JP2018526872A - Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード - Google Patents

Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード Download PDF

Info

Publication number
JP2018526872A
JP2018526872A JP2018501168A JP2018501168A JP2018526872A JP 2018526872 A JP2018526872 A JP 2018526872A JP 2018501168 A JP2018501168 A JP 2018501168A JP 2018501168 A JP2018501168 A JP 2018501168A JP 2018526872 A JP2018526872 A JP 2018526872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
anchor
assigned
prefix
address prefix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018501168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6592584B2 (ja
Inventor
▲シン▼鵬 魏
▲シン▼鵬 魏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2018526872A publication Critical patent/JP2018526872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6592584B2 publication Critical patent/JP6592584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/34Modification of an existing route
    • H04W40/36Modification of an existing route due to handover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/08Mobility data transfer
    • H04W8/087Mobility data transfer for preserving data network PoA address despite hand-offs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
    • H04L2101/668Internet protocol [IP] address subnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

本発明の実施例は、通信技術の分野に関し、IPアドレス管理方法及び装置、IPアドレスアンカー、並びにモバイルノードを提供する。方法は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということを検知した際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスをIPアドレスアンカーによって取得するステップと、IPアドレスアンカーによって、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNが、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するステップとを含む。本発明は、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、詳細には、IPアドレス管理方法及び装置、IPアドレスアンカー、並びにモバイルノードに関する。
モバイルノード(英語:Mobile Node,略してMN)は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、又はポータブルコンピュータなどのモバイル端末デバイスである。MNのモビリティに起因して、MNは、複数のインターネットプロトコル(英語:Internet Protocol,略してIP)サブネットにわたって移動する。MNがIPサブネットの間で移動した後にMNが依然としてコレスポンデントノード(英語:Correspondent Node,略してCN)と通信することができることを保証するために、それに応じてモビリティ管理ソリューションが登場する。
現在のところ、分散モビリティ管理ソリューションが、比較的広く適用されている。分散モビリティ管理(英語:Distributed Mobility Management,略してDMM)ネットワークアーキテクチャは、複数のIPサブネットを含む。それに対応してIPアドレスアンカーが、それぞれのIPサブネット用に展開されている。DMMネットワーク上では、既存のIPアドレス管理方法は、次のとおりである。すなわち、MNが第1のIPサブネットから第2のIPサブネットへ移動した際に、第2のIPサブネット上のIPアドレスアンカーが、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てる。次いで、IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスとをMNに提供し、それにより、IPアドレスプレフィックスを使用することによって、MNは、既存のネットワークセッションを継続するか、又は新たなネットワークセッションを開始する。
本発明を実施するプロセスにおいて、本発明者は、従来技術が少なくとも次の不利な点を有しているということに気づいている。すなわち、1つのIPアドレスアンカーが、異なるIPアドレスプレフィックスを割り当てる場合があるので、MNは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを、受信されたIPアドレスプレフィックスの変化ステータスに従って正確に判定することができない。
MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決するために、本発明の実施例は、IPアドレス管理方法及び装置、IPアドレスアンカー、並びにモバイルノードを提供する。技術的解決法は、下記のとおりである。
第1の態様によれば、IPアドレス管理方法が提供され、方法は、
IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということを検知した際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスをIPアドレスアンカーによって取得するステップと、
IPアドレスアンカーによって、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNが、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するステップとを含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーによって、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するステップは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、IPアドレスアンカーによって、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとをIPアドレスアンカーによって区別して識別するステップと、
IPアドレスアンカーによって、MNへスイッチオーバー表示情報を送信するステップであって、スイッチオーバー表示情報が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ステップとを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーによって、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するステップは、
MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従ってIPアドレスアンカーによって判定するステップと、
IPアドレスアンカーによって、判定結果に従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するステップであって、スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、ステップとを含み、
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
第1の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施態様において、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従ってIPアドレスアンカーによって判定するステップは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということをIPアドレスアンカーによって判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップであって、プリセット識別子が、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している、ステップと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということをIPアドレスアンカーによって判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということをIPアドレスアンカーによって判定するステップとを含む。
第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、方法は、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、IPアドレスアンカーによって、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとをIPアドレスアンカーによって区別して識別するステップと、
IPアドレスアンカーによって、MNへルータ広告メッセージを送信するステップであって、ルータ広告メッセージが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ステップとを更に含む。
第1の態様の第1又は第4の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとをIPアドレスアンカーによって区別して識別するステップは、
それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子をIPアドレスアンカーによって設定するステップ、及び/又は
それに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子をIPアドレスアンカーによって設定するステップを含む。
第1の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップは、
それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップであって、ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードである、ステップと、
IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在する場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということをIPアドレスアンカーによって判定し、又はIPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在しない場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということをIPアドレスアンカーによって判定するステップとを含む。
第1の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第7の可能な実施態様において、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスをIPアドレスアンカーによって取得するステップは、
IPアドレスアンカーによって、MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信し、それによってLMが、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得するステップであって、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を更に有している、ステップと、
有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とをIPアドレスアンカーによって受信するステップであって、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子が、LMによってフィードバックされる、ステップとを含む。
第1の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第8の可能な実施態様において、方法は、
IPアドレスアンカーによって、情報格納要求をLMへ送信するステップであって、情報格納要求が、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMが、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する、ステップを更に含み、
ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
第1の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第9の可能な実施態様において、方法は、
有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって検知するステップであって、ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、ステップと、
有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信し、それによってLMが、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除するステップとを更に含む。
第2の態様によれば、IPアドレス管理方法が提供され、方法は、
モバイルノードMNによって、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにアクセスした後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するステップと、
アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従ってMNによって判定するステップとを含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従ってMNによって判定するステップは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかをMNによって判定するステップであって、プリセット条件が、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである、ステップと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNによって判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということをMNによって判定するステップとを含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従ってMNによって判定するステップは、
スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNによって判定し、又はスイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということをMNによって判定するステップを含む。
第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施態様において、方法は、
IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージをMNによって受信するステップを更に含み、
ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
第2の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実施態様において、タイプ識別子は、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
それに対応して、第1のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定され、
それに対応して、第2のタイプ識別子は、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
第2の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様において、方法は、
MNによってタイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別するステップを更に含む。
第2の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実施態様において、方法は、
MNが、コレスポンデントノードCNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスをMNによって選択して使用するステップを更に含み、
優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
第2の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第7の可能な実施態様において、方法は、
コレスポンデントノードCNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをMNによって判定するステップであって、優先IPアドレスが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである、ステップと、
既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスをMNによって選択して使用し、又は既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをMNによってそのまま保持するステップとを更に含む。
第2の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第8の可能な実施態様において、CNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをMNによって判定するステップは、
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報をMNによって取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定するステップ、又は
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルをMNによって取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定するステップを含む。
第2の態様、又は第2の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、若しくは第8の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第9の可能な実施態様において、方法は、
アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNによって、MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するステップと、
IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションをMNによって確立するステップとを更に含む。
第3の態様によれば、IPアドレス管理装置が提供され、装置はIPアドレスアンカーに適用され、装置は、
IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されているアドレス取得モジュールと、
有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている情報送信モジュールであって、それによってMNが、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する、情報送信モジュールとを含む。
第3の態様の第1の可能な実施態様において、情報送信モジュールは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されているアドレス判断サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されているプレフィックス割り当てサブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている区別的識別サブモジュールと、
MNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている第1の送信サブモジュールであって、スイッチオーバー表示情報が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、第1の送信サブモジュールとを含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様において、情報送信モジュールは、
MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定するように構成されている変化判定サブモジュールと、
