JP2005286585A - 無線lan自動選択接続システム、自動選択接続機能を備えた無線情報端末、および自動選択接続方法 - Google Patents

無線lan自動選択接続システム、自動選択接続機能を備えた無線情報端末、および自動選択接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用したいネットワークサービスに適した無線LANスポットへ無線情報端末が自動的に接続する無線LAN自動選択接続システム、自動選択接続機能を備えた無線情報端末、および自動選択接続方法を提供する。
【解決手段】無線情報端末であるサービス利用端末10が、サービス提供サーバ3が提供するそれぞれのサービス内容の情報をそのサービス提供サーバ3のネットワークIDと対応させて格納する手段と、取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、格納されているサービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できるサービス提供サーバ3を選択する手段と、選択されたサービス提供サーバ3に無線アクセスネットワーク2を経由して接続する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は無線LAN自動選択接続システムに関し、特に無線情報端末がネットワークサービスを受けるのに最適なアクセスポイントを選定する無線LAN自動選択接続システム、自動選択に用いられる無線情報端末、およびに自動選択接続方法に関する。
近年、無線LANシステムの公衆の場に設定された無線LANスポットなどを用いて、インターネットやLAN(Local Area Network)サービスへの接続を提供するサービスが増えている。これによって、端末ユーザは所在場所に限定されることなくネットワーク上のサービスを自由に受けられるようになってきている。
無線LANシステムを用いてインターネットやLANサービスに接続する代表的なものとして無線LANスポットサービスがある。無線LANスポットサービスとは、不特定多数のユーザ、もしくはサービス契約者を対象として、公衆向けに設置された無線LANシステムを用いて公衆の場で端末ユーザにインターネットやLANサービスの接続を提供するものである。
一般的に、端末ユーザは、無線LANスポットに接続するためにはユーザIDやパスワード、証明書といった“権利情報”を用いる必要がある。この権利情報はプロバイダ等の無線LANスポット管理者がユーザに提供するものであり、権利情報とそれを用いて接続可能な無線LANスポットとは管理者によって対応付けされている。そのために、無線LANスポットは、たとえ同一通信エリア内にある無線LANであっても、その管理者が異なる無線LANにおいては別々の無線LANスポットとして識別されており、端末ユーザは異なった権利情報を用いる必要がある。
また、無線LANスポットはある程度ローカライズされたネットワークであるので、そこからインターネットへの経路が用意されていたり、ルータ経由で別のネットワークへの接続性が保障されていたりと、多様な特色を持つことができる。よって、それぞれの無線LANスポット上で展開されるサービスも、無線LANスポット毎の多様性は同じく高い。
従来の課題は、上記に示した多様な無線LANスポットが複数あり、端末が接続する無線LANスポットをその中から選択する際に生じる。
従来、端末の無線LAN通信が可能なエリア内に、接続可能な無線LANスポットが複数存在した場合、端末は接続する無線LANスポットを特定するために、接続対象となる無線LANスポットに属する無線LANアクセスポイントに割り振られたIDを指定する。
また、無線LANスポットへの接続には、自動的な接続機能を提供する手段として、無線LANスポットに属する無線LANアクセスポイントの電界強度やネットワークの輻輳状態などの通信品質に関する特性を選定基準として、その特性が一番優秀な無線LANアクセスポイントを選ぶものも存在している(特許文献1参照)。また、複数のサービス提供者が提供するネットワークサービスをネットワークを介して享受する通信装置において、ユーザのユーザプロファイル情報が記憶されていてユーザプロファイル情報に基づいてサービスベンダが選択されるネットワークサービス提供者選択システムが開示されている(特許文献2参照)。
特開2002−314546号公報 特開2003−36316号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、選定基準が通信品質に関連したものでありネットワークサービスそのものの選定とは無関係である。従ってサービス利用端末が接続した無線LANスポットが、利用したいネットワークサービスを用意しているか、またはそのサービスに適したものであるかどうかは、無線LANスポットに接続するステップでは判定できないという問題点が存在する。特許文献2で開示のシステムはユーザの嗜好を反映したサービスベンダの選択が行なわれるが特定のネットワークサービスに限定して行なわれるものであり、選択のための情報もシステム内に記憶されており、広域で複数の提供者を対象とする無線LANサービスに適用することはできない。
今後、無線LANスポットが増加していくと、ユーザが利用したいサービスに適したネットワークの選択はより困難になっていくことが予測される。
本発明の目的は、利用したいネットワークサービスに適した無線LANスポットへ無線情報端末が自動的に接続する無線LAN自動選択接続システム、自動選択接続機能を備えた無線情報端末、および自動選択接続方法を提供することにある。
本発明の無線LAN自動選択接続システムは、
無線LANのインタフェースを有し接続先を自動選択できる自動選択接続機能を備えた複数の無線情報端末と、複数のサービス提供サーバと、サービス提供サーバが接続していて無線情報端末と通信でき、それぞれが識別子を発信する複数の無線アクセスネットワークと、無線アクセスネットワークと通信できる通信ネットワークとを備え、無線情報端末は、サービス提供サーバに接続を要求する際に、その無線情報端末の選択したサービスに対応したサービスを提供できるサービス提供サーバを、受信した識別子を基に無線アクセスネットワークを経由して自動的に選択して接続する手段を有する。
サービス提供サーバは、提供できるサービス内容の情報を無線アクセスネットワークを介して無線情報端末に提供する手段を有し、無線情報端末は、サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報をその無線アクセスネットワークのネットワークIDと対応させて格納する手段と、取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、格納されているサービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と接続ポリシーとを照合して、取得したいサービスを提供できる無線アクセスネットワークとサービス提供サーバを選択する手段と、選択されたサービス提供サーバに無線アクセスネットワークを経由して接続する手段とを有してもよい。
本発明の自動選択接続機能を備えた無線情報端末は、
無線LANのインタフェースを有し、その無線LANの無線アクセスネットワークを経由して取得した、サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報を、そのサービス提供サーバへ接続可能な無線アクセスネットワークに割り振られたネットワークIDと対応させて格納する手段と、取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、格納されているサービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できる無線アクセスネットワークとサービス提供サーバを選択する手段と、選択されたサービス提供サーバに無線アクセスネットワークを経由して接続する手段とを有する。
