JP2019176327A - 電子装置 - Google Patents

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【課題】グリッチノイズを除去した回数を数え、その回数を記録することができる電子装置を提供すること。【解決手段】本発明に係る電子装置1は、信号に含まれるグリッチを除去する機能を有する電子装置1であって、入力された信号のグリッチを除去するグリッチ除去回路10と、グリッチを除去した回数をカウントするカウント部20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、信号に含まれるグリッチを除去した回数を計数可能な電子装置に関する。
電気回路において、正常なパルス幅より細いひげ状のパルスノイズをグリッチと呼ぶ。論理回路において、2つの入力信号が近接した時間に変化すると、出力にグリッチが発生することがある。これは、2つの信号の信号遅延時間を要因とする現象であり、レーシングと呼ばれる。
また、集積回路等において複数の出力端子が同時に同じ方向に変化するときに、近接する端子にグリッチが発生することがあり、これは同時スイッチングノイズと呼ばれる。別の例としては、並走する2つの信号がある場合、一方が変化した際に他方にグリッチが発生することがあり、これはクロストークと呼ばれる。このほかにも静電気放電や放射電磁界等様々な原因でグリッチが発生し得る。
これらのグリッチは、次段以降の論理回路に悪影響を及ぼすことがある。そこで、グリッチノイズを除去する回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−225153号公報
特許文献1に記載されたグリッチ除去回路では、n段のDフリップフロップ回路に信号が入力されている。n段のDフリップフロップ回路のそれぞれの出力が一致する場合に、n段のDフリップフロップの最後段の出力が出力される。一方、n段のDフリップフロップ回路のそれぞれの出力が一致しない場合、グリッチノイズが発生したと判断される。そして、n段のDフリップフロップの最後段の前回の出力が維持されることで、グリッチノイズが除去される。
ところで、グリッチ除去回路で除去できないような大きなパルス幅のグリッチノイズが発生すると、致命的なエラーとなる。そこで、このような除去不可能な大きなパルス幅のグリッチノイズを発生させないようにすることが好ましい。信号へのグリッチノイズの発生の要因として、論理回路の設置環境、部品の不良(劣化)等が考えられる。また、除去不可能な大きなパルス幅のグリッチノイズが発生する前には、除去可能な小さなパルス幅のグリッチノイズが発生する可能性が考えられる。そこで、除去可能な小さなパルス幅のグリッチノイズが発生した段階で、このグリッチノイズを除去したことを記録することができれば好ましい。グリッチノイズを除去した回数を記録しておくことができればより好ましい。
本発明は、入力信号のグリッチノイズを除去した回数を数え、その回数を記録することができる電子装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、入力信号に含まれるグリッチを除去した回数を数える電子装置(例えば、後述の「電子装置1」)であって、入力された信号のグリッチを除去するグリッチ除去回路(例えば、後述の「グリッチ除去回路10」)と、グリッチを除去した回数をカウントするカウント部(例えば、後述の「カウント部20」)と、を備える電子装置に関する。
(2) (1)に記載された電子装置において、前記カウント部のカウントされた回数が所定のしきい値を超えたか否かを判断する判断部(例えば、後述の「判断部40」)と、前記カウント部のカウント数が所定のしきい値を超えたことを報知する報知部(例えば、後述の「報知部50」)と、を更に備えてもよい。
(3) (1)又は(2)に記載された電子装置において、前記グリッチ除去回路は、原信号が入力されるn段(nは1以上の整数)の遅延素子(例えば、後述の「遅延素子12」)と、前記遅延素子から出力される信号と原信号とから出力信号を生成する出力信号生成部(例えば、後述の「出力信号生成部13」)と、を備え、前記カウント部は、前記遅延素子の最後段から出力される信号と前記出力信号生成部から出力される信号とを比較する比較部(例えば、後述の「比較部21」)と、前記遅延素子の最後段から出力される信号とグリッチ除去後の信号とが異なる場合に、グリッチを除去した回数をインクリメントして保持するインクリメンタ(例えば、後述の「インクリメンタ22」)と、を備えるのが好ましい。
(4) (3)に記載された電子装置において、前記遅延素子は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、前記出力信号生成部は、前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和を出力するのが好ましい。
(5) (3)に記載された電子装置において、前記遅延素子は、ローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、前記出力信号生成部は、前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理積を出力するのが好ましい。
