JP2019160076A - 管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム - Google Patents
管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019160076A JP2019160076A JP2018048465A JP2018048465A JP2019160076A JP 2019160076 A JP2019160076 A JP 2019160076A JP 2018048465 A JP2018048465 A JP 2018048465A JP 2018048465 A JP2018048465 A JP 2018048465A JP 2019160076 A JP2019160076 A JP 2019160076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- content
- category
- access
- access point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/60—Network streaming of media packets
- H04L65/75—Media network packet handling
- H04L65/762—Media network packet handling at the source
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/52—Network services specially adapted for the location of the user terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/80—Responding to QoS
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/56—Provisioning of proxy services
- H04L67/568—Storing data temporarily at an intermediate stage, e.g. caching
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W64/00—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
- H04W64/003—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management locating network equipment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/005—Discovery of network devices, e.g. terminals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
【課題】一つの実施形態は、コンテンツの配信を効率化することを目的とする。【解決手段】一つの実施形態によれば、管理サーバにおいて、記憶部は、コンテンツが分類されるカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが複数のカテゴリと複数の位置情報とについて対応付けられた第1の対応情報を記憶する。取得部は、アクセス情報と前記無線端末で要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報とを取得する。処理部は、前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記第1の対応情報を更新する。処理部は、更新された第1の対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定する。処理部は、特定された位置情報に対応したアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する。【選択図】図7
Description
本実施形態は、管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラムに関する。
アクセスポイントへアクセス可能な無線端末は、サーバからネットワーク及びアクセスポイントを介してコンテンツが配信される。このとき、コンテンツの配信を効率化することが望まれる。
一つの実施形態は、コンテンツの配信を効率化できる管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラムを提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、記憶部と取得部と処理部とを有する管理サーバが提供される。記憶部は、コンテンツが分類されるカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが複数のカテゴリと複数の位置情報とについて対応付けられた第1の対応情報を記憶する。取得部は、無線端末からアクセスポイント及びネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスされたアクセス情報と前記無線端末で要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報とを取得する。処理部は、前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記第1の対応情報を更新する。処理部は、更新された第1の対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定する。処理部は、特定された位置情報に対応したアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる管理サーバを詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
実施形態に係る管理サーバは、コンテンツの配信を管理でき、管理サーバからネットワーク及びアクセスポイントを介して無線端末へ配信されるコンテンツを管理することができる。このとき、コンテンツの配信を効率化することが望まれる。
実施形態に係る管理サーバは、コンテンツの配信を管理でき、管理サーバからネットワーク及びアクセスポイントを介して無線端末へ配信されるコンテンツを管理することができる。このとき、コンテンツの配信を効率化することが望まれる。
コンテンツの配信の効率化のために、コンテンツの無線端末への配信履歴を元にアクセスポイントへのコンテンツの配置の可否を判断する方法が考えられる。この方法では、無線端末へ配信が多かったコンテンツを、その無線端末が現在アクセスしているアクセスポイントへ配置する。この方法では、コンテンツの無線端末への配信履歴を元にアクセスポイントへのコンテンツの配置の可否を判断するため、例えば新たな無線端末が移動している場合など無線端末の配信履歴が存在しない場合に対応することが困難である。これにより、そのアクセスポイントが配置された場所に依存してよく閲覧されるコンテンツであっても、そのアクセスポイントへのコンテンツの配信が遅れ、コンテンツの配信の迅速化が困難になることがある。