一般的な無線通信プロトコルに基づいた無線通信機能を提供する無線LANインタフェースと、無線LANインタフェースによって検出された近隣の無線アクセスゲートポイントの情報を受け取ってネットワークIDとして管理し、そのネットワークIDによって指定された無線アクセスネットワークへの接続処理を無線LANインタフェースを用いて行なうネットワーク接続管理部と、無線LANインタフェースを用いてネットワークサービスを提供しているサーバへのネットワーク接続処理を行なうサービス接続処理部と、ネットワークIDと提供されるサービス内容の情報とを関連付けて格納するネットワーク/サービス関連情報格納部と、利用したいサービス利用形態に関する情報に基づいてサービスへの接続指針を示す情報である接続ポリシーを生成する接続ポリシー作成部と、ネットワーク/サービス関連情報格納部よりネットワークとサービスとの関連情報を読み出して接続ポリシーとの関連付けを行なって接続するネットワークを選択するサービス接続管理部と、ネットワークサービスを利用するためのクライアント機能とユーザとのインタフェースを持ち、ユーザ入力により得られた情報を接続ポリシー作成部に入力し、サービス接続管理部で選択されたネットワークを経由してサービス接続処理部で選択したサーバへの接続を行い、無線LANインタフェースを経由してサービスを提供するサーバと直接通信するサービス利用クライアントとを備えていてもよい。
さらに、無線アクセスネットワークへ接続後、接続したネットワークで展開されているサービスに関する情報を任意のタイミングで収集し、収集した情報をネットワーク/サービス関連情報格納部の格納するデータベースと照合して保存内容を更新する機能を有するサービス関連情報収集部を備えていてもよい。
本発明のプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体は、
無線情報端末が、ネットワークIDと提供されるサービス内容の情報とを関連付けて格納し、利用したいサービス利用形態に関してユーザから入力した情報に基づいてサーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報を生成し、サービス提供サーバに接続を要求する際に、サービスへの接続指針を示す情報に対応したネットワークを自動的に選択して接続するための制御プログラムを記録した記録媒体である。
本発明の自動選択接続方法は、
無線LANのインタフェースを有し接続先を自動選択できる自動選択接続機能を備えた複数の無線情報端末と、複数のサービス提供サーバと、サービス提供サーバが接続していて無線情報端末と通信でき、それぞれが識別子を発信する複数の無線アクセスネットワークと、無線アクセスネットワークと通信できる通信ネットワークとを備えた無線LAN自動選択接続システムにおける無線情報端末のサービス提供サーバとの自動選択接続方法である。サービス提供サーバが、提供できるサービス内容の情報を無線アクセスネットワークを介して無線情報端末に提供するステップと、無線情報端末が、サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報をそのサービス提供サーバのネットワークIDと対応させて格納するステップと、取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定するステップと、接続可能な無線アクセスネットワークを検索するステップと、検索された無線アクセスネットワークのネットワークIDを基に、格納されているそのネットワークIDに対応するそれぞれのサービス内容の情報と接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できるサービス提供サーバを選択するステップと、選択されたサービス提供サーバに無線アクセスネットワークを経由して接続するステップとを有する。
さらに、無線アクセスネットワークへ接続後、接続したネットワークで展開されているサービスに関する情報を任意のタイミングで収集し、収集した情報をネットワーク/サービス関連情報格納部の格納するデータベースと照合して保存内容を更新するステップを含んでもよく、無線情報端末が、選択されたネットワークIDと対応する無線アクセスゲートポイントに対して無線アクセスネットワークあるいはサービス提供サーバへの接続要求を行なうステップにおいては、接続要求を受けた無線アクセスゲートポイントは、無線情報端末から送られてきた認証情報を基に、無線情報端末に接続の権利があるかどうかを認証するステップを含んでいてもよい。
接続ポリシーのサービス利用形態の情報には、サービス属性の値と、その値が"必須"なのか"オプション"なのかを示す情報が含まれており、ネットワークIDと対応するサービス内容の情報をネットワーク/サービス関連情報格納部から読み出して、接続ポリシーと照合して接続すべきネットワークIDを選択するステップでは、最初に、ネットワークIDと対応するサービスの中から、そのサービスが持つサービス属性が接続ポリシーの“必須”の項目を全て満たしているものを探し、“必須”の項目を全て満たしているサービスがなかった場合には、接続を行なわずユーザに対して接続対象となるネットワークIDが無かったことを通知し、 “必須”の項目を全て満たしているサービスが存在した場合には、選択対象となるネットワークIDが一つなのか複数なのかを判定し、一つであった場合にはそのネットワークIDを選定対象とし、複数であった場合は、各ネットワークIDに対応したサービスより、接続ポリシーの中の"オプション"項目に該当する属性情報を満たしているものを調べ、接続ポリシーを満たしている各属性情報に重み付けをして、その合計した値を「サービスの満足値」として算出し、満足値が一番高いサービスに対応しているネットワークIDを選択するステップを含んでいてもよい。
第一の効果は、自動選択接続機能を備えた無線情報端末がネットワーク接続処理の段階で、利用したいサービスにとって最適な環境を持つネットワークを選択できる点である。この結果、無線情報端末を、ユーザが利用したいサービス形態に適したネットワークへ効率的に誘導することができる。
これは、無線情報端末が、サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報をそのサービス提供サーバのネットワークIDと対応させて格納する手段と、取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、格納されているサービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できるサービス提供サーバを選択する手段と、選択されたサービス提供サーバに無線アクセスネットワークを経由して接続する手段とを有しているからである。
第二の効果は、利用したいサービスを選択すると、自動的にネットワークの選択/接続が行なわれる点である。この結果、無線情報端末のユーザは、サービスを利用する際のネットワーク接続設定を行なうコストを削減できる。
これは、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できるサービス提供サーバを選択すると、ネットワークIDにネットワーク接続のための権利情報が含まれているからである。
