JP2019175253A - 認証システム及び認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の認証精度を向上させることが可能な認証システム及び認証装置を提供する。【解決手段】電波送信機、利用者の体の前面に保持された携帯端末、及び認証装置を備えた認証システムであって、電波送信機は、所定の空間を挟んで認証対象物に対向して配置され、且つ、認証対象物に向けて電波を送信する電波送信手段を有し、携帯端末は、電波送信機から受信した電波の電波強度を測定する測定手段と、電波強度及び利用者のID情報が含まれる認証要求信号を認証装置へ送信する送信手段と、を有し、認証装置は、利用者のID情報を記憶する記憶部と、携帯端末から受信した認証要求信号に含まれる電波強度に基づいて、所定の空間に位置する利用者が認証対象物に向いているか否かを判定する判定手段と、利用者が認証対象物に向いていると判定された場合に、認証要求信号に含まれるID情報と記憶部に予め記憶されたID情報とを比較することによって利用者の認証処理を実行する認証手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、認証システム及び認証装置に関する。
セキュリティエリアへの入場を規制する扉を通行しようとする利用者の認証処理を実行する認証システムにおいて、利用者が例えば扉付近に設置されたカードリーダにIDカード等をかざすことなく、ハンズフリーで利用者の認証が行われるものがある。
例えば、特許文献1に記載のハンズフリーの認証システムでは、無線タグ等の携帯端末を所持する利用者が扉に近づくと、携帯端末は自動的に利用者のID情報を、扉付近に設置された無線タグリーダ等の認証装置へ送信する。そして、認証装置は、携帯端末から送信された無線信号の信号強度を測定し、測定された信号強度が所定の閾値以上となるような、扉の近傍に存在する利用者に対してのみ認証処理を行い、認証が成功すると扉を解錠する。
特開2012−219483号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、利用者が扉の近傍に存在するか否かについては判定できるものの、利用者が扉を通行する意思を本当に有しているか否かについては十分に判定することができない。例えば、特許文献1に記載の認証システムでは、扉の周辺で立ち話をしているだけの利用者や扉の前を通り過ぎるだけの利用者が、携帯端末を所持して扉の近傍に存在するだけで、自動的に認証が行われて扉が解錠されてしまう。この結果、扉が意図されず解錠されて第三者が扉を通行できる状態となったり、利用者が扉を通行していないにも関らず認証が行われて利用者がセキュリティエリアへ入場したと記録されてしまい正しい出入管理を行うことができなくなってしまう。
そこで、本発明は、利用者の認証精度を向上させることが可能な認証システム及び認証装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するための本発明の一つの態様によれば、電波送信機、利用者の体の前面に保持された携帯端末、及び認証装置を備えた認証システムであって、電波送信機は、所定の空間を挟んで認証対象物に対向して配置され、且つ、認証対象物に向けて電波を送信する電波送信手段を有し、携帯端末は、電波送信機から受信した電波の電波強度を測定する測定手段と、電波強度及び利用者のID情報が含まれる認証要求信号を認証装置へ送信する送信手段と、を有し、認証装置は、利用者のID情報を記憶する記憶部と、携帯端末から受信した認証要求信号に含まれる電波強度に基づいて、所定の空間に位置する利用者が認証対象物に向いているか否かを判定する判定手段と、利用者が認証対象物に向いていると判定された場合に、認証要求信号に含まれるID情報と記憶部に予め記憶されたID情報とを比較することによって利用者の認証処理を実行する認証手段と、を有する。
判定手段は、電波強度が所定の閾値以下である場合に、利用者が認証対象物に向いていると判定することが好ましい。
判定手段は、電波強度が所定の期間内に所定の変化幅以上減少した場合に、利用者が認証対象物に向いていると判定することが好ましい。
認証装置は認証対象物に併設され、携帯端末及び認証装置の一方は、携帯端末及び認証装置の他方に無線信号を送信し、他方は、一方から受信した無線信号の信号強度に基づいて、携帯端末が認証対象物の近傍に存在するか否かを判定する近傍判定手段を更に有し、認証手段は、携帯端末が認証対象物の近傍に存在すると判定され、判定手段により利用者が認証対象物に向いていると判定された場合に認証処理を実行することが好ましい。
