JP2019183312A - 痴漢冤罪防止手袋、及び当該痴漢冤罪防止手袋を含む痴漢冤罪防止セット - Google Patents

痴漢冤罪防止手袋、及び当該痴漢冤罪防止手袋を含む痴漢冤罪防止セット Download PDF

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Abstract

【課題】痴漢行為を疑われた場合に、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供可能にする、痴漢冤罪防止手袋、及び当該痴漢冤罪防止手袋を含む痴漢冤罪防止セットを提供する。【解決手段】周囲を撮影するカメラ3が設けられており、カメラ3のレンズ31は、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側から外部に露出している。そして、カメラ3は、被写体とレンズ31との距離が所定の範囲にある被写体しか、焦点を合わせて撮影できない構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、痴漢行為を疑われた場合に、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供可能にする、痴漢冤罪防止手袋、及び当該痴漢冤罪防止手袋を含む痴漢冤罪防止セットに関する。
従来、電車内やバスの車内で、実際には痴漢行為を行っていなくても、被害者、あるいは被害を受けたと誤解している者から、痴漢行為を行ったと疑われ、駅の事務室や警察に連行される危険性がある。
このように、痴漢行為を疑われた場合、痴漢行為を疑われた者(=痴漢の被疑者)は、痴漢行為を行っていないことの立証が難しい。
なぜなら、被疑者自身が、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を持っていないのが通常であるからである。また、被疑者が痴漢行為を行っていないことを証言してくれる目撃者を見つけるのは難しいからである。また、被害者が痴漢行為を受けた際の再現実験を行った場合でも、被疑者が痴漢行為を行っていないことを明確に示すことは難しいからである。
ところで特許文献1では、胸の位置から両手を下ろせないように、手の動きを規制するベルトの構成が開示されている。また、特許文献2では、手の指を曲げさせ、その状態を強制的に保持させる保持具の構成が開示されている。
特開2009−219839号公報 特開2011−1673号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2では、ベルトや保持具を使用することで、痴漢行為を疑われないように、使用者の動作の一部を規制する構成である。つまり、そもそも痴漢行為を疑われないようにするためのものである。痴漢行為を疑われた場合に、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供可能にするものではない。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、痴漢行為を疑われた場合に、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供可能にする、痴漢冤罪防止手袋、及び当該痴漢冤罪防止手袋を含む痴漢冤罪防止セットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
周囲を撮影するカメラが設けられており、
当該カメラのレンズは、手袋の手のひら側から外部に露出している、痴漢冤罪防止手袋とした。
また、請求項2に係る発明は、
前記カメラが、被写体と前記レンズとの距離が所定の範囲にある被写体しか、焦点を合わせて撮影できない、請求項1に記載の痴漢冤罪防止手袋とした。
また、請求項3に係る発明は、
前記カメラが、撮影データを、自身に格納されている複数の記憶媒体に夫々記憶する、請求項1又は2に記載の痴漢冤罪防止手袋とした。
また、請求項4に係る発明は、
前記カメラが、撮影データを、自身に格納されている記憶媒体に記憶すると共に外部に出力する、請求項1又は2に記載の痴漢冤罪防止手袋とした。
また、請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載の痴漢冤罪防止手袋と、
手のひら、手の甲、及び各指を含む手を包むことが可能なビニール袋を備えた、痴漢冤罪防止セットとした。
本発明によれば、痴漢行為を疑われた痴漢の被疑者が、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供することができる。そして、取得した客観的な証拠によって、疑われた痴漢行為を晴らすことができて不起訴となり、結果として冤罪を防止することができる。
