JP2019158544A - レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法 - Google Patents

レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019158544A
JP2019158544A JP2018044828A JP2018044828A JP2019158544A JP 2019158544 A JP2019158544 A JP 2019158544A JP 2018044828 A JP2018044828 A JP 2018044828A JP 2018044828 A JP2018044828 A JP 2018044828A JP 2019158544 A JP2019158544 A JP 2019158544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
receiving
antennas
antenna
sampling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018044828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7145627B2 (ja
Inventor
隼 藤田
Hayato Fujita
隼 藤田
祥之 石田
Sachiyuki Ishida
祥之 石田
智司 音羽
Tomoji Otowa
智司 音羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2018044828A priority Critical patent/JP7145627B2/ja
Publication of JP2019158544A publication Critical patent/JP2019158544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7145627B2 publication Critical patent/JP7145627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】他の装置からの電波の影響を少なくすること。【解決手段】送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信手段と、複数の受信アンテナのいずれかを選択する選択手段と、選択された受信アンテナを介して対象物によって反射されたパルス信号を受信する受信手段と、受信されたパルス信号をダウンコンバートするダウンコンバート手段と、変換手段から出力される信号を、受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算手段と、加算手段から出力される信号を周波数領域へ変換する変換手段と、変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいて対象物を検知する検知手段と、を有し、加算手段によって累積加算される所定の期間において、選択手段は、受信アンテナ毎の受信のタイミングが不定期になるように複数の受信アンテナを選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法に関するものである。
一般に、レーダ装置は、電波を送信し、対象物で反射された反射波を受信して処理することで、対象物までの距離や角度等の位置情報や速度情報を検知する。
このようなレーダ装置では、干渉波が存在する場合、誤検出が生じることがある。このため、自身が送信して対象物で反射された反射波と、他の装置から放射された電波との干渉を回避する必要がある。
このような他の装置からの電波による干渉を回避するための方法として、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)レーダでは、FMCW変調信号の周期や送信間隔、変調勾配を制御して干渉を低減する方法が知られている。
一方、パルスレーダでは特許文献1に示すような、円偏波の旋回方向を制御することで干渉を防止する方法や、特許文献2に示すような、送信を停止し、受信回路のみを動作させて電波を受信し、受信した信号を不要信号として記憶部に蓄積した後、通常計測を行い、そこから不要信号を除去する方法等が知られている。
実開平09−3656290号公報 特開2010−216824号公報
ところで、特許文献1に開示された技術は、円偏波を利用しているため、送信電波の位相を90度ずらすための装置が必要であることや、アンテナの構造が単偏波アンテナと比べ複雑になる等の問題がある。
また、特許文献2に示す技術では記憶部が必要であるため、サイズやコストに不利であること、また、干渉源となるレーダの信号を除去すると、真のターゲットの信号が不要信号として除去されてしまう可能性があるという問題がある。
