JP2019179387A - モーション判定装置、モーション判定方法、及びプログラム - Google Patents

モーション判定装置、モーション判定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人間の挙動が、特定のエリア内においておさまらない場合においても、人間の挙動を特定することができるモーション判定装置を提供する。【解決手段】モーション判定装置10は、第1のエリアと、第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知する検知部11と、第2のエリア内において特定の部位が検知された後に、撮像エリア内に特定の部位が検知されなくなった場合、特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定するモーション判定部12と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明はモーション判定装置、モーション判定方法、及びプログラムに関する。
車両を運転する運転者は、運転中にオーディオの操作もしくはカーナビゲーションの操作等を行う必要が生じた場合に、安全にそれらの操作を行うことが求められる。近年、オーディオ等の操作が運転操作に与える影響を減少させるために、運転者の特定のモーションに応じて、オーディオ操作等を行う技術の検討が進められている。
特許文献1には、挙動検出空間を定義し、挙動検出空間において人間の手又は指の動き等の挙動を認識することが記載されている。
特開2017−97608号公報
運転者は、挙動検出空間を視覚にて確認することができないため、挙動検出空間を正確に認識することが困難である。そのため、運転者によって実行された特定のモーションが、挙動検出空間の内部にすべておさまらない場合がある。つまり、運転者が特定のモーションとして意図して手を動かした場合に、手が挙動検出空間の外側に移動してしまうことがある。挙動検出空間の内側における挙動に従ってモーションを特定する場合、挙動検出空間の外側まで手が移動してしまった場合、モーションを特定することができないという問題が発生する。
本開示の目的は、上述した課題に鑑み、人間の挙動が、特定のエリア内においておさまらない場合においても、人間の挙動を特定することができるモーション判定装置、モーション判定方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかるモーション判定装置は、第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知する検知部と、前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定するモーション判定部と、を備える。
本発明の第2の態様にかかるモーション判定方法は、第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知し、前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する、モーション判定方法。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知し、前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定することをコンピュータに実行させる。
本開示により、人間の挙動が、特定のエリア内においておさまらない場合においても、人間の挙動を特定することができるモーション判定装置、モーション判定方法、及びプログラムを提供すること
実施の形態1にかかるモーション判定装置の構成図である。 実施の形態2にかかるモーション判定装置の構成図である。 実施の形態2にかかるTOFカメラが撮影する撮像エリアを説明する図である。 実施の形態2にかかる手の位置に関する状態遷移を説明する図である。 実施の形態2にかかるモーション判定処理の流れを説明する図である。 実施の形態2にかかるモーション判定処理の流れを説明する図である。 実施の形態2にかかるモーション判定処理の流れを説明する図である。 実施の形態2にかかるモーション判定処理の流れを説明する図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて実施の形態1にかかるモーション判定装置10の構成例について説明する。モーション判定装置10は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。モーション判定装置10は、サーバ装置もしくはパーソナルコンピュータ装置等であってもよい。
モーション判定装置10は、検知部11及びモーション判定部12を有している。検知部11及びモーション判定部12は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、検知部11及びモーション判定部12は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
検知部11は、撮像エリア内における人体の特定の部位を検知する。撮像エリアは、カメラを用いて撮影された画像に写るエリアである。撮像エリアは、第1のエリアと、第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む。人体の特定の部位は、例えば、指、手、頭、足等であってもよい。
モーション判定部12は、第2のエリア内において人体の特定の部位が検知された後に、撮像エリア内において人体の特定の部位が検知されなくなった場合に、人体の特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する。モーション操作は、例えば、車両内の運転者等が、車両内における装置等を操作するために、人体の特定の部位を、予め定められた方向等に動かすことであってもよい。第2のエリア内において人体の特定の部位が検知された後に、撮像エリア内において人体の特定の部位が検知されなくなった場合とは、例えば、手が、撮像エリア内から、撮像エリア外へ移動したと推定される。第2のエリアは、第1のエリアの周辺に存在する。そのため、人体の特定の部位が、撮像エリア内から、撮像エリア外へ移動する際には、第2のエリアを通過する可能性が高い。そのため、第2のエリア内において手を検知した後に撮像エリア内において手を検知することができなくなった場合、車両内の撮像対象者が、モーション操作として、手を車両空間内において移動させる動作を行ったと判定する。
