JP2019173629A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外力によるレギュレータケースの揺動を抑制する。【解決手段】燃料供給装置は、燃料ポンプを収容するポンプケース60と、プレッシャレギュレータを収容しかつプレッシャレギュレータにより調圧された燃料を吐出する燃料吐出部116を有するレギュレータケース64と、燃料吐出部116に接続される吐出燃料配管124と、を備える。ポンプケース60に設けられた接続筒部100と、レギュレータケース64に設けられた被接続筒部115と、が嵌合接続される。ポンプケース60において接続筒部100と被接続筒部115との嵌合方向から見て燃料吐出部116側とは反対側には、被接続筒部115の外側面に沿って軸方向に延在するガイド片137が設けられる。被接続筒部115には、ガイド片137の外方への弾性変形を規制する規制部140が設けられる。【選択図】図7

Description

本発明は、燃料供給装置に関する。
例えば、自動車等の車両に搭載される燃料タンク内の燃料を内燃機関いわゆるエンジンに供給する燃料供給装置がある。このような燃料供給装置には、例えば、特許文献1に記載された燃料供給装置がある。特許文献1に記載の技術では、燃料ポンプと、燃料ポンプを収容するポンプケースと、燃料ポンプから吐出された燃料を調圧するプレッシャレギュレータと、を備える。
特開2017−129072号公報
ポンプケースとは別に、プレッシャレギュレータを収容しかつプレッシャレギュレータにより調圧された燃料を吐出する燃料吐出部を有するレギュレータケースを備える場合がある。ポンプケースとレギュレータケースとは、ポンプケースに設けられた内筒部と、レギュレータケースに設けられた外筒部と、が嵌合接続されることにより連通される。このような構造では、レギュレータケースが、吐出燃料配管の反力や燃圧の変動等の外力を受けて、内筒部と外筒部との嵌合の中心部を支点として燃料吐出部を含む径方向に揺動することがある。すると、外筒部の軸方向から見て燃料吐出部側とは反対側の壁部分が径方向外方へ弾性変形し、内筒部と外筒部との間のシール部のロバスト性が低下する。
その対策として、ポンプケースにおいて内筒部と外筒部との嵌合方向から見て燃料吐出部側とは反対側に、外筒部の外側面に沿って軸方向に延在するガイド部を設けることが考えられる。しかし、ガイド部は、ポンプケースに片持ち状に立設されるため、その強度不足により外筒部の弾性変形と共に弾性変形するおそれがある。このため、外力によるレギュレータケースの揺動を抑制することが困難である。
本発明が解決しようとする課題は、外力によるレギュレータケースの揺動を抑制することのできる燃料供給装置を提供することにある。
前記した課題は、本発明の燃料供給装置により解決することができる。
第1の発明は、燃料ポンプと、前記燃料ポンプを収容するポンプケースと、前記燃料ポンプから吐出された燃料を調圧するプレッシャレギュレータと、前記プレッシャレギュレータを収容しかつ前記プレッシャレギュレータにより調圧された燃料を吐出する燃料吐出部を有するレギュレータケースと、前記燃料吐出部に接続される吐出燃料配管と、を備えており、前記ポンプケース及び前記レギュレータケースのうちの一方のケースに設けられた内筒部と、他方のケースに設けられた外筒部と、が嵌合接続される、燃料供給装置であって、前記一方のケースにおいて前記内筒部と前記外筒部との嵌合方向から見て前記燃料吐出部側とは反対側には、前記外筒部の外側面に沿って軸方向に延在するガイド部が設けられており、前記外筒部には、前記ガイド部の外方への弾性変形を規制する規制部が設けられている、燃料供給装置である。
第1の発明によると、一方のケースに設けたガイド部の径方向外方への弾性変形を、他方のケースに設けた規制部によって規制することができる。これにより、外力によるレギュレータケースの揺動を抑制することができる。ひいては、内筒部と外筒部との間のシール部のロバスト性を向上することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ガイド部は、前記外筒部と前記規制部とにより全周を囲まれている、燃料供給装置である。