例えば、インフラとサービスとが別々の運用者により運用されている場合、情報が分断されやすく、場所依存のコンテンツについて効果的なターゲッティングが困難になり、ターゲットにするユーザが居ない時間・場所に広告を出してしまうことなどが起こり得る。広告やサービスの実行環境にもコストがかかるのでコンテンツの配信を効率化(例えば、最適化)することが望まれる。
そこで、実施形態では、管理サーバにおいて、コンテンツのカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが対応付けられた第1の対応情報を記憶するとともにコンテンツへのアクセス情報に応じて逐次更新し、第1の対応情報に応じてアクセスが予想されるコンテンツを位置情報に対応したアクセスポイントのキャッシュ領域に格納しておくことで、コンテンツの配信の効率化を図る。
具体的には、管理サーバを含むシステムにおいて、コンテンツを配信すべき位置の情報(配信先の位置情報)は、無線位置情報技術よりも細かい位置(アクセスポイント単位)で管理できる。配信先の位置情報を無線端末ではなくシステム側で把握できると、コンテンツをどこに配信すべきかをシステム側で判断しやすくなる。このことを利用して、管理サーバは、コンテンツを類似性からカテゴリに分類し、新規コンテンツを配置する際には、新規コンテンツを類似性から既存のカテゴリに追加し、そのカテゴリのコンテンツが配置されているアクセスポイントに対して新規コンテンツを配置する。すなわち、管理サーバは、各情報を管理するサーバから必要な情報を集め、コンテンツをカテゴリに分類したうえで、新規コンテンツが参照される可能性が高いアクセスポイントを求めて新規コンテンツを配置する。これにより、参照される可能性が高いアクセスポイントに新規コンテンツが早期に配置され、システム全体として配信品質を向上できる。
より具体的には、管理サーバ(管理サーバ)1を含むシステム1は、図1に示すように構成される。図1は、管理サーバ100を含むシステム1の構成を示す図である。
システム1は、認証サーバ2、位置情報管理サーバ3、キャッシュサーバ4、DNS(Domain Name System)サーバ5、オリジンサーバ6、複数のアクセスポイント10−1〜10−3、無線端末200、及び管理サーバ100を有する。
複数のアクセスポイント10−1〜10−3と認証サーバ2と位置情報管理サーバ3とは、ネットワーク7を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク7は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、例えば、WLAN(Wireless LAN)である。
キャッシュサーバ4とDNSサーバ5とオリジンサーバ6と管理サーバ100とは、ネットワーク8を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク8は、ネットワーク7より広範囲のネットワーク(WAN)であり、例えばインターネットである。ネットワーク8とネットワーク7とは、互いに接続されている。
無線端末200は、複数のアクセスポイント10−1〜10−3のうちその通信可能範囲に含まれるアクセスポイント10と無線通信回線経由で通信可能である。図1では、無線端末200がアクセスポイント10−2,10−3の通信可能範囲に含まれていないがアクセスポイント10−1の通信可能範囲に含まれておりアクセスポイント10−1と通信可能である場合が例示されている。
各アクセスポイント10は、ネットワーク7,8を介して他の通信ノードと通信可能である。アクセスポイント10は、図2に示すように、コンテンツ保持部11、カテゴリ情報リスト収集部12、コンテンツ提供部13、及びストレージモジュール14を有する。ストレージモジュール14では、その記憶領域の少なくとも一部をキャッシュ領域14aとして利用できる。キャッシュ領域14aは、情報が一時的に格納され得る領域である。
コンテンツ保持部11は、外部(例えば、管理サーバ100)からコンテンツ及びそのコンテンツ保持要求をネットワーク7,8経由で受信する。コンテンツ保持部11は、受信されたコンテンツ保持要求をもとに、要求されたコンテンツの保持を行う。例えば、図2に実線で示すコンテンツA1及びコンテンツA2がキャッシュ領域14aに格納されている状態で、コンテンツ保持部11は、コンテンツA3及びそのコンテンツ保持要求をネットワーク7,8経由で受信すると、図2に破線で示すコンテンツA3を追加的にキャッシュ領域14aに格納する。
カテゴリ情報リスト収集部12は、無線端末200のIDと無線端末200によりアクセスされたコンテンツとを収集する。カテゴリ情報リスト収集部12は、無線端末200からアクセスポイント10がアクセスされた際の通信情報におけるヘッダーから無線端末200のIDを抽出でき、通信情報におけるボディ情報からコンテンツに示す情報を抽出でき、無線端末200のIDと無線端末200によりアクセスされたコンテンツとを収集できる。
このとき、カテゴリ情報リスト収集部12は、収集されたコンテンツのカテゴリについて問い合わせ要求をネットワーク7,8経由で管理サーバ100へ送信できる。管理サーバ100は、問い合わせ要求を受信すると、規定のカテゴリA,B,Cのそれぞれについて類似度を求め、最も類似度が高いカテゴリをそのコンテンツに割り当て、その結果をネットワーク7,8経由でアクセスポイント10へ送信する。カテゴリ情報リスト収集部12は、コンテンツに対するカテゴリの割り当て結果に応じて、カテゴリ情報リスト15を作成又は更新する。カテゴリ情報リスト収集部12は、作成又は更新されたカテゴリ情報リスト15をキャッシュ領域14aに格納する。
カテゴリ情報リスト15は、例えば、図3(a)に示すデータ構造を有する。図3(a)は、カテゴリ情報リスト15のデータ構造を示す図である。カテゴリ情報リスト15は、端末ID欄15a及びコンテンツカテゴリ欄15bを有する。端末ID欄15aは、無線端末のIDが記録されており、例えば、IPアドレスIPA1,IPA2,IPA3などが記録されている。コンテンツカテゴリ欄15bは、コンテンツに対して割り当てられたカテゴリが記録されており、例えば、カテゴリA,B,Cなどが記録されている。
図2に示すカテゴリ情報リスト収集部12は、外部(例えば、管理サーバ100)からの収集情報の取得要求をネットワーク7,8経由で受信する。カテゴリ情報リスト収集部12は、収集情報の取得要求に応答して、無線端末200のIDとコンテンツのカテゴリの情報とをネットワーク7,8経由で外部(例えば、管理サーバ100)へ送信する。無線端末200のIDは、例えば、無線端末200のMAC(Media Access Control)アドレスや無線端末200のIP(Internet Protocol)アドレスなど無線端末200を一意に認識できる識別子である。
コンテンツ提供部13は、無線端末200からコンテンツの閲覧要求が受信されると、キャッシュ領域14aにアクセスする。コンテンツ提供部13は、閲覧要求で指定されたコンテンツがキャッシュ領域14aにキャッシュされていれば、そのコンテンツをキャッシュ領域14aから読み出して無線端末200へ送信する。なお、コンテンツ提供部13は、ストレージモジュール14の容量が不足する場合、キャッシュ領域14aに格納されたコンテンツのうち最もアクセス数が少ないものを削除してもよい。
位置情報管理サーバ3は、無線端末200のIDと無線端末200の位置情報とを含む位置情報リスト31を保持する。位置情報管理サーバ3は、GPS(Global Positioning System)機能で得られる情報と無線端末200の接続しているアクセスポイント10(図1の場合、10−1)の情報との少なくとも一方に基づいて、無線端末200の位置情報を推定し、位置情報リスト31を作成することができる。