以上説明したように、モーション判定装置10は、撮像エリア内の第1のエリアを囲むように第2のエリアを設定する。これより、モーション判定装置10は、撮像エリア内において人体の部位を特定することができなくなった場合であっても、第2のエリアにおける検知状況を確認することによって、人体の部位の移動する軌跡を確認もしくは推定することができる。その結果、モーション判定装置10は、人体の部位が、撮像エリア内から撮像エリア外へ移動する動作が行われたか否かを判定することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて実施の形態2にかかるモーション判定装置10の構成例について説明する。モーション判定装置10は、外部装置インタフェース61、プロセッサ62、及びメモリ63を有している。
外部装置インタフェース61は、デジタルベースバンド信号処理を行うベースバンドプロセッサを含んでもよい。もしくは、外部装置インタフェース61は、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。もしくは、外部装置インタフェース61は、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、Bluetooth(登録商標)インタフェース、無線LAN(Local Area Network)インタフェース等であってもよい。
外部装置インタフェース61は、TOF(Time Of Flight)カメラ21及びモニタ22と接続している。TOFカメラは、撮像対象までの距離を計測することができるカメラである。言い換えると、TOFカメラは、撮像対象までの距離データを画素ごとに算出することができる。TOFカメラ21が生成する画像を、距離画像と称する。
モニタ22は、外部装置インタフェース61から出力された画像データを表示する。例えば、モニタ22は、TOFカメラ21において生成された距離画像データを表示してもよい。もしくは、モニタ22は、モーション判定装置10において距離画像データを加工もしくは分析した後の画像データを表示してもよい。例えば、モニタ22は、モーション判定装置10において距離画像を3D変換することによって生成された3D点群データを表示してもよい。
プロセッサ62は、メモリ63からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して、以降においてフローチャート等を用いて説明される処理を行う。プロセッサ62は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ62は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ63は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ63は、プロセッサ62から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ62は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ63にアクセスしてもよい。プロセッサ62は、図1の検知部11及びモーション判定部12における機能もしくは処理を実行するために用いられる。さらに、プロセッサ62は、TOFカメラ21において生成された距離画像を3D変換して、3D点群を生成してもよい。
メモリ63は、ソフトウェアもしくはソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ62は、これらのソフトウェアもしくはソフトウェアモジュール群をメモリ63から読み出して実行する。
続いて、図3を用いて、TOFカメラ21が撮影する撮像エリアについて説明する。図3に示すように、撮像エリアは、中心エリアと境界エリアとを含む。境界エリアは、図3において網掛けされているエリアである。中心エリアは、撮像エリアの中心を含んでもよいが、必ずしも撮像エリアの中心が含まれなくてもよい。境界エリアは、撮像エリア内と撮像エリア外との境界に位置するエリアである。さらに、境界エリアは、所定の範囲のエリアを有する中心エリアの周囲を囲むエリアである。
中心エリアは、実施の形態1にかかる第1のエリアに相当する。境界エリアは、実施の形態1にかかる第2のエリアに相当する。検知部11は、定期的に、もしくは、予め定められた任意のタイミングに人体の特定の部位が、撮像エリア内の中心エリアもしくは境界エリアに存在するか否かを判定する。例えば、検知部11は、定期的に、もしくは、予め定められた任意のタイミングに、手が撮像エリア内の中心エリアもしくは境界エリアに存在するか否かを判定してもよい。
続いて、図4を用いて、人体の特定の部位である手の位置に関する状態遷移について説明する。ここでは、モーション判定装置10は、手の動きを監視し、モーション判定を行うことを前提とする。特に、モーション判定装置10は、手の払いモーションを判定する。払いモーションは、例えば、手が静止した後、手が所定の速度以上の速さにて移動し、再度手が静止するモーションである。車両内の人が、払いモーションを実行することによって、特定の処理が実行されてもよい。
検知部11は、モーション判定部12において、手の払いモーションを特定するために、手の位置に関する状態として、「画面内」、「画面外から画面内に移動」、「画面内から画面外に移動」、「画面外」、の4つの状態を定義する。画面内は、撮像エリア内において手が検知された状態、もしくは、撮像エリア内において、手を検知することができた状態が所定期間継続した状態である。撮像エリア内において手が検知された状態は、検知部11が、撮像エリア内において、手の静止状態を検知したこととみなされてもよい。
