JP2019159555A - 情報処理装置、認識方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】正当なユーザであるかどうかを対面不要で確認することができる情報処理装置の提供。【解決手段】撮影対象の特徴部分を含んだ第1の画像と、前記撮影対象の特徴部分を含み前記第1の画像とは異なる第2の画像及び/または当該第2の画像の特徴点と、を比較して、当該撮影対象が同一であるか否かを判別する判別部と、前記第1の画像と前記第2の画像とが、同一の画像の使い回しではないことを判断する使い回し判断部と、前記判別部と前記使い回し判断部とが判断した結果に基づいて前記撮影対象を認識する認識部と、を有し、前記認識部は、前記判別部が前記第1の画像と前記第2の画像が同一の撮影対象を撮影したものであると判断し、かつ前記使い回し部が前記第1の画像と前記第2の画像とが同一の画像の使い回しではないと判断したことを条件として、前記撮影対象を認識することを特徴とする情報処理装置。【選択図】図4
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理装置を用いて行われる認識方法に関する。
金融機関の本人認証システムにおいては、セキュリティ向上のため、ユーザーが撮影された運転免許証や住民基本台帳カード等の、公的な証明書と、窓口に来たユーザー本人とを見比べることで、本人確認を行っている。
しかしながら、このような方法では、ユーザーが窓口に行くことが必要となりユーザーの認証にかかる手間が大きかった。
また、他の方法としてネットワークを介して認証を行う方法として、例えば本人がスマートフォンやデジタルカメラなどで顔写真を撮影し、当該顔写真のデータを送信することで本人確認を行うような方法が知られている(特許文献1、2等参照)。
しかしながら、このような顔写真データを用いる方法では、顔写真の使い回しや、他者の写真による成りすましのような行為までをも防ぐことは難しいという問題があった。
しかしながら、このような方法では、ユーザーが窓口に行くことが必要となりユーザーの認証にかかる手間が大きかった。
また、他の方法としてネットワークを介して認証を行う方法として、例えば本人がスマートフォンやデジタルカメラなどで顔写真を撮影し、当該顔写真のデータを送信することで本人確認を行うような方法が知られている(特許文献1、2等参照)。
しかしながら、このような顔写真データを用いる方法では、顔写真の使い回しや、他者の写真による成りすましのような行為までをも防ぐことは難しいという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためのものであり、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる情報処理装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、撮影対象の特徴部分を含んだ第1の画像と、前記撮影対象の特徴部分を含み前記第1の画像とは異なる第2の画像及び/または当該第2の画像の特徴点と、を比較して、当該撮影対象が同一であるか否かを判別する判別部と、前記第1の画像と前記第2の画像とが、同一の画像の使い回しではないことを判断する使い回し判断部と、前記判別部と前記使い回し判断部とが判断した結果に基づいて前記撮影対象を認識する認識部と、を有し、前記認識部は、前記判別部が前記第1の画像と前記第2の画像が同一の撮影対象を撮影したものであると判断し、かつ前記使い回し部が前記第1の画像と前記第2の画像とが同一の画像の使い回しではないと判断したことを条件として、前記撮影対象を認識する。
本発明によれば、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
本発明の第1の実施形態として、認識システム100について説明する。
認識システム100は、利用者Pが用いているスマートフォンや携帯電話等の情報通信端末としての携帯端末10と、利用者Pに対してサービスを提供する発行者Qが管理する登録手段としての登録サーバー50と、を含んだネットワーク上に構成されるネットワークシステムである。
認識システム100は、利用者Pが用いているスマートフォンや携帯電話等の情報通信端末としての携帯端末10と、利用者Pに対してサービスを提供する発行者Qが管理する登録手段としての登録サーバー50と、を含んだネットワーク上に構成されるネットワークシステムである。
なお、本実施形態においては、発行者Qの提供するクレジットカード発行サービスについて、利用者Pがクレジットカードの取得を申請し、利用者Pと発行者Qとが互いに認識する方法について述べるが、かかる構成に限定されるものではない。
