JP2019166854A - タイヤホイール - Google Patents

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【課題】本発明は、ディスク中央で深い奥行き感をユーザに与えることができるタイヤホイールを提供する。【解決手段】本発明は、車両のタイヤホイール10であって、回転中心(回転軸Ax)にて外方へ突出する中央部(中央突出部16)と、前記中央部(中央突出部16)に隣設して前記中央部(中央突出部16)の周囲に広がる滑らかな平滑面17と、を有することを特徴とする。本発明は、平滑面17に映り込む中央突出部16の虚像30aによって、ユーザに深い奥行き感を与える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のタイヤホイールに関する。
従来、車両のタイヤホイールとしては、タイヤが組み付けられるリムと、このリムをハブに連結するためのディスクとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ディスクは、中央にハブ連結部を有するとともに、タイヤホイールの意匠面を構成している。そして、特許文献1のタイヤホイールでは、センタキャップが取り付けられるハブ孔フランジ部をホイール軸方向の外側に突出させている。ユーザは、突出した円筒形状のハブ孔フランジ部によって、ディスク中央に奥行き感を享受することができる。
特開2009−18313号公報
ところが、従来のタイヤホイール(例えば、特許文献1参照)の中央部における奥行きは、ディスクの正面視で、円筒形状のハブ孔フランジ部の根本(基端)が奥止まりとなる。したがって、従来のタイヤホイールにおいては、この奥行きを十分に確保するために、ハブ孔フランジ部の根本をできるだけハブ側に寄せて形成することも考えられる。しかし、ハブ孔フランジ部の根本をハブ側に寄せると、所定強度を維持するために必要なハブ連結部の厚さを確保できない場合がある。そのため、ハブ孔フランジ部の根本をハブ側に寄せる幅には限界がある。したがって、従来のタイヤホイールにおいては、ディスク中央で深い奥行き感をユーザに与えることができない課題があった。
そこで、本発明の課題は、ディスク中央で深い奥行き感をユーザに与えることができるタイヤホイールを提供することにある。
前記の課題を達成する本発明は、車両のタイヤホイールであって、回転中心にて外方へ突出する中央部と、前記中央部に隣設して前記中央部の周囲に広がる滑らかな平滑面と、を有することを特徴とする。
本発明のタイヤホイールによれば、ディスク中央で深い奥行き感をユーザに与えることができる。
本発明の実施形態に係るタイヤホイールの斜視図である。 図1のII−II線における模式断面図である。 図1の矢示III部の部分拡大斜視図である。 第1変形例に係るタイヤホイールの模式断面図であり、図2に対応する図である。 第1変形例に係るタイヤホイールの部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。 第2変形例に係るタイヤホイールの部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。 第3変形例に係るタイヤホイールの部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。 第4変形例に係るタイヤホイールの分解斜視図である。
次に、本発明の実施形態に係るタイヤホイールついて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るタイヤホイール10の斜視図である。図2は、図1のII−II線における模式断面図である。
図1に示すように、本実施形態のタイヤホイール10は、リム11と、ディスク12とを備えている。
このようなタイヤホイール10は、例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽量高強度材料などで製造される。なお、これらの材料は限定されるものではなく、スチール(鋼)等から形成されるものであっても良い。また、本実施形態でのタイヤホイール10は、ワンピース型のものを想定しているが、これに限定されずにツーピース型、スリーピース型のものであっても構わない。
リム11は、ホイール幅方向の両端部に形成されるビードシート11a,11aと、このビードシート11a,11aからホイール径方向の外側に向かって屈曲して延びるリムフランジ11b,11bと、ビードシート11a,11a同士の間の部分がホイール径方向の内側に向かって凹んだウェル部11cと、を有している。
ビードシート11aには、図示しないタイヤのビード部が装着される。これにより、リム11の外周面とタイヤの内周面との間に環状の密閉空間からなるタイヤ空気室が形成される。
ウェル部11cは、タイヤをリム11に組み付ける際に、タイヤのビード部を一旦落とし込むために設けられている。
ディスク12は、リム11のホイール幅方向の一端側で、この一端側からリム11のホイール径方向の内側に連続して形成されている。
ディスク12は、中央に略円盤形状のハブ連結部14を有している。ハブ連結部14は、図示しないアクスルハブ(ホイールハブともいう)に連結される。