第2の発明によると、規制部の強度を向上することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記吐出燃料配管は、蛇腹状に形成されている、燃料供給装置である。
第3の発明によると、吐出燃料配管が非蛇腹状に形成される場合と比べて、耐久性及び振動吸収性に優れる反面、反力が大きい。しかし、規制部によってガイド部の径方向外方への弾性変形が規制されることにより、吐出燃料配管が蛇腹状に形成されていても、外力によるレギュレータケースの揺動を抑制することができる。
本発明の燃料供給装置によると、外力によるレギュレータケースの揺動を抑制することができる。
一実施形態にかかる燃料供給装置を示す斜視図である。 燃料供給装置を示す正面図である。 燃料供給装置を示す背面図である。 ポンプユニットを示す平面図である。 ポンプユニットを一部破断して示す正面図である。 レギュレータケースの周辺部を示す斜視図である。 ポンプケースに連結されたレギュレータケースを示す斜視図である。 ポンプケースとレギュレータケースとの連結部分を示す平断面図である。 ポンプケースとレギュレータケースとを分解して示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態にかかる燃料供給装置は、内燃機関であるエンジンを搭載する自動車等の車両に搭載された燃料タンクに設置され、その燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給するものである。図1は燃料供給装置を示す斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく背面図である。図1〜図3において、前後左右上下の各方位は、車両の各方位に対応する。すなわち、前後方向は車長方向に対応し、左右方向は車幅方向に対応し、上下方向は車高方向に対応する。なお、燃料供給装置の前後方向及び左右方向については任意の方向に向けてもよい。
(燃料タンク)
図2に示すように、燃料タンク10は、上壁部11及び底壁部12を有する中空容器状に形成されている。上壁部11には、円形孔状の開口部13が形成されている。燃料タンク10は、車両に対して上壁部11及び底壁部12を水平状態として搭載されている。燃料タンク10は、樹脂製であり、タンク内圧の変化によって変形(主に上下方向に膨張及び収縮)する。燃料タンク10内には、例えば、液体燃料としてのガソリンが貯留されている。
(燃料供給装置)
図1に示すように、燃料供給装置20は、フランジユニット22、ジョイント部材24及びポンプユニット26を備える。フランジユニット22にジョイント部材24が上下方向に移動可能に連結されており、ジョイント部材24にポンプユニット26が上下方向に回動可能に連結されている。
(フランジユニット22)
フランジユニット22は、フランジ本体28及び蒸発燃料用バルブ30を備える。
(フランジ本体28)
フランジ本体28は、円形板状の蓋板部32を主体として形成されている。フランジ本体28は樹脂製である。図2に示すように、蓋板部32の下面には、短円筒状の嵌合筒部33が同心状に形成されている。蓋板部32の外周部には、嵌合筒部33よりも径方向外方へ張り出す円環板状のフランジ部34が形成されている。蓋板部32には、有天円筒状のバルブ収容部35が同心状に形成されている。バルブ収容部35の上端部には、径方向外方へ突出するエバポポート36が形成されている。
図1に示すように、蓋板部32には、燃料吐出ポート37、第1電気コネクタ部38及び第2電気コネクタ部39が設けられている。燃料吐出ポート37は、蓋板部32を上下方向に貫通する直管状に形成されている。また、両電気コネクタ部38,39内には、所定の本数の金属製端子が配置されている。燃料吐出ポート37及び両電気コネクタ部38,39は、バルブ収容部35の周囲に分散的に配置されている。
