JP2019172125A - ダクテッドファンドローン - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクテッドファンを保護する保護フレームが設けられたダクテッドファンドローンにおいて、保護フレームが外力を受けた際のダクトの変形を抑制する。【解決手段】制御部を有するボディ2と、ボディ2の周囲の少なくとも一部を囲む保護フレーム3と、保護フレーム3の内方に設けられたダクテッドファン4と、保護フレーム3をボディ2に対して固定する構成フレーム6と、ダクテッドファン4を固定する固定フレーム7とを備え、固定フレーム7が、ボディ2、保護フレーム3および構成フレーム6のいずれか1つの部材に取り付けられるようにダクテッドファンドローン1を構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、ダクテッドファンを備えたドローンに関する。
複数のプロペラを備えたマルチコプタードローンが一般消費者の間でも普及しつつあるが、近年はそのようなドローンを空撮に利用するだけでなく、荷物の輸送等の他の用途に利用することも期待されている。通常、ドローンはプロペラを回転させることで浮力を得ており、例えばドローンで荷物の輸送を行う場合、機体に搭載可能な荷物量を増加させようとすると、プロペラの大径化や回転速度の高速化によって浮力を大きくすることが必要となる。
しかし、ドローンはより小型な装置であることが望まれるため、プロペラの大径化は好ましくない。また、プロペラの回転速度を上げ過ぎると、プロペラ周囲の気流が剥離してしまい、却って浮力を失うことになるため、プロペラ回転速度の高速化には限界がある。
一方、装置の小型化と浮力の強化を両立させるために、図1のようなダクテッドファンドローンを構成することも考えられる。ダクテッドファンドローンとは、プロペラよりも小型で、かつ高い浮力を生み出すことが可能なダクテッドファンを備えたドローンである。図1に示すダクテッドファンドローン50は、制御部(不図示)を有するボディ2と、ダクテッドファン4と、ボディ2にダクテッドファンを固定する複数の固定フレーム7で構成されている。
ダクテッドファン4は、回転するファンと、そのファンの周囲を囲むダクトで構成されているが、ダクトとファンの隙間はファン径に対して0.2%程度しかない。このため、例えばダクテッドファンドローン50が障害物等に接触し、ダクトが外力を受けた際には、ダクトの変形によりファンとダクトが接触する可能性が高くなる。特に、ダクトの側面で外力を受けた際にはダクトの変形に伴うファンとダクトの接触が起こりやすい。ファンとダクトが接触すると、ファンが回転不能となり、ダクテッドファンドローン50の飛行継続が困難になるおそれがある。また、本明細書におけるダクトの“変形”には、ダクトの塑性変形だけでなく、ダクトの弾性変形も含まれる。すなわち、ダクテッドファンドローン50が障害物等に接触した際や落下した際に、ダクトに対して塑性変形が生じるほどの外力が加わっていない場合でも、ダクトとファンの接触によりファンが破損するおそれがある。
このような問題に対し、ダクトの側面で直接外力を受けないように、図2に示すようにダクテッドファン4の外方にダクテッドファン4を保護する保護フレーム3を設けることが考えられる。図2に示すダクテッドファンドローン60においては、保護フレーム3が平面視において円環状に形成されており、ボディ2とダクテッドファン4を接続する第1の固定フレーム7aと、保護フレーム3とダクテッドファン4を接続する第2の固定フレーム7bが設けられている。
しかしながら、図2に示す構成のダクテッドファンドローン60の場合、障害物等への接触によって保護フレーム3が外力を受けると、その力が第2の固定フレーム7bを介してダクテッドファン4に伝達され、ダクテッドファン4のダクトが変形するおそれがある。実際に本発明者が図2に示す構成のダクテッドファンドローン60の解析モデルを作成して変形シミュレーションを実施したところ、ダクテッドファン4のダクトが図3のように変形するという結果が得られた。