JP2019166266A - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯性を向上させることができる生体情報測定装置を提供する。【解決手段】生体の生体情報を検出する生体情報検出センサーと、生体情報検出センサーを収容するハウジングと、を備え、生体情報検出センサーは、生体に光を照射する発光部と、生体からの反射光を受光する受光部と、反射光を透過する透光性部材からなり、発光部及び受光部を封止する封止部と、発光部、受光部及び封止部を支持する支持基板と、を備え、ハウジングは、生体と接触する接触面と、支持基板と接触する内面と、接触面から内面まで貫通し、封止部と内側側面が接触する開口部と、を有し、接触面における開口部の大きさは、内面における開口部の大きさよりも小さい。【選択図】図9

Description

本発明は、生体情報測定装置に関する。
従来、脈波を測定する脈波センサーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の脈波センサーは、光センサー部を含む本体ユニットと、本体ユニットの両端部に取り付けられて生体に巻き回されるベルトと、を備えた腕輪構造(腕時計型構造)とされている。これらのうち、光センサー部は、本体ユニットの裏面に設けられており、ケース、透光板、発光部、受光部及び遮光壁を備える。
ケースは、発光部及び受光部を収納する枡形状の部材である。ケースは、ケースの開口面を塞ぐ透光板が本体ユニットの表面と面一となるように、本体ユニットに埋設される。
発光部及び受光部は、生体に対して同じ側に設けられている。発光部は、透光板を介して生体に光を照射し、受光部は、生体内を透過した光を、透光板を介して受光する。
遮光壁は、発光部が載置される第1領域と、受光部が載置される第2領域とに、ケースを分割する部材であり、発光部から受光部に直接入射される光を遮蔽する。
特開2014−8310号公報
上記特許文献1に記載の脈波センサーでは、発光部及び受光部を覆う透光板は、これら発光部及び受光部との間に所定の間隔を隔てて配置されている。このため、脈波センサーの厚さ寸法(発光部による光の出射方向における寸法)が大きくなってしまい、携帯性が低下してしまうというおそれがあった。
本発明は、上記した課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、携帯性を向上させることができる生体情報測定装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る生体情報測定装置は、生体の生体情報を検出する生体情報検出センサーと、前記生体情報検出センサーを収容するハウジングと、を備え、前記生体情報検出センサーは、前記生体に光を照射する発光部と、前記生体からの反射光を受光する受光部と、前記反射光を透過する透光性部材からなり、前記発光部及び前記受光部を封止する封止部と、前記発光部、前記受光部及び前記封止部を支持する支持基板と、を備え、前記ハウジングは、前記生体と接触する接触面と、前記支持基板と接触する内面と、前記接触面から前記内面まで貫通し、前記封止部と内側側面が接触する開口部と、を有し、前記接触面における前記開口部の大きさは、前記内面における前記開口部の大きさよりも小さいことを特徴とする。
なお、封止とは、封止材料によって封止対象を内部に包み込むことを言うが、本明細書においては、封止対象を完全に内部に包み込むことに限らず、封止対象の一部が封止材料の外側に突出している場合も含む。
このような構成によれば、上記特許文献1に記載の脈波センサーが有する透光板を省略できるので、当該脈波センサーに比べて、生体情報測定装置の厚さ寸法を小さくすることができる。従って、生体情報測定装置を薄型化でき、携帯性を向上させることができる。
また、発光部及び受光部を封止する封止部は、接触面における大きさが、内面における大きさより小さい開口部の内側側面と接触するように、開口部内に位置する。これによれば、開口部外への封止部の脱落、すなわち、生体側への封止部の脱落を抑制できる。従って、生体情報検出センサーを構成する部品の脱落を抑制できる。
なお、開口部の内側側面の全周と、封止部の側面の全周とが密着する場合には、開口部の内側側面と封止部との間を介して、液体や塵埃がハウジング内に侵入することを抑制できる。従って、この場合には、生体情報測定装置の防水性及び防塵性を高めることができる。
上記一態様では、前記開口部の内側側面は、前記接触面側に向かうに従って前記開口部の中心に向かう方向に傾斜していることが好ましい。
このような構成によれば、例えば封止部の周縁に至るひびが封止部に生じた場合でも、封止部が開口部外に脱落することを抑制できる。従って、封止部の一部が破損した場合でも、封止部の生体側への脱落を確実に抑制できる。
上記一態様では、前記封止部の硬度は、前記開口部の内側側面の硬度より小さいことが好ましい。
なお、硬度が小さいとは、硬度が低いことを意味し、硬度が大きいとは、硬度が高いことを意味する。
このような構成によれば、封止部の側面と開口部の内側側面とを密着させやすくすることができる。特に、封止部がハウジングの内面側から開口部内に挿入される場合に、封止部の側面が開口部の内側側面に沿うように変形しやすくすることができる。そして、これにより、封止部の側面と開口部の内側側面とを密着させやすくすることができる。従って、封止部の脱落を一層効果的に抑制できる他、上記した防水性及び防塵性を一層高めることができる。
上記一態様では、前記接触面における前記開口部の内径は、前記内面における前記開口部の内径よりも小さいことが好ましい。
このような構成によれば、接触面における開口部の大きさを、内面における開口部の大きさより確実に小さくすることができる。従って、開口部外への封止部の脱落を確実に抑制できる。
上記一態様では、前記接触面における前記開口部の開口面積は、前記内面における前記開口部の開口面積よりも小さいことが好ましい。
このような構成によれば、接触面における開口部の大きさを、内面における開口部の大きさより確実に小さくすることができる。従って、開口部外への封止部の脱落を確実に抑制できる。
上記一態様では、前記生体情報検出センサーは、前記発光部と前記受光部との間に位置する遮光部を備え、前記封止部は、前記発光部、前記受光部及び前記遮光部を封止していることが好ましい。
このような構成によれば、発光部から生体を介さずに受光部に入射される光を、遮光部によって遮蔽できる。従って、生体情報検出センサーによる反射光の検出精度を高めることができ、生体情報測定装置による生体情報の測定精度を高めることができる。
また、封止部は、発光部、受光部及び遮光部を封止するので、遮光部を封止部の外部に設ける必要がない。従って、生体情報検出センサー、ひいては、生体情報測定装置の薄型化を図ることができる。
上記一態様では、前記生体情報検出センサーは、前記支持基板において前記発光部、前記受光部及び前記封止部が位置する面に設けられ、前記受光部からの信号を増幅する増幅部を備え、前記ハウジングは、前記内面に、前記増幅部に対応する凹部を有することが好ましい。
