JP2019164798A - 表示装置及びプログラム - Google Patents

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洋樹 棟朝
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Abstract

【課題】複数の非接触通信アンテナを表示装置上で利用することにより、アンテナに割り当てられて表示されたコンテンツを利用することで直感的な操作で利用者にコンテンツに関する情報を提供することができるコンテンツ表示装置を提供すること。【解決手段】表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、選択されたアンテナを用いて情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部とを備え、第1コンテンツが選択された場合に、選択された第1コンテンツに対応する第2コンテンツを割り当てられたアンテナの位置に重畳して表示制御し、情報端末装置と非接触通信が行われた場合には、非接触通信が行われたアンテナから、アンテナに割り当てられた第2コンテンツに関する情報を情報端末装置に送信することを特徴とする。【選択図】図13

Description

本発明は、表示装置等に関する。
近年、NFC(Near Field Communication)など非接触型ICカードを用いて非接触通信を行う機器が増えている。これら非接触型通信を行うためには通信用のアンテナだけではなく、相手の非接触通信装置からの電波を取得し、通信制御を行うためのリーダーライター装置(以下、「RW装置」)が必要となる。
これらの非接触通信装置を用いてコンテンツ表示端末装置と、利用者の情報端末装置との間でデータを送受するような用途も提案されている。例えば広告用のディスプレイの横に設置されたアンテナに情報端末装置でタッチを行うと表示されている広告がタッチした情報端末装置にダウンロードされる、というような用途については実施されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、コンテンツ表示装置は大画面化を迎えており、特に広告表示のためのコンテンツ表示装置の場合には大画面の表示、かつ、利用者からのフィードバックを得るためにタッチ操作が可能になっているものもある。
これらの大画面コンテンツ表示装置にて非接触通信をサポートする場合、多くは表示装置とは別にRW装置を設ける。ただし、これではどのタイミングでタッチを行えばよいのかなど利用者が分かりづらいということがあり、従来例のように、表示装置に非接触通信を追加するような用途が提案されている。また従来例にもあるように表示装置の大画面化を踏まえ、複数の非接触通信アンテナを表示装置上に設ける提案もなされている。
特許第3506939号
しかしながら、コンテンツ表示装置上に複数の非接触通信アンテナとRW装置を設けると、その数だけコストがかかってしまう。また、RW装置の積載場所の確保も必要となり、表示装置のハードウェア設計上大きな制約条件となってしまうという問題点があった。
また、電力や通信制御も設けられた数だけ複雑となる。通常非接触通信はデータを取得する際に一時的に必要となることが多く、一時的な用途のためにコストをかけることは難しい。
また、利用者から見た場合には複数の通信装置がただ並んでいるだけでは、どの通信装置にタッチを行えばよいかわからず、どの通信装置にタッチを行っても同じ動作が行われるのであれば、タッチ位置を変える意味がなかった。
また、従来はタッチパネルで予め取得したいサービスを選択してから、情報端末装置にコンテンツ情報を転送することが一般的であった。例えば、図28を使って説明すると、まず表示装置に表示されたフロアマップから、必要となる店舗をタッチして選択する(T1000)。
次に、タッチされた店舗であるA飲食店に対応するコンテンツ(サービス)が、画面上に表示される。その中で、必要となるコンテンツは利用者が選択する(T1002)。選択されたコンテンツを、情報端末装置に送信するために、利用者は非接触アンテナ(T1004)に情報端末装置3をかざす。
これにより、所望するコンテンツが情報端末装置3に送信されるが、複数の操作が必要となり、また直感的な操作ではなかったので利用しやすいものでなかった。
とくに、ショッピングセンター等に設置される大型のコンテンツ表示装置の場合、利用者は子供から大人、老人といった幅広い人が利用する。このような場合、複数の操作を要求することにより、使い勝手が良くなかった。
とくに、近年の大規模なショッピングセンターは店舗数が多かったり、利用者ニーズの細分化からコンテンツを増やしたりする必要があり、その傾向は顕著であった。
上述した課題を解決するために、本願発明の目的は、複数の非接触通信アンテナを表示装置上で利用することにより、アンテナに割り当てられて表示されたコンテンツを利用することで直感的な操作で利用者にコンテンツに関する情報を提供することができるコンテンツ表示装置を提供することである。
本開示の表示装置によれば、コンテンツを表示部に表示する表示装置であって、
前記表示部と同一面側に配置された複数の非接触通信アンテナと、
第1コンテンツを前記表示部に表示し、前記第1コンテンツがユーザにより選択された場合、前記第1コンテンツに対応付けられた第2コンテンツを前記表示部に表示する制御を行う表示制御部と、
前記第2コンテンツの表示位置において情報端末装置の近接を検知した場合、前記複数の非接触通信アンテナのうち前記第2コンテンツに対応付けられた非接触通信アンテナを介して、前記第2コンテンツの情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信部と、
を備えることを特徴とする。
本開示のプログラムによれば、コンテンツを表示する表示部と、前記表示部と同一面側に配置された複数の非接触通信アンテナと、を備える表示装置を制御するプログラムであって、
