JP2019170521A - Medical care basket-shaped treatment instrument - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、体内に生じた結石等の異物を摘出するために用いられる医療用バスケット型処置器具に関する。 The present invention relates to a medical basket type treatment instrument used for extracting foreign substances such as stones generated in the body.
内視鏡と共に用いられ、体内管腔(たとえば胆管)内の結石(たとえば胆石)などを除去する医療用器具として、たとえば、特許文献1に示される医療用バスケット型処置器具が知られている。このバスケット型処置器具は、カテーテルチューブ(シース)と、カテーテルチューブ内に軸方向移動自在に挿入される操作ワイヤと、操作ワイヤの遠位端部に接続されたバスケット部と、カテーテルチューブの遠位端近傍に設けられたバルーンを概略備えて構成されている。 As a medical instrument that is used together with an endoscope and removes a calculus (for example, a gallstone) in a body lumen (for example, a bile duct), for example, a medical basket type treatment instrument disclosed in Patent Document 1 is known. This basket-type treatment instrument includes a catheter tube (sheath), an operation wire inserted in the catheter tube so as to be axially movable, a basket portion connected to a distal end portion of the operation wire, and a distal end of the catheter tube. A balloon provided in the vicinity of the end is roughly provided.
このバスケット型処置器具を用いて胆石を体内から除去する場合には、まず、内部にバスケット部を収納した状態で、カテーテルチューブを内視鏡のチャネルを介して十二指腸の十二指腸乳頭から胆管内部に挿入する。次いで、バルーンを膨張させて胆管内に空間を確保した後、近位端側(体外側)から操作ワイヤを操作することにより、カテーテルチューブの遠位端の開口からバスケット部を押し出し、バスケット部を拡開させ、その内部に胆石を取り込む。そして、そのまま体外までバスケット部を引き出すことで、胆石を摘出したり、操作ワイヤを近位端側に強く引くことで、胆石を破砕したりすることができる。 When gallstones are removed from the body using this basket-type treatment instrument, first, the catheter tube is inserted into the bile duct from the duodenal papilla of the duodenum through the endoscope channel with the basket portion housed inside. To do. Next, after inflating the balloon to secure a space in the bile duct, by operating the operation wire from the proximal end side (outside the body), the basket portion is pushed out from the opening at the distal end of the catheter tube. Expand and take gallstones inside. Then, the gallstone can be extracted by pulling the basket portion out of the body as it is, or the gallstone can be crushed by pulling the operation wire strongly toward the proximal end side.
しかしながら、従来のバスケット型処置器具では、胆管内の胆石を捕捉するために、拡開したバスケット部を押し出した際に、胆石がバスケット部の内側に入り込まずに、バスケット部によって押されて、胆管の奥側に逃げてしまい、胆石の捕捉が難しい場合があった。 However, in the conventional basket-type treatment instrument, when the expanded basket portion is pushed out in order to capture the gallstone in the bile duct, the gallstone does not enter the inside of the basket portion but is pushed by the basket portion, and the bile duct In some cases, it was difficult to capture gallstones.
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、結石等の異物を容易に捕捉することができる医療用バスケット型処置器具を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the medical basket type treatment instrument which can capture | acquire foreign materials, such as a calculus, easily.
上記目的を達成するために、本発明に係る医療用バスケット型処置器具は、
第1の管腔および第2の管腔を備えるカテーテルチューブと、
前記カテーテルチューブの第1の管腔に軸方向移動自在に挿入される操作ワイヤと、
前記操作ワイヤの遠位端部に接続され、前記カテーテルチューブの第1の管腔内では収縮しており、該第1の管腔の遠位端のバスケット用開口から押し出されると拡開するかご状のバスケット部と、
前記カテーテルチューブの遠位端近傍に取り付けられ、前記カテーテルチューブの第2の管腔を介して、バルーン膨張用流体を送り込むことにより膨張されるバルーンと、を有し、
前記バスケット用開口を、前記カテーテルチューブの外側面であって、前記バルーンよりも近位端側に設けた医療用バスケット型処置器具である。
In order to achieve the above object, a medical basket type treatment instrument according to the present invention comprises:
A catheter tube comprising a first lumen and a second lumen;
An operation wire inserted into the first lumen of the catheter tube so as to be axially movable;
A cage connected to the distal end of the manipulation wire, contracted within the first lumen of the catheter tube, and expanded when pushed out of the basket opening at the distal end of the first lumen A basket-shaped part,
A balloon attached near the distal end of the catheter tube and inflated by feeding balloon inflation fluid through a second lumen of the catheter tube;
In the medical basket type treatment instrument, the basket opening is provided on an outer surface of the catheter tube and closer to the proximal end than the balloon.
