JP2019175180A - サーバ装置、利用登録方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

サーバ装置、利用登録方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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健志 幸田
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Abstract

【課題】カーシェアリングされる自動運転車に対して、各種のサービスを提供できるようにする。【解決手段】サーバ装置は、ユーザによる車両の利用開始時に、車両に搭載された車載端末機から車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいてユーザによる車両の利用開始登録を行う。また、サーバ装置は、ユーザによる車両の利用終了時に、車両に搭載された車載端末機からユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいてユーザによる車両の利用終了登録を行う。【選択図】図11

Description

本発明は、カーシェアリングされる自動運転車に関して各種のサービスを提供するための技術に関する。
自動運転車が普及すると、マイカーとして保有するだけでなく、カーシェアリングが発達すると考えられる。自動運転車のカーシェアリングに関する技術が特許文献1に記載されている。
特開2016−57946号公報
自動運転車は、走行している位置や経路、センサにより検出した周辺のオブジェクトの情報などの様々な情報を、自動運転車を管理するサーバへ送信する。そして、自動運転車に関する様々なサービスを提供する会社は、サービスの提供をするために、自動運転車に関する様々な情報を必要とする。いま、ユーザが自動運転車に関するサービス、例えば保険会社によるサービスを受ける場合を考える。この場合、自動運転車を管理するサーバは、自動運転車から取得した情報のうち、保険会社が要求する情報のみを保険会社へ提供することが望ましい。そこで、自動運転車を管理するサーバが、自動運転車から取得した情報を選別し、サービスを提供する会社へ提供するしくみが求められる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、カーシェアリングされる自動運転車に対して、各種のサービスを提供できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明では、車両から情報を収集するサーバ装置は、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部と、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部と、を備える。
請求項4に記載の発明では、車両から情報を収集するサーバ装置により実行される利用登録方法は、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録工程と、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録工程と、を備える。
請求項5に記載の発明では、車両から情報を収集する、コンピュータを備えるサーバ装置により実行されるプログラムは、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部、として前記コンピュータを機能させる。
実施例に係るカーシャアリングシステムの概略構成を示す。 ユーザ端末の内部構成を示すブロック図である。 車載端末の内部構成を示すブロック図である。 ビークルクラウドサーバ及びサービスクラウドサーバの内部構成を示すブロック図である。 サービス情報の例を示す。 サービス情報登録処理のフローチャートである。 車載端末からビークルクラウドへ送信されるサービス情報の例を示す。 利用開始処理の第1の例のフローチャートである。 利用開始処理の第2の例のフローチャートである。 サービスクラウドサーバへの情報提供処理のフローチャートである。 シェアカーの利用終了処理のフローチャートである。 履歴削除処理のフローチャートである。 生体情報を用いた認証方法を概略的に示す。 生体情報を利用した利用開始時の認証処理を示すフローチャートである。 シェアカーの利用中における認証処理のフローチャートである。
本発明の1つの好適な実施形態では、車両から情報を収集するサーバ装置は、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部と、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部と、を備える。
上記のサーバ装置は、ユーザによる車両の利用開始時に、車両に搭載された車載端末機から車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいてユーザによる車両の利用開始登録を行う。また、サーバ装置は、ユーザによる車両の利用終了時に、車両に搭載された車載端末機からユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいてユーザによる車両の利用終了登録を行う。これにより、ユーザIDを用いて、車両の利用開始登録及び利用終了登録が行われる。
上記のサーバ装置の一態様では、前記利用開始登録部は、前記車載端末機から前記ユーザID及び利用開始要求を受信したときに、前記利用開始登録を行い、前記利用開始登録部は、前記車載端末機から前記ユーザID及び前記利用終了要求を受信したときに、前記利用終了登録を行う。この態様では、ユーザの要求に基づいて、利用開始登録及び利用終了登録が行われる。
上記のサーバ装置の他の一態様は、前記車両により取得された情報のうち、車両に関するサービスを提供するサービス提供会社が要求する情報を当該サービス提供会社のサーバ装置へ提供する情報提供部を備え、前記情報提供部は、前記利用開始登録後に前記サービス提供会社のサーバ装置への前記情報の提供を開始し、前記利用終了登録時に前記情報の提供を終了する。この態様では、ユーザによる車両の利用終了に伴い、サービス提供会社のサーバ装置への情報の提供が終了する。
本発明の他の好適な実施形態では、車両から情報を収集するサーバ装置により実行される利用登録方法は、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録工程と、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録工程と、を備える。これにより、ユーザIDを用いて、車両の利用開始登録及び利用終了登録が行われる。