画面外は、撮像エリア内において手が検知されない状態、つまり、撮像エリア外に手が存在すると推定される状態である。もしくは、画面外は、撮像エリア内において手が検知されない状態が所定期間継続した状態である。画面外から画面内に移動は、手が撮像エリア外から撮像エリア内に移動した状態である。画面内から画面外に移動は、手が撮像エリア内から撮像エリア外に移動した状態である。
検知部11は、定期的に、もしくは、予め定められた任意のタイミングに、手が撮像エリア内の中心エリアもしくは境界エリアに存在するか否かを判定した判定結果を用いて、図4に示すように、手の状態を遷移させる。状態遷移の詳細については、図5以降の図面を用いて説明する。
続いて、図5乃至図8を用いて、手の位置の状態遷移及びモーション特定処理について説明する。はじめに、検知部11は、手の状態が画面内と設定されているか否かについて判定する(S11)。手の状態が画面内であるとは、現在よりも前のタイミングに、撮像エリア内において手を検知できていた状態、もしくは、手を検知することができた状態が所定期間継続した状態である。現在よりも前のタイミングは、現在よりも前のフレームと言い換えられてもよい。
検知部11は、手の状態が画面内と設定されていると判定した場合、現在手を検知できているか否かについて判定する(S12)。検知部11は、現在手を検知できていないと判定した場合、現在よりも前のタイミングに、境界エリアにおいて手を検知したか否かを判定する(S13)。つまり、検知部11は、手の状態が画面内である状況において、境界エリアにおいて手を検知していたか否かを判定する。
検知部11は、境界エリアにおいて手を検知していたと判定した場合、手の状態を、画面内から画面外に移動、に変更する(S14)。次に、モーション判定部12は、手が未検知となるより前の手の動作軌跡をもとに払いモーションが行われたかどうかを判定する(S15)。つまり、手の状態が、画面内である状態から、撮像エリア内において手が検知されなくなった場合に、検知部11は、ステップS13において境界エリアを経由して、手が検知されなくなったか否かを判定する。ステップS13において、検知部11は、境界エリア内において手を検知したと判定した場合、撮像エリア内の任意の位置から、境界エリアまで所定の速度以上の速さにて移動し、境界エリアにて静止したとみなす。みなすとの用語は、推定すると言い換えられてもよい。その結果、検知部11が、境界エリアを経由して、手が検知されなくなったと判定した場合、モーション判定部12は、静止とみなされた以前の手の動作軌跡を用いた払いモーション判定を実行することができる。
ステップS12において、検知部11は、手の状態が画面内と設定されている場合に、手を検知すると、処理を終了する。また、ステップS13において、検知部11は、境界エリアにて手を検知できなかった場合、処理を終了する。
続いて、図6を用いて、図5のステップS11において、検知部11が、手の状態が画面内ではないと判定した場合の処理の流れについて説明する。はじめに、検知部11は、手の状態が、画面内から画面外に移動と設定されているか否かを判定する(S21)。
検知部11は、手の状態が画面内から画面外に移動と設定されていると判定した場合、現在手を検知できているか否かについて判定する(S22)。検知部11は、手を検知できていると判定した場合、ヒステリシス設定があるか否かを判定する(S23)。ヒステリシス設定は、手の状態が画面内であると設定するまでの遅延期間もしくは監視時間の設定と言い換えられてもよい。なお、ヒステリシス設定は、本発明の実施者が予めパラメータとして設定しておくなど、事前に設定されているものとする。
検知部11は、ヒステリシス設定があると判定した場合、手の状態を、画面外から画面内に移動と変更する(S24)。検知部11は、ヒステリシス設定が無いと判定した場合、手の状態を、画面内と変更する(S25)。つまり、検知部11は、ヒステリシス設定がある場合、撮像エリア内において手を検知したタイミングに、手の状態を画面内と設定するのではなく、画面外から画面内に移動の状態と設定する。例えば、検知部11は、手が境界エリアに位置する場合、手が少し移動することによって、手を検知することができなくなる。そのため、検知部11は、ヒステリシス設定を行うことによって、監視期間の間、手を検知し続けることができた場合に、手が撮像エリア内に存在すると判定し、手の状態を画面内と設定する。もしくは、検知部11は、監視期間が満了する間際に、手が撮像エリア内に存在すると判定した場合、手の状態を画面内と設定してもよい。
検知部11は、ステップS24において、手の状態を画面外から画面内に移動と設定すると、監視期間をスタートさせる(S27)。言い換えると、検知部11は、手の状態を画面外から画面内に移動と設定すると、監視タイマをスタートさせる。
ステップS22において、検知部11は、手を検知できなかった場合、手の状態を、画面外に変更する(S26)。モーション判定装置10は、ステップS27、S25、及びS26の後、処理を終了する。
続いて、図7を用いて、図6のステップS21において、検知部11が、手の状態が画面内から画面外に移動ではないと判定した場合の処理の流れについて説明する。はじめに、検知部11は、手の状態が、画面外から画面内に移動と設定されているか否かを判定する(S31)。
検知部11は、手の状態が画面外から画面内に移動と設定されていると判定した場合、現在手を検知できているか否かについて判定する(S32)。
検知部11は、手を検知できていると判定した場合、図6のステップS27においてスタートした監視期間が、ヒステリシス設定において定められている監視期間を経過したか否かを判定する(S33)。検知部11は、監視期間を経過したと判定した場合、手の状態を画面内に変更する(S34)。