本発明に係る医療用バスケット型処置器具では、バスケット部が押し出されるカテーテルチューブの第1の管腔のバスケット用開口を、カテーテルチューブの外側面であって、バルーンよりも近位端側に設けている。このため、たとえば体内の目的とする異物よりも奥側でバルーンを膨張させて、異物の捕捉のためにバスケット部を押し出した際に、該異物がバスケット部の内部に入り込まずに、バスケット部によって奥側に押された場合であっても、バルーンの存在により該異物が奥側に逃げづらくなって、バスケット部の内側に入り込み易くなり、バスケット部による異物の捕捉が容易となる。 In the medical basket type treatment instrument according to the present invention, the opening for the basket of the first lumen of the catheter tube through which the basket portion is pushed out is provided on the outer surface of the catheter tube on the proximal end side of the balloon. Yes. For this reason, for example, when the balloon is inflated behind the target foreign matter inside the body and the basket portion is pushed out to catch the foreign matter, the foreign matter does not enter the basket portion, Even when pushed to the back side, the presence of the balloon makes it difficult for the foreign matter to escape to the back side, making it easier to enter the inside of the basket portion, and capturing the foreign matter by the basket portion becomes easier.
本発明に係る医療用バスケット型処置器具において、前記バルーンを、前記カテーテルチューブの中心軸に対して偏心して膨らむ偏心バルーンとし、前記バスケット用開口を、該偏心バルーンの偏心して膨らむ側に設けることができる。このように構成することにより、体内でバスケット部が拡開するための空間をより大きく確保することが可能となり、バスケット部による異物等の捕捉がさらに容易となる。 In the medical basket type treatment instrument according to the present invention, the balloon may be an eccentric balloon that inflates eccentrically with respect to the central axis of the catheter tube, and the basket opening is provided on an eccentric inflating side of the eccentric balloon. it can. With such a configuration, it is possible to secure a larger space for the basket portion to expand in the body, and it becomes easier to capture foreign matters and the like by the basket portion.
本発明に係る医療用バスケット型処置器具において、前記バスケット用開口を、前記バルーンの近位端から20〜100mmの範囲内に設けることが好ましい。バスケット用開口の位置がバルーンの近位端に近すぎると、膨張したバルーンがバスケット部を拡開させる際の邪魔になるおそれがある。また、バスケット用開口の位置がバルーンの近位端から遠すぎると、バルーンを膨張させてもカテーテルチューブの遠位端部が体内壁から十分に離れないおそれがあり、その結果、バスケット部が十分に拡開される前に体内壁に接触して、バスケット部が十分に拡開されないおそれがある。バスケット用開口の位置を上記の範囲内に設定することで、かかる不具合を抑制し得る。 In the medical basket type treatment instrument according to the present invention, the basket opening is preferably provided within a range of 20 to 100 mm from a proximal end of the balloon. If the position of the basket opening is too close to the proximal end of the balloon, the inflated balloon may interfere with the expansion of the basket portion. In addition, if the position of the basket opening is too far from the proximal end of the balloon, the distal end of the catheter tube may not be sufficiently separated from the body wall even when the balloon is inflated. There is a possibility that the basket portion may not be sufficiently expanded by contacting the body wall before being expanded. Such a problem can be suppressed by setting the position of the basket opening within the above range.