第1コンテンツを前前記表示部に表示し、前記第1コンテンツがユーザにより選択された場合、前記第1コンテンツに対応付けられた第2コンテンツを前記表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、
前記第2コンテンツの表示位置において情報端末装置の近接を検知した場合、前記複数の非接触通信アンテナのうち前記第2コンテンツに対応付けられた非接触通信アンテナを介して、前記第2コンテンツの情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信ステップと、
をプロセッサにより実行させることを特徴とする。
本発明によれば、表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、選択されたアンテナを用いて情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部とを備え、第1コンテンツが選択された場合に、選択された第1コンテンツに対応する第2コンテンツを割り当てられたアンテナの位置に重畳して表示する制御をし、情報端末装置と非接触通信が行われた場合には、非接触通信が行われたアンテナから、アンテナに割り当てられた第2コンテンツに関する情報を情報端末装置に送信することができる。
したがって、表示部に表示された第2コンテンツの中から、利用者はコンテンツに関する情報を情報端末装置に送信したい場合、その表示の上にかざすことにより、割り当てられたアンテナから情報を受信することができる。したがって、アンテナの配置を意識することなく、コンテンツに関する情報を取得することが可能となる。
第1実施形態に装置全体を説明するための図である。 第1実施形態におけるコンテンツ表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態におけるNFC通信部の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態における表示部、タッチ検出部、非接触アンテナの位置関係を説明するための図である。 第1実施形態における表示部、タッチ検出部、非接触アンテナの位置関係を説明するための図である。 第1実施形態におけるコンテンツデータのデータ構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるアンテナ座標位置リストのデータ構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるアンテナの配置と座標位置とを説明するための図である。 第1実施形態におけるアンテナ転送情報リストのデータ構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるメイン処理の動作フローである。 第1実施形態におけるNFC割込処理の動作フローである。 第1実施形態におけるNFC検出処理の動作フローである。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第2実施形態におけるNFC検出処理の動作フローである。 第2実施形態における動作例を説明するための図である。 第3実施形態におけるNFC検出処理の動作フローである。 第3実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態におけるコンテンツデータのデータ構成を説明するための図である。 第4実施形態におけるアンテナ転送情報リストのデータ構成を説明するための図である。 第4実施形態におけるメイン処理の動作フローである。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明におけるコンテンツ表示装置を、例えばショッピングモール等に設置されるインフォメーションディスプレイを例に説明するが、他の表示装置でも適用可能なことは勿論である。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
まず、第1実施形態における全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、コンテンツ表示装置1を示した図である。本実施形態では、縦置き(縦方向の解像度が多い状態)で装置が設置されている。
このようなコンテンツ表示装置1は、例えばショッピングモールや、駅、イベント会場等において種々の情報を表示するために設置されている。例えば、通信により受信されたコンテンツを表示することで、様々な情報(コンテンツ)を切り替えて表示することができる。
さらに、当該情報について、利用者がアクセスしやすいような工夫がされている。例えば、二次元コード(QRコード(登録商標))を表示したりする場合や、赤外線によりコンテンツ情報を送信する装置が考えられる。
本実施形態では、近距離無線通信の一つである非接触通信(NFC(Near Field Communication))を用いて、利用者の情報端末装置3にコンテンツ情報を送信している。
利用者が、情報端末装置3をコンテンツ表示装置1にかざす(タッチする)ことにより、NFCにより通信が開始される。これにより、指定されたコンテンツ情報が、情報端末装置3に転送されることとなる。
このように、本実施形態では、コンテンツ表示装置1と、情報端末装置3とを含むコンテンツ転送システムとして説明する。なお、コンテンツ表示装置1/情報端末装置3は複数備えていても良い。また、一又は複数のコンテンツ表示装置1に、コンテンツ制御装置として別の装置が接続されており、以下の具体的な処理については、コンテンツ制御装置が実現することとしても良い。
[1.2 機能構成]
つづいて、本実施形態におけるコンテンツ表示装置1の機能構成について、図2を用いて説明する。図2に示すように、コンテンツ表示装置1は、制御部110と、NFC通信部120と、NW通信部130と、表示部140と、タッチ検出部150と、記憶部160とを備えて構成されている。