判定結果に従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている第2の送信サブモジュールであって、スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、第2の送信サブモジュールとを含み、
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
第3の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様において、変化判定サブモジュールは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されているアドレス判断サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第1の判定サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定するように構成されている識別子判断サブモジュールであって、プリセット識別子が、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している、識別子判断サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第2の判定サブモジュールとを含み、
第1の判定サブモジュールは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように更に構成されている。
第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様において、装置は、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されているプレフィックス割り当てサブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている区別的識別サブモジュールと、
MNへルータ広告メッセージを送信するように構成されているメッセージ送信サブモジュールであって、ルータ広告メッセージが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、メッセージ送信サブモジュールとを更に含む。
第3の態様の第1又は第4の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実施態様において、区別的識別サブモジュールは、
それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又は
それに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている。
第3の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第6の可能な実施態様において、アドレス判断サブモジュールは、
それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定するように構成されているネットワーク識別子判断サブモジュールであって、ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードである、ネットワーク識別子判断サブモジュールと、
IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在する場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定するように構成されている第1の判定サブモジュールと、
IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在しない場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように構成されている第2の判定サブモジュールとを含む。
第3の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第7の可能な実施態様において、アドレス取得モジュールは、
MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するように構成されている要求取得サブモジュールであって、それによってLMが、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を更に有している、要求取得サブモジュールと、
有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを受信するように構成されているアドレス受信サブモジュールであって、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子が、LMによってフィードバックされる、アドレス受信サブモジュールとを含む。
第3の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第8の可能な実施態様において、装置は、
情報格納要求をLMへ送信するように構成されている要求格納サブモジュールであって、情報格納要求が、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMが、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する、要求格納サブモジュールを更に含み、
ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
第3の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第9の可能な実施態様において、装置は、
有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知するように構成されているアドレス検知サブモジュールであって、ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、アドレス検知サブモジュールと、
有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信するように構成されている命令送信サブモジュールであって、それによってLMが、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する、命令送信サブモジュールとを更に含む。
第4の態様によれば、IPアドレス管理装置が提供され、装置はモバイルノードMNに適用され、装置は、
IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するように構成されている情報受信モジュールと、
アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように構成されている変化判断モジュールとを含む。
第4の態様の第1の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
変化判断モジュールは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定するように構成されている条件判断サブモジュールであって、プリセット条件が、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである、条件判断サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第3の判定サブモジュールと、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第4の判定サブモジュールとを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
変化判断モジュールは、
スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第5の判定サブモジュールと、
スイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第6の判定サブモジュールとを含む。
第4の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施態様において、装置は、
IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するように構成されているメッセージ受信サブモジュールを更に含み、
ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
第4の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実施態様において、タイプ識別子は、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
それに対応して、第1のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定され、
それに対応して、第2のタイプ識別子は、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
第4の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第5の可能な実施態様において、装置は、
タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別するように構成されているアドレス区別サブモジュールを更に含む。
第4の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実施態様において、装置は、
MNが、コレスポンデントノードCNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように構成されている第1の選択サブモジュールを更に含み、
優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
第4の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第7の可能な実施態様において、装置は、
コレスポンデントノードCNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを判定するように構成されているセッション判断サブモジュールであって、優先IPアドレスが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである、セッション判断サブモジュールと、
既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように構成されている第2の選択サブモジュールと、
既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをそのまま保持するように構成されている第3の選択サブモジュールとを更に含む。
第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第8の可能な実施態様において、セッション判断サブモジュールは、
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報を取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定するように、又は
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルを取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定するように特に構成されている。
第4の態様、又は第4の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、又は第8の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第9の可能な実施態様において、装置は、
アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように構成されているアドレスクエリーモジュールと、
IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように構成されているセッション確立モジュールとを更に含む。
第5の態様によれば、IPアドレスアンカーが提供され、IPアドレスアンカーは、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含み、メモリは、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、命令は、プロセッサによって実行されるように構成されており、
プロセッサは、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されており、
プロセッサは、MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバを有効なIPアドレスプレフィックスに従って制御し、それによってMNが、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する、ように更に構成されている。
第5の態様の第1の可能な実施態様において、プロセッサは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、
MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバを制御し、スイッチオーバー表示情報が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように特に構成されている。
第5の態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実施態様において、プロセッサは、
MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定し、
MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバを判定結果に従って制御し、スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、ように特に構成されており、
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実施態様において、プロセッサは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定し、プリセット識別子が、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応しており、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように特に構成されている。
第5の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実施態様において、プロセッサは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されており、
プロセッサは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されており、
プロセッサは、MNへルータ広告メッセージを送信するようトランシーバを制御し、ルータ広告メッセージが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように更に構成されている。
第5の態様の第1又は第4の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第5の可能な実施態様において、プロセッサは、
それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又は
それに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている。
第5の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第6の可能な実施態様において、プロセッサは、
それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定し、ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードであり、
IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在する場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定し、又はIPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在しない場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように特に構成されている。
第5の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第7の可能な実施態様において、プロセッサは、
MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するようトランシーバを制御し、それによってLMが、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を更に有しており、
有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを受信するようトランシーバを制御し、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子が、LMによってフィードバックされる、ように特に構成されている。
第5の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第8の可能な実施態様において、プロセッサは、情報格納要求をLMへ送信するようトランシーバを制御し、情報格納要求が、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMが、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する、ように更に構成されており、
ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
第5の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第9の可能な実施態様において、プロセッサは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知し、ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、ように更に構成されており、
プロセッサは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信するようトランシーバを制御し、それによってLMが、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する、ように更に構成されている。
第6の態様によれば、モバイルノードMNが提供され、このMNは、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含み、メモリは、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、命令は、プロセッサによって実行されるように構成されており、
プロセッサは、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するようトランシーバを制御するように構成されており、
プロセッサは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように更に構成されている。
第6の態様の第1の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
プロセッサは、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定し、プリセット条件が、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることであり、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている。
第6の態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実施態様において、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
プロセッサは、
スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はスイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている。
第6の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実施態様において、プロセッサは、IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するようトランシーバを制御するように更に構成されており、
ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
第6の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第4の可能な実施態様において、タイプ識別子は、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
それに対応して、第1のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定され、
それに対応して、第2のタイプ識別子は、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
第6の態様の第1又は第3の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第5の可能な実施態様において、プロセッサは、タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別するように更に構成されている。
第6の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第6の可能な実施態様において、プロセッサは、MNが、コレスポンデントノードCNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように更に構成されており、
優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