位置情報リスト31は、例えば、図3(b)に示すデータ構造を有する。図3(b)は、位置情報リスト31のデータ構造を示す図である。位置情報リスト31は、端末ID欄31a及び位置情報欄31bを有する。端末ID欄31aは、無線端末のIDが記録されており、例えば、IPアドレスIPA1,IPA2,IPA3などが記録されている。位置情報欄31bは、無線端末の位置を示す情報が記録されており、例えば、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントの識別子AP1,AP2,AP3などが記録されている。識別子AP1は、アクセスポイント10−1の識別子であり、識別子AP2は、アクセスポイント10−2の識別子であり、識別子AP3は、アクセスポイント10−3の識別子である。
図1に示す位置情報管理サーバ3は、外部(例えば、管理サーバ100)から位置情報リスト要求を受信すると、位置情報リスト要求に応じて位置情報リスト31をネットワーク7,8経由で外部(例えば、管理サーバ100)へ送信する。
管理サーバ100は、ネットワーク7,8を介して他の通信ノードと通信可能である。管理サーバ100は、記憶部105にコンテンツ管理プログラム107が格納されており、コンテンツ管理プログラム107に従って、コンテンツの管理処理を行うことができる。管理サーバ100は、図3に示すように、カテゴリ決定部101、カテゴリ情報リスト取得部102、位置情報リスト取得部103、コンテンツ配置決定部104、及び記憶部105を有する。
カテゴリ決定部101は、コンテンツの属性とあらかじめ決定されたポリシーとからコンテンツのカテゴリを決定する。カテゴリ決定部101は、コンテンツに対するカテゴリの問い合わせ要求を受信すると、そのコンテンツについてその属性(内容、再生時間など)に基づいて、コンテンツの属性から規定のカテゴリA,B,Cのそれぞれについて類似度を求め、最も類似度が高いカテゴリをそのコンテンツに割り当て、その結果を、問い合わせ要求を送ってきたアクセスポイント10へ送信する。また、カテゴリ決定部101は、コンテンツに対するカテゴリの割り当て結果を分類情報110として作成又は更新する。
分類情報110は、例えば、図5に示すデータ構造を有する。図5は、分類情報110のデータ構造を示す図である。分類情報110は、コンテンツID欄110a及びコンテンツカテゴリ欄110bを有する。コンテンツID欄110aは、コンテンツを特定する情報が記録されており、例えば、コンテンツの識別子A1,A2,A3,B1,B2,C1などが記録されている。コンテンツカテゴリ欄109bは、コンテンツに対して割り当てられたカテゴリが記録されており、例えば、カテゴリA,B,Cなどが記録されている。分類情報110を参照することで、各コンテンツに対応するカテゴリを特定できる。コンテンツA1,A2,A3は、カテゴリAに対応し、コンテンツB1,B2は、カテゴリBに対応し、コンテンツC1は、カテゴリCに対応している。
カテゴリ情報リスト取得部102は、アクセスポイント10ごとの端末IDとアクセス先カテゴリであるカテゴリ履歴を収集する。すなわち、カテゴリ情報リスト取得部102は、収集情報の取得要求をネットワーク7,8経由で各アクセスポイント10へ送信し、各アクセスポイント10からネットワーク7,8経由でカテゴリ情報リスト15を受信する。カテゴリ情報リスト取得部102は、カテゴリ情報リスト15をアクセスポイント10−1〜10−3毎にその識別子と関連付けて記憶部105にカテゴリ情報リスト111として格納する。
位置情報リスト取得部103は、位置情報管理サーバ3から位置情報リスト31を取得する。すなわち、位置情報リスト取得部103は、位置情報リスト要求をネットワーク7,8経由で位置情報管理サーバ3へ送信し、位置情報管理サーバ3からネットワーク7,8経由で位置情報リスト31を受信する。位置情報リスト取得部103は、位置情報リスト31を記憶部105に位置情報リスト112として格納する。
対応情報作成更新部106は、オリジンサーバ6及び/又はキャッシュサーバ4からアクセス情報を取得する。すなわち、直前にアクセスがないコンテンツについてはオリジンサーバ6へ送信されたコンテンツの閲覧要求に応じてオリジンサーバ6がコンテンツを送信するが、そのときキャッシュサーバ4へも送信しコンテンツをキャッシュさせる。このため、直前にアクセスがあるコンテンツについてはコンテンツの閲覧要求がオリジンサーバ6からキャッシュサーバ4へ転送され、キャッシュサーバ4からコンテンツがコンテンツを送信する。このため、オリジンサーバ6及びキャッシュサーバ4は、それぞれ、複数のコンテンツを保持するとともにコンテンツへのアクセス情報(ログ情報)を保持している。アクセス情報(ログ情報)は、端末ID、経路情報(アクセスポイントの識別子など)が通信時刻ごとに記録された情報である。
対応情報作成更新部106は、アクセス情報(ログ情報)に応じて、第1の対応情報108を作成又は更新する。すなわち、対応情報作成更新部106は、記憶部105にアクセスし、第1の対応情報108が格納されていなければ第1の対応情報108が未作成であるとして、アクセス情報(ログ情報)と位置情報リスト112と各アクセスポイント10−1〜10−3のカテゴリ情報リスト111とに基づいて、第1の対応情報108を作成する。対応情報作成更新部106は、記憶部105にアクセスし、第1の対応情報108が格納されていれば第1の対応情報108が既作成であるとして、アクセス情報(ログ情報)と位置情報リスト112と各アクセスポイント10−1〜10−3のカテゴリ情報リスト111とに基づいて、第1の対応情報108を更新する。
第1の対応情報108は、例えば、図6(a)に示すデータ構造を有する。図6(a)は、第1の対応情報108のデータ構造を示す図である。第1の対応情報108は、コンテンツカテゴリ欄108a、位置情報欄108b、及びアクセス頻度欄108cを有する。コンテンツカテゴリ欄108aは、コンテンツに対して割り当てられたカテゴリが記録されており、例えば、カテゴリA,B,Cなどが記録されている。位置情報欄108bは、無線端末の位置を示す情報が記録されており、例えば、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントの識別子AP1,AP2,AP3などが記録されている。識別子AP1は、アクセスポイント10−1の識別子であり、識別子AP2は、アクセスポイント10−2の識別子であり、識別子AP3は、アクセスポイント10−3の識別子である。アクセス頻度欄108cは、コンテンツカテゴリ及び位置情報の組み合わせ毎にアクセスされた回数を集計した値が記録されている。第1の対応情報108を参照することで、コンテンツカテゴリ及び位置情報の各組み合わせに対応したアクセス頻度(アクセス回数)を把握できる。例えば、コンテンツカテゴリA及び位置情報AP1の組み合わせに対するアクセス頻度がNA1(回)であり、・・・コンテンツカテゴリC及び位置情報AP3の組み合わせに対するアクセス頻度がNC3(回)であることが把握できる。
図4に示す対応情報作成更新部106は、作成又は更新した第1の対応情報108を記憶部105に格納する。
コンテンツ配置決定部104は、コンテンツのカテゴリとアクセス情報と端末の位置情報とを元にコンテンツをどのアクセスポイントに配置すべきかを決定する。すなわち、コンテンツ配置決定部104は、記憶部105にアクセスし、第1の対応情報108を取得する。コンテンツ配置決定部104は、第1の対応情報108におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定する。