本発明は、無線LAN経由で利用可能なネットワークサービス提供システムにおいて、ネットワークサービスクライアントを有し自動選択接続機能を備えた無線情報端末(以下、サービス利用端末と略称する)のユーザが、利用したいサービスを選択するだけで自動的にそのサービスに適したネットワークを選択し、かつ、自動的にサービスへ接続できるシステム、サービス利用端末および方法を提供するものである。
本発明は、以下のような仕組みを用いて、利用したいネットワークサービスに適した無線LANスポットへ自動的に接続するシステムおよびその方法を提供する。
1)サービス利用端末が、その端末上で利用可能なサービス内容とそのサービスを利用することが可能な無線LANスポットとを関連付けるデータベースを持つ。
2)ユーザが利用したいネットワークサービスを選択する際に、サービス利用端末は、ユーザより、選択するネットワークサービスに要求するサービス属性情報を受け取り、それを接続ポリシー情報として扱う。ここでサービス属性情報とは、ネットワークサービスのサービス内容やサービスを運用するサーバの特色を示すものである。具体的にネットワークプリンタを例にすると、サポートする用紙サイズ、カラーなのかモノクロなのか、課金の有無などがそれにあたる。
3)取得したポリシー情報を基に、無線LANスポットの持つサービスに関するネットワーク特性を示したデータベースを検索し、接続ポリシー情報が要求する条件に一番適したネットワーク特性を持つ無線LANスポットを選択する。
4)サービス利用端末が、サービス内容と無線LANスポットの関連付けデータベースを基にして、ネットワーク/サービスの接続に必要な設定情報を選び出し、自動的にサービスへの接続を行なう。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の無線LAN自動選択接続システムの模式的ブロック構成図であり、図2は本発明の無線LAN自動選択接続システムを構成するサービス利用端末の模式的ブロック構成図であり、図3はサービス利用端末がサービス提供サーバとの間でネットワークサービスを利用/運営するまでのシーケンスであり、図4はサービス利用端末で接続すべきネットワークIDを決定するまでのシーケンスであり、図5はサービス利用端末でサービス提供サーバに接続してサービス利用に至るまでのシーケンスであり、図6はサービス利用端末における接続すべきネットワークIDの決定までのフローチャートである。
図7はネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワーク識別子とネットワークIDの関連情報のデータベースの一例を示す模式図であり、図8はネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワークIDとサービスIDの関連情報のデータベースの一例を示す模式図であり、図9はネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワークIDと無線アクセスネットワーク4に接続するために必要な認証情報に関するデータベースの一例を示す模式図であり、図10はネットワーク/サービス関連情報格納部におけるサービスIDとサービスの特性を示す情報に関するデータベースの一例を示す模式図である。
本無線LAN自動選択接続システム1は、自動選択接続機能を備えた無線情報端末であるサービス利用端末10、無線アクセスゲートポイント2、サービス提供サーバ3、および無線アクセスネットワーク4を備え、無線アクセスネットワーク4と接続するリモートローカルネットワーク5およびグローバルネットワーク6もシステムに含まれる。
サービス利用端末10は、一般的な無線LANインタフェースとネットワークサービスを利用するためのクライアントとを備えて、無線LANネットワーク経由でネットワークサービスを利用する機能を持つ。
無線アクセスゲートポイント2は、無線LANネットワークを管理して、無線LANインタフェース経由でネットワークアクセスを行なう端末と通信しながら、自身が管理する無線LANネットワークの識別子を端末に通知する機能と、端末が無線LANネットワークへアクセスする際の認証処理を行なう機能とを備える。
サービス提供サーバ3は、ネットワーク上の任意なポイントに位置し、ネットワークサービスを利用するクライアントに対してネットワーク経由でサービスを提供する。
無線アクセスネットワーク4は、無線アクセスゲートポイント2の管理下にあり、サービス利用端末10に、無線LAN経由でネットワーク上に存在する任意のノードへのネットワーク接続を提供する。
ここで述べる無線アクセスゲートポイント2は、一般的なものしてIEEE802.1x準拠のアクセスポイントなどが挙げられる。その場合、無線アクセスゲートポイント2に接続する無線LANクライアントを認証する機能は、無線アクセスゲートポイント2とは独立したノードとして存在してネットワーク的にリンクを張っているサーバ(例えばRadiusサーバ)が代行してもよい。
また、無線アクセスゲートポイント2と無線アクセスネットワーク4の関係として、複数の無線アクセスゲートポイント2が同一の無線アクセスネットワーク4に関連付けられてもよい。
さらに、無線アクセスネットワーク4の任意のノードへの接続性について具体的に説明する。図1を例にすると、無線アクセスネットワーク4としては、無線アクセスゲートポイント2の支配下にあるネットワーク上に存在するノード以外には接続できない構成の無線アクセスネットワーク4a、無線アクセスネットワーク4cに加えて他で構成されているローカルネットワーク5(リモートローカルネットワークと呼ぶ)上に存在するノードにもアクセス可能な構成になっている無線アクセスネットワーク4b、グローバルネットワーク6との接続が確立されておりグローバルネットワーク6上に存在するノードにもアクセス可能な構成になっている無線アクセスネットワーク4c等が考えられる。
図2は、本発明の無線LAN自動選択接続システムを構成するサービス利用端末の模式的ブロック構成図である。サービス利用端末10は、無線LANインタフェース11、ネットワーク接続管理部12、サービス接続処理部13、ネットワーク/サービス関連情報格納部14、サービス接続管理部15、接続ポリシー作成部16、サービス利用クライアント17、制御部18、記録媒体19を有する。
無線LANインタフェース11は、一般的な無線通信プロトコルに基づいた無線通信機能を提供する。一般的な無線通信プロトコルとしては、IEEE802.11などが挙げられる。
ネットワーク接続管理部12は、無線LANインタフェース11によって検出された近隣の無線アクセスゲートポイント2の情報を受け取り、その情報をID(以下、ネットワークIDと呼ぶ)として管理する。また、ネットワークIDによって指定された無線アクセスネットワーク4への接続処理を無線LANインタフェース11を用いて行なう。
サービス接続処理部13は、ネットワークサービスを提供しているサーバへ無線LANインタフェース11を用いてネットワーク接続して、サービスを利用可能な状態にするためにサーバとの認証や利用サービスのネゴシエーション処理を行なう。
ネットワーク/サービス関連情報格納部14は、フラッシュメモリやハードディスクなどの一般的なデータ保持機構で構成され、ネットワークIDとサービス内容の情報(アクセス先、属性、等)とを関連付けて格納する。