このような構成によれば、増幅部によって、受光部からの信号が増幅されるので、当該信号の劣化を抑制できる。従って、受光部からの信号に基づいて決定される生体情報の信頼性を高めることができる。また、増幅部は、ハウジングの内面に位置する凹部内に配置されるので、支持基板の法線方向におけるハウジングの寸法を小さくできる。従って、生体情報測定装置の薄型化を図ることができる。
上記一態様では、前記生体情報検出センサーからの信号に基づいて前記生体情報を決定する回路基板と、前記生体情報検出センサー及び前記回路基板を接続する接続部材と、を備え、前記支持基板は、前記内面との間に前記接続部材の一部が配置される隙間を形成する凹状の隙間形成部を有することが好ましい。
このような構成によれば、生体情報検出センサーと回路基板とを接続する接続部材の一部は、隙間形成部によって形成される隙間に配置される。従って、ハウジングの内部構成を小型化でき、生体情報測定装置の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る生体情報測定装置を示す正面図。 上記実施形態における生体情報測定装置の背面部を示す図。 上記実施形態における生体情報測定装置の内部構成を示す図。 上記実施形態における背面部及び生体情報検出センサーを示す斜視図。 上記実施形態における生体情報検出センサーを示す斜視図。 上記実施形態における背面部における生体情報検出センサーの配置を示す斜視図。 上記実施形態における背面部及び生体情報検出センサーを示す断面図。 上記実施形態における背面部及び生体情報検出センサーの一部を拡大して示す断面図。 上記実施形態における封止部に加わる応力の方向を示す図。 上記実施形態における生体情報検出センサーの変形を示す断面図。 上記実施形態における生体情報検出センサーの変形を示す断面図。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
[生体情報測定装置の概略構成]
図1は、本実施形態に係る生体情報測定装置1を示す正面図である。
本実施形態に係る生体情報測定装置(以下、測定装置と略す場合がある)1は、ユーザーの体(生体)に装着されて利用されるウェアラブル機器であり、ユーザーの生体情報を測定する。具体的に、測定装置1は、ユーザーの手首等の被装着部位に装着されて利用され、生体情報の1つであるユーザーの脈波を検出し、生体情報の他の1つである脈拍数を測定する。測定装置1は、詳しくは後述するが、携帯性を向上させるとともに、生体情報検出センサー5を構成する部品の脱落を抑制し、更に防水性及び防塵性を高める構成を有する点に、特徴の1つを有する。
測定装置1は、図1に示すように、ハウジング2及びバンドBN1,BN2を備える。ハウジング2は、測定装置1が装着されたときにユーザーの体と接触する背面部22と、測定された生体情報をユーザーが視認可能にするための表示窓を有する正面部21とを備える。
[バンドの構成]
バンドBN1は、ハウジング2の一方の端部から延出し、バンドBN2は、ハウジング2の他方の端部から延出している。すなわち、バンドBN1,BN2は、ハウジング2において互いに反対側の端部から、それぞれ離間する方向に延出している。ハウジング2は、バンドBN1,BN2が中留(図示省略)によって互いに連結されることによって、被装着部位に装着される。なお、バンドBN1,BN2は、ハウジング2と一体的に形成されていてもよい。
以下の説明では、ハウジング2の正面部21から背面部22に向かう方向を+Z方向とする。また、+Z方向と直交し、かつ、互いに直交する方向を、+X方向及び+Y方向とする。−Z方向、−X方向及び−Y方向は、それぞれ+Z方向、+X方向及び+Y方向の反対方向である。
本実施形態では、−Z方向側から見てバンドBN1の延出方向を+Y方向とする。また、+Y方向が上方となるように測定装置1を−Z方向側から見て、右側から左側に向かう方向を+X方向とする。
これらのうち、+Z方向は、後述する生体情報検出センサー5のセンサー部52を構成する発光部53が光を主に出射する方向でもあり、生体情報検出センサー5を構成する基板51の実装面51Aの法線方向や後述する接触面22Aの法線方向でもある。
なお、本明細書において、観察方向を指定した場合を除いて、+Z方向側から観察対象を見ることを「平面視」という。
[ハウジングの構成]
ハウジング2は、フロントケース及びリアケースが組み合わされて構成されており、正面部21及び背面部22(図2参照)と、正面部21及び背面部22を接続する側面部23とを有する。
正面部21は、フロントケースによって構成される。正面部21は、測定装置1を装着したユーザーが、ハウジング2内に設けられた表示部DPを視認可能にするための透光性カバー211を有する。
側面部23において−X方向側の部位には、操作部を構成する一対のボタンBTが設けられている。
図2は、測定装置1の背面部22を示す図である。
背面部22は、リアケースによって構成される。背面部22は、図2に示すように、背面部22における+Z方向側の面であって、測定装置1がユーザーに装着された際にユーザーの体に接触する接触面22Aを有する。
接触面22Aは、中央側が外縁側に比べて+Z方向側に膨出した湾曲形状に形成されている。接触面22Aの中央には、ハウジング2内に収容された生体情報検出センサー5のセンサー部52を外部に露出させる略円形状の開口部221が形成されている。なお、生体情報検出センサー5及び開口部221については、後に詳述する。
[ハウジングの内部構成]
図3は、測定装置1の内部構成を示す図であり、詳しくは、YZ平面と平行で、測定装置1の中央を通る断面を−X方向側から見た図である。
測定装置1は、ハウジング2及び表示部DPの他、図3に示すように、それぞれハウジング2に収容される回路基板3、電池4、生体情報検出センサー5及び接続部材6を有する。
電池4は、測定装置1を動作させる電力を供給する。電池4は、本実施形態では、回路基板3による制御の下、外部から供給される電力によって充電される二次電池であるが、一次電池であってもよい。
接続部材6は、回路基板3と生体情報検出センサー5とを電気的に接続する部材である。本実施形態では、接続部材6は、FPC(フレキシブルプリント基板)により構成されているが、ケーブルやハーネス等の導通部材であってもよい。
[回路基板の構成]
回路基板3は、測定装置1全体を制御する制御基板であり、詳しい図示を省略するが、リジッド基板上に複数の回路素子が設けられた構成を有する。このような回路素子として、回路基板3は、加速度センサー、無線通信回路、表示制御回路、記憶回路及び制御回路を有する。
加速度センサーは、測定装置1に作用する加速度を検出し、検出された加速度を示す信号をユーザーの体動を示す体動信号として制御回路に出力する。なお、体動信号は、制御回路が生体情報検出センサー5から入力される脈波信号を解析して脈拍数を決定する際に、脈波信号に含まれる体動ノイズの除去にも利用される。
無線通信回路は、制御回路による制御の下、生体情報検出センサー5及び加速度センサーによる検出結果に基づく生体情報や体動情報を外部機器に送信する他、外部機器から受信される情報を制御回路に出力する。
表示制御回路は、制御回路による制御の下、表示部DPに所定の情報を表示させる。例えば、表示制御回路は、制御回路によって解析された脈拍数を表示部DPに表示させる。