以下、本発明に係る医療用バスケット型処置器具を、図面に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。まず、図1および図2を参照する。この医療用バスケット型処置器具10は、主として内視鏡のチャネル(処置具案内管)を介して胆管内に挿入されて胆石を摘出(捕捉・回収)するために用いられる器具である。
Hereinafter, a medical basket type treatment instrument according to the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the drawings. First, FIG. 1 and FIG. 2 will be referred to. The medical basket
医療用バスケット型処置器具10は、それぞれ軸方向に略沿って、操作ワイヤルーメン22(第1の管腔)およびバルーンルーメン24(第2の管腔)を有するカテーテルチューブ20と、操作ワイヤルーメン22に軸方向移動自在に挿入される操作ワイヤ30と、操作ワイヤ30の遠位端部に接続されているかご状のバスケット部32と、カテーテルチューブ20の外周面上に取り付けられたバルーン40とを備えている。
The medical basket
バスケット部32は、近位端側から操作ワイヤ30を操作して、操作ワイヤルーメン22の遠位端のバスケット用開口22aからその内側に引き込むと、バスケット部32を構成する折り目や湾曲部等を有する複数のワイヤのそれぞれが強制的に伸ばされることによって、バスケット部32のかご状部分が収縮し、操作ワイヤルーメン22内に収納されるようになっている。また、バスケット部32は、その状態から操作ワイヤ30の操作により、操作ワイヤルーメン22のバスケット用開口22aから押し出されると、バスケット部32を構成するワイヤそれぞれの形状復元性により、引き込まれる前の形状に拡開するように構成されている。
When the
カテーテルチューブ20は、可撓性材料によって形成されたチューブであって、経内視鏡的に体内に挿入される側の端部である遠位端部と、体外に配置される近位端部とを有している。カテーテルチューブ20は、中心軸方向に沿って、比較的大きな断面積を有する管腔である操作ワイヤルーメン22と、比較的小さな断面積を有する管腔であるバルーンルーメン24に加えて、比較的に大きな断面積を有するガイドワイヤルーメン26と、比較的に小さな断面積を有する造影剤用ルーメン28とを有する管状体である。各ルーメン22,24,26,28の近位端には、図示はしていないが、後述するコネクタハブが接続されている。なお、図1は、本実施形態の医療用バスケット型処置器具10の要部を示す断面図であるが、説明の便宜のため、実際にはカテーテルチューブ20の同一軸方向断面上には存在しない各ルーメン22,24,26,28を同一軸方向断面上に表しており、カテーテルチューブ20内における実際の各ルーメン22,24,26,28の位置関係は、図2の径方向断面図に示すとおりである。
The
操作ワイヤルーメン22は、操作ワイヤ30が挿通される管腔である。バルーンルーメン24は、バルーン40を膨張させるためのバルーン膨張用流体を、カテーテルチューブ20の近位端側からバルーン40の内部に送り込むための流路として用いられる管腔である。ガイドワイヤルーメン26は、カテーテルチューブ20をガイドワイヤ(不図示)に沿わせて体内に挿入する際に、ガイドワイヤがスライド可能に挿通される管腔である。造影剤用ルーメン28は、胆石の位置を確認するなどの目的で、胆管内のX線造影を行う場合に、造影剤の流路として用いる管腔である。
The
操作ワイヤルーメン22は、カテーテルチューブ20の近位端からカテーテルチューブ20の遠位端側の側面に設けられたバスケット用開口22aまで貫通する管腔となっている。バスケット用開口22aは、バルーン40の近位端よりも近位端側に位置するように形成されている。操作ワイヤルーメン22は、その近位端からバスケット用開口22aの近傍まではカテーテルチューブ20の中心軸に略平行しており、バスケット用開口22aの近傍部分において、カテーテルチューブ20の中心軸に対して傾斜するように湾曲されて、カテーテルチューブ20の側面(外壁)に開口している。操作ワイヤルーメン22のバスケット用開口22aにおける中心軸のカテーテルチューブ20の中心軸に対する角度θは、10〜90°の範囲で設定されることが好ましい。
The
本実施形態では、後に詳述するバルーン40は、カテーテルチューブ20の中心軸に対して偏心して膨らむ偏心バルーンであり、バスケット用開口22aは、バルーン40の偏心して膨らむ側に設けられている。より具体的には、後述するバルーン40の最大膨らみ部とバスケット用開口22aとの周方向位置を略一致させている。このように構成することにより、バルーン40を膨らませた際に、バスケット用開口22aが胆管壁などから遠ざけられ易くなるので、その部分に比較的に広い空間を画成することが可能であり、バスケット部32の拡開がし易くなるとともに、胆石の捕捉がし易くなる。
In the present embodiment, the
また、バスケット用開口22aのバルーン40の近位端からの距離(寸法)Lは、20〜100mmの範囲内とすることが好ましい。バスケット用開口22aの位置がバルーン40の近位端に近すぎると、膨張したバルーン40がバスケット部32を拡開させる際の邪魔になるおそれがある。また、バスケット用開口22aの位置がバルーン40の近位端から遠すぎると、バルーン40を膨張させてもカテーテルチューブ20の遠位端部が胆管壁から十分に離れないおそれがあり、その結果、バスケット部32が十分に拡開される前に胆管壁に接触して、バスケット部32が十分に拡開されないおそれがある。バスケット用開口22aの位置を上記の範囲内に設定することで、かかる不具合を抑制することができる。