なお、本シミュレーションは、解析モデルの図中最下部に荷重を入力すると共に、最上部を拘束する条件で実施されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ダクテッドファンを保護する保護フレームが設けられたダクテッドファンドローンにおいて、保護フレームが外力を受けた際のダクトの変形を抑制することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、ダクテッドファンドローンであって、制御部を有するボディと、前記ボディの周囲の少なくとも一部を囲む保護フレームと、前記保護フレームの内方に設けられたダクテッドファンと、前記保護フレームを前記ボディに対して固定する構成フレームと、前記ダクテッドファンを固定する固定フレームとを備え、前記固定フレームが、前記ボディ、前記保護フレームおよび前記構成フレームのいずれか1つの部材に取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、ダクテッドファンを保護する保護フレームが設けられたダクテッドファンドローンにおいて、保護フレームが外力を受けた際のダクトの変形を抑制することができる。
従来のダクテッドファンドローンを示す図である。 保護フレームを有するダクテッドファンドローンの平面図である。 図2に示す構成のダクテッドファンドローンの変形シミュレーション結果を示す図である。 本発明に係るダクテッドファンドローンの概略構成を説明するための図である。 図4に示すダクテッドファンドローンの、ダクテッドファンと保護フレームの断面図である。 ダクテッドファンドローンを折りたたんだ状態を示す図である。 構成フレームの折りたたみ動作を説明するための図である。 ボディの支持位置を折りたたみ前後で一致させる条件を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るダクテッドファンドローンの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る固定フレームの取付例を示す図である。 本発明に係るダクテッドファンドローンの構成例を示す図である。 本発明に係るダクテッドファンドローンの構成例を示す図である。 本発明に係るダクテッドファンドローンの構成例を示す図である。 図12に示す構成のダクテッドファンドローンの変形シミュレーション結果を示す図である。 図13に示す構成のダクテッドファンドローンの変形シミュレーション結果を示す図である。 図17に示す構成のダクテッドファンドローンの変形シミュレーション結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態として複数の実施形態を例示するが、まずは図4を用いて本発明に係るダクテッドファンドローン1の構成要素の名称や機能等について説明する。なお、以降の説明においては“ダクテッドファンドローン”の呼称を短縮して単に“ドローン”と称すこともある。また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図4に示す構成のダクテッドファンドローン1は、制御部(不図示)を有するボディ2と、ボディ2の周囲を囲むように設けられた円環状の保護フレーム3と、保護フレーム3の内方に設けられた複数のダクテッドファン4を備えている。制御部はドローン1の飛行に必要な制御を実施するように構成されており、例えばドローン1が搭載するセンサ(不図示)からの情報に基づいてドローン1の飛行姿勢を安定させる制御を行う。
保護フレーム3は、上部保護フレーム3aと下部保護フレーム3bで構成されている。上部保護フレーム3aは、2つの半円環部材で構成され、各半円環部材の周方向端部のうち、一方の端部は鉛直方向に延びる板状部材である連結部材5の上部に固定され、他方の端部は別の連結部材5の上部に固定されている。また、下部保護フレーム3bは、2つの半円環部材で構成され、各半円環部材の周方向端部のうち、一方の端部は連結部材5の下部に固定され、他方の端部は別の連結部材5の下部に固定されている。これにより上部保護フレーム3aと下部保護フレーム3bは、2つの連結部材5を介して互いに異なる高さで固定されている。なお、上部保護フレーム3aは1つの円環部材で構成されていても良い。同様に、下部保護フレーム3bは1つの円環部材で構成されていても良い。
ボディ2からは板状のフレーム部材6(以下、“構成フレーム”)が四方に延びており、下部保護フレーム3bと各構成フレーム6の先端部とが互いに固定されている。前述の通り、下部保護フレーム3bと上部保護フレーム3aは連結部材5を介して連結されているため、下部保護フレーム3bが各構成フレーム6に対して固定されることで、上部保護フレーム3aも下部保護フレーム3bを介して各構成フレーム6に対して固定される。すなわち、保護フレーム3は構成フレーム6を介してボディ2に対して固定される。なお、図4に示す構成のドローン1では、ボディ2と下部保護フレーム3bとを接続するように構成フレーム6が設けられているが、構成フレーム6は下部保護フレーム3bではなく、上部保護フレーム3aとボディ2とを接続するように設けられていても良い。また、構成フレーム6は、上部保護フレーム3aおよび下部保護フレーム3bのそれぞれと、ボディ2との間に設けられていても良い。
