JP2019161912A - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019161912A
JP2019161912A JP2018047154A JP2018047154A JP2019161912A JP 2019161912 A JP2019161912 A JP 2019161912A JP 2018047154 A JP2018047154 A JP 2018047154A JP 2018047154 A JP2018047154 A JP 2018047154A JP 2019161912 A JP2019161912 A JP 2019161912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
supply
supply mode
generation device
generated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018047154A
Other languages
English (en)
Inventor
松田 考史
Takashi Matsuda
考史 松田
勝 川邉
Masaru Kawabe
勝 川邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP2018047154A priority Critical patent/JP2019161912A/ja
Publication of JP2019161912A publication Critical patent/JP2019161912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
    • Y04S10/123Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation the energy generation units being or involving renewable energy sources

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ユーザのライフスタイルや経済情勢に応じて、発電装置で発電された電力の利用形態を選択できるとともに、地域の電力状況に応じて、逆潮流(売電)の量を規制することができる電力供給システムを提供する。【解決手段】電力供給システム1は、発電装置10で発電された電力の供給先を規定した供給モードに従って、発電装置の電力供給先を制御する制御部12を備え、供給モードは、少なくとも、発電装置の電力を負荷機器30に供給し、余った電力を優先的に蓄電装置11に充電する第1の供給モードと、発電装置の電力を負荷機器に供給し、余った電力を優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)する第2の供給モードとを有し、制御部は、第1の供給モードが選択されたとき、余った電力を、商用電力系統に逆潮流(売電)するのを規制する機能を有している。また、災害発生予測情報を取得したとき、発電装置で発電された電力を、優先的に蓄電装置に充電する第3の供給モードをさらに有していても良い。【選択図】図1

Description

本発明は、自然エネルギーを利用して発電する発電装置と、発電装置で発電された電力を蓄電する蓄電装置とを備えた電力供給システムに関する。
太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置の一般住宅への普及が広まっている。また、発電装置で発電した電力を有効に利用するために、発電装置で発電された電力を蓄電する蓄電装置の導入も進んでいる。
太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置で発電された電力の利用は、色々な形態があるが、特許文献1には、発電装置で発電された電力の供給先の優先順位(運転モード)を、ユーザが選択可能としたエネルギーマネージメントシステムが開示されている。これにより、ユーザは、自分のライフスタイルや経済情勢に応じて、最適な運転モードを選択することができる。
特開2012−5168号公報
太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置で発電された電力の利用形態の一つとして、発電装置で発電された電力量が、一般住宅内の負荷機器で消費された電力量を超えた場合、その余剰電力量を、電力会社へ逆潮流(売電)する形態がある。