本発明の他の好適な実施形態では、車両から情報を収集する、コンピュータを備えるサーバ装置により実行されるプログラムは、ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部、前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記のサーバ装置を実現することができる。このプログラムは記憶媒体に記憶して取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[カーシェアリングシステム]
(全体構成)
図1は、実施例に係るカーシェアリングシステムの概略構成を示す。カーシェアリングシステムは、ユーザが使用するユーザ端末10と、シェアカーVと、ビークル(VEHICLE)クラウドサーバ30と、サービスクラウドサーバ40とを備える。
ユーザ端末10は、シェアカーを利用するユーザが使用する端末装置であり、典型的にはユーザのスマートフォンなどである。シェアカーVはユーザに提供される自動運転車である。シェアカーVには車載端末20が搭載されており、ユーザ端末10と車載端末20とは無線通信によりデータの送受信が可能である。
ビークルクラウドサーバ30は、ビークルクラウドを構成するサーバ装置である。ビークルクラウドとは、ユーザに提供された自動運転車を管理し、自動運転車から各種の情報を収集する情報収集会社が運営するクラウドである。情報収集会社は、自動運転車のメーカーによって運営される。例えば、自動運転車の自動車メーカーとしてA社、B社、C社の3社が存在する場合、A社が運営する情報収集会社、B社が運営する情報収集会社、C社が運営する情報収集会社が個別に存在し、各情報収集会社は運営する自動車メーカーが製造した自動運転車から各種の情報を収集する。
サービスクラウドサーバ40は、サービスクラウドを構成するサーバ装置である。サービスクラウドとは、自動運転車に関するサービスを提供するサービス提供会社が運営するクラウドである。サービス提供会社としては、保険に関するサービスを提供する保険会社、地図に関するサービスを提供する地図サービス会社、駐車場に関するサービスを提供する駐車場サービス会社、経路探索に関するサービスを提供する経路探索サービス会社などが挙げられる。
シェアカーVに搭載されている車載端末20と、ビークルクラウドサーバ30と、サービスクラウドサーバ40とは、ネットワーク5を通じて有線又は無線により通信が可能である。
(ユーザ端末)
次に、ユーザ端末について詳しく説明する。図2は、ユーザ端末10の内部構成を示すブロック図である。ユーザ端末10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、表示部14と、入力部15とを有する。これらの構成要素は、バスライン19を通じて相互に通信可能である。
通信部11は、無線通信により外部と通信する。本実施例では、通信部11は主としてシェアカーVの車載端末20と無線通信を行う。記憶部12は、ROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、ユーザ端末10が実行する各種の処理のためのプログラムが記憶されている。また、記憶部12は、各種の処理が実行される際の作業メモリとしても使用される。さらに、記憶部12には、後述するサービス情報が記憶されている。
制御部13は、CPUなどのコンピュータにより構成され、ユーザ端末10の全体を制御する。具体的には、制御部13は、記憶部12に記憶された各種のプログラムを実行することにより各種の処理を行う。表示部14は、液晶表示装置などであり、各種の情報を表示する。入力部15は、表示部14上に設けられたタッチパネルなどであり、ユーザが指示入力を行う際に用いられる。
(車載端末)
次に、車載端末20について詳しく説明する。図3は車載端末20の内部構成を示すブロック図である。図示のように、車載端末20は、主に通信部21と、記憶部22と、入力部23と、制御部24と、インターフェース25と、出力部26とを有する。車載端末20内の各要素は、バスライン29を介して相互に接続されている。また、インターフェース25は、センサ部27と接続されている。
通信部21は、制御部24の制御に基づき、シェアカーVにより取得した各種の情報(以下、「アップロードデータ」とも呼ぶ。)をビークルクラウドサーバ30へ送信したり、地図DBを更新するための地図データをビークルクラウドサーバ30から受信したりする。また、通信部21は、無線通信によりユーザ端末10と通信する。さらに、通信部21は、車両を制御するための信号を車両に送信する処理、車両の状態に関する信号を車両から受信する処理を行ってもよい。
記憶部22は、制御部24が実行するプログラムや、制御部24が所定の処理を実行する為に必要な情報を記憶する。本実施例では、記憶部22は、複数の地図DBと、センサデータキャッシュと、車両属性情報とを記憶する。
地図DBは、例えば、道路データ、施設データ、及び、道路周辺の地物データなどを含むデータベースである。道路データには、経路探索用の車線ネットワークデータ、道路形状データ、交通法規データなどが含まれる。地物データは、道路標識等の看板や停止線等の道路標示、センターライン等の道路区画線や道路沿いの構造物等の情報を含む。また、地物データは、自車位置推定に用いるための地物の高精度な点群情報などを含んでもよい。その他、地図DBには、位置推定に必要な種々のデータが記憶されてもよい。
センサデータキャッシュは、センサ部27の出力データを一時的に保持するキャッシュメモリである。車両属性情報は、車両の種別、車両ID、車両長さ、車幅、車高などの車両サイズ、車両の燃料タイプなど、車載端末20を搭載したシェアカーVの属性に関する情報を示す。
入力部23は、ユーザが操作するためのボタン、タッチパネル、リモートコントローラ、音声入力装置等であり、例えば、経路探索のための目的地を指定する入力、自動運転のオン及びオフを指定する入力などを受け付け、生成した入力信号を制御部24へ供給する。出力部26は、例えば、制御部24の制御に基づき出力を行うディスプレイやスピーカ等である。
インターフェース25は、センサ部27の出力データを制御部24やセンサデータキャッシュに供給するためのインターフェース動作を行う。センサ部27は、ライダやカメラなどの車両の周辺環境を認識するための複数の外界センサと、GPS受信機、ジャイロセンサ、ポジションセンサ、3軸センサなどの内界センサを含む。ライダは、外界に存在する物体までの距離を離散的に測定し、当該物体の表面を3次元の点群として認識し、点群データを生成する。カメラは、車両から撮影した画像データを生成する。ポジションセンサは、各外界センサの位置を検出するために設けられ、3軸センサは、各外界センサの姿勢を検出するために設けられている。なお、センサ部27は、図3に示した外界センサ及び内界センサ以外の任意の外界センサ及び内界センサを有してもよい。例えば、センサ部27は、外界センサとして、超音波センサ、赤外線センサ、マイクなどを含んでもよい。
制御部24は、1または複数のプラットフォーム上で所定のプログラムを実行するCPUなどを含み、車載端末20の全体を制御する。制御部24は、機能的には、位置推定部と、オブジェクト検出部と、アップロードデータ生成部とを含む。