本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋の手のひら側の全体的な構成を示した図である。 本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋の手の甲側の全体的な構成を示した図である。 本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋の袋を閉じた状態を示す縦断面図である。 本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋の袋を開いた状態を示す縦断面図である。 本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋のカメラの全体的な構成を機能的に示したブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態例を詳細に説明する。ただし、この実施の形態例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<痴漢冤罪防止セットの構成>
痴漢冤罪防止セットは、痴漢冤罪防止手袋1と、ビニール袋5と、粘着テープ6と、複数枚の名刺7を有している。
<痴漢冤罪防止手袋1の構成>
図1は、本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の全体的な構成を示した図であり、図2は、本実施の形態例の痴漢冤罪防止セットに係る、痴漢冤罪防止手袋1の手の甲側の全体的な構成を示した図である。なお、図1及び図2では「右手用」の痴漢冤罪防止手袋1が示されている。「左手用」の痴漢冤罪防止手袋1については、「右手用」と同様の構成であるため、説明を省略する。
痴漢冤罪防止手袋1の材質は、牛革等の天然皮革、羊毛等の天然繊維、ナイロン等の化学繊維、人工・合成皮革のいずれであっても良い。要は、以下に示す痴漢冤罪防止手袋1の構成を実現可能なものであれば、材質は問わない。
痴漢冤罪防止手袋1は、外面に、例えば黒と黄色の縞模様等、目立つ模様が付されている構成としても良い。このように目立つ模様がついていることによって、周囲の人が視認し易く、周囲の人の記憶に残り易くなる。そのため、痴漢行為を疑われた際の、証人を得られやすくなる。
図1に示すように、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の各指先(=各指の先端部分)にはそれぞれ、面ファスナー2が貼着・接着される等して、設けられている。面ファスナー2には、いわゆる「オス(=毛先がかぎ針状に形成されている)」と「メス」(=毛先が輪状に形成されている)の2種類があるが、面ファスナー2は、「オス」である。そのため、痴漢冤罪防止手袋1を着けた状態で、手のひら側の指先が衣服に触れると、当該衣服の繊維が、当該指先に設けられた面ファスナー2に付着する。
痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の各指先に面ファスナー2のオスが設けられているため、痴漢行為を疑われた場合に、痴漢冤罪防止手袋1をビニール袋5で包んで、粘着テープ6で密封すれば、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠とすることができる。すなわち、ビニール袋5と粘着テープ6で密封した痴漢冤罪防止手袋1を警察等に提供して、微物(付着物)検査を行ってもらい、被害者の衣服の繊維が見つからなければ、当該被疑者が痴漢行為を行っていないことの証拠となる。
なお、本実施の形態例では、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の各指先に面ファスナー2を設ける構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、人差し指、中指、薬指の3本の指先に面ファスナー2を設ける構成としても良い。
<痴漢冤罪防止手袋1のカメラ3を設けるための構成>
カメラ3は、図3に示すように、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央の内側に設けられた袋11に収納される。この袋11は、手のひら側に開口部12を有している。そのため、図1及び図3に示すように、カメラ3を袋11に収納すると、開口部12を通じて、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央から、レンズ31のみが外部に露出する。