(6) (3)に記載された電子装置において、前記遅延素子は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性があり且つローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、前記出力信号生成部は、前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和及び論理積のそれぞれに対する排他的論理和に基づいて、出力信号を生成するのが好ましい。
(7) (6)に記載された電子装置において、前記出力信号生成部は、論理和を有効にする第1スイッチと、論理積を有効にする第2スイッチと、を更に備えるのが好ましい。
本発明によれば、入力信号のグリッチノイズを除去した回数を数え、その回数を記録することができる電子装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電子装置を示す回路図である。 第1実施形態の電子装置の一例を示す回路図である。 第2実施形態の電子装置の一例を示す回路図である。 第3実施形態の電子装置の一例を示す回路図である。 第4実施形態の電子装置の一例を示す回路図である。
以下、本発明に係る電子装置1の各実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明に係る電子装置1の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係る電子装置1は、グリッチを除去すると共に、信号に含まれるグリッチを除去した回数に基づいて報知する装置である。本実施形態における電子装置1は、ハイレベルの入力信号に載ったローレベル方向のグリッチノイズを除去する装置である。電子装置1は、図1に示すように、グリッチ除去回路10と、カウント部20と、判断部40と、報知部50と、を備える。なお、以下の説明では、「グリッチノイズ」及び「グリッチ」は、単に「グリッチ」として説明されることがある。
グリッチ除去回路10は、入力された信号のグリッチを除去する回路である。グリッチ除去回路10は、信号入力端子11と、n段(nは1以上の整数)の遅延素子12と、出力信号生成部13と、信号出力端子14と、を備える。
信号入力端子11は、外部デバイス(外部デバイスが備える回路、図示せず)に接続される端子である。信号入力端子11は、外部デバイスから出力された信号の入力を受け付ける。信号入力端子11は、例えば、外部デバイスの設置環境、部品の不良(劣化)等の影響によりグリッチを含む可能性のある信号の入力を受け付ける。なお、信号入力端子11に入力される信号がグリッチ除去回路10と非同期である場合、信号入力端子11とグリッチ除去回路10のあいだにシンクロナイザ(図示せず)と呼ばれる複数段(典型的には2段又は3段)のDフリップフロップを挿入し、入力信号を同期化してもよい。以下、信号入力端子11に入力される信号又はシンクロナイザ通過後の信号を「原信号」ともいう。
n段の遅延素子12は、原信号が入力される回路である。n段の遅延素子12のうち、1段目の遅延素子12の入力端子は、信号入力端子11に接続される。また、1段目の遅延素子12の出力端子は、次段の遅延素子12の入力端子に接続される。次段の遅延素子12の出力端子は、次々段の遅延素子12の入力端子に接続される。このようにして、n段の遅延素子12は、信号入力端子11に対して直列に接続されて構成される。本実施形態において、n段の遅延素子12のそれぞれは、例えば、Dフリップフロップである。n段の遅延素子12のそれぞれには、同じ立ち上がりタイミングを含むクロック信号が入力される。1段目の遅延素子12は、クロック信号の立ち上がり時に信号入力端子11又はシンクロナイザの出力(原信号)をラッチする。また、2段目以降のn−1段の遅延素子12のそれぞれは、クロック信号の立ち上がり時に前段の出力をラッチする。
出力信号生成部13は、n段の遅延素子12のそれぞれから出力される信号と、原信号とから出力信号を生成する回路である。出力信号生成部13の入力端子は、n段の遅延素子12の出力のそれぞれと、信号入力端子11とに接続される。本実施形態において、出力信号生成部13は、図2に示すように、論理和を出力するOR回路131である。出力信号生成部13は、n段の遅延素子12のそれぞれから出力される信号と、原信号との論理和を出力する。
信号出力端子14は、グリッチ除去された信号を出力する端子である。信号出力端子14は、出力信号生成部13の出力端子に接続される。
以上のグリッチ除去回路10によれば、ハイレベル信号である原信号が信号入力端子11に入力される。n段の遅延素子12は、クロック信号の立ち上がりに合わせて、原信号又は前段の遅延素子12の出力信号をラッチする。原信号は、出力信号生成部13に出力される。また、遅延素子12のそれぞれの出力は、出力信号生成部13に出力される。