本実施形態でのディスク12は、ハブ連結部14からリム11に向けて放射状に延びて接続される複数のスポーク15を有するものを想定しているがこれに限定されるものではない。具体的には、ディスク12は、スポーク15に代えて、円盤状の板体、メッシュ体などでハブ連結部14とリム11とを接続した構成とすることもできる。
ハブ連結部14は、その略円盤形状の周縁に沿って複数(本実施形態では5つ)のボルト挿通孔13が形成されている。これらのボルト挿通孔13は、タイヤホイール10の回転軸Axを中心とした円周上で等間隔に形成されている。これらのボルト挿通孔13には、前記のアクスルハブ側から突出する5つのスタッドボルト(図示省略)が挿通されるとともに、各スタッドボルトの先端にナット(図示省略)がハブ連結部14の外側(表側)から螺合する。これによりタイヤホイール10は、車両(アクスルハブ)に取り付けられる。
また、ハブ連結部14は、タイヤホイール10の回転軸Axと同軸に配置された中央突出部16と、この中央突出部16の周囲に広がる滑らかな平滑面17とを備えている。なお、中央突出部16は、特許請求の範囲にいう「中央部」に相当する。
図2に示すように、中央突出部16(中央部)は、回転軸Ax(回転中心)にて外方へ突出している。ここで外方とは、前記のようにタイヤホイール10が車両(アクスルハブ)に取り付けられた際に、車幅方向外側をいう。
本実施形態での中央突出部16(中央部)は、タイヤホイール10の回転軸Ax方向の外側に離れるほど縮径する円錐台形状を呈している。
この中央突出部16は、中央孔22に嵌め込まれたセンタキャップ16aで構成されている。ちなみに、中央孔22には、図示しないが、アクスルとアクスルハブとを締結するハブナットが臨むこととなる。
平滑面17は、タイヤホイール10の回転軸Axと同軸となるように、内側へ向けて窪むすり鉢状になっている。具体的には、平滑面17は、中央突出部16を底部に配置する円錐形状の凹部を形成している。
本実施形態での平滑面17は、タイヤホイール10を形成する素材の表面にバフ研磨、電解研磨などが施されて鏡面仕上げ(鏡面)になっている。また、平滑面17には、光沢メッキを施すこともできる。
ただし、後記するように、平滑面17に中央突出部16の虚像30a(図3参照)を映し込むことができれば、素材の表面への研磨処理やメッキ処理の必要はない。
中央突出部16の側面18と平滑面17とのなす角度θは、90°以上、120°以下が好ましく、90°が最も好ましい。
中央突出部16の軸方向の高さH1は、5〜20mm程度に設定することができるがこれに限定されるものではない。
平滑面17の窪みの深さH2は、15〜30mm程度に設定することができるがこれに限定されるものではない。
<作用効果>
次に、本実施形態のタイヤホイール10の奏する作用効果について説明する。
図3は、図1の矢示III部の部分拡大斜視図である。
図3に示すように、本実施形態のタイヤホイール10は、回転軸Axと同軸に配置された中央突出部16と、この中央突出部16の周囲に広がる滑らかな平滑面17とを備えている。
このタイヤホイール10においては、中央突出部16の側面18と、円錐状を呈する平滑面17との合せ目で、中央突出部16の基端20が設定されている。
ユーザは、このタイヤホイール10のディスク中央を見た際に、基端20側から突出する円錐台状の中央突出部16を実像として視認することができる。
また、ユーザは、平滑面17に映り込んだ中央突出部16の虚像30aを、基端20を境にしてディスク12の裏側(中実側)に中央突出部16の側面18の延長部として視認することができる。なお、図3中、符号13は、ボルト挿通孔である。
これによりユーザは、中央突出部16の実像と虚像30aとを合算した約2倍で中央突出部16の奥行きを視認することができる。タイヤホイール10は、ディスク中央でユーザに、従来よりも深い奥行き感を与えることができる。
また、タイヤホイール10においては、円錐台を呈する中央突出部16の側面18と、円錐状を呈する平滑面17とが、回転軸Axと同軸に配置されている。これによりタイヤホイール10は、回転時においても中央突出部16の虚像30aがぶれて映ることはない。よって、このタイヤホイール10によれば、回転時においても中央突出部16の深い奥行きを視認することができる。
また、タイヤホイール10においては、中央突出部16の側面18と平滑面17とのなす角度θを90°以上、120°以下とすることができる。このようなタイヤホイール10によれば、ユーザがディスク12に対する視認角度を大きく変えなくても、ディスク12の正面視で容易に中央突出部16の深い奥行きを視認することができる。
また、タイヤホイール10においては、平滑面17が内側へ向けて窪む円錐形状を呈している。このようなタイヤホイール10によれば、中央突出部16の虚像30aを歪みなく映し込むことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
