは、例えばゲートG毎に予め設定された識別符号である。
ゲート特定部12Aは、通信部20により取得されたゲート情報に基づいて、車両Vが通過するゲートGを特定する。例えば、ゲート特定部12Aは、通信部20により取得されたゲート情報に含まれる特定情報を認識することで、車両Vが通過するゲートGを特定する。
位置推定部11Aは、ゲート特定部12Aにより特定されたゲートGの位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する。ここで、位置推定部11Aは、例えば各ゲートGと当該ゲートGの位置情報とを紐づけた対応マップを記憶している。これにより、位置推定部11Aは、対応マップを参照して、ゲート特定部12Aにより特定されたゲートGの位置情報を取得する。そして、位置推定部11Aは、取得した位置情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する。
次に、車両位置推定装置1Aによる車両位置推定処理について説明する。図5は、車両位置推定処理を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、例えば、一般道路Rを走行する車両Vが、第2一般区間R2から第1一般区間R1に進入したときに実行される。
図5に示されるように、ステップS20において、車両位置推定装置1Aは、通信部20により、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sと無線通信して当該ゲートGに関するゲート情報を取得する。ゲート情報には、車両Vが通過するゲートGを特定する情報である特定情報が含まれている。車両位置推定装置1Aは、ゲート情報を取得すると、ステップS22に移行する。
ステップS22において、車両位置推定装置1Aは、ゲート特定部12Aにより、通信部20により取得されたゲート情報に含まれる特定情報に基づいて、車両Vが通過するゲートGを特定する。車両位置推定装置1Aは、車両Vが通過するゲートGを特定すると、ステップS24に移行する。
ステップS24において、車両位置推定装置1Aは、位置推定部11Aにより、ゲート特定部12Aにより特定されたゲートGの位置情報を取得する。このとき、位置推定部11Aは、各ゲートGと当該ゲートGの位置情報とを紐づけた対応マップを参照して、ゲート特定部12Aにより特定されたゲートGの位置情報を取得する。車両位置推定装置1Aは、ゲートGの位置情報を取得すると、ステップS26に移行する。
ステップS26において、車両位置推定装置1Aは、位置推定部11Aにより、取得した位置情報に基づいて、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定する。車両位置推定装置1Aは、車両Vの位置を推定すると、今回の処理を終了する。その後、車両位置推定装置1Aは、推定した車両Vの位置を自動運転ECU5に送信する。これにより、自動運転ECU5は、車両Vが出入口Eを通過する時点における自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を精度良く推定することができる。
以上説明したように、車両位置推定装置1Aによれば、自動車専用道路Tの出入口Eに互いに並設された複数のゲートGのうち、車両Vが通過するゲートGに設けられた路側機Sから当該ゲートGに関するゲート情報が取得される。そして、取得されたゲート情報に基づいて車両Vが通過するゲートGが特定されるとともに対応マップ等から当該ゲートGの位置情報が取得され、自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置が推定される。したがって、区画線L等の道路情報に基づかずに、車両Vの位置が推定される。よって、車両位置推定装置1Aは、自動車専用道路Tの出入口E付近において車両Vの位置を精度良く推定することができる。
[変形例]
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
例えば、各実施形態では、道路情報として区画線Lを例示したが、道路情報としては、区画線Lに代えて又は区画線Lに加えて、例えば標識、縁石等の物標が用いられてもよい。また、カメラに代えて又はカメラに加えて、レーダセンサを用いて道路情報を取得してもよい。
また、各実施形態では、一般道路Rを走行してきた車両Vが自動車専用道路Tに進入する状況を例示したが、逆に、自動車専用道路Tを走行してきた車両Vが一般道路Rに進入する状況であっても、車両位置推定装置1,1Aは同様の作用及び効果を奏する。
また、各実施形態では、車両Vは、自動運転を実行可能な車両であるとしたが、自動運転を実行可能でない車両であってもよい。この場合、車両位置推定装置1,1Aは、例えば自動運転以外の走行制御を実行するために自動車専用道路Tの幅方向における車両Vの位置を推定してもよい。
また、第2実施形態において、位置推定部11Aが各ゲートGと当該ゲートGの位置情報とを紐づけた対応マップを記憶しているとしたが、例えば外部サーバが対応マップを記憶しており、位置推定部11Aが外部サーバにアクセスして対応マップを参照してもよい。対応マップは、地図情報と一体のデータであってもよく、地図情報とは別データであってもよい。
1,1A…車両位置推定装置、11,11A…位置推定部、20…通信部、E…出入口、G…ゲート、S…路側機、T…自動車専用道路、V…車両。

Claims (1)

  1. 複数の出入口レーンを有する自動車専用道路の出入口に互いに並設された複数のゲートにそれぞれ設けられた複数の路側機のうち、車両が通過する前記ゲートに設けられた前記路側機と無線通信して当該ゲートに関するゲート情報を取得する車載の通信部と、
    前記通信部により取得された前記ゲート情報に基づいて、前記自動車専用道路の幅方向における前記車両の位置を推定する位置推定部と、を備える、車両位置推定装置。
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