JP2019168801A - セキュリティ端末装置 - Google Patents

セキュリティ端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019168801A
JP2019168801A JP2018054586A JP2018054586A JP2019168801A JP 2019168801 A JP2019168801 A JP 2019168801A JP 2018054586 A JP2018054586 A JP 2018054586A JP 2018054586 A JP2018054586 A JP 2018054586A JP 2019168801 A JP2019168801 A JP 2019168801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
light
terminal device
security terminal
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018054586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6950602B2 (ja
Inventor
弘旭 奥西
Hiroaki Okunishi
弘旭 奥西
之久 遠田
Yukihisa Toda
之久 遠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2018054586A priority Critical patent/JP6950602B2/ja
Publication of JP2019168801A publication Critical patent/JP2019168801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6950602B2 publication Critical patent/JP6950602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】セキュリティ端末装置に太陽光が当たっている場合でも表示部が点灯したことを認識させやすくする。【解決手段】構造物の側面に取り付けられるセキュリティ端末装置は、認証部と、前記認証部を収納するケースと、前記ケースの内部に前記ケースの裏面と平行に配置された導光板と、前記導光板の一端に設けられ、前記導光板の内部で広がる光を発する光源と、前記光源からの光を、前記導光板から前記ケースに通過させて前記ケースの外方に導くことで表示を行う表示部と、を備え、前記表示部は、第1表示部と第2表示部に分かれており、前記第1表示部は、文字を含み、前記第1表示部において光が通過する領域の面積は、前記第2表示部において光が通過する領域の面積よりも大きく、前記光源から前記第2表示部までの距離は、前記光源から前記第2表示部までの距離よりも短い。【選択図】図2

Description

本発明は、セキュリティ端末装置に関する。
壁などの取付面に設置されるセキュリティ端末装置が知られている(例えば特許文献1)。このセキュリティ端末装置は、非接触でICカードから識別情報を読み取り、ICカードが正規なものであると認証された場合には、その旨をLED表示装置に表示する。このような装置では、セキュリティシステムの動作状態を示す表示を伴うことが多い。例えば、セキュリティシステムが警戒状態の場合には、警戒状態であることがわかるようにICカードをかざす表面に「警戒中」の文字等の表示(以下「文字表示等」と呼ぶ。)がなされることがある。こうした表示は、昼夜を問わず視認出来るように、文字表示等を直接点灯させるか、光源により照らされて明るく点灯するように構成される場合がある。
特開2014−157550号公報
近年、セキュリティ端末装置の薄型化が求められている。しかし、文字表示等を直接点灯するように構成する場合、文字表示等の背面に発光装置を配置することになり、セキュリティ端末装置の薄型化が難しいという問題があった。一方、光源からの光を、導光板を用いて文字表示等まで導いて点灯させる場合、文字表示等の背面に光源を配置した場合に比べて、文字表示等の明るさが不十分なものとなりやすい。セキュリティ端末装置は、屋外に設置される場合があり、太陽光の下では、文字表示等が視認し難くなる場合がある。
本発明は、上述の課題を踏まえてなされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、構造物の表面に取り付けられるセキュリティ端末装置が提供される。このセキュリティ端末装置は、認証部と、前記認証部を収納するケースと、前記ケースの内部に、前記ケースの裏面と平行に配置された導光板と、前記導光板の一端に設けられ、前記導光板の内部で広がる光を発する光源と、前記光源からの光を、前記導光板から前記ケースに通過させて前記ケースの外方に導くことで表示を行う表示部と、を備え、前記第1表示部は、文字を含み、前記第1表示部において光が通過する領域の面積は、前記第2表示部において光が通過する領域の面積よりも大きく、前記光源から前記第2表示部までの距離は、前記光源から前記第1表示部までの距離よりも短い。