原信号にローレベル方向のグリッチが含まれない場合、OR回路131である出力信号生成部13には、原信号として1(ハイレベル(High Level)、以下「ハイレベル」と記載することがある)が入力される。また、出力信号生成部13には、遅延素子12のそれぞれの出力としてハイレベルが入力される。これにより、出力信号生成部13は、ハイレベルを出力する。
一方、原信号にローレベル方向のグリッチが含まれる場合、OR回路131である出力信号生成部13には、原信号として0(ローレベル(Low Level)、以下「ローレベル」と記載することがある)が入力される。また、出力信号生成部13には、遅延素子12のそれぞれの出力として既にラッチされているハイレベルが入力される。これにより、出力信号生成部13は、ハイレベルを出力する。
グリッチがクロックの立ち上がりに重なりセットアップ時間とホールド時間を満足する十分なパルス幅がある場合、1段目の遅延素子12は、クロックの立ち上がりによりローレベルをラッチする。このとき、次のクロックの立ち上がりにおいて、2段目の遅延素子12は、1段目の遅延素子12の出力であるローレベルをラッチする。次のクロックの立ち上がりにおいて、3段目の遅延素子12は、2段目の遅延素子12の出力であるローレベルをラッチする。このようにして、n段目の遅延素子12は、クロック信号の立ち上がりのn回目において、ローレベルをラッチする。しかしながら、他の遅延素子12がハイレベルをラッチしているため、出力信号生成部13は、ハイレベルを出力する。
出力信号生成部13は、原信号がローレベルであり、n段の遅延素子12の全てがローレベルをラッチしていない限り、ハイレベルを出力する。これにより、出力信号生成部13は、原信号にローレベルがn+1回続かない限り、ハイレベルを出力する。これにより、グリッチ除去回路10は、クロックn周期前後までの幅のローレベル方向のグリッチを除去することができる。
カウント部20は、グリッチを除去した回数をカウントする回路である。カウント部20は、比較部21と、インクリメンタ22と、を備える。
比較部21は、n段目の遅延素子12からの出力と、出力信号生成部13からの出力とを比較する回路である。換言すると、比較部21は、遅延素子12の最後段の出力と、出力信号生成部13からの出力とを比較する回路である。比較部21は、例えば、排他的論理和(XOR)回路で構成される。カウント部20の入力端子(すなわち比較部21の入力端子)には、遅延素子12の最後段の出力端子と、出力信号生成部13の出力端子とが接続される。比較部21は、遅延素子12の最後段の出力と、出力信号生成部13の出力とが異なる場合に、ハイレベルを出力する。
インクリメンタ22は、グリッチを除去した回数をインクリメント(カウント)する回路である。インクリメンタ22は、例えば、加算器とレジスタとにより構成される。インクリメンタ22の入力端子は、比較部21の出力端子に接続される。また、インクリメンタ22の出力端子は、バス30等を介して、後述する判断部40に接続される。比較部21からハイレベルが出力された場合、インクリメンタ22はレジスタに格納されているグリッチを除去した回数に+1(インクリメント)する。すなわち、インクリメンタ22は、遅延素子12の最後段から出力される信号と、出力信号生成部13から出力される信号とが異なる場合に、グリッチを除去した回数をインクリメントする。
判断部40は、プロセッサ(CPU)の動作により実現されてもよい。判断部40は、グリッチを除去した回数が所定のしきい値(閾値)を超えたか否かを判断する。具体的には、判断部40は、インクリメンタ22が保持する、グリッチを除去した回数と、所定のしきい値とを比較する。グリッチを除去した回数が所定のしきい値を超えている場合、判断部40は、報知部50に報知をさせる。なお、所定のしきい値とは、予め任意に設定される非負整数である。
報知部50は、例えば、モニタ等の表示装置、音声を発生する再生装置、点灯する光源等の出力装置である。報知部50は、表示、音声の発生、光源の点灯により報知可能である。報知部50は、カウントされた回数が所定のしきい値を超えたことを報知する。報知部50は、例えば、判断部40による制御により、報知する。報知の代表的な形態は警告である。
〔電子装置の動作〕
次に、本実施形態における電子装置1の動作について説明する。
信号入力端子11にハイレベルが入力され、グリッチ除去回路10によってグリッチが除去されていない場合、比較部21には、遅延素子12の最後段からハイレベルが入力される。また、比較部21には、出力信号生成部13からハイレベルが入力される。これにより、比較部21は、インクリメンタ22に0(ローレベル)を出力する。インクリメンタ22は、比較部21からのローレベルの入力により、グリッチを除去した回数をインクリメントしない。
グリッチ除去回路10によってグリッチが除去された場合、比較部21には、遅延素子12の最後段からローレベルが入力される。また、比較部21には、出力信号生成部13からハイレベルが入力される。これにより、比較部21は、インクリメンタ22にハイレベルを出力する。インクリメンタ22は、比較部21からのハイレベルの入力により、グリッチを除去した回数をインクリメントする。