携帯端末は、携帯端末の動きを検知する動き検知部と、動き検知部によって検知された携帯端末の動きの大きさに基づいて、利用者が歩行中か否かを判定する静止判定手段と、を更に有し、認証手段は、利用者が歩行中でないと判定され、判定手段により利用者が認証対象物に向いていると判定された場合に認証処理を実行することが好ましい。
認証対象物は第一の空間から第二の空間への移動を物理的に規制する規制手段であり、認証装置は、認証手段によって認証が成功したと判定された場合に、規制を解除する規制解除部を更に有することが好ましい。
また、本発明の他の態様によれば、利用者のID情報を記憶する記憶部と、所定の空間を挟んで認証対象物に対向して配置された電波送信機から認証対象物に向けて送信された電波を利用者の体の前面に保持された携帯端末が受信して測定した電波強度、及び利用者のID情報が含まれる認証要求信号を携帯端末から受信し、電波強度に基づいて所定の空間に位置する利用者が認証対象物に向いているか否かを判定する判定手段と、利用者が認証対象物に向いていると判定された場合に、認証要求信号に含まれるID情報と記憶部に予め記憶されたID情報とを比較することにより、利用者の認証処理を実行する認証手段と、を有する。
本発明によれば、利用者の認証精度を向上させることが可能な認証システム及び認証装置が提供される。
第1実施形態に係る認証システムの構成を概略的に示す図である。 第1実施形態に係る認証システムにおける携帯端末、認証装置、及び電波送信機の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る認証システムにおける携帯端末の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る認証システムにおける認証装置の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る認証システムの携帯端末によって測定される電波送信機から受信した電波の電波強度を説明するための図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、各図において同一、又は相当する機能を有するものは、同一符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る認証システム1の構成を概略的に示す図である。図1(a)は、認証システム1を扉6の正面側から見たときの図である。また、図1(b)は、認証システム1を扉6の上側から見たときの図である。認証システム1は、携帯端末2、認証装置3、及び電波送信機4を備える。
図1の公共エリアには携帯端末2を所持する利用者7(7a、7b)が存在する。利用者7aは、ハンズフリーでセキュリティエリアへ入場しようとして扉6に向いている。一方、利用者7bは、扉6の前を通り過ぎようとしているだけである。利用者7aから見て、扉6の手前側が公共エリアであり、扉6の向こう側がセキュリティエリアである。公共エリアからセキュリティエリアへの入場は扉6によって規制されている。扉6は通常状態において施錠されており、扉6の施解錠は扉6付近に設けられた認証装置3によって制御される。
ここで、セキュリティエリアから公共エリアへの利用者7の退場については、本実施形態においては特には制限されない。セキュリティエリアからの退場時には、セキュリティエリアへの入場と同様にして扉6の施解錠が規制されてもよいし、或いは、自由に扉6の通行が可能であってもよい。また、利用者7の通行を規制する手段は扉6以外でもよく、例えば所定のエリア内において第一の空間から第一の空間に隣接する第二の空間への利用者7の移動を物理的に規制するフラッパー式のセキュリティゲートや自動ドアなどといった開閉制御を行うものであってもよい。また、利用者7は、人以外にも例えばロボット等であってもよい。
認証システム1は、扉6を通行する意思を有する利用者7aに対しては認証処理を行い、扉6を通行する意思を有しない利用者7bに対しては認証処理を行わないように、利用者7a、7bが扉6に向いているか否かの判定を行う。具体的には、利用者7a、7bの体の前面が扉6を向いているか否かの判定を行う。
携帯端末2は、利用者7の体の前面に保持されて使用される。携帯端末2としては、例えば無線タグやスマートフォン等が用いられる。携帯端末2は、電波を通過する収納体に収納され、ネックストラップ等によって利用者7の首から利用者7の体の前面に下げられている。
認証装置3は、利用者7の認証処理を行う。なお、図1の認証装置3は扉6に設けられているが、本実施形態はこれに限定されない。認証装置3は扉6以外に設けられていてもよく、扉6の周辺の壁面や天井、床といったように扉6に併設されていればよい。