一方、電力会社は、地域全体の発電量が、消費電力量を超えないよう、需要と供給のバランスを維持する必要がある。しかしながら、太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置による発電は、天候等に左右されるため、電力会社は、通常、出力量の調整がしやすい火力発電の発電量を抑制して発電電力量が消費電力量を上回らないよう制御するが、需要と供給のバランスを調整することが難しく、需要と供給のバランスが崩れてしまう。電力の安定供給に支障をきたす。最悪の場合、接続されている機器の故障や大規模な停電が起こる畏れがある。また、地域によっては、天候(例えば、日照時間)等に大きな差があるため、地域の電力状況に応じて発電装置からの逆潮流(売電)を規制する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その主な目的は、ユーザのライフスタイルや経済情勢に応じて、太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置で発電された電力や、蓄電装置に蓄電された電力の利用形態を選択できるとともに、地域の電力状況に応じて、逆潮流(売電)の量を規制することができる電力供給システムを提供することにある。
本発明に係る電力供給システムは、自然エネルギーを利用して発電する発電装置と、発電装置で発電された電力を蓄電する蓄電装置とを備えた電力供給システムであって、発電装置で発電された電力の供給先を規定した供給モードを選択する選択手段と、選択された供給モードに従って、発電装置で発電された電力の供給先を制御する制御部とを備えている。供給モードは、少なくとも、発電装置で発電された電力を負荷機器に供給し、余った電力を優先的に蓄電装置に充電する第1の供給モードと、発電装置で発電された電力を負荷機器に供給し、余った電力を優先的に商用電力系統に逆潮流(売電)する第2の供給モードとを有し、制御部は、選択手段により第1の供給モードが選択されたとき、余った電力を、商用電力系統に逆潮流(売電)するのを規制する機能を有している。
本発明によれば、ユーザのライフスタイルや経済情勢に応じて、太陽光等の自然エネルギーを利用した発電装置で発電された電力や、蓄電装置に蓄電された電力の利用形態を選択できるとともに、地域の電力状況に応じて、逆潮流(売電)する電力量を規制することができる電力供給システムを提供することができる。
本発明の一実施形態における電力供給システムの構成を模式的に示したブロック図である。 第1の供給モードが選択されたときの電力供給先の制御フローを示したフローチャートである。 第2の供給モードが選択されたときの電力供給先の制御フローを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図1は、本発明の一実施形態における電力供給システムの構成を模式的に示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態における電力供給システム1は、発電装置10と蓄電装置11とを備える。
発電装置10は、自然エネルギーを利用して発電する装置で、例えば、太陽光発電装置や風力発電装置等を用いることができる。発電装置10によって発電された直流電力は、発電装置用パワーコンディショナー(図示省略)によって交流電力に変換され、商用電力系統20と連系し負荷機器30に供給される。また、発電装置用パワーコンディショナーは、発電装置10の発電電力を電力系統に逆潮流(売電)する機能を備えており、余剰電力が発生した場合は電力会社の配電線に逆潮流して売電をする。ここで、負荷機器30は、電力ラインを介して供給された電力を消費する機器(例えば、家電機器等)であれば、その種類は問わず、複数の機器であってもよい。
蓄電装置11は、発電装置10で発電された電力を蓄電する装置で、例えば、リチウムイオン電池等で構成された蓄電池を用いることができる。蓄電装置11の充放電動作制御は、充放電制御部(図示省略)によって行われる。また、蓄電装置11が放電する直流電力は、蓄電装置用パワーコンディショナー(図示省略)によって交流電力に変換されて、負荷機器30に供給される。また、商用電力系統20から供給される交流電力は、蓄電装置用パワーコンディショナーによって直流電力に変換されて、蓄電装置11に充電される。
本実施形態における電力供給システム1は、発電装置10で発電された電力の供給先を規定した供給モードを選択する選択手段13と、選択された供給モードに従って、発電装置10で発電された電力の供給先を制御する制御部12とを備えている。
発電装置10で発電された電力は、まず、負荷機器30に供給されるが、負荷機器30の消費電力が少ない場合、余剰電力が発生する。
本実施形態における電力供給システム1では、余剰電力を優先的に供給する供給先を規定した少なくとも2つの供給モードを有している。第1の供給モードは、発電装置10で発電された電力を負荷機器30に供給し、余った電力を優先的に蓄電装置11に充電するモードである。すなわち、第1の供給モードを選択した場合、余った電力を蓄電装置11に充電しておくことによって、発電装置10の発電量が不足しているとき、蓄電装置11に蓄電された電力を負荷機器30に供給することができる。これにより、商用電力系統20からの電力の供給(買電)を最小限に留めることができる。
一方、第2の供給モードは、発電装置10で発電された電力を負荷機器30に供給し、余った電力を優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)するモードである。すなわち、第2の供給モードを選択した場合、余った電力を優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)することによって、ユーザは、経済的な利益を得ることができる。