The distance (dimension) L from the proximal end of the
バルーンルーメン24は、カテーテルチューブ20の近位端から、カテーテルチューブ20の側面に設けられたバルーン膨張用開口24aまで貫通する管腔となっている。ガイドワイヤルーメン26は、カテーテルチューブ20の近位端から遠位端に開口するガイドワイヤ用開口26aまで貫通する管腔となっている。造影剤用ルーメン28は、カテーテルチューブ20の近位端から、カテーテルチューブ20の側面に設けられた造影剤用開口28aまで貫通する管腔となっている。造影剤用開口28aは、本実施形態では、バルーン40より近位端側でバスケット用開口22aよりも遠位端側に位置するように設けられている。ただし、これに限られず、造影剤用開口28aは、バルーン40よりも遠位端側に位置するように設けられてもよい。
The
カテーテルチューブ20の外径は、特に限定されないが、通常、0.5〜3.0mmであり、カテーテルチューブ20の長さは、特に限定されないが、通常、500〜2500mmである。
The outer diameter of the
カテーテルチューブ20の操作ワイヤルーメン22は、その断面形状が一般的な操作ワイヤ30の断面と同様に円形であることが好ましく、その断面積は、0.2〜1.2mm2であることが好ましい。バルーンルーメン24は、その断面形状は特に限定されず、その断面積は、通常、0.03〜0.3mm2である。ガイドワイヤルーメン26は、その断面形状が一般的なガイドワイヤの断面と同様に円形であることが好ましく、その断面積は、0.2〜1.2mm2であることが好ましい。造影剤用ルーメン28は、その断面形状は特に限定されず、その断面積は、通常、0.08〜0.8mm2である。なお、カテーテルチューブ20において、ガイドワイヤルーメン26および/または造影剤用ルーメン28は、場合により省略してもよく、また、上記した機能以外の機能を有する他のルーメンを形成することも可能である。
The
カテーテルチューブ20は、本実施形態では、単一の線状の部材の内部に複数のルーメン22,24,26,28を配置してなる多ルーメンチューブで構成されている。ただし、カテーテルチューブ20は、複数のチューブを複合させることにより構成してもよい。この場合においては、一つのチューブに他のチューブを挿通して構成してもよいし、複数のチューブを互い挿通せずに隣接させて構成してもよい。
In the present embodiment, the
カテーテルチューブ20の材料は、可撓性を有する材料であれば特に限定されないが、高分子材料であることが好ましく、なかでも、ポリアミド樹脂、ポリアミド系エラストマー、またはフッ素樹脂であることが特に好ましい。カテーテルチューブ20は、樹脂と補強用の金属とで構成してもよい。カテーテルチューブ20を金属で補強する場合の形態としては、コイルチューブや、ブレードチューブが挙げられる。
The material of the
バルーン40は、カテーテルチューブ20の遠位端部にバルーン膨張用開口24aを覆うように取り付けられている。バルーン40は、本実施形態では、伸縮性材料により形成されていて、カテーテルチューブ20のバルーンルーメン24を介して、内部に流体が導入されることにより膨張されるようになっている。この膨張したバルーン40によって、胆石を掻き出したり、押し出したりして、胆管から胆石の除去を行うことも可能である。
The
バルーン40を形成する伸縮性材料としては、100%モジュラス(JIS K 6251に準拠して測定した値)が、0.1〜10MPaであるものが好ましく、1〜5MPaであるものが特に好ましい。100%モジュラスが小さすぎると、バルーン40の強度が不足するおそれがあり、大きすぎると、バルーン40を十分な大きさに膨張できなくなるおそれがある。また、バルーン40を形成するために好適な伸縮性材料の具体例としては、天然ゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンエラストマー等が挙げられる。
The stretchable material forming the
バルーン40は、収縮時には、全体として筒状であり、その両端部にカテーテルチューブ20の外周面と接合される接合部40a,40bが形成されている。バルーン40の膨張部40cの両端側に位置する接合部40a,40bの形状は、カテーテルチューブ20の遠位端部に接合可能な形状であれば特に限定されないが、円筒形であることが好ましい。バルーン40の接合部40a,40bが円筒形である場合、その内径はカテーテルチューブ20の外径とほぼ等しいことが好ましく、その長さは、0.5〜5mmであることが好ましい。また、バルーン40の接合部40a,40bの肉厚は、特に限定されず、たとえば、膨張部40cと実質的に等しくすればよい。なお、バルーン40の接合部40a,40bとカテーテルチューブ20の遠位端部とを接合する手法は、特に限定されず、たとえば、接着剤による接着、熱融着、溶剤による溶着、超音波溶着などを挙げることができる。
When the
バルーン40において、接合部40a,40bの間には、内部空間40dに流体が導入されることにより膨張する膨張部40cが形成されている。図1では、膨張されたバルーン40が示されている。