なお、本実施の形態例では、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央部に袋11を設け、この袋11にカメラ3を収納することで、開口部12を通じて、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央から、レンズ31のみが外部に露出する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の右端部から、レンズ31のみが外部に露出する構成としても良い。すなわち、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の適宜の箇所から、レンズ31のみが外部に露出する構成であれば良い。
このように、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側から、レンズ31を外部に露出する構成としたのは、痴漢が被害者に触れようとする場合には、手のひらを被害者に向ける場合がほとんどである思われ、手の甲を被害者に向けて、被害者に触れようとすることはほとんどないと思われる。
そのため、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側から撮影した撮影データに、被害者や被害者の衣服が映っていなければ、当該被疑者が痴漢行為を行っていないことの証拠になる。
また、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央から、レンズ31のみが外部に露出する構成とすることによって、痴漢冤罪防止手袋1にカメラ3が設けられていること、また、そのカメラ3で撮影していることを周囲の人々に気づかれにくくなる。
また、袋11は、図4に示すように、下側の一側13が開口しており、この下側の一側13から、袋11内にカメラ3を収納することができる。そして、袋11の下部と、それに対応する痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の内側面には、面ファスナー等の係止手段14が夫々設けられている。そのため、図3に示すように、袋11内にカメラ3を収納した後に、係止手段14を接合させることによって、袋11の開口した下側の一側13が閉じて、袋11に収納したカメラ3が袋11から抜け落ちることなく、袋11内に保持される。
なお、本実施の形態例では、係止手段14として面ファスナーを用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、係止手段14として、ボタンを痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の内側面に縫い付けて、袋11の下部にこのボタンが貫通可能な貫通孔を設け、ボタンをこの貫通孔に通すことによって、袋11の開口した下側の一側13が閉じる構成としても良い。
また通常、カメラ3に撮影を開始させるためには、その前にカメラ3の電源スイッチ(図示省略)と、撮影開始スイッチ(図示省略)を操作する必要がある。本実施の形態例では、痴漢冤罪防止手袋1の手のひら側の略中央から、レンズ31のみが外部に露出する構成を示した。このような構成の場合には、カメラ3の電源スイッチと、撮影開始スイッチを操作して、カメラ3に撮影を開始させた状態で、当該カメラ3を痴漢冤罪防止手袋1の袋11内にカメラ3を収納する。あるいは、カメラ3を痴漢冤罪防止手袋1の袋11内にカメラ3を収納した後に、痴漢冤罪防止手袋1の上から、カメラ3の電源スイッチと、撮影開始スイッチを操作して、カメラ3に撮影を開始させる必要がある。
<カメラ3の構成>
カメラ3は、カメラ3の周囲を、動画で撮影可能なビデオカメラである。
カメラ3は、痴漢冤罪防止手袋1に設けやすいように、軽量で薄く、小さいタイプのものが望ましい。図5は、カメラ3の全体的な構成を機能的に示したブロック図である。
図5に示すように、レンズ31から取り込まれた被写体像、即ち動画は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである撮像素子32の受光面に結像され、光の明暗に基づく電気信号であるアナログ信号に変換される。撮像素子32によりアナログ信号に変換された撮影データ(=撮像画像データ)は、A/D(アナログ−デジタル)変換部33においてデジタル信号に変換され、信号処理部34に入力される。信号処理部34では、A/D変換部33において、デジタル信号に変換された撮影データに、例えばガンマ補正、色信号分離あるいはホワイトバランス調整等の処理が施される。