電波送信機4は、利用者7が移動可能である所定の空間を挟んで扉6に対向して配置され、扉6に向けて電波を送信する。電波送信機4としては、例えばビーコン信号を周期的に送信するBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)ビーコンが用いられる。なお、電波送信機4は、所定の空間を挟んで扉6と対向する位置であれば、天井、壁、又は地面等のどこに配置されてもよい。
管理装置5は、データベースサーバ等であって、複数の認証装置3から受信した入場記録情報にエリア情報及び時間情報等を付加して、データベースに登録する。
図2は、第1実施形態に係る認証システム1における携帯端末2、認証装置3、及び電波送信機4の構成を示すブロック図である。
図2(a)は、携帯端末2の構成を示す。携帯端末2は、制御部20、記憶部21、無線通信部22、動き検知部23、及び表示部24を備える。
制御部20は、記憶部21に記録されたプログラムを実行し、携帯端末2の制御及び演算を行うCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。制御部20は、測定手段25、送信手段27、及び静止判定手段28を有する。
記憶部21は、制御部20によって実行される携帯端末2の制御及び演算を行うためのプログラムを記憶している。また、記憶部21は、携帯端末2を所持する利用者7のID情報、認証装置3の識別情報、及び電波送信機4の識別情報等を予め記憶している。ここで、利用者7のID情報は、例えば、利用者7ごとに付与されるID番号又は社員番号である。或いは、利用者7のID情報は、利用者7が保持する携帯端末2ごとに設定された識別番号又はシリアル番号であってもよい。更に、記憶部21は、複数の時刻において測定された電波送信機4からの電波強度を記憶してもよい。
記憶部21は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)等の半導体メモリを有することができる。また、記憶部21は、フラッシュメモリ、磁気記憶装置、光学記憶装置等の任意のタイプの記憶装置を有してもよい。
無線通信部22は、認証装置3との間で無線通信を行う。また、無線通信部22は、電波送信機4から送信される電波を受信する。無線通信部22としては、例えばBLE、ZigBee、又はWi−fi等の無線通信インターフェースを有する無線モジュールが用いられる。無線通信部22と認証装置3との間の無線通信のために用いる無線モジュールと、電波送信機4からの電波を受信するために用いる無線モジュールの種類が同じである場合は、両者の電波を区別するためにそれぞれの電波に識別情報を含めてもよい。この場合、無線通信部22は、認証装置3から送信される無線信号に含まれる識別情報が、予め記憶部21に記憶された識別情報と一致する場合のみ、認証装置3からの無線信号を受信する。また、無線通信部22は、電波送信機4から送信される電波に含まれる識別情報が、予め記憶部21に記憶された識別情報と一致する場合のみ、電波送信機4から受信した電波を測定する。
動き検知部23は、携帯端末2の位置、速度、又は加速度等に基づいて、携帯端末2の動きを検知し、検知した動きの大きさを示す検知情報を出力する。動き検知部23としては、例えば携帯端末2が有するGPS(Global Positioning System)、ジャイロセンサ、加速度センサ、又はIMES(Indoor Messaging System)などの屋内測位システム等が用いられる。
表示部24は、液晶パネル又は有機ELディスプレイ等の表示装置であって、例えば、認証装置3から受信した情報を表示装置に表示して、利用者7に通知する。
図2(b)は、認証装置3の構成を示す。認証装置3は、制御部30、記憶部31、無線通信部32、電気錠制御部33、及び管理装置通信部34を備える。
制御部30は、記憶部31に記録されたプログラムを実行し、認証装置3の制御及び演算を行うCPU等のプロセッサである。制御部30は、認証手段35、判定手段36、信号強度測定手段37、及び近傍判定手段38を有する。
記憶部31は、制御部30によって実行される認証装置3の制御及び演算を行うためのプログラムを記憶している。また、記憶部31は、携帯端末2を所持する利用者7のID情報、及び携帯端末2の識別情報等を予め記憶している。また、記憶部31は、携帯端末2から受信した認証要求信号に含まれる複数の時刻において測定された電波送信機4からの電波強度を記憶してもよい。更に、記憶部31は、利用者7に入場を許可したことを示す入場記録情報を記憶してもよい。記憶部31は、RAM、ROM、EPROM等の半導体メモリを有することができる。また、記憶部31は、フラッシュメモリ、磁気記憶装置、光学記憶装置等の任意のタイプの記憶装置を有してもよい。