さらに、前述したFMCW方式では、他の装置からの電波の影響は受けにくいという特徴を有するが、対象物までの距離および対象物の速度の双方をビート周波数で求めるため分離が困難(パルス方式では、距離は時間、速度は周波数と、異なる物理量で求めるため分離が容易)という問題点がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を受けにくいレーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、対象物を検出するレーダ装置において、送信アンテナと、複数の受信アンテナと、前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信手段と、複数の前記受信アンテナのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバート手段と、前記ダウンコンバート手段から出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算手段と、前記加算手段から出力される信号を周波数領域へ変換する変換手段と、前記変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知手段と、を有し、前記加算手段によって累積加算される所定の前記期間において、前記選択手段は、前記受信アンテナ毎の受信のタイミングが不定期になるように複数の前記受信アンテナを選択する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を少なくすることができる。
また、本発明は、対象物を検出するレーダ装置において、送信アンテナと、複数の受信アンテナと、前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信手段と、複数の前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバート手段と、前記ダウンコンバート手段から出力される信号を、前記受信アンテナの数に応じた所定の頻度でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段から出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算手段と、前記加算手段から出力される信号を周波数領域へ変換する変換手段と、前記変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知手段と、を有し、前記加算手段によって累積加算される所定の前記期間において、前記サンプリング手段は、前記受信アンテナ毎のサンプリングのタイミングが不定期になるようにサンプリングを実行する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を少なくすることができる。
また、本発明は、前記選択手段または前記サンプリング手段は、複数の前記受信アンテナまたは複数の前記受信アンテナからの信号をランダムに選択またはサンプリングすることを特徴とする。
このような構成によれば、他の装置からの電波の影響を確実に低減することができる。
また、本発明は、前記選択手段または前記サンプリング手段は、複数の前記受信アンテナまたは複数の前記受信アンテナからの信号を、テーブルに格納された情報に基づいてランダムに選択またはサンプリングすることを特徴とする。
このような構成によれば、処理の負荷を増加させることなく、他の装置からの電波の影響を確実に低減することができる。
また、本発明は、送信アンテナと複数の受信アンテナとを有し、対象物を検出するレーダ装置の対象物検出方法において、前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信ステップと、複数の前記受信アンテナのいずれかを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバートステップと、前記ダウンコンバートステップから出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算ステップと、前記加算ステップから出力される信号を周波数領域へ変換する変換ステップと、前記変換ステップにおいて得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知ステップと、を有し、前記加算ステップによって累積加算される所定の前記期間において、前記選択ステップは、前記受信アンテナ毎の受信のタイミングが不定期になるように複数の前記受信アンテナを選択する、ことを特徴とする。
このような方法によれば、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を少なくすることができる。
また、本発明は、送信アンテナと複数の受信アンテナとを有し、対象物を検出するレーダ装置の対象物検出方法において、前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信ステップと、複数の前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバートステップと、前記ダウンコンバートステップから出力される信号を、前記受信アンテナの数に応じた所定の頻度でサンプリングするサンプリングステップと、前記サンプリングステップから出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算ステップと、前記加算ステップから出力される信号を周波数領域へ変換する変換ステップと、前記変換ステップによって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知ステップと、を有し、前記加算ステップによって累積加算される所定の前記期間において、前記サンプリングステップは、前記受信アンテナ毎のサンプリングのタイミングが不定期になるようにサンプリングを実行する、ことを特徴とする。