サービス接続管理部15は、サービス利用端末10が利用するサービスをID(以下、サービスIDと呼ぶ)として管理する。また、ネットワーク/サービス関連情報格納部14よりネットワークとサービスとの関連情報を読み出し、サービス利用端末10が利用するサービスとネットワークとの関連付けを行なう。さらに、利用するサービスに適したネットワークを選択するために、サービスへの接続指針を示す情報(以下、接続ポリシーと呼ぶ)を入力とし、そのポリシーを基にして接続するネットワークを選択する。
接続ポリシー作成部16は、サービス利用端末10のユーザが要求するサービス利用形態に関する情報を入力として、接続ポリシーを生成する。
サービス利用クライアント17は、ネットワークサービスを利用するためのクライアント機能を持ち、サービス利用端末10のユーザ7とのインタフェースを持つ。ユーザ7とのインタラクションによって得られた情報は、接続ポリシー作成部16に入力され接続ポリシー作成に利用される。さらに、サービス接続管理部15よりサービスへの接続状況の情報を受け取り、ユーザ7へその情報を提示する。サービスが接続された後は、無線LANインタフェース11を経由してサービスを提供するサーバと直接通信する。
ここで、制御部18はサービス利用端末10の各部を制御するデータ処理装置(不図示)を有して各部を制御する。制御プログラムは記録媒体19から制御部18のデータ処理装置に読み込まれてデータ処理装置の動作を制御する。制御プログラムが読み込まれた状態では記録媒体19はなくてもよい。
記録媒体19は、サービス利用端末10が、ネットワークIDと提供されるサービス内容の情報とを関連付けて格納し、利用したいサービス利用形態に関してユーザ7から入力した情報に基づいてサーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報を生成し、サービス提供サーバ3に接続を要求する際に、サービスへの接続指針を示す情報に対応した無線アクセスネットワーク4を自動的に選択して接続するための制御プログラムを記録する。制御部18のデータ処理装置は制御プログラムの制御により以下の処理を実行する。
即ち、
サービス利用端末10のネットワーク/サービス関連情報格納部14に、接続対象となるネットワークで展開されているサービスに関する情報を取得してそれぞれのサービス内容の情報をネットワークIDと対応させて格納する処理と、
利用したいサービス利用形態に関するユーザから入力した情報に基づいて、サーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報である接続ポリシーを生成する処理と、
近隣にある無線アクセスネットワーク4の無線アクセスゲートポイント2を検索する処理と、
検索を受けた無線アクセスゲートポイント2から受信したネットワーク識別子をネットワークIDに変換する処理と、
変換したネットワークIDに対応するサービス内容の情報をネットワーク/サービス関連情報格納部14から読み出して、接続ポリシーと照合して接続すべきネットワークIDを選択する処理と、
選択されたネットワークIDと対応する無線アクセスゲートポイント2に対して無線アクセスネットワーク4への接続要求を行なう処理と、
接続された無線アクセスネットワーク4上の接続ポリシーと対応するサービスを提供するサービス提供サーバ3への接続要求を行なう処理と、
接続されたサービス提供サーバ3からネットワークサービスを受ける処理とを実行する。
次に、ネットワーク/サービス関連情報格納部14が持つ、各情報のデータベース格納形式について説明する。図7は、ネットワーク識別子とネットワークIDの関連情報のデータベースの一例を示している。この関連情報は後に説明するシーケンスのステップS207で、ネットワーク接続管理部12が取得したネットワーク識別子からネットワークIDを割り出すために使用される。
このデータベースは、ネットワーク識別子をキーにしてそれに関連するネットワークIDを割り出せるようになっている。この表では、複数のネットワーク識別子に一つのネットワークIDが割り当てられているケースも存在する。複数の無線アクセスゲートポイント2が一つの無線アクセスネットワーク4を共有している場合も考慮してこのような構成を取るようになっている。
図8は、ネットワークIDとサービスIDの関連を示すデータベースの一例を示している。この関連情報は、ネットワークIDで識別される無線アクセスネットワーク4上で利用可能なサービスの持つサービスIDが、各ネットワークIDに関連付けられて格納されている。後に説明するシーケンスのステップS209で、サービス接続管理部15が取得したネットワークIDからそこで利用可能なサービスを割り出すために使用される。
このデータベースは、ネットワークIDをキーにしてそれに関連するサービスIDを割り出せるようになっている。この表では、一つのネットワークIDに複数のサービスIDが割り当てられる構成になっている。これは一つの無線アクセスネットワーク4で接続可能なサービスが複数あることを示している。
図9は、ネットワークIDと無線アクセスネットワーク4に接続するために必要な認証情報に関するデータベースの一例を示している。この情報は、無線アクセスネットワーク4への接続に必要な認証情報と、その認証情報に対応する無線アクセスネットワーク4に割り振られたネットワークIDとが関連付けられて格納されている。後に説明するシーケンスのステップS302で、ネットワーク接続管理部12が無線アクセスネットワーク4へ接続するのに必要な認証情報を得るために使用される。
このデータベースでは、ネットワークIDをキーにしてそれに関連する認証情報を割り出せるようになっている。この表では、認証情報の一例として、ユーザID、パスワード、証明書が項目として用意されている。また複数の無線アクセスネットワーク4を一つの認証情報で接続できるように、複数のネットワークIDに一つの認証情報が割り当てられるケースも考慮されている。
図10は、サービスIDとサービスの特性を示す情報に関するデータベースの一例を示している。この情報は、サービスに関連する諸情報(URL、属性情報、認証情報)とその諸情報に対応するサービス提供サーバ3に割り振られたサービスIDとが関連付けられて格納されている。後の説明するシーケンスのステップS307で、サービス接続処理部13がサービス提供サーバ3へ接続するのに必要なネゴシエーション用データを得るために使用される。
このデータベースでは、サービスIDをキーにしてそれに関連するサービスの諸情報として、サービスの種類、サーバへの接続先、属性情報、認証情報を割り出せるようになっている。この表では、サービスの種類は一般的な文字列で表現している。サーバへの接続先としてはURLを用いている。属性情報に関しては、属性の項目を示す文字列とその項目の値をコロンで区切った文字列を併せて、サービスIDに関連する一つの属性情報として表現する。これは、属性情報の項目やその数がサービスによって異なることからこの様な構成になっている。認証情報には、図9の無線アクセスネットワーク4に接続するために必要な認証情報と同様にユーザID、パスワード、証明書が用意されている。
次に、第1の実施の形態の無線LAN自動選択接続システムの動作を図1のシステム構成図と図2の内部構成図、図3〜図5のシーケンス、図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図3のシーケンスは、サービス利用端末10のユーザ7が利用したいサービスを選択し、その利用形態をサービス利用端末10へ通知するところから始まる(ステップS101)。ユーザからサービス利用の意思をうけたサービス利用端末10は、近隣にある無線アクセスゲートポイント2を検索する(ステップS102)。検索を受けた無線アクセスゲートポイント2は、サービス利用端末10に対して自身のネットワーク識別子を通知する(ステップS103)。ちなみに、ここで言うネットワーク識別子は、無線アクセスゲートポイント2がIEEE802.1xを実装した無線LANアクセスポイントであった場合は、ESS−IDに相当する。
