JP2019181372A - エアフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】濾過面積を広げる構造とする。【解決手段】フィルタエレメント108において、第1辺109aから第2辺109bに向かって谷折り部151aと谷折り部151bとが延在する。谷折り部151aと谷折り部151bとの中間には、谷折り部151aと平行に、且つ、交互に山折り部161と谷折り部152とが延在する。谷折り部151aから谷折り部151bに向かって、谷折り部152の一端を通過し、且つ、谷折り部152の延在方向と垂直をなす谷折り部153が延在する。谷折り部153の一端から谷折り部152の他端に向かって山折り部162が延在し、谷折り部153の他端から谷折り部152の他端に向かって山折り部163が延在する。【選択図】図3

Description

本発明は、エアフィルタに関する。
従来より、車両等において、車両のエンジンに供給する気体に混入したダスト等を除去するためのエアクリーナが用いられている(例えば、特許文献1)。このようなエアクリーナは、開口部からエアフィルタにかけて気体の経路が形成される。開口部から流入した気体は、エアフィルタによってダスト等が除去されて外部に流出する。
特開2017−207052号公報
エアフィルタにおいて、例えば、フィルタエレメントを円筒状に形成する場合、紙状の濾材に山折り部と谷折り部とが交互に形成され、これら山折り部及び谷折り部の延在方向が円筒の延在方向となるように形成される。しかし、このような場合、円筒の内側における折り部の間隔より円筒の外側における折り部の間隔が広くなる。このため、円筒の内側における折り部の間隔を限界値まで狭くしても、円筒の外側における折り部の間隔を限界値まで狭くすることができず、結果的に濾過面積が狭くなってしまうという問題があった。
本発明は、問題点に鑑みてなされたものであり、濾過面積を広げる構造とすることを目的とする。
目的を達成するために、本発明の観点に係るエアフィルタは、
曲折箇所を有するフィルタエレメントを有するエアフィルタであって、
前記フィルタエレメントは、矩形の濾材からなり、
前記濾材は、
前記濾材における第1の辺から前記第1の辺に対向する第2の辺に向かって延在する複数の第1の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の間において、前記第1の谷折り部と平行に延在し、且つ、交互に形成される第1の山折り部及び第2の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の一方から他方に向かって延在するとともに、前記第2の谷折り部の一端を通過し、前記第2の谷折り部の延在方向と垂直をなす第3の谷折り部と、
前記第3の谷折り部の一端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第2の山折り部と、
前記第3の谷折り部の他端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第3の山折り部と、
を備えることを特徴とする。
前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第2の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第2の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て対称の配置となり、
前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第3の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第3の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て対称の配置となるようにしてもよい。
前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第2の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第2の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て非対称の配置となり、
前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第3の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第3の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て非対称の配置となるようにしてもよい。
前記第2の山折り部と前記第3の山折り部とがなす角度は、前記曲折箇所の形状と一致するようにしてもよい。
前記フィルタエレメントは、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続して形成されるようにしてもよい。
前記曲折箇所は複数形成されるようにしてもよい。
前記フィルタエレメントの外周に形成される枠材を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、濾過面積を広げる構造とすることができる。