この形態によれば、光源から第2表示部までの距離は、光源から第1表示部までの距離よりも短いので、第2表示部の明るさは、第1表示部の明るさよりも明るい。その結果、セキュリティ端末装置に太陽光が当たった場合、第1表示部の文字を認識するよりも、第2表示部が明るく点灯したことを認識することがより容易となる。
(2)上記形態において、前記導光板の前記ケースの側と反対側に、前記光源からの光の少なくとも一部を前記ケースの表面に向けて反射する反射部を備えてもよい。この形態によれば、反射部は、光を表示部及び表示部に向けて反射することで、表示部を明るくしやすい。
(3)上記形態において、前記反射部は、金属の膜または板であってもよい。この形態によれば、反射部は、金属の膜または板であるので、容易に反射部を形成し、光を反射できる。
(4)上記形態において、前記反射部は、前記導光板の前記ケースの側と反対側に形成されたすりガラス状の凹凸であってもよい。この形態によれば、導光板の前記ケースの側と反対側を磨ることで、容易に反射部を形成し、光を反射できる。
(5)上記形態において、前記光源を前記文字の数または前記文字がなす文字列の長さに応じて複数備え、前記第2表示部は、前記文字の数に応じて、複数の子表示部に分かれており、前記光源と前記文字とを結ぶライン上に、前記複数の子表示部の間が位置している。この形態によれば、光源と文字とを結ぶライン上に、複数の子表示部の間、すなわち、光が漏れない部分が存在している。第1表示部を明るくする光は、第2表示部から漏れないので、第1表示部の文字の明るさには影響を与えない。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、セキュリティ端末装置の他、入退出管理用外部端末装置、認証装置等の形態で実現することができる。
建物の屋外の側面に取り付けられた認証用のセキュリティ端末装置を示す説明図である。 セキュリティ端末装置の第1表示部と第2表示部の近傍の断面を示す説明図である。 警戒状態のときの第1表示部と第2表示部を見た時の状態を示す説明図である。 第2実施形態における、警戒状態のときの第1表示部と第2表示部を見た時の状態を示す説明図である。 第3実施形態における警戒状態のときの第1表示部と第2表示部を見た時の状態を示す説明図である。 第4実施形態を示す説明図である。
・第1実施形態:
図1は、建物などのセキュリティを管理するセキュリティシステムにおける認証に用いられる認証用のセキュリティ端末装置10を示す説明図である。セキュリティ端末装置10は、建物などの構造物の屋外の表面100に取り付けられる。表面100は、例えば、建物の屋外にある壁や柱の側面である。セキュリティ端末装置10は、ケース20の内部に認証装置50を収納する。ケース20の表面に、表示部30と、警戒状態切り替えボタン55と、を備える。ケース20の表面には、IDカードをかざす領域52が表示されており、この領域52の背面位置には、認証装置50が設けられている。建物の内部に入ろうとする人がIDカードを認証部50に対応した領域52にかざすと、認証部50は、IDカードを認証し、建物の内部への入館の可否を判断する。認証部50としては、IDカードを認証する認証部の他、指紋、掌紋、静脈、顔等、生体の認証を行う生体認証部を用いても良い。領域52の表示は省略可能である。
警戒状態切り替えボタン55は、セキュリティシステムの警戒状態と、非警戒状態とを切り換えるボタンである。ここで、警戒状態とは、建物内に人がいない状態のときに設定される状態である。警戒状態では、セキュリティ端末装置10は、例えば、ドアセンサ(図示せず)でドアの開閉を検知し、例えば赤外線センサ(図示せず)を用いて建物内に人が存在しているか、否かを検知する。赤外線センサを用いるのは、人は、熱源であり、赤外線であれば熱源である人を検知でき、熱源でない人以外の物を検知しないからである。なお、人のみを検知し、人以外のものを検知しないセンサであれば、赤外線センサ以外のセンサを用いても良い。警戒状態において、ドアが開閉したり、建物内は無人のはずなのに人が存在しているような異常が発生した場合には、セキュリティ端末装置10は、セキュリティシステムのコントロールセンターへ異常が発生したことを通報する。なお、非警戒状態では、セキュリティ端末装置10は、認証による入館管理を行う。
警戒状態切り替えボタン55によるセキュリティシステムの警戒状態と非警戒状態の切り換えは、以下のように行われる。例えば、人が、IDカードを認証部50にかざし、一定時間以内に警戒状態切り替えボタン55を押すと、セキュリティシステムの警戒状態と、非警戒状態とが切り換わる。なお、IDカードを認証部50にかざす順番と、警戒状態切り替えボタン55を押す順番とを入れ替えて、人が、警戒状態切り替えボタン55を押した後、一定時間以内にIDカードを認証部50にかざすことで、警戒状態と、非警戒状態とを切り換える構成であっても良い。例えば、建物からの最終退館者が非警戒状態から警戒状態に切り換え、建物への最先入館者が警戒状態から非警戒状態に切り換える。
建物内が警戒状態に切り換わると、表示部30が明るく点灯する。建物の最終退館者は、この表示部30が明るく点灯するのを見て、建物の中が非警戒状態から警戒状態に切り換わったことを確認できる。また、建物の最先入館者は、この表示部30が明るく点灯することで、建物の中が警戒状態であることを認識し、この表示部30が点灯しなくなったことで、建物の中が警戒状態から非警戒状態に切り換わったことを確認できる。他の利用者は、この表示部30が明るく点灯しているか、いないか、により、建物の中が警戒状態、あるいは、非警戒状態のいずれであるかを判断できる。