記憶回路は、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーによって構成され、測定装置1の動作に必要なプログラム及びデータを記憶している。この他、記憶回路は、生体情報検出センサー5及び加速度センサーによる検出結果、及び、制御回路による解析結果を記憶する。
制御回路は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理回路によって構成され、自律的に、或いは、ボタンBT等の操作部に対するユーザーの入力操作に応じて測定装置1全体を制御する。例えば、制御回路は、生体情報検出センサー5から入力される脈波信号、及び、加速度センサーから入力される体動信号に基づいて、ユーザーの脈拍数を決定する。また、制御回路は、決定された脈拍数を記憶回路に記憶させる他、必要に応じて、脈拍数を表示部DPに表示させたり、無線通信回路によって外部機器に送信したりする。
[生体情報検出センサーの構成]
図4は、生体情報検出センサー5のセンサー部52及び背面部22を+Z方向側から見た斜視図である。また、図5は、生体情報検出センサー5を+Z方向側から見た斜視図である。なお、図4及び図5においては、センサー部52における発光部53、受光部54及び遮光部55の配置を分かりやすくするために、センサー部52を構成する封止部56の図示を省略している。
生体情報検出センサー5は、測定装置1に例示される、生体情報を測定する生体情報測定装置に用いられる生体情報検出センサーであり、生体(例えばユーザーの体)に光を照射して、生体にて反射された反射光の受光光量を示す信号を、生体の脈波を示す脈波信号として出力する。この生体情報検出センサー5は、図4及び図5に示すように、基板51、センサー部52、増幅部57及びコネクター58を有する。
[基板の構成]
基板51は、+Z方向側の面である実装面51Aに、センサー部52、増幅部57及びコネクター58が設けられ、これらを支持する支持基板である。本実施形態では、基板51は、図5に示すように、+Y方向が長く、+X方向が短い矩形状のリジッド基板である。
基板51は、−Y方向側の端部に、+Y方向側に凹む隙間形成部511を有する。隙間形成部511は、コネクター58と回路基板3とを接続する上記接続部材6が挿通する隙間GP(図3参照)を、後述する第3の凹部225との間に形成する。
このような基板51において実装面51Aとは反対側の裏面51Bには、回路素子が配設されていない。しかしながら、裏面51Bに、所定の機能を有する回路素子が配設されていてもよい。
[増幅部の構成]
増幅部57は、実装面51Aにおいてセンサー部52に対する+Y方向側の位置に配置され、センサー部52の後述する受光部54から入力される信号(脈波信号)を増幅して、コネクター58に出力する。増幅部57は、入力信号を処理するAFE(Analog Front End)としての機能を有するものであり、入力信号に対して増幅、ノイズ除去及びA/D変換等の処理を行う。すなわち、増幅部57は、一次増幅部、フィルター部、二次増幅部、A/D変換部及び通信部を有する。
[コネクターの構成]
コネクター58は、実装面51Aにおいてセンサー部52に対して−Y方向側の部位に設けられ、接続部材6と接続される接続部として機能する。コネクター58は、増幅部57から入力される脈波信号を、接続部材6を介して回路基板3に出力する。
[センサー部の構成]
センサー部52は、生体情報検出センサー5が背面部22に取り付けられた際に、平面視で(背面部22の接触面22Aの法線方向から見て)開口部221内に配置される。センサー部52は、生体に対する光の照射、及び、生体にて反射された光の受光を行い、受光光量に応じた信号を、生体情報を示す信号(例えば脈波信号)として出力する。センサー部52は、図4及び図5に示すように、発光部53(53A,53B)、受光部54及び遮光部55を有する他、後述する封止部56(図6参照)を有する。
[発光部の構成]
発光部53は、生体に照射される光(検出光であり、例えば緑色光)を出射する。発光部53は、平面視において、受光部54を+Y方向において挟むように、所定間隔を隔てて2つ設けられている。換言すると、発光部53は、受光部54に対して+Y方向側に位置する発光部53Aと、−Y方向側に位置する発光部53Bと、を有する。発光部53A,53Bのうち、一方は第1発光部であり、他方は第2発光部に相当する。
発光部53A,53Bは、本実施形態ではLED(Light Emitting Diode)等の発光素子(図示省略)と、発光素子を囲むように被覆する被覆部531と、被覆部531に設けられるレンズ532と、を有する。すなわち、発光部53A,53Bは、それぞれパッケージ化されたLEDチップである。
被覆部531は、詳しい図示を省略するが、発光素子の発光面と対向する位置から見て、発光素子の四方(±X方向側及び±Y方向側)を囲む反射部と、発光素子及び反射部の間に充填される密封用樹脂と、を有する。発光素子から出射された光のうち、±X方向側及び±Y方向側に出射された光は反射部によって+Z方向側に反射されて、レンズ532に入射される。なお、発光素子から+Z方向側に出射された光も、レンズ532に入射される。このように発光素子から出射されてレンズ532に入射された光は、レンズ532によって集光されて出射される。
なお、発光部53A,53Bは、それぞれ個別に点灯及び消灯を切り替えることが可能である。このため、脈波の検出に際しては、発光部53A,53Bの少なくとも1つが点灯するが、必ずしも発光部53A,53Bが同時に点灯する必要はない。
[受光部の構成]
受光部54は、生体にて反射された反射光を受光し、反射光の受光光量を示す信号を出力する。受光部54は、平面視において、2つの発光部53A,53Bの間に設けられている。
受光部54は、詳しい図示を省略するが、PD(Photodiode)である受光素子と、当該受光素子を被覆する被覆部と、波長制限フィルターと、を有する。すなわち、受光部54は、パッケージ化されたPDチップである。
これらのうち、波長制限フィルターは、発光部53から出射される光と略同じ波長の光を透過することによって、受光部54にて受光される光の波長を制限するものである。
なお、受光部54は、上記の他に、角度制限フィルターを有していてもよい。角度制限フィルターは、角度制限フィルターを構成するフィルター層の法線に対する入射光の角度である入射角が所定値(例えば30°)未満である光を透過させ、入射角が所定値以上である光の透過を抑制するフィルターである。このような角度制限フィルターが設けられている場合、ノイズとなる外乱光が受光素子に入射されることが抑制される。
[遮光部の構成]
遮光部55は、発光部53から出射されて、生体を介さずに受光部54に直接向かう光を遮蔽する。遮光部55は、発光部53(53A,53B)と受光部54との間に配置されている。
具体的に、遮光部55は、第1遮蔽部551、第2遮蔽部552、第3遮蔽部553及び第4遮蔽部554を有し、基板51に対して垂直な方向(+Z方向)から見て、各遮蔽部551〜554によって受光部54を囲む矩形枠状に形成されている。
第1遮蔽部551は、受光部54に対して+Y方向側に位置し、発光部53Aと受光部54との間に位置する。