検知部11は、ステップS32において、現在手を検知できていないと判定した場合、現在よりも前のタイミングに、境界エリアにおいて手を検知したか否かを判定する(S35)。つまり、検知部11は、手の状態が画面外から画面内に移動である状況において、境界エリアにて手を検知できていたか否かを判定する。
検知部11は、境界エリアにおいて手を検知していたと判定した場合、手の状態を、画面内から画面外に移動、に変更する(S36)。次に、モーション判定部12は、手が未検知となるより前の手の動作軌跡をもとに払いモーションが行われたかどうかを判定する(S37)。つまり、手の状態が、画面外から画面内に移動である状態から、撮像エリア内において手が検知されなくなった場合に、検知部11は、ステップS35において境界エリアを経由して、手が検知されなくなったか否かを判定する。ステップS35において、検知部11が、境界エリア内において手を検知したと判定した場合、手は、撮像エリア外から撮像エリア内へ移動した後に、境界エリアを経由して撮像エリア外へ移動したと推定される。このような場合、境界エリアにて静止したとみなし、モーション判定部12は、静止とみなされた以前の手の動作軌跡を用いた払いモーション判定を実行する。
ステップS33において監視期間が経過していないと判定された場合、ステップS35において境界エリア内にて手を検知できなかった場合、ステップS34の後、及びステップS37の後、モーション判定装置10は、処理を終了する。
続いて、図8を用いて、図7のステップS31において、検知部11が、手の状態が画面外から画面内に移動ではないと判定した場合の処理の流れについて説明する。はじめに、検知部11は、手の状態が、画面外に設定されていることを確認する(S41)。次に、検知部11は、現在手を検知できているか否かについて判定する(S42)。検知部11は、手を検知できていると判定した場合、ヒステリシス設定があるか否かを判定する(S43)。検知部11は、ヒステリシス設定があると判定した場合、手の状態を、画面外から画面内に移動に変更する(S44)。検知部11は、ステップS44において、手の状態を画面外から画面内に移動と設定すると、監視期間をスタートさせる(S45)。
検知部11は、ステップS43において、ヒステリシス設定が無いと判定した場合、手の状態を画面内に変更する(S46)。
ステップS42において、手を検知できなかった場合、ステップS45の後、及び、ステップS46の後、モーション判定装置10は、処理を終了する。
以上説明したように、モーション判定装置10は、手の状態として、画面内、画面外から画面内に移動、画面内から画面外に移動、画面外、の4つの状態を管理する。モーション判定装置10は、検知部11における手の検知結果に応じて、手の状態を遷移させる。この時に、モーション判定部12は、手の状態遷移の結果から、手が境界エリアを経由して、撮像エリア外へ移動したと判定することができる場合、手の払いモーションが行われたと判定することができる。これより、モーション判定装置10は、人体の特定の部位を検知してモーション判定を行う際に、特定の部位が撮像エリア外へ移動した場合であっても、特定の部位の移動経路を監視することによって、モーションを特定することができる。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
10 モーション判定装置
11 検知部
12 モーション判定部
21 TOFカメラ
22 モニタ
61 外部装置インタフェース
62 プロセッサ
63 メモリ

Claims (21)

  1. 第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知する検知部と、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定するモーション判定部と、を備えるモーション判定装置。
  2. 前記モーション判定部は、
    前記特定の部位が所定の速度で移動した後に静止したことを示す払いモーション操作が行われたか否かを判定する、請求項1に記載のモーション判定装置。
  3. 前記モーション判定部は、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位が前記第2のエリア内において静止したとみなす、請求項2に記載のモーション判定装置。
  4. 前記モーション判定部は、
    前記特定の部位が前記撮像エリア内に存在することを示す第1の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外に存在することを示す第2の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア内から前記撮像エリア外へ移動したことを示す第3の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外から前記撮像エリア内へ移動したことを示す第4の状態とのうち、前記特定の部位がいずれの状態であるかを判定する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモーション判定装置。
  5. 前記モーション判定部は、
    前記特定の部位が前記第1の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記第3の状態であると判定する、請求項4に記載のモーション判定装置。
  6. 前記モーション判定部は、
    前記特定の部位が前記第2の状態もしくは前記第3の状態において、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知された場合、前記特定の部位が前記第1の状態と判定される前の所定期間、前記特定の部位が前記第4の状態であると判定する、請求項4又は5に記載のモーション判定装置。
  7. 前記モーション判定部は、