第6の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第7の可能な実施態様において、プロセッサは、コレスポンデントノードCNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを判定し、優先IPアドレスが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである、ように更に構成されており、
プロセッサは、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように更に構成されており、又は
プロセッサは、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをそのまま保持するように更に構成されている。
第6の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第8の可能な実施態様において、プロセッサは、
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報を取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定するように、又は
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルを取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定するように特に構成されている。
第6の態様、又は第6の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、又は第8の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第9の可能な実施態様において、プロセッサは、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように更に構成されており、
プロセッサは、IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように更に構成されている。
本発明の実施例において提供されている技術的解決法の有益な効果は、下記を含む。
IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
加えて、現時点で利用可能なIPアドレスプレフィックスをMNに提供する際に、IPアドレスアンカーは、タイプ識別子を使用することによって、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、それによってMNは、タイプ識別子に基づいて、前述の2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスの間を区別することができる。更にMNは、IPアドレスの変化が取り扱われることが可能である新たなネットワークセッション及び既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用し、それによって、ルートの冗長性を低減するという技術的効果を達成する。
本発明の実施例における技術的解決法をより明確に記述するために、以降では、それらの実施例について記述するために必要とされる添付の図面について簡単に記述する。明らかに、以降の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施例を示しているにすぎず、当業者なら、それでもなお、創造的な取り組みを伴わずにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出すことができる。
本発明の一実施例による実施環境の概略図である。 本発明の一実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。 図5Aにおいて示されている実施例によるステップ502のフローチャートである。 本発明の一実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の一実施例によるアドレス判断サブモジュールのブロック図である。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。 図11及び図12において示されている実施例による別のIPアドレス管理装置のブロック図である。 本発明の一実施例によるIPアドレス管理システムのブロック図である。 本発明の一実施例によるIPアドレスアンカーの構造ブロック図である。 本発明の一実施例によるMNの構造ブロック図である。
本発明の目的、技術的解決法、及び利点をより明確にするために、以降では、添付の図面を参照しながら詳細に本発明の実施例について更に記述する。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施例による実施環境の概略図である。この実施環境は、複数のIPサブネットを含む。図1においては、IPサブネット1及びIPサブネット2が、例として使用されている。それに対応して、IPアドレスアンカー120及びCN 140が、それぞれのIPサブネット上に展開されている。この実施環境は、複数のIPサブネットの間で移動することができるMN 160を更に含む。
MN 160は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、又はポータブルコンピュータなどのモバイル端末デバイスであることが可能である。
IPアドレスアンカー120は、MN 160にモビリティサポートを提供するように構成されている。可能な一実施態様において、IPアドレスアンカー120は、公衆データ網(英語:Public Data Network,略してPND)ゲートウェイPGWなどのゲートウェイデバイスであることが可能である。
CN 160は、MN 160にネットワークサービスを提供するように構成されているサーバであることが可能である。たとえば、ネットワークサービスは、ダウンロードサービス、ビデオサービス、ネットワーク電話サービスなどであることが可能である。異なるIPサブネット上の複数のCN 140は、同じサービス機能及びサービスリソースを有する場合があり、又は異なるサービス機能及びサービスリソースを有する場合もある。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。この実施例では、図1において示されている実施環境内のIPアドレスアンカー120にIPアドレス管理方法が適用される一例を使用することによって説明が提供される。IPアドレス管理方法は、下記のステップを含むことができる。
ステップ202:IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得する。
ステップ204:IPアドレスアンカーは、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図3を参照すると、図3は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。この実施例では、図1において示されている実施環境内のMN 160にIPアドレス管理方法が適用される一例を使用することによって説明が提供される。IPアドレス管理方法は、下記のステップを含むことができる。
ステップ302:IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにアクセスした後に、MNが、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信する。
ステップ304:MNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信し、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図4を参照すると、図4は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。この実施例では、図1において示されている実施環境にIPアドレス管理方法が適用される一例を使用することによって説明が提供される。IPアドレス管理方法は、下記のステップを含むことができる。
ステップ401:IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得する。
MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てた後に、IPアドレスアンカーは、それに対応してIPアドレスプレフィックスの有効期間を設定する。有効期間内にあってリリースされていないIPアドレスプレフィックスが、有効なIPアドレスプレフィックスである。
ステップ402:IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定する。
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、下記のステップ403が実行されることになり、ステップ403の後にステップ404が実行されることになる。IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、ステップ404が直接実行されることになる。
図1を参照すると、MNによって現在アクセスされているIPサブネットは、IPサブネット2であり、IPサブネット2上のIPアドレスアンカーは、anchor #2としてマークされていると仮定される。MNは、別のIPサブネットからIPサブネット2へ移動する場合がある。したがって、有効なIPアドレスプレフィックスは、別のIPアドレスアンカーによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを含む場合がある。たとえば、MNがIPサブネット1からIPサブネット2へ移動して、IPサブネット1上のIPアドレスアンカーがanchor #1としてマークされているならば、IPサブネット2にMNがアクセスしているということをanchor #2が検知した際にanchor #2によって取得される、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスは、anchor #1によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを含むことができ、IPアドレスプレフィックスは、prefix #1としてマークされている。
加えて、MNが以前にIPサブネット2にアクセスしたことがある場合には、anchor #2によって取得される、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスは、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを含むことができ、IPアドレスプレフィックスは、prefix #2としてマークされている。たとえば、MNがIPサブネット2からIPサブネット1へ移動して、次いでIPサブネット1からIPサブネット2へ移動したならば、IPサブネット2にMNがアクセスしているということをanchor #2が検知した際にanchor #2によって取得される、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスは、prefix #1及びprefix #2を含むことができる。
ステップ403:IPアドレスアンカーは、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てる。
依然として前述の想定を一例として使用すると、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスが、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを含んでいない場合には、anchor #2は、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスプレフィックスは、prefix #2としてマークされる。次いでanchor #2は、下記のステップ404を実行する。
加えて、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスが、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを既に含んでいる場合には、anchor #2はもはや、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てる必要はなく、下記のステップ404を直接実行する。
ステップ404:IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別する。
具体的には、IPアドレスアンカーは、それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又はIPアドレスアンカーは、それに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定する。
この実施例では、第1のタイプ識別子がH−prefixであり、第2のタイプ識別子がF−prefixである一例が使用されている。
第1の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーは、それに対応して、prefix #2に対して第1のタイプ識別子H−prefixを設定する。
第2の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーは、それに対応して、prefix #1に対して第2のタイプ識別子F−prefixを設定する。
第3の可能な実施態様において、IPアドレスアンカーは、それに対応して、prefix #2に対して第1のタイプ識別子H−prefixを設定し、それに対応して、prefix #1に対して第2のタイプ識別子F−prefixを設定する。
前述の3つの可能な実施態様において、2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスを区別して識別するという目的が達成されることが可能である。
ステップ405:IPアドレスアンカーは、MNへスイッチオーバー表示情報を送信し、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含む。
タイプ識別子、すなわち、前述のステップ404において記述されている第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
任意選択で、スイッチオーバー表示情報は、ルータ広告(英語:Router Advertisement,略してRA)メッセージの形態でMNへ送信される。
それに対応して、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信する。
ステップ406:MNは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定する。
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、下記のステップ407が実行されることになる。IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、下記のステップ408が実行されることになる。
プリセット条件は、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである。
MNによって現在アクセスされているIPサブネット上のIPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信した後に、MNは、タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別することができる。
前述のステップ404の第3の可能な実施態様を一例として使用すると、anchor #2によって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信した後に、MNは、第1のタイプ識別子H−prefixに従って、対応するprefix #2が、anchor #2によって割り当てられたIPアドレスプレフィックスであるということを判定する。MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内にprefix #2が存在しない場合、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内にprefix #2が存在しており、かつ第2のタイプ識別子F−prefixに対応している場合には、MNは、下記のステップ407を実行する。MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内にprefix #2が存在しており、かつ第1のタイプ識別子H−prefixに対応している場合には、MNは、下記のステップ408を実行する。
ステップ407:MNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定する。
ステップ408:MNは、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定する。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
加えて、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、タイプ識別子を使用することによって、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとが区別して識別される。したがって一態様では、MNは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを、連続した2片のスイッチオーバー表示情報に含まれているIPアドレスプレフィックス間における変化と、対応するタイプ識別子の変化とに従って正確に判定することができ、別の態様では、MNは、2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスをタイプ識別子に従って容易に見分けて、その後にネットワークセッションを実行する際に、異なるタイプのIPアドレスプレフィックスを更に適切に使用し、ルートの冗長性を低減するという目的を達成することができる。
図4において示されている前述の実施例では、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定する。図5Aにおいて示されている後述の実施例では、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをIPアドレスアンカーが判定し、判定結果をMNに直接通知する。
図5Aを参照すると、図5Aは、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理方法のフローチャートである。この実施例では、図1において示されている実施環境にIPアドレス管理方法が適用される一例を使用することによって説明が提供される。IPアドレス管理方法は、下記のステップを含むことができる。
ステップ501:IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得する。
ステップ502:IPアドレスアンカーは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定する。
具体的には、図5Bにおいて示されているように、このステップは、下記のサブステップを含むことができる。
ステップ502a:IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定する。
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、下記のステップ502dが実行されることになる。IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、下記のステップ502bが実行されることになる。
図1を参照すると、MNによって現在アクセスされているIPサブネットは、IPサブネット2であり、IPサブネット2上のIPアドレスアンカーは、anchor #2としてマークされているとやはり仮定される。anchor #2によって取得される、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスは、prefix #1、prefix #2、及びprefix #3を含むと仮定される。anchor #2は、anchor #2によって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前述の3つのIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定する。
たとえば、前述の3つのIPアドレスプレフィックスが、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスではないということをanchor #2が知ったならば、anchor #2は、下記のステップ502dを実行し、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定する。
別の例に関しては、prefix #1が、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスであるということをanchor #2が知ったならば、anchor #2は、下記のステップ502bを実行する。
ステップ502b:IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定する。
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、下記のステップ502cが実行されることになる。IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、下記のステップ502dが実行されることになる。
プリセット識別子は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している。たとえば、プリセット識別子は、current anchorとしてマークされる可能性がある。
prefix #1が、anchor #2によってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスであるということをanchor #2が知った場合には、anchor #2は、prefix #1が、対応するプリセット識別子current anchorを有しているかどうかを更に判定する。prefix #1が、対応するプリセット識別子current anchorを有している場合には、それは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示しており、逆にprefix #1が、対応するプリセット識別子current anchorを有していない場合に、prefix #2又はprefix #3が、対応するプリセット識別子current anchorを有しているならば、それは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示している。