ダクテッドファン4は、ボディ2と保護フレーム3との間においてボディ2の周囲を囲むようにして8個配置されている。ダクテッドファン4は、フレーム部材7(以下、“固定フレーム”)によって固定されており、図4に示す例ではその固定フレーム7が保護フレーム3に取り付けられている。これによりダクテッドファン4は固定フレーム7を介して保護フレーム3に固定される。前述の通り、保護フレーム3は構成フレーム6を介してボディ2に固定されていることから、ダクテッドファン4は保護フレーム3および構成フレーム6を介してボディ2に対して固定されている。
図5は上記のダクテッドファン4と保護フレーム3を鉛直面で切断した際の断面図を模式的に示した図である。図5に示すように、ダクテッドファン4は回転するファン4aと、ファン4aの周囲を囲むダクト4bで構成されており、上部保護フレーム3aはダクト4bの上端部よりも上方に位置し、下部保護フレーム3bはダクト4bの下端部よりも下方に位置している。すなわち、上部保護フレーム3aと下部保護フレーム3bで構成された、ドローン1の構成要素の1つとしての保護フレーム3は、上端部の位置がダクト4b上端部よりも高く、下端部の位置がダクト4b下端部よりも低くなっている。
保護フレーム3の上端部の位置がダクト4b上端部よりも高く、下端部の位置がダクト4b下端部よりも低くなるように保護フレーム3が設けられていることによって、例えばドローン1の落下時においてダクト4bよりも先に保護フレーム3が地面等に接触することになり、ダクト4bの上端部または下端部が直接外力を受ける可能性が低くなる。すなわち、ドローン1の落下時等においてダクト4bの吸気口付近または排気口付近の変形を抑えることができ、ドローン1の飛行性能を維持しやすくなる。なお、ドローン1を構成するにあたり、保護フレーム3の上端部の位置がダクト4b上端部よりも高く、下端部の位置がダクト4b下端部よりも低くなるように保護フレーム3が設けられていることは必須ではない。
以上、本発明に係るダクテッドファンドローン1の構成要素の名称や機能等について説明した。なお、図4に示す例では保護フレーム3を上部保護フレーム3aおよび下部保護フレーム3bで構成したが、例えば上部保護フレーム3aと下部保護フレーム3bとの間に別の保護フレームを設けても良い。また、ドローン1に設けられる保護フレーム3を1つの円筒部材で構成しても良い。
また、図6に示すように、例えば前述の連結部材5を2つの板状部材5a、5bで構成し、ヒンジ8によって各板状部材5a、5bの一方の端部同士を互いに接続するようにしても良い。図6に示す例では、ヒンジ8による各板状部材5a、5bの回転動作に伴い、各板状部材5a、5bに接続された上部保護フレーム3aの2つの半円環部材と下部保護フレーム3bの2つの半円環部材も回転する。すなわち、図6に示すドローン1には、半円環部材の端部同士の連結部に、水平方向に延びる回転軸A1が設けられ、回転軸A1を中心として半円環部材を回転させる回転機構9が構成されている。この回転機構9により保護フレーム3が分割されることになり、ドローン1を折りたたむことが可能となる。ドローン1を折りたたむことができれば、持ち運びや輸送を容易に行うことができる。
なお、保護フレーム3を折りたたむための半円環部材を回転させる回転機構9は図6に示すヒンジ8を用いた機構に限定されない。また、ダクテッドファン4、構成フレーム6および固定フレーム7等の他の部品は、保護フレーム3の回転動作に追従して移動するように適宜構成される。そのような構成の一例を図7に示す。図7は回転機構9の一例を示す図であり、保護フレーム3の回転動作に追従する構成フレーム6の動作を示す図である。図7に示す回転機構9においては、ボディ2の底部に、ブラケット10と、水平方向に延びる長穴11aを有するブラケット11とが設けられている。そして、ボディ2から水平方向に延びる2つの構成フレーム6a、6bのうち、構成フレーム6aの一端はブラケット10に対して回転軸A2(以下、“ボディ固定回転軸”)を中心として回転可能な状態で取り付けられ、構成フレーム6bの一端はブラケット11の長穴11aに沿ってスライド可能、かつ回転軸A3(以下、“可動回転軸”)を中心として回転可能な状態でブラケット11に取り付けられている。ボディ固定回転軸A2と可動回転軸A3は、前述の保護フレーム3を構成する半円環部材の回転軸A1と平行となっている。