無線通信部32は携帯端末2との間で無線通信を行う。無線通信部32としては、例えばBLE、ZigBee、又はWi−fi等の無線通信インターフェースを有する無線モジュールが用いられる。無線通信部32は、携帯端末2から送信される無線信号に含まれる識別情報が、予め記憶部31に記憶された識別情報と一致する場合のみ、携帯端末2からの無線信号を受信するようにしてもよい。
電気錠制御部33は、無線又は有線により扉6の電気錠と接続され、扉6の電気錠の施解錠を制御するインターフェース回路を有する。電気錠制御部33と扉6の電気錠との間の通信には、無線通信部32が用いられてもよい。
管理装置通信部34は、ローカルネットワークや広域ネットワーク等を介して、無線又は有線により管理装置5と接続され、管理装置5との間で通信を行う通信インターフェース回路を有する。なお、認証装置3と管理装置5との間の通信には、管理装置通信部34の代わりに、無線通信部32が用いられてもよい。
図2(c)は、電波送信機4の構成を示す。電波送信機4は、制御部40、記憶部41、及び無線通信部42を備える。
制御部40は、記憶部41に記録されたプログラムを実行し、電波送信機4の制御及び演算を行うCPU等のプロセッサである。制御部40は、電波送信手段45を有する。
記憶部41は、制御部40によって実行される電波送信機4の制御及び演算を行うためのプログラムを記憶している。また、記憶部41は、無線通信部42が送信する電波に含められる電波送信機4の識別情報等を予め記憶している。記憶部41は、RAM、ROM、EPROM等の半導体メモリを有することができる。また、記憶部41は、フラッシュメモリ、磁気記憶装置、光学記憶装置等の任意のタイプの記憶装置を有してもよい。
無線通信部42は、扉6に向けて電波を送信する。無線通信部42としては、例えばBLE、ZigBee、又はWi−fi等の無線通信インターフェースを有する無線モジュールが用いられる。無線通信部42が送信する電波の周波数は、利用者7の体によって電波が体の裏側に回折しにくい程度に大きいことが好ましく、また、送信される電波の強度は利用者7の体を通過する程度に強いことが好ましい。このような電波の周波数としては、例えば極超短波やマイクロ波、ミリ波、サブミリ波とすることができ、特に、BLEビーコンの周波数である2.4GHzとすることができる。
また、無線通信部42が送信する電波は、扉6の周辺の範囲のみに出力されるように指向性を有することが好ましいが、これに限定されない。例えば、無線通信部42が送信する電波は空間的に等方的に出力されてもよい。
電波送信手段45は、無線通信部42を制御して、扉6に向けて周期的に電波を送信する。電波の送信周期は、利用者7が扉6に向いたことを判別できる程度に短いことが好ましいが、電波の送信周期が短すぎると電波送信機4の消費電力が増大する。従って、電波の送信周期は0.1秒〜10秒であることが好ましい。また、電波送信機4が送信する電波には、電波送信機4に固有の識別情報、又は電波送信機4の配置された位置情報等が含まれてもよい。
図3は、携帯端末2の処理を示すフローチャートである。図3に示されたフローチャートは、電波送信機4から電波を受信する度に実行されてもよいし、所定の周期で実行されてもよい。
最初に、静止判定手段28は、動き検知部23から検知情報を取得し、取得した検知情報に示される携帯端末2の動きの大きさに基づいて、携帯端末2を保持する利用者7が静止しているか否かを判定する(ステップS31)。例えば、静止判定手段28は、携帯端末2の動きの大きさが所定の閾値以下である状態が一定時間以上継続した場合に、利用者7が静止していると判定する。なお静止判定手段28が判定する静止状態は、利用者7が歩行中でない状態をいい、利用者7が立ち止まった状態、歩行が徐々に遅くなり停止しかけている状態などを含む。上記一定時間の長さは例えば0.5秒〜2秒とすることができる。
静止判定手段28は、利用者7が静止していると判定されるまで、静止判定を繰り返す。これにより、ステップS32以降の処理は、利用者7が静止していると判定された場合のみに実行されるため、携帯端末2の電力消費が抑制される。なお、ステップS31の静止判定は必須ではなく、省略することも可能である。