図3に示すように、蓋板部32の下面の後側部には、スタンドオフ部41が形成されている。スタンドオフ部41は、上下方向にそれぞれ延在する筒状の中央筒部42と左右の両側筒部43とを有する。中央筒部42及び両側筒部43は、左右対称状に形成されている。中央筒部42及び両側筒部43とは、隣り合う壁部を共用している。両側筒部43の外側部には、左右の両湾曲壁部44が左右対称状に形成されている。中央筒部42及び両側筒部43の後側の壁部分と両湾曲壁部44とは、フランジ本体28の嵌合筒部33の後半部と連続状をなしている。両湾曲壁部44は、後面視において嵌合筒部33から下方に向かって収束する略三角形状に形成されている。
(蒸発燃料用バルブ30)
図2に示すように、蒸発燃料用バルブ30は、フランジ本体28のバルブ収容部35内に上部を収容した状態で取り付けられている。蒸発燃料用バルブ30としては、例えば、蒸発燃料制御バルブと満タン規制バルブとを備える統合バルブが用いられている。蒸発燃料制御バルブは、燃料タンク10の内圧が所定値よりも小さいと閉弁し、その内圧が所定値よりも大きくなると開弁する。また、満タン規制バルブは、燃料タンク10内の燃料が満タンでないときに開弁し、満タンに達すると閉弁する。
(ジョイント部材24)
図3に示すように、ジョイント部材24は、ジョイント本体46、スプリングガイド47及び左右の両側柱部48を有する。ジョイント本体46は、樹脂製であり、前後方向に扁平なブロック状に形成されている。ジョイント部材24は、水平状の上端面46aを有する。ジョイント本体46の下部には、前後方向に貫通する係合軸孔50が形成されている。スプリングガイド47は、ジョイント本体46の上端面46aの中央部上に支柱状に形成されている。両側柱部48は、ジョイント本体46の上端面46aの左右両端部上に角柱状にかつ左右対称状に形成されている。
(フランジユニット22に対するジョイント部材24の組み付け)
ジョイント部材24のスプリングガイド47には、金属製のコイルスプリングからなるスプリング52が嵌合される。この状態で、ジョイント部材24のスプリングガイド47がスプリング52と共にフランジ本体28の中央筒部42に挿入される。また、ジョイント部材24の両側柱部48がフランジ本体28の両側筒部43に挿入される。また、両側筒部43と両側柱部48とは、スナップフィットにより相互に所定の範囲内で軸方向に移動可能に連結される。また、フランジ本体28とジョイント本体46とは、スプリング52の弾性によって離間方向へ付勢される。
(ポンプユニット26)
図2に示すように、ポンプユニット26は、サブタンク54、センダゲージ56、燃料ポンプ58、ポンプケース60、プレッシャレギュレータ62及びレギュレータケース64を有する。図4はポンプユニットを示す平面図、図5は同じく一部破断して示す正面図、図6はレギュレータケースの周辺部を示す斜視図である。なお、図4及び図5においてセンダゲージ56は省略されている。
(サブタンク54)
図5に示すように、サブタンク54は、サブタンク本体66と燃料フィルタ67とカバー部材68とを備える。
(サブタンク本体66)
サブタンク本体66は、樹脂製であり、下面を開口する逆浅箱状に形成されている。サブタンク本体66は、平面視で左右方向を長くする長四角形状に形成されている(図4参照)。サブタンク本体66の上面部の右寄りの位置には、四角形状の開口孔70が形成されている。サブタンク本体66の上面部の左後部には、上方へ延在する角筒状の燃料受け入れ筒部71が形成されている(図6参照)。燃料受け入れ筒部71の上面は開口されている。
図3に示すように、サブタンク本体66の後面下部の左寄りの位置には、後方へ突出する係合軸72が形成されている(図4参照)。また、サブタンク本体66の上面部の右後部上には、前後方向に面する板状の立壁部73が形成されている。
(燃料フィルタ67)
図5に示すように、燃料フィルタ67は、フィルタ部材75と内骨部材76と接続管77とを備える。フィルタ部材75は、樹脂製の不織布からなる濾材により中空袋状に形成されてなる。フィルタ部材75の外形は、上下方向に扁平でかつ左右方向を長手方向とする長四角形状に形成されている。