第1実施形態に係るエアフィルタの外観斜視図である。 第1実施形態に係るエアフィルタを構成する部品の外観斜視図である。 第1実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。 第2実施形態に係るエアフィルタの外観斜視図である。 第2実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図である。 第2実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。 第3実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図である。 第3実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。 第4実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図である。 第4実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係るエアフィルタの外観斜視図、図2は、第1実施形態に係るエアフィルタを構成する部品の外観斜視図、図3は、第1実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。
図1〜図3に示すように、エアフィルタ100は、ガスケット102と、アッパープレート104と、インナーチューブ106と、フィルタエレメント108と、ロワープレート110とを含んで構成される。
フィルタエレメント108は、正四角柱の形状となっている。フィルタエレメント108は、矩形且つシート状であり、ガラス繊維、スポンジ等の発泡材、不織布、濾紙等の紙、粒状の活性炭、化学繊維を織り込んだシート等の濾材である。矩形且つシート状のフィルタエレメント108が折り畳まれることにより正四角柱の形状に形成される。
フィルタエレメント108の折り部は図3に示すように形成される。具体的には、矩形且つシート状のフィルタエレメント108における第1辺109aから当該第1辺109aに対向する第2辺109bに向かって、第1辺109a及び第2辺109bに対して垂直に延在する谷折り部151aと谷折り部151bとが存在する。
谷折り部151aと谷折り部151bとの中間には、谷折り部151a及び谷折り部151bと平行に延在し、且つ、交互に形成される山折り部161と谷折り部152とが存在する。
谷折り部151aから谷折り部151bに向かって延在するとともに、谷折り部152の一端を通過し、且つ、谷折り部152の延在方向と垂直をなす谷折り部153が存在する。
谷折り部153の一端から谷折り部152の他端に向かって延在する山折り部162が存在する。
谷折り部153の他端から谷折り部152の他端に向かって延在する山折り部163が存在する。
また、第1辺109aと第2辺109bとの中間よりも第1辺109aの側に山折り部162及び山折り部163が形成されているのに対して、第1辺109aと第2辺109bとの中間よりも第2辺109bの側には、山折り部172及び山折り部173が形成されている。山折り部162及び山折り部163と、山折り部172及び山折り部173とは、第1辺109aと第2辺109bとの中間から見て対称の配置となっている。
図3に示すように、フィルタエレメント108には、上述した谷折り部151a、151b、152、153と山折り部161、162、163、172、173とが繰り返して形成される。フィルタエレメント108が正四角柱であり、曲折部が4つであることに対応して、第1辺109a及び第2辺109bと垂直をなす方向では、山折り部162、163の組み合わせと山折り部172、173の組み合わせとの合計数は4つとなる。
上述のように折り部が形成された矩形且つシート状のフィルタエレメント108が折り畳まれることにより、図2に示す正四角柱のフィルタエレメント108が構成される。このとき、第1辺109aと第2辺109bとが接続(接着)される箇所が接続部109となる。なお、第1辺109aと第2辺109bとの双方に所定幅ののりしろ部(図示せず)が形成されてもよい。この場合には、第1辺109a側ののりしろ部と第2辺109b側ののりしろ部とが接着されることで接続部109が形成される。
また、図2に示す正四角柱のフィルタエレメント108における曲折部の角度170aと、図3に示す山折り部162と山折り部163とのなす角度170bとは一致する。角度170aと角度170bとは、正四角柱のフィルタエレメント108であることに対応して、何れも四角形の内角である90°となる。
正四角柱のフィルタエレメント108の内側には、当該内側の形状に応じた正四角柱の形状を有する、網目状のインナーチューブ106が配置される。インナーチューブ106は、四角形のフィルタエレメント108を内側から補強する。正四角柱のフィルタエレメント108の上方にはアッパープレート104が配置され、下方にはロワープレート110が配置される。アッパープレート104及びロワープレート110は樹脂等により形成される。
ガスケット102は、正四角柱のフィルタエレメント108の内側を密閉し、付着した塵等が直接外部に飛散することを防止するために用いられる。ガスケット102は、例えばゴムにより形成される。
図4は、第2実施形態に係るエアフィルタの外観斜視図、図5は、第2実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図、図6は、第2実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。
図4〜図6に示すように、エアフィルタ200は、ガスケット202と、アッパープレート204と、インナーチューブ206と、フィルタエレメント208と、ロワープレート210とを含んで構成される。
フィルタエレメント208は、正六角柱の形状となっている。フィルタエレメント208は、フィルタエレメント108と同様に、矩形且つシート状であり、ガラス繊維、スポンジ等の発泡材、不織布、濾紙等の紙、粒状の活性炭、化学繊維を織り込んだシート等の濾材である。矩形且つシート状のフィルタエレメント208が折り畳まれることにより正六角柱の形状に形成される。
フィルタエレメント208の折り部は、図6に示すように形成される。具体的には、矩形且つシート状のフィルタエレメント208における第1辺209aから当該第1辺209aに対向する第2辺209bに向かって、第1辺209a及び第2辺209bに対して垂直に延在する谷折り部251aと谷折り部251bとが存在する。