制御部110は、コンテンツ表示装置1の全体を制御するための機能部である。制御部110は、記憶部160に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
NFC通信部120は、非接触通信を行う為の機能部である。例えば、ISO/IEC 14443や、ISO/IEC 18092(Felica)等の規格により通信が行われる。
ここで、NFC通信部120について、図3を用いて詳細に説明する。NFC通信部120は、非接触アンテナ1210と、アンテナ切替え手段1220と、アンテナ制御手段1230と、非接触通信手段1240とを備えて構成されている。
ここで、非接触アンテナ1210は、複数のアンテナから構成されている。例えば、第1非接触アンテナ1210a、第2非接触アンテナ1210b、・・・、第n非接触アンテナ1210nを有している。
これらの複数の非接触アンテナは、アンテナ切替え手段1220に接続されている。このアンテナ切替え手段1220により、利用可能なアンテナが切り替えられる。また、この切替え制御については、アンテナ制御手段1230が行っている。なお、本実施形態では、NFC通信部120をモジュールと説明しているので、アンテナ制御手段1230を設けているが、制御部110が行っても良い。
非接触通信手段1240は、コンテンツ表示装置1が情報端末装置3と非接触通信(例えば、NFC通信)を行うための通信部である。情報端末装置3のNFC通信部と、非接触アンテナを介して通信を行うこととなる。ここで、本実施形態では、非接触アンテナ1210を、所定時間(例えば、10ms)毎に順次切り替える構成となっている。なお、非接触アンテナ1210を切り替える時間としては、予め定められていても良いし、設定により切り替えられるようにしても良い。また、コンテンツの種類や、時間によって切り替える設定(例えば、店舗開店直後や閉店間際は間隔を長くしたり、休日は間隔を短くしたりするような設定)としても良い。
なお、通信の一例として、情報端末装置3のNFC通信部が、例えば第2非接触アンテナ1210bで検出した場合について説明する。この場合、アンテナ切替え手段1220は、第2非接触アンテナ1210bに使用するアンテナを固定する。そして、非接触通信手段1240は、第2非接触アンテナ1210bを介して、情報端末装置3と通信を行うこととなる。
NW(Network)通信部130は、ネットワーク(例えば、無線LANや、3G携帯通信網、LTE通信網)に接続し、他の装置、サーバ等と通信を行うための機能部である。例えば、NW通信部130を介してコンテンツを受信したりする。
表示部140は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELパネル等により構成されている。
タッチ検出部150は、利用者のタッチ操作を検出するための機能部である。タッチを検出する方式としては、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等といった何れの方法を用いてもよい。また、表示部140と、タッチ検出部150とを一体に形成して、タッチパネルとして利用されるのが一般的である。
ここで、図4及び図5を用いて、各装置の構成について説明する。すなわち、表示部140の表示パネルの上に、タッチ検出部150が設けられている。これにより、利用者からのタッチ入力を検出することができる。
また、タッチ検出部150の上に、非接触アンテナ1210が配置されている。これにより、表示部140でコンテンツが表示されている上に、利用者が情報端末装置3をタッチすることにより、NFCを利用した通信が可能となる。
なお、表示部140と、タッチ検出部150との間に非接触アンテナ1210を配置しても同様の効果は得られる。
また、後述するが、表示部140上には複数の非接触アンテナ1210が配置されている。これにより、コンテンツに応じて、利用する非接触アンテナ1210を決定することとなる。
記憶部160は、コンテンツ表示装置1の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部160には、コンテンツデータ162と、アンテナ座標位置テーブル164と、転送コンテンツ情報テーブル166とが記憶されている。ここで、コンテンツデータ162の一例について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、コンテンツデータ162は、コンテンツ情報が親、子の階層的に記憶されている。親コンテンツ(例えば、「A飲食店」)に対して、子コンテンツのコンテンツ情報(例えば、子コンテンツA「来店予約」、子コンテンツB「ドリンク無料券」、子コンテンツC「デザート無料券」、子コンテンツD「5%OFFクーポン」)とが記憶されている。
親コンテンツに対して、子コンテンツのコンテンツ情報は1又は複数記憶されている。また、図6では模式的に表しているが、各コンテンツ情報は、適切なサービスに対応づけられたコンテンツ情報が記憶される。
例えば、来店予約や、指定席購入等といったサービスであれば、当該WEBサイトにアクセスするのに必要なURLが含まれていたり、サービスを提供するアプリケーションを起動したりする信号が含まれていて良い。
また、電子マネーの精算等では、電子マネーのアプリケーション等と連携することにより、例えばFelica(登録商標)に記憶されている電子マネーを決済できることとしても良い。また、クーポン等については、クーポンとして機能するテキスト情報、例えばトルカ(登録商標)に代表されるサービスが利用出来れば良い。
さらに、子コンテンツのコンテンツ情報には、例えば表示される図や文字、アイコン等の情報が含まれていても良い。
アンテナ座標位置テーブル164は、アンテナと表示部140における座標とを対応づけて管理するテーブルである。アンテナ座標位置テーブル164の一例を図7に示す。アンテナ番号に、表示部140における座標を対応づけて記憶している。