In the
バルーン40の膨張部40cは、膨らんだ状態での最大外径が、萎んだ状態での外径の200〜1500%であることが好ましい。この比率が小さすぎると、バルーン40が十分な大きさに膨張しないおそれがあり、大きすぎると、カテーテルチューブ20を体内に挿入する際にバルーン40が邪魔になるおそれがある。また、バルーン40における膨張部40cの長さ(カテーテルチューブ20の軸方向に沿った長さ)は、5〜20mmが好ましく、肉厚は、0.10〜0.50mmであることが好ましい。バルーン40の肉厚は、周方向に沿って均一であることが好ましい。
The
本実施形態では、膨張部40cがカテーテルチューブ20の中心軸に対して偏心して膨らむように、バルーン40の周方向の一部に具備された偏心膨張手段として、膨張規制部材40eを備えている。膨張規制部材40eは、バルーン40を構成する材料よりも大きい弾性率を有する(伸び難い)材料からなる細長い部材であり、バルーン40の長手方向に沿って、バルーン40の膜内にその側面の全体が一体的に接合された状態で埋設されている。この膨張規制部材40eにより、バルーン40内に流体が導入された際に、バルーン40が、膨張規制部材40eが埋設された部分では膨張が規制され、カテーテルチューブ20の中心軸に対して偏心して膨張し、膨張規制部材40eの反対側に最大膨らみ部を有するように膨張する。
In the present embodiment, an
膨張規制部材40eを構成する材料は、バルーン40を構成する材料よりも弾性率が高い材料であれば特に限定されず、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトンなどの高分子材料、あるいは鉄、ステンレス鋼、金、白金、タンタル、タングステン、ニッケルチタン合金などの金属を挙げることができる。また、膨張規制部材40eの形状も、特に限定されず、たとえば、棒状、糸状、撚り線状、板状を挙げることができる。
The material constituting the
本実施形態では、カテーテルチューブ20の周方向において、バスケット用開口22aが設けられた位置と略反対側に位置するように、バルーン40に膨張規制部材40eが埋設されている。そのため、バルーン40内に流体が導入された際には、バルーン40が、バスケット用開口22aの周方向位置と略同じ側に最大膨らみ部を有するように膨張する。バルーン40の最大膨らみ部とバスケット用開口22aとの周方向位置を略一致させることにより、バルーン40を膨らませた際に、バスケット用開口22aが胆管壁などから遠ざけられ易くなるので、バスケット部32が拡開するために十分な空間を画成することができ、胆石の捕捉がし易くなる。
In the present embodiment, an
膨張規制部材40eは、バルーン40の膜内に一体的に接合された状態で埋設されているので、図1に示すように、バルーン40の膨張部40cがカテーテルチューブ20の中心軸に対して偏心して膨張する。カテーテルチューブ20の中心軸に対する膨張部40cの膨張中心の偏心量は、膨張部40cの膨張半径に対して、好ましくは50〜100%、さらに好ましくは75〜100%である。なお、バルーン40は、その径方向断面において、完全に円形に膨張する必要はなく、楕円形、その他の形状に膨張してもよい。
Since the
バルーン40の最大膨張径は、12mm以上とすることが好ましく、18mm以上とすることがより好ましい。バルーン40が、12mm以下の外径までしか膨張されないものであると、バルーン40を膨張させてもカテーテルチューブ20の遠位端部(バルーン40よりも近位端側の近傍部分)が胆管壁から十分に離れないおそれがあり、その結果、バスケット部32が十分に拡開される前に胆管壁に接触して、バスケット部32が十分に拡開されないおそれがある。
The maximum expansion diameter of the
なお、バルーン40を製造する方法は特に限定されず、伸縮性材料の製膜方法として公知の方法を用いればよいが、たとえば、ディッピング成形法を用いることができる。また、バルーン40を偏心させる偏心膨張手段としては、上述した膨張規制部材40eに限られず、バルーンの表面にテープ部材を接着するもの等であってもよい。
The method for manufacturing the
本実施形態の医療用バスケット型処置器具10では、カテーテルチューブ20を胆管内に挿入した後バルーン40を膨張させることにより、カテーテルチューブ20の遠位端部(バルーン40よりも近位端側の近傍部分を含む)を胆管壁から離れた位置に位置させることができる。このため、その状態で操作ワイヤ30を操作して、バスケット部32を操作ワイヤルーメン22のバスケット用開口22aから押し出し、バスケット部32を拡開させることにより、バスケット部32が、完全に拡開するまで胆管壁に接触しにくく、その結果、バスケット部32を十分に拡開させることが容易となる。
In the medical basket
バスケット部32は、図3に示すように、4本のワイヤ(線材)33から形成されていて、そのワイヤ33の遠位端部は、先端チップ34により結束されている。また、ワイヤ33の近位端部は、結束部37において、銀ロー溶接などの溶接法あるいはかしめ法等により結束され、その結束部37において操作ワイヤ30に接合されている。
As shown in FIG. 3, the