内骨部材76は、樹脂製であり、フィルタ部材75を上下方向に膨らんだ状態に保持する骨格構造を有する。また、接続管77は、樹脂製であり、縦型円管状に形成されている。接続管77は、内骨部材76の右部上に熱溶着により結合されている。内骨部材76と接続管77との間には、フィルタ部材75の上面部が挟持されている。接続管77を介してフィルタ部材75内外が連通されている。
フィルタ部材75は、サブタンク本体66に対してその下面開口を閉鎖するように配置されている。サブタンク本体66とフィルタ部材75との間には、燃料を貯留する燃料貯留空間79が形成されている。接続管77は、サブタンク本体66の開口孔70内に配置されている。開口孔70と接続管77との間の環状空間部は、燃料の流入口80とされている。燃料タンク10(図2参照)内の燃料は、自重により流入口80から燃料貯留空間79に流入する。
カバー部材68は、長四角形板状でかつ多数の開口を有する格子板状に形成されている。カバー部材68は、樹脂製である。カバー部材68は、サブタンク本体66にスナップフィットにより一体的に連結されている。サブタンク本体66とカバー部材68との周縁部の相互間には、フィルタ部材75の周縁部が挟持されている。カバー部材68は、フィルタ部材75の下面部を覆っている。カバー部材68の下面には、多数の半球状の突起部81が分散的に形成されている。
(センダゲージ56)
図3に示すように、センダゲージ56は、ゲージ本体84、アーム85及びフロート86を備える。ゲージ本体84は、サブタンク本体66の立壁部73の後側面に取り付けられている。ゲージ本体84に水平軸回りに回動可能に設けられた回動部88には、アーム85の基端部が取り付けられている。アーム85の自由端部には、フロート86が取り付けられている。センダゲージ56は、燃料タンク10内の燃料の残量すなわち液面の位置を検出する液面計である。
(燃料ポンプ58)
図5に示すように、燃料ポンプ58は、略円柱形状の電動式燃料ポンプである。燃料ポンプ58は、モータ部とポンプ部とを備えており、燃料を吸入しかつ加圧して吐出する。燃料ポンプ58は、ポンプ部側の端部(右端部)に燃料吸入口90を有し、モータ部側の端部(左端部)に燃料吐出口91を有する。なお、燃料ポンプ58のモータ部側の端部に電気コネクタが設けられている。モータ部には、例えば、ブラシレス直流モータが用いられている。
(ポンプケース60)
図5に示すように、ポンプケース60は、左右方向に延在する中空円筒状に形成されたケース本体94を有する。ポンプケース60は樹脂製である。ケース本体94の一端側開口(左端側開口)には、その開口を閉鎖する端板部95が形成されている。端板部95の中央部には、端板部95を貫通する直管状の吐出管部96が形成されている。吐出管部96の先端部には、エルボ状の樹脂製の管継手98が溶着によって結合されている。また、吐出管部96の先端部寄りの位置には、上方へ突出する円筒状の接続筒部100が形成されている。接続筒部100内は、吐出管部96内と連通されている。ケース本体94内には、燃料ポンプ58が燃料吐出口91を左方に向けた状態で収容されている。燃料吐出口91は、吐出管部96の基端部(右端部)に接続されている。
図4に示すように、ケース本体94の軸方向の中央部の上端部には、相反方向へ延在する前後一対の弾性支持片102が前後対称状に形成されている。両弾性支持片102は、帯板状で、平面視で略S字状に形成されている。両弾性支持片102の先端部は、サブタンク本体66の前後の両側部にスナップフィットにより一体的に連結されている。両弾性支持片102によって、ポンプケース60がサブタンク本体66上に水平状態いわゆる横置き状態で弾性的に支持されている。
図5に示すように、ケース本体94には、その右端開口面を閉鎖する樹脂製のキャップ104がスナップフィットにより一体的に連結されている。キャップ104には、エルボ管状の吸入管部105が形成されている。吸入管部105の一端部(左端部)は、燃料ポンプ58の燃料吸入口90に接続されている。吸入管部105の他端部(下端部)は、燃料フィルタ67の接続管77に接続されている。吸入管部105は、接続管77にスナップフィットにより一体的に連結されている。