また、ステップS102とS103は、ステップS101のタイミングに関係なく、定期的に検索を行なって予めネットワーク識別子の情報をキャッシュしておいてもよい。
次にサービス利用端末10は、ステップS103にて受信した、あるいは予め収集しておいたネットワーク識別子をネットワークIDに変換する(ステップS104)。そして、ユーザ7より通知されたサービスの利用形態を基にして接続ポリシーを決定し(ステップS105)、その接続ポリシーを基にして接続すべきネットワークIDを決定する(ステップS106)。ステップS104からS106のシーケンスについては図4を参照して後に詳細に説明する。
接続すべきネットワークIDを決定したサービス利用端末10は、対象となる無線アクセスゲートポイント2に対して無線アクセスネットワーク4への接続要求を行なう(ステップS107)。接続要求の際には、サービス利用端末10はネットワーク接続のために必要な認証情報も送信する。接続要求を受けた無線アクセスゲートポイント2は、サービス利用端末10から送られてきた認証情報を基に、サービス利用端末10にネットワーク接続の権利があるかどうかを認証する(ステップS108)。ここで、認証処理は、無線アクセスゲートポイント2自身が行なってもよいし、IEEE802.1xで規定された動作のように、無線アクセスゲートポイント2とは別のノードに存在する認証用サーバに認証処理を代行させてもよい。ステップS108にて認証処理を完了した無線アクセスゲートポイント2は、認証結果をサービス利用端末10に返す(ステップS109)。
無線アクセスネットワーク4とのリンクを確立したサービス利用端末10は、次に、サービス提供サーバ3に対してサービス接続要求を行なう(ステップS110)。接続要求の際には、サービス利用端末10はサービス接続のために必要な認証情報や利用したいサービス形態に関する情報も送信する。接続要求を受けたサービス提供サーバ3は、サービス利用端末10から送られてきた情報を基に、サービス利用端末10が自身の提供するサービスに接続可能かどうかの認証を行なう(ステップS111)。そして、認証処理を完了したサービス提供サーバ3は認証結果をサービス利用端末10に返す(ステップS112)。認証結果を受信したサービス利用端末10は、その内容がサービスを利用可能なものであれば、ユーザ7に対してサービスが利用可能になったことを通知する(ステップS113)。ステップS107〜S113のシーケンスにおけるサービス利用端末10のより詳細な内部動作は、図5を参照して後に詳細に説明する。
以上、ステップS101〜S113のステップを経て、ユーザ7はサービス提供サーバ3が提供するネットワークサービスを最適なネットワークリンクを経由して受けることができる(ステップS114)。
図4のシーケンスは、サービス利用端末10が、サービス利用クライアント17より利用したいサービスを指定されて、それに適したネットワークIDを決定するまでのサービス利用端末10の内部動作を示したものである。
本シーケンスは、サービス利用クライアント17がユーザから指定されたサービスに関連するサービスIDとその利用形態を示す情報を、接続ポリシー作成部16へ通知するところから始まる(ステップS201)。
選択されたサービスIDとその利用形態を示す情報を受け取った接続ポリシー作成部16は、受け取った情報を基にそのサービスIDに関連した接続ポリシーを作成し(ステップS202)、その情報をサービス接続管理部15に渡す(ステップS203)。接続ポリシーには、サービス属性情報やサービスを利用する際の認証情報と、それらの情報の必要性の有無を示した情報が含まれる。ちなみにサービス属性情報とは、サービスが展開されるロケーションやサービスを運用するサーバの特徴を示すものである。より具体的な説明のためにネットワークプリンタを例にすると、プリンタの場所は何処か、サポートする用紙サイズはなにか、カラー対応か、などが挙げられる。
ステップS203にて接続ポリシーを受け取ったサービス接続管理部15は、ネットワーク接続管理部12に対して近隣の無線アクセスネットワーク4に関連したネットワークIDを通知するように要求する(ステップS204)。要求を受けたネットワーク接続管理部12は、無線LANインタフェース11に近隣のネットワーク識別子を検索するように要求する(ステップS05)。要求を受けた無線LANインタフェース11は、近隣のネットワーク識別子を検索してその検索結果をネットワーク接続管理部12に通知する(ステップS206)。検索結果を受け取ったネットワーク接続管理部12は、ネットワーク識別子に関連するネットワークIDのリストを生成する。生成の際には、ネットワーク識別子とネットワークIDの関連情報をネットワーク/サービス関連情報格納部14より読み出し、その情報を基にして行なう(ステップS207)。ネットワーク識別子とネットワークIDの関連情報の具体的な格納形式は図7を参照して先に詳細に説明されている。生成したネットワークIDのリストはサービス接続管理部15に渡す(ステップS208)。ちなみに、ネットワーク接続管理部12は無線LANインタフェース11を用いてネットワーク識別子を取得する動作(S205、S206)は定期的に行なっていて、取得したネットワーク識別子は常にキャッシュしておいてもよい。そうすることによって、ステップS204でネットワークIDを要求された際には、ステップS205、S206をスキップしてキャッシュしてあるネットワーク識別子を用いてそれに関連するネットワークIDを生成することができる。
ネットワーク接続管理部12より近隣の無線アクセスネットワーク4に関連したネットワークIDを通知されたサービス接続管理部15は、ネットワークIDに対応した無線アクセスネットワーク4から接続可能なサービスのサービスID、属性情報、認証情報をネットワーク/サービス関連情報格納部14より読み出す(ステップS209)。ネットワークIDとサービスの関連付けを行なう際は、図8を参照して説明した上述のネットワークIDとサービスIDの関連を示すデータベースと図10を参照して説明した上述のサービスIDとサービス情報の関連を示すデータベースを用いる。さらに、その読み出した情報を、ステップS203で取得した接続ポリシーの情報と照合して、接続すべきネットワークIDを決定する(S210)。接続すべきネットワークIDを決める時の照合処理の例をフローチャート図6に示す。
図6のフローチャートは、サービス接続管理部15が、接続ポリシー作成部16から取得した接続ポリシーとネットワーク/サービス関連情報格納部14から取得したネットワークIDに関連したサービスの情報とより、どのネットワークIDを選択するかの選定過程を表すものである。本フローチャートは、サービス接続管理部15が外部から選定に必要な情報を取得するところから始まる。
サービス接続管理部15は、最初に図4のステップS203の接続ポリシーの取得(ステップS401)、図4のステップS208のネットワークIDの取得(ステップS402)を行なう。さらにステップS402で取得したネットワークIDをキーにして、それに関連するサービスの情報も取得する(ステップS403)。
S401で取得した接続ポリシーには、サービス利用クライアント17によって指定されたサービス利用形態の情報が含まれている。具体的にはサービス属性の値と、その値が"必須"なのか"オプション"なのかを示す情報がそれにあたる。サービス接続管理部15は、ネットワークIDの選定処理として、最初にステップS403で取得したネットワークIDに関連付けされたサービスの中から、そのサービスが持つサービス属性が接続ポリシーの“必須”の項目を全て満たしているものを探す(ステップS404)。もしも、“必須”の項目を全て満たしているサービスがなかった場合(ステップS404N)、サービス接続管理部15は、サービス利用クライアント17に対して接続対象となるネットワークIDが無かったことを通知する(ステップS405)。