基準は、アクセス頻度が閾値を超えることであってもよいし、各位置毎にアクセス頻度が上位所定数の順位に入ることであってもよいし、アクセス頻度が多いコンテンツをアクセス頻度が多い位置に配置するように決定するための基準であれば任意の基準を採用し得る。
例えば、アクセス頻度が閾値を超えるという基準が採用される場合、図6(a)に示す第1の対応情報108において、アクセス頻度NA1が閾値を超えアクセス頻度NB1,NC1が閾値以下であれば、位置情報AP1に対応するアクセスポイント10−1に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリAが基準を満たす。アクセス頻度NB2が閾値を超えアクセス頻度NA2,NC2が閾値以下であれば、位置情報AP2に対応するアクセスポイント10−2に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリBが基準を満たす。アクセス頻度NC3が閾値を超えアクセス頻度NA3,NB3が閾値以下であれば、位置情報AP3に対応するアクセスポイント10−3に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリCが基準を満たす。
あるいは、各位置毎にアクセス頻度が上位1位に入るという基準が採用される場合、図6(a)に示す第1の対応情報108において、NA1>NB1>NC1であれば、位置情報AP1に対応するアクセスポイント10−1に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリAが基準を満たす。NB2>NA2>NC2であれば、位置情報AP2に対応するアクセスポイント10−2に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリBが基準を満たす。NC3>NA3>NB3であれば、位置情報AP3に対応するアクセスポイント10−3に配信すべきコンテンツに関してはカテゴリCが基準を満たす。
図4に示すコンテンツ配置決定部104は、アクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報の特定結果に応じて、配信管理情報109を生成する。
配信管理情報109は、例えば、図6(b)に示すデータ構造を有する。図6(b)は、配信管理情報109のデータ構造を示す図である。配信管理情報109は、配信先欄109a及びコンテンツカテゴリ欄109bを有する。配信先欄109aは、配信先の位置情報が記録されており、例えば、アクセスポイントの識別子AP1,AP2,AP3などが記録されている。識別子AP1は、アクセスポイント10−1の識別子であり、識別子AP2は、アクセスポイント10−2の識別子であり、識別子AP3は、アクセスポイント10−3の識別子である。コンテンツカテゴリ欄109bは、コンテンツに対して割り当てられたカテゴリが記録されており、例えば、カテゴリA,B,Cなどが記録されている。
図4に示すコンテンツ配置決定部104は、配信管理情報109を記憶部105に格納するとともに、配信管理情報109に応じて、特定された位置情報に対応したアクセスポイント10のキャッシュ領域14aに特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する。
記憶部105は、コンテンツ管理プログラム107を格納する。また、コンテンツの管理処理の進行に応じて、記憶部105は、カテゴリ情報リスト111、位置情報リスト112、第1の対応情報108、配信管理情報109を格納し得る。また、記憶部105は、配信される候補となるコンテンツA1,A2,A3,B1,B2,C1を格納できる。
なお、図1に示す各サーバは、独立した要素として構成されているが、複数の要素の機能を持った1つの要素によって構成されていても良く、1つの要素の機能を分割し複数の要素に分割して実現されていても良い。
次に、新規コンテンツ追加時における管理サーバ100の動作について図7を用いて説明する。図7は、管理サーバ100の動作を示す図である。
初期状態において、各通信ノードは接続が確立され通信可能であるとする。また、あらかじめ設定されたコンテンツの種類や再生時間などの分類ポリシーによってカテゴリが設定されているものとする。
管理サーバ100は、図7(a)に示すように、カテゴリ情報リスト収集動作を行う。すなわち、図7(a)に破線の矢印で示すように、カテゴリ情報リスト取得部102は、すべてのアクセスポイント10−1〜10−3に対して、端末のIDごとのアクセス先カテゴリであるカテゴリ情報リスト15を要求・取得する。管理サーバ100は、すべてのカテゴリ情報リスト15の取得が完了すると、まとめてカテゴリ情報リスト111として保持する。また、管理サーバ100は、新規コンテンツA3及びアクセス情報をオリジンサーバ6及び/又はキャッシュサーバ4から取得して記憶部105に格納する。対応情報作成更新部106は、アクセス情報(ログ情報)に応じて、第1の対応情報108を作成又は更新する。対応情報作成更新部106は、作成又は更新した第1の対応情報108を記憶部105に格納する。
管理サーバ100は、図7(b)に示すように、位置情報収集動作を行う。すなわち、図7(b)に破線の矢印で示すように、位置情報リスト取得部103は、すべての端末の位置情報リスト31を位置情報管理サーバ3に対して要求・取得する。次に、すべての位置情報リスト31の取得が完了すると、まとめて全位置情報リスト112として保持する。
管理サーバ100は、図7(c)、図7(d)に示すように、コンテンツ配置動作を行う。すなわち、図7(c)に破線で示すように、カテゴリ決定部101は、オリジンサーバ6やキャッシュサーバ4から新規コンテンツが追加されると、既存のカテゴリとの類似度から、コンテンツのカテゴリを決定する。例えば、例えば映像コンテンツであった場合、コンテンツの内容や再生時間などの情報を元に分類する。カテゴリ決定部101は、分類した結果を分類情報110として記憶部105に格納する。
コンテンツ配置決定部104は、記憶部105にアクセスし、第1の対応情報108を取得する。コンテンツ配置決定部104は、第1の対応情報108におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定する。コンテンツ配置決定部104は、アクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報の特定結果に応じて、配信管理情報109を生成する。
図7(d)に破線で示すように、コンテンツ配置決定部104は、配信管理情報109を記憶部105に格納するとともに、配信管理情報109に応じて、例えば、特定された位置情報AP1に対応したアクセスポイント10−1のキャッシュ領域14aに特定されたカテゴリAに属するコンテンツA1を格納する。
図7(a)〜図7(d)に示す動作により、新規コンテンツは追加された時点でアクセスされる可能性が高いアクセスポイント10に配置することができる。
例えば、アクセスポイント10−1のキャッシュ領域14aにカテゴリAに属するコンテンツA1,A2が既に格納されている場合、アクセスポイント10−1の位置は、カテゴリAに対する閲覧のニーズがあると予想される。そして、カテゴリAに属する新規コンテンツA3がオリジンサーバ6及び・又はキャッシュサーバ4にアップデートされた場合、管理サーバ100は、図7(a)〜図7(d)に示す動作を行い、アクセスポイント10−1のキャッシュ領域14aに新規コンテンツA3を格納できる。これにより、新規コンテンツA3の追加直後にアクセスポイント10−1に対してコンテンツA3に対する急激なアクセス要求が行われた場合においても迅速にコンテンツA3を提供でき、配信品質の低下を抑えることができる。