次に、測定手段25は、無線通信部22を介して電波送信機4から受信した電波の電波強度を測定する(ステップS32)。なお、電波は電波送信機4から周期的に送信されるため、無線通信部22は電波を複数回受信してもよい。また、測定手段25は、複数回受信した電波についても電波強度を測定し、電波強度の平均値や代表値を測定結果としてもよい。
次に、測定手段25は、測定した電波強度を、記憶部21に記憶する(ステップS33)。
次に、送信手段27は、測定された電波強度及び利用者7のID情報が含まれる認証要求信号を認証装置3へ送信する(ステップS34)。なお、送信手段27は、複数の時刻において測定された電波強度を、一つの信号に含めて一緒に送信してもよいし、複数の信号に分けて送受信してもよい。
その後、認証装置3が認証要求信号を受信し、扉6の通行を許可したことを示す通行許可信号を携帯端末2へ送信すると、制御部20は、無線通信部22を介してその通行許可信号を受信する(ステップS35)。
次に、制御部20は、扉6の通行が許可されたことを、表示部24に文字を表示又は音を鳴らすことにより利用者7に通知し(ステップS36)、処理を終了する。
図4は、認証装置3の処理を示すフローチャートである。図4に示されたフローチャートは、携帯端末2から信号を受信する度に実行されてもよいし、所定の周期で実行されてもよい。
最初に、制御部30は、無線通信部32を介して、携帯端末2から認証要求信号を受信する(ステップS41)。
次に、信号強度測定手段37は、受信した認証要求信号の信号強度を測定する(ステップS42)。
次に、近傍判定手段38は、測定された信号強度に基づいて、利用者7が扉6の近傍に存在するか否かを判定する(ステップS43)。例えば、近傍判定手段38は、測定された信号強度が所定の閾値以上である場合に、利用者7が認証装置3から一定の範囲内に存在すると判定する。ここで、所定の閾値は、携帯端末2と認証装置3の間の距離が例えば1〜2mとなる場合の信号強度として予め設定される。
制御部30は、利用者7が扉6の近傍に存在すると判定された場合には(ステップS43で「Yes」)、処理をステップS44に移行する。一方、利用者7が扉6の近傍に存在すると判定されなかった場合には(ステップS43で「No」)、制御部30は、処理を終了する。なお、ステップS43の近傍判定は必須ではなく、省略することも可能である。
次に、判定手段36は、携帯端末2から受信した認証要求信号に含まれる電波強度に基づいて、所定の空間に位置する利用者7が扉6に向いているか否かを判定する(ステップS44)。判定手段36は、例えば、測定された電波強度が所定の閾値以下である場合に、利用者7が扉6に向いていると判定し、そうでない場合に利用者7が扉6に向いていないと判定する。なお、判定手段36は、測定された電波強度が所定の期間内に所定の変化幅以上減少した場合に、利用者7が扉6に向いていると判定し、そうでない場合に利用者7が扉6に向いていないと判定してもよい。また、判定手段36は、電波強度が所定の閾値以下であり、且つ、電波強度が所定の期間内に所定の変化幅以上減少した場合に、利用者7が扉6に向いていると判定し、そうでない場合に利用者7が扉6に向いていないと判定してもよい。
制御部30は、判定手段36によって利用者7が扉6に向いていると判定された場合には(ステップS44で「Yes」)、利用者7は要認証者であるとみなされ、処理をステップS45に移行する。一方、利用者7が扉6に向いていると判定されなかった場合には(ステップS44で「No」)、制御部30は、処理を終了する。図1の場合、利用者7aは扉6に向いていると判定され、扉6を通行する意思を有する要認証者であると判定される。一方、利用者7bは扉6に向いていないと判定され、扉6を通行する意思を有する要認証者ではないと判定される。
次に、認証手段35は、受信した認証要求信号に含まれるID情報と記憶部31に予め記憶されたID情報とを比較することによって利用者7の認証処理を実行する(ステップS45)。認証手段35は、認証要求信号に含まれる利用者7のID情報が、予め記憶部31に登録されたID情報のいずれかと一致する場合には、利用者7が扉6を通行する意思を有する正当な利用者であると判定し、認証が成功したと判定する。一方、認証手段35は、認証要求信号に含まれる利用者7のID情報が、予め記憶部31に登録されたID情報のいずれとも一致しない場合には、利用者7は正当な利用者ではないと判定し、認証が失敗したと判定する。
制御部30は、認証が成功したと判定された場合には(ステップS45で「Yes」)、利用者7が扉6を通行することを許可する(ステップS46)。一方、認証が失敗したと判定された場合には(ステップS45で「No」)、制御部30は、処理を終了する。