登録サーバー50は、発行者Qの提供するサービス、ここでは例えばクレジットカードの発行サービスを行うWebサーバーである。
登録サーバー50は、利用者Pが撮影された写真31を含む公的な証明IDを登録するための第1画像取得部51と、利用者P自身が撮影した本人画像41を登録するための第2画像取得部52と、利用者Pが利用者自身の個人情報を登録するための情報入力部53と、を有している。
登録サーバー50はまた、写真31と本人画像41とが同一の人物を撮影したものであるかどうかを判別する判別部54と、写真31と本人画像41とを比較して、本人画像41が写真31の使い回しではないことを判断する使い回し判断部55と、を有している。
登録サーバー50はまた、判別部54と、使い回し判断部55とが判断した内容に基づいて、利用者Pの認識を行うための認識部56を有している。
登録サーバー50は、利用者Pが撮影された写真31を含む公的な証明IDを登録するための第1画像取得部51と、利用者P自身が撮影した本人画像41を登録するための第2画像取得部52と、利用者Pが利用者自身の個人情報を登録するための情報入力部53と、を有している。
登録サーバー50はまた、写真31と本人画像41とが同一の人物を撮影したものであるかどうかを判別する判別部54と、写真31と本人画像41とを比較して、本人画像41が写真31の使い回しではないことを判断する使い回し判断部55と、を有している。
登録サーバー50はまた、判別部54と、使い回し判断部55とが判断した内容に基づいて、利用者Pの認識を行うための認識部56を有している。
第1画像取得部51は、図2に示すような、利用者Pから提供された運転免許証やパスポートなどの写真31付きの公的な証明書30の画像を保管しておく記憶手段である。なお、ここで証明書30、写真31は原本ではなく複製であっても良い。このとき、写真31は、利用者Pが撮影された第1の画像であり、少なくとも後述する特徴部分P’が写っている。
ここで、特徴部分P’とは、利用者Pを識別可能な顔画像の情報、例えば目・鼻・口等の構成部分の位置等、人物を判別するための変更し辛い部位の識別情報を示している。
ここで、特徴部分P’とは、利用者Pを識別可能な顔画像の情報、例えば目・鼻・口等の構成部分の位置等、人物を判別するための変更し辛い部位の識別情報を示している。
第2画像取得部52は、図3に示すような、利用者Pが携帯端末10等を用いて撮影した本人画像41を保管しておく記憶手段である。
本人画像41は、利用者Pの特徴部分である顔画像を含んだ第2の画像であり、前述した本人の特徴部分P’の他、顔以外の情報、例えば背景やタイムスタンプ等の付加情報あるいは属性情報Rが写っていても良い。
ここで、属性情報R、とは本人画像41の様々な情報を含んでよく、例えば本人の髪型など、変更されやすい顔の一部を含んでいても良いし、背景や明度、彩度といった情報に加え、カメラのメタデータやタイムスタンプを含んでよい。
本実施形態では、同一の利用者Pについて、異なる2点の画像すなわち第1の画像と、第2の画像とを用いて認識することで、セキュリティを高める構成としている。
本人画像41は、利用者Pの特徴部分である顔画像を含んだ第2の画像であり、前述した本人の特徴部分P’の他、顔以外の情報、例えば背景やタイムスタンプ等の付加情報あるいは属性情報Rが写っていても良い。
ここで、属性情報R、とは本人画像41の様々な情報を含んでよく、例えば本人の髪型など、変更されやすい顔の一部を含んでいても良いし、背景や明度、彩度といった情報に加え、カメラのメタデータやタイムスタンプを含んでよい。
本実施形態では、同一の利用者Pについて、異なる2点の画像すなわち第1の画像と、第2の画像とを用いて認識することで、セキュリティを高める構成としている。
この点について図4、図5を用いて詳しく説明する。
まず、利用者Pは、登録サーバー50において、住所などの個人情報と共に第1の画像たる写真31が添付された証明書30を登録する(ステップS101)。
登録サーバー50に入力された個人情報に基づいて、発行者Qが封書や葉書のような送付物を送付する(ステップS102)。
まず、利用者Pは、登録サーバー50において、住所などの個人情報と共に第1の画像たる写真31が添付された証明書30を登録する(ステップS101)。
登録サーバー50に入力された個人情報に基づいて、発行者Qが封書や葉書のような送付物を送付する(ステップS102)。
発行者Qは、証明書30から写真31を抜き出し、かかる写真31は第1画像取得部51によって保存される(ステップS103)。