表示部30は、第1表示部35と、第2表示部40とを有する。第1表示部35は、文字を表示する。文字とは、言語の伝達手段の一つとして使われる符号である。文字には、例えば、表意文字、表音文字の他、絵文字、ピクトグラム、象形文字、が含まれる。ただし、文字は、これらに限定されるものではない。第2表示部40は、例えば、細長い長方形である。第1表示部35において光が通過する領域の面積は、第2表示部40において光が通過する領域の面積よりも大きい。すなわち、警戒状態のときに第1表示部35が明るく点灯する領域の面積は、第2表示部40が明るく点灯する領域の面積よりも大きい。
図2は、セキュリティ端末装置10の表示部30の近傍の断面を示す説明図である。セキュリティ端末装置10は、表面板21と、表示部形成部22と、導光板25と、反射部27と、光源60と、基板70と、を備える。セキュリティ端末装置10のケース20の表面側から、表面板21と、表示部形成部22と、導光板25と、反射部27と、基板70と、が順に配置されている。
表面板21は、例えばガラスなどの透明な板で形成されており、内部側の表示部形成部22に傷が付かないように、表示部形成部22を保護するとともに、ケース20の体裁をよくする。表面板21は、ガラス以外の材料、例えば、アクリル樹脂のような透明な樹脂で構成されていても良い。
表示部形成部22は、光を透過しない部材で形成されており、表示部30を形成するための部材である。表示部形成部22は、例えば、表面板21の裏面への印刷により形成される。表示部30は、表面板21の裏面への印刷がされない開口として形成される。
導光板25は、ケース20の裏面、すなわち、表面板21の裏面とほぼ平行な透明な板である。導光板25は、透明度の高い物質、例えばアクリル樹脂で形成されている。導光板25は、アクリル樹脂以外の樹脂で形成されていてもよく、例えば、ガラスのような透明度の高い材料で形成されていても良い。
光源60は、基板70に取り付けられ、導光板25の一端に配置されている。光源60は、導光板25に対して、表面板21とほぼ平行な光を発する。光源60は、例えば、発光ダイオードで構成されている。光源60からの光は、一定の角度の範囲内に広がる。光源60から第2表示部40までの距離は、光源60から第1表示部35までの距離よりも短い。
反射部27は、導光板25の表示部形成部22と反対側に設けられている。反射部27は、例えば、導光板25の基板70側に金属の膜や金属の板を設けることで形成されている。導光板25を通る光を金属の膜や板で反射できる。金属としては、アルミニウムや銀などの光を反射する能力が高い金属が好ましい。導光板25の基板70側に金属を蒸着あるいはメッキすることで、金属の膜を形成してもよく、金属の微粉末を含む塗料を塗って金属の膜を形成してもよい。金属を含むフィルムを貼り付けても良い。金属に凹凸を形成することで光の乱反射を促進させ、表示部30に光を導光しても良い。また、反射部27は、導光板25の基板70側を磨ることで、すりガラス状の凹凸を形成することで形成されてもよい。
光源60から発した光は、導光板25を通る間に広がり、光の一部は反射部27に当たる。反射部27に当たった光は乱反射し、その一部は、表示部形成部22に向けて反射する。ここで、反射した光が、表示部30に向かった場合には、表示部30を形成する開口を通過し表面板21の外方に光が漏れる。すなわち、表示部30は、光源60からの光を、導光板25からケース20に通過させてケース20の外方に導く。その結果、セキュリティ端末装置10を外方からみると、表示部30が明るく点灯したように見える。なお、表示部30に向かった光以外の光は、表示部形成部22と反射部27との間で反射を繰り返し、表示部形成部22と反射部27で吸収された減衰分以外の光は、最終的には、表示部30を形成する開口から外方に出る。なお、光源60からの光は、導光板25の表示部形成部22側にも広がる。そのため、反射部27で反射した光以外に、光源60から表示部形成部22側に広がった光も、表示部30を形成する開口からから外方に出る。
図3は、警戒状態のときの第1表示部35と第2表示部40を見た時の状態を示す説明図である。図3において、図示の都合上、光が漏れて光っている部分を塗りつぶしている。また、図3では、光源60及び光源60から発光された光を図示している。本実施形態では、セキュリティ端末装置10は、第1表示部35に含まれる文字の数に応じて、光源60を複数備えている。セキュリティ端末装置10は、文字がなす文字列の長さに応じて光源60を複数備えても良い。
図3では、光源60から第1表示部35までの距離L1を、光源60から光の進む向きにおける第1表示部35の中心までの距離で示し、光源60から光の進む向きにおける第2表示部40までの距離L2を、光源60から第2表示部40の中心までの距離として示した。ただし、光源60からの距離を、光の進む向きにおける第1表示部35や第2表示部の最も光源60に近い側あるいは、もっとも光源から遠い側までの距離としてもよい。本実施形態では、光源60から第1表示部35までの距離L1は、光源60から第2表示部40までの距離L2よりも長い。そのため、光源60から発光された光が第1表示部35の文字全体に広がっている。その結果、第1表示部35の文字は、均等な明るさで表示される。特に、夜間や、セキュリティ端末装置10を屋内に設けた場合には、光源60の光により、第1表示部35の文字は、十分な明るさで表示される。従って、セキュリティ端末装置10の利用者は、建物の内部が、警戒状態なのか、非警戒状態なのかを容易に知ることができる。