ここで、座標は図8に示すように、各アンテナ(1210a、1210b、1210c、1210d、1210e、1210f)と、そのアンテナを検知可能な座標とを記憶している。
転送コンテンツ情報テーブル166は、各非接触アンテナと、対応するコンテンツとを対応づけて記憶しているテーブルである。図9に示すように、アンテナ番号と、現在のコンテンツ情報とが対応づけて記憶されている。
コンテンツ情報が「OFF」となっている場合は、該当する非接触アンテナは利用されないこととなる。すなわち、アンテナ切替え手段1220は、コンテンツ情報「OFF」以外の非接触アンテナを切り替えながら検出処理を実行することとなる。
ここで、情報端末装置3に転送されるコンテンツ情報が解ればよいため、コンテンツ情報を直接転送コンテンツ情報テーブル166に記憶する場合と、相対的に記憶する場合がある。直接記憶する場合は、コンテンツデータ162に記憶されているコンテンツ情報が、転送コンテンツ情報テーブル166に記憶される。
情報端末装置3にコンテンツ情報を転送(送信)するときは、転送コンテンツ情報テーブル166に記憶されたコンテンツ情報を利用する。
それに対して、図9の状態のまま、すなわち相対的な位置を記憶しても良い。例えば、情報端末装置3がアンテナ4にかざされた場合、図9によれば「子コンテンツB」のコンテンツ情報が送信されることとなる。そこで、図6のコンテンツデータ162を参照すると、現在の親コンテンツ(例えば「A飲食店」)における子コンテンツB(例えば「ドリンク無料券」)の情報を読み出し、情報端末装置3に送信する。
[1.3 処理の流れ]
つづいて、第1実施形態における処理の流れについて、説明する。本実施形態においては、メイン処理が実行されており、NFC機能を有する情報端末装置が非接触アンテナが通信可能となった状態で、図11のNFC割り込み処理が実行され、図12のNFC検出処理が実行される。
[1.3.1 メイン処理]
続いて本実施形態のメイン処理について図10を用いて説明する。図10のメイン処理は、本実施形態においてメインで実行される処理であり、例えば情報端末装置3等をかざしていない状態のときに実行されている処理である。
まず、親コンテンツが表示される(ステップS102)。ここで、親コンテンツとしては、WEBページであっても良いし、ドキュメントファイルであっても良い。また、画像ファイルや、動画ファイルといったメディアファイルであって良いし、テキストファイルであっても良い。
このとき、利用者からタッチを検出すると(ステップS104;Yes)、タッチされた座標を検出する。そして、現在算出された座標から座標位置を検出し(ステップS106)、選択された親コンテンツを識別する(ステップS108)。
続いて、選択された親コンテンツに基づいて、子コンテンツに関するコンテンツ情報である子コンテンツ情報を取得する(ステップS110)。取得された子コンテンツ情報に基づいて、子コンテンツの表示、転送コンテンツ情報を更新する(ステップS112)。
具体的には、非接触アンテナに対応する位置に、子コンテンツ情報を示す文字や図等を表示する。また、転送コンテンツ情報テーブル166が更新される。ここで、転送コンテンツ情報テーブル166に具体的なコンテンツ情報を記憶しても良いし、コンテンツデータ162を参照してコンテンツ情報を読み出し可能と構成してもよい。
また、上述したように、相対的な位置でコンテンツ情報を取得する場合については、転送コンテンツ情報テーブル166の更新が不要なことは当然である。この場合は、コンテンツを情報端末装置3に転送するときに、複数のテーブルを参照することになる。
[1.3.2 NFC割込処理]
続いて、図11を用いてNFC割込処理について説明する。NFC割込処理は、情報端末装置3をかざした場合、すなわちNFC通信を検出したときに(ステップS122;Yes)、NFC検出処理が実行される(ステップS124)。本処理は、常時起動している処理であり、NFC通信が検出された場合に実行されることとなる。
[1.3.3 NFC検出処理]
つづいて、図12を用いてNFC検出処理について説明する。まず、NFC通信が行われたアンテナ番号を検出する(ステップS152)。そして、検出されたアンテナ番号に対応するコンテンツ情報(この場合は子コンテンツ情報)を取得する(ステップS154)。
ここで、コンテンツ情報が存在する場合には(ステップS156;Yes)、取得したコンテンツ情報を情報端末装置に送信する(ステップS158)。
このように、本実施形態によれば、最初親コンテンツに対応して必要に応じた子コンテンツが表示されることになる。そして、情報端末装置3にて、子コンテンツの表示をタッチするだけで所望するコンテンツ情報(本実施形態の場合は子コンテンツ情報)が、情報端末装置3へ送信されることとなる。
このように、表示されている子コンテンツ情報に情報端末装置で直接タッチするという直感的な操作が実現可能となり、多くの利用者にとって、使い勝手の良い、利便性の高いコンテンツ表示装置を提供することが可能となる。
[1.4 動作例]
本実施形態の動作例について、図を用いて説明する。図13は、表示部140に、非接触アンテナ1210を配置した図を模式的に示している図である。例えば、アンテナ1として第1非接触アンテナ1210a、アンテナ2として第2非接触アンテナ1210b、アンテナ3として第3非接触アンテナ1210c、アンテナ4として第4非接触アンテナ1210d、アンテナ5として第5非接触アンテナ1210e、アンテナ6として第6非接触アンテナ1210fを配置している。
そして、表示部140の領域R102に親コンテンツを表示し、NFC配置領域R104に、子コンテンツを表示している。子コンテンツは、各コンテンツが対応するNFC通信部(アンテナ)に重畳して表示されている。
例えば、第5非接触アンテナ1210eの上には、「デザート無料券」を示す表示であるマークM102が表示されている。なお、本図では説明のために非接触アンテナ1210eを点線で表示しているが、実際にはアンテナは利用者にとっては視認困難な状態で設けられている。