第2遮蔽部552は、受光部54に対して−Y方向側に位置し、発光部53Bと受光部54との間に位置する。
第3遮蔽部553は、受光部54に対して+X方向側に位置し、第4遮蔽部554は、受光部54に対して−X方向側に位置する。
更に、遮光部55は、第3遮蔽部553と接続される屈曲部555と、第4遮蔽部554と接続される屈曲部556と、を有する。これら屈曲部555,556は、XY平面に沿う平板状の取付部であり、−Z方向側の面が実装面51Aに半田等によって取り付けられることにより、実装面51Aに遮光部55が取り付けられる。
[封止部の構成]
図6は、背面部22に対する生体情報検出センサー5の配置を示す斜視図であり、換言すると、背面部22及び生体情報検出センサー5を示す分解斜視図である。また、図7は、背面部22に取り付けられる前の生体情報検出センサー5と背面部22とのYZ平面に沿う断面を示す図である。
封止部56は、図6及び図7に示すように、発光部53、受光部54及び遮光部55を基板51の実装面51Aに封止して、これら発光部53、受光部54及び遮光部55を保護する。封止部56は、背面部22に形成された開口部221を介してハウジング2の外部に露出される。すなわち、封止部56は、平面視で開口部221の形状と一致する形状、すなわち、円弧状である部位を含む略円形状に形成されている。
このような封止部56は、発光部53から出射された光、及び、受光部54に入射される光を透過する透光性樹脂(封止樹脂)からなる透光性部材によって形成されている。このため、発光部53から出射された光は、封止部56を介してハウジング2の外部に出射され、また、受光部54にて受光される光は、封止部56を介して受光部54に入射される。
なお、封止とは、封止される対象である封止対象の全てが封止部56内に包み込まれることを必ずしも意味するわけではない。例えば、封止部56は、封止対象である発光部53及び受光部54を封止部56内に封入していれば、同じく封止対象である遮光部55の一部が封止部56外に露出していてもよい。
このような封止部56は、+Z方向側の面であり、測定装置1が生体に装着された際に生体に接触する第1の接触面である生体接触面561を有する。生体接触面561は、発光部53から出射された光が主に封止部56外に出射される出射面でもあり、また、受光部54に入射される光が外部(生体)から主に入射される入射面でもある。すなわち、生体接触面561は、封止部56に対する光の入出射面である。
このような生体接触面561は、図7に示すように、+Z方向側から見た場合の中央部が外縁側より+Z方向に膨出した凸曲面状に形成されている。生体接触面561の形状は、発光部53から出射された光を集光して生体に照射することを意図した形状である。
また、封止部56は、図6及び図7に示すように、封止部56の側面であり、−Z方向側から生体情報検出センサー5が背面部22に取り付けられた際に開口部221の内側側面2211と接触する第2の接触面である内面接触面562を有する。内面接触面562については、後に詳述する。
ここで、遮光部55における実装面51Aからの突出方向である+Z方向の先端部の位置は、発光部53(53A,53B)における+Z方向側の端部より+Z方向側で、かつ、生体接触面561より−Z方向側に位置している。例えば、図7に示すように、第1遮蔽部551における+Z方向側の先端部5511の位置は、発光部53Aにおける+Z方向側の端部より+Z方向側で、かつ、生体接触面561より−Z方向側に位置している。第2遮蔽部552における+Z方向側の先端部5521の位置も同様である。また、図示を省略するが、第3遮蔽部553及び第4遮蔽部554における+Z方向側の先端部の位置も、先端部5511,5521と同様である。
このような遮光部55によって、発光部53から生体を介さずに受光部54に直接向かう光を遮蔽できる。
[背面部の詳細構成]
背面部22は、上記のように、回路基板3、電池4及び生体情報検出センサー5を収容するハウジング2における+Z方向側の部位を構成する。背面部22は、図7に示すように、センサー部52を+Z方向側に向けるようにして−Z方向側から生体情報検出センサー5(基板51)が接触する内面22Bを有する。
内面22Bは、生体情報検出センサー5の基板51に当接して生体情報検出センサー5を支持する。内面22Bに支持された基板51は、図示しないねじ等の固定部材や接着剤によってハウジング2(例えば内面22B)に固定される。
背面部22には、センサー部52をハウジング2の外部に露出させる開口部221が形成され、開口部221に対する±Y方向側の部位には、それぞれ内面22Bから+Z方向側に凹む第1の凹部223及び第2の凹部224が形成されている。
開口部221に対して+Y方向側に位置する第1の凹部223は、増幅部57を避けるための凹部である。開口部221に対して−Y方向側に位置する第2の凹部224は、コネクター58を避けるための凹部である。
また、内面222は、−Y方向側の端縁に、第2の凹部224と接続される第3の凹部225を有する。第3の凹部225は、コネクター58に接続された接続部材6の一部が配置される。詳述すると、第3の凹部225は、基板51の隙間形成部511とによって隙間GP(図3参照)を形成する。そして、基板51において+Z方向側の面である実装面51Aに位置するコネクター58に一端が接続された接続部材6は、隙間GPを挿通して、基板51に対して−Z方向側に位置する回路基板3と接続される。これにより、生体情報検出センサー5から出力される脈波信号は、接続部材6を介して回路基板3に出力される。
[開口部の形状]
開口部221は、背面部22を接触面22Aから内面22Bまで貫通し、接触面22A側である+Z方向側に向かうに従って内径が小さくなる形状に形成されている。具体的に、図7に示すように、接触面22Aにおける開口部221の内径L11は、内面22Bにおける開口部221の内径L12より小さい。換言すると、接触面22Aにおける開口部221の開口面積は、内面22Bにおける開口部221の開口面積より小さい。
このような開口部221における内側側面2211は、+Z方向と平行な開口部221の中心軸CL1を中心とする周方向における全周に亘って形成され、+Z方向側に向かうに従って開口部221の中心(中心軸CL1)に近接する方向に傾斜する傾斜面である。換言すると、内側側面2211は、背面部22の内面22Bから接触面22Aに向かうに従って、開口部221の中心(中心軸CL1)に向かう方向に傾斜する傾斜面である。
このような開口部221内には、内面22Bに生体情報検出センサー5が取り付けられた際に、センサー部52の封止部56が配置される。
[封止部の形状]
封止部56は、封止部56の側面であり、開口部221の内側側面221Aに接触する内面接触面562を有する。
内面接触面562は、+Z方向と平行な封止部56の中心軸CL2を中心とする周方向における全周に亘って形成され、−Z方向側から+Z方向側に向かうに従って、封止部56の中心(中心軸CL2)に近接する方向に傾斜する傾斜面である。すなわち、本実施形態では、封止部56は、+Z方向に向かうに従って外径が小さくなり、+Z方向側の面である生体接触面561が凸曲面である円錐台形状に形成されている。詳述すると、封止部56における−Z方向側の端部での外径L22は、+Z方向側の端部での外径L21より大きい。換言すると、封止部56における−Z方向側の端部でのXY平面における断面積は、+Z方向側の端部でのXY平面における断面積より大きい。そして、外径L21と、接触面22Aにおける開口部221の内径L11とは略一致し、外径L22と、内面22Bにおける開口部221の内径L12とは略一致する。