このような方法によれば、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を少なくすることができる。
本発明によれば、簡易な処理によって速度および距離を検出するとともに、他の装置からの電波の影響を受けにくいレーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。 図1に示す実施形態の送信アンテナおよび受信アンテナの配置例を模式的に示す図である。 従来のレーダ装置の動作を説明するタイミングチャートである。 干渉波が存在する場合の従来のレーダ装置の動作を説明するタイミングチャートである。 図2に示す送信アンテナおよび受信アンテナの動作を説明するための図である。 図1に示す実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 干渉波が存在する場合の図1に示す実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 図1に示す実施形態において使用されるテーブルの一例である。 図1に示す実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。 図10に示す実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係るレーダ装置は、送信アンテナTX、受信アンテナRX1〜RX4、受信信号切替部10、制御部11、送信部12、発振部13、受信部14、A/D(Analog to Digital)変換部15、加算処理部16、DFT(Discrete Fourier Transform)17、および、速度検出・物体検知部18を主要な構成要素としている。なお、本実施形態に係るレーダ装置は、例えば、自動車等の車両に搭載され、他の車両や、障害物や、歩行者等を検出する装置として動作する場合を例に挙げて説明する。もちろん、車両以外の移動体に装備することも可能である。
ここで、送信アンテナTXは、送信部12から供給されるパルス信号を電波として対象物に送信するアンテナである。受信アンテナRX1〜RX4は、送信アンテナTXから送信され、対象物によって反射された電波を受信し、電気信号として受信信号切替部10に供給するアンテナである。
図2は、図1に示す送信アンテナTXおよび受信アンテナRX1〜RX4の配置例を示している。この例では、送信アンテナTXおよび受信アンテナRX1〜RX4は矩形形状を有するアンテナとされている。また、送信アンテナTXは長手方向がY方向に沿うように誘電体基板20の表面に配置されている。受信アンテナRX1〜RX4も同様に長手方向がY方向に沿うように配置されるとともに、それぞれが一定の距離を隔てて誘電体基板20の表面に配置されている。なお、X,Y,Z方向を図2の矢印で示すように定める。
受信信号切替部10は、制御部11によって制御され、受信アンテナRX1〜RX4のいずれかを選択し、選択した受信アンテナから供給される受信信号を受信部14に供給する。
制御部11は、送信部12を制御し、所定のタイミングでパルス信号を送出するとともに、受信信号切替部10を制御し、受信アンテナRX1〜RX4のいずれかによって受信された信号を受信部14に供給する。
送信部12は、発振部13から供給される高周波信号(GHz帯域の信号)を変調し、高周波パルス信号を生成して送信アンテナTXを介して空間に放射する。
発振部13は、所定の周波数(GHz帯域の周波数)で発振し、得られた高周波信号(ローカル信号)を受信部14および送信部12に供給する。
受信部14は、受信信号切替部10から供給される受信信号を発振部13から供給される高周波信号によって復調し、A/D変換部15に供給する。
A/D変換部15は、受信部14から供給される信号を所定の周期でサンプリングするとともに、A/D変換によってデジタルデータに変換し、加算処理部16に供給する。
加算処理部16は、A/D変換部15から供給されるデジタルデータを、受信アンテナRX1〜RX4毎に所定の個数加算し、加算して得られた値の平均値を求め、DFTの1ポイント分のデータとしてDFT処理部17に供給する。
DFT処理部17は、加算処理部16から供給される1ポイント分のデータを複数個集めてDFT処理を施し、周波数領域のデータに変換して出力する。
速度検出・物体検知部18は、DFT処理部17から供給されるデジタルデータに基づいて、対象物の速度検出を行い、物体のドップラ周波数の情報と距離の情報とから対象物を検知する。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。以下では、従来の動作について説明した後、本実施形態の動作について説明する。
図3は、図1に示す実施形態の従来の動作を説明するタイミング図である。なお、図3において横軸は時間を示し、また、縦軸のRX1〜RX4は、受信アンテナRX1〜RX4によって受信されるパルス信号を示している。
例えば、図1に示すレーダ装置が搭載された車両のイグニッションキーがオンの状態にされると、図示しないECU(Electric Control Unit)は、図1に示すレーダ装置の制御部11に対して動作を開始するように指示する。