次に、制御部30は、電気錠制御部33を介して、扉6に解錠信号を送信し(ステップS47)、扉6の電気錠を一定期間だけ解錠する。そして、制御部30は、無線通信部32を介して、利用者7に対する扉6の通行を許可したことを示す通行許可信号を携帯端末2へ送信する(ステップS48)。
次に、制御部30は、管理装置通信部34を介して、利用者7に対する扉6の通行を許可して利用者7がセキュリティエリアに入場したことを示す入場記録信号を管理装置5へ送信する(ステップS49)。この入場記録信号には、利用者7のID情報が含まれる。管理装置5は、認証装置3から受信した入場記録情報にエリア情報及び時間情報等を付加して、データベースに登録する。入場記録情報は、利用者7がセキュリティエリアへ入場する度に管理装置5へ送信してもよいし、まとめて送信してもよい。
図5は、携帯端末2によって測定される電波送信機4から受信した電波の電波強度を説明するための図である。図5(a)は、公共エリアからセキュリティエリアへ入場しようとしている利用者7aと、扉6の前を通り過ぎているだけの利用者7bとを示す。また、図5(b)は、利用者7aが所持する携帯端末2aにより測定された電波強度の測定波形401と、利用者7bが所持する携帯端末2bにより測定された電波強度の測定波形402とを示すグラフである。図5(b)の縦軸は携帯端末2a、2bで受信された電波強度を示し、図5(b)の横軸は時間を示す。
扉6を通行する意思を有する利用者7aは、時刻T0において、図中の左側の位置P0から扉6に向かって移動する。このとき携帯端末2aによって測定される電波強度の測定波形401は、利用者7aが電波送信機4に近づくに従って徐々に大きくなる。その後、時刻T1において、利用者7aは、扉6の前の位置P1で体を回転させて扉6に向く。このとき携帯端末2aによって測定される電波強度は急激に小さくなって所定の閾値VTh以下となる。例えば、本発明のために行われた実験によれば、電波送信機4からの2.4GHzの電波は、利用者7aの体によって吸収されて概ね15〜30dB程度減衰する。
一方、扉6を通行する意思を有さない利用者7bは、時刻T0において、図中の左側の位置P0から扉6の手前の位置P2に向かって移動する。このとき携帯端末2bによって測定される電波強度の測定波形402は、利用者7bが電波送信機4に近づくに従って徐々に大きくなる。その後、時刻T2において、利用者7bは、扉6の前の位置P2を通り過ぎて、時刻T3において、図中の右側の位置P3まで移動する。このとき携帯端末2bによって測定される電波強度は、利用者7bが電波送信機4から離れるに従って徐々に小さくなる。
このように、携帯端末2と認証装置3との間で無線通信が可能な無線通信圏内において、携帯端末2aによる測定波形401は、利用者7aが扉6に向く際に閾値VTh以下となるが、携帯端末2bによる測定波形402は閾値VTh以下とはならない。携帯端末2において測定される電波強度が閾値VTh以下となるのは、利用者7aが扉6に向いたときのように、電波送信機4の位置から見たときに携帯端末2が利用者7aの体によって完全に覆い隠される場合だけである。従って、認証装置3は、測定される電波強度が所定の閾値以下となった場合に、利用者7aが扉6に向いたと判定することができ、利用者7aが扉6を通行する意思を有する要認証者であることを判定することができる。
ここで、携帯端末2が利用者7aの体から離れた位置に保持されていると、利用者7aが扉6に向いている場合であっても、電波送信機4の位置から見たときに携帯端末2は利用者7aの体によって完全には覆い隠されない。従って、携帯端末2は、利用者7aの体の前面に接するように保持されていることが好ましい。
携帯端末2と認証装置3との間の無線通信圏が、電波送信機4から送信される電波の到達範囲と同程度以上に広い場合には、図5(b)に示された位置P3のように携帯端末2bによる測定波形402が閾値VTh以下となることがありうる。従って、このような場合は、別の条件を組み合わせて、利用者7aが扉6に向いているか否かを判定することが好ましい。
そこで、認証装置3は、図5(b)に示されるように、測定された電波強度が所定の閾値以下であり、且つ、電波強度が所定の期間ΔT内に所定の変化幅ΔV以上減少した場合に、利用者7aが扉6に向いていると判定する。このように、携帯端末2で測定される電波強度が急激に減少するのは、利用者7aが扉6に向いたときのように、電波送信機4の位置から見たときに携帯端末2が利用者7aの体によって完全に覆い隠された場合だけである。