図8は、背面部22及び生体情報検出センサー5の一部を拡大して示す断面図である。なお、図8では、生体情報検出センサー5が背面部22に取り付けられる前の状態の生体情報検出センサー5及び背面部22のそれぞれの一部を拡大して示している。
ここで、背面部22に取り付けられていない状態の生体情報検出センサー5では、封止部56の内面接触面562の+Z方向に対する傾斜角は、開口部221の内側側面2211の+Z方向に対する傾斜角より小さい。例えば、図8に示すように、XZ平面と平行な面を仮想面PLとし、封止部56における+Y方向側の端部における内面接触面562の仮想面PLに対する傾斜角を傾斜角αとし、開口部221における+Y方向側の端部における内側側面2211の仮想面PLに対する傾斜角を傾斜角βとすると、傾斜角αは、傾斜角βより小さい。図示を省略するが、内面接触面562における他の部位、及び、内側側面2211における他の部位においても同様である。
すなわち、接触面22A側の開口部221の端縁における内径L11及び開口面積と、封止部56において当該端縁に対応する部位での外径L21及び断面積(XY平面に沿う断面の面積)とは略一致する。また、内面22B側の開口部221の端縁における内径L12及び開口面積と、封止部56において当該端縁に対応する部位での外径L22及び断面積とは略一致する。
しかしながら、開口部221の内側側面2211における接触面22Aから内面22Bまでのある位置での内径及び開口面積より、封止部56において当該位置に対応する部位での外径及び断面積の方が大きい。例えば、内側側面2211の+Z方向における中央での内径及び開口面積より、内面接触面562の+Z方向における中央での封止部56の外径及び断面積の方が大きい。
一方、封止部56を形成する封止樹脂が硬化した場合の硬度は、内側側面2211を形成する材料、すなわち、背面部22を形成する材料(本実施形態では合成樹脂)の硬度より小さい。換言すると、封止部56の硬度は、内側側面2211の硬度より小さい。このような封止材料としては、例えば、シリコン系エラストマー、フッ素系エラストマー、共役ジエン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、エステル系エラストマー、及び、アミド系エラストマー等のエラストマー材料が挙げられる。
図9は、封止部56に加わる応力の方向を示す図である。
このため、封止部56が開口部221内に−Z方向側から挿入されると、封止部56の内面接触面562と開口部221の内側側面2211とが接触する。更に生体情報検出センサー5が矢印A1に示すように+Z方向側に押圧されると、内側側面2211に内面接触面562が接触して封止部56の+Z方向側への移動が規制されるため、矢印A2に示すように、内面接触面562を内側側面2211に押圧する応力が封止部56に作用する。これにより、内側側面2211より傾斜角が小さい内面接触面562は、内側側面2211に沿うように変形し、内側側面2211に密着する。
また、測定装置1が生体に装着された場合、生体接触面561にて生体と接触する封止部56には、矢印A3に示すように、生体からの圧力、すなわち、−Z方向側への圧力が加わる。
ここで、生体情報検出センサー5は、背面部22に固定されているので、生体からの圧力に応じた−Z方向への生体情報検出センサー5の移動は、規制されている。
このため、矢印A2に示すように、内面接触面562を内側側面2211に押圧する応力が封止部56に作用して、内面接触面562は、内側側面2211に強固に密着する。
このように、測定装置1の使用時には、封止部56は、内面接触面562が内側側面2211と密着した状態が維持される。従って、内側側面2211の傾斜によって封止部56が+Z方向側に脱落することが抑制されるだけでなく、液体や塵埃が封止部56と内側側面2211との間からハウジング2内に侵入することが抑制される。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る生体情報測定装置1は、以下の効果を有する。
生体情報測定装置1は、ハウジング2を構成する背面部22と、ハウジング2に収容される生体情報検出センサー5と、を備える。生体情報検出センサー5は、生体の生体情報を検出するセンサー部52と、センサー部52が支持される基板51と、を有する。センサー部52は、生体に光を照射する発光部53(53A,53B)と、生体にて反射された反射光を受光する受光部54と、反射光を透過する透光性部材からなり、発光部53及び受光部54を封止する封止部56と、を備える。一方、背面部22は、生体と接触する接触面22Aと、基板51と接触する内面22Bと、接触面22Aから内面22Bまで貫通し、封止部56と内側側面2211が接触する開口部221と、を有する。そして、接触面22Aにおける開口部221の大きさは、内面22Bにおける開口部221の大きさより小さい。
このような構成によれば、発光部53及び受光部54と所定の間隔を隔てて発光部53及び受光部54を覆う透光板を省略できる。これにより、測定装置1の厚さ寸法を小さくすることができるので、測定装置1の薄型化を図ることができ、測定装置1の携帯性を向上させることができる。
更に、封止部56は、背面部22の接触面22Aにおける大きさが背面部22の内面22Bにおける大きさより小さい開口部221内に配置され、開口部221の内側側面2211と接触する。これによれば、開口部221外への封止部56の脱落、すなわち、生体側への封止部56の脱落を抑制できる。従って、センサー部52を構成する部品の脱落を抑制できる。
内側側面2211は、全周に亘って接触面22A側(すなわち+Z方向側)に向かうに従って開口部221の中心に向かう方向に傾斜している。これによれば、例えば封止部56の周縁に至るひびが封止部56に生じた場合でも、封止部56が開口部221外に脱落することを抑制できる。従って、封止部56の一部が破損した場合でも、内側側面2211の傾斜によって封止部56の生体側への脱落を抑制できる。
封止部56の硬度は、開口部221の内側側面2211の硬度、すなわち、背面部22の硬度より小さい。これによれば、封止部56の側面である内面接触面562と開口部221の内側側面2211とを密着させやすくすることができる。
特に、本実施形態では、封止部56が開口部221内に挿入されるように、背面部22の接触面22A側とは反対側から生体情報検出センサー5(センサー部52)を背面部22の内面22Bに取り付けるので、封止部56の内面接触面562が内側側面2211に沿うように変形しやすくすることができる。これにより、内面接触面562と内側側面2211とを密着させやすくすることができる。従って、封止部56の脱落を一層効果的に抑制できる他、測定装置1の防水性及び防塵性を高めることができる。