ステップ502c:IPアドレスアンカーは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定する。
ステップ502d:IPアドレスアンカーは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定する。
ステップ503:IPアドレスアンカーは、判定結果に従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む。
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
それに対応して、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信する。
ステップ504:MNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、MNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はスイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、MNは、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定する。
任意選択で、前述のステップ502aの後に、下記のステップが更に含まれることが可能である。
1.IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、IPアドレスアンカーは、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別する。
2.IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別する。
3.IPアドレスアンカーは、MNへルータ広告メッセージを送信し、ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含む。
タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
前述のステップ1からステップ3は、図4において示されている実施例において記述されている。詳細に関しては、図4において示されている実施例における説明を参照されたい。詳細がこの実施例において再びここで記述されることはない。
それに対応して、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信する。MNは、タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別する。
IPアドレスアンカーは、ルータ広告メッセージを使用することによって、現時点で利用可能なIPアドレスプレフィックスをMNに通知し、タイプ識別子を使用することによって、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、それによってMNは、2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスをタイプ識別子に従って容易に見分けて、その後にネットワークセッションを実行する際に、異なるタイプのIPアドレスプレフィックスを更に適切に使用し、ルートの冗長性を低減するという目的を達成することができる。
任意選択で、スイッチオーバー表示情報は、ルータ広告メッセージ内に含めて搬送されてMNへ送信されることが可能である。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
加えて、この実施例において提供されているIPアドレス管理方法によれば、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをIPアドレスアンカーが判定し、判定結果をMNに直接通知し、それによってMN側での処理オーバーヘッドを低減する。
図4において示されている実施例におけるステップ402、及び図5Aにおいて示されている実施例におけるステップ502a、すなわち、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかをIPアドレスアンカーによって判定するステップは、下記のサブステップを含むことができるということが補足される必要がある。
(1).IPアドレスアンカーは、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定する。
それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいる場合には、下記のステップ(2)が実行されることになる。それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいない場合には、下記のステップ(3)が実行されることになる。
(2).IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定する。
(3).IPアドレスアンカーは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定する。
ネットワーク識別子は、アンカー識別子又はネットワークコードである。異なるIPアドレスアンカーは、異なるネットワーク識別子に対応している。ネットワーク識別子がアンカー識別子である一例を使用すると、異なるIPアドレスアンカーは、anchor #1、anchor #2、及びanchor #3などの異なるアンカー識別子を使用することによって区別されることが可能である。
MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得する際に、IPアドレスアンカーはまた、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子を取得し、それに応じて、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定する。
たとえば、anchor #2によって取得される、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスは、prefix #1、prefix #2、及びprefix #3を含み、それらの3つのIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子は、順にanchor #1、anchor #2、及びanchor #3である。次いでanchor #2は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、すなわちprefix #2をそれらの3つのIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定することができる。
可能な一実施態様では、独立したエンティティが、図1において示されている実施環境において展開されることが可能であり、独立したエンティティは、ロケーションマネージャー(英語:Location Manager,略してLM)としてマークされている。LMは、複数のIPサブネットをカバーすることができ、すなわち、LMとIPアドレスアンカーとは、一対多の関係にあることが可能である。LMは、それぞれのIPアドレスアンカーによってMNに割り当てられた有効なIPアドレスプレフィックスのリストを記録するように構成されている。たとえば、LMは、複数のエントリーを格納することができ、それぞれのエントリーは、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを、クエリーを行ってLMから取得することができる。
具体的には、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスをIPアドレスアンカーによって取得するステップは、下記のサブステップを含むことができる。
第1に、IPアドレスアンカーは、MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をLMへ送信し、それによってLMは、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得する。
第2に、IPアドレスアンカーは、有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを受信し、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子は、LMによってフィードバックされる。
たとえば、LMは、下記の表1において記述されている複数のエントリーを格納する。
Figure 2018526872
MN #1がIPサブネット2にアクセスしているということをanchor #2が検知した場合には、anchor #2は、MN #1を搬送する情報取得要求をLMへ送信する。それに対応して、LMは、事前に格納されているエントリーから、ノード識別子MN #1を含むエントリー、たとえば、表1におけるエントリー1及びエントリー2を検索して取得する。LMは、前述のエントリー1及びエントリー2をanchor #2へ送信する。それに対応して、anchor #2は、受信されたエントリーから、MN #1によって使用されている有効なIPアドレスプレフィックス、すなわち、prefix #1及びprefix #3を取得することができる。
更に、anchor #2は、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子に従って、anchor #2によってMN #1に割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによってMN #1に割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別することができる。prefix #1及びprefix #3は、anchor #2によってMN #1に割り当てられたIPアドレスプレフィックスではない。
更に、LM内に格納されているエントリーは、プリセット識別子current anchorを更に含む。LMによって送信された前述のエントリー1及びエントリー2を受信した後に、anchor #2は、anchor #1によって割り当てられたprefix #1が、対応するプリセット識別子current anchorを有しているということを検知によって知る。それは、anchor #1が配置されているIPサブネット1から、anchor #2が配置されているIPサブネット2へMN #1が移動しており、かつMN #1によってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示している。
加えて、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てた後に、IPアドレスアンカーは、情報格納要求をLMへ送信する。情報格納要求は、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMは、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する。ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
たとえば、LMによって送信された前述のエントリー1及びエントリー2を受信した後に、anchor #2は、MN #1によって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスが、anchor #2によって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを含んでいないということを検知によって知り、次いでanchor #2は、MN #1にIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスプレフィックスは、prefix #2としてマークされる。加えてanchor #2は、prefix #2に対応する有効期間を設定し、有効期間は、time #5としてマークされる。次いでanchor #2は、情報格納要求をLMへ送信する。情報格納要求は、ノード識別子MN #1、ネットワーク識別子anchor #2、IPアドレスプレフィックスprefix #2、及び有効期間time #5を搬送する。それに対応して、anchor #2によって送信された情報格納要求を受信した後に、LMは、事前に格納されているエントリーを更新する。更新されたエントリーは、下記の表2において記述されることが可能である。
Figure 2018526872
anchor #2は、表2におけるエントリー1を格納し、それに対応して、エントリー内にプリセット識別子current anchorを設定し、表2におけるエントリー2(すなわち、表1におけるエントリー1)からプリセット識別子current anchorを除去する。
本発明の一実施例は、LM内に格納されているエントリーを保守するためのメカニズムを更に提供するということが更に補足される必要がある。このメカニズムは、具体的には次のとおりである。IPアドレスアンカーは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知し、ターゲットIPアドレスプレフィックスは、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスであり、IPアドレスアンカーは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信し、それによってLMは、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する。
たとえば、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによってprefix #3が使用されていないということをanchor #2が検知によって知った場合には、それは、MN #1がもはやprefix #3を使用する必要がないということを示しており、anchor #2は、MN #1とprefix #3とを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信する。それに対応して、anchor #2によって送信されたエントリー削除命令を受信した後に、LMは、表2におけるエントリー3を削除する。
本発明のこの実施例では、前述の保守メカニズムを使用することによって、一態様では、LM内に格納されているエントリーの正確さ及びリアルタイム性能が保証されることが可能であり、別の態様では、LMのストレージリソースが節約されることが可能である。
図1において示されている実施環境を参照すると、モビリティ管理(英語:Mobility Management,略してMM)エンティティが、それぞれのIPサブネット上に展開されることが可能であるということが更に補足される必要がある。MMエンティティは、IPアドレスアンカーとLMとの間にあってモビリティ管理に関連しているシグナリング対話を実行することを担当するように構成されている。MMエンティティは、独立したエンティティとして展開されることが可能であり、又はMMエンティティは、IPアドレスアンカーと統合されることが可能である。
たとえば、IPアドレスアンカーによって、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを、クエリーを行ってLMから取得するプロセスは、下記のとおりである。
1.IPアドレスアンカーは、MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をMMエンティティへ送信する。
2.MMエンティティは、情報取得要求をLMへ転送する。
3.LMは、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得する。
4.LMは、有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とをMMエンティティへ送信する。
5.MMエンティティは、有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とをIPアドレスアンカーへ転送する。
以降では、MNがネットワークセッションを実行する際の、異なるタイプのIPアドレスプレフィックスの選択について記述する。
図4及び図5Aにおいて示されている実施例において記述されているように、現時点で利用可能なIPアドレスプレフィックスをMNに提供する際に、IPアドレスアンカーは、タイプ識別子を使用することによって、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別する。MNは、タイプ識別子に基づいて、前述の2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスの間を区別することができる。以降では、新たなネットワークセッションと既存のネットワークセッションとに関する異なるタイプのIPアドレスプレフィックスの選択について記述する。
第1:新たなネットワークセッション
MNが、CNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、MNは、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用する。優先IPアドレスは、現在アクセスされているIPサブネット上のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
たとえば、図1を参照すると、MNは、IPサブネット1からIPサブネット2へ移動し、anchor #2によってIPサブネット2上でMNへ送信されたRAメッセージは、prefix #1及びprefix #2を含む。それに対応して、第2のタイプ識別子F−prefixが、prefix #1に対して設定され、それに対応して、第1のタイプ識別子H−prefixが、prefix #2に対して設定される。MNによってprefix #1、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスが、IP address #1であり、prefix #2、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスが、IP address #2であると仮定される。新たなネットワークセッションに関して、MNは、CNと通信するために、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとしてIP address #2を選択して使用して、ルートの冗長性を低減するという目的を達成する。
第2:既存のネットワークセッション
MNは、CNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを判定する。優先IPアドレスは、現在アクセスされているIPサブネット上のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、MNは、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用し、逆に、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、MNは、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをそのまま保持する。
依然として前述の仮定を一例として使用すると、既存のネットワークセッションに関して、MNがIPサブネット2へ移動する前に、すなわち、MNがIPサブネット1にアクセスしたときに、CNと通信するために、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとしてIP address #1が使用される。MNがIPサブネット2へ移動した後に、MNは、既存のネットワークセッションに関してIPアドレスの変化が取り扱われることが可能であるかどうかを判定し、すなわち、CNと通信するために、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとしてIP address #2が使用されることが可能であるかどうかを判定する。既存のネットワークセッションに関してIPアドレスの変化が取り扱われることが可能である場合には、MNは、CNと通信するために、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとしてIP address #2を選択して使用して、ルートの冗長性を低減するという目的を達成する。既存のネットワークセッションに関してIPアドレスの変化が取り扱われることが不可能である場合には、MNは、既存のネットワークセッションによって使用されているソースIPアドレスIP address #1をそのまま保持し、anchor #2とanchor #1との間におけるトンネル(英語:tunnel)を使用することによって、既存のネットワークセッションのサービスフローのための継続的なサポートを提供して、既存のネットワークセッションが影響されないことを保証する。
加えて、MNは、CNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを複数の様式で判定することができる。
可能な一実施態様では、MNは、既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報を取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定する。たとえば、アプリケーションプログラムを開発する際に、アプリケーションプログラム開発者は、ソケットオプションを設定することによって明示的な設定を実行する。
第2の可能な実施態様において、MNは、既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルを取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定する。別の例に関しては、MPTCP(英語:Multipath TCP)がIPアドレスの変化を取り扱うことができるので、既存のネットワークセッションによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルがMPTCPである場合には、優先IPアドレスは、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして使用される。
加えて、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをMNが知ることができない場合には、MNは、既存のネットワークセッションによって使用されているソースIPアドレスをそのまま保持する。
