JP2019166754A - 粉体移送装置、粉体処理装置、及び吸引ノズル - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態は、工事現場においてセメントミルクの生成に用いられる粉体処理装置10である。粉体処理装置10は、図1に示すように、フレコンバック18などの粉体集積部に集積されたセメント(粉体)を粉体貯留タンク22に移送する粉体移送装置20と、粉体貯留タンク22から排出されたセメントを水に混ぜてセメントミルクを生成するためのミキシングタンク12と、ミキシングタンク12から排出されたセメントミルクを貯留する貯留タンク(アジテータ)14とを備えている。粉体処理装置10では、粉体貯留タンク22が架台11上に支持されている。ミキシングタンク12と貯留タンク14とは、架台11内に配置されている。ミキシングタンク12と貯留タンク14との各々には、内部の液体を攪拌するミキサー13,15が設けられている。
粉体移送装置20は、図1に示すように、上述の粉体貯留タンク22と、粉体貯留タンク22にセメントを吸引するための吸引装置(吸引ポンプ)24と、先端部に吸引ノズル30が設けられて粉体貯留タンク22に接続された第1ホース31と、粉体貯留タンク22と吸引装置24とを接続する第2ホース32とを備えている。第1ホース31は粉体用通路に相当し、第2ホース32は空気用通路に相当する。
吸引ノズル30は、セメントの吸入口となる開口61,62が形成された構造物であり、セメントが溜まるフレコンバッグ(粉体貯留部)18に配置される。図3に示すように、吸引ノズル30は、先端側に設けられた先端吸引部54と、先端吸引部54を第1ホース31に接続するための配管部52と、後述する回転部材58を回転させるモーター(駆動源)50と、吸引ノズル30を振動させるバイブレーター51とを備えている。以下では、吸引ノズル30において第1ホース31に接続される側を「上側」と言い、先端吸引部54側を「下側」と言う。
図7を参照にして吸引ノズル30の動作について説明する。図7は、副開口62の高さ位置における吸引先端部54のケーシング56の横断面図である。図7において、実線の矢印は回転部材58の回転方向を示し、波線の矢印はセメントの流れを示す。以下では、各副開口62が閉じた状態(図7(a)に示す状態)から説明を行う。なお、吸引装置24の運転は行われており、各開口61,62には内側から吸引力が作用しているものとする。
粉体処理装置10の動作について説明する。なお、粉体処理装置10は、使用者が粉体処理装置10を操作するための操作パネルと、操作パネルの入力に従って粉体処理装置10を制御する制御装置とを備えている(図示省略)。以下では、第1排出バルブ16、第2排出バルブ17及び負荷開放弁44の何れもが閉状態の状況から説明を行うものとする。
まず図8を参照にして粉体移送装置20の動作について説明する。図8(a)に示すように工事現場には、セメントが充填されたフレコンバッグ18が搬入されている。フレコンバッグ18の設置箇所には、第1ホース31の先端側を上下方向に移動可能に支持する支持機構21が設置されている。支持機構21は、例えば、貫通孔23aが設けられた板状部材23と、フレコンバッグ18の上方に板状部材23を支持する脚部材25とを有する。また、図8(b)に示すように、フレコンバッグ18の上端部は、地盤上に設置された引上げ機構48から延びる複数の紐49(又はロープ)によって、上方に引っ張られている。なお、図8(a)及び図8(b)では、フレコンバッグ18内の状態は同じであるが、引上げ機構48を見やすくするために別途に図8(b)を設けている。図8では、図8(b)を除いてフレコンバッグ18内のセメントを実線で記載している。
次に、セメントミルクの生成動作について説明する。作業者が、操作パネルにおいてセメントミルクの生成動作の実行を選択すると、制御装置は、粉体処理装置10に対しセメントミルクの生成動作を実行させる。
本実施形態では、フレコンバッグ18内において主開口61が下方を向くように吸引ノズルを設置してセメントを自動吸引する場合に、吸引ノズル30の下方と側方の両方からセメントが吸引されるため、フレコンバッグ18におけるセメントの吸い残しを減らすことができる。また、フレコンバッグ18の上端部が複数箇所で上方に引っ張られているため、フレコンバック18の内面側にセメントが残りにくく、セメントの吸い残しをさらに減らすことができる。そのため、手動吸引の時間を短くすることができ、手動吸引の作業者をなくして無人化を図ることも可能になる。
上述の実施形態について、粉体移送装置20は、セメント以外の粉体(例えば、食品関係の粉末、インクトナーなど)の移送に使用してもよい。
20 粉体処理装置
22 粉体貯留タンク
24 吸引装置
31 第1ホース(粉体用通路)
32 第2ホース(空気用通路)
50 吸引ノズル
61 主開口
62 副開口
64 閉塞部材(閉塞部)
Claims (7)
- 粉体を吸引するための吸引装置と、
先端部に吸引ノズルが設けられ、移送対象の粉体が集積された粉体集積部に前記吸引ノズルが配置される粉体用通路と、
前記粉体用通路が接続され、前記吸引装置による吸引力によって前記粉体用通路を通じて吸引される粉体を貯留する粉体貯留タンクとを備え、
前記吸引ノズルには、主開口と、前記主開口を下方に向けた状態で側方を向く副開口とが形成され、
前記副開口において粉体を吸引可能な開口面積を増減させることが可能に構成された開口調節部をさらに備えている、粉体移送装置。 - 前記吸引ノズルの外周面における周方向に、複数の前記副開口が形成され、
前記開口調節部は、前記副開口を塞ぐ閉塞部が設けられて回転自在に支持された回転部材と、前記回転部材を回転させる駆動源とを有し、
前記開口調節部は、前記駆動源によって前記回転部材を回転させて前記複数の副開口の各々について前記閉塞部に塞がれる面積を増減させることで、前記複数の副開口の各々について前記開口面積を増減させる、請求項1に記載の粉体移送装置。 - 前記回転部材は、前記主開口と前記副開口とが形成されたケーシングの内側に収容されている、請求項2に記載の粉体移送装置。
- 前記回転部材には、前記主開口側に突出する突出部材が設けられ、
前記回転部材の回転中に、前記突出部材によって、前記主開口において移送対象の粉体を引っ掻くように構成されている、請求項2又は3に記載の粉体移送装置。 - 前記粉体貯留タンクと前記吸引装置とを接続する空気用通路をさらに備え、
前記粉体貯留タンクには、前記空気用通路に繋がる排気側通路にフィルタが取り付けられたフィルタユニットが設けられ、
前記粉体貯留タンク内では、前記フィルタユニット近傍に配置されて上部空間を区画する区画部材によって、前記粉体用通路の接続口が設けられて粉体が貯留される主室と、前記主室の側方に位置して前記フィルタユニットを収容する副室とが形成されている、請求項1乃至4の何れか1つに記載の粉体移送装置。 - 請求項1乃至4の何れか1つに記載の粉体移送装置と、
前記粉体貯留タンクから排出された粉体を液体に混ぜて攪拌する攪拌装置とを備えた粉体処理装置。 - 移送対象の粉体が集積された粉体集積部から前記粉体を吸引するための吸引ノズルであって、
主開口と、前記主開口を下方に向けた状態で側方を向く副開口とが形成され、
前記副開口において粉体を吸引可能な開口面積を増減させることが可能に構成された開口調節部を備えている、吸引ノズル。
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