接触面22Aにおける開口部221の内径L11は、内面22Bにおける開口部221の内径L12よりも小さい。これによれば、接触面22Aにおける開口部221の大きさを、内面22Bにおける開口部221の大きさより確実に小さくすることができる。従って、開口部221外への封止部56の脱落を確実に抑制できる。
接触面22Aにおける開口部221の開口面積は、内面22Bにおける開口部221の開口面積より小さい。これによれば、接触面22Aにおける開口部221の大きさを、内面22Bにおける開口部221の大きさより確実に小さくすることができる。従って、開口部221外への封止部56の脱落を確実に抑制できる。
生体情報検出センサー5は、発光部53と受光部54との間に配置される遮光部55を備える。これによれば、発光部53から生体を介さずに受光部54に入射される光を、遮光部55によって遮蔽できる。従って、生体情報検出センサー5による反射光の検出精度を高めることができ、ひいては、生体情報測定装置1による生体情報の測定精度を高めることができる。
また、封止部56は、発光部53及び受光部54の他、遮光部55を封止する。これによれば、封止部56の外部に遮光部55を設ける必要がない。従って、生体情報検出センサー5、ひいては、生体情報測定装置1の薄型化を図ることができる。
生体情報検出センサー5は、支持基板としての基板51において発光部53、受光部54及び封止部56が位置する面である実装面51Aに設けられ、受光部54からの信号を増幅する増幅部57を備える。これによれば、受光部54からの信号の劣化を抑制できる。従って、受光部54からの信号に基づいて決定される生体情報の信頼性を高めることができる。また、ハウジング2の背面部22は、内面22Bに、増幅部57に対応する凹部223を有し、増幅部57は、凹部223内に配置されるので、基板51の法線方向と平行な+Z方向におけるハウジング2の寸法を小さくできる。従って、生体情報測定装置1の薄型化を図ることができる。
生体情報測定装置1は、生体情報検出センサー5からの信号に基づいて生体情報の1つである脈拍数を決定する回路基板3と、生体情報検出センサー5及び回路基板3を接続する接続部材6と、を備える。また、基板51は、内面に形成された凹部225との間に接続部材6の一部が配置される隙間GPを形成する凹状の隙間形成部511を有する。これによれば、ハウジング2の内部構成を小型化でき、生体情報測定装置1の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、背面部22への生体情報検出センサー5の取付前の状態では、内面接触面562の+Z方向に対する傾斜角は、内側側面2211の+Z方向に対する傾斜角より小さい。このため、背面部22の内面22Bに対して−Z方向側から+Z方向に沿って生体情報検出センサー5を取り付けたときに、内面接触面562が内側側面2211に沿うように封止部56を変形させることができるので、内面接触面562と内側側面2211との密着度を高めることができる。従って、測定装置1の防水性及び防塵性をより一層高めることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、生体情報検出センサー5のセンサー部52を構成する遮光部55の先端部は、発光部53より+Z方向側で、かつ、封止部56の生体接触面561より−Z方向側に位置するとした。しかしながら、これに限らず、遮光部55の先端部の位置は、適宜変更可能である。
図10は、生体情報検出センサー5の変形である生体情報検出センサー5Aを示す断面図である。詳述すると、図10は、生体情報検出センサー5Aが採用された生体情報測定装置1のYZ平面に沿う断面を示す図である。
例えば、図10に示すセンサー部52Aをセンサー部52に代えて有する生体情報検出センサー5Aを生体情報測定装置1に採用してもよい。
センサー部52Aは、遮光部55に代えて遮光部55Aを有する他は、センサー部52と同様の構成及び機能を有する。
遮光部55Aは、遮光部55と同様に、発光部53と受光部54との間に位置し、発光部53から生体を介さずに受光部54に向かう光を遮蔽する。遮光部55Aは、第1〜第4遮蔽部551〜遮蔽部554と屈曲部555,556とを有し、平面視で受光部54を囲む枠状に形成されている。
遮光部55Aにおける+Z方向側の先端部は、発光部53より+Z方向側に位置するとともに、封止部56の生体接触面561と一致している。例えば、第1遮蔽部551の先端部5511の位置は、生体接触面561と略同じ位置であり、第2遮蔽部552の先端部5521の位置は、生体接触面561と略同じ位置である。
このような生体情報検出センサー5Aによれば、発光部53(53A,53B)から出射された光が、界面である生体接触面561にて内面反射され、遮光部55を乗り越えて受光部54に入射されてしまうことを抑制できる。従って、生体情報検出センサー5Aによる、生体を介した光の検出精度を高めることができる。
なお、生体接触面561の位置と遮光部55Aの先端部の位置とを合わせるには、これらの位置が略一致するように、型等を用いて封止部56を成形する手法や、形成された封止部56を削る手法を採用できる。
図11は、生体情報検出センサー5の変形である生体情報検出センサー5Bを示す断面図である。詳述すると、図11は、生体情報検出センサー5Bが採用された生体情報測定装置1のYZ平面に沿う断面を示す図である。
また例えば、図11に示すセンサー部52Bをセンサー部52に代えて有する生体情報検出センサー5Bを生体情報測定装置1に採用してもよい。
センサー部52Bは、遮光部55に代えて遮光部55Bを有する他は、センサー部52と同様の構成及び機能を有する。
遮光部55Bは、遮光部55と同様に、発光部53と受光部54との間に位置し、発光部53から生体を介さずに受光部54に向かう光を遮蔽する。遮光部55Aは、第1〜第4遮蔽部551〜遮蔽部554と屈曲部555,556とを有し、平面視で受光部54を囲む枠状に形成されている。
遮光部55Bにおける+Z方向側の先端部は、発光部53より+Z方向側に位置するだけでなく、封止部56の生体接触面561より更に+Z方向側に位置している。換言すると、遮光部55Bの先端部は、生体接触面561より+Z方向側に突出している。例えば、第1遮蔽部551の先端部5511の位置は、生体接触面561より+Z方向側に位置し、第2遮蔽部552の先端部5521の位置も、生体接触面561より+Z方向側に位置している。
このような生体情報検出センサー5Aによれば、生体接触面561と生体との接触性(装着性)が若干悪くなるものの、生体を介さずに遮光部55を乗り越えて受光部54に入射される光を確実に遮蔽できる。従って、生体情報検出センサー5Bによる、生体を介した光の検出精度を高めることができる。
なお、このように遮光部55Bの先端部が生体接触面561より+Z方向側に位置している場合でも、遮光部55Bの先端部が、生体接触面561において最も+Z方向側に位置する頂点Pより−Z方向側に位置していれば、接触性(装着性)を損なわずに、生体接触面561と生体とを接触させることができる。