また、第6非接触アンテナ1210fの上にも「5%OFFクーポン」を示す子コンテンツを示すマークM104が表示されている。この子コンテンツを示すマークは、アンテナに重畳して表示されることとしても良いし、アンテナの中に表示されても良い。すなわち、利用者が情報端末装置3をかざすときに、非接触アンテナと通信可能となる位置に来るよう、ガイド表示となれば良い。
図13において、第5非接触アンテナ1210eの位置に情報端末装置3がタッチされると、デザート無料券の子コンテンツ情報が情報端末装置3に送信される。また、第1非接触アンテナ1210aの位置に情報端末装置3がタッチされても何も実行されない。
親コンテンツを切り替えた状態が図14である。親コンテンツを切り替えることにより、親コンテンツの表示が切り替わり、併せて子コンテンツの表示も切り替わっている。たとえば、このとき、第6非接触アンテナ1210fの位置に情報端末装置3がタッチされると、会員登録用のWEBページのURLが子コンテンツ情報として送信される。これにより、利用者は会員登録を容易に行うことが可能となる。
このように、本実施形態によれば、表示されている親コンテンツに応じて、子コンテンツを変化させることが出来るコンテンツ表示装置1を実現することが可能である。そして、表示された子コンテンツの上で情報端末装置3をかざす(タッチする)ことにより、子コンテンツ情報が情報端末装置3に送信されることとなる。
また、現在選択されているコンテンツによって切り替え対象とするアンテナの数や位置を変更することを可能とし、切り替え対象となっているアンテナの場所を利用者に示すことにより、簡便な操作を行うことができるようにする。
[2.第2実施形態]
つづいて、第2実施形態について説明する。本実施形態では、コンテンツ表示装置1のアンテナの切替えについて制御している図である。図15は、第1実施形態における図12のNFC検出処理を置き換えた処理であり、他の処理、機能構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
まず、NFC通信が行われたアンテナ番号を検出する(ステップS202)。続いて、検出されたアンテナ番号のコンテンツ情報を取得する(ステップS204)。ここで、当該アンテナ番号にコンテンツ情報が無い場合(例えば、「OFF」となっている場合)には、何も処理を行わない(ステップS206;No)。
コンテンツ情報が含まれている場合には、検出されたアンテナ番号以外のアンテナの切替えを停止する(ステップS208)。具体的には、アンテナ制御手段1230の制御命令により、アンテナ切替え手段1220が、現在検出されているアンテナ番号の非接触アンテナと、非接触通信手段1240との接続を行うこととなる。これにより、複数のアンテナにそれぞれ割り当てられた複数の子コンテンツ情報を、同時には取得できないようにすることができる。
また、他の子コンテンツの表示を消去する(ステップS210)。これにより、利用者も現在取得する子コンテンツを視認することができる。そして、関する子コンテンツ情報を、情報端末装置3へ送信する(ステップS212)。
動作例を図16に示す。図16は、図13の動作例を、本実施形態に適用した状態の図である。第5非接触アンテナ1210eに情報端末装置3をかざすことにより、通信可能となった状態の図である。このとき、「デザート無料券」という子コンテンツが、マークM202として表示されている。
ここで、図13と比較すると、図13は、各非接触アンテナ上に子コンテンツを示す表示がされていたのに対して、図16では、現在通信されている非接触アンテナ1210e以外の子コンテンツの表示がなくなっている。
これにより、利用者は他の子コンテンツを選択することもない。また、仮に他の非接触アンテナと通信しようとしても、アンテナ切替え手段により選択されているアンテナは第5非接触アンテナ1210eだけであるため、他のアンテナとは通信できない。
[3.第3実施形態]
続いて第3実施形態について説明する。第2実施形態は、選択されていない子コンテンツは非表示としたが、本実施形態はグレーアウトとする実施形態である。図17は、第1実施形態における図12のNFC検出処理を置き換えた処理であり、他の処理、機能構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
まず、NFC通信が行われたアンテナ番号を検出する(ステップS302)。続いて、検出されたアンテナ番号のコンテンツ情報を取得する(ステップS304)。ここで、当該アンテナ番号にコンテンツ情報が無い場合(例えば、「OFF」となっている場合)には、何も処理を行わない(ステップS306;No)。
コンテンツ情報が含まれている場合には、検出されたアンテナ番号以外のアンテナの切替えを停止する(ステップS308)。具体的には、アンテナ制御手段1230の制御命令により、アンテナ切替え手段1220が、現在検出されているアンテナ番号の非接触アンテナと、非接触通信手段1240との接続を行うこととなる。これにより、複数のアンテナにそれぞれ割り当てられた複数の子コンテンツ情報を、同時には取得できないようにすることができる。
また、他の子コンテンツ表示を取得不可の表示に切替える(ステップS210)。これにより、利用者も現在取得するコンテンツを視認することができる。取得不可の表示としては、他のコンテンツを示すマークをグレーアウトしたり、色を変更したり、点滅表示させたりと言ったことが可能である。
また、逆に現在選択中のコンテンツの表示の色を変えたり、点滅表示を行ったり、輝度を変えたりといった特別表示を行うことで、相対的に他のコンテンツが取得不可であることを示しても良い。
そして、選択された子コンテンツに関する子コンテンツ情報を、情報端末装置3へ送信する(ステップS212)。