図6に示すように、管継手98には、樹脂製の可撓性を有するチューブからなる燃料排出チューブ107の一端部が圧入により接続されている。燃料排出チューブ107の他端部には、ノズル部材109が圧入により接続されている。ノズル部材109は、燃料受け入れ筒部71の左後部上にスナップフィットにより一体的に連結されている。燃料排出チューブ107は、逆U字状に湾曲されている。
(プレッシャレギュレータ62)
図5に示すように、プレッシャレギュレータ62の外形は、略円柱形状に形成されている。プレッシャレギュレータ62は、燃料ポンプ58から吐出された加圧燃料すなわちエンジンに供給される燃料の圧力を所定の圧力に調整する。
(レギュレータケース64)
レギュレータケース64は、樹脂製であり、中空円筒型の容器形状に形成されている。レギュレータケース64は、軸方向に分割された第1ケース半体112及び第2ケース半体113を有する。両ケース半体112,113は、スナップフィットにより一体的に連結されている。レギュレータケース64内には、プレッシャレギュレータ62が収容されている。レギュレータケース64は、軸方向を水平状態とする横置き状態で配置されている。
第1ケース半体112には、下方へ突出する円筒状の被接続筒部115、及び、上端部から接線方向外方へ突出する燃料吐出部116が形成されている。被接続筒部115及び燃料吐出部116は、第1ケース半体112内においてプレッシャレギュレータ62の燃料導入口と連通されている。
第2ケース半体113には、第1ケース半体112とは反対側の端部から下方へ突出する排出管部118が形成されている(図6参照)。排出管部118は、第2ケース半体113内においてプレッシャレギュレータ62の余剰燃料排出口と連通されている。燃料吐出部116は、プレッシャレギュレータ62で調圧された燃料を吐出する。プレッシャレギュレータ62で余剰となった燃料は、排出管部118から排出される。
レギュレータケース64の被接続筒部115は、ポンプケース60の接続筒部100に嵌合接続されている。接続筒部100と被接続筒部115との間には、両者間を弾性的にシールするOリング119が介在されている。また、燃料吐出部116は、第1ケース半体112の上端部から左後方へ向けられている(図4参照)。また、排出管部118は、サブタンク本体66の燃料受け入れ筒部71内に向けられている(図6参照)。なお、ポンプケース60とレギュレータケース64との連結構造については後述する。
ポンプケース60の接続筒部100内には逆止弁120が組み込まれている。逆止弁120は、接続筒部100内の加圧燃料の逆流を阻止する残圧保持用の逆止弁である。逆止弁120は、弁ガイド121及び弁体122を有する(図9参照)。弁ガイド121は、接続筒部100内に固定状に配置されている。弁体122は、弁ガイド121に同心状にかつ軸方向(上下方向)に移動すなわち開閉可能に設けられている。弁体122は、自重により閉弁し、燃圧により開弁する。
(ジョイント部材24に対するポンプユニット26の組み付け)
図3に示すように、ジョイント本体46の係合軸孔50にサブタンク本体66の係合軸72が回動可能に係合される。これにより、ジョイント部材24にポンプユニット26が上下方向(図3中、矢印Y1,Y2方向参照)に回動可能に連結される。フランジ本体28の燃料吐出ポート37とレギュレータケース64の燃料吐出部116とは、吐出燃料配管124を介して接続される(図2参照)。吐出燃料配管124は、可撓性を有する樹脂製のホース等からなる。また、吐出燃料配管124は、蛇腹状に形成されている。
図2に示すように、フランジ本体28の第1電気コネクタ部38と燃料ポンプ58の電気コネクタとは、第1ワイヤハーネス126を介して電気的に接続される。フランジ本体28の第2電気コネクタ部39とセンダゲージ56のゲージ本体84(図3参照)とは、第2ワイヤハーネス128を介して電気的に接続される。なお、第1ワイヤハーネス126および第2ワイヤハーネス128は、隣接する樹脂部材に一体成形された配線フック部に適宜掛装される。