上記実施形態では、開口部221の内側側面2211は、全周に亘って接触面22A側(+Z方向側)に向かうに従って開口部221の中心(中心軸CL1)に向かって傾斜する傾斜面であるとした。また、封止部56において内側側面2211と接触する内面接触面562は、全周に亘って+Z方向側に向かうに従って封止部56の中心(中心軸CL2)に向かって傾斜する傾斜面であるとした。しかしながら、これに限らず、内側側面2211及び内面接触面562は、必ずしも全周に亘る傾斜面である必要はない。例えば、内側側面2211及び内面接触面562は、周方向において+Z方向に対して傾斜していない部位を含んでいてもよく、+Z方向側に向かうに従って中心に向かう方向とは反対方向側に傾斜した部位を含んでいてもよい。
また、内側側面2211及び内面接触面562のそれぞれの上記傾斜角は、全周に亘って一様でなくてもよく、部分的に傾斜角が異なる部位が内側側面2211及び内面接触面562に含まれていてもよい。
更に、封止部56の内面接触面562は、例えば少なくとも1つの段差部を有する階段状に形成されていてもよく、開口部221は、内面接触面562の形状に応じた段付き孔であってもよい。
上記実施形態では、生体情報検出センサー5は、封止部56によって発光部53A,53B及び受光部54が封止された状態で、背面部22の内面22Bに配置されるとした。しかしながら、これに限らず、生体情報検出センサー5が背面部22に配置された状態では、発光部53及び受光部54は、封止部56によって封止されていなくてもよい。すなわち、封止部56は、生体情報検出センサー5が内面22Bに取り付けられて、背面部22に固定された後に、発光部53及び受光部54を透光性樹脂で封止するように形成されてもよい。
この場合、例えば、封止部56が形成されていない生体情報検出センサー5を背面部22に取り付けた後、封止部56の形状に応じた型を背面部22に取り付け、開口部221内に透光性の封止樹脂を流し込むことによって、封止部56を形成できる。この場合、封止樹脂が接着性を有する樹脂であれば、封止部56と内側側面2211とをより効果的に密着させることができる。なお、接着性を有する封止材料は、背面部22への生体情報検出センサー5の取り付けの前に形成される封止部56の材料として採用してもよい。
上記実施形態では、封止部56の硬度は、開口部221の内側側面2211の硬度より小さいとした。しかしながら、これに限らず、封止部56の硬度と内側側面2211の硬度とは同じでもよく、封止部56の硬度が内側側面2211の硬度より大きくてもよい。特に、封止樹脂を開口部221内に流し込むことによって封止部56を形成する場合には、封止部56の硬度と内側側面2211の硬度とは、どちらが大きくてもよい。
上記実施形態では、封止部56が配置される開口部221の形状は、+Z方向側から見て略円形状であるとした。しかしながら、これに限らず、開口部221の形状は、適宜変更可能である。例えば、開口部221の形状は、平面視で、多角形状であってもよく、円弧状である部位を含む他の形状であってもよい。この場合でも、予め封止部が形成されたセンサーを−Z方向側からハウジングに取り付ける場合には、+Z方向側から見た封止部の形状は、開口部の形状に合わせてあればよい。この場合、開口部221の形状が円弧を含む形状であれば、円弧状部分に対しては、矢印A2に示される応力を均等に作用させることができる。
また、開口部221は、接触面22Aにおける内径及び開口面積が、内面22Bにおける内径及び開口面積より小さいことによって、接触面22Aにおける大きさが内面22Bにおける大きさより小さくなるとした。しかしながら、これに限らず、接触面22A及び内面22Bにおいて他の指標を変更することによって、接触面22Aにおける開口部221の大きさが、内面22Bにおける開口部221の大きさより小さくしてもよい。
上記実施形態では、背面部22は、増幅部57及びコネクター58が配置される凹部223,224を有するとした。しかしながら、これに限らず、凹部は無くてもよい。また、生体情報検出センサー5に、増幅部57は無くてもよい。この場合、増幅部57は、回路基板3に設けられていてもよい。
上記実施形態では、生体情報検出センサー5における支持基板としての基板51は、接続部材6の一部が配置される隙間GPを凹部225とともに形成する隙間形成部511を有するとした。しかしながら、これに限らず。基板51に隙間形成部511は無くてもよい。一方、基板51に隙間形成部511があれば、背面部22に凹部225は無くてもよい。
上記実施形態では、測定装置1は、回路基板3及び生体情報検出センサー5を有し、回路基板3と生体情報検出センサー5とは接続部材6によって電気的に接続されるとした。しかしながら、これに限らず、センサー部52は、回路基板3に設けられていてもよい。この場合、例えば、回路基板3における+Z方向側の面にセンサー部52を設けることによって、発光部から出射された光を生体に照射しやすくすることができ、また、生体にて反射された光を受光部にて受光しやすくすることができる。そして、センサー部52を回路基板3に設けることによって、基板51を省略できるので、測定装置1の更なる薄型化を図ることができる。なお、電池4の位置は、適宜変更可能である。
上記実施形態では、センサー部52は、それぞれパッケージ化されたLEDチップである発光部53A,53Bと、パッケージ化されたPDチップである受光部54と、を有するとした。しかしながら、これに限らず、発光部53A,53Bの少なくとも1つの発光部は、パッケージ化されていないLEDチップ、すなわち、LEDベアチップであってもよい。また、受光部54は、パッケージ化されていないPDチップ、すなわち、PDベアチップであってもよい。
また、基板51及び回路基板3の基板は、それぞれリジッド基板であるとしたが、少なくともいずれか一方の基板は、フレキシブルプリント基板(FPC)であってもよい。
上記実施形態では、生体接触面561は凸曲面であるとした。しかしながら、これに限らず、封止部において光の出射方向側の面の形状は、他の形状であってもよい。
例えば、生体接触面561は、平坦面を含んでもよく、凹曲面でもよい。生体接触面561が凹曲面である場合、発光部53から出射された光を封止部56外に拡散させやすくすることができ、封止部56に入射される光を受光部54に集光しやすくすることができる。
このように、生体接触面561の形状や曲率を変更することにより、生体情報検出センサーの用途に応じて、発光部53から出射された光を生体に効果的に照射できる他、生体から入射される光を効率よく受光部54に入射させることができる。
上記実施形態では、増幅部57及びコネクター58は、基板51においてセンサー部52が位置する実装面51Aに配設されるとした。すなわち、基板51に配設される全ての構成は、実装面51Aに配設されるとした。しかしながら、これに限らず、基板51に配設される複数の構成部品のうち、センサー部52を除く少なくとも1つの構成部品は、実装面51Aとは反対側の裏面51Bに配設されていてもよい。このように構成することで、背面部22に増幅部57及びコネクター58を配置するための複数の凹部223,224を形成する必要がなくなり、背面部22に薄肉部がなくなるため、背面部22、ひいては、ハウジング2の強度を高めることができる。