以上のように、実施形態では、管理サーバ100において、コンテンツのカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが対応付けられた第1の対応情報108を記憶するとともにコンテンツへのアクセス情報に応じて逐次更新し、第1の対応情報108に応じてアクセスが予想されるコンテンツを位置情報に対応したアクセスポイント10のキャッシュ領域14aに格納しておく。これにより、新規コンテンツを、追加された時点でアクセスされる可能性が高いアクセスポイント10に配置することができるので、コンテンツの配信を効率化できる。
なお、アクセスポイントの位置情報からアクセスポイント同士の位置関係を推定してもよい。例えば無線端末200が図8(a)〜図8(c)に示すように移動した場合、位置情報管理サーバ3は、複数のアクセスポイントの位置情報を取得することができる。図8は、複数のアクセスポイントの位置情報取得のための動作を示す図である。図8(a)に破線の矢印で示すように、位置情報管理サーバ3は、GPS機能で得られる情報と無線端末200の接続しているアクセスポイント10−3の情報との少なくとも一方に基づいて、無線端末200の位置情報を推定でき、それにより、アクセスポイント10−3の位置情報を取得できる。図8(b)に破線の矢印で示すように、位置情報管理サーバ3は、GPS機能で得られる情報と無線端末200の接続しているアクセスポイント10−3の情報との少なくとも一方に基づいて、無線端末200の位置情報を推定でき、それにより、アクセスポイント10−2の位置情報を取得できる。図8(c)に破線の矢印で示すように、位置情報管理サーバ3は、GPS機能で得られる情報と無線端末200の接続しているアクセスポイント10−3の情報との少なくとも一方に基づいて、無線端末200の位置情報を推定でき、それにより、アクセスポイント10−3の位置情報を取得できる。
これにより、図9(b)に示す位置情報収集動作において、管理サーバ100の位置情報リスト取得部103は、各アクセスポイント10−1〜10−3の位置情報を位置情報管理サーバ3から取得できる。そして、位置情報リスト取得部103は、あらかじめ設定された物理的な距離の閾値などにより、アクセスポイントごとに近隣アクセスポイントを決定し第2の対応情報113として記憶部105に格納する。
あるいは、無線端末200が図8(a)〜図8(c)に示すように移動した場合、キャッシュサーバ4は、複数のアクセスポイントに対応した複数のアクセス情報を取得することができる。図8(a)に一点鎖線の矢印で示すように、キャッシュサーバ4は、無線端末200からアクセスポイント10−3を介してアクセスされたアクセス情報を記録し、その後、図8(b)に一点鎖線の矢印で示すように、無線端末200からアクセスポイント10−3を介してアクセスされたアクセス情報を記録し、その後、図8(c)に一点鎖線の矢印で示すように、無線端末200からアクセスポイント10−3を介してアクセスされたアクセス情報を記録する。
これにより、図9(a)に示すカテゴリ情報リスト収集動作において、管理サーバ100は、図8(a)〜図8(c)でそれぞれ記録された複数のアクセス情報を取得する。管理サーバ100は、アクセスポイント10−3→アクセスポイント10−2アクセスポイント10−1の順に無線端末200がアクセスしたことからアクセスポイントごとに近隣アクセスポイントを決定し第2の対応情報113として記憶部105に格納する。
第2の対応情報113は、例えば、図10に示すデータ構造を有する。図10は、第2の対応情報113のデータ構造を示す図である。第2の対応情報113は、位置情報欄113a及び近接位置情報欄113bを有する。位置情報欄108bは、無線端末の位置を示す情報が記録されており、例えば、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントの識別子AP1,AP2,AP3などが記録されている。識別子AP1は、アクセスポイント10−1の識別子であり、識別子AP2は、アクセスポイント10−2の識別子であり、識別子AP3は、アクセスポイント10−3の識別子である。近接位置情報欄113bは、近接して位置するアクセスポイントの位置を示す情報が記録されており、例えば、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントの識別子AP1,AP2,AP3などが記録されている。
第2の対応情報113を参照することで、位置情報に対応したアクセスポイントに対して近接して位置するアクセスポイントを把握できる。例えば、識別子AP1に対応するアクセスポイント10−1に近接して、識別子AP2に対応するアクセスポイント10−2が位置することが把握できる。識別子AP2に対応するアクセスポイント10−2に近接して、識別子AP1に対応するアクセスポイント10−1と識別子AP3に対応するアクセスポイント10−3とが位置することが把握できる。識別子AP3に対応するアクセスポイント10−3に近接して、識別子AP2に対応するアクセスポイント10−2が位置することが把握できる。
図9(c)に破線で示すように、コンテンツ配置決定部104は、記憶部105にアクセスし、第1の対応情報108と第2の対応情報113とを取得する。コンテンツ配置決定部104は、第1の対応情報108におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定する。コンテンツ配置決定部104は、アクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報の特定結果と第2の対応情報113とに応じて、図11(b)に示すような配信管理情報109iを生成する。すなわち、カテゴリAの配信先として、アクセスポイント10−1を示す識別子AP1に加えて、その周辺に位置するアクセスポイント10−2を示す識別子AP2が決定され、配信管理情報109iが生成される。
そして、図9(d)に示すように、管理サーバ100のコンテンツ配置決定部104は、配信管理情報109iに従って、新規コンテンツA3をカテゴリAのコンテンツA1,A2がすでに配置されているアクセスポイント10−1とその近隣アクセスポイント10−3とに対して配置することができる。
このように、新規コンテンツが追加された時点で広範囲にアクセスされる可能性が高いアクセスポイントに配置することができる。そのため、無線端末200が移動した場合などにおいても配信品質の低下を抑えることができる。
あるいは、管理サーバ100は、端末の接続時間や通信電波強度などから決定される通信属性を取得し、通信属性も考慮してコンテンツの配信を管理してもよい。すなわち、管理サーバ100は、オリジンサーバ6及び/又はキャッシュサーバ4から取得したアクセス情報(ログ情報)から通信属性を示す情報を抽出できる。新規コンテンツが追加される際には、管理者が新規コンテンツをアピールしたい通信属性を指定する。管理サーバ100は、抽出された通信属性と指定された通信属性とにより、新規コンテンツと既存コンテンツの類似性やアクセスポイントの位置による配置だけでなく、管理者がアピールしたい通信属性を満たす端末周辺のアクセスポイントに対してコンテンツを追加することが可能となる。
また、通信属性を時間帯ごとに保持することにより、新規コンテンツを追加する際に管理者のアピールしたい端末特性である端末を保持するアクセスポイントが不足する場合などに、近い将来端末特性が満たされる可能性が高いアクセスポイントにあらかじめ配置したり、配置するまで待機したりすることが可能となる。