(燃料供給装置20の設置)
燃料タンク10への組み付けに際して、燃料供給装置20が伸長状態とされる。この状態では、フランジユニット22にジョイント部材24が懸吊され、ジョイント部材24にポンプユニット26が懸吊される。すなわち、ジョイント部材24がフランジユニット22に対する最下位置(最離間位置)に下降される。また、ポンプユニット26がジョイント部材24に対する右下がりの傾斜状態に回動(図3中、矢印Y1参照)される(図3中、二点鎖線26参照)。
次に、燃料供給装置20の伸長状態のまま、ポンプユニット26を燃料タンク10の開口部13内にその上方から挿入させる。ポンプユニット26は、ジョイント部材24に対して懸吊時とは反対方向へ回動(図3中、矢印Y2参照)されることにより水平状態とされ、燃料タンク10の底壁部12上に載置される(図2参照)。なお、ジョイント部材24とポンプユニット26との間には、ポンプユニット26の水平状態以上の回動を制限する回動制限機構が設けられている。
次に、フランジユニット22がスプリング52の付勢力に抗して押し下げられることにより、フランジ本体28のスタンドオフ部41が燃料タンク10の開口部13内に嵌合される。この状態で、フランジ本体28のフランジ部34が燃料タンク10の上壁部11に固定金具、ボルト等の固定手段(不図示)を介して固定される(図2及び図3参照)。上記のようにして、燃料タンク10に対する燃料供給装置20の設置が完了する。
燃料供給装置20の設置状態(図2及び図3参照)において、ポンプユニット26は、スプリング52の付勢力によって燃料タンク10の底壁部12に押し付けられた状態に保持される。また、カバー部材68の突起部81が燃料タンク10の底壁部12に当接することにより、カバー部材68と底壁部12との間における燃料の流通が確保される。また、フランジユニット22のスタンドオフ部41の下端面41aとジョイント本体46の上端面46aとは、所定の間隔を隔てて対向される(図3参照)。
ところで、燃料タンク10は、気温の変化や燃料量の変化等によるタンク内圧の変化によって変形すなわち膨張及び収縮する。これにともない、燃料タンク10の上壁部11と底壁部12との間の間隔が変化(増減)する。この場合、フランジユニット22とジョイント部材24とが、相対的に上下方向に移動することにより燃料タンク10の高さの変化に追従する。また、燃料タンク10が過剰に収縮しようとするときは、フランジ本体28のスタンドオフ部41とジョイント本体46とが相互に当接することにより突っ張り棒として作用する。
また、フランジユニット22の燃料吐出ポート37には、エンジンにつながる燃料供給配管が接続される。また、第1電気コネクタ部38及び第2電気コネクタ部39には、それぞれ外部コネクタが接続される。また、エバポポート36には、キャニスタにつながる蒸発燃料配管部材が接続される。キャニスタは、燃料タンク10内で発生した蒸発燃料を吸着、脱離可能な吸着材(例えば、活性炭)を備える。
(燃料供給装置20の作動)
外部からの駆動電力により燃料ポンプ58が駆動される。すると、燃料タンク10内からカバー部材68を経由した燃料、及び/又は、ポンプユニット26の燃料貯留空間79内の燃料が、燃料フィルタ67を介して燃料ポンプ58に吸入されて加圧される。燃料ポンプ58から吐出された加圧燃料は、ポンプケース60の吐出管部96を介してレギュレータケース64内へ流れ、プレッシャレギュレータ62により調圧される。調圧された加圧燃料は、吐出燃料配管124を介してフランジユニット22の燃料吐出ポート37からエンジンへ供給される。また、プレッシャレギュレータ62の調圧により余剰となった燃料は、レギュレータケース64の排出管部118からサブタンク本体66の燃料受け入れ筒部71内に排出される。また、燃料ポンプ58からポンプケース60の吐出管部96に吐出された加圧燃料の一部は、燃料排出チューブ107を介して、サブタンク本体66の燃料受け入れ筒部71内に排出される。また、蒸発燃料用バルブ30の蒸発燃料制御バルブの開弁により、燃料タンク10内で発生した蒸発燃料がキャニスタに排出される。