谷折り部251aと谷折り部251bとの中間には、谷折り部251a及び谷折り部251bと平行に延在し、且つ、交互に形成される山折り部261と谷折り部252とが存在する。
谷折り部251aから谷折り部251bに向かって延在するとともに、谷折り部252の一端を通過し、且つ、谷折り部252の延在方向と垂直をなす谷折り部253が存在する。
谷折り部253の一端から谷折り部252の他端に向かって延在する山折り部262が存在する。
谷折り部253の他端から谷折り部252の他端に向かって延在する山折り部263が存在する。
また、第1辺209aと第2辺209bとの中間よりも第1辺209aの側に山折り部262及び山折り部263が形成されているのに対して、第1辺209aと第2辺209bとの中間よりも第2辺209bの側には、山折り部272及び山折り部273が形成されている。山折り部262及び山折り部263と、山折り部272及び山折り部273とは、第1辺209aと第2辺209bとの中間から見て対称の配置となっている。
図6に示すように、フィルタエレメント208には、上述した谷折り部251a、251b、252、253と山折り部261、262、263、272、273とが繰り返して形成される。フィルタエレメント208が正六角柱であり、曲折部が6つであることに対応して、第1辺209a及び第2辺209bと垂直をなす方向では、山折り部262、263の組み合わせと山折り部272、273の組み合わせとの合計数は6つとなる。
上述のように折り部が形成された矩形且つシート状のフィルタエレメント208が折り畳まれることにより、図5に示す正六角柱のフィルタエレメント208が構成される。このとき、第1辺209aと第2辺209bとが接続(接着)される箇所が接続部209となる。なお、第1辺209aと第2辺209bとの双方に所定幅ののりしろ部(図示せず)が形成されてもよい。この場合には、第1辺209a側ののりしろ部と第2辺209b側ののりしろ部とが接着されることで接続部209が形成される。
また、図5に示す正六角柱のフィルタエレメント208における曲折部の角度270aと、図6に示す山折り部262と山折り部263とのなす角度270bとは一致する。角度270aと角度270bとは、六角形のフィルタエレメント208であることに対応して、何れも六角形の内角である120°となる。
六角形のフィルタエレメント208の内側には、当該内側の形状に応じた六角形の形状を有する、網目状のインナーチューブ206が配置される。インナーチューブ206は、六角形のフィルタエレメント208を内側から補強する。六角形のフィルタエレメント208の上方にはアッパープレート204が配置され、下方にはロワープレート210が配置される。アッパープレート204及びロワープレート210は樹脂等により形成される。
ガスケット202は、六角形のフィルタエレメント208の内側を密閉し、付着した塵等が直接外部に飛散することを防止するために用いられる。ガスケット202は、例えばゴムにより形成される。なお、ガスケットは、アッパープレートと一体でゴム状の弾性体により形成されてもよい。
図7は、第3実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図、図8は、第3実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。
図7に示すように、フィルタエレメント308は、折り畳まれることにより、山型の形状となっている。図8に示すように、フィルタエレメント308は、フィルタエレメント108と同様に、矩形且つシート状であり、ガラス繊維、スポンジ等の発泡材、不織布、濾紙等の紙、粒状の活性炭、化学繊維を織り込んだシート等の濾材である。矩形且つシート状のフィルタエレメント308が折り畳まれることにより山型の形状に形成される。
フィルタエレメント308の折り部は、図8に示すように形成される。具体的には、矩形且つシート状のフィルタエレメント308における第1辺309aから当該第1辺309aに対向する第2辺309bに向かって、第1辺309a及び第2辺309bに対して垂直に延在する谷折り部351aと谷折り部351bとが存在する。
谷折り部351aと谷折り部351bとの中間には、谷折り部351a及び谷折り部351bと平行に延在し、且つ、交互に形成される山折り部361と谷折り部352とが存在する。
谷折り部351aから谷折り部351bに向かって延在するとともに、谷折り部352の一端を通過し、且つ、谷折り部352の延在方向と垂直をなす谷折り部353が存在する。
谷折り部353の一端から谷折り部352の他端に向かって延在する山折り部362が存在する。
谷折り部353の他端から谷折り部352の他端に向かって延在する山折り部363が存在する。
図8に示すように、フィルタエレメント308には、上述した谷折り部351a、351b、352、353と山折り部361、362、363とが繰り返して形成される。フィルタエレメント308が山型であり、曲折部が1つであることに対応して、第1辺309a及び第2辺309bと垂直をなす方向では、山折り部362、363の組み合わせが1つだけ形成される。
上述のように折り部が形成された矩形且つシート状のフィルタエレメント308が折り畳まれることにより、図7に示す山型のフィルタエレメント308が構成される。
また、図7に示す山型のフィルタエレメント308における曲折部の角度370aと、図8に示す山折り部362と山折り部363とのなす角度370bとは一致する。
図9は、第4実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの外観斜視図、図10は、第4実施形態に係るエアフィルタを構成するフィルタエレメントの展開図である。
図9に示すように、フィルタエレメント408は、折り畳まれることにより、コ字型の形状となっている。図10に示すように、フィルタエレメント408は、フィルタエレメント308と同様に、矩形且つシート状であり、ガラス繊維、スポンジ等の発泡材、不織布、濾紙等の紙、粒状の活性炭、化学繊維を織り込んだシート等の濾材である。矩形且つシート状のフィルタエレメント408が折り畳まれることによりコ字型の形状に形成される。