要するに、現時点で利用可能なIPアドレスプレフィックスをMNに提供する際に、IPアドレスアンカーは、タイプ識別子を使用することによって、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、それによってMNは、タイプ識別子に基づいて、前述の2つの異なるタイプのIPアドレスプレフィックスの間を区別することができる。
更にMNは、IPアドレスの変化が取り扱われることが可能である新たなネットワークセッション及び既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用し、それによって、ルートの冗長性を低減するという技術的効果を達成する。
任意選択で、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNは、MNに最も近いCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得することができ、IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションを確立して、ルートの冗長性を更に低減するという目的を達成する。
以降は、本発明の装置実施例である。装置実施例における装置は、本発明の方法実施例を実行するように構成されることが可能である。本発明の装置実施例において開示されていない詳細に関しては、本発明の方法実施例を参照されたい。
図6を参照すると、図6は、本発明の一実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、IPアドレスアンカーに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、アドレス取得モジュール610及び情報送信モジュール620を含むことができる。
アドレス取得モジュール610は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されている。
情報送信モジュール620は、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されており、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図7を参照すると、図7は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、IPアドレスアンカーに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、アドレス取得モジュール610及び情報送信モジュール620を含むことができる。
アドレス取得モジュール610は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されている。
情報送信モジュール620は、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されており、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
この実施例では、情報送信モジュール620は、アドレス判断サブモジュール620a、プレフィックス割り当てサブモジュール620b、区別的識別サブモジュール620c、及び第1の送信サブモジュール620dを含む。
アドレス判断サブモジュール620aは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されている。
プレフィックス割り当てサブモジュール620bは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されている。
区別的識別サブモジュール620cは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている。
第1の送信サブモジュール620dは、MNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されており、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図8を参照すると、図8は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、IPアドレスアンカーに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、アドレス取得モジュール610及び情報送信モジュール620を含むことができる。
アドレス取得モジュール610は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されている。
情報送信モジュール620は、有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されており、それによってMNは、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。
この実施例では、情報送信モジュール620は、変化判定サブモジュール620e及び第2の送信サブモジュール620fを含む。
変化判定サブモジュール620eは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定するように構成されている。
第2の送信サブモジュール620fは、判定結果に従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されており、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む。
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
任意選択で、変化判定サブモジュール620eは、アドレス判断サブモジュール620e1、第1の判定サブモジュール620e2、識別子判断サブモジュール620e3、及び第2の判定サブモジュール620e4を含む。
アドレス判断サブモジュール620e1は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されている。
第1の判定サブモジュール620e2は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている。
識別子判断サブモジュール620e3は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定するように構成されており、プリセット識別子は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している。
第2の判定サブモジュール620e4は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている。
第1の判定サブモジュール620e2は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように更に構成されている。
任意選択で、装置は、プレフィックス割り当てサブモジュール、区別的識別サブモジュール、及びメッセージ送信サブモジュール(図においては示されていない)を更に含む。
プレフィックス割り当てサブモジュールは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されている。
区別的識別サブモジュールは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている。
メッセージ送信サブモジュールは、MNへルータ広告メッセージを送信するように構成されており、ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということを検知した際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図7及び図8において示されている実施例を参照すると、可能な一実施態様では、区別的識別サブモジュールは、それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又はそれに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている。
図7及び図8において示されている実施例を参照すると、可能な一実施態様では、図9において示されているように、アドレス判断サブモジュールは、ネットワーク識別子判断サブモジュール91、第1の判定サブモジュール92、及び第2の判定サブモジュール93を含む。
ネットワーク識別子判断サブモジュール91は、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定するように構成されており、ネットワーク識別子は、アンカー識別子又はネットワークコードである。
第1の判定サブモジュール92は、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在する場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定するように構成されている。
第2の判定サブモジュール93は、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在しない場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように構成されている。
任意選択で、アドレス取得モジュールは、要求取得サブモジュール及びアドレス受信サブモジュール(図においては示されていない)を含む。
要求取得サブモジュールは、MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するように構成されており、それによってLMは、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーは、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスは、対応するプリセット識別子を更に有している。
アドレス受信サブモジュールは、有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを受信するように構成されており、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子は、LMによってフィードバックされる。
任意選択で、装置は、要求格納サブモジュール(図においては示されていない)を更に含む。
要求格納サブモジュールは、情報格納要求をLMへ送信するように構成されており、情報格納要求は、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMは、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する。
ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
任意選択で、装置は、アドレス検知サブモジュール及び命令送信サブモジュール(図においては示されていない)を更に含む。
アドレス検知サブモジュールは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知するように構成されており、ターゲットIPアドレスプレフィックスは、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである。
命令送信サブモジュールは、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信するように構成されており、それによってLMは、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する。
図10を参照すると、図10は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、MNに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、情報受信モジュール1010及び変化判断モジュール1020を含むことができる。
情報受信モジュール1010は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するように構成されている。
変化判断モジュール1020は、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように構成されている。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信し、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図11を参照すると、図11は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、MNに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、情報受信モジュール1010及び変化判断モジュール1020を含むことができる。
情報受信モジュール1010は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するように構成されている。
変化判断モジュール1020は、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように構成されている。
この実施例では、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
それに対応して、変化判断モジュール1020は、条件判断サブモジュール1020a、第3の判定サブモジュール1020b、及び第4の判定サブモジュール1020cを含む。
条件判断サブモジュール1020aは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定するように構成されており、プリセット条件は、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである。
第3の判定サブモジュール1020bは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている。
第4の判定サブモジュール1020cは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信し、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図12を参照すると、図12は、本発明の別の実施例によるIPアドレス管理装置のブロック図である。IPアドレス管理装置は、MNに適用されることが可能である。IPアドレス管理装置は、情報受信モジュール1010及び変化判断モジュール1020を含むことができる。
情報受信モジュール1010は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するように構成されている。
変化判断モジュール1020は、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように構成されている。
この実施例では、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
変化判断モジュール1020は、第5の判定サブモジュール1020d及び第6の判定サブモジュール1020eを含む。
第5の判定サブモジュール1020dは、スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている。
第6の判定サブモジュール1020eは、スイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている。
任意選択で、装置は、メッセージ受信サブモジュール(図においては示されていない)を更に含む。
メッセージ受信サブモジュールは、IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するように構成されている。
ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレス管理装置によれば、MNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信し、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図11及び図12において示されている実施例を参照すると、可能な一実施態様では、タイプ識別子は、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含む。
それに対応して、第1のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
それに対応して、第2のタイプ識別子は、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
図11及び図12において示されている実施例を参照すると、可能な一実施態様では、図13において示されているように、装置は、アドレス区別サブモジュール131を更に含む。
アドレス区別サブモジュール131は、タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別するように構成されている。
任意選択で、装置は、第1の選択サブモジュール132を更に含む。
第1の選択サブモジュール132は、MNが、コレスポンデントノードCNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように構成されている。
優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
任意選択で、装置は、セッション判断サブモジュール133、第2の選択サブモジュール134、及び第3の選択サブモジュール135を更に含む。
セッション判断サブモジュール133は、コレスポンデントノードCNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを判定するように構成されており、優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
第2の選択サブモジュール134は、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように構成されている。
第3の選択サブモジュール135は、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをそのまま保持するように構成されている。
任意選択で、セッション判断サブモジュール133は、
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報を取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定するように、又は
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルを取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定するように特に構成されている。
図10、図11、又は図12において示されている実施例を参照すると、可能な一実施態様では、装置は、アドレスクエリーモジュール及びセッション確立モジュール(図においては示されていない)を更に含む。
アドレスクエリーモジュールは、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように構成されている。
セッション確立モジュールは、IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように構成されている。
前述の実施例において提供されているIPアドレス管理装置がIPアドレス管理を実行する場合に、前述の複数の機能モジュールの区分は、説明のための一例として使用されているにすぎないということに留意されたい。実際の適用においては、前述の機能は、必要に応じて異なる機能モジュールによって完遂されることが可能であり、すなわち、上述の機能のうちのすべて又はいくつかを実施するために1つのデバイスの内部構造が異なる機能モジュールへと区分される。加えて、前述の実施例において提供されているIPアドレス管理装置と、IPアドレス管理方法の方法実施例とは、同じアイディアに属している。IPアドレス管理装置の具体的な実施プロセスについての詳細に関しては、方法実施例を参照されたい。詳細がここで再び記述されることはない。
図14を参照すると、図14は、本発明の一実施例によるIPアドレス管理システムのブロック図である。IPアドレス管理システムは、IPアドレスアンカー1410及びMN 1420を含む。
IPアドレスアンカー1410は、図6、図7、又は図8において示されている実施例において提供されているIPアドレス管理装置を含むことができる。
MN 1420は、図10、図11、又は図12において示されている実施例において提供されているIPアドレス管理装置を含むことができる。
図15を参照すると、図15は、本発明の一実施例によるIPアドレスアンカーの構造ブロック図である。図15において示されているように、IPアドレスアンカー1500は、バス1510と、バス1510を使用することによって互いに通信するプロセッサ1520、メモリ1530、及びトランシーバ1540とを含む。メモリ1530は、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、命令は、プロセッサ1520によって実行されるように構成されている。
プロセッサ1520は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されている。
プロセッサ1520は、MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバ1540を有効なIPアドレスプレフィックスに従って制御し、それによってMNが、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する、ように更に構成されている。
要するに、この実施例において提供されているIPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスしているということが検知された際に、IPアドレスアンカーは、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスに従ってMNへスイッチオーバー表示情報を送信する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、
MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバ1540を制御し、スイッチオーバー表示情報が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように特に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定し、