また、CPU(Central Processing Unit)等の主制御装置36には、記憶メディアコントローラ37を経由して、格納・取り出し可能な(脱着式の)記憶媒体、例えば不揮発性の半導体メモリであるカード媒体38との間で撮影データの受け渡しを可能とするカードスロット39が接続されている。なお、カードスロット39は、複数のカード媒体38を、格納・取り出し可能な構成が望ましい。また、カード媒体38としては、例えばmicroSDカード(登録商標)と呼ばれる半導体メモリや類似した規格/記憶方式のさまざまな媒体が利用可能である。
なお、主制御装置36に、記憶メディアコントローラ37を介して、例えば記憶時の圧縮率(画質)により支配されるが最大で数時間程度の撮影データを保持可能な記憶容量の記憶装置(図示省略)が接続されている構成としても良い。
そして、信号処理部34から送出された撮影データは、主制御装置36による制御に従い、画像圧縮・伸長処理部(エンコーダ・デコーダ)35により圧縮されて、カードスロット39に格納されているカード媒体38の記憶領域に記憶される。この場合、撮影データは、複数のカード媒体38の夫々の記憶領域に重複して記憶される構成が望ましい。撮影データを複数のカード媒体38に重複して記憶させる構成とすることによって、1つのカード媒体38を、捜査のために警察等に提出した場合であっても、被疑者自身も同一の撮影データを保持できるからである。
また、主制御装置36は、RTC(リアルタイムクロック)等の計時手段から取得した日時情報(例えば、撮影データの撮影開始日時と、撮影終了日時)を、信号処理部34から送出された撮影データに関連付けて、カード媒体38の記憶領域に記憶させる。
また、撮影データに日時情報を関連付けるだけでなく、撮影データに位置情報を関連付ける構成としても良い。以下、詳しく説明する。カメラ3は、GPS受信機(図示省略)を有しており、カメラ3はこのGPS受信機を用いて、自身の位置を定期的に認識している。そのため、主制御装置36は、信号処理部34から送出された撮影データを受信すると、当該撮影データに日時情報及び位置情報を関連付けて、カード媒体38の記憶領域に記憶させる。
また、主制御装置36は、カードスロット39に格納されているカード媒体38の記憶領域の容量が一杯だと認識した場合には、既に記憶されている撮影データのうち、関連付けられている日時情報が古い順に、新たな撮影データに上書きして記憶させる。
なお、画像圧縮・伸長処理部35では、動画(非静止画)は、MotionJPEG規格等の、周知の圧縮方式により圧縮される。
また、本実施の形態例では、撮影データをカードスロット39に格納されているカード媒体38に記憶させる構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、撮影データを外部に出力する構成としても良いし、撮影データをカードスロット39に格納されているカード媒体38に記憶させると共に、撮影データを外部に出力する構成としても良い。
このように撮影データを外部に出力する構成とすることによって、被疑者の自宅のパソコンやスマートフォン等の予め設定された外部の情報処理装置においても、同一の撮影データを保持させることができ、便宜である。
なお、主制御装置36には更に、音声入出力処理部40が接続されている。そのため、マイク41を通じて取り込まれた、撮像素子32により撮像された撮像画像データに対応する、音声や音(非音声)である撮像画像データ以外のデータも、デジタル信号として処理可能である。従って、撮像画像データと同時に取り込まれた音声/非音声は、例えばWAV,AC−3あるいは、リニアPCM等の、周知の記録方式により、撮像画像データと関連付けられて、カードスロット39に格納されているカード媒体38の記憶領域に記憶される。
このように、カメラ3が、撮像画像データだけでなく、音声/非音声も併せて、撮影データとして記憶可能な構成であることによって、痴漢行為を疑われた際の被害者の主張及び被疑者の主張も記憶することができる。
<カメラ3の撮影可能な範囲>
またカメラ3は、被写体とレンズ31との距離が所定の範囲にある被写体しか、焦点を合わせて撮影できない構成であることが望ましい。例えば、カメラ3が焦点を合わせて撮影可能な範囲は、レンズ31と被写体との距離(ワーキングディスタンス)が、5(mm)以上50(mm)以内である。レンズ31との距離が、50(mm)を超えた被写体は、焦点を合わせて撮影できず、いわゆる「ピンぼけ」状態で撮影されてしまう。
このような構成を実現するために、例えば、マクロレンズ(単焦点レンズの一種)といった接写専用のレンズ31を用いても良いし、カメラ3を接写専用に設定しても良い。
更に、レンズ31にマクロレンズを用いる場合には、絞り(F値)が小さく、明るいものが望ましい。絞りが小さく、明るいレンズを用いることで、被写界深度が浅くなり(=焦点が合っているように見える範囲が狭くなる)、被写体前後(被写体の周囲)をボケさせることができる。