利用者Pの元にステップS102で郵送された送付物90が届き、利用者Pがかかる送付物90に記載された手順、あるいはPINコード等を用いて、認識サーバー50に再度アクセスする(ステップS104)。認識サーバー50は、利用者Pが登録した住所等が正当なものであることが確認できる。
利用者Pの元にステップS102で郵送された送付物90が届き、利用者Pがかかる送付物90に記載された手順、あるいはPINコード等を用いて、認識サーバー50に再度アクセスする(ステップS104)。認識サーバー50は、利用者Pが登録した住所等が正当なものであることが確認できる。
次に、利用者Pは、自身の顔画像が含まれた本人画像41を用意する。このとき、本人画像41は、手元に所持している携帯端末10等を用いて撮影した写真を用いても良いし、例えば以前に撮影した画像から適宜選択して送付するとしても良い。
ただし、かかる本人画像41は、証明書30の写真31とは異なる画像を用いる。
ただし、かかる本人画像41は、証明書30の写真31とは異なる画像を用いる。
携帯端末10から認識サーバー50へと本人画像41が送信されると、第2記憶手段52は本人画像41を記憶する(ステップS105)。
判別部54は、かかる本人画像41と写真31とが同一人物を写したものであるかどうかの判別を行う(ステップS106)。
かかる判別は、例えば目の間の距離等、写っている人物の特徴部分P’について、特徴点抽出によって一致・不一致を見るものであっても良いが、かかる構成に限定されるものではない。
なお、ステップS106において、同一人物を写したものではないと判断されたときには、認識できないとして処理を終了する(ステップS120)。
このとき判別部54は、人物を判別するための人物判別部として機能し、ステップS106は、人物判別ステップとして機能する。
なお、本実施形態においては、利用者Pの認証を目的とするものであるから撮影対象は人物であり、かかる特徴部分P’についても顔などの人体の構成部位であることが望ましい。しかしながら、本発明はかかる構成に限定されるものではなく、例えば撮影対象は物品であっても良いし、その場合には特徴部分は物品の任意の点を選択することとして良い。
また、判別部54は、例えば写真31が送信された時点から、本人画像41が送付されてくるまでの間に、写真31に用いられる画像が、他の利用者と異なる顔画像であることを事前に確認する事前確認ステップを有しているとしても良い。
判別部54は、かかる本人画像41と写真31とが同一人物を写したものであるかどうかの判別を行う(ステップS106)。
かかる判別は、例えば目の間の距離等、写っている人物の特徴部分P’について、特徴点抽出によって一致・不一致を見るものであっても良いが、かかる構成に限定されるものではない。
なお、ステップS106において、同一人物を写したものではないと判断されたときには、認識できないとして処理を終了する(ステップS120)。
このとき判別部54は、人物を判別するための人物判別部として機能し、ステップS106は、人物判別ステップとして機能する。
なお、本実施形態においては、利用者Pの認証を目的とするものであるから撮影対象は人物であり、かかる特徴部分P’についても顔などの人体の構成部位であることが望ましい。しかしながら、本発明はかかる構成に限定されるものではなく、例えば撮影対象は物品であっても良いし、その場合には特徴部分は物品の任意の点を選択することとして良い。
また、判別部54は、例えば写真31が送信された時点から、本人画像41が送付されてくるまでの間に、写真31に用いられる画像が、他の利用者と異なる顔画像であることを事前に確認する事前確認ステップを有しているとしても良い。
判別部54が写真31と本人画像41とに撮影された人物が同一であると判断すると、次いで使い回し判断部55が、写真31と本人画像41とが同一写真の使い回しではないかどうかを判定する(ステップS107)。
本実施形態では使い回し判断部55は、写真31と本人画像41とのうち、撮影対象の特徴部分P’とは異なる周辺部分Rを見比べて、写真31と本人画像41とが完全一致した場合には、使い回しと判断する。
同様に、写真31と本人画像41とが部分一致した場合であって、完全には一致しなかった場合、すなわち写真31と本人画像41との画像の一致率が所定値以下であった場合には、使い回しではないと判断する。
かかるステップS107は、利用者Pの顔画像が、写真31の使い回しか否かを判断する使い回し判断ステップである。
すなわち、かかる使い回し判断ステップにおいて、利用者Pの写真31と本人画像41とは、利用者Pの顔画像以外の部分において同一の属性情報を持つか否かを判断する。
すなわち、かかる使い回し判断ステップにおいて、利用者Pの写真31と本人画像41とは、利用者Pの顔画像以外の部分において同一の属性情報を持つか否かを判断する。