位置推定部は、センサデータキャッシュに保持されているセンサ部27の出力データ及び地図DBに基づき、自車位置(車両の姿勢も含む)を推定する。位置推定部は、種々の位置推定方法を実行可能となっている。位置推定部は、例えば、GPS受信機及びジャイロセンサ等の自立測位センサの出力に基づくデッドレコニング(自律航法)による自車位置推定方法、自律航法に地図DBの道路データなどをさらに照合する処理(マップマッチング)を行う自車位置推定方法、周囲に存在する所定のオブジェクト(ランドマーク)を基準としてライダやカメラなどの外界センサの出力データと地図DBの地物情報が示すランドマークの位置情報とに基づく自車位置推定方法などを実行する。そして、位置推定部は、現在実行可能な位置推定方法の中から最も高い推定精度となる位置推定方法を実行し、実行した位置推定方法に基づき得られた自車位置等を示した自車位置情報を、アップロードデータ生成部へ供給する。位置推定部は、実行した位置推定方法を特定する情報を自車位置情報に含めてアップロードデータ生成部へ供給する。
オブジェクト検出部は、センサ部27が出力する点群情報、画像データ、音声データ等に基づき、所定のオブジェクトを検出する。この場合、例えば、オブジェクト検出部は、位置推定部が推定した自車位置に基づき、センサ部27により検出したオブジェクトに対応する地物データを地図DBから抽出する。そして、オブジェクト検出部は、センサ部27により検出したオブジェクトの位置及び形状等と、地図DBから抽出した地物データが示すオブジェクトの位置及び形状等とに違いがある場合、又は、地図DBに該当する地物データが存在しない場合などに、センサ部27により検出したオブジェクトに関する情報を、アップロードデータ生成部へ供給する。
アップロードデータ生成部は、位置推定部から供給される自車位置情報と、オブジェクト検出部から供給されるオブジェクトデータと、センサデータキャッシュから供給されるセンサ部27の出力データとに基づき、アップロードデータを生成する。そして、アップロードデータ生成部は、生成したアップロードデータを、通信部21によりビークルクラウドサーバ30へ送信する。
(ビークルクラウドサーバ)
次に、ビークルクラウドサーバ30について詳しく説明する。図4(A)はビークルクラウドサーバ30の内部構成を示すブロック図である。図示のように、ビークルクラウドサーバ30は、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、サービス情報DB34と、履歴DB35とを備える。ビークルクラウドサーバ30内の各要素は、バスライン39を介して相互に接続されている。
通信部31は、制御部33の制御に基づき、シェアカーVの車載端末20及びサービスクラウドサーバ40と通信する。具体的には、通信部31は、車載端末20からアップロードデータを受信したり、後述する提供情報に該当する情報をサービスクラウドサーバ40へ送信したりする。
記憶部32は、ROM、RAMなどを含み、ビークルクラウドサーバ30が実行する各種の処理のためのプログラムが記憶されている。また、記憶部32は、各種の処理が実行される際の作業メモリとしても使用される。
制御部33は、CPUなどのコンピュータにより構成され、ビークルクラウドサーバ30の全体を制御する。具体的には、制御部33は、記憶部32に記憶された各種のプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。
サービス情報DB34は、車載端末20から送信されたサービス情報を記憶している。サービス情報については後に詳しく説明する。
履歴DB35は、ビークルクラウドサーバ30が車載端末20から取得したアップロードデータを保存する。具体的には、履歴DB35には、各車載端末20から受信した情報が、車載端末20を搭載しているシェアカーVの車両IDや受信時刻などと関連付けて記憶される。また、履歴DB35は、ビークルクラウドサーバ30がサービスクラウドサーバ40へ送信した提供情報を履歴として保存してもよい。この場合、提供情報と関連付けて、提供情報を送信したサービスクラウドサーバ40を特定する情報を記憶する。
上記の構成において、記憶部32は本発明の記憶部の一例であり、制御部33は本発明の利用開始登録部、利用終了登録部及び情報提供部の一例である。
(サービスクラウドサーバ)
次に、サービスクラウドサーバ40について詳しく説明する。図4(B)はサービスクラウドサーバ40の内部構成を示すブロック図である。図示のように、サービスクラウドサーバ40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、契約情報DB44と、履歴DB45とを備える。サービスクラウドサーバ40内の各要素は、バスライン49を介して相互に接続されている。
通信部41は、制御部43の制御に基づき、ビークルクラウドサーバ30と通信する。具体的には、通信部41は、後述する提供情報に該当する情報をビークルクラウドサーバ30から受信する。
記憶部42は、ROM、RAMなどを含み、サービスクラウドサーバ40が実行する各種の処理のためのプログラムが記憶されている。また、記憶部42は、各種の処理が実行される際の作業メモリとしても使用される。
制御部43は、CPUなどのコンピュータにより構成され、サービスクラウドサーバ40の全体を制御する。具体的には、制御部43は、記憶部42に記憶された各種のプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。
契約情報DB44は、契約情報を記憶している。契約情報とは、カーシェアリングサービスを利用してシェアカーVを使用するユーザに対して、サービスクラウドサーバ40を運営しているサービス提供会社が提供するサービス内容を規定する情報である。例えば、サービス提供会社が保険会社である場合、契約情報は、ユーザが保険会社との間で結んだ保険契約の内容を含む。さらに、契約情報は、その契約に基づく提供情報を含む。即ち、契約情報は、その契約に基づいて、ビークルクラウドサーバ30がサービス提供会社に提供すべき情報を示す提供情報を含む。
履歴DB45は、サービスクラウドサーバ40がビークルクラウドサーバ30から取得した情報を保存する。この情報は、ビークルクラウドサーバ30が車載端末20から取得した情報のうち、サービス提供会社が要求する情報を示す提供情報に該当するものとしてビークルクラウドサーバ30から送信された情報である。具体的には、履歴DB45には、ビークルクラウドサーバ30から受信した情報が、情報を送信したビークルクラウドサーバ30を特定する情報、受信時刻などと関連付けて記憶される。
[サービス情報]
次に、サービス情報について説明する。サービス情報とは、シェアカーVを利用するユーザが各種のサービス提供会社との間で契約しているサービスに関する情報である。サービス情報は、図2に示すように、ユーザ端末10の記憶部12に記憶される。
図5はサービス情報の例を示す。図示のように、サービス情報は、「シェアカーユーザID」と、「ビークルクラウド」と、「サービスクラウドユーザID」と、「提供情報」と、「提供先アドレス」とを含む。