ここで、セキュリティ端末装置10は、建物の屋外の表面100に取り付けられているので、太陽光がセキュリティ端末装置10に当たる場合がある。太陽光が当たった場合の照度は高いので、太陽光がセキュリティ端末装置10に当たっている場合、第1表示部35が明るく点灯していても、第1表示部の文字を認識出来ない場合がある。この場合でも、しかし、光源60から第2表示部40までの距離は、光源60から第1表示部35までの距離よりも短いため、第2表示部40の明るさは、第1表示部35の明るさよりも明るい。そのため、第1表示部35に比べると、第2表示部40が明るく点灯しているか、否かは、容易に判断できる。したがって、明るい昼間の屋外であっても、人は、第2表示部40が明るく点灯しているかを容易に判断し、建物の内部が、警戒状態なのか、非警戒状態なのかを容易に知ることができる。なお、光源60を点滅させても良い。
・第2実施形態:
図4は、第2実施形態における、警戒状態のときの第1表示部35と第2表示部40を見た時の状態を示す説明図である。第2実施形態では、第2表示部40は、複数の子表示部42に分かれている点、光源60と第1表示部35の文字とを結ぶライン上に、2つの子表示部42の間43が位置している点が異なる。
第2実施形態であっても、第1実施形態と同様に、光源60から第1表示部35までの距離を離すことで、光源60から発光された光を広げ、第1表示部35の文字を均等な明るさで表示させることができる。また、光源61から第2表示部40までの距離は、光源60から第1表示部35までの距離よりも短いため、第2表示部40の明るさは、第1表示部35の明るさよりも明るい。従って、セキュリティ端末装置10の利用者は、建物の内部が、警戒状態なのか、非警戒状態なのかを容易に知ることができる。
さらに、第2実施形態では、光源60と第1表示部35の文字とを結ぶライン上に、2つの子表示部42の間43が位置しているため、第1表示部35を明るくする光は、第2表示部40の子表示部42から漏れない。そのため、子表示部42から光が漏れても、第1表示部35の文字の明るさには影響を与えない。
・第3実施形態:
図5は、第3実施形態における警戒状態のときの第1表示部35と第2表示部40を見た時の状態を示す説明図である。第3実施形態は、光源60を1つのみ備える点が第1実施形態、第2実施形態と異なる。第3実施形態であっても、第1実施形態と同様に、光源60から第1表示部35までの距離を離すことで、光源60から発光された光を広げ、第1表示部35の文字を均等な明るさで表示させることができる。また、光源60から第2表示部40までの距離は、光源60から第1表示部35までの距離よりも短いため、第2表示部40からは、明るい光が漏れる。そのため、第2表示部40が光っているか否かを容易に判断できる。
・第4実施形態:
図6は、第4実施形態を示す説明図である。図2に示した第1実施形態との違いは、導光板25の表示部30に対応する位置の基板70側に、光源60からの光を表示部30に向けて反射させる反射面28を備える点が異なっている。第4実施形態では、光源60からの光を反射面28で反射させて、表示部30の方向へ導光する。反射面28は、例えば、導光板25の基板70側に反射面28に対応する凹形状を形成し、反射部27と同様に形成できる。例えば、凹形状部分に金属を蒸着あるいはメッキすることで、反射面28を形成してもよく、金属の微粉末を含む塗料を塗って反射面28を形成してもよい。金属を含むフィルムを貼り付けて反射面28を形成してもよい。
反射面28と、表示部形成部22との為す角をθとし、「反射面28の角度θ」と呼ぶ。反射面28の角度θを45度よりも小さい角度にすれば、表示部30から外部に出ていく光の角度を上向きにすることができる。すなわち、表示部30を上部に向けて明るく表示させることができるため、認証用セキュリティ端末装置10を視線よりも低く設置した場合において、視認性を良くできる。反射面28の角度θを45度にすれば、表示部30から外部に出ていく光の角度をほぼ水平にできるため、認証用セキュリティ端末装置10を視線と同程度の高さに設置した場合において、表示部30を視線に対して明るく表示させることができ、視認性を良くできる。なお、反射面28の角度θを45度よりも大きくしても良い、認証用セキュリティ端末装置10を視線よりも高い位置に設置した場合において、表示部30を視線に対して明るく表示させることができ、視認性を良くできる。なお、反射面28は、平らな平面である必要は無く、例えば、凸面であってもよい。認証用セキュリティ端末装置10の高さに対して、表示部30を視線に対して明るく表示させることができる視線の範囲を広げることができ、広い範囲において視認性を良くできる。反射面28は、凹面であってもよい。光を集光できるので、表示部30をより明るく表示させることができ、視認性を良くできる。