かかる使い回し判断部55を有することで、例えば不正な利用者Sが利用者Pの写真を取得して認識サーバー50に登録しようとしたとしても、複数の写真を所持していなければならないため、なりすましに対して安全性が向上する。
認識サーバー50は、ステップS106において、写真31と本人画像41とが同一人物を撮影したものであると判断し、かつステップS107において、使い回しではないと判断されたことを条件として、利用者Pが、正当なサービスの利用者であることを認識する(ステップS110)。
かかる構成により、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
かかる構成により、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
また、認識サーバー50は、ステップS106、あるいはステップS107において、同一人物を撮影したものではないか、使い回しであると判断した場合には、認証処理を中止して、認証が通らなかった旨を携帯端末10に通知する。
また、使い回し判断部55は、図5にステップS107の代わりにステップS201として示すように、例えば写真31と本人画像41とを、画像の撮影日時等のタイムスタンプが同一か否かで使い回しか否か判断する(ステップS201)構成としても良い。
その場合には、認証サーバー50に第2の画像たる本人画像41が送付された時間と、本人画像41の撮影日時とが所定の時間内に収まっているかどうかを確認する(ステップS202)ことで、撮影された利用者Pが画像の撮影時に携帯端末10の近傍に居た証明となるため、さらに安全性が向上する。
なお図5において、第1の実施形態と同様の構成、ステップについては、同一の符号を付して説明を適宜省略した。
その場合には、認証サーバー50に第2の画像たる本人画像41が送付された時間と、本人画像41の撮影日時とが所定の時間内に収まっているかどうかを確認する(ステップS202)ことで、撮影された利用者Pが画像の撮影時に携帯端末10の近傍に居た証明となるため、さらに安全性が向上する。
なお図5において、第1の実施形態と同様の構成、ステップについては、同一の符号を付して説明を適宜省略した。
さらに、本発明の第2の実施形態として、図6に示すような認識システム300について説明する。
認識システム300は、本実施形態では、携帯端末10にインストールされたアプリケーション310を有し、公的に認証された証明書30に添付された写真31と、本人画像41とを用いて、利用者Pが正当なユーザーであると認識するための認識システムである。
認識システム300は、本実施形態では、携帯端末10にインストールされたアプリケーション310を有し、公的に認証された証明書30に添付された写真31と、本人画像41とを用いて、利用者Pが正当なユーザーであると認識するための認識システムである。
認識システム300は、まず携帯端末10にインストールされたアプリケーション310が起動する(図7に示すStart)と、カメラ11によって証明書30を撮影する(ステップS301)。このとき、カメラ11は、証明書30に記載された氏名、住所を含む個人情報と、証明書30に添付されている写真31とを紐づけてメモリ上または固有のサーバー320上に保存する(ステップS302)。
次に、カメラ11は、利用者P自身の顔写真として、本人画像41を撮影する(ステップS303)。このとき、ステップS303は、第2画像取得ステップとして機能する。
なお、このとき第2の画像として取得するものは顔写真に限られるものではなく、例えば画像以外にもカメラ11に映った特徴点を認識するものであっても良いし、あるいは複数の静止画を連続して撮影された動画の中から1コマを抜き出して「第2の画像」として取得するものであっても良い。
なお、このとき第2の画像として取得するものは顔写真に限られるものではなく、例えば画像以外にもカメラ11に映った特徴点を認識するものであっても良いし、あるいは複数の静止画を連続して撮影された動画の中から1コマを抜き出して「第2の画像」として取得するものであっても良い。
判別部54は、ステップS301とステップS303とで取得された第1の画像たる写真31と、本人画像41とを特徴点抽出を行い比較することで、第1の画像と第2の画像との一致率が閾値を超えているかどうかを判別する(ステップS304)。なお、ステップS303において、動画を撮影した時には、かかる判別はリアルタイムで特徴点抽出を行いながら、特定のコマがかかる所定の範囲内の一致率となったことを条件として判別を行うとしても良い。その場合には、一致率が所定の範囲内に収まった当該コマを、第2の画像、として扱う。