この場合、第1の対応情報108jは、例えば、図12(a)に示すデータ構造を有する。図12(a)は、第1の対応情報108jのデータ構造を示す図である。第1の対応情報108jは、コンテンツカテゴリ欄108a、位置情報欄108b、通信属性欄108d、及びアクセス頻度欄108cを有する。通信属性欄108dは、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントの通信属性(接続時間や通信電波強度など)が記録されており、例えば、通信属性CA1,CA2、CA3が記録されている。第1の対応情報108jを参照することで、コンテンツカテゴリ、位置情報、及び通信属性の各組み合わせに対応したアクセス頻度(アクセス回数)を把握できる。例えば、コンテンツカテゴリA、位置情報AP1、及び通信属性CA1の組み合わせに対するアクセス頻度がNA11(回)であり、・・・コンテンツカテゴリC、位置情報AP3、及び通信属性CA3の組み合わせに対するアクセス頻度がNC33(回)であることが把握できる。
第1の対応情報108jを利用することで、管理サーバ100は、配信先ごとにコンテンツを配信すべき時間帯をスケジューリングでき、そのスケジューリングを含む配信管理情報109jを生成できる。
配信管理情報109jは、例えば、図12(b)に示すデータ構造を有する。図12(b)は、配信管理情報109jのデータ構造を示す図である。配信管理情報109jは、配信先欄109a、コンテンツカテゴリ欄109b、及び配信時刻109cを有する。配信時刻109cは、配信先にコンテンツを配信すべき時刻が記録されており、例えば、t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6などが記録されている。配信管理情報109jを参照することで、識別子AP1に対応するアクセスポイント10−1にカテゴリAに属するコンテンツを時刻t1〜t2に配信すべきことが分かる。識別子AP2に対応するアクセスポイント10−2にカテゴリA,Bに属するコンテンツを時刻t3〜t4に配信すべきことが分かる。識別子AP3に対応するアクセスポイント10−3にカテゴリCに属するコンテンツを時刻t5〜t6に配信すべきことが分かる。
このように、新規コンテンツが追加された時点で広範囲にアクセスされる可能性が高いアクセスポイントにアクセスされる可能性が高い時間帯を狙って配置することができる。そのため、新規コンテンツの配信が有料である場合などにコンテンツの配信コストを抑制しつつ配信品質の低下を抑えることができる。
また、アクセスポイントから操作可能な端末とは異なるコンテンツ再生装置を追加することで、管理者がアピールしたい通信属性を満たす端末が特に多く存在する場合に、追加コンテンツをコンテンツ再生装置にて自動で再生することで、よりユーザに対してコンテンツをアピールすることが実現できる。
あるいは、管理サーバ100は、端末を使用するユーザの性別・年齢・嗜好などのユーザ属性を取得し、ユーザ属性も考慮してコンテンツの配信を管理してもよい。
例えば、新規コンテンツ追加時に、管理サーバ100は、図13(a)に示すカテゴリ情報リスト収集動作を行い、図13(b)に示す位置情報収集動作を行った後、図13(c)に示すユーザ属性収集動作を行う。すなわち、管理サーバ100は、ユーザ属性(ユーザの性別・年齢・嗜好など)を示す情報を認証サーバ2から取得することができる。新規コンテンツが追加される際には、管理者が新規コンテンツをアピールしたいユーザ属性を指定する。管理サーバ100は、取得された通信属性と指定された通信属性とにより、新規コンテンツと既存コンテンツの類似性やアクセスポイントの位置による配置だけでなく、管理者がアピールしたいユーザ属性を満たす端末周辺のアクセスポイントに対してコンテンツを追加することが可能となる。
また、ユーザ属性を時間帯ごとに保持することにより、新規コンテンツを追加する際に管理者のアピールしたいユーザ属性である端末を保持するアクセスポイントが不足する場合などに、近い将来ユーザ属性が満たされる可能性が高いアクセスポイントにあらかじめ配置したり、配置するまで待機したりすることが可能となる。
この場合、第1の対応情報108kは、例えば、図14(a)に示すデータ構造を有する。図14(a)は、第1の対応情報108kのデータ構造を示す図である。第1の対応情報108kは、コンテンツカテゴリ欄108a、位置情報欄108b、ユーザ属性欄108e、及びアクセス頻度欄108cを有する。ユーザ属性欄108eは、無線端末によりアクセスされたアクセスポイントを利用するユーザのユーザ属性(ユーザの性別・年齢・嗜好など)が記録されており、例えば、通信属性a,b、cが記録されている。第1の対応情報108kを参照することで、コンテンツカテゴリ、位置情報、及びユーザ属性の各組み合わせに対応したアクセス頻度(アクセス回数)を把握できる。例えば、コンテンツカテゴリA、位置情報AP1、及びユーザ属性aの組み合わせに対するアクセス頻度がNA1a(回)であり、・・・コンテンツカテゴリC、位置情報AP3、及びユーザ属性cの組み合わせに対するアクセス頻度がNC3c(回)であることが把握できる。
第1の対応情報108kを利用することで、管理サーバ100は、配信先ごとにコンテンツを配信すべき時間帯をスケジューリングでき、そのスケジューリングを含む配信管理情報109kを生成できる。
配信管理情報109kは、例えば、図14(b)に示すデータ構造を有する。図14(b)は、配信管理情報109kのデータ構造を示す図である。配信管理情報109kは、配信先欄109a、コンテンツカテゴリ欄109b、及び配信時刻109cを有する。配信時刻109cは、配信先にコンテンツを配信すべき時刻が記録されており、例えば、t11〜t12,t13〜t14,t15〜t16などが記録されている。配信管理情報109kを参照することで、識別子AP1に対応するアクセスポイント10−1にカテゴリAに属するコンテンツを時刻t11〜t12に配信すべきことが分かる。識別子AP2に対応するアクセスポイント10−2にカテゴリA,Bに属するコンテンツを時刻t13〜t14に配信すべきことが分かる。識別子AP3に対応するアクセスポイント10−3にカテゴリCに属するコンテンツを時刻t15〜t16に配信すべきことが分かる。
このように、新規コンテンツが追加された時点で広範囲にアクセスされる可能性が高いアクセスポイントにアクセスされる可能性が高い時間帯を狙って配置することができる。そのため、新規コンテンツの配信が有料である場合などにコンテンツの配信コストを抑制しつつ配信品質の低下を抑えることができる。
また、アクセスポイントから操作可能な端末とは異なるコンテンツ再生装置を追加することで、管理者がアピールしたいユーザ属性を満たす端末が特に多く存在する場合に、追加コンテンツをコンテンツ再生装置にて自動で再生することで、よりユーザに対してコンテンツをアピールすることが実現できる。
また、ユーザ属性については、認証サーバ2を利用せずにアクセスポイントにカメラなどを搭載し、アクセスポイント周辺の平均的な人物像を算出し、それをアクセスポイントと接続された端末のユーザ属性として使用しても良い。この方法を用いることで、認証サーバ2が不要になるため、システムの低コスト化が可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 システム、10,10−1,10−2,10−3 アクセスポイント、100 管理サーバ。
Claims (8)
- コンテンツが分類されるカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが複数のカテゴリと複数の位置情報とについて対応付けられた第1の対応情報を記憶する記憶部と、