上記各実施形態では、反射部27を備え、反射部27で光源60からの光を、第1表示部35や第2表示部40の開口に向けて反射しているが、反射部27は、省略可能である。光源60から第2表示部40までの距離は、光源60から第1表示部35までの距離よりも短いため、光源60から第2表示部40の開口へ直接届く光の明るさは、光源60から第1表示部35の開口へ届く光の明るさよりも明るいので、反射部27が無くても、第2表示部40からは第1表示部35からよりも、明るい光が漏れ、第2表示部40が光っているか否かを容易に判断できる。
上記各実施形態では、建物の屋外の表面100に取り付けられた認証用のセキュリティ端末装置10を例にとって説明したが、建物の内部に設けられたセキュリティ端末装置10にも適用可能である。建物の窓からの太陽光が、セキュリティ端末装置10に当たる場合には、同様に、第1表示部35の文字が認識し難くなるからである。
上記各実施形態では、表示部形成部22の一部を削除して開口を形成することで第1表示部35や第2表示部40を形成しているが、この削除部分を透明な物質で埋めても良い。また、透明な物質は、有色透明であってもよい。太陽光と色が変わるため、明るく点灯したことをわかりやすくできる。光源60の色を太陽光と異なる色としてもよい。
上記各実施形態では、第1表示部35と第2表示部40は、分かれているものとして説明した。しかし、第1実施形態から第3実施形態において、第1表示部35の光源60側の一部を第2表示部40として利用しても良い。第1表示部35の光源60側の一部が明るく点灯しているか、否か、により、警戒状態か、非警戒状態か、を認識できる。
上記各実施形態において、光源60として、発光ダイオードを用いたが、他の光源であってもよい。例えば、発光ダイオード以外の、無機EL、有機EL、冷陰極管、レーザーを用いても良い。なお、レーザーを用いる場合には、光を広げるために、レンズや凹面鏡、ビームエキスパンダーを用いてもよい。
上記各実施形態において、第1表示部35の文字が横書きを例にとって説明したが、第1表示部35の文字は、縦書きであってもよい。第1表示部35の文字よりも光源60側に、第2表示部40があれば、太陽光があたり照度が高い場合でも、よい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…セキュリティ端末装置
20…ケース
21…表面板
22…表示部形成部
25…導光板
27…反射部
28…反射面
30…表示部
35…第1表示部
40…第2表示部
42…子表示部
43…2つの子表示部の間
50…認証部
55…警戒状態切り替えボタン
60…光源
61…光源
70…基板
100…表面
θ…反射面の角度

Claims (5)

  1. 構造物の表面に取り付けられるセキュリティ端末装置であって、
    認証部と、
    前記認証部を収納するケースと、
    前記ケースの内部に、前記ケースの裏面と平行に配置された導光板と、
    前記導光板の一端に設けられ、前記導光板の内部で広がる光を発する光源と、
    前記光源からの光を、前記導光板から前記ケースに通過させて前記ケースの外方に導くことで表示を行う表示部と、
    を備え、
    前記表示部は、第1表示部と第2表示部を含み、
    前記第1表示部は、文字を含み、前記第1表示部において光が通過する領域の面積は、前記第2表示部において光が通過する領域の面積よりも大きく、
    前記光源から前記第2表示部までの距離は、前記光源から前記第1表示部までの距離よりも短い、
    セキュリティ端末装置。
  2. 請求項1に記載のセキュリティ端末装置であって、
    前記導光板の前記ケースの側と反対側に、前記光源からの光の少なくとも一部を前記ケースの表面に向けて反射する反射部を備える、
    セキュリティ端末装置。
  3. 請求項2に記載のセキュリティ端末装置であって、
    前記反射部は、金属の膜または板である、セキュリティ端末装置。
  4. 請求項2に記載のセキュリティ端末装置であって、
    前記反射部は、前記導光板の前記ケースの側と反対側に形成されたすりガラス状の凹凸である、セキュリティ端末装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のセキュリティ端末装置であって、
    前記光源を前記文字の数または前記文字がなす文字列の長さに応じて複数備え、
    前記第2表示部は、前記文字の数に応じて、複数の子表示部に分かれており、
    前記光源と前記文字とを結ぶライン上に、前記複数の子表示部の間が位置している、セキュリティ端末装置。
JP2018054586A 2018-03-22 2018-03-22 セキュリティ端末装置 Active JP6950602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018054586A JP6950602B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 セキュリティ端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018054586A JP6950602B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 セキュリティ端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019168801A true JP2019168801A (ja) 2019-10-03