本実施形態において、制御部12は、第1の供給モードが選択されたとき、余った電力を商用電力系統20に逆潮流するのを規制する機能、換言すれば、売電を規制する機能を有している。この機能は、ユーザが第1の供給モードを選択したときに、オプションとして設定することができる。
ここで、本発明でいう「規制」とは、余った電力を商用電力系統20に供給するのを停止する場合に限らず、余った電力の供給量を制限(縮少)する場合も含む。
以下、図2を参照しながら、第1の供給モードが選択されたときの電力供給先の制御フローを説明する。
図2に示すように、ユーザが第1の供給モードを選択したとき(ステップS10)、発電装置10で発電された電力は、負荷機器30に供給される(ステップS11)。このとき、負荷機器30で消費される電力が少なく、発電された電力に余剰電力がある場合(ステップS12でYes)、余剰電力は優先的に蓄電装置11に充電される(ステップS13)。なお、余剰電力の有無の判断は、発電装置10で発電される電力と、負荷機器30で消費される電力とを、それぞれ発電装置10及び負荷機器30に設けられたモニターで検出することによって行うことができる。
余剰電力が蓄電装置11に充電されて、蓄電装置11が満充電になった場合(ステップS14でYes)、余剰電力を商用電力系統20に逆潮流(売電)することが規制されているかどうかを判断する(ステップS15)。なお、この余剰電力の逆潮流(売電)に対する規制は、予め、ユーザの選択によって設定されている。
余剰電力の逆潮流(売電)に対する規制が設定されているときは(ステップS15でYes)、余剰電力の商用電力系統20への逆潮流(売電)が規制される(ステップS16)。この逆潮流(売電)に対する規制は、例えば、発電装置10で発電された電力の出力を制限することによって行うことができる。
一方、余剰電力の逆潮流(売電)に対する規制が設定されていないときは(ステップS15でNo)、余剰電力を商用電力系統20に逆潮流(売電)することができる(ステップS17)。
ステップS12で、負荷機器30の消費電力が多く、発電装置10で発電された電力だけでは供給量が不足している場合、すなわち余剰電力がない場合(ステップS12でNo)、蓄電装置11に蓄電された電力を放電して、負荷機器30に供給する(ステップS20)。
ところで、一般に、蓄電装置11は、放電終止電圧以下の電圧になるまで放電(過放電)すると、蓄電装置11の劣化を招く。そのため、蓄電装置11の過放電を防止するために、蓄電装置11の電圧が、放電終止電圧以下になった場合には、蓄電装置11からの放電を停止し、代わりに、商用電力系統20の電力を負荷機器30に供給することが好ましい(ステップS21)。
ここで、蓄電装置11を放電終止電圧まで放電可能とすると、残存容量が少ない状態で自然災害などにより長時間に亘る停電が発生した場合、停電リスクが増加することになる。そのため、万一の停電のときに備え、蓄電装置11に、残しておきたい電力量を設定することが可能であることが好ましい。蓄電装置11に、残しておきたい電力量の設定値は、ユーザが自由に変更可能であることは言うまでもない。
また、ステップS20で、蓄電装置11に蓄電された電力を、負荷機器30に供給する時点で、すでに、蓄電装置11の電圧が放電終止電圧以下になっている場合には、蓄電装置11の代わりに、商用電力系統20から負荷機器30に電力供給(買電)するのが好ましい。
このように、ユーザが第1の供給モードを選択した場合には、余剰電力を優先的に蓄電装置11に充電しておくことによって、発電装置10で発電された電力が不足しているときでも、蓄電装置11に蓄電された電力を負荷機器30に供給することができる。これにより、商用電力系統20から負荷機器30への電力供給(買電)を最小限に留めることができる。
また、第1の供給モードが選択されたとき、余剰電力を商用電力系統20に逆潮流(売電)するのを規制する機能を設定しておくことによって、もし、電力会社による地域全体の発電量が、消費電力量よりも多くなっても、電力供給システム1は、商用電力系統20への逆潮流(売電)をとどめることが可能であるため、最適なエネルギーマネージメントシステムを提供することができる。
なお、商用電力系統20への逆潮流(売電)の規制は、ユーザの選択によって設定することができるが、蓄電装置11が満充電になったとき、発電装置10で発電された電力の出力を制限するよう、予め設定しておいてもよい。また、商用電力系統20への逆潮流(売電)の規制は、電力会社からの出力制限に関する情報を受けて実施してもよい。
次に、図3を参照しながら、第2の供給モードが選択されたときの電力供給先の制御フローを説明する。
図3に示すように、ユーザが第2の供給モードを選択したとき(ステップS30)、発電装置10で発電された電力は、負荷機器30に供給される(ステップS31)。このとき、負荷機器30で消費される電力が少なく、発電された電力に余剰電力がある場合(ステップS32でYes)、余剰電力は、優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)される(ステップS33)。