同様に、使い回し判断部55が、ステップS301とステップS303とで取得された第1の画像たる写真31と、本人画像41とを特徴点抽出を行い比較することで、第1の画像と第2の画像との一致率が所定の範囲に収まっているかどうかを判定することで、写真31と本人画像41とが互いに使い回し画像ではないことを判定する(ステップS305)。
なお、ステップS303において、動画を撮影した時には、かかる判別はリアルタイムで特徴点抽出を行いながら、特定のコマがかかる所定の範囲内の一致率となったことを条件として判別を行うとしても良い。その場合には、一致率が所定の範囲内に収まった当該コマを、第2の画像、として扱う。
ステップS304とステップS305とは、実際の処理上は、特徴点抽出を行った際に、かかる特徴点の一致率が所定の範囲内に収まったことを条件とするものであるから、同時に行われるものであってよい。
なお、ステップS303において、動画を撮影した時には、かかる判別はリアルタイムで特徴点抽出を行いながら、特定のコマがかかる所定の範囲内の一致率となったことを条件として判別を行うとしても良い。その場合には、一致率が所定の範囲内に収まった当該コマを、第2の画像、として扱う。
ステップS304とステップS305とは、実際の処理上は、特徴点抽出を行った際に、かかる特徴点の一致率が所定の範囲内に収まったことを条件とするものであるから、同時に行われるものであってよい。
認識部56は、ステップS304において、写真31と本人画像41とが同一人物を撮影したものであると判断し、かつステップS305において、使い回しではないと判断されたことを条件として、利用者Pが、正当なサービスの利用者であることを認識する(ステップS306)。
かかる構成により、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
かかる構成により、正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
さらに、本実施形態では、かかる認識方法に加えて、携帯端末10の顔IDや指紋、虹彩認証等の生体認証方法を合わせ用いる(ステップS307)ことにより、より認証強度の高い確認を行うこともできる。
この点について詳しく説明を行う。
まず、証明書30に記載されているのは、公的な機関によって認証された、顔写真を含む本人の個人情報である。
他方、ステップS307において用いられる携帯端末10の所謂生体認証とは、基本的には携帯端末10を持っている所有者を確認するためのものであって、個人情報等と関連付けられてはいない。したがって単にこの2つを合わせ用いた従来の認証方法においては、かかる生体情報と、個人情報との組み合わせが、正しく利用者Pであることについての確認(すなわち認証)を行うことは難しい。
この点について詳しく説明を行う。
まず、証明書30に記載されているのは、公的な機関によって認証された、顔写真を含む本人の個人情報である。
他方、ステップS307において用いられる携帯端末10の所謂生体認証とは、基本的には携帯端末10を持っている所有者を確認するためのものであって、個人情報等と関連付けられてはいない。したがって単にこの2つを合わせ用いた従来の認証方法においては、かかる生体情報と、個人情報との組み合わせが、正しく利用者Pであることについての確認(すなわち認証)を行うことは難しい。
しかしながら、本実施形態のように、携帯端末10のカメラ11を用いて撮影された本人画像41と、証明書30に添付された写真31とが同一人物であって、かつ使いまわされたものではないことが認識部56により確認されることで、利用者Pの個人情報と、携帯端末10に記録されたユーザーの端末の生体情報とが真正に紐づけられたものであることが認識可能である。
このように、複数の要素による認識を複合的に組み合わせることにより、認識システム200は、対面で本人確認を行うのと同等の認証を行うことができる。
このように、複数の要素による認識を複合的に組み合わせることにより、認識システム200は、対面で本人確認を行うのと同等の認証を行うことができる。
認識システム200は、他のサーバー、例えば利用者Pがユーザー登録したいサービスの登録サーバー400からのリクエストがあると、かかる利用者Pが、認識システム200によって正当なユーザーであると認識したことが送信されるとしても良い。
かかる構成とすれば、利用者Pは、直接複数の登録サーバー400とのやりとりを繰り返すことなく、アプリケーション310によって正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