一方、“必須”の項目を全て満たしているサービスが存在した場合(ステップS404Y)、選択対象となるネットワークIDが一つなのか複数なのかを判定する(ステップS406)。もしも、一つだった場合(ステップS406N)、そのネットワークIDを選定対象とする(ステップS411)。
もしも、複数だった場合は(ステップS406Y)、"オプション"の項目を用いて以下のように選定対象を絞る。まず、サービス接続管理部15は各ネットワークIDに対応したサービスより、接続ポリシーの中の"オプション"項目に該当する属性情報を満たしているものを調べる(ステップS407)。そして、接続ポリシーを満たしている各属性情報に重み付けをして、その合計した値を「サービスの満足値」として算出し、満足値が一番高いサービスに関連付けされているネットワークIDを選択候補とする(ステップS408)。もしも、以上のステップで選択候補のネットワークIDが一つに絞れた場合は(ステップS409Y)、そのネットワークIDを選定対象とする。(ステップS411)。
もしも、ステップS408を経ても選択候補のネットワークIDが一つに絞れない場合は(ステップS409N)、選択候補の中からランダムで一つのネットワークIDを選び出し(ステップS410)、そのネットワークIDを選定対象とする(ステップS411)。
図5のシーケンスは、サービス利用端末10が、接続すべきネットワークIDを決定した後にサービスの接続を行い、サービスが利用可能になったことをユーザに通知するまでのサービス利用端末10の内部動作を示したものである。本シーケンスは、サービス接続管理部15が図4のステップS210にて接続すべきネットワークIDを決定したところから始まる。サービス接続管理部15は、ネットワーク接続管理部12に対して接続すべきネットワークIDを指定して無線アクセスネットワーク4への接続を要求する(ステップS301)。接続要求を受けたネットワーク接続管理部12は、指定されたネットワークIDに対応する無線アクセスネットワーク4へ接続するために必要な認証情報を、ネットワーク/サービス関連情報格納部14より読み出す(ステップS302)。認証情報はネットワークIDと関連付けされて格納されている。そのデータベースは図9を参照して先に詳細に説明されている。
無線アクセスネットワーク4への接続に必要な認証情報を得たネットワーク接続管理部12は、無線LANインタフェース11に対して無線アクセスネットワーク4への接続処理を要求する(ステップS303)。S302で得た認証情報はこの接続要求の際に一緒に渡す。ネットワーク接続管理部12より接続要求を受け取った無線LANインタフェース11は、無線アクセスゲートポイント2と通信して無線アクセスネットワーク4への接続処理を行い、その処理結果をネットワーク接続管理部12に通知する(ステップS304)。処理結果を受け取ったネットワーク接続管理部12は、無線アクセスネットワーク4への接続処理が完了したことをサービス接続管理部15に通知する(ステップS305)。ネットワーク接続管理部12より無線アクセスネットワーク4への接続通知を受けたサービス接続管理部15は、サービス接続処理部13へ接続すべきサービスIDを指定してサービス提供サーバ3への接続を要求する(ステップS306)。接続要求を受けたサービス接続処理部13は、受け取ったサービスIDに関連しているサービス提供サーバ3とのネゴシエーションに必要な情報を、ネットワーク/サービス関連情報格納部14より読み出す(ステップS307)。ここでいうネゴシエーション処理とは、サービス提供サーバ3への接続先の情報や、サービスを利用する際に必要な個人認証処理、サービス利用形態の照合処理などが含まれる。
サーバへのネゴシエーションに必要な情報を得たサービス接続処理部13は、サービス提供サーバ3へ接続するためのネゴシエーション用データを生成し、そのアクセス先を指定して、そのデータの送信を無線LANインタフェース11に要求する(ステップS308)。ネゴシエーション用データの送信要求を受けた無線LANインタフェース11は、指定されたアクセス先に対してネゴシエーション用データを送信し、サービス提供サーバ3から送られてきたその処理結果の内容を示す情報をサービス接続処理部13に送信する(ステップS309)。そして、接続処理結果を受け取ったサービス接続処理部13は、サービス接続処理の完了をサービス接続管理部15に通知する(ステップS310)。
サービス接続処理の完了を通知されたサービス接続管理部15は、サービス利用クライアント17に対してサービスが利用可能になったことを通知する(ステップS311)。通知を受けたサービス利用クライアント17は、サービスが利用可能になったことをユーザ7に通知する(ステップS312)。基本的にユーザに通知する手段としては、サービス利用クライアント17がユーザーインタフェースを備え、それを用いるものが考えられる。
次に本発明の第2の実施の形態の無線LAN自動選択接続システムについて説明する。第2の実施の形態ではシステムの構成は第1の実施の形態と同じであるが、サービス利用端末10の構成が第1の実施の形態とことなるので図11を参照して相違点のみ説明し、同一の部分については説明を省略する。図11は本発明の第2の実施の形態のサービス利用端末の模式的ブロック構成図である。図11の図2と同じ構成要素の符号は図2に50を加算して示されている。
第1の実施の形態では、図10に示されるサービス関連情報は、サービス利用端末10のネットワーク/サービス関連情報格納部14が静的な情報として格納していたが、これをSLP(Service Location Protocol)などのサービスディスカバリプロトコルを用いてサービス提供サーバ3のパラメータ変化に対応した動的なデータベースを持つサービス利用端末60にすることで、サービスに適した無線アクセスネットワーク4の選択ルーチンを常に最適な状態に保つことが可能になる。
具体的に説明すると、図11のように、サービス利用端末60内にサービス関連情報収集部68が追加される。サービス関連情報収集部68は、無線アクセスネットワーク4へ接続後、任意のタイミングで接続したネットワークで展開されているサービスに関する情報を収集する機能を持ち、さらに、収集した情報をネットワーク/サービス関連情報格納部64に保存された既存のデータベースと照合して保存内容を更新する機能を持つ。
本発明の第1の実施の形態の無線LAN自動選択接続システムの模式的ブロック構成図である。 本発明の無線LAN自動選択接続システムを構成するサービス利用端末の模式的ブロック構成図である。 サービス利用端末がサービス提供サーバとの間でネットワークサービスを利用/運営するまでのシーケンスである。 サービス利用端末で接続すべきネットワークIDを決定するまでのシーケンスである。 サービス利用端末でサービス提供サーバに接続してサービス利用に至るまでのシーケンスである。 サービス利用端末における接続すべきネットワークIDの決定までのフローチャートである。 ネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワーク識別子とネットワークIDの関連情報のデータベースの一例を示す模式図である。 ネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワークIDとサービスIDの関連情報のデータベースの一例を示す模式図である。 ネットワーク/サービス関連情報格納部におけるネットワークIDと無線アクセスネットワーク4に接続するために必要な認証情報に関するデータベースの一例を示す模式図である。 ネットワーク/サービス関連情報格納部におけるサービスIDとサービスの特性を示す情報に関するデータベースの一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態のサービス利用端末の模式的ブロック構成図である。