ここで、所定の期間ΔTは、携帯端末2で測定された電波強度が所定の閾値以下となった時点から遡って設定される。或いは、所定の期間ΔTは、静止判定又は近傍判定が行われた時点から遡って設定されてもよいし、測定された電波強度が減少に転じた時点から遡って設定されてもよい。
以上のように、認証装置3は、電波送信機4から送信される電波の電波強度に基づいて、利用者7が認証対象物に向いているか否かを判定し、利用者7が認証対象物に向いていると判定された場合に限り、利用者7の認証処理を行う。このようにして認証対象物に向いていると判定された利用者7は、認証対象物を利用する意思を有している可能性が高いため、認証装置3は、利用者7の認証精度を向上させることができる。
また、認証装置3は、携帯端末2が電波送信機4から受信した電波の電波強度が所定の電波強度の閾値以下であり、且つ、認証装置3が携帯端末2から受信した認証要求信号の信号強度が所定の閾値以上である場合、利用者7が認証対象物の近くで認証対象物に向いていると判定することができ、認証対象物を利用する意思を有する利用者7に対して認証処理を行うことができる。
また、認証システム1は、静止判定が行われ、且つ、利用者7が認証対象物に向いていると判定された場合、利用者7が認証対象物を向いて静止していると判定することができ、認証対象物を利用する意思を有する利用者7に対して認証処理を行うことができる。
また、認証システム1は、静止判定及び近傍が行われ、且つ、利用者7が認証対象物を向いていると判定された場合、利用者7が認証対象物の近くで認証対象物を向いて静止していると判定することができ、認証対象物を利用する意思を有する利用者7に対して認証処理を行うことができる。
なお、図3に示された静止判定又は図4に示された近傍判定は、携帯端末2と認証装置3のどちらが行ってもよい。近傍判定を携帯端末2で行う場合は、携帯端末2が近傍判定手段を備える。認証装置3は、携帯端末2に無線信号を送信し、携帯端末2の近傍判定手段は、送信された無線信号を測定した信号強度に基づいて、利用者7が扉6の近傍に存在するか否かを判定する。また、静止判定を認証装置3で行う場合は、認証装置3が静止判定手段を備える。携帯端末2は、認証装置3に検知情報を送信し、認証装置3の静止判定手段は、携帯端末2から送信された検知情報に示される携帯端末2の動きの大きさに基づいて、携帯端末2を保持する利用者7が静止しているか否かを判定する。
また、近傍判定は、利用者7が扉6に向いているか否かの対向判定の前に行われてもよく、対向判定の後に行われてもよい。同様に、静止判定は、対向判定の前に行われてもよく、対向判定の後に行われてもよい。また、近傍判定、静止判定、及び対向判定の判定結果は、携帯端末2と認証装置3の間で一つの信号に含めて一緒に送受信されてもよく、複数の信号に分けて送受信されてもよい。いずれの場合でも、認証装置3は、携帯端末2から認証要求信号を受信した場合で、且つ、必要な判定条件が全て満たされている場合に、利用者7の認証処理を実行する。また、扉6の裏側のセキュリティエリア側において携帯端末2を所持している利用者7についても、利用者7が扉6の前を通り過ぎるだけか否かを同様に判定することができるため、いわゆる裏読みを抑制することもできる。
上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、認証システム1は、利用者が扉に向いているか否かを判定するだけでなく、例えば、利用者がレジ又は自動販売機等の端末装置に向いているか否かを判定することも可能である。
ハンズフリーで商品を購入しようとしている利用者を認証装置が認証する場合、携帯端末を所持する利用者がレジ又は自動販売機等の周辺に複数存在すると、認証装置は、どの利用者が商品を購入したのか判別できず、決済することができない。このような場合であっても、認証システム1は、同様の手法により、利用者がレジ又は自動販売機等に向いているか否かを判定することが可能である。
このようにしてレジ又は自動販売機等に向いていると判定された利用者は、認証対象物を利用する意思を有している可能性が高いため、認証システム1によれば、利用者の認証精度を向上させることができる。
1 認証システム、 2、2a、2b 携帯端末、 3 認証装置、 4 電波送信機、 5 管理装置、 6 扉、 7、7a、7b 利用者、 20 制御部、 21 記憶部、 22 無線通信部、 23 動き検知部、 24 表示部、 25 測定手段、 27 送信手段、 28 静止判定手段、 30 制御部、 31 記憶部、 32 無線通信部、 33 電気錠制御部、 34 管理装置通信部、 35 認証手段、 36 判定手段、 37 信号強度測定手段、 38 近傍判定手段、 40 制御部、 41 記憶部、 42 無線通信部、 45 電波送信手段、 401 測定波形、 402 測定波形。