「シェアカーユーザID」は、シェアカー運営会社に対するユーザのIDである。シェアカー運営会社とは、ユーザにシェアカーVを提供する会社である。前述のように、シェアカーVは複数の自動車メーカーが製造する自動運転車であり、シェアカー運営会社はそれらの自動車メーカーの自動運転車を購入するなどして用意し、ユーザに提供する。この際、ユーザはシェアカー運営会社との間で利用者契約を行い、その際にシェアカー運営会社からユーザに与えられるIDがシェアカーユーザIDである。
「ビークルクラウド」は、ユーザが利用するシェアカー運営会社が契約しているビークルクラウドを示す。本実施例では、シェアカー運営会社は、自動車メーカーA社及びB社が製造し管理するシェアカーVをユーザに提供する会社であるものとする。この場合、シェアカー運営会社は、自動車メーカーのA社及びB社の自動運転車を購入し、例えばカーシェアリングサービスとしてユーザに提供するとともに、ユーザに提供したシェアカーVの管理をそれらの自動車メーカーが運営する情報収集会社に依頼する。よって、ユーザ端末10に記憶されるサービス情報には、自動車メーカーA社及びB社が情報収集会社として運営するビークルクラウドに関する情報が記憶される。図5の例では、A社が運営するビークルクラウド「CL001」と、B社が運営するビークルクラウド「CL002」が記憶されている。シェアカー運営会社が新たな情報収集会社と契約した場合には、そのビークルクラウドが追加される。
なお、ユーザがシェアカー運営会社から提供されたシェアカーVを利用している間、そのシェアカーVの車載端末20は、走行中に取得した各種の情報をアップロードデータとしてビークルクラウドサーバ30へ送信する。例えばユーザがシェアカー運営会社から自動車メーカーA社のシェアカーVの提供を受けた場合、そのシェアカーVの車載端末20は、走行中に取得した情報を、自動車メーカーA社が運営する情報収集会社のビークルクラウド「CL001」へアップロードする。
「サービスクラウドユーザID」は、ユーザが契約したサービス提供会社が運営するサービスクラウドに対するユーザのIDである。サービスクラウドユーザIDは、自動車メーカーが運営するビークルクラウド毎に登録される。図5の例では、自動車メーカーA社が運営するビークルクラウドCL001に関して、ユーザは保険会社、地図サービス会社、駐車場サービス会社及び経路探索サービス会社と契約している。よって、ユーザは、自動車メーカーA社のシェアカーVを利用する場合には、保険会社、地図サービス会社、駐車場サービス会社及び経路探索サービス会社によるサービスを受けることができる。具体的に、図5の例では、保険会社に対するサービスクラウドユーザIDは「XXXX1」であり、地図サービス会社に対するサービスクラウドユーザIDは「ZZZZ1」であり、駐車場サービス会社に対するサービスクラウドユーザIDは「WWWWW」であり、経路探索サービス会社に対するサービスクラウドユーザIDは「RRRRR」である。
同様に、自動車メーカーB社が運営するビークルクラウドCL002に関して、ユーザは保険会社及び地図サービス会社と契約している。よって、ユーザは、自動車メーカーB社のシェアカーVを利用する場合には、保険会社及び地図サービス会社によるサービスを受けることができる。具体的に、図5の例では、保険会社に対するサービスクラウドユーザIDは「XXXX2」であり、地図サービス会社に対するサービスクラウドユーザIDは「ZZZZ2」である。なお、あるサービス提供会社が別のサービス提供会社のサービスを利用して、ユーザにサービスを提供する場合もある。具体的には、経路探索サービス会社が地図サービス会社と契約する場合などであり、これによって、ユーザに最新の地図を提供し、最新の地図に基づく経路探索サービスを提供することができ、ユーザに対するサービスレベルを向上させることができる。なお、この場合、経路探索サービス会社が地図サービス会社から直接サービスの提供を受けて最新の地図を入手するようにしてもよい。もしくは、経路探索サービス会社からユーザに対して、地図サービス会社のサービスクラウドユーザIDを支給して、ユーザが地図サービス会社から直接サービスの提供を受けることができるようにしてもよい。
「提供情報」は、ビークルクラウドサーバ30が車載端末20から取得した各種の情報のうち、各サービスクラウドサーバ40へ提供すべき情報を示す。例えば、図5の例において、保険会社については、提供情報として「事故発生前後N分のカメラでの撮影情報」が規定されている。これは例えば、シェアカーVに搭載されたセンサの一つである車載カメラで車外を撮影したものであり、事故発生時の状況や自己の原因を明らかにするために有用な情報である。サービスクラウドサーバ30は、シェアカーVに事故が発生した場合に、シェアカーVの車載端末20から取得した情報のうち、事故発生前後N分のカメラでの撮影情報を保険会社のサービスクラウドサーバ40へ送信することになる。保険会社は、シェアカーVの撮影情報に基づき、適切な保険サービスを提供することができる。
同様に、地図サービス会社については、提供情報として「認識オブジェクト情報」及び「移動経路情報」が規定されている。よって、サービスクラウドサーバ30は、シェアカーVの車載端末20から取得した情報のうち、認識オブジェクト情報及び移動経路情報を地図サービス会社のサービスクラウドサーバ40へ送信することになる。地図サービス会社は、これらの情報に基づき地図データの更新を行うことができる。また、地図サービス会社は、契約しているシェアカーVのユーザに対して、データが更新された最新の地図を供給するサービスを提供することができる。
また、駐車場サービス会社については、提供情報として「ユーザの目的地」が設定されている。よって、サービスクラウドサーバ30は、シェアカーVの車載端末20から取得した情報のうち、ユーザが設定した目的地を駐車場サービス会社のサービスクラウドサーバ40へ送信することになる。駐車場サービス会社は、目的地近辺にある駐車場のうち、シェアカーVを駐車できる駐車場をビークルクラウドサーバ30を介して端末装置20に通知することで、シェアカーVは自動運転によって目的地近辺の駐車場に自動的に駐車することができる。
また、経路探索サービス会社については、提供情報として「出発地/目的地/経由地」及び「走行エリア」が設定されている。よって、サービスクラウドサーバ30は、シェアカーVの車載端末20から取得した情報のうち、ユーザが設定した「出発地/目的地/経由地」及び「走行エリア」を経路探索サービス会社のサービスクラウドサーバ40へ送信することになる。経路探索サービス会社は、「出発地/目的地/経由地」及び「走行エリア」の情報に基づいて、ユーザの希望に沿った走行経路を、ビークルクラウドサーバ30を介して端末装置20に通知する。これにより、シェアカーVは自動運転によって、出発地から目的地まで、適切なルートで到達することができる。
「提供先アドレス」は、提供情報に該当する情報の送信先アドレス、即ち、サービスクラウドのアドレスを示す。図5の例では、ビークルクラウドサーバ30は、シェアカーVに事故が発生した場合、事故発生前後N分のカメラでの撮影情報をアドレス「xxx.xxx.co.jp」へ送信する。