動作例を図18に示す。図18は、図13、図16の動作例を、本実施形態に適用した状態の図である。第5非接触アンテナ1210eに情報端末装置3をかざすことにより、通信可能となった状態の図である。このとき、「デザート無料券」という子コンテンツが、マークM302として表示されている。
ここで、図16と比較すると、図16では、現在通信されている第5非接触アンテナ1210e以外の子コンテンツの表示がなくなっているのと比較し、本実施形態では選択された子コンテンツ以外は、グレーアウト表示されている。
これにより、利用者は他の子コンテンツを選択することもない。また、仮に他の非接触アンテナと通信しようとしても、アンテナ切替え手段により選択されているアンテナは第5非接触アンテナ1210eだけであるため、他のアンテナとは通信できない。
また、完全に非表示ではないことから、利用者が再度別の子コンテンツを選びなおす場合に、検討をすることができる。例えば、デザート無料券を取得しているが、ドリンク無料券に選び直すといったことが検討できる。
また、友人や家族と言った複数の利用者がいた場合は、一人が子コンテンツ情報を取得している場合に、他の利用者が次に選択するコンテンツを検討するといったことが可能となる。
[4.第4実施形態]
続いて第4実施形態について説明する。第4実施形態は、コンテンツを階層的に利用する実施形態について説明する。
図19は、本実施形態におけるコンテンツデータ162の一例を示す図である。本実施形態では、階層的に孫コンテンツまで含まれている。例えば、親コンテンツ「フロアガイドMAP」に対応する子コンテンツとして、各ショップの情報(例えば、「サイトURL」)がある。また別の例として、親コンテンツ「ショップリスト」に対応する子コンテンツとして、「Aレストラン」「B洋品店」「C音楽店」「D喫茶店」がある。
そして、子コンテンツとなる各ショップの情報である子コンテンツ「Aレストラン」に対応して孫コンテンツ(例えば、「メニューリスト」)が記憶されている。
図20は、本実施形態における転送コンテンツ情報テーブル166の一例を示す図である。本実施形態では、アンテナ「5」の位置に子コンテンツを、アンテナ「6」の位置に「孫」コンテンツをそれぞれ表示する(割り当てる)こととして説明している。
図21は、本実施形態におけるメイン処理である。図21のメイン処理は、第1実施形態における図10のメイン処理を置き換えた図である。なお、他の機能構成、処理については第1実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図21を用いて説明すると、まず、図19に示すように「フロアガイドMAP」、「ショップリスト」、「ホテル」等の複数の親コンテンツの候補が表示される。表示された親コンテンツの中から、利用者により一の親コンテンツが選択されると(ステップS402)、親コンテンツを表示し、併せて子コンテンツ情報を取得して子コンテンツ表示する(ステップS404)。
なお、子コンテンツ表示は、例えば親コンテンツに対応する子コンテンツのうち、孫コンテンツを有していないものは、転送するコンテンツであると判定し、転送コンテンツとして更新される。
続いて、ここで同じ親コンテンツが再度選択されたか否かを判定する(ステップS406)。なお、コンテンツの選択とは、例えば表示画面上がタッチされると、タッチ位置された位置を検出する。そして、検出された位置に対応するコンテンツを選択する。
なお、コンテンツが選択されれば良いため、例えばキー入力であって良いし、音声入力等であっても良い。その他にも、ジェスチャにより認識されたり、視線入力等により検出して選択されたりしても良い。
続いて、同じ親コンテンツが選択されると(ステップS406;Yes)、選択された親コンテンツに対応する子コンテンツを表示する(ステップS408)。本実施形態では、一例として現在表示されている親コンテンツに基づいて、選択可能な子コンテンツを一覧表示することとなる。
続いて、表示された子コンテンツの中から一又は複数の子コンテンツが選択されると(ステップS410;Yes)、選択された子コンテンツを選択候補として一度表示する(ステップS412)。ここでは、複数の子コンテンツをその都度選択しても良いし、一括で選択しても良い。また、一つであっても良いことは勿論である。
そして、表示されている選択候補の子コンテンツから、更に選択されると、当該子コンテンツに対応する孫コンテンツを転送コンテンツとして更新する(ステップS416)。
なお、本実施形態では、説明の都合上逐次処理することとして説明しているが、途中で並列に処理をさせても良い。例えば、子コンテンツが表示されている状態で、他の親コンテンツが選択されると、再度ステップS404から実行される。
また、途中で処理が戻った場合、選択候補とされている子コンテンツはそのままでも良いし、一度クリアされることとしてもよい。そのままの場合には、複数のコンテンツから子コンテンツを選択候補として表示することが可能となる。また、一度クリアされるとすると、現在表示(選択)されている親・子コンテンツに関するものだけが表示されるため、利用者にとって直感的に解りやすい表示となる。
具体的な動作について、図22〜図27を用いて説明する。図22は、親コンテンツが領域R402に表示された状態の図である。また、領域R404には、領域R402とは異なった形態で、別の親コンテンツが表示されており、「ショップリスト」「ホテル」「美術館」がタッチにより選択できるようになっている。
さらに、非接触アンテナのところに子コンテンツ、孫コンテンツが表示出来るようになっている。本図では、領域R402に表示された親コンテンツに基づいて、子コンテンツの一つが第5非接触アンテナ1210eの上にマークM402として表示されている。すなわち、当該子コンテンツは、孫コンテンツを有していないため、そのまま表示される(コンテンツが転送される)こととなる。