MNへスイッチオーバー表示情報を送信するようトランシーバ1540を判定結果に従って制御し、スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、ように特に構成されている。
第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定し、プリセット識別子が、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応しており、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有している場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有していない場合には、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように特に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1520は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されている。
プロセッサ1520は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されている。
プロセッサ1520は、MNへルータ広告メッセージを送信するようトランシーバ1540を制御し、ルータ広告メッセージが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子が、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように更に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
それに対応して、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又は
それに対応して、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定し、ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードであり、
IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在する場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定し、又はIPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子が存在しない場合には、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように特に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1520は、
MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するようトランシーバ1540を制御し、それによってLMが、MNのノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を更に有しており、
有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子とを受信するようトランシーバ1540を制御し、有効なIPアドレスプレフィックス及びネットワーク識別子が、LMによってフィードバックされる、ように特に構成されている。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1520は、情報格納要求をLMへ送信するようトランシーバ1540を制御し、情報格納要求が、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによってLMが、情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応してターゲットエントリー内にプリセット識別子を設定し、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにMNがアクセスする前にMNによってアクセスされているIPサブネットによってMNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーからプリセット識別子を除去する、ように更に構成されている。
ターゲットエントリーは、MNのノード識別子と、IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子と、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含む。
図15において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1520は、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知し、ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、ように更に構成されている。
プロセッサ1520は、有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令をLMへ送信するようトランシーバ1540を制御し、それによってLMが、MNのノード識別子とターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する、ように更に構成されている。
図16を参照すると、図16は、本発明の一実施例によるMNの構造ブロック図である。図16において示されているように、MN 1600は、バス1610と、バス1610を使用することによって互いに通信するプロセッサ1620、メモリ1630、及びトランシーバ1640とを含む。メモリ1630は、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、命令は、プロセッサ1620によって実行されるように構成されている。
プロセッサ1620は、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するようトランシーバ1640を制御するように構成されている。
プロセッサ1620は、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定するように更に構成されている。
要するに、この実施例において提供されているMNは、IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信し、アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをスイッチオーバー表示情報に従って判定する。これは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが判定することができないという従来技術の問題を解決し、それによって、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかをMNが正確に判定することができるという技術的効果を達成する。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、スイッチオーバー表示情報は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
プロセッサ1620は、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定し、プリセット条件が、MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又はMNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることであり、
IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしている場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしていない場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、スイッチオーバー表示情報は、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、第1のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化しているということを示すために使用され、第2のインジケータは、MNによってアクセスされているIPサブネットが変化していないということを示すために使用される。
プロセッサ1620は、
スイッチオーバー表示情報が第1のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又はスイッチオーバー表示情報が第2のインジケータを含んでいる場合には、アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1620は、IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するようトランシーバ1640を制御するように更に構成されている。
ルータ広告メッセージは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、タイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、タイプ識別子は、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含む。
それに対応して、第1のタイプ識別子は、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
それに対応して、第2のタイプ識別子は、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対して設定される。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1620は、タイプ識別子に従って、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスとの間を区別するように更に構成されている。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1620は、MNが、コレスポンデントノードCNへの新たなネットワークセッションを開始する必要がある場合には、新たなネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように更に構成されている。
優先IPアドレスは、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1620は、コレスポンデントノードCNとの既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを判定し、優先IPアドレスが、IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックス、及びMNのホストアドレスに従って生成されたIPアドレスである、ように更に構成されている。
プロセッサ1620は、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能である場合には、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスを選択して使用するように更に構成されている。
プロセッサ1620は、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが不可能である場合には、既存のネットワークセッションのために使用されているソースIPアドレスをそのまま保持するように更に構成されている。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、プロセッサ1620は、
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムの構成情報を取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかを構成情報に従って判定するように、又は
既存のネットワークセッションに対応するアプリケーションプログラムによって使用されているトランスポートレイヤプロトコルを取得し、既存のネットワークセッションのためのソースIPアドレスとして優先IPアドレスが使用されることが可能であるかどうかをトランスポートレイヤプロトコルに従って判定するように特に構成されている。
図16において示されている実施例に基づいて提供されている任意選択の実施例では、
プロセッサ1620は、アクセスされているIPサブネットが変化しているということをMNが判定した場合には、MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように更に構成されている。
プロセッサ1620は、IPアドレスに従って最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように更に構成されている。
本明細書において使用されている単数形の「a(1つの)」(「a」、「an」、又は「the」)は、複数形も含むことを意図しているということを理解されたい。ただし、普通でないケースが文脈において明示的にサポートされている場合を除く。更に、本明細書において使用されている「and/or(及び/又は)」は、列挙されている1つ又は複数の関連付けられた項目のうちの、ありとあらゆる可能な組合せを含む、ことを意味しているということを理解されたい。
本発明の前述の実施例のシーケンス番号は、例示を目的としたものにすぎず、実施例の優先度を示すことを意図されているものではない。
実施例のステップのうちのすべて又はいくつかは、ハードウェア、又は、関連したハードウェアに指示するプログラムによって実施されることが可能であるということを当業者なら理解することができる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されることが可能である。記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどであることが可能である。
前述の説明は、本発明の例示的な実施例にすぎず、本発明を限定することが意図されているものではない。本発明の原理から逸脱することなく行われた、いかなる修正、均等な置換、及び改良も、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
CN 140は、MN 160にネットワークサービスを提供するように構成されているサーバであることが可能である。たとえば、ネットワークサービスは、ダウンロードサービス、ビデオサービス、ネットワーク電話サービスなどであることが可能である。異なるIPサブネット上の複数のCN 140は、同じサービス機能及びサービスリソースを有する場合があり、又は異なるサービス機能及びサービスリソースを有する場合もある。

Claims (48)

  1. IPアドレス管理方法であって、当該方法が、
    IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということを検知した際に、前記MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを前記IPアドレスアンカーによって取得するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって、前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記MNへスイッチオーバー表示情報を送信し、それによって前記MNが、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って判定するステップとを含む、方法。
  2. 前記IPアドレスアンカーによって、前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記MNへスイッチオーバー表示情報を送信する前記ステップが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記IPアドレスアンカーによって、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを前記IPアドレスアンカーによって区別して識別するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって、前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するステップであって、前記スイッチオーバー表示情報が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記IPアドレスアンカーによって、前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記MNへスイッチオーバー表示情報を送信する前記ステップが、
    前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているかどうかを前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記IPアドレスアンカーによって判定するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって、判定結果に従って前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するステップであって、前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、ステップとを含み、
    前記第1のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているかどうかを前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記IPアドレスアンカーによって判定する前記ステップが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを前記IPアドレスアンカーによって判定し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップであって、前記プリセット識別子が、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされているIPサブネットによって前記MNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している、ステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有している場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを前記IPアドレスアンカーによって判定し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有していない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 当該方法が、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記IPアドレスアンカーによって、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを前記IPアドレスアンカーによって区別して識別するステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって、前記MNへルータ広告メッセージを送信するステップであって、前記ルータ広告メッセージが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ステップとを更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを前記IPアドレスアンカーによって区別して識別する前記ステップが、
    それに対応して、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を前記IPアドレスアンカーによって設定するステップ、及び/又は
    それに対応して、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を前記IPアドレスアンカーによって設定するステップを含む、請求項2又は5に記載の方法。
  7. 前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを前記IPアドレスアンカーによって判定する前記ステップが、
    それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、前記IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップであって、前記ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードである、ステップと、
    前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在する場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを前記IPアドレスアンカーによって判定し、又は前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在しない場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを前記IPアドレスアンカーによって判定するステップとを含む、請求項2又は4に記載の方法。
  8. 前記MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを前記IPアドレスアンカーによって取得する前記ステップが、
    前記IPアドレスアンカーによって、前記MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信し、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、前記MNによって使用されている前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを検索して取得するステップであって、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を更に有している、ステップと、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを前記IPアドレスアンカーによって受信するステップであって、前記有効なIPアドレスプレフィックス及び前記ネットワーク識別子が、前記LMによってフィードバックされる、ステップとを含み、