グリッチが複数のクロックの立ち上がりに跨る場合、最後段の遅延素子12は、クロックの複数の立ち上がりに跨ってローレベルを出力し続ける。グリッチがクロックの複数の立ち上がりに跨る場合であっても、比較部21は、ハイレベルを出力し続ける。これにより、グリッチが複数のクロックの立ち上がりに跨る場合、インクリメンタ22は、カウント情報を複数回インクリメントする。したがって、グリッチの幅が大きい場合、インクリメンタ22は1以上増えることになる。
判断部40は、インクリメンタ22が保持する、グリッチを除去した回数について、所定のしきい値を超えているか否かを判断する。グリッチを除去した回数が所定のしきい値を超えている場合、判断部40は、報知部50に報知させる。
以上説明した第1実施形態の電子装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)電子装置1は、信号に含まれるグリッチを除去する機能を有する電子装置1であって、入力された信号のグリッチを除去するグリッチ除去回路10と、グリッチを除去した回数をカウントするカウント部20と、を備える。これにより、入力信号のグリッチノイズを除去した回数を数え、その回数を記録することができる。これにより、電子装置1のグリッチを除去した回数を後に確認することができる。例えば、電子装置1の出荷試験において、グリッチを除去した回数を確認することができる。これにより、グリッチを除去した回数が0以外であれば、その電子装置1の個体をリジェクトすることができる。また、基板開発時又は装置開発時に、ノイズを印加した試験を行うことで、基板又は装置の耐ノイズ性を評価することができる。グリッチを除去した回数が少なければ、基板又は装置の耐ノイズ性が高い(良い設計)と言える。逆に、グリッチを除去した回数が多ければ、基板又は装置の耐ノイズ性が低い(悪い設計)と言える。このようにして、基板又は装置の設計の改善に役立てることができる。
(2)電子装置1は、カウント部20のカウント数が所定のしきい値を超えたか否かを判断する判断部40と、カウント部20のカウント数が所定のしきい値を超えたことを報知する報知部50と、を更に備える。これにより、グリッチが所定回数を超えた場合に報知することができる。グリッチ除去不能な大きなグリッチが入力される前に報知することができるので、グリッチによるエラーの発生前に改善を促すことができる。
(3)グリッチ除去回路10は、原信号が入力されるn段(nは1以上の整数)の遅延素子12と、遅延素子12から出力される信号と原信号とから出力信号を生成する出力信号生成部13と、を備える。カウント部20は、遅延素子12の最後段から出力される信号と出力信号生成部13から出力される信号とを比較する比較部21と、遅延素子12の最後段から出力される信号とグリッチ除去後の信号とが異なる場合に、グリッチを除去した回数をインクリメントして保持するインクリメンタ22と、を備える。これにより、グリッチを除去できる回路に対して、グリッチを除去した回数をカウントする回路を接続することができる。
(4)遅延素子12は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、出力信号生成部13は、遅延素子12のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和を出力する。これにより、遅延素子12の全ての出力及び原信号がハイレベルでない場合以外には、出力信号生成部13は、ハイレベルを出力する。したがって、グリッチのパルス幅が複数のクロックの立ち上がりに跨る場合であっても、グリッチを除去することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電子装置1について、図3を参照して説明する。第2実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第2実施形態に係る電子装置1は、ローレベルの入力信号に載ったハイレベル方向のグリッチを除去する装置である。
第2実施形態に係る電子装置1は、原信号がローレベルであるときにグリッチを含む可能性がありそれを除去する必要がある点で第1実施形態と異なる。第2実施形態に係る電子装置1は、出力信号生成部13が、図3に示すように、論理積を出力するAND回路132である点で第1実施形態と異なる。
〔電子装置の動作〕
次に、本実施形態における電子装置1による動作を説明する。
ローレベルの原信号が信号入力端子11に入力される。原信号にハイレベル方向のグリッチが含まれない場合、AND回路132である出力信号生成部13には、原信号としてローレベルが入力される。また、出力信号生成部13には、遅延素子12のそれぞれの出力としてローレベルが入力される。これにより、出力信号生成部13は、ローレベルを出力する。
一方、原信号にハイレベル方向のグリッチが含まれる場合、AND回路132である出力信号生成部13には、原信号としてハイレベルが入力される。また、出力信号生成部13には、遅延素子12のそれぞれの出力として既にラッチされているローレベルが入力される。これにより、出力信号生成部13は、ローレベルを出力する。