また、第6非接触アンテナ1210fの上は孫コンテンツが表示される予定の場所である。現在は子コンテンツが選択されていないことから、対応する孫コンテンツがなく、−「画像を選択して下さい」というマークM404が選択されている。また、第1非接触アンテナ1210a、第2非接触アンテナ1210b、第3非接触アンテナ1210c、第4非接触アンテナ1210dについては、マークが表示されていない。
この状態では、情報端末装置3を、第5非接触アンテナ1210eにかざすことにより、NFC割込み処理が実行され、NFC検出処理が続けて実行される。これにより、子コンテンツのコンテンツ情報が、情報端末装置3に転送される。
また、他の非接触アンテナに情報端末装置3をかざしても、コンテンツ情報は転送されない。この場合、例えばアンテナ制御手段、アンテナ切替え手段により、他の非接触アンテナ(コンテンツが表示されていないアンテナ)には切り替えないという制御を行っても良い。
本図において、親コンテンツである「ショップリスト」が選択された場合の図が図23である。図23は、親コンテンツであるショップリストに対応する子コンテンツとして、各ショップの識別表示が、領域R410に表示されている。例えば、Aレストランを示すアイコンL410と、B洋品店を示すL412と、C音楽店を示すL414と、D喫茶店を示すL416とがそれぞれ表示されている。
なお、識別表示としては図案化されたアイコンを使用しているが、例えば文字や記号といったものでも良いし、写真であっても良い。
ここで、選択候補としてD喫茶店を選択する場合、まずL416のアイコンをドラッグして領域R410の外側に引きずり出すことにより、L422として選択する(図24)。つづけて、Aレストランを選択する場合には、L410のアイコンをドラッグして領域R410の外側に引きずり出すことにより、選択候補として選択される(図25)。この図の場合は、L410(L424)と、L416(L422)とが選択候補として選択されていることとなる。
ここで、選択候補が2つあるが、この場合にL422を選択することとする。例えば、一例としてL422が選択されることにより、図19における子コンテンツ「D喫茶店」に対応する孫コンテンツとして、割引クーポン画像のアイコンM406が表示される(図26)。また、非接触アンテナ1210fも通信可能な状況となる。
このとき、情報端末装置3を第6非接触アンテナ1210fにかざすことにより(図27)、孫コンテンツ情報が転送されることとなる。情報端末装置3の表示画面W410には、孫コンテンツが表示されることにより、コンテンツが転送されたことを容易に把握することができる。
なお、階層的なコンテンツとしては、親、子、孫としたが、更に階層を多くしてもよい。例えば、割引券の種類を表示させたり、メニューを細分化したりしても良い。
[5.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態では、NFC通信が可能な情報端末装置を例に説明したが、端末装置ではなく、単なるNFC通信可能なカード(例えば、Suica(登録商標)等の交通系カード、Edy(登録商標)等の電子マネー系カード、ポイントカード、会員証等)であっても良い。
また、上述した実施形態では、コンテンツ表示装置として説明したが、NFC通信部を有する表示装置に接続されるコンテンツ表示制御装置であっても良い。すなわち、コンテンツを表示する表示部140と、表示部と同一面側に配置された非接触アンテナ1210と、複数の非接触アンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え手段1220と、アンテナ切替え手段1220により選択されたアンテナを用いて、情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信手段1240とを有する表示装置に、HDMIやDVI等といったインタフェースを介して、表示部にコンテンツを表示制御する表示制御装置であっても良い。
また、上述した実施形態において開示されたコンテンツ表示装置は、
コンテンツを表示する表示部と、
前記表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、
前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、
前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部と、
第1コンテンツに対応づけて第2コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
前記第1コンテンツが選択された場合に、選択された第1コンテンツに対応する第2コンテンツを割り当てられたアンテナの位置に重畳して表示制御をするコンテンツ表示制御部と、
前記情報端末装置と非接触通信が行われた場合には、非接触通信が行われたアンテナから、当該アンテナに割り当てられた第2コンテンツに関する情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信部と、
を備えることを特徴としてもよい。
また、本開示のプログラムは、
コンテンツを表示する表示部と、
前記表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、
前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、
前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部と、
を備えるコンテンツ表示装置を制御するプログラムであって、
第1コンテンツに対応づけて第2コンテンツを記憶するコンテンツ記憶機能と、
前記第1コンテンツが選択された場合に、選択された第1コンテンツに対応する第2コンテンツを割り当てられたアンテナの位置に重畳して表示制御をするコンテンツ表示制御機能と、
前記情報端末装置と非接触通信が行われた場合には、非接触通信が行われたアンテナから、当該アンテナに割り当てられた第2コンテンツに関する情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信機能と、