このような構成であることによって、「電車内やバスの車内で撮影していけない」という一般的なモラルを保ちながら、痴漢冤罪を防止するという目的を達成することができ、便宜である。
<ビニール袋5及び粘着テープ6の構成>
ビニール袋5は、痴漢行為を疑われた場合に、痴漢冤罪防止手袋1を包むためのものであり、粘着テープ6は、痴漢冤罪防止手袋1を包んだビニール袋5を密封する、例えば、セロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープである。このビニール袋5及び粘着テープ6は、友人等の同行者が、痴漢行為を疑われた場合に、当該同行者の両手を包んで密封し、微物検査に備えることもでき、便宜である。
<名刺7の構成>
名刺7には、被疑者の名前、電話番号・住所・勤務先等の連絡先が記載されている。被害者から痴漢行為を主張された場合に、周囲の人に、証人になってもらう際に配布する。また、逃亡しないことを示すため、警察等に配布する。
<痴漢冤罪防止セットの使用方法>
次に、痴漢冤罪防止セットの使用方法について、説明する。電車やバス等に、乗車する際には、その前に、カメラ3の電源スイッチと、撮影開始スイッチを操作して、カメラ3に撮影を開始させた状態で、当該カメラ3を痴漢冤罪防止手袋1の袋11内にカメラ3を収納する。あるいは、カメラ3を痴漢冤罪防止手袋1の袋11内にカメラ3を収納した後に、痴漢冤罪防止手袋1の上から、カメラ3の電源スイッチと、撮影開始スイッチを操作して、カメラ3に撮影を開始させる。
電車やバス等の乗車中に、被害者から痴漢行為を疑われ、被害者が被疑者に対し主張を述べ、被疑者も反論した場合には、両者の主張内容が、カメラ3で記録される。
そして、両者の主張が終了したら、被疑者は、痴漢冤罪防止手袋1を脱ぎ、カメラ3を取り出し、脱いだ痴漢冤罪防止手袋1をビニール袋5で包んで、粘着テープ6で密封する。
また、カメラ3のカードスロット39に格納されている複数のカード媒体38のうち、1つのカード媒体38を、密封した痴漢冤罪防止手袋、及び名刺7と共に、警察等に提供する。
なお、上記の痴漢冤罪防止セットの使用方法は、一例であって、例えば、被害者から痴漢行為を疑われたら直ちに、被疑者は、痴漢冤罪防止手袋1を脱ぎ、カメラ3を取り出し、脱いだ痴漢冤罪防止手袋1をビニール袋5で包んで、粘着テープ6で密封しても良い。このようにすれば、両者の主張の際に、被疑者が被害者の衣服の触れてしまう危険性がなくなり、微物検査の精度を高めることができる。
このように痴漢冤罪防止セットを使用することによって、痴漢行為を疑われた痴漢の被疑者が、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を取得し、第三者に提供することができる。そして、取得した客観的な証拠によって、疑われた痴漢行為を晴らすことができて不起訴となり、結果として冤罪を防止することができる。更に、痴漢行為を疑われた被疑者が自ら、痴漢行為を行っていないことを客観的に示す証拠を警察等に提出することができるため、弁護士を雇う必要がなくなり、便宜である。
1:痴漢冤罪防止手袋、11:袋、12:開口部、13:下側の一側、14:係止手段、
2:面ファスナー、
3:カメラ、31:レンズ、32:撮像素子、33:A/D変換部、34:信号処理部、35:画像圧縮・伸長処理部、36:主制御装置、37:記憶メディアコントローラ、38:カード媒体、39:カードスロット、40:音声入出力処理部、41:マイク、
5:ビニール袋、
6:粘着テープ、
7:名刺

Claims (5)

  1. 周囲を撮影するカメラが設けられており、
    当該カメラのレンズは、手袋の手のひら側から外部に露出していることを特徴とする、痴漢冤罪防止手袋。
  2. 前記カメラが、被写体と前記レンズとの距離が所定の範囲にある被写体しか、焦点を合わせて撮影できないことを特徴とする、請求項1に記載の痴漢冤罪防止手袋。
  3. 前記カメラが、撮影データを、自身に格納されている複数の記憶媒体に夫々記憶することを特徴とする、請求項1又は2に記載の痴漢冤罪防止手袋。
  4. 前記カメラが、撮影データを、自身に格納されている記憶媒体に記憶すると共に外部に出力することを特徴とする、請求項1又は2に記載の痴漢冤罪防止手袋。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の痴漢冤罪防止手袋と、
    手のひら、手の甲、及び各指を含む手を包むことが可能なビニール袋を備えたことを特徴とする、痴漢冤罪防止セット。





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