図7(a)に示すように、折りたたみ前の構成フレーム6a、6bは水平な姿勢となっており、この状態でボディ2が支持されている。これらの構成フレーム6a、6bは、図7(b)および(c)に示すように前述の保護フレーム3が回転した際にそれに追従して回転する。詳述すると、構成フレーム6aはボディ固定回転軸A2を中心に回転する一方、構成フレーム6bは、ブラケット11側端部の位置が、長穴11aのボディ2中心側端部からボディ2周縁側端部に向かって水平移動しながら、可動回転軸A3を中心として構成フレーム6b全体が回転する。これに伴い、折りたたみ回転軸A4の位置も当初の位置から移動していく。そして、図7(d)に示すように折りたたみ動作が完了した際には、構成フレーム6bのブラケット11側端部の位置が長穴11aのボディ2中心側端部に戻る。これにより、ボディ2に対する構成フレーム6による支持点が折りたたみ前後で同一の位置となる。
このように折りたたみ前後におけるボディ2の支持位置を同一にするためには、図7(a)および図7(d)のように折りたたみ回転軸A4の位置が折りたたみ前後で同一鉛直線上に位置するように各部材の長さが設定されていれば良い。そのためには、折りたたみ回転軸A4の回転軌跡を考慮し、図8のように折りたたみ前のボディ固定回転軸A2から折りたたみ回転軸A4までの水平距離DHと垂直距離DVを同一の長さにすれば良い。
次に、本発明の実施形態として、ダクテッドファン4を固定する固定フレーム7の取り付け方が異なる第1〜第5の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図9に示すように第1の実施形態のダクテッドファンドローン1においては、構成フレーム6がボディ2から放射状に八方に延びており、隣り合う構成フレーム6の間に各ダクテッドファン4が配置されている。なお、構成フレーム6とダクテッドファン4のこのような配置は、後述の第2〜第5の実施形態においても同様となっている。また、以降の説明で参照する図面においては、ファン4aの図示を省略している。
図9および図10に示すように第1の実施形態では、ダクテッドファン4を固定する固定フレーム7がボディ2にのみ取り付けられている。このように固定フレーム7が取り付けられている場合、ドローン1が障害物等に接触して保護フレーム3が変形したとしても、ダクテッドファン4が保護フレーム3とボディ2の双方の部材に直接固定されているわけではないため、保護フレーム3とボディ2との間にあるダクテッドファン4に対してはダクト4bを押し潰すような力が作用せず、保護フレーム3の変形に伴うダクト4bの変形は生じにくい。また、保護フレーム3が受ける外力がダクテッドファン4に伝達する場合、その力は保護フレーム3、構成フレーム6、ボディ2、固定フレーム7の順に伝達していくため、大幅に減衰した状態でダクテッドファン4に伝達する。このため、ダクテッドファン4は保護フレーム3に加わる外力の影響を受けにくく、ダクト4bの変形が生じにくい。したがって、第1の実施形態ように、固定フレーム7がボディ2に取り付けられているドローン1においては、保護フレーム3が外力を受けた際のダクト4bの変形を抑制することができ、ファンとダクト4bが接触しにくくなる。
また、固定フレーム7がボディ2に取り付けられる構成の場合、例えば図11のよう2つの固定フレーム7a、7bをボディ2に取り付けるようにしても良い。この場合、ダクテッドファン4を固定する力が大きくなるため、例えばドローン1の飛行中においてダクテッドファン4の位置がぶれにくくなる。したがって、図11のように第1の固定フレーム7aと第2の固定フレーム7bがそれぞれボディ2に取り付けられる構成であれば、図10に示す場合と同様にダクト4bの変形を抑制できると共に、ドローン1の飛行姿勢をより安定させることが可能となる。
<第2の実施形態>
図12に示すように第2の実施形態の固定フレーム7は保護フレーム3にのみ取り付けられている。すなわち、保護フレーム3はボディ2や構成フレーム6には接続されていない。このように固定フレーム7が取り付けられている場合、ドローン1の障害物等への接触により保護フレーム3が変形したとしても、保護フレーム3の変形に追従してダクテッドファン4の位置が移動するだけであり、ダクト4bの変形自体は生じにくい。したがって、第2の実施形態のように、固定フレーム7が保護フレーム3にのみ取り付けられているドローン1においては、保護フレーム3が外力を受けた際のダクト4bの変形を抑制することができ、ファンとダクト4bが接触しにくくなる。なお、第2の実施形態のように固定フレーム7が保護フレーム3に取り付けられる構成の場合、保護フレーム3は変形しにくいことが好ましく、保護フレーム3の剛性は構成フレーム6よりも大きいことが好ましい。