[サービス情報の登録処理]
次に、上記のサービス情報をユーザ端末10及び車載端末20に登録する処理について説明する。図6は、サービス情報登録処理のフローチャートである。まず、ユーザは、ユーザ端末10でアプリケーションプログラムを起動したのち、ユーザ端末10にシェアカーユーザID及びサービスクラウドユーザIDを入力し、ユーザ端末10はそれらを受け取る(ステップS11)。シェアカーユーザIDは、シェアカー運営会社がユーザに付与したユーザIDであり、サービスクラウドユーザIDは各サービス提供会社がユーザに付与したユーザIDである。なお、ユーザは、複数のサービス提供会社と契約している場合には、各サービス提供会社のサービスクラウドユーザIDを入力することになる。
ユーザ端末10は、ステップS11で受け取ったサービスクラウドユーザIDを、対応するサービス提供会社が運営するサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS12)。サービスクラウドサーバ40は、契約情報DB44を参照してそのユーザの契約に対応する提供情報を取得し(ステップS13)、そのサービスクラウドサーバ40の提供先アドレスとともにユーザ端末10へ送信する(ステップS14)。
なお、前述の通り、ユーザが、契約するサービス提供会社A(例えば、経路探索サービス会社)が、別のサービス提供会社B(例えば、地図サービス会社)のサービスを利用してサービスを提供する場合がある。サービス提供会社Aが、ユーザにサービス提供会社BのサービスクラウドユーザIDを支給する場合、サービス提供会社BのユーザIDはステップS13においてサービス提供会社Aからユーザ端末10に送信され、自動的にユーザ端末10に登録されるのが好ましい。この場合、ユーザ端末10はサービス提供会社BのユーザIDが登録されると、ステップS12の処理によってサービス提供会社Bが運営するサービスクラウドサーバ40へサービスクラウドユーザIDを送信することになる。もしくは、サービス提供会社Aのサービスクラウドサーバ40が、サービス提供会社Bのサービスクラウドサーバ40から提供情報及び提供先アドレスを取得して、これらの情報をサービス提供会社BのサービスクラウドユーザIDと共にユーザ端末10に送信して登録させてもよい。
ユーザ端末10は、受信した提供情報及び提供先アドレスを、サービスクラウドユーザIDと対応付けて、サービス情報として記憶部12に保存する(ステップS15)。こうして、図5に例示するようなサービス情報がユーザ端末10に記憶される。
その後、ユーザがシェアカーVを利用するときには、ユーザ端末10から車載端末20へサービス情報が送信される(ステップS16)。例えば、ユーザがユーザ端末10又は車載端末20を操作することにより、ユーザ端末10と車載端末20との通信が確立し、サービス情報がユーザ端末10から車載端末20へ送信される。車載端末20は、ユーザ端末10からサービス情報を受信すると、そのサービス情報をサービス情報DB34に記憶するとともに、ビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS17)。この場合、車載端末20は、サービス情報のうち、送信先のビークルクラウドサーバ30に関連する部分の情報のみを送信する。例えば、車載端末20は、図5に示すサービス情報をユーザ端末10から受信すると、図7(A)に示すビークルクラウドCL001に対応する部分のみをビークルクラウドCL001のビークルクラウドサーバ30へ送信し、図7(B)に示すビークルクラウドCL002に対応する部分のみをビークルクラウドCL002のビークルクラウドサーバ30へ送信する。
[利用開始処理]
次に、ユーザがシェアカーVの利用を開始する処理について説明する。
(第1の例)
第1の例では、サービスクラウドサーバ40は、サービスクラウドユーザIDに基づいてユーザの認証を行う。図8は、利用開始処理の第1の例のフローチャートである。なお、前提として、図6のステップS16に示すように、車載端末20はユーザ端末10からサービス情報を受信して保存しているものとする。
まず、ユーザがユーザ端末10を操作してシェアカーV利用開始の指示入力を行うと、ユーザ端末10は車載端末20へ利用開始要求を送信する(ステップS20)。車載端末20は、そのユーザのサービス情報を参照してシェアカーユーザID及び、シェアカーVについてのビークルクラウドと関連付けられたサービスクラウドユーザIDを取得し、ビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS21)。
ビークルクラウドサーバ30は、車載端末20から受信したシェアカーユーザIDに基づいて認証を行う(ステップS22)。即ち、ビークルクラウドサーバ30は、そのユーザがシェアカー運営会社と利用者契約を行っているかを判定する。認証に成功すると、ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドユーザIDを対応するサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS23)。なお、認証に失敗した場合、ビークルクラウドサーバ30はその旨を車載端末20へ送信し、処理は終了する。
サービスクラウドサーバ40は、ビークルクラウドサーバ30から受信したサービスクラウドユーザIDに基づいて認証を行う(ステップS24)。具体的には、サービスクラウドサーバ40は、契約情報DB44を参照し、そのサービスクラウドユーザIDに対応する契約が有効に存在するか否かを判定する。そして、サービスクラウドサーバ40は、認証結果をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS25)。
ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40から受信した認証結果を車載端末20へ送信する(ステップS26)。車載端末20は、出力部26による表示などにより、認証結果をユーザに通知する(ステップS27)。こうして処理は終了する。
(第2の例)
第2の例では、サービスクラウドサーバ40は、サービスクラウドユーザID及び車両情報に基づいてユーザの認証を行う。図9は、利用開始処理の第2の例のフローチャートである。なお、前提として、図6のステップS16に示すように、車載端末20はユーザ端末10からサービス情報を受信して保存しているものとする。
まず、ユーザがユーザ端末10を操作して利用開始の指示入力を行うと、ユーザ端末10は車載端末20へ利用開始要求を送信する(ステップS30)。車載端末20は、そのユーザのサービス情報を参照してシェアカーユーザID及び、シェアカーVについてのビークルクラウドと関連付けられたサービスクラウドユーザIDを取得し、自身が搭載されているシェアカーVの車両IDとともにビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS31)。