(ポンプケース60とレギュレータケース64との連結構造)
図7はポンプケースに連結されたレギュレータケースを示す斜視図、図8はポンプケースとレギュレータケースとの連結部分を示す平断面図、図9はポンプケースとレギュレータケースとを分解して示す斜視図である。図7に示すように、ポンプケース60の吐出管部96とレギュレータケース64の第1ケース半体112との間には、接続筒部100を被接続筒部115内に挿入した状態で相互に連結する連結手段132が設けられている。連結手段132は、被接続筒部115の外周面に設けられた3個の係合突起133と、吐出管部96に設けられた3個の係合片134と、からなる(図8参照)。
図8に示すように、係合突起133は、被接続筒部115の外周面に突出状に形成されている。係合突起133は、被接続筒部115の前側、後側、左側の計3カ所に90°間隔で配置されている。また、3個の係合片134は、吐出管部96から片持ち状に立設されている。3個の係合片134は、3個の係合突起133に対応する位置に配置されている。係合片134は、被接続筒部115の外側面に沿って軸方向(上下方向)に延在する内側面を有する厚板状に形成されている。前側の係合片134は、被接続筒部115の前側の壁部分に対応する。後側の係合片134は、被接続筒部115の後側の壁部分に対応する。左側の係合片134は、被接続筒部115の左側の壁部分に対応する。係合片134は、平面視で被接続筒部115の外周面に沿う円弧板状に形成されている。係合片134には、係合突起133と係合可能な縦溝状の係合溝135が形成されている(図9参照)。係合片134は、接続筒部100の径方向外方へ撓み変形可能な弾性を有する。なお、接続筒部100は本明細書でいう「内筒部」に相当する。また、被接続筒部115は本明細書でいう「外筒部」に相当する。
図9に示すように、吐出管部96には、左側の係合片134に対して接続筒部100を間にして対向するガイド片137が吐出管部96から片持ち状に立設されている。ガイド片137は、被接続筒部115の右側の壁部分の外側面に沿って軸方向(上下方向)に延在する内側面を有する厚板状に形成されている。ガイド片137は、平面視で被接続筒部115の外周面に沿う円弧板状に形成されている。ガイド片137は、接続筒部100と被接続筒部115との嵌合方向(軸方向)から見て燃料吐出部側(左側)とは反対側すなわち右側に配置されている。また、ガイド片137は、3個の係合片134を含む円周線上にそれらの係合片134と共に周方向に等間隔で配置されている。なお、ガイド片137は本明細書でいう「ガイド部」に相当する。
被接続筒部115の外側部には、軸方向に延在するブロック状の規制部140が形成されている。被接続筒部115と規制部140との間には、ガイド片137を挿入可能な規制孔141が形成されている。規制孔141は、平面視で円弧孔状に形成されている。すなわち、被接続筒部115と規制部140とは、ガイド片137の全周を囲うように形成されている。
被接続筒部115の外周部には、軸方向に延在する2個の規制リブ143が形成されている。2個の規制リブ143は、隣り合う係合片134の間に位置するように配置されている。規制リブ143の外側面には、軸方向に延びる条溝143aが形成されている。
(ポンプケース60とレギュレータケース64との組み付け)
ポンプケース60の接続筒部100にレギュレータケース64の被接続筒部115が嵌合される。これにともない、各係合片134の弾性変形(撓み変形)を利用して各係合溝135が各係合突起133に係合される(図7及び図8参照)。すなわち、ポンプケース60とレギュレータケース64とがスナップフィットにより一体的に連結される。また、ガイド片137は、規制部140の規制孔141にほとんど隙間無く挿入される。
(実施形態の利点)
前記した燃料供給装置20によると、ポンプケース60の吐出管部96に設けたガイド片137の径方向外方(右方)への弾性変形を、レギュレータケース64の被接続筒部115に設けられた規制部140によって規制することができる。これにより、吐出燃料配管の反力や燃圧の変動等の外力によるレギュレータケース64の揺動を抑制することができる。ひいては、接続筒部100と被接続筒部115との間のシール部のロバスト性を向上することができる。