グリッチがクロックの立ち上がりに重なりセットアップ時間とホールド時間を満足する場合、1段目の遅延素子12は、クロックの立ち上がりによりハイレベルをラッチする。次のクロックの立ち上がりにおいて、2段目の遅延素子12は、1段目の遅延素子12の出力であるハイレベルをラッチする。次のクロックの立ち上がりにおいて、3段目の遅延素子12は、2段目の遅延素子12の出力であるハイレベルをラッチする。このようにして、n段目の遅延素子12は、クロック信号の立ち上がりのn回目において、ハイレベルをラッチする。しかしながら、他の遅延素子12がローレベルをラッチしていることで、出力信号生成部13は、ローレベルを出力する。
出力信号生成部13は、原信号がハイレベルであり、n段の遅延素子12の全てがハイレベルをラッチしていない限り、ローレベルを出力する。これにより、出力信号生成部13は、原信号にハイレベルがn+1回続かない限り、ローレベルを出力する。これにより、グリッチ除去回路10は、クロックn周期前後までの幅のグリッチを除去することができる。
グリッチ除去回路10によってグリッチが除去されていない場合、比較部21には、遅延素子12の最後段からローレベルが入力される。また、比較部21には、出力信号生成部13からローレベルが入力される。これにより、比較部21は、インクリメンタ22にローレベルを出力する。インクリメンタ22は、比較部21からのローレベルの入力により、グリッチを除去した回数をインクリメントしない。
グリッチ除去回路10によってグリッチが除去された場合、比較部21には、遅延素子12の最後段からハイレベルが入力される。また、比較部21には、出力信号生成部13からローレベルが入力される。これにより、比較部21は、インクリメンタ22にハイレベルを出力する。インクリメンタ22は、比較部21からのハイレベルの入力により、グリッチを除去した回数をインクリメントする。
グリッチが複数のクロックの立ち上がりに跨る場合、遅延素子12の最後段の出力は、クロックの複数の立ち上がりに跨ってハイレベルを出力し続ける。グリッチがクロックの複数の立ち上がりに跨る場合、比較部21は、ハイレベルを出力し続ける。これにより、グリッチがクロックの複数の立ち上がりに跨る場合、インクリメンタ22は、カウント情報を複数回インクリメントする。したがって、グリッチの幅が大きい場合、インクリメンタ22は1以上増えることになる。
以上説明した第2実施形態の電子装置1によれば、上記(1)〜(3)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(5)遅延素子12は、ローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、出力信号生成部13は、遅延素子12のそれぞれから出力される信号と原信号との論理積を出力する。これにより、遅延素子12の出力及び原信号がローレベルでない場合以外には、ハイレベルが出力される。したがって、遅延素子12の全ての出力及び原信号がローレベルでない場合以外には、出力信号生成部13は、ローレベルを出力する。したがって、グリッチのパルス幅が複数のクロックの立ち上がりに跨る場合であっても、グリッチを除去することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る電子装置1について、図4を参照して説明する。第3実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第3実施形態に係る電子装置1は、ローレベルの入力信号に載ったハイレベル方向のグリッチを除去すると共に、ハイレベルの入力信号に載ったローレベル方向のグリッチを除去する装置である。
第3実施形態に係る電子装置1は、出力信号生成部13が、遅延素子12のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和及び論理積のそれぞれに対する排他的論理和に基づいて出力信号を生成する点で、第1及び第2実施形態と異なる。具体的には、第3実施形態に係る電子装置1は、出力信号生成部13が、OR回路131と、AND回路132と、XOR回路133と、遅延素子134と、セレクタ135と、を備える点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
OR回路131の入力端子は、第1実施形態と同様に接続される。AND回路132の入力端子は、第2実施形態と同様に接続される。
XOR回路133の入力端子は、OR回路131の出力及びAND回路132の出力端子に接続される。XOR回路133の出力端子は、セレクタ135に接続される。
遅延素子134は、例えば、Dフリップフロップである。遅延素子134の入力端子は、セレクタ135の出力に接続される。遅延素子134の出力端子は、セレクタ135に接続される。
セレクタ135は、信号出力端子14の前段に配置される。セレクタ135の一方の入力端子は、信号入力端子11に接続される。セレクタ135の他方の入力端子は、遅延素子134の出力端子に接続される。セレクタ135の選択制御端子は、XOR回路133の出力端子に接続される。セレクタ135の出力端子は、信号出力端子14、遅延素子134、及び比較部21のそれぞれの入力端子に接続される。
〔電子装置の動作〕
次に、本実施形態における電子装置1の動作について説明する。