ビークルクラウドサーバ30は、車載端末20から受信したシェアカーユーザIDに基づいて認証を行う(ステップS32)。即ち、ビークルクラウドサーバ30は、そのユーザがシェアカー運営会社と利用者契約を行っているかを判定する。認証に成功すると、ビークルクラウドサーバ30は、車両IDに基づいて車両情報(例えば、シェアカーVの車種に関する情報、走行距離、故障個所に関する情報等)を取得し、サービスクラウドユーザIDと、車両情報とをサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS33)。なお、認証に失敗した場合、ビークルクラウドサーバ30はその旨を車載端末20へ送信し、処理は終了する。
サービスクラウドサーバ40は、ビークルクラウドサーバ30から受信したサービスクラウドユーザID及び車両情報に基づいて認証を行う(ステップS34)。具体的には、サービスクラウドサーバ40は、契約情報DB44を参照し、そのサービスクラウドユーザIDに対応する契約が有効に存在し、かつ、車両情報がその契約で規定する条件を具備しているか否かを判定する。例えば、保険会社のサービスクラウドサーバ40の場合、ユーザが利用しようとしている車両が、ユーザの保険契約に規定する車両の条件に合致しているか否かを判定する。例えば、保険契約の内容が、ユーザが特定の車種を使用している場合にのみ保険サービスを適用できるものであるとする。これは、例えば事故率の高い特定の車種を使用する場合には、保険サービスを提供しない保険契約である場合を意味する。この場合、異なる車種をユーザが使用する場合には、認証は成功とはしない。同様に、保険契約の内容が、ユーザの使用する車両の走行距離が所定以内の者である場合にのみ保険サービスを適用できるものであるとすると、所定距離以上を走行した車両をユーザが使用する場合には、認証は成功とはしない。
そのサービスクラウドユーザIDに対応する契約が有効に存在し、かつ、車両情報がその契約で規定する条件を具備している場合、サービスクラウドサーバ40は認証を成功とする。そして、サービスクラウドサーバ40は、認証結果をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS35)。
ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40から受信した認証結果を車載端末20へ送信する(ステップS36)。車載端末20は、出力部26による表示などにより、認証結果をユーザに通知する(ステップS37)。こうして処理は終了する。
第2の例では、サービスクラウドサーバ40は、サービスクラウドユーザIDのみでなく、ユーザが利用しようとしている車両とユーザの契約における車両の条件とを照合して認証を行うので、ユーザとサービス提供会社との間に各種の契約条件がある場合でも、適切にユーザの認証を行うことができる。
なお、上記実施例では、車両情報を保険サービスの提供の条件として説明したが、例えば、シェアカーVの走行範囲(すなわちユーザが向かう地域や走行経路)を保険サービスの提供の条件とする場合も考えられる。これは、危険な地域をユーザが通行する場合には、保険サービスを適用させない契約である場合等である。この場合、サービスクラウド40は、車両情報の代わりに、ユーザの目的地や目的地に至る走行経路の情報を、ビークルクラウド30を介して端末装置20から受信する。そして、サービスクラウドユーザIDに対応する契約が有効に存在し、かつ、シェアカーVの走行範囲がその契約で規定する条件を具備している場合、サービスクラウドサーバ40は認証を成功とする。
[ビークルクラウドサーバからサービスクラウドサーバへの情報提供]
次に、ビークルクラウドサーバ30からサービスクラウドサーバ40へ情報を提供する処理について説明する。ビークルクラウドサーバ30は、情報収集会社により運営され、シェアカーVの車載端末20から各種の情報を定期的に取得し、履歴DB35に記憶する。一方、サービスクラウドサーバ40は、ビークルクラウドサーバ30が車載端末20から取得した全ての情報を必要とするわけではないが、ユーザにサービスを提供する上で特定の情報は必要である。この観点から、前述のように、サービスクラウド毎に必要とする情報を提供情報として規定しておき、提供情報を含むサービス情報をビークルクラウドサーバ30に与えておく。ビークルクラウドサーバ30は、提供情報の規定に従って、必要な情報のみをサービスクラウドサーバ40へ提供する。
図5に示すサービス情報の例では、例えばシェアカーVに事故が発生した場合には、ビークルクラウドサーバ30は、車載端末20から取得した各種の情報のうち、事故発生前後N分のカメラでの撮影情報のみを保険会社のサービスクラウドサーバ40へ送信する。また、シェアカーVのセンサ部27により取得したオブジェクトの検出結果が地図情報と相違する場合などに、その旨とその位置情報を含むオブジェクト認識情報を地図サービス会社のサービスクラウドサーバ40へ送信する。サービスクラウドサーバ40は、こうしてビークルクラウドサーバ30から受信した情報を履歴DB45に記憶する。また、ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40に送信した情報を履歴DB35に記憶するようにしてもよい。
図10は、ビークルクラウドサーバからサービスクラウドサーバへの情報提供処理のフローチャートである。なお、前提として、図6のステップS16に示すように、車載端末20はユーザ端末10からサービス情報を受信し、保存しているものとする。
まず、車載端末20は、サービス情報をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS41)。ビークルクラウドサーバ30は、受信したサービス情報をサービス情報DB34に保存する(ステップS42)。なお、前提として図8のステップS22で、ビークルクラウドサーバ30は、車載端末20から受信したシェアカーユーザIDに基づいて認証を行っており、車載端末20はステップS27において認証が成功した旨の結果を受信していることを前提とする。
シェアカーVの走行中に、車載端末20はセンサ部27などにより取得した各種の情報(以下、「検出情報}と呼ぶ。)をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS43)。ビークルクラウドサーバ30は、受信した検出情報を履歴DB35に記憶する(ステップS44)。
次に、ビークルクラウドサーバ30は、サービス情報を参照し、車載端末20から受信した検出情報のうち、各サービスクラウドについて規定されている提供情報に該当する検出情報をサービスクラウドサーバ40へ送信する。例えば図5の例においては、ビークルクラウドCL001のビークルクラウドサーバ30は、事故発生前後N分の情報を保険会社のサービスクラウドサーバ40(提供先アドレス「xxx.xxx.co.jp」)へ送信する。サービスクラウドサーバ40は、受信した検出情報を履歴DB45に記憶する。