また、固定フレーム7が保護フレーム3に取り付けられる構成の場合、例えば図13のように2つの固定フレーム7a、7bを保護フレーム3に取り付けるようにしても良い。この場合、ダクテッドファン4を固定する力が大きくなるため、ドローン1の飛行中においてダクテッドファン4の位置がぶれにくくなる。したがって、図13のように第1の固定フレーム7aと第2の固定フレーム7bがそれぞれ保護フレーム3に取り付けられる構成であれば、図12に示す場合と同様にダクト4bの変形を抑制できると共に、ドローン1の飛行姿勢をより安定させることが可能となる。
さらに、固定フレーム7が保護フレーム3に取り付けられる構成の場合、固定フレーム7の取付位置がボディ2に対し、より外方に位置しているため、固定フレーム7の着脱作業が実施しやすくなる。これにより、ダクテッドファン4や固定フレーム7のメンテナンス性が向上する。
<第3の実施形態>
図14に示すように第3の実施形態の固定フレーム7は構成フレーム6にのみ取り付けられている。例えば保護フレーム3の軽量化に伴う強度低下によって保護フレーム3の変形が構成フレーム6の変形より大きくなるような場合、図14のように固定フレーム7が取り付けられていれば、ドローン1が障害物等に接触して保護フレーム3が変形したとしても、保護フレーム3とダクテッドファン4とが接続されていないために、保護フレーム3の変形に伴うダクト4bの変形は生じにくい。したがって、第3の実施形態ように、固定フレーム7が構成フレーム6にのみ取り付けられているドローン1においては、保護フレーム3が外力を受けた際のダクト4bの変形を抑制することができ、ファンとダクト4bが接触しにくくなる。なお、第3の実施形態のように固定フレーム7が構成フレーム6に取り付けられる構成の場合、構成フレーム6は変形しにくいことが好ましく、構成フレーム6の剛性は保護フレーム3よりも大きいことが好ましい。
さらに、固定フレーム7が構成フレーム6に取り付けられる構成の場合、図15に示すように隣り合うダクテッドファン4を1つの固定フレーム7で固定することも可能である。この場合、ドローン1を構成するための固定フレーム7の総数を少なくすることができ、部品点数削減に伴うコストの低減と軽量化を図ることができる。
また、固定フレーム7が構成フレーム6に取り付けられる構成の場合、例えば図16のように2つの固定フレーム7a、7bを1つの構成フレーム6に取り付けるようしても良い。この場合、ダクテッドファン4を固定する力が大きくなるため、例えばドローン1の飛行中においてダクテッドファン4の位置がぶれにくくなる。したがって、図16のように第1の固定フレーム7aと第2の固定フレーム7bがそれぞれ構成フレーム6に取り付けられる構成であれば、図14に示す場合と同様にダクト4bの変形を抑制できると共に、ドローン1の飛行姿勢をより安定させることが可能となる。加えて、図16に示す構成の場合も図15に示す構成のように同一の固定フレーム7で隣り合うダクテッドファン4を固定することが可能であり、部品点数削減に伴うコストの低減と軽量化を図ることができる。
さらに、固定フレーム7が構成フレーム6に取り付けられる構成の場合、例えば図17のように隣り合う構成フレーム6のそれぞれに固定フレーム7a、7bを取り付けるようにしても良い。図17に示すドローン1は、隣り合う構成フレーム6のうち、一方の構成フレーム6に第1の固定フレーム7aが取り付けられ、他方の構成フレーム6に第2の固定フレーム7bが取り付けられている。この場合であっても、図16に示す構成の場合と同様にダクト4bの変形を抑制できると共に、ドローン1の飛行姿勢をより安定させることができる。加えて、図15に示す構成のように共通の固定フレーム7で隣り合うダクテッドファン4を固定することも可能であり、この場合、部品点数削減に伴うコストの低減と軽量化を図ることができる。また、放射状に延びる全ての構成フレーム6が各固定フレーム7と各ダクテッドファン4とを介して連結されることになるため、保護フレーム3が受ける外力が分散しやすくなり、ダクト4bが変形しにくくなる。
<第4の実施形態>