    当該方法が、
    前記IPアドレスアンカーによって、情報格納要求を前記LMへ送信するステップであって、前記情報格納要求が、前記MNの前記ノード識別子と、前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによって前記LMが、前記情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応して前記ターゲットエントリー内に前記プリセット識別子を設定し、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーから前記プリセット識別子を除去する、ステップを更に含み、
    前記ターゲットエントリーが、前記MNの前記ノード識別子と、前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの前記有効期間との間における対応関係を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 当該方法が、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを前記IPアドレスアンカーによって検知するステップであって、前記ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、ステップと、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスが前記ターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、前記IPアドレスアンカーによって、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令を前記LMへ送信し、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除するステップとを更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. IPアドレス管理方法であって、当該方法が、
    モバイルノードMNによって、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにアクセスした後に、前記IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するステップと、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って前記MNによって判定するステップとを含む、方法。
  11. 前記スイッチオーバー表示情報が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って前記MNによって判定する前記ステップが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを前記MNによって判定するステップであって、前記プリセット条件が、前記MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又は前記MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである、ステップと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしている場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを前記MNによって判定し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしていない場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを前記MNによって判定するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、前記第1のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って前記MNによって判定する前記ステップが、
    前記スイッチオーバー表示情報が前記第1のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを前記MNによって判定し、又は前記スイッチオーバー表示情報が前記第2のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを前記MNによって判定するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 当該方法が、
    前記IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを前記MNによって受信するステップを更に含み、
    前記ルータ広告メッセージが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記タイプ識別子が、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
    それに対応して、前記第1のタイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定され、
    それに対応して、前記第2のタイプ識別子が、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定される、請求項11又は13に記載の方法。
  15. 当該方法が、
    前記MNによって前記タイプ識別子に従って、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとの間を区別するステップを更に含む、請求項11又は13に記載の方法。
  16. 当該方法が、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを前記MNが判定した場合には、前記MNによって、前記MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するステップと、
    前記IPアドレスに従って前記最も近いCNとのネットワークセッションを前記MNによって確立するステップとを更に含む、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. IPアドレス管理装置であって、当該装置がIPアドレスアンカーに適用され、当該装置が、
    前記IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、前記MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されているアドレス取得モジュールと、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って前記MNへスイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている情報送信モジュールであって、それによって前記MNが、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って判定する、情報送信モジュールとを含む、装置。
  18. 前記情報送信モジュールが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されているアドレス判断サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されているプレフィックス割り当てサブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている区別的識別サブモジュールと、
    前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている第1の送信サブモジュールであって、前記スイッチオーバー表示情報が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、第1の送信サブモジュールとを含む、請求項17に記載の装置。
  19. 前記情報送信モジュールが、
    前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているかどうかを前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定するように構成されている変化判定サブモジュールと、
    判定結果に従って前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するように構成されている第2の送信サブモジュールであって、前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、第2の送信サブモジュールとを含み、
    前記第1のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用される、請求項17に記載の装置。
  20. 前記変化判定サブモジュールが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定するように構成されているアドレス判断サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第1の判定サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定するように構成されている識別子判断サブモジュールであって、前記プリセット識別子が、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされているIPサブネットによって前記MNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応している、識別子判断サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有している場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第2の判定サブモジュールとを含み、
    前記第1の判定サブモジュールが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有していない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを判定するように更に構成されている、請求項19に記載の装置。
  21. 当該装置が、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当てるように構成されているプレフィックス割り当てサブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように構成されている区別的識別サブモジュールと、
    前記MNへルータ広告メッセージを送信するように構成されているメッセージ送信サブモジュールであって、前記ルータ広告メッセージが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、メッセージ送信サブモジュールとを更に含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記区別的識別サブモジュールが、
    それに対応して、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又は
    それに対応して、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている、請求項18又は21に記載の装置。
  23. 前記アドレス判断サブモジュールが、
    それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、前記IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定するように構成されているネットワーク識別子判断サブモジュールであって、前記ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードである、ネットワーク識別子判断サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在する場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定するように構成されている第1の判定サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在しない場合には、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように構成されている第2の判定サブモジュールとを含む、請求項18又は20に記載の装置。
  24. 前記アドレス取得モジュールが、
    前記MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するように構成されている要求取得サブモジュールであって、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、前記MNによって使用されている前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を更に有している、要求取得サブモジュールと、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを受信するように構成されているアドレス受信サブモジュールであって、前記有効なIPアドレスプレフィックス及び前記ネットワーク識別子が、前記LMによってフィードバックされる、アドレス受信サブモジュールとを含み、
    当該装置が、
    情報格納要求を前記LMへ送信するように構成されている要求格納サブモジュールであって、前記情報格納要求が、前記MNの前記ノード識別子と、前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによって前記LMが、前記情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応して前記ターゲットエントリー内に前記プリセット識別子を設定し、前記IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーから前記プリセット識別子を除去する、要求格納サブモジュールを更に含み、
    前記ターゲットエントリーが、前記MNの前記ノード識別子と、前記IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの前記有効期間との間における対応関係を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 当該装置が、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知するように構成されているアドレス検知サブモジュールであって、前記ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、アドレス検知サブモジュールと、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスが前記ターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令を前記LMへ送信するように構成されている命令送信サブモジュールであって、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する、命令送信サブモジュールとを更に含む、請求項24に記載の装置。
  26. IPアドレス管理装置であって、当該装置がモバイルノードMNに適用され、当該装置が、
    IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、前記IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するように構成されている情報受信モジュールと、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って判定するように構成されている変化判断モジュールとを含む、装置。
  27. 前記スイッチオーバー表示情報が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
    前記変化判断モジュールが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定するように構成されている条件判断サブモジュールであって、前記プリセット条件が、前記MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又は前記MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることである、条件判断サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしている場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第3の判定サブモジュールと、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしていない場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第4の判定サブモジュールとを含む、請求項26に記載の装置。
  28. 前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、前記第1のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
    前記変化判断モジュールが、
    前記スイッチオーバー表示情報が前記第1のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定するように構成されている第5の判定サブモジュールと、
    前記スイッチオーバー表示情報が前記第2のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように構成されている第6の判定サブモジュールとを含む、請求項26に記載の装置。
  29. 当該装置が、
    前記IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するように構成されているメッセージ受信サブモジュールを更に含み、
    前記ルータ広告メッセージが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記タイプ識別子が、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
    それに対応して、前記第1のタイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定され、
    それに対応して、前記第2のタイプ識別子が、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定される、請求項27又は29に記載の装置。
  31. 当該装置が、
    前記タイプ識別子に従って、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとの間を区別するように構成されているアドレス区別サブモジュールを更に含む、請求項27又は29に記載の装置。
  32. 当該装置が、
    前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを前記MNが判定した場合には、前記MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように構成されているアドレスクエリーモジュールと、
    前記IPアドレスに従って前記最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように構成されているセッション確立モジュールとを更に含む、請求項26から31のいずれか一項に記載の装置。
  33. IPアドレスアンカーであって、当該IPアドレスアンカーが、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含み、前記メモリが、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、前記命令が、前記プロセッサによって実行されるように構成されており、
    前記プロセッサが、当該IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットにモバイルノードMNがアクセスしているということが検知された際に、前記MNによって使用されている有効なIPアドレスプレフィックスを取得するように構成されており、
    前記プロセッサが、前記MNへスイッチオーバー表示情報を送信するよう前記トランシーバを前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って制御し、それによって前記MNが、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って判定する、ように更に構成されている、IPアドレスアンカー。
  34. 前記プロセッサが、
    当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
    当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、又は当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別し、
    前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するよう前記トランシーバを制御し、前記スイッチオーバー表示情報が、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように特に構成されている、請求項33に記載のIPアドレスアンカー。
  35. 前記プロセッサが、
    前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているかどうかを前記有効なIPアドレスプレフィックスに従って判定し、
    前記MNへ前記スイッチオーバー表示情報を送信するよう前記トランシーバを判定結果に従って制御し、前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含む、ように特に構成されており、