このように、ビークルクラウドサーバ30に提供情報を含むサービス情報を与えることにより、ビークルクラウドサーバ30は、車載端末20により取得される各種の検出情報のうち、サービス提供会社が求める情報のみを効率的にサービスクラウドサーバ40へ送信することができる。
なお、ビークルクラウドサーバ30は、提供情報に該当する検出情報をサービスクラウドサーバ40へ送信した際には、サービスクラウドサーバ40へ送信した検出情報を示す履歴情報も履歴DB35に記憶しておくことが好ましい。
[利用終了処理]
次に、ユーザがシェアカーVの利用を終了する際の処理について説明する。図11は、ユーザがシェアカーVの利用を終了する際の利用終了処理のフローチャートである。ユーザがユーザ端末10に利用終了の指示を入力すると、ユーザ端末10は利用終了要求を車載端末20へ送信する(ステップS50)。例えば、ユーザがシェアカーVを利用している間、ユーザ端末10には利用終了の指示を行うためのボタン(例えば「降りる」ボタン)などを表示しておき、ユーザがそのボタンを押したときに、利用終了の指示が入力されたと判断してもよい。
車載端末20は、ユーザ端末10から利用終了要求を受信すると、利用終了要求をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS51)。ビークルクラウドサーバ30は、利用終了要求を受信すると、利用終了処理を行う(ステップS52)。具体的には、ビークルクラウドサーバ30は、ユーザのシェアカーVの利用者として登録を解除し、検出情報のサービスクラウドサーバ40への送信を終了する。また、ビークルクラウドサーバ30は、ユーザの利用終了をサービスクラウドサーバ40へ通知する(ステップS53)。これにより、サービスクラウドサーバ40は、ユーザによりシェアカーVの利用が終了したこと、ビークルクラウドサーバ30からの検出情報の送信が停止されることなどを認識する。
さらに、ビークルクラウドサーバ30は、利用終了処理が行われたことを示す利用終了の通知を車載端末20へ送信する(ステップS54)。車載端末20は、ビークルクラウドサーバ30から利用終了の通知を受信すると、ユーザ端末10へ利用終了の通知を送信する(ステップS55)。ユーザ端末10は、表示部14に利用終了を示す表示を行い(ステップS56)、ユーザによる利用が正しく終了したことをユーザに伝える。
[履歴削除処理]
次に、ビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40に記憶されている履歴情報を削除する処理について説明する。前述のように、ビークルクラウドサーバ30は、ユーザがシェアカーVを利用している間に車載端末20から取得した情報を履歴DB35に記憶している。また、サービスクラウドサーバ40は、ユーザによるシェアカーVの利用中に、ビークルクラウドサーバ30から、提供情報に該当する検出情報を受信し、履歴DB45に記憶している。これらの提供情報は、ユーザにとっての個人情報であって、ユーザはサービス提供会社からのサービスの提供が終了した後も、提供情報が情報収集会社やサービス提供会社に記録され続けることを望まない場合がある。そこで、ユーザは、シェアカーVの利用を終了した後は、これらの履歴情報の削除を要求することができる。ビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40は、ユーザの削除要求に基づいて、履歴情報を削除する。
図12は、履歴削除処理のフローチャートである。まず、ユーザは、ユーザ端末10を操作して履歴削除要求を車載端末20へ送信する(ステップS60)。なお、履歴削除要求にはユーザのシェアカーユーザIDが含まれる。車載端末20は、ユーザ端末10から履歴削除要求を受信すると、ビークルクラウドサーバ30へ履歴削除要求を送信する(ステップS61)。
ビークルクラウドサーバ30は、履歴削除要求を受信すると、履歴DB35に記憶されている履歴情報のうち、履歴削除要求に含まれるシェアカーユーザIDに対応する履歴情報を削除する(ステップS62)。さらに、ビークルクラウドサーバ30は、履歴削除要求をサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS63)。その際、ビークルクラウドサーバ30は、サービス情報を参照し、サービスクラウドユーザIDを履歴削除要求に含めてサービスクラウドサーバ40へ送信する。
サービスクラウドサーバ40は、履歴削除要求を受信すると、履歴DB45に記憶されている履歴情報のうち、履歴削除要求に含まれるサービスクラウドユーザIDに対応する履歴情報を削除する(ステップS64)。そして、サービスクラウドサーバ40は、履歴情報を削除したことを示す削除完了の通知をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS65)。
ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40から削除完了の通知を受信すると、車載端末20へ削除完了の通知を送信する(ステップS66)。この通知は、ビークルクラウドサーバ30における履歴の削除と、サービスクラウドサーバ40における履歴の削除の両方が完了したことを示すものとなる。
車載端末20は、ビークルクラウドサーバ30から削除完了の通知を受信すると、その削除完了の通知をユーザ端末へ転送する(ステップS67)。ユーザ端末10は、車載端末20から削除完了の通知を受信すると、表示部14に削除終了を示す表示を行う(ステップS68)。これにより、ユーザは履歴情報が正しく削除されたことを知ることができる。
なお、上記の例では、ユーザによる履歴削除要求は、車載端末20を通じてビークルクラウドサーバ30へ送信されているが、その代わりに、ユーザ端末20から直接ビークルクラウドサーバ30へ送信されてもよい。また、履歴削除要求には、削除を要求する情報の範囲を、例えばその情報が送信された日付や時間などによって含めるようにしてもよい。この場合、ビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40は、指定された日付や時間に応じた履歴情報を削除する。また、ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40に送信した情報の量に関する情報(データ量、レコード数など)を、サービスクラウドユーザIDごとに記憶している場合には、サービスクラウドサーバ40から削除完了の通知とともに、サービスクラウドサーバ40が削除した情報の量に関する情報を受信して、照合することで、履歴情報が確実に削除されたことを確認したうえで、車載端末20へ削除完了の通知を送信してもよい。
[生体認証の利用]
次に、シェアカーVを利用するユーザの認証において生体情報を利用する方法を説明する。ユーザがビークルクラウドやサービスクラウドを利用する場合、なりすましを防止する必要がある。なりすましの例としては、ユーザXがビークルクラウド及びサービスクラウドに対する認証を完了した後、別のユーザYがシェアカーVを利用するケースなどが考えられる。このようなことが行われると、サービス提供会社は契約をしていないユーザYに対して、ユーザXとの契約に基づくサービスを提供することになってしまう。そこで、利用開始の認証時と、実際のシェアカーVの利用中に生体情報を用いた認証を行う。