(原信号がグリッチを含む可能性のあるハイレベル信号である場合)
OR回路131は、原信号がローレベルであり、n段の遅延素子12の全てがローレベルをラッチしていない限り、ハイレベルを出力する。これにより、OR回路131は、原信号にローレベルがn+1回続かない限り、ハイレベルを出力する。このとき、AND回路132は、原信号がハイレベルであり、n段の遅延素子12の全てがハイレベルをラッチしている限り、ハイレベルを出力する。一方、AND回路132は、n段の遅延素子12の一部がローレベルをラッチしていると、ローレベルを出力する。
AND回路132及びOR回路131が共にハイレベルを出力している場合、XOR回路133は、セレクタ135にローレベルを出力する。一方、AND回路132がローレベルを出力している場合、XOR回路133は、セレクタ135にハイレベルを出力する。
XOR回路133からローレベルが出力されている場合、セレクタ135は、信号出力端子14に原信号であるハイレベルを出力する。一方、XOR回路133からハイレベルが出力されている場合、遅延素子134にラッチされている1クロック前のセレクタ135の出力であるハイレベルを出力する。これにより、ハイレベル信号に含まれるローレベル方向のグリッチを除去することができる。
(原信号がグリッチを含む可能性のあるローレベル信号である場合)
OR回路131は、原信号がハイレベルであるか、n段の遅延素子12のいずれかがハイレベルをラッチしていない限り、ローレベルを出力する。このとき、AND回路132は、原信号がローレベルであり、n段の遅延素子12の全てがローレベルをラッチしていない限り、ハイレベルを出力する。これにより、AND回路132は、原信号にハイレベルがn+1回続かない限り、ローレベルを出力する。
AND回路132及びOR回路131が共にローレベルを出力している場合、XOR回路133は、セレクタ135にローレベルを出力する。一方、OR回路131がハイレベルを出力している場合、XOR回路133は、セレクタ135にハイレベルを出力する。
XOR回路133からローレベルが出力されている場合、セレクタ135は、信号出力端子14に原信号であるハイレベルを出力する。一方、XOR回路133からハイレベルが出力されている場合、遅延素子134にラッチされている1クロック前のセレクタ135の出力であるハイレベルを出力する。これにより、ローレベル信号に含まれるハイレベル方向のグリッチを除去することができる。
以上説明した第3実施形態の電子装置1によれば、上記(1)〜(3)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(6)遅延素子12は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性があり且つローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、出力信号生成部13は、遅延素子12のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和及び論理積のそれぞれに対する排他的論理和に基づいて、出力信号を生成する。これにより、原信号がハイレベル信号であっても、グリッチを除去することができる。また、信号出力端子14に出力される信号と、遅延素子12の最後段の出力とを比較することで、グリッチを除去した回数をカウントすることができる。したがって、電子装置1の汎用性を向上することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る電子装置1について、図5を参照して説明する。第4実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第4実施形態に係る電子装置1は、出力信号生成部13が、論理和を有効にする第1スイッチ138と、論理積を有効にする第2スイッチ139と、を更に備える点で第3実施形態と異なる。また、第4実施形態に係る電子装置1は、出力信号生成部13が、セレクタ136,137を更に備える点で、第3実施形態と異なる。
第1スイッチ138は、セレクタ136に接続される。第1スイッチ138が有効(ハイレベル)のとき、OR回路131の出力がセレクタ136の出力となる。一方、第1スイッチ138が無効(ローレベル)のとき、セレクタ136は原信号を出力する。
第2スイッチ139は、セレクタ137に接続される。第2スイッチ139が有効(ハイレベル)のとき、AND回路132の出力がセレクタ137の出力となる。一方、第2スイッチ139が無効(ローレベル)のとき、セレクタ137は原信号を出力する。
第1スイッチ138が有効(ハイレベル)且つ第2スイッチ139が有効(ハイレベル)のとき、電子装置1は、第3実施形態と等価な回路となり、ハイレベル方向のグリッチとローレベル方向のグリッチを除去する。
第1スイッチ138が無効(ローレベル)且つ第2スイッチ139が有効(ハイレベル)のとき、電子装置1は、第2実施形態と同様にハイレベル方向のグリッチを除去する。
第1スイッチ138が有効(ハイレベル)且つ第2スイッチ139が無効(ローレベル)のとき、電子装置1は、第1実施形態と同様にローレベル方向のグリッチを除去する。