一方、負荷機器30で消費される電力が多く、発電装置10で発電された電力だけでは供給量が不足している場合、すなわち余剰電力がない場合(ステップS32でNo)、蓄電装置11に蓄電された電力を放電して、負荷機器30に供給する(ステップS34)。
ステップS34で、蓄電装置11に蓄電された電力を負荷機器30に供給する時点で、すでに、蓄電装置11の電圧が放電終止電圧以下になっている場合には、蓄電装置11の代わりに、商用電力系統20から負荷機器30に、電力供給(買電)する(ステップS35)。
一般に、蓄電装置11は、放電終止電圧以下の電圧になるまで放電(過放電)すると、蓄電装置11の劣化を招く。そのため、蓄電装置11の過放電を防止するために、蓄電装置11の電圧が、放電終止電圧以下になった場合には、蓄電装置11からの放電を停止し、代わりに、商用電力系統20の電力を負荷機器30に供給することが好ましい。
ここで、蓄電装置11を放電終止電圧まで放電可能とすると、残存容量が少ない状態で自然災害などにより長時間に亘る停電が発生した場合、停電リスクが増加することになる。そのため、万一の停電のときに備え、蓄電装置11に、残しておきたい電力量を設定することが可能であることが好ましい。蓄電装置11に、残しておきたい電力量の設定値は、ユーザが自由に変更可能であることは言うまでもない。
このように、ユーザが第2の供給モードを選択した場合には、発電装置10の余剰電力を優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)することによって、ユーザは、経済的な利益を得ることができる。本実施形態における電力供給システム1は、発電装置10で発電された電力の供給先を規定した供給モードとして、少なくとも、発電装置10の余剰電力を、優先的に蓄電装置11に充電する第1の供給モードと、発電装置10の余剰電力を、優先的に商用電力系統20に逆潮流(売電)する第2の供給モードとを有し、第1の供給モードが選択されたとき、余剰電力を商用電力系統20に逆潮流(売電)するのを規制する機能を設定することを特徴とする。これにより、ユーザのライフスタイルや経済情勢に応じて、発電装置10の発電電力や、蓄電装置11の蓄電電力の利用形態を選択できるとともに、地域の電力状況に応じて、商用電力系統20への逆潮流(売電)を規制することが可能である。
(変形例1)
図1に示すように、本実施形態の電力供給システム1は、選択手段13により第1の供給モードが選択されたとき、発電装置10で発電された電力の供給先の履歴を記録する記録手段14を備えていてもよい。これにより、電力供給先の制御がどのように行われたかを、制御部12は、記録手段14に記録された履歴を見ることによって把握することができる。
なお、制御部12または記録手段14は、電気通信回線(インターネット)を通じて、クラウド型遠隔監視システム(図示省略)に接続されていてもよい。これにより、発電装置10で発電された電力の供給先の履歴を、電気通信回線(インターネット)を通じて、記録手段14に記録された電力供給先の履歴を、遠隔監視することができる。
(変形例2)
図1に示すように、本実施形態の電力供給システム1は、自然現象に関する災害発生予測情報を取得する取得手段15を備えていてもよい。この場合、供給モードとして、取得手段15が災害発生予測情報を取得したとき、発電装置10で発電された電力を、優先的に蓄電装置11に充電する第3の供給モードを有していることが好ましい。これにより、災害発生時の停電に備えて、事前に、発電装置10で発電された電力を、蓄電装置11に充電しておくことができるため、万一、停電になっても、負荷機器30への電力供給を維持することができる。なお、この第3の供給モードは、他の供給モードが選択されていたときに、災害発生予測情報を取得した時点で、強制的に、第3の供給モードに切り替えられる。そのため、第3の供給モードへの切り替え時に、発電装置10で発電された電力を、負荷機器30に供給していた場合、負荷機器30への電力供給を、商用電力系統20からの電力に切り替えることが好ましい。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態では、発電装置10で発電された電力の供給先を規定した供給モードとして、第1の供給モード、第2の供給モード、及び第3の供給モードを説明したが、これに限らず、他の供給モードを有していてもよい。例えば、蓄電装置11の蓄電量を確保するために、夜間に、料金の安い商用電力系統20からの電力を利用して、蓄電装置11に充電を行ってもよい。これにより、発電装置10の発電電力が不足している場合でも、蓄電装置11から電力を供給することによって、負荷機器30の稼動を維持することができる。