図18に示すように第4の実施形態においては2つの固定フレーム7a、7bが設けられ、第1の固定フレーム7aがボディ2に取り付けられ、第2の固定フレーム7bが構成フレーム6に取り付けられている。例えば保護フレーム3の軽量化に伴う強度低下によって保護フレーム3の変形が構成フレーム6の変形より大きくなるような場合、図18のように固定フレーム7a、7bが取り付けられていれば、ドローン1が障害物等に接触して保護フレーム3が変形したとしても、保護フレーム3とダクテッドファン4とが接続されていないために、保護フレーム3の変形に伴うダクト4bの変形は生じにくい。
また、図18に示す構成の場合、2つの固定フレーム7a、7bでダクテッドファン4が固定されているため、ダクテッドファン4を固定する力が大きくなり、ドローン1の飛行姿勢をより安定させることができる。さらに、2つの固定フレーム7a、7bがボディ2に取り付けられる図11に示す構成と比較すると、一方の固定フレーム7については図15のように隣り合うダクテッドファン4を固定するための固定フレームとして共用化することが可能となるため、部品点数削減に伴うコストの低減と軽量化を図ることができる。
<第5の実施形態>
図19に示すように第5の実施形態においては第1の固定フレーム7aが保護フレーム3に取り付けられ、第2の固定フレーム7bが構成フレーム6に取り付けられている。このように固定フレーム7a、7bが取り付けられている場合、ドローン1が障害物等に接触して保護フレーム3が外力を受けた際に、保護フレーム3から第1の固定フレーム7aを介してダクテッドファン4に伝達する力が、第2の固定フレーム7bを介して構成フレーム6に逃げやすくなる。このため、図2のような第1の固定フレーム7aと第2の固定フレーム7bとがダクテッドファン4を介して直線状に配置される構成と比較してダクテッドファン4が受ける力が軽減される。すなわち、図2に示す構成と比較してダクト4bの変形を抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば固定フレーム7の形状やダクテッドファン4の数は特に限定されない。また、構成フレーム6の形状や数は、上記実施形態で説明したものに限定されず、保護フレーム3の形状やボディ2の形状等に応じて適宜変更されるものである。例えば図20に示すように一対の構成フレーム6にボディ2が挟み込まれるようにして各構成フレーム6がボディ2に対して固定されていても良い。図20に示す構成のドローン1においては、隣り合う構成フレーム6のうちの一方の構成フレーム6に第1の固定フレーム7aが取り付けられ、他方の構成フレーム6に第2の固定フレーム7bが取り付けられている。
また、上記実施形態では保護フレーム3が平面視において円環状の形状であったが、保護フレーム3は例えば多角形状であっても良いし、図21のように弧状であっても良い。すなわち、保護フレーム3はボディ2の外周の周囲の少なくとも一部を囲むように設けられていれば良い。この場合でも保護フレーム3の内方にダクテッドファン4が設けられていれば、ダクテッドファン4を保護することは可能である。
また、図22に示すようにダクテッドファン4がボディ2の内方に設けられていても良い。図22に示す構成の場合、固定フレーム7はボディ2に取り付けられている。このような構成の場合であっても保護フレーム3が外力を受けた際のダクト4bの変形を抑制することができる。
なお、本明細書における“固定フレーム”とは、ダクテッドファン4を支持する機能を実質的に発揮するように設けられた部材のことを指す。例えば図2に示す構成のドローン1において、保護フレーム3とダクテッドファン4との間のフレーム部材がダクテッドファン4に対して支持力なく接続されているだけの場合、当該フレーム部材は本明細書で言及するところの固定フレームではない。したがって、図2に示すドローン50において、保護フレーム3とダクテッドファン4との間のフレーム部材がダクテッドファン4を支持する機能を実質的に発揮していない部材であれば、当該構成のドローン50は図9に示す構成と同等の構成である。
本発明に係るダクテッドファンドローンとして、(A)図12に示す構成のダクテッドファンドローン、(B)図13に示す構成のダクテッドファンドローン、および(C)図17に示す構成のダクテッドファンドローンの解析モデルを作成し、変形シミュレーションを実施した。上記(A)の変形シミュレーション結果を図23に示し、上記(B)の変形シミュレーション結果を図24に示し、上記(C)の変形シミュレーション結果を図25に示す。なお、荷重の入力条件および拘束条件は各シミュレーションで同一であり、解析モデルの図中最下部から荷重が入力され、図中最上部が拘束されている。また、これらの条件は図3に示す変形シミュレーション時の条件と同一である。