図13に、生体情報を用いた認証方法を概略的に示す。なお、以下は生体情報として指紋情報を用いるものとする。まず、利用開始の認証時には、ユーザ端末10で指紋認証を行い、認証成功の場合にユーザ端末10は指紋情報を車載端末20へ送信する。車載端末20は、受信した指紋情報を記憶部22などに保存する。そして、前述したように、ビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40で利用開始のための認証を行う。
その後、ユーザがシェアカーVを利用している間、車載端末20は、定期的にシェアカーVのステアリングなどを利用して生体認証を行う。例えば、シェアカーVのステアリングに設けられたセンサがユーザの指紋情報を検出する。車載端末20は、利用開始時にユーザ端末10から取得した指紋情報と、シェアカーVの利用中にセンサから取得した生体情報とを照合する。両者が一致すれば、利用開始の認証を行ったユーザと、シェアカーVを利用しているユーザの同一性が保証される。よって、車載端末20は、利用開始の認証を行ったユーザと、シェアカーVを利用しているユーザとが一致していることをビークルクラウドサーバ30へ通知する。また、ビークルクラウドサーバ30は、正当な利用者がシェアカーVを利用していることをサービスクラウドサーバ40へ通知する。こうして、ユーザのなりすましを検出することができる。なお、上記の例では、生体情報として指紋情報を利用しているが、他の生体情報を利用してもよいし、顔認証などを用いることもできる。
図14は、生体情報を利用した利用開始時の認証処理を示すフローチャートである。ユーザは、ユーザ端末10を用いて指紋などの生体認証を行う(ステップS60)。認証に成功すると、ユーザ端末10は生体情報を車載端末20へ送信する(ステップS61)。車載端末20は、ユーザ端末10から送信された生体情報を保存し(ステップS62)、ビークルクラウドサーバ30へ認証要求を送信する(ステップS63)。この際、前述のように車載端末20は、シェアカーユーザID及びサービスクラウドユーザIDをビークルクラウドサーバ30へ送信する。
ビークルクラウドサーバ30は、シェアカーユーザIDに基づいて認証を行い(ステップS64)、認証に成功すると、サービスクラウドユーザIDを含む認証要求をサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS65)。サービスクラウドサーバ40は、サービスクラウドユーザIDに基づいて認証を行い(ステップS66)、認証結果をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS67)。
ビークルクラウドサーバ30は、サービスクラウドサーバ40から受信した認証結果を車載端末20へ送信し(ステップS68)、車載端末20はビークルクラウドサーバ30から受信した認証結果をユーザ端末10へ送信する(ステップS69)。ユーザ端末10は、受信した認証結果を表示部14に表示する(ステップS70)。こうして、利用開始時の認証処理が終了する。
図15は、ユーザによるシェアカーVの利用中における認証処理のフローチャートである。車載端末20は、センサなどにより定期的にユーザの生体情報を検出し(ステップS71)、利用開始時にユーザ端末10から取得した生体情報と照合する(ステップS72)。そして、車載端末20は、照合結果をビークルクラウドサーバ30へ送信する(ステップS73)。また、ビークルクラウドサーバ30は、受信した照合結果をサービスクラウドサーバ40へ送信する(ステップS74)。これにより、ステップS72において、生体情報が一致した場合、正当なユーザがシェアカーVを利用していることがビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40に通知される。一方、ステップS72において生体情報が一致しなかった場合、その旨を示す照合結果がビークルクラウドサーバ30及びサービスクラウドサーバ40へ送信されるので、ビークルクラウド及びサービスクラウドは適切な対応を行うことができる。
10 ユーザ端末
20 車載端末
27 センサ部
30 ビークルクラウドサーバ
40 サービスクラウドサーバ

Claims (6)

  1. 車両から情報を収集するサーバ装置であって、
    ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部と、
    前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記利用開始登録部は、前記車載端末機から前記ユーザID及び利用開始要求を受信したときに、前記利用開始登録を行い、
    前記利用開始登録部は、前記車載端末機から前記ユーザID及び前記利用終了要求を受信したときに、前記利用終了登録を行う請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記車両により取得された情報のうち、車両に関するサービスを提供するサービス提供会社が要求する情報を当該サービス提供会社のサーバ装置へ提供する情報提供部を備え、
    前記情報提供部は、前記利用開始登録後に前記サービス提供会社のサーバ装置への前記情報の提供を開始し、前記利用終了登録時に前記情報の提供を終了する請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 車両から情報を収集するサーバ装置により実行される利用登録方法であって、
    ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録工程と、
    前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録工程と、
    を備える利用登録方法。
  5. 車両から情報を収集する、コンピュータを備えるサーバ装置により実行されるプログラムであって、
    ユーザによる車両の利用開始時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記車両を提供する車両提供会社に対するユーザのユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用開始登録を行う利用開始登録部、
    前記ユーザによる車両の利用終了時に、前記車両に搭載された車載端末機から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに基づいて前記ユーザによる前記車両の利用終了登録を行う利用終了登録部、
    として前記コンピュータを機能させるプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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