また、上記実施形態では、第1の供給モードが選択されたとき、余剰電力を商用電力系統20に逆潮流(売電)するのを規制する機能を、ユーザのオプションとして選択できる機能として説明したが、第1の供給モード自体を、発電装置10で発電された電力が、商用電力系統20に逆潮流(売電)されないよう、予め設定しておいてもよい。この場合、供給モードの選択手段13に、第1の供給モード以外の選択を禁止する機能を設けておくことによって、発電装置10で発電された電力が、商用電力系統20に逆潮流(売電)されるのを規制することができる。なお、第1の供給モード以外の供給モードの選択を禁止する機能は、例えば、DIPスイッチや、フラッシュメモリへの書き込み等によって、供給モードを固定することにより、行うことができる。
1 電力供給システム
10 発電装置
11 蓄電装置
12 制御部
13 選択手段
14 記録手段
15 取得手段
20 商用電力系統
30 負荷機器

Claims (7)

  1. 自然エネルギーを利用して発電する発電装置と、該発電装置で発電された電力を蓄電する蓄電装置とを備えた電力供給システムであって、
    前記発電装置で発電された電力の供給先を規定した供給モードを選択する選択手段と、
    選択された前記供給モードに従って、前記発電装置で発電された電力の供給先を制御する制御部と
    を備え、
    前記供給モードは、少なくとも、
    前記発電装置で発電された電力を負荷機器に供給し、余った電力を優先的に前記蓄電装置に充電する第1の供給モードと、
    前記発電装置で発電された電力を負荷機器に供給し、余った電力を優先的に商用電力系統に逆潮流(売電)する第2の供給モードと、
    を有し、
    前記制御部は、前記選択手段により前記第1の供給モードが選択されたとき、余った電力を前記商用電力系統に逆潮流(売電)するのを規制する機能を有している、電力供給システム。
  2. 前記制御部は、前記蓄電装置が満充電になったとき、前記発電装置で発電された電力の出力を規制する機能を有している、請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記第1の供給モードは、前記発電装置及で発電された電力を、前記商用電力系統に供給するのを規制されており、
    前記選択手段は、前記第1の供給モード以外の供給モードの選択を禁止する機能を有している、請求項1に記載の電力供給システム。
  4. 前記第1の供給モードは、前記発電装置で発電された電力の前記負荷機器に対する供給量が不足しているとき、前記蓄電装置に充電された電力を前記負荷機器に供給するように規定されている、請求項1に記載の電力供給システム。
  5. 前記選択手段により前記第1の供給モードが選択されたとき、前記発電装置で発電された電力、及び前記蓄電装置に充電された電力の供給先の履歴を記録する記録手段を備えている、請求項1に記載の電力供給システム。
  6. 前記制御部または前記記録手段は、電気通信回線を通じてクラウド型遠隔監視システムに接続されており、
    前記発電装置で発電された電力、及び前記蓄電装置に充電された電力の供給先の履歴を、前記電気通信回線を通じて、遠隔監視することができる、請求項5に記載の電力供給システム。
  7. 自然現象に関する災害発生予測情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記供給モードは、前記取得手段が前記災害発生予測情報を取得したとき、前記発電装置で発電された電力を、優先的に前記蓄電装置に充電する第3の供給モードをさらに有している、請求項1に記載の電力供給システム。
JP2018047154A 2018-03-14 2018-03-14 電力供給システム Pending JP2019161912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047154A JP2019161912A (ja) 2018-03-14 2018-03-14 電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047154A JP2019161912A (ja) 2018-03-14 2018-03-14 電力供給システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019161912A true JP2019161912A (ja) 2019-09-19

Family

ID=67992688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018047154A Pending JP2019161912A (ja) 2018-03-14 2018-03-14 電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019161912A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178237A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Nissan Motor Co Ltd 家庭用電力供給システム