を前記コンテンツ表示装置に実現させることを特徴としてもよい。
また、本開示のコンテンツ転送システムは、
情報端末装置と、前記情報端末装置と通信可能なコンテンツ表示装置とを含むコンテンツ転送システムにおいて、
前記コンテンツ表示装置は、
コンテンツを表示する表示部と、
前記表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、
前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、
前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、前記情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部と、
第1コンテンツに対応づけて第2コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
前記第1コンテンツが選択された場合に、選択された第1コンテンツに対応する第2コンテンツを割り当てられたアンテナの位置に重畳して表示制御をするコンテンツ表示制御部と、
前記情報端末装置と非接触通信が行われた場合には、非接触通信が行われたアンテナから、当該アンテナに割り当てられた第2コンテンツに関する情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信部と、
を備え、
前記情報端末装置は、前記非接触通信部を介して、前記第2コンテンツに関する情報を転送することを特徴としてもよい。
1 :コンテンツ表示装置
3 :情報端末装置
110 :制御部
120 :NFC通信部
130 :NW通信部
140 :表示部
150 :タッチ検出部
160 :記憶部
162 :コンテンツデータ
164 :アンテナ座標位置テーブル
166 :転送コンテンツ情報テーブル
1210 :非接触アンテナ
1220 :アンテナ切替え手段
1230 :アンテナ制御手段
1240 :非接触通信手段

Claims (8)

  1. コンテンツを表示部に表示する表示装置であって、
    前記表示部と同一面側に配置された複数の非接触通信アンテナと、
    第1コンテンツを前記表示部に表示し、前記第1コンテンツがユーザにより選択された場合、前記第1コンテンツに対応付けられた第2コンテンツを前記表示部に表示する制御を行う表示制御部と、
    前記第2コンテンツの表示位置において情報端末装置の近接を検知した場合、前記複数の非接触通信アンテナのうち前記第2コンテンツに対応付けられた非接触通信アンテナを介して、前記第2コンテンツの情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. ユーザによるタッチ操作を検出するタッチ検出部を更に備え、
    前記タッチ操作により、前記第1コンテンツが選択されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記タッチ検出部は、前記表示部の上に設けられ、前記複数の非接触通信アンテナは、前記タッチ検出部の上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関係づけたコンテンツデータと、前記複数の非接触通信アンテナと前記表示部における位置情報とを対応付けたアンテナ位置データと、前記複数の非接触通信アンテナと前記第2コンテンツとを対応付けた転送コンテンツ情報データとを記憶する記憶部を更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の表示装置。
  5. 前記記憶部は、前記第2コンテンツに対応付けられた第3コンテンツと、当該第3コンテンツに割り当てられた非接触アンテナの位置情報とを更に記憶し、
    前記表示制御部は、前記第1コンテンツ又は前記第2コンテンツが選択された場合、各々に対応付けられた前記第3コンテンツを割り当てられた非接触アンテナの位置に重畳して表示することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記複数の非接触通信アンテナを選択的に切替える制御を行うアンテナ制御部を更に備え、
    前記アンテナ制御部は、前記転送コンテンツ情報データにおいてコンテンツ情報が無い場合、該当する非接触アンテナ以外の非接触アンテナを切替えることを特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
  7. 前記アンテナ制御部により選択された非接触通信アンテナを用いて、情報端末装置と非接触通信を行う非接触通信部を更に備え、
    前記情報端末装置と非接触通信が行われた場合、非接触通信が行われた非接触通信アンテナ以外にアンテナの切り替えを行わないことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の表示装置。
  8. コンテンツを表示する表示部と、前記表示部と同一面側に配置された複数の非接触通信アンテナと、を備える表示装置を制御するプログラムであって、
    第1コンテンツを前前記表示部に表示し、前記第1コンテンツがユーザにより選択された場合、前記第1コンテンツに対応付けられた第2コンテンツを前記表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、
    前記第2コンテンツの表示位置において情報端末装置の近接を検知した場合、前記複数の非接触通信アンテナのうち前記第2コンテンツに対応付けられた非接触通信アンテナを介して、前記第2コンテンツの情報を前記情報端末装置に送信するコンテンツ情報送信ステップと、
    をプロセッサにより実行させるためのプログラム。
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