無線端末からアクセスポイント及びネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスされたアクセス情報と前記無線端末で要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報とを取得する取得部と、
前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記第1の対応情報を更新し、更新された第1の対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定し、特定された位置情報に対応したアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する処理部と、
を備えた管理サーバ。 - 前記位置情報は、アクセスポイントの位置を示す情報を含み、
前記処理部は、前記特定された位置情報に対応した第1のアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する
請求項1に記載の管理サーバ。 - 前記記憶部は、前記位置情報と前記位置情報で示される位置に近接するアクセスポイントの位置を示す近接位置情報とが複数のアクセスポイントについて対応付けられた第2の対応情報をさらに格納し、
前記処理部は、前記特定された位置情報と前記第2の対応情報とに応じて、前記第1のアクセスポイントの周辺に位置する第2のアクセスポイントを特定し、特定された第2のアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する
請求項2に記載の管理サーバ。 - 前記取得部は、前記無線端末から異なる時刻に複数のアクセスポイント及びネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスされた複数のアクセス情報を取得し、
前記処理部は、前記複数のアクセス情報を用いて前記第2の対応情報を作成して前記記憶部に格納する
請求項3に記載の管理サーバ。 - 前記記憶部は、前記カテゴリと前記位置情報と前記アクセス頻度と通信属性とが複数のカテゴリと複数の位置情報と複数の通信属性とについて対応付けられた前記第1の対応情報を記憶し、
前記取得部は、前記アクセス情報と前記要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報と前記アクセスされたアクセスポイントの通信属性とを取得し、
前記処理部は、前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報と前記取得された通信属性とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記第1の対応情報を更新し、更新された第1の対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ、位置情報、及び通信属性を特定し、前記通信属性に応じた状態において前記特定された位置情報に応じたアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する
請求項1から4のいずれか1項に記載の管理サーバ。 - 前記記憶部は、前記カテゴリと前記位置情報と前記アクセス頻度とユーザ属性とが複数のカテゴリと複数の位置情報と複数のユーザ属性とについて対応付けられた前記第1の対応情報を記憶し、
前記取得部は、前記アクセス情報と前記要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報と前記アクセスされたアクセスポイントのユーザ属性とを取得し、
前記処理部は、前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報と前記取得されたユーザ属性とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記第1の対応情報を更新し、更新された第1の対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ、位置情報、及びユーザ属性を特定し、前記ユーザ属性に応じた状態において前記特定された位置情報に応じたアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納する
請求項1から4のいずれか1項に記載の管理サーバ。 - コンテンツが分類されるカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが複数のカテゴリと複数の位置情報とについて対応付けられた対応情報を記憶することと、
無線端末からアクセスポイント及びネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスされたアクセス情報と前記無線端末で要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報とを取得することと、
前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記対応情報を更新することと、
前記対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定し、特定された位置情報に応じたアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納することと、
を備えたコンテンツ管理方法。 - コンテンツが分類されるカテゴリと位置情報とアクセス頻度とが複数のカテゴリと複数の位置情報とについて対応付けられた対応情報を記憶することと、
無線端末からアクセスポイント及びネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスされたアクセス情報と前記無線端末で要求されたコンテンツと前記アクセスされたアクセスポイントに対応する位置情報とを取得することと、
前記アクセス情報に応じて、前記要求されたコンテンツが属するカテゴリと前記取得された位置情報とに対応するアクセス頻度を書き換えて前記対応情報を更新することと、
前記対応情報におけるアクセス頻度が基準を満たすカテゴリ及び位置情報を特定し、特定された位置情報に応じたアクセスポイントのキャッシュ領域に前記特定されたカテゴリに属するコンテンツを格納することと、
をコンピュータに実行させるコンテンツ管理プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018048465A JP2019160076A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム |
US16/288,110 US11095700B2 (en) | 2018-03-15 | 2019-02-28 | Management server, content management method, and content management program for caching content in an access point |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018048465A JP2019160076A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019160076A true JP2019160076A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67904254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018048465A Pending JP2019160076A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11095700B2 (ja) |