符号の説明
1 無線LAN自動選択接続システム
2 無線アクセスゲートポイント
3 サービス提供サーバ
4 無線アクセスネットワーク4
5 リモートローカルネットワーク
6 グローバルネットワーク
7、57 ユーザ
10、60 サービス利用端末
11、61 無線LANインタフェース
12、62 ネットワーク接続管理部
13、63 サービス接続処理部
14、64 ネットワーク/サービス関連情報格納部
15、65 サービス接続管理部
16、66 接続ポリシー作成部
17、67 サービス利用クライアント
18 制御部
19 記録媒体
68 サービス関連情報収集部
S101〜S114、S201〜S210、S301〜S313、S401〜S411 ステップ

Claims (14)

  1. 無線LAN(Local Area Network)のインタフェースを有し接続先を自動選択できる自動選択接続機能を備えた複数の無線情報端末と、複数のサービス提供サーバと、前記サービス提供サーバが接続していて前記無線情報端末と通信でき、それぞれが識別子を発信する複数の無線アクセスネットワークと、前記無線アクセスネットワークと通信できる通信ネットワークとを備え、
    前記無線情報端末は、前記サービス提供サーバに接続を要求する際に、該無線情報端末の選択したサービスに対応したサービスを提供できる前記サービス提供サーバを、受信した前記識別子を基に前記無線アクセスネットワークを経由して自動的に選択して接続する手段を有する、無線LAN自動選択接続システム。
  2. 前記サービス提供サーバは、提供できるサービス内容の情報を前記無線アクセスネットワークを介して前記無線情報端末に提供する手段を有し、
    前記無線情報端末は、前記無線アクセスネットワークを介して前記サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報を、前記無線アクセスネットワークのネットワークIDと対応させて格納する手段と、
    取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、
    格納されている前記サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と前記接続ポリシーとを照合して、取得したいサービスを提供できる前記無線アクセスネットワークと前記サービス提供サーバとを選択する手段と、
    選択された前記サービス提供サーバに前記無線アクセスネットワークを経由して接続する手段とを有する、請求項1に記載の無線LAN自動選択接続システム。
  3. 前記無線LANは、
    前記無線アクセスネットワークを管理して、無線アクセスインタフェース経由でネットワークアクセスを行なう端末と通信しながら、自身が管理する前記無線アクセスネットワークの識別子を前記端末に通知する手段と、前記端末が前記無線アクセスネットワークへアクセスする際の認証処理を行なう手段とを備えた無線アクセスゲートポイントと、
    前記無線アクセスネットワークを含むネットワーク上の任意なポイントに位置して、ネットワークサービスを利用する前記端末に対してネットワーク経由でサービスを提供するサービス提供サーバと、
    前記無線アクセスゲートポイントの管理下にあり、前記端末にネットワーク上に存在する任意のノードへのネットワーク接続を提供する無線アクセスネットワークを備える、請求項1または請求項2に記載の無線LAN自動選択接続システム。
  4. 無線LANのインタフェースを有し、
    該無線LANの無線アクセスネットワークを経由して取得した、サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報を、該サービス提供サーバへ接続可能な無線アクセスネットワークに割り振られたネットワークIDと対応させて格納する手段と、
    取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定する手段と、
    格納されている前記サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報と前記接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できる前記無線アクセスネットワークと前記サービス提供サーバを選択する手段と、
    選択された前記サービス提供サーバに前記無線アクセスネットワークを経由して接続する手段とを有する、自動選択接続機能を備えた無線情報端末。
  5. 一般的な無線通信プロトコルに基づいた無線通信機能を提供する無線LANインタフェースと、
    前記無線LANインタフェースによって検出された近隣の無線アクセスゲートポイントの情報を受け取ってネットワークIDとして管理し、該ネットワークIDによって指定された前記無線アクセスネットワークへの接続処理を前記無線LANインタフェースを用いて行なうネットワーク接続管理部と、
    前記無線LANインタフェースを用いてネットワークサービスを提供しているサーバへのネットワーク接続処理を行なうサービス接続処理部と、
    前記ネットワークIDと提供されるサービス内容の情報とを関連付けて格納するネットワーク/サービス関連情報格納部と、
    利用したいサービス利用形態に関する情報に基づいてサービスへの接続指針を示す情報である接続ポリシーを生成する接続ポリシー作成部と、
    前記ネットワーク/サービス関連情報格納部よりネットワークとサービスとの関連情報を読み出して前記接続ポリシーとの関連付けを行なって接続するネットワークを選択するサービス接続管理部と、
    ネットワークサービスを利用するためのクライアント機能とユーザとのインタフェースを持ち、ユーザ入力により得られた情報を前記接続ポリシー作成部に入力し、前記サービス接続管理部で選択されたネットワークを経由して前記サービス接続処理部で選択した前記サーバへの接続を行い、前記無線LANインタフェースを経由してサービスを提供するサーバと直接通信するサービス利用クライアントとを備えた、請求項4に記載の自動選択接続機能を備えた無線情報端末。
  6. さらに、前記無線アクセスネットワークへ接続後、接続したネットワークで展開されているサービスに関する情報を任意のタイミングで収集し、収集した情報を前記ネットワーク/サービス関連情報格納部の格納するデータベースと照合して保存内容を更新する機能を有するサービス関連情報収集部を備えた、請求項5に記載の自動選択接続機能を備えた無線情報端末。
  7. 記録媒体を備え、前記各部の動作は、記録媒体に記録された自動選択接続プログラムにより制御できる、請求項5に記載の自動選択接続機能を備えた無線情報端末。