図23〜図25に示されるように、本発明に係るダクテッドファンドローンによれば、図3に示す比較例としてのダクテッドファンドローンと比較してダクトの変形を抑えることができる。
本発明は、ダクテッドファンを備えたドローンとして利用することができる。
1 ダクテッドファンドローン
2 ボディ
3 保護フレーム
3a 上部保護フレーム
3b 下部保護フレーム
4 ダクテッドファン
4a ファン
4b ダクト
5 連結部材
5a 板状部材
5b 板状部材
6 構成フレーム
6a 構成フレーム
6b 構成フレーム
7 固定フレーム
7a 第1の固定フレーム
7b 第2の固定フレーム
8 ヒンジ
9 回転機構
10 ブラケット
11 ブラケット
11a ブラケットの長穴
50 ダクテッドファンドローン
60 ダクテッドファンドローン
1 回転軸
2 ボディ固定回転軸
3 可動回転軸
4 折りたたみ回転軸
H 水平距離
V 垂直距離

Claims (9)

  1. 制御部を有するボディと、
    前記ボディの周囲の少なくとも一部を囲む保護フレームと、
    前記保護フレームの内方に設けられたダクテッドファンと、
    前記保護フレームを前記ボディに対して固定する構成フレームと、
    前記ダクテッドファンを固定する固定フレームとを備え、
    前記固定フレームが、前記ボディ、前記保護フレームおよび前記構成フレームのいずれか1つの部材に取り付けられている、ダクテッドファンドローン。
  2. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    前記第1の固定フレームおよび前記第2の固定フレームがそれぞれ前記ボディに取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  3. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    前記第1の固定フレームおよび前記第2の固定フレームがそれぞれ前記保護フレームに取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  4. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    前記第1の固定フレームおよび前記第2の固定フレームがそれぞれ前記構成フレームに取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  5. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    前記第1の固定フレームが前記ボディに取り付けられ、前記第2の固定フレームが前記構成フレームに取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  6. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    前記第1の固定フレームが前記保護フレームに取り付けられ、前記第2の固定フレームが前記構成フレームに取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  7. 前記固定フレームである第1の固定フレームの他に、前記ダクテッドファンを固定する第2の固定フレームがさらに設けられ、
    隣り合う前記構成フレームのうちの一方の前記構成フレームに前記第1の固定フレームが取り付けられ、他方の前記構成フレームに前記第2の固定フレームが取り付けられている、請求項1に記載のダクテッドファンドローン。
  8. 前記保護フレームの上端部の位置が前記ダクテッドファンのダクトの上端部の位置よりも高く、
    前記保護フレームの下端部の位置が前記ダクテッドファンのダクトの下端部の位置よりも低い、請求項1〜7のいずれか一項に記載のダクテッドファンドローン。
  9. 前記保護フレームは、複数の部材の端部同士が互いに連結されることで構成され、
    各部材の端部同士の連結部に、水平方向に延びる回転軸を有し、該回転軸を中心として各部材を回転させる回転機構を備えている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のダクテッドファンドローン。

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