バスケット部32を構成するワイヤ33は、カテーテルチューブ20の操作ワイヤルーメン22の遠位端のバスケット用開口22aから飛び出した状態で、半径方向外方に弾力により膨らむように、各ワイヤ33には、内方折曲部35および外方折曲部36が形成してあり、ワイヤ33全体でかご状のバスケット部32に形成されている。その結果、ワイヤ33間の隙間を介して、図4に示すようにバスケット部32内に胆石50を捕捉することが可能になっている。このバスケット部32は、操作ワイヤルーメン22の内部に引き込まれた状態では、収縮するように弾性変形可能になっている。
Each
操作ワイヤ30は、バスケット部32を構成するワイヤ33を長手方向に延長することにより構成してもよいが、これらのワイヤ33とは全く別のワイヤにより構成してもよい。操作ワイヤ30は、その近位端側に作用する操作力をバスケット部32まで伝達し、カテーテルチューブ20の操作ワイヤルーメン22内に収縮した状態で収納されたバスケット部32を操作ワイヤルーメン22の遠位端のバスケット用開口22aから外部に送り出すことが可能な程度の剛性を有している。
The
バスケット部32を構成するワイヤ33および操作ワイヤ30は、たとえば線径が0.1mm〜1.5mmの金属製ワイヤで構成してある。これらのワイヤの材質としては、たとえばニッケルチタン合金、ステンレス鋼、金、銀、白金、ニッケル、鉄、チタン、アルミ、スズ、亜鉛、タングステンなどが例示される。また、バスケット部32を構成するためのワイヤ33の本数は、特に限定されないが、2〜10本であることが好ましい。
The
操作ワイヤ30の近位端側の部分には、操作ワイヤ30を覆うようにして接合パイプ(不図示)が溶接等の手段により接合されている。この接合パイプは、ステンレス鋼などにより構成されていて、操作ワイヤ30の剛性を増し、操作ワイヤ30を介したバスケット部32の操作を容易にする機能を果たしている。
A joint pipe (not shown) is joined to the proximal end portion of the
カテーテルチューブ20の近位端にはコネクタハブ(不図示)が接続されている。コネクタハブは、内腔を有する部材であり、その内腔と外部とを連通する4つの開口(操作ワイヤ挿通口、造影剤注入口、ガイドワイヤ挿入口およびバルーン膨張流体注入口)を有している。操作ワイヤ挿通口は、カテーテルチューブ20の操作ワイヤルーメン22と連通しており、造影剤注入口は、カテーテルチューブ20の造影剤用ルーメン28と連通している。ガイドワイヤ挿入口は、ガイドワイヤルーメン26に連通しており、バルーン膨張流体注入口は、バルーンルーメン24と連通している。
A connector hub (not shown) is connected to the proximal end of the
コネクタハブの操作ワイヤ挿通口は、操作ワイヤ30をカテーテルチューブ20の操作ワイヤルーメン22に導くための入口として用いられる。また、コネクタハブの造影剤注入口は、胆管内の胆石の位置を確認するためにX線透視を行う際に、胆管内に造影剤を送り込むための注入口として用いられる。造影剤注入口から注入された造影剤は、カテーテルチューブ20の造影剤用ルーメン28を介して、造影剤用開口28aから胆管内に放出される。コネクタハブのバルーン膨張流体注入口は、バルーン40を膨張させるためのバルーン膨張用流体をバルーン40に送り込むための入口として用いられる。このバルーン膨張流体注入口には、たとえばシリンジが接続されることにより空気等の流体が注入され、その流体がカテーテルチューブ20のバルーンルーメン24およびバルーン膨張用開口24aを介して、バルーン40内部に送り込まれる。
The operation wire insertion port of the connector hub is used as an inlet for guiding the
コネクタハブを形成するために用いる材料は特に限定されないが、コネクタハブがカテーテルチューブ20より高い剛性を有するように選定されることが好ましく、たとえば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアクリレートなどの熱可塑性樹脂またはステンレス鋼等の金属で形成される。また、コネクタハブは、操作者が片手で掴みやすい形状および大きさに成形されることが好ましい。
The material used to form the connector hub is not particularly limited, but is preferably selected so that the connector hub has higher rigidity than the
次に、本実施形態に係る医療用バスケット型処置器具10の使用方法の一例として、医療用バスケット型処置器具10を内視鏡のチャネルを介して胆管内に挿入して、胆石を摘出する場合について、図4を参照して説明する。なお、図4は、医療用バスケット型処置器具10のバスケット部32で胆石の捕捉を行っている様子を示す断面図であるが、説明の便宜のため、実際にはカテーテルチューブ20の同一軸方向断面上には存在しない各ルーメン22,24,26,28を同一軸方向断面上に表している。
Next, as an example of a method of using the medical basket