  8. 無線情報端末が、ネットワークIDと提供されるサービス内容の情報とを関連付けて格納し、利用したいサービス利用形態に関してユーザから入力した情報に基づいてサーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報を生成し、サービス提供サーバに接続を要求する際に、前記サービスへの接続指針を示す情報に対応した前記ネットワークを自動的に選択して接続するための制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記無線情報端末のネットワーク/サービス関連情報格納部に、接続対象となるネットワークで展開されているサービスに関する情報を取得してそれぞれのサービス内容の情報をネットワークIDと対応させて格納する手順と、
    利用したいサービス利用形態に関するユーザから入力した情報に基づいて、サーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報である接続ポリシーを生成する手順と、
    近隣にある無線アクセスネットワークの無線アクセスゲートポイントを検索する手順と、
    検索を受けた前記無線アクセスゲートポイントから受信したネットワーク識別子をネットワークIDに変換する手順と、
    変換した前記ネットワークIDに対応するサービス内容の情報を前記ネットワーク/サービス関連情報格納部から読み出して、前記接続ポリシーと照合して接続すべきネットワークIDを選択する手順と、
    選択された前記ネットワークIDと対応する前記無線アクセスゲートポイントに対して無線アクセスネットワークへの接続要求を行なう手順と、
    接続された前記無線アクセスネットワーク上の前記接続ポリシーと対応するサービスを提供するサービス提供サーバへの接続要求を行なう手順と、
    前記接続されたサービス提供サーバからネットワークサービスを受ける手順と、を実行させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体。
  9. 無線LANのインタフェースを有し接続先を自動選択できる自動選択接続機能を備えた複数の無線情報端末と、複数のサービス提供サーバと、前記サービス提供サーバが接続していて前記無線情報端末と通信でき、それぞれが識別子を発信する複数の無線アクセスネットワークと、前記無線アクセスネットワークと通信できる通信ネットワークとを備えた無線LAN自動選択接続システムにおける前記無線情報端末の前記サービス提供サーバとの自動選択接続方法であって、
    前記サービス提供サーバが、提供できるサービス内容を前記無線アクセスネットワークを介して前記無線情報端末に提供するステップと、
    前記無線情報端末が、前記サービス提供サーバが提供するそれぞれのサービス内容の情報を該サービス提供サーバのネットワークIDと対応させて格納するステップと、
    取得したいサービス並びにその利用形態から接続ポリシーを設定するステップと、
    接続可能な前記無線アクセスネットワークを検索するステップと、
    検索された前記無線アクセスネットワークのネットワークIDを基に、格納されている該ネットワークIDに対応するそれぞれのサービス内容の情報と前記接続ポリシーとを照合して、取得したいサービス並びにその利用形態を提供できる前記サービス提供サーバを選択するステップと、
    選択された前記サービス提供サーバに前記無線アクセスネットワークを経由して接続するステップとを有する、自動選択接続方法。
  10. 前記無線情報端末のネットワーク/サービス関連情報格納部に接続対象となるネットワークで展開されているサービスに関する情報を無線LANの無線アクセスネットワークを経由して取得してそれぞれのサービス内容の情報をネットワークIDと対応させて格納するステップと、
    前記無線情報端末が、利用したいサービス利用形態に関するユーザから入力した情報に基づいて、サーバから提供されるサービスへの接続指針を示す情報である接続ポリシーを生成するステップと、
    前記無線情報端末が、近隣にある前記無線アクセスネットワークの無線アクセスゲートポイントを検索するステップと、
    検索を受けた前記無線アクセスゲートポイントが、前記無線情報端末に対して自身のネットワーク識別子を通知するステップと、
    前記無線情報端末が、受信したネットワーク識別子をネットワークIDに変換するステップと、
    前記無線情報端末が、変換した前記ネットワークIDと対応するサービス内容の情報を前記ネットワーク/サービス関連情報格納部から読み出して、前記接続ポリシーと照合して接続すべきネットワークIDを選択するステップと、
    前記無線情報端末が、選択された前記ネットワークIDと対応する前記無線アクセスゲートポイントに対して無線アクセスネットワークへの接続要求を行なうステップと、
    前記無線情報端末が、接続された前記無線アクセスネットワーク上の前記接続ポリシーと対応するサービスを提供するサービス提供サーバへの接続要求を行なうステップと、
    前記無線情報端末が、前記接続されたサービス提供サーバからネットワークサービスを受けるステップとを含む、請求項9に記載の自動選択接続方法。
  11. さらに、前記無線アクセスネットワークへ接続後、接続したネットワークで展開されているサービスに関する情報を任意のタイミングで収集し、収集した情報を前記ネットワーク/サービス関連情報格納部の格納するデータベースと照合して保存内容を更新するステップを含む、請求項10に記載の自動選択接続方法。
  12. 前記無線情報端末が、選択された前記ネットワークIDと対応する前記無線アクセスゲートポイントに対して無線アクセスネットワークへの接続要求を行なうステップにおいては、接続要求を受けた無線アクセスゲートポイントは、前記無線情報端末から送られてきた認証情報を基に、前記無線情報端末にネットワーク接続の権利があるかどうかを認証するステップを含む、請求項10に記載の自動選択接続方法。
  13. 前記無線情報端末が、接続された前記無線アクセスネットワーク上の前記接続ポリシーと対応するサービスを提供するサービス提供サーバへの接続要求を行なうステップでは、接続要求を受けた無線アクセスゲートポイントは、前記無線情報端末から送られてきた認証情報を基に、前記無線情報端末にサービスを提供する前記サービス提供サーバへの接続の権利があるかどうかを認証するステップを含む、請求項10に記載の自動選択接続方法。
  14. 前記接続ポリシーのサービス利用形態の情報には、サービス属性の値と、その値が"必須"なのか"オプション"なのかを示す情報が含まれており、
    前記ネットワークIDと対応するサービス内容の情報を前記ネットワーク/サービス関連情報格納部から読み出して、前記接続ポリシーと照合して接続すべきネットワークIDを選択するステップでは、
    最初に、前記ネットワークIDと対応するサービスの中から、そのサービスが持つサービス属性が前記接続ポリシーの“必須”の項目を全て満たしているものを探し、“必須”の項目を全て満たしているサービスがなかった場合には、接続を行なわずユーザに対して接続対象となる前記ネットワークIDが無かったことを通知し、 “必須”の項目を全て満たしているサービスが存在した場合には、選択対象となる前記ネットワークIDが一つなのか複数なのかを判定し、一つであった場合には該ネットワークIDを選定対象とし、
    複数であった場合は、前記各ネットワークIDに対応したサービスより、前記接続ポリシーの中の"オプション"項目に該当する属性情報を満たしているものを調べ、前記接続ポリシーを満たしている各属性情報に重み付けをして、その合計した値を「サービスの満足値」として算出し、満足値が一番高いサービスに対応している前記ネットワークIDを選択するステップを含む、請求項10に記載の自動選択接続方法。
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