上記実施形態では、センサー部52は、2つの発光部53A,53B及び1つの受光部54を有するとした。しかしながら、これに限らず、発光部の数及び受光部の数は、適宜変更可能である。例えば、1つの受光部に対して1つの発光部が設けられていてもよく、3以上の発光部が設けられていてもよい。また、1つの発光部に対して2以上の受光部が設けられていてもよい。
更に、それぞれ少なくとも1つの発光部及び受光部の組が複数設けられていてもよい。この場合、複数の封止部によって組毎に封止されていてもよい。そして、この場合には、発光部及び受光部の組毎に、これらを外部に露出させる開口部が背面部に形成されていてもよい。
また、発光部及び受光部のレイアウトは適宜変更可能であり、例えば、複数の発光部が+X方向に離間して配設されていてもよい。
上記実施形態では、遮光部55は、受光部54を囲む矩形枠状に形成されているとした。しかしながら、これに限らず、遮光部55の形状は、環状であってもよく、矩形以外の多角形状であってもよい。
また、遮光部55は、受光部54を囲む形状でなくてもよい。すなわち、発光部と受光部との間に遮光部が位置し、発光部から出射されて受光部に直接入射する光を遮蔽できれば、遮光部の形状は適宜変更可能である。例えば、発光部及び受光部をそれぞれ1つずつ有するセンサー部において、これら発光部及び受光部の間に遮光部があれば、受光部から発光部に向かう方向とは異なる方向に遮光部(遮蔽部)は無くてもよい。また、遮光部の一部に隙間があってもよく、複数の遮蔽部(遮光部)に分断されていてもよい。
更に、遮光部55は、必ずしも発光部53及び受光部54とともに、封止部56によって封止されていなくてもよく、遮光部を封止部外に設ける構成としてもよい。また、上記のように、遮光部55の一部が、封止部56の外部に位置していてもよい。更に、遮光部は、無くてもよい。
上記実施形態では、遮光部55における+Z方向側(基板51からの突出方向側)の先端部の位置は、生体接触面561の位置と一致するとした。しかしながら、これに限らず、遮光部55における先端部の位置は、適宜変更可能である。なお、上記のように、遮光部の先端部は、発光部より+Z方向側(光出射側)に位置することが好ましい。
上記実施形態では、回路基板3には、測定装置に作用する加速度を検出する加速度センサーが設けられているとした。しかしながら、これに限らず、回路基板3に加速度センサーは設けられていなくてもよく、また、設けられている場合でも、回路基板3以外の構成に設けられていてもよい。例えば、生体情報検出センサーの基板51に加速度センサー等の他のセンサーが設けられていてもよい。更に、生体情報測定装置は、位置情報を計測可能な位置センサー(例えばGPS受信機)を備えていてもよい。
上記実施形態では、生体情報検出センサー5は、生体情報の1つである脈波を検出し、回路基板3は、生体情報検出センサー5から出力された脈波信号に基づいて、生体情報の他の1つである脈拍数を決定するとした。すなわち、上記した生体情報測定装置1は、脈波及び脈拍数を生体情報として測定するとした。しかしながら、これに限らず、本発明の生体情報測定装置が検出及び測定可能な生体情報は、脈波及び脈拍数に限定されない。例えば、HRV(Heart Rate Variability)、RRI(R-R Interval:脈拍間隔)、血圧、血糖値、活動量や消費カロリー、最大酸素摂取量(VO2max)等、光電センサーを用いて生体情報を測定する生体情報測定装置に本発明を適用してもよい。
1…生体情報測定装置、2…ハウジング、22…背面部、22A…接触面、22B…内面、221…開口部、2211…内側側面、223…凹部、3…回路基板、5…生体情報検出センサー、51…基板(支持基板)、51A…実装面、51B…裏面、511…隙間形成部、52…センサー部、53(53A,53B)…発光部、54…受光部、56…封止部、561…生体接触面、562…内面接触面、57…増幅部、58…コネクター、6…接続部材、GP…隙間。

Claims (8)

  1. 生体の生体情報を検出する生体情報検出センサーと、
    前記生体情報検出センサーを収容するハウジングと、を備え、
    前記生体情報検出センサーは、
    前記生体に光を照射する発光部と、
    前記生体からの反射光を受光する受光部と、
    前記反射光を透過する透光性部材からなり、前記発光部及び前記受光部を封止する封止部と、
    前記発光部、前記受光部及び前記封止部を支持する支持基板と、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記生体と接触する接触面と、
    前記支持基板と接触する内面と、
    前記接触面から前記内面まで貫通し、前記封止部と内側側面が接触する開口部と、を有し、
    前記接触面における前記開口部の大きさは、前記内面における前記開口部の大きさよりも小さいことを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 請求項1に記載の生体情報測定装置において、
    前記開口部の内側側面は、前記接触面側に向かうに従って前記開口部の中心に向かう方向に傾斜していることを特徴とする生体情報測定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の生体情報測定装置において、
    前記封止部の硬度は、前記開口部の内側側面の硬度より小さいことを特徴とする生体情報測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    前記接触面における前記開口部の内径は、前記内面における前記開口部の内径よりも小さいことを特徴とする生体情報測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    前記接触面における前記開口部の開口面積は、前記内面における前記開口部の開口面積よりも小さいことを特徴とする生体情報測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    前記生体情報検出センサーは、前記発光部と前記受光部との間に位置する遮光部を備え、
    前記封止部は、前記発光部、前記受光部及び前記遮光部を封止していることを特徴とする生体情報測定装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    前記生体情報検出センサーは、前記支持基板において前記発光部、前記受光部及び前記封止部が位置する面に設けられ、前記受光部からの信号を増幅する増幅部を備え、
    前記ハウジングは、前記内面に、前記増幅部に対応する凹部を有することを特徴とする生体情報測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    前記生体情報検出センサーからの信号に基づいて前記生体情報を決定する回路基板と、
    前記生体情報検出センサー及び前記回路基板を接続する接続部材と、を備え、
    前記支持基板は、前記内面との間に前記接続部材の一部が配置される隙間を形成する凹状の隙間形成部を有することを特徴とする生体情報測定装置。
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