Claims (7)

  1. 電波送信機、利用者の体の前面に保持された携帯端末、及び認証装置を備えた認証システムであって、
    前記電波送信機は、
    所定の空間を挟んで認証対象物に対向して配置され、且つ、当該認証対象物に向けて電波を送信する電波送信手段を有し、
    前記携帯端末は、
    前記電波送信機から受信した電波の電波強度を測定する測定手段と、
    前記電波強度及び前記利用者のID情報が含まれる認証要求信号を前記認証装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記認証装置は、
    前記利用者のID情報を記憶する記憶部と、
    前記携帯端末から受信した前記認証要求信号に含まれる前記電波強度に基づいて、前記所定の空間に位置する前記利用者が前記認証対象物に向いているか否かを判定する判定手段と、
    前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定された場合に、前記認証要求信号に含まれるID情報と前記記憶部に予め記憶されたID情報とを比較することによって当該利用者の認証処理を実行する認証手段と、を有する、
    ことを特徴とする認証システム。
  2. 前記判定手段は、前記電波強度が所定の閾値以下である場合に、前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定する、請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記判定手段は、前記電波強度が所定の期間内に所定の変化幅以上減少した場合に、前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定する、請求項1又は2に記載の認証システム。
  4. 前記認証装置は前記認証対象物に併設され、
    前記携帯端末及び前記認証装置の一方は、前記携帯端末及び前記認証装置の他方に無線信号を送信し、
    前記他方は、前記一方から受信した無線信号の信号強度に基づいて、前記携帯端末が前記認証対象物の近傍に存在するか否かを判定する近傍判定手段を更に有し、
    前記認証手段は、前記携帯端末が前記認証対象物の近傍に存在すると判定され、前記判定手段により前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定された場合に前記認証処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の認証システム。
  5. 前記携帯端末は、
    前記携帯端末の動きを検知する動き検知部と、
    前記動き検知部によって検知された前記携帯端末の動きの大きさに基づいて、前記利用者が歩行中か否かを判定する静止判定手段と、を更に有し、
    前記認証手段は、前記利用者が歩行中でないと判定され、前記判定手段により前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定された場合に前記認証処理を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の認証システム。
  6. 前記認証対象物は第一の空間から第二の空間への移動を物理的に規制する規制手段であり、
    前記認証装置は、前記認証手段によって認証が成功したと判定された場合に、前記規制を解除する規制解除部を更に有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の認証システム。
  7. 利用者のID情報を記憶する記憶部と、
    所定の空間を挟んで認証対象物に対向して配置された電波送信機から前記認証対象物に向けて送信された電波を前記利用者の体の前面に保持された携帯端末が受信して測定した電波強度、及び前記利用者のID情報が含まれる認証要求信号を携帯端末から受信し、前記電波強度に基づいて前記所定の空間に位置する前記利用者が前記認証対象物に向いているか否かを判定する判定手段と、
    前記利用者が前記認証対象物に向いていると判定された場合に、前記認証要求信号に含まれるID情報と前記記憶部に予め記憶されたID情報とを比較することにより、前記利用者の認証処理を実行する認証手段と、
    を有することを特徴とする認証装置。
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