    前記第1のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用される、請求項33に記載のIPアドレスアンカー。
  36. 前記プロセッサが、
    当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるかどうかを判定し、
    当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを判定し、又は当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、対応するプリセット識別子を有しているかどうかを判定し、前記プリセット識別子が、当該IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされているIPサブネットによって前記MNに割り当てられたIPアドレスプレフィックスに対応しており、
    当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有している場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを判定し、又は当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を有していない場合には、前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを判定するように特に構成されている、請求項35に記載のIPアドレスアンカー。
  37. 前記プロセッサが、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいない場合には、前記MNにIPアドレスプレフィックスを割り当て、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されており、又は
    前記プロセッサが、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいる場合には、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記有効なIPアドレスプレフィックスの中にあって別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているIPアドレスプレフィックスとを区別して識別するように更に構成されており、
    前記プロセッサが、前記MNへルータ広告メッセージを送信するよう前記トランシーバを制御し、前記ルータ広告メッセージが、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、ように更に構成されている、請求項36に記載のIPアドレスアンカー。
  38. 前記プロセッサが、
    それに対応して、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第1のタイプ識別子を設定し、及び/又は
    それに対応して、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して第2のタイプ識別子を設定するように特に構成されている、請求項34又は37に記載のIPアドレスアンカー。
  39. 前記プロセッサが、
    それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応するネットワーク識別子が、当該IPアドレスアンカーに対応するネットワーク識別子を含んでいるかどうかを判定し、前記ネットワーク識別子が、アンカー識別子又はネットワークコードであり、
    当該IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在する場合には、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが既に含んでいるということを判定し、又は当該IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子が存在しない場合には、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスを前記有効なIPアドレスプレフィックスが含んでいないということを判定するように特に構成されている、請求項34又は36に記載のIPアドレスアンカー。
  40. 前記プロセッサが、
    前記MNのノード識別子を搬送する情報取得要求をロケーションマネージャーLMへ送信するよう前記トランシーバを制御し、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子に従って、事前に格納されているエントリーから、前記MNによって使用されている前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを検索して取得し、それぞれのエントリーが、ノード識別子と、ネットワーク識別子と、IPアドレスプレフィックスと、前記IPアドレスプレフィックスの有効期間との間における対応関係を含み、当該IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが、前記対応するプリセット識別子を更に有しており、
    前記有効なIPアドレスプレフィックスと、それぞれの有効なIPアドレスプレフィックスに対応する前記ネットワーク識別子とを受信するよう前記トランシーバを制御し、前記有効なIPアドレスプレフィックス及び前記ネットワーク識別子が、前記LMによってフィードバックされる、ように特に構成されており、
    前記プロセッサが、情報格納要求を前記LMへ送信するよう前記トランシーバを制御し、前記情報格納要求が、前記MNの前記ノード識別子と、当該IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの有効期間とを搬送し、それによって前記LMが、前記情報格納要求に従ってターゲットエントリーを格納し、それに対応して前記ターゲットエントリー内に前記プリセット識別子を設定し、当該IPアドレスアンカーが配置されている前記IPサブネットに前記MNがアクセスする前に前記MNによってアクセスされている前記IPサブネットによって前記MNに割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスを記録しているエントリーから前記プリセット識別子を除去する、ように更に構成されており、
    前記ターゲットエントリーが、前記MNの前記ノード識別子と、当該IPアドレスアンカーに対応する前記ネットワーク識別子と、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、当該IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスの前記有効期間との間における対応関係を含む、請求項39に記載のIPアドレスアンカー。
  41. 前記プロセッサが、前記有効なIPアドレスプレフィックスがターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいるかどうかを検知し、前記ターゲットIPアドレスプレフィックスが、プリセット持続時間が経過した後にネットワークセッションによって使用されていないIPアドレスプレフィックスである、ように更に構成されており、
    前記プロセッサが、前記有効なIPアドレスプレフィックスが前記ターゲットIPアドレスプレフィックスを含んでいる場合には、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとを搬送するエントリー削除命令を前記LMへ送信するよう前記トランシーバを制御し、それによって前記LMが、前記MNの前記ノード識別子と前記ターゲットIPアドレスプレフィックスとの間における対応関係を記録しているエントリーを削除する、ように更に構成されている、請求項40に記載のIPアドレスアンカー。
  42. モバイルノードMNであって、当該MNが、プロセッサ、メモリ、及びトランシーバを含み、前記メモリが、1つ又は複数の命令を格納するように構成されており、前記命令が、前記プロセッサによって実行されるように構成されており、
    前記プロセッサが、IPアドレスアンカーが配置されているIPサブネットがアクセスされた後に、前記IPアドレスアンカーによって送信されたスイッチオーバー表示情報を受信するよう前記トランシーバを制御するように構成されており、
    前記プロセッサが、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているかどうかを前記スイッチオーバー表示情報に従って判定するように更に構成されている、MN。
  43. 前記スイッチオーバー表示情報が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用され、
    前記プロセッサが、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスがプリセット条件を満たしているかどうかを判定し、前記プリセット条件が、当該MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しないこと、又は当該MNによって受信された前のスイッチオーバー表示情報内に、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが存在しており、かつ前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられているものとして識別されていることであり、
    前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしている場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又は前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスが前記プリセット条件を満たしていない場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている、請求項42に記載のMN。
  44. 前記スイッチオーバー表示情報が、第1のインジケータ又は第2のインジケータを含み、前記第1のインジケータが、当該MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化しているということを示すために使用され、前記第2のインジケータが、当該MNによってアクセスされている前記IPサブネットが変化していないということを示すために使用され、
    前記プロセッサが、
    前記スイッチオーバー表示情報が前記第1のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを判定し、又は前記スイッチオーバー表示情報が前記第2のインジケータを含んでいる場合には、前記アクセスされているIPサブネットが変化していないということを判定するように特に構成されている、請求項42に記載のMN。
  45. 前記プロセッサが、前記IPアドレスアンカーによって送信されたルータ広告メッセージを受信するよう前記トランシーバを制御するように更に構成されており、
    前記ルータ広告メッセージが、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、別のIPアドレスアンカーによって割り当てられたIPアドレスプレフィックスと、タイプ識別子とを含み、前記タイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとを区別して識別するために使用される、請求項44に記載のMN。
  46. 前記タイプ識別子が、第1のタイプ識別子及び/又は第2のタイプ識別子を含み、
    それに対応して、前記第1のタイプ識別子が、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定され、
    それに対応して、前記第2のタイプ識別子が、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスに対して設定される、請求項43又は45に記載のMN。
  47. 前記プロセッサが、前記タイプ識別子に従って、前記IPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスと、前記別のIPアドレスアンカーによって割り当てられた前記IPアドレスプレフィックスとの間を区別するように更に構成されている、請求項43又は45に記載のMN。
  48. 前記プロセッサが、前記アクセスされているIPサブネットが変化しているということを当該MNが判定した場合には、当該MNに最も近いコレスポンデントノードCNのIPアドレスを、クエリーを行って取得するように更に構成されており、
    前記プロセッサが、前記IPアドレスに従って前記最も近いCNとのネットワークセッションを確立するように更に構成されている、請求項42から47のいずれか一項に記載の装置。
JP2018501168A 2015-07-15 2015-07-15 Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード Active JP6592584B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/084149 WO2017008288A1 (zh) 2015-07-15 2015-07-15 Ip地址管理方法、装置、ip地址锚点及移动节点

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018526872A true JP2018526872A (ja) 2018-09-13
JP6592584B2 JP6592584B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=57756741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018501168A Active JP6592584B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10728828B2 (ja)
EP (1) EP3310099B1 (ja)
JP (1) JP6592584B2 (ja)
CN (1) CN107534919B (ja)
SG (1) SG11201800098WA (ja)
WO (1) WO2017008288A1 (ja)
ZA (1) ZA201800200B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11115330B2 (en) * 2018-03-14 2021-09-07 Juniper Networks, Inc. Assisted replication with multi-homing and local bias
FR3080967A1 (fr) * 2018-05-02 2019-11-08 Orange Procede d'envoi d'une information et de reception d'une information pour la gestion de reputation d'une ressource ip
US11456987B1 (en) 2021-05-07 2022-09-27 State Farm Mutual Automobile Insurance Company Systems and methods for automatic internet protocol address management

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536872A (ja) * 2004-05-10 2007-12-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Ip接続設定手順の簡略化

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7676838B2 (en) * 2004-07-26 2010-03-09 Alcatel Lucent Secure communication methods and systems
JP2006237815A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Kddi Corp 通信セッション切替方法およびシステム
KR100664945B1 (ko) * 2005-06-28 2007-01-04 삼성전자주식회사 고속 핸드오버를 수행하기 위한 장치 및 방법
US8191106B2 (en) * 2007-06-07 2012-05-29 Alcatel Lucent System and method of network access security policy management for multimodal device
CN101765092B (zh) * 2008-12-24 2011-07-20 华为技术有限公司 一种网络切换方法、装置及系统
US8457025B2 (en) * 2009-08-28 2013-06-04 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and network node for selecting a network prefix to be advertised in a communication network
TW201703490A (zh) * 2011-11-29 2017-01-16 內數位專利控股公司 Ip姨動性管理方法、裝置及系統
CN103974226B (zh) * 2013-01-25 2019-05-21 中兴通讯股份有限公司 一种异构网络中的分布式位置管理方法及系统
US9392494B2 (en) * 2013-07-15 2016-07-12 Qualcomm Incorporated Systems and methods for reduced latency during initial link setup

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536872A (ja) * 2004-05-10 2007-12-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Ip接続設定手順の簡略化

Also Published As

Publication number Publication date
EP3310099B1 (en) 2020-02-26
US20180139685A1 (en) 2018-05-17
SG11201800098WA (en) 2018-02-27
ZA201800200B (en) 2019-09-25
CN107534919A (zh) 2018-01-02
JP6592584B2 (ja) 2019-10-16
WO2017008288A1 (zh) 2017-01-19
CN107534919B (zh) 2020-01-17
EP3310099A1 (en) 2018-04-18
US10728828B2 (en) 2020-07-28
EP3310099A4 (en) 2018-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108667695B (zh) 一种bras转控分离的备份方法和装置
KR102009614B1 (ko) 통신 시스템, 기지국, 통신 방법, 및 프로그램을 저장한 비일시적 컴퓨터 판독가능 매체
CN106790732B (zh) 地址转换方法、装置及系统、网络标识控制方法及装置
US10182091B2 (en) Decentralized, hierarchical, and overlay-driven mobility support architecture for information-centric networks
US7564811B2 (en) Method and apparatus for minimizing hand-off time using mobile node information
CN108667575B (zh) 一种bras转控分离的备份方法和装置
CN108259218B (zh) 一种ip地址分配方法和装置
KR20120093787A (ko) 광대역 무선 접속 시스템에서 피어투피어 서비스 방법 및 장치
US20140369202A1 (en) Method, device, and system for message distribution
JP2020511838A (ja) ルート配信方法およびデバイス
WO2011120370A1 (zh) 一种建立fcoe通信连接的方法、装置、名字服务器和系统
CN107070790B (zh) 一种路由学习方法及路由设备
JP6592584B2 (ja) Ipアドレス管理方法及び装置、ipアドレスアンカー、並びにモバイルノード
CN106850869B (zh) 一种ip地址的配置方法以及网络设备
US20060146742A1 (en) Mobile router, position management server, mobile network management system, and mobile network management method
JP2003078541A (ja) ネットワーク接続装置、ネットワーク接続システム及びネットワーク接続方法
CN113542099A (zh) 数据的传输方法、装置、电子设备、介质和产品
US10715998B2 (en) Method and apparatus for simultaneously providing mobility management and privacy protection
JP6421676B2 (ja) コンテンツ取得プログラム、装置、及び方法
CN106230983A (zh) 一种控制装置及方法
CN108848033A (zh) 一种规避路由冲突的方法、装置及存储介质
KR101967379B1 (ko) Sdn 컨트롤러의 모바일 노드 관리 방법 및 장치
JP2005092784A (ja) 検索方式の動的切替方法、検索方式を動的に切り替える装置、及び検索方式を動的に切り替える切替プログラム
WO2017206921A1 (zh) 一种子网接入方法、装置及计算机可读存储介质
US11095700B2 (en) Management server, content management method, and content management program for caching content in an access point

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6592584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250