詳しくは、仮にレギュレータケース64の被接続筒部115に規制部140が形成されていない場合を想定する。この場合において、吐出燃料配管124の反力や燃圧の変動等の外力を受けるレギュレータケース64は、接続筒部100と被接続筒部115との嵌合の中心部を支点として燃料吐出部116を含む径方向に揺動する。すると、被接続筒部115の軸方向から見て燃料吐出部116側とは反対側の壁部分(右側の壁部分)が径方向外方(右方)へ弾性変形するにともない、ガイド片137が弾性変形するおそれがある。このため、外力によるレギュレータケース64の揺動を抑制することが困難である。しかし、本実施形態によると、ガイド片137の径方向外方への弾性変形を、被接続筒部115に設けた規制部140によって規制することができるので、外力によるレギュレータケース64の揺動を抑制することができる。これにより、接続筒部100と被接続筒部115との間のシール部のロバスト性を向上することができる。
また、ガイド片137は、被接続筒部115と規制部140とにより全周を囲まれている。したがって、規制部140の強度を向上することができる。
また、吐出燃料配管124は、蛇腹状に形成されている。したがって、吐出燃料配管124が非蛇腹状に形成される場合と比べて、耐久性及び振動吸収性に優れる反面、反力が大きい。しかし、規制部140によってガイド片137の径方向外方への弾性変形が規制されることにより、吐出燃料配管124が蛇腹状に形成されていても、外力によるレギュレータケース64の揺動を抑制することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、自動車等の車両の燃料供給装置20に限らず、その他の燃料供給装置に適用してもよい。また、接続筒部100をレギュレータケース64の第1ケース半体112に設け、被接続筒部115をポンプケース60の吐出管部96に設けてもよい。また、規制部140の規制孔141は、一部を開口するC字溝状でもよい。
20 燃料供給装置
58 燃料ポンプ
60 ポンプケース
62 プレッシャレギュレータ
64 レギュレータケース
100 接続筒部(内筒部)
115 被接続筒部(外筒部)
116 燃料吐出部
124 吐出燃料配管
137 ガイド片(ガイド部)
140 規制部

Claims (3)

  1. 燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプを収容するポンプケースと、
    前記燃料ポンプから吐出された燃料を調圧するプレッシャレギュレータと、
    前記プレッシャレギュレータを収容しかつ前記プレッシャレギュレータにより調圧された燃料を吐出する燃料吐出部を有するレギュレータケースと、
    前記燃料吐出部に接続される吐出燃料配管と、
    を備えており、
    前記ポンプケース及び前記レギュレータケースのうちの一方のケースに設けられた内筒部と、他方のケースに設けられた外筒部と、が嵌合接続される、燃料供給装置であって、
    前記一方のケースにおいて前記内筒部と前記外筒部との嵌合方向から見て前記燃料吐出部側とは反対側には、前記外筒部の外側面に沿って軸方向に延在するガイド部が設けられており、
    前記外筒部には、前記ガイド部の外方への弾性変形を規制する規制部が設けられている、燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記ガイド部は、前記外筒部と前記規制部とにより全周を囲まれている、燃料供給装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料供給装置であって、
    前記吐出燃料配管は、蛇腹状に形成されている、燃料供給装置。
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