まず、医療用バスケット型処置器具10を体内に挿入する際に用いる内視鏡が、患者の十二指腸の内部の十二指腸乳頭の近くまで挿入される。次いで、その内視鏡の近位端側から医療用バスケット型処置器具10のカテーテルチューブ20が、内視鏡のチャネル内部に挿入される。この際、医療用バスケット型処置器具10のバルーン40は収縮した状態であり、バスケット部32は操作ワイヤルーメン22内に収納された状態である。
First, an endoscope used for inserting the medical basket
医療用バスケット型処置器具10のカテーテルチューブ20の遠位端側の部分が、内視鏡のチャネルの遠位端側の開口から飛び出た状態となったら、その部分を乳頭に挿通することで、胆管52内に挿入する。なお、乳頭は必要に応じて、予めバルーンカテーテル等を用いて拡張しておいてもよい。胆管52内のある程度の位置まで、カテーテルチューブ20をさらに挿入し(進行させ)、その後、必要に応じて、造影剤注入口からカテーテルチューブ20の造影剤用ルーメン28を通して、造影剤を胆管52内に流した上で、胆管52の内部をX線透視により観察し、胆石50よりも奥にバルーン40が位置するように、カテーテルチューブ20の遠位端の位置を調整する。
When the distal end side portion of the
次いで、バルーン膨張流体注入口からカテーテルチューブ20のバルーンルーメン24を通して、バルーン40の内部に空気を送り込んで、バルーン40を、その外周の全周が胆管52の内壁に接するまで(概ね外径が16mmとなる程度まで)膨張させる。このようにバルーン40を膨張させることにより、カテーテルチューブ20の遠位端部は、胆管52の内壁の一側(胆石50が存在する側52bと反対側)52aの部分に略沿って位置し、胆管52の内壁の他側(胆石50が存在する側)52bから離れた状態となる。
Next, air is fed into the
バルーン40を膨張させたら、操作ワイヤ30を操作して、操作ワイヤ30を遠位端側に送り込むことにより、操作ワイヤルーメン22のバスケット用開口22aからバスケット部32を飛び出させる。これにより、バスケット部32が拡開する。
When the
本実施形態のバスケット型処置器具10では、バルーン40を膨張させることにより、カテーテルチューブ20の遠位端部を胆管52の内壁の該一側52aに略沿って、該他側52bから離れた状態とさせることができる。このため、胆管52のバルーン40の近位端側に比較的に広い空間Sを画成することができ、バスケット部32が完全に拡開するまで、胆管52の内壁に接触しにくく、その結果、バスケット部32を十分に拡開させることが容易である。
In the basket-
そして、胆石50を捕捉するため、この十分に拡開されたバスケット部32をさらに押し出した際には、胆石50の奥側にバルーンの膨張部40cが存在しているため、胆石50がバスケット部32に押されてさらに奥側に逃げることなく、バスケット部32の内側に入り込み易くなり、胆石50の捕捉を容易かつ確実に行うことができる。
When the fully expanded
バスケット部32により胆石50を捕捉したならば、バルーンルーメン24を介して流体を排出させて、バルーン40を収縮させ、胆石50を捕捉したバスケット部32を含むカテーテルチューブ20を全体的に胆管52から引き抜くことにより、胆石50を回収する。
When the
なお、上述した実施形態の医療用バスケット型処置器具10は、主として内視鏡のチャネルを介して用いられ、比較的小さな胆管内の胆石の摘出を目的として構成されたものであるが、他の部分に生じる結石等の異物の摘出を目的として構成されてもよく、その目的に応じて、構成を変化させてもよい。また、比較的大きい結石等の異物を破砕することを目的としたものとして構成してもよい。さらに、必ずしも、内視鏡のチャネルを介して用いられるものである必要はなく、たとえば、経皮的に直接体内に挿入されて用いられるものであってもよい。
The medical basket
また、バスケット部32の構成は、上述したものに限られず、たとえば特開2005−21195号公報に開示されているように、略螺旋状に形成された複数のワイヤを組み合わせて構成されたバスケット部、その他の構成のバスケット部としてもよい。
The configuration of the
また、上述した実施形態では、バスケット用開口22aを、カテーテルチューブ20の側面に設けたが、バルーン40よりも近位端側であれば、側面以外のカテーテルチューブ20の外側面に設けてもよい。具体的には、上述した実施形態におけるカテーテルチューブ20のバスケット用開口22aよりも遠位端側の部分において、操作ワイヤルーメン22の延長線上にあるカテーテルチューブ20の肉を切り欠いて、カテーテルチューブ20に段差面を形成し、その段差面にバスケット用開口22aを設けてもよい。
In the above-described embodiment, the basket opening 22 a is provided on the side surface of the
また、上述した実施形態では、バルーン40は伸縮性材料によって形成したものとしたが、バルーン40は非伸縮性材料で形成してもよい。バルーン40を非伸縮性材料で形成する場合は、膨張させる前のバルーン40の膜を複数の羽根を形成するように折り畳んで、その羽根をカテーテルチューブ20に巻き付けた状態にして、医療用バスケット型処置器具10を内視鏡のチャネル等に挿入すればよい。バルーン40を非伸縮性材料で形成する場合に用いられる非伸縮性材料の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアミドエラストマーなどの非伸縮性の熱可塑性樹脂を挙げることができる。