JP2012005168A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Daiwa House Industry Co Ltd エネルギーマネジメントシステム及びエネルギーマネジメント方法
JP2012249476A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Panasonic Corp 電力供給システム
JP2015208159A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 東芝ライテック株式会社 蓄電システム
WO2017130307A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 三菱電機株式会社 管理装置、及び、制御方法
WO2017138629A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 日本電気株式会社 充放電制御システム、充放電制御方法及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178237A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Nissan Motor Co Ltd 家庭用電力供給システム
JP2012005168A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Daiwa House Industry Co Ltd エネルギーマネジメントシステム及びエネルギーマネジメント方法
JP2012249476A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Panasonic Corp 電力供給システム
JP2015208159A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 東芝ライテック株式会社 蓄電システム
WO2017130307A1 (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 三菱電機株式会社 管理装置、及び、制御方法
WO2017138629A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 日本電気株式会社 充放電制御システム、充放電制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5807201B2 (ja) 電力制御装置
JP5584763B2 (ja) 直流配電システム
JP5327407B2 (ja) 蓄電池システム及びその制御方法
WO2014034123A1 (ja) 電力潮流制御システム、管理装置、プログラム
JP6158562B2 (ja) 電力変換装置、制御システム、及び制御方法
JP2012249476A (ja) 電力供給システム
TW201340026A (zh) 用於電力消耗之管理的系統及方法
US20160226261A1 (en) Power Supply-Demand Adjusting Apparatus, Power System and Power Supply-Demand Adjusting Method
JP2014045527A (ja) 電力制御装置
WO2020161765A1 (ja) 直流給電システム
US20160043547A1 (en) System and method for energy shedding
WO2015001767A1 (ja) 制御装置、電力管理システム
JP5852779B2 (ja) 電力供給装置
JPWO2015111144A1 (ja) 電力供給システム及びこれに用いるエネルギーマネジメントシステム
KR20200005862A (ko) 에너지 관리 시스템 및 그 에너지 관리 시스템을 구비한 에너지 저장 시스템
JPWO2016181617A1 (ja) 充放電制御装置
KR20170079184A (ko) 에너지 저장장치의 제어방법
JP6187920B2 (ja) 給電制御装置及び配電システム
JP5773768B2 (ja) 建物用電力供給システム及び建物用電力供給方法
Meechaka et al. Optimal location and sizing for PV system and battery energy storage system using ABC algorithm considering voltage deviation and time of use rate
JP2019161912A (ja) 電力供給システム
JPWO2016185671A1 (ja) 蓄電池制御装置
JP3122815U (ja) 電力貯蔵装置
JP6355017B2 (ja) 電源制御装置及び電源制御方法
JP2015164361A (ja) 電力供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220426