JP6950602B2 JP6950602B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=68108313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018054586A Active JP6950602B2 (ja) 2018-03-22 2018-03-22 セキュリティ端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6950602B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333850A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Atsuo Higuchi 表示灯
JP2004069729A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Okaya Electric Ind Co Ltd 光点式表示器
JP3134067U (ja) * 2007-05-22 2007-08-02 レシップ株式会社 車両用表示灯
JP2010145806A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2011138462A (ja) * 2010-01-04 2011-07-14 Nec Infrontia Corp 入退室管理システム、該システムに用いられる入退室管理方法及び入退室管理プログラム
JP2016033581A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333850A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Atsuo Higuchi 表示灯
JP2004069729A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Okaya Electric Ind Co Ltd 光点式表示器
JP3134067U (ja) * 2007-05-22 2007-08-02 レシップ株式会社 車両用表示灯
JP2010145806A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
JP2011138462A (ja) * 2010-01-04 2011-07-14 Nec Infrontia Corp 入退室管理システム、該システムに用いられる入退室管理方法及び入退室管理プログラム
JP2016033581A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6950602B2 (ja) 2021-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7293363B2 (ja) 移動端末及び識別方法
CN103339578B (zh) 用于隐藏电子设备的传感器和其他部件的方法和装置
WO2020177528A1 (zh) 显示装置
CN109061922A (zh) 显示屏组件及电子设备
CN209089009U (zh) 电子设备
CN111062370B (zh) 光学检测装置
US9644996B2 (en) Controller for air-conditioning apparatus
JP2011123406A (ja) 車両用液晶表示装置
CN110687720A (zh) 一种背光模组、显示屏及终端
US20100142222A1 (en) Light guide with refractive layer
KR20180134032A (ko) 조명장식이 설치된 창호
JP2005257794A (ja) 表示装置
CN109977851A (zh) 检测模组、显示装置及电子设备
JP2019168801A (ja) セキュリティ端末装置
CN211427364U (zh) 光学检测装置
US6598999B2 (en) Indicator system and combined lens for use therewith
CN210666264U (zh) 显示屏组件及终端设备
CN210155456U (zh) 检测模组、背光模组、显示装置及电子设备
JP2002286941A (ja) 導光体及び面状発光装置
CN209707880U (zh) 光学检测装置、背光模组、显示装置、和电子设备
CN211087266U (zh) 光学检测装置
CN210402394U (zh) 光学检测装置
CN210155679U (zh) 生物特征检测模组、背光模组及电子装置
CN101819730B (zh) 显示装置及光感测系统
KR101575643B1 (ko) 바닥면에 보안서비스 제공 구역 표시가 가능한 출입통제 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6950602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250