In the above-described embodiment, the
さらに、上述した実施形態では、バルーン40として、カテーテルチューブ20の中心軸に対して偏心して膨らむ偏心バルーンを例示したが、中心軸に対して回転対称な膨張形状の通常のバルーンとしてもよい。ただし、偏心バルーンの方が胆管52内にバスケット部32を拡開させるための比較的に大きな空間を画成することができ、バスケット部32で胆石50を捕捉する際に、胆石50が胆管52の奥側に逃げることをより効果的に抑制し得るため、有利である。
Furthermore, in the above-described embodiment, the eccentric balloon that is eccentric and inflated with respect to the central axis of the
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上述した実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。 The embodiment described above is described for facilitating understanding of the present invention, and is not described for limiting the present invention. Therefore, each element disclosed in the embodiment described above is intended to include all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention.
10…医療用バスケット型処置器具
20…カテーテルチューブ
22…操作ワイヤルーメン(第1の管腔)
22a…バスケット用開口
24…バルーンルーメン(第2の管腔)
24a…バルーン膨張用開口
26…ガイドワイヤルーメン
26a…ガイドワイヤ用開口
28…造影剤用ルーメン
28a…造影剤用開口
30…操作ワイヤ
32…バスケット部
40…バルーン
50…胆石(結石等の異物)
52…胆管
DESCRIPTION OF
22a ...
24a ...
52 ... Bile duct
Claims (3)
前記カテーテルチューブの第1の管腔に軸方向移動自在に挿入される操作ワイヤと、
前記操作ワイヤの遠位端部に接続され、前記カテーテルチューブの第1の管腔内では収縮しており、該第1の管腔の遠位端のバスケット用開口から押し出されると拡開するかご状のバスケット部と、
前記カテーテルチューブの遠位端近傍に取り付けられ、前記カテーテルチューブの第2の管腔を介して、バルーン膨張用流体を送り込むことにより膨張されるバルーンと、を有し、
前記バスケット用開口を、前記カテーテルチューブの外側面であって、前記バルーンよりも近位端側に設けた医療用バスケット型処置器具。 A catheter tube comprising a first lumen and a second lumen;
An operation wire inserted into the first lumen of the catheter tube so as to be axially movable;
A cage connected to the distal end of the manipulation wire, contracted within the first lumen of the catheter tube, and expanded when pushed out of the basket opening at the distal end of the first lumen A basket-shaped part,
A balloon attached near the distal end of the catheter tube and inflated by feeding balloon inflation fluid through a second lumen of the catheter tube;
A medical basket-type treatment instrument in which the basket opening is provided on the outer surface of the catheter tube and closer to the proximal end than the balloon.
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JP2018060352A JP2019170521A (en) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | Medical care basket-shaped treatment instrument |
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- 2018-03-27 JP JP2018060352A patent/JP2019170521A/en active Pending
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