フィルタエレメント408の折り部は、図10に示すように形成される。具体的には、矩形且つシート状のフィルタエレメント408における第1辺409aから当該第1辺409aに対向する第2辺409bに向かって、第1辺409a及び第2辺409bに対して垂直に延在する谷折り部451aと谷折り部451bとが存在する。
谷折り部451aと谷折り部451bとの中間には、谷折り部451a及び谷折り部451bと平行に延在し、且つ、交互に形成される山折り部461と谷折り部452とが存在する。
谷折り部451aから谷折り部451bに向かって延在するとともに、谷折り部452の一端を通過し、且つ、谷折り部452の延在方向と垂直をなす谷折り部453が存在する。
谷折り部453の一端から谷折り部452の他端に向かって延在する山折り部462が存在する。
谷折り部453の他端から谷折り部452の他端に向かって延在する山折り部463が存在する。
また、第1辺409aと第2辺409bとの中間よりも第1辺409aの側に山折り部462及び山折り部463が形成されているのに対して、第1辺409aと第2辺409bとの中間よりも第2辺409bの側には、山折り部472及び山折り部473が形成されている。山折り部462及び山折り部463と、山折り部472及び山折り部473とは、第1辺409aと第2辺409bとの中間から見て対称の配置となっている。
図10に示すように、フィルタエレメント408には、上述した谷折り部451a、451b、452、453と山折り部461、462、463、472、473とが繰り返して形成される。フィルタエレメント408がコ字型であり、曲折部が2つであることに対応して、第1辺409a及び第2辺409bと垂直をなす方向では、山折り部462、463の組み合わせと山折り部472、473の組み合わせとの合計数は2つとなる。
上述のように折り部が形成された矩形且つシート状のフィルタエレメント408が折り畳まれることにより、図9に示すコ字型のフィルタエレメント408が構成される。
また、図9に示すコ字型のフィルタエレメント408における曲折部の角度470aと、図10に示す山折り部462と山折り部463とのなす角度470bとは一致する。
上述したように、本実施形態のフィルタエレメント108等において、谷折り部151a、151b、152、153、山折り部161、162、163、172、173等が形成され、これらの折り部が形成された矩形且つシート状のフィルタエレメント108等が折り畳まれることにより、立体形状のフィルタエレメント108等が構成される。
フィルタエレメント108、208では、角柱の内側における折り部の間隔と外側における折り部の間隔が一致する。また、フィルタエレメント308では、下側における折り部の間隔と上側における折り部の間隔が一致する。また、フィルタエレメント408では、コ字型形状の内側における折り部の間隔と外側における折り部の間隔が一致する。このため、内側あるいは下側の折り部の間隔を限界値まで狭くした場合、外側あるいは上側における折り部の間隔も限界値まで狭くすることがで、濾過面積を広くすることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、正四角柱、正六角柱、山型及びコ字型のフィルタエレメントについて説明したが、形状はこれに限定されない。また、あらゆる多角柱のフィルタエレメントに適用可能である。例えば、正八角柱のフィルタエレメントに適用する場合には、曲折部が8つであることに対応して、第1辺109a及び第2辺109bと垂直をなす方向では、山折り部162、163の組み合わせと山折り部172、173の組み合わせとの合計数は8つとなる。また、曲折部の角度170aと、山折り部162と山折り部163とのなす角度170bとは一致し、角度170aと角度170bとは、正八角柱のフィルタエレメントであることに対応して、何れも八角形の内角である135°となる。
また、上述した実施形態では、山折り部162及び山折り部163と、山折り部172及び山折り部173とは、第1辺109aと第2辺109bとの中間から見て対称の配置となっているが、これに限定されず、非対称であってもよい。また、フィルタエレメント108等の外周に硬質樹脂や軟質樹脂等で形成される枠材が配置されてもよい。枠材により、フィルタエレメント108等を保護するとともに形状を維持することが可能となる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
100、200 エアフィルタ
102、202 ガスケット
104、204 アッパープレート
106、206 インナーチューブ
108、208、308、408 フィルタエレメント
109、209 接続部
110、210 ロワープレート
170a、170b、270a、270b、370a、370b、470a、470b 角度
109a、209a、309a、409a 第1辺
109b、209b、309b、409b 第2辺
151a、151b、152、153、251a、251b、252、253、351a、351b、352、353、451a、451b、452、453 谷折り部
161、162、163、172、173、261、262、263、272、273、361、362、363、461、462、463、472、473 山折り部
目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るエアフィルタは、
1つの曲折箇所を有するフィルタエレメントを有するエアフィルタであって、
前記フィルタエレメントは、矩形の濾材からなり、
前記濾材は、