図4は、第1変形例に係るタイヤホイール10の模式断面図であり、図2に対応する図である。図5は、第1変形例に係るタイヤホイール10の部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。図6は、第2変形例に係るタイヤホイール10の部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。図7は、第3変形例に係るタイヤホイール10の部分拡大斜視図であり、図3に対応する図である。図8は、第4変形例に係るタイヤホイール10の分解斜視図である。なお、図4から図8において、前記実施形態の図1から図3に示す構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図4及び図5に示すように、第1変形例に係るタイヤホイール10は、薄い円柱形状からなる中央突出部16と、中央突出部16の周囲で平面状に広がる平滑面17と、を有している。この第1変形例における平滑面17は、ハブ連結部14の中央に形成される薄い円柱状空間の底面で形成されている。
また、中央突出部16の側面18と平滑面17とのなす角度θは、90°に設定されている。
なお、図5中、符号13は、ハブ連結部14に形成されたボルト挿通孔である。
ユーザは、このタイヤホイール10のディスク中央を見た際に、基端20側から突出する薄い円柱状の中央突出部16を実像として視認することができる。
また、ユーザは、平滑面17に映り込んだ中央突出部16の虚像30aを、基端20を境にしてディスク12の裏側(中実側)に円柱状に延びるように視認することができる。
これによりユーザは、中央突出部16の実像と虚像30aとを合算した2倍で中央突出部16の奥行きを視認することができる。タイヤホイール10は、ディスク中央でユーザに、従来よりも深い奥行き感を与えることができる。
図6に示すように、第2変形例に係るタイヤホイール10は、中央突出部16の側面18に線状のマーカ21が複数付されている。また、マーカ21は、中央突出部16の高さ方向に延びるように形成され、中央突出部16の周方向に等間隔に並んでいる。
この第2変形例に係るタイヤホイール10は、マーカ21を有すること以外は、前記実施形態のタイヤホイール10(図3参照)と同様に構成されている。
このようなタイヤホイール10によれば、マーカ21が平滑面17に虚像30bとして映り込むことで、より明確に深い奥行き感をユーザに与えることができる。
なお、この線状のマーカ21は、レール状に形成して立体感を持たせることもできる。これによりさらに明確に深い奥行き感をユーザに与えることができる。
ちなみに、マーカ21の色は、平滑面17の色に対して挿し色となるものが好ましい。したがって、例えば、平滑面17が黒艶色である場合には、マーカ21は明度の高い色が望ましい。また、平滑面17がクローム色である場合には、マーカ21は明度の低い色が望ましい。
図7に示すように、第3変形例に係るタイヤホイール10は、中央突出部16の頂面19と、この頂面19と連続する側面18の上側周部23に着色が施されている。
この第3変形例に係るタイヤホイール10は、着色が施されていること以外は、前記実施形態のタイヤホイール10(図3参照)と同様に構成されている。
このようなタイヤホイール10によれば、上側周部23の着色が平滑面17に虚像30bとして映り込むことで、より明確に深い奥行き感をユーザに与えることができる。
ちなみに、着色は、平滑面17の色に対して挿し色となるものが好ましい。
図8に示すように、第4変形例に係るタイヤホイール10は、タイヤ(図示省略)が組み付けられるホイール本体10aと、このホイール本体10aのディスク面に嵌め込まれるホイールキャップ10bと、を備えている。
この第4変形例に係るタイヤホイール10では、ホイールキャップ10bの中央に、中央突出部16と、平滑面17とが形成されている。
このようなタイヤホイール10によれば、ホイールキャップ10bの中央で、ユーザに深い奥行き感を与えることができる。
10 タイヤホイール
10a ホイール本体
10b ホイールキャップ
11 リム
11a ビードシート
11b リムフランジ
11c ウェル部
12 ディスク
13 ボルト挿通孔
14 ハブ連結部
15 スポーク
16 中央突出部(中央部)
16a センタキャップ
17 平滑面
18 側面
19 頂面
20 基端
21 マーカ
22 中央孔
23 上側周部
30a 虚像
30b 虚像
Ax 回転軸(回転中心)

Claims (4)

  1. 車両のタイヤホイールであって、
    回転中心にて外方へ突出する中央部と、
    前記中央部に隣設して前記中央部の周囲に広がる滑らかな平滑面と、
    を有することを特徴とするタイヤホイール。
  2. 前記中央部は、円錐台形状又は円柱形状をなし、
    前記中央部の側面と前記平滑面とのなす角が90°以上、120°以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤホイール。
  3. 前記平滑面は、内側へ向けて窪む円錐形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤホイール。
  4. 前記中央部の側面には、マーカが施されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のタイヤホイール。
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