    前記特定の部位が前記第1の状態もしくは前記第4の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位の軌跡に基づいて、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する、請求項4乃至6のいずれか1項に記載のモーション判定装置。
  8. 第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知し、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する、モーション判定方法。
  9. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が所定の速度で移動した後に静止したことを示す払いモーション操作が行われたか否かを判定する、請求項8に記載のモーション判定方法。
  10. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位が前記第2のエリア内において静止したとみなす、請求項9に記載のモーション判定方法。
  11. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記撮像エリア内に存在することを示す第1の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外に存在することを示す第2の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア内から前記撮像エリア外へ移動したことを示す第3の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外から前記撮像エリア内へ移動したことを示す第4の状態とのうち、前記特定の部位がいずれの状態であるかを判定する、請求項8乃至10のいずれか1項に記載のモーション判定方法。
  12. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第1の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記第3の状態であると判定する、請求項11に記載のモーション判定方法。
  13. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第2の状態もしくは前記第3の状態において、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知された場合、前記特定の部位が前記第1の状態と判定される前の所定期間、前記特定の部位が前記第4の状態であると判定する、請求項11又は12に記載のモーション判定方法。
  14. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第1の状態もしくは前記第4の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位の軌跡に基づいて、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する、請求項11乃至13のいずれか1項に記載のモーション判定方法。
  15. 第1のエリアと、前記第1のエリアを囲むように形成された第2のエリアとを含む撮像エリア内における人体の特定の部位を検知し、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定することをコンピュータに実行させるプログラム。
  16. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が所定の速度で移動した後に静止したことを示す払いモーション操作が行われたか否かを判定する、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記第2のエリア内において前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位が前記第2のエリア内において静止したとみなす、請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記撮像エリア内に存在することを示す第1の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外に存在することを示す第2の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア内から前記撮像エリア外へ移動したことを示す第3の状態と、前記特定の部位が前記撮像エリア外から前記撮像エリア内へ移動したことを示す第4の状態とのうち、前記特定の部位がいずれの状態であるかを判定する、請求項15乃至17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第1の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記第3の状態であると判定する、請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第2の状態もしくは前記第3の状態において、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知された場合、前記特定の部位が前記第1の状態と判定される前の所定期間、前記特定の部位が前記第4の状態であると判定する、請求項18又は19に記載のプログラム。
  21. 前記モーション操作が行われたと判定する際に、
    前記特定の部位が前記第1の状態もしくは前記第4の状態において、前記第2のエリア内に前記特定の部位が検知された後に、前記撮像エリア内に前記特定の部位が検知されなくなった場合、前記特定の部位の軌跡に基づいて、前記特定の部位を用いたモーション操作が行われたと判定する、請求項18乃至20のいずれか1項に記載のプログラム。
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