JP (1) | JP2019160076A (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7221947B2 (en) * | 2005-07-12 | 2007-05-22 | Qwest Communications International Inc. | Location related keyword monitoring on a mobile communications device systems and methods |
US7899469B2 (en) * | 2005-07-12 | 2011-03-01 | Qwest Communications International, Inc. | User defined location based notification for a mobile communications device systems and methods |
US20130066936A1 (en) * | 2011-04-14 | 2013-03-14 | Ram Krishnan | Proximal Adaptive Collapsed Cloud Systems |
GB201116737D0 (en) * | 2011-09-28 | 2011-11-09 | Ericsson Telefon Ab L M | Caching in mobile networks |
US8868066B2 (en) * | 2012-12-20 | 2014-10-21 | Nokia Siemens Networks Oy | Efficient cache selection for content delivery networks and user equipments |
US8886769B2 (en) * | 2013-01-18 | 2014-11-11 | Limelight Networks, Inc. | Selective content pre-warming in content delivery networks based on user actions and content categorizations |
JP2015031987A (ja) | 2013-07-31 | 2015-02-16 | ブラザー工業株式会社 | プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法 |
JP2016128958A (ja) | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 富士通株式会社 | 管理装置、管理プログラムおよび管理方法 |
US10110934B1 (en) * | 2017-04-04 | 2018-10-23 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Proactively providing content for content distribution networks |
-
2018
- 2018-03-15 JP JP2018048465A patent/JP2019160076A/ja active Pending
-
2019
- 2019-02-28 US US16/288,110 patent/US11095700B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US11095700B2 (en) | 2021-08-17 |
US20190289053A1 (en) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6352290B2 (ja) | コンテンツ中心ネットワークにおけるコンテンツ所有者及びノードのパケット送信方法 | |
CN106941507B (zh) | 请求消息的调度方法及装置 | |
CN110635933A (zh) | 用于管理sdn的网络的装置、控制方法及记录介质 | |
CN111225016B (zh) | 网络服务系统及网络服务方法 | |
US9655124B2 (en) | Policy and charging control (PCC) for NAT64 and DNS64 | |
US20150195764A1 (en) | Network service system and method for providing network service in multiple mobile network environment | |
KR101780802B1 (ko) | 통신 시스템에서 ip 어드레스를 이용한 디바이스 컨텍스트 관리 방법 및 장치 | |
US20150058441A1 (en) | Efficient content caching management method for wireless networks | |
CN109788319B (zh) | 一种数据缓存方法 | |
WO2018223964A1 (zh) | 缓存数据控制方法及设备 | |
US9699643B2 (en) | Querying data from devices in an ad-hoc network | |
KR101334417B1 (ko) | 서비스 기반의 공동 액세스 네트워크 서비스 제공 방법 및 장치 | |
CN103441865B (zh) | 管理IP地址的方法、系统及BRAS和Portal服务器 | |
CN117857637A (zh) | 一种基于sdwan的跨境传输优化方法 | |
US20180034905A1 (en) | Network apparatus, network system, and operating method thereof | |
JP6421676B2 (ja) | コンテンツ取得プログラム、装置、及び方法 | |
JP2019160076A (ja) | 管理サーバ、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム | |
CN107666444B (zh) | 一种数据流量路由的方法和系统 | |
JP2005286585A (ja) | 無線lan自動選択接続システム、自動選択接続機能を備えた無線情報端末、および自動選択接続方法 | |
JP2018526872A (ja) | Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード | |
US12063285B2 (en) | Selecting from a plurality of items which match an interest | |
CN103685367A (zh) | 离线下载系统和方法 | |
WO2015145953A1 (ja) | 通信端末、通信方法及びプログラムを格納する記憶媒体 | |
CN102449979B (zh) | 用于改进包括内容共享客户端的内容共享系统的性能的系统、方法和装置 | |
KR101029921B1 (ko) | 광역 무선랜 환경에서 컨텐츠 푸시 시스템 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180905 |