前記濾材における第1の辺から前記第1の辺に対向する第2の辺に向かって延在する複数の第1の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の間において、前記第1の谷折り部と平行に延在し、且つ、交互に形成される第1の山折り部及び第2の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の一方から他方に向かって延在するとともに、前記第2の谷折り部の一端を通過し、前記第2の谷折り部の延在方向と垂直をなす第3の谷折り部と、
前記第3の谷折り部の一端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第2の山折り部と、
前記第3の谷折り部の他端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第3の山折り部と、
を備え
前記第2の山折り部と前記第3の山折り部とがなす角度は、前記曲折箇所の角度と一致することを特徴とする。
目的を達成するために、本発明の第2の観点に係るエアフィルタは、
2つの曲折箇所を有するフィルタエレメントを有するエアフィルタであって、
前記フィルタエレメントは、矩形の濾材からなり、
前記濾材は、
前記濾材における第1の辺から前記第1の辺に対向する第2の辺に向かって延在する複数の第1の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の間において、前記第1の谷折り部と平行に延在し、且つ、交互に形成される第1の山折り部及び第2の谷折り部と、
2つの前記第1の谷折り部の一方から他方に向かって延在するとともに、前記第2の谷折り部の一端を通過し、前記第2の谷折り部の延在方向と垂直をなす第3の谷折り部と、
前記第3の谷折り部の一端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第2の山折り部と、
前記第3の谷折り部の他端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第3の山折り部と、
を備え、
前記第2の山折り部と前記第3の山折り部とがなす角度は、前記曲折箇所の角度と一致することを特徴とする。

Claims (7)

  1. 曲折箇所を有するフィルタエレメントを有するエアフィルタであって、
    前記フィルタエレメントは、矩形の濾材からなり、
    前記濾材は、
    前記濾材における第1の辺から前記第1の辺に対向する第2の辺に向かって延在する複数の第1の谷折り部と、
    2つの前記第1の谷折り部の間において、前記第1の谷折り部と平行に延在し、且つ、交互に形成される第1の山折り部及び第2の谷折り部と、
    2つの前記第1の谷折り部の一方から他方に向かって延在するとともに、前記第2の谷折り部の一端を通過し、前記第2の谷折り部の延在方向と垂直をなす第3の谷折り部と、
    前記第3の谷折り部の一端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第2の山折り部と、
    前記第3の谷折り部の他端から前記第2の谷折り部の他端に向かって延在する第3の山折り部と、
    を備えることを特徴とするエアフィルタ。
  2. 前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第2の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第2の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て対称の配置となり、
    前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第3の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第3の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て対称の配置となることを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタ。
  3. 前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第2の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第2の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て非対称の配置となり、
    前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第1の辺の側に形成される前記第3の山折り部と、前記第1の辺と前記第2の辺との中間よりも前記第2の辺の側に形成される前記第3の山折り部とは、前記第1の辺と前記第2の辺との中間から見て非対称の配置となることを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタ。
  4. 前記第2の山折り部と前記第3の山折り部とがなす角度は、前記曲折箇所の形状と一致することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエアフィルタ。
  5. 前記フィルタエレメントは、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続して形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエアフィルタ。
  6. 前記曲折箇所は複数形成されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のエアフィルタ。
  7. 前記フィルタエレメントの外周に形成される枠材を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のエアフィルタ。
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