第1スイッチ138が無効(ローレベル)且つ第2スイッチ139が無効(ローレベル)のとき、セレクタ136が原信号を出力し、セレクタ137も原信号を出力するので、XOR回路133の出力は常にローレベルとなり、セレクタ135は常に原信号を出力する。すなわち、この場合グリッチを一切除去しない。なお、この場合、グリッチが除去されないにもかかわらず、インクリメンタ22がインクリメントされ得る。その対策としては、判断部40で無視する、あるいはインクリメンタ22への入力をマスクする、もしくはインクリメンタ22のクロックを止める、といった方法が考えられるが、本願では詳述しない。
以上のように、1つのグリッチ除去回路に対して、第1スイッチ138及び第2スイッチ139の設定によって、4つの動作モードが選択され得る。
以上説明した第4実施形態の電子装置1によれば、上記(1)〜(3)及び(6)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(7)出力信号生成部13は、論理和を有効にする第1スイッチ138と、論理積を有効にする第2スイッチ139と、を更に備える。これにより、選択的に原信号のグリッチを除去することができる。したがって、電子装置1の汎用性を向上することができる。
以上、本発明の電子装置の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、遅延素子12はDフリップフロップで説明されたが、これに制限されない。遅延素子12は、JK型フリップフロップであってもよい。なお、Dフリップフロップやインクリメンタ22にはクロック信号が入力されるが、本願の図では見やすさのため省略している。
また、上記実施形態において、報知部50は、モニタ等の表示装置、音声を発生する再生装置、点灯する光源等の出力装置として説明されたが、これに制限されない。報知部50は、通信路(図示せず)を経由してサーバ等の情報処理装置(図示せず)に報知する情報を送信することで、情報処理装置に報知してもよい。
1 電子装置
10 グリッチ除去回路
12 遅延素子
13 出力信号生成部
20 カウント部
21 比較部
22 インクリメンタ
41 カウント格納部
40 判断部
50 報知部
138 第1スイッチ
139 第2スイッチ

Claims (7)

  1. 信号に含まれるグリッチを除去する機能を有する電子装置であって、
    入力された信号のグリッチを除去するグリッチ除去回路と、
    グリッチを除去した回数をカウントするカウント部と、
    を備える電子装置。
  2. 前記カウント部のカウント数が所定のしきい値を超えたか否かを判断する判断部と、
    前記カウント部のカウント数が所定のしきい値を超えたことを報知する報知部と、
    を更に備える請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記グリッチ除去回路は、
    原信号が入力されるn段(nは1以上の整数)の遅延素子と、
    前記遅延素子から出力される信号と原信号とから出力信号を生成する出力信号生成部と、
    を備え、
    前記カウント部は、
    前記遅延素子の最後段から出力される信号と前記出力信号生成部から出力される信号とを比較する比較部と、
    前記遅延素子の最後段から出力される信号とグリッチ除去後の信号とが異なる場合に、グリッチを除去した回数をインクリメントして保持するインクリメンタと、
    を備える請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記遅延素子は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、
    前記出力信号生成部は、前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和を出力する請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記遅延素子は、ローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、
    前記出力信号生成部は、前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理積を出力する請求項3に記載の電子装置。
  6. 前記遅延素子は、ハイレベル時にローレベル方向のグリッチノイズを含む可能性があり且つローレベル時にハイレベル方向のグリッチノイズを含む可能性がある信号が入力されるものであり、
    前記出力信号生成部は、n段の前記遅延素子のそれぞれから出力される信号と原信号との論理和及び論理積のそれぞれに対する排他的論理和に基づいて、出力信号を生成する請求項3に記載の電子装置。
  7. 前記出力信号生成部は、論理和を有効にする第1スイッチと、論理積を有効にする第2スイッチと、を更に備える請求項6に記載の電子装置。
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