かかる構成とすれば、利用者Pは、直接複数の登録サーバー400とのやりとりを繰り返すことなく、アプリケーション310によって正当なユーザーであるかどうかを対面不要で確認することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
30 証明書
31 第1の画像(写真)
41 第2の画像(本人画像)
50 登録サーバー
51 第1画像取得部
52 第2画像取得部
53 情報入力部
54 判別部
55 使い回し判断部
56 認識部
P 撮影対象
31 第1の画像(写真)
41 第2の画像(本人画像)
50 登録サーバー
51 第1画像取得部
52 第2画像取得部
53 情報入力部
54 判別部
55 使い回し判断部
56 認識部
P 撮影対象
Claims (8)
- 撮影対象の特徴部分を含んだ第1の画像と、前記撮影対象の特徴部分を含み前記第1の画像とは異なる第2の画像及び/または当該第2の画像の特徴点と、を比較して、当該撮影対象が同一であるか否かを判別する判別部と、
前記第1の画像と前記第2の画像とが、同一の画像の使い回しではないことを判断する使い回し判断部と、
前記判別部と前記使い回し判断部とが判断した結果に基づいて前記撮影対象を認識する認識部と、
を有し、
前記認識部は、前記判別部が前記第1の画像と前記第2の画像が同一の撮影対象を撮影したものであると判断し、かつ前記使い回し部が前記第1の画像と前記第2の画像とが同一の画像の使い回しではないと判断したことを条件として、前記撮影対象を認識することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記撮影対象は当該情報処理装置を用いるユーザであって、
前記特徴部分には当該ユーザの顔画像が含まれていることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
前記第1の画像は、公的な証明IDから取得された画像であることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記使い回し判断部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較したとき、特徴点抽出を行い、前記特徴点が完全一致した時には同一の画像の使い回しであると判断し、前記特徴点が部分一致したときには使い回しではないと判断することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項4に記載の情報処理装置において、
前記使い回し判断部は、前記特徴点の一致率によって前記第1の画像と前記第2の画像とが同一であるか否かを判断することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至5の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記使い回し判断部は、前記第2の画像が撮影されたときのタイムスタンプを含む付帯情報を、前記属性情報として前記第1の画像と前記第2の画像との使い回し判断を行うことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至6の何れか1つに記載の情報処理装置において、
ユーザの生体情報を参照して本人確認を行う生体認識手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - ユーザが撮影された第1の画像を取得する第1画像取得ステップと、
ユーザの提供する当該ユーザの顔画像を含んだ第2の画像を取得する第2画像取得ステップと、
前記第1の画像と前記第2の画像とを比較して、当該ユーザが同一人物であるか否かを判別する人物判別ステップと、
前記第1の画像と前記第2の画像とが、前記ユーザの顔画像以外の部分において同一の属性情報を持つか否かを判断する使い回し判断ステップと、
前記人物判別部と前記使い回し判断部とが判断した結果に基づいて前記ユーザを認識する認識ステップと、
前記第1画像取得ステップにおいて取得された前記第1の画像が、他のユーザの顔画像とは異なることを確認するための事前確認ステップと、
を有し、
前記認識ステップにおいて、前記人物判別ステップにおいて前記第1の画像と前記第2の画像が同一人物を撮影したものであると判断し、かつ前記使い回しステップにおいて前記第1の画像と前記第2の画像とが同一の属性情報を持たないと判断したことを条件として、前記ユーザが正当であると認証することを特徴とするユーザの認識方法。
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