この結果、制御部11は、送信部12を制御してパルス信号を所定の周期で送信するように制御するとともに、受信信号切替部10を制御して、受信アンテナRX1〜RX4のいずれかを選択するように制御する。より詳細には、制御部11は、図3に示すように、タイミングt1において、受信信号切替部10を制御して受信アンテナRX1を選択させるとともに、送信部12を制御して送信パルス(図3において太線の矢印で示すパルス)を送出させる。送信パルスを送出してからパルス繰り返し周期Tが経過すると、制御部11は、タイミングt2において、受信信号切替部10を制御して受信アンテナRX2を選択させるとともに、送信部12を制御して送信パルスを送出させる。また、送信パルスを送出してからパルス繰り返し周期Tが経過すると、制御部11は、タイミングt3において、受信信号切替部10を制御して受信アンテナRX3を選択させるとともに、送信部12を制御して送信パルスを送出させる。同様に、送信パルスを送出してからパルス繰り返し周期Tが経過すると、制御部11は、タイミングt4において、受信信号切替部10を制御して受信アンテナRX4を選択させるとともに、送信部12を制御して送信パルスを送出させる。
そして、送信パルスを送出してからパルス繰り返し周期Tが経過すると、制御部11は、タイミングt5において、受信信号切替部10を制御して受信アンテナRX1を選択させるとともに、送信部12を制御して送信パルスを送出させ、その後は同様にしてパルス繰り返し周期T経過後に受信アンテナRX2を選択して送信パルスを送出し、パルス繰り返し周期T経過後に受信アンテナRX3を選択し、パルス繰り返し周期T経過後に受信アンテナRX4を選択して送信パルスを送出する動作を繰り返す。その結果、図3に示すように、パルス繰り返し周期T毎に送信パルスが送信され、受信アンテナRX1〜RX4が順番に受信する動作が繰り返される。
タイミングt1において送信アンテナTXから送信された送信パルスは、対象物によって反射され、受信アンテナRX1によって受信され、受信部14に供給される。送信パルスが送信され、対象物によって反射され、受信アンテナRX1によって受信されるまでの時間をRTaとすると、図3に示すように、送信パルスが送信されてから時間RTa後にエコーRαが受信される。なお、パルス繰り返し周期Tはごく短時間であることから、その間にレーダ装置を搭載した車両と、対象物との距離は殆ど変化しないため、タイミングt2以降においても、送信パルスを送信してから時間RTa経過後にエコーRαを受信する。
受信部14は、受信パルスを発振部13から供給される高周波信号によって復調(ダウンコンバート)して出力する。A/D変換部15は、受信部14から供給される復調された信号をデジタルデータに変換して出力する。加算処理部16は、A/D変換部15から出力されるデジタルデータをDFTの1ポイント分(例えば、16個)加算し、平均値を求めて出力する。DFT処理部17は、加算処理部16から出力される1ポイント分のデジタルデータをDFTの全ポイント分(例えば、32ポイント)集めて、DFT処理によって周波数領域に変換する。速度検出・物体検知部18は、DFT処理部17から供給される周波数領域のデジタルデータに基づいて、対象物の速度と位置を検出し、ターゲット情報として出力する。
ところで、レーダ装置以外の他の装置(例えば、自動販売機、自動ドア、他のレーダ装置等)から送信される電波が存在する場合を考える。図4は、他の装置から送信される電波が存在する場合の動作を説明するための図である。図4の横軸は時間を示し、縦軸は電力および位相を示している。図4では、パルス繰り返し周期TでエコーRαが受信アンテナRX1〜RX4に繰り返し受信されている。
図4において、破線は他の装置から送信された電波(以下、「干渉波」と称する)の位相を示している。なお、干渉波の周波数は、レーダ装置が送信する電波の周波数と略同じであり、干渉波の電力は略一定であり、位相が周期的に変化している。すなわち、この例では、干渉波は図4に破線で示すような正弦波状の位相変調が施されている。
図4に示すような干渉波がレーダ装置によって受信されると、受信部14によってダウンコンバートされるので、発振部13が供給するローカル信号との差分の周波数成分がA/D変換部15に出力される。例えば、ローカル信号の周波数がfであり、干渉波の周波数がf(t)であり、干渉波の周波数は時間tによって変化する場合、これらの差分の周波数f(t)−fに対応する信号が受信部14から出力される。
A/D変換部15は、受信部14から出力される信号をA/D変換して加算処理部16に供給する。加算処理部16は、受信アンテナRX1〜RX4から出力される受信信号をDFTの1ポイントに対応する個数加算して平均値を求めて出力する。DFT処理部17は、加算処理部16から出力される平均値を示すデータに対してDFT処理を施して出力する。速度検出・物体検知部18は、受信アンテナRX1〜RX4のそれぞれから得られる受信信号の関係から、対象物の方向を検出する。
ここで、受信アンテナRX1〜RX4は、図2に示すように、誘電体基板20上に一定間隔で並べて配置されている。このため、受信アンテナRX1〜RX4の配列の中央から、誘電体基板20の法線方向であるZ方向に対象物(TG:Target)が存在する場合には、反射波は受信アンテナRX1〜RX4の全てに対して同じ位相で入射する。一方、図5に示すように、受信アンテナRX1〜RX4の配列の中央から、誘電体基板20の法線方向に伸出するZ方向に対して角度θずれた位置に対象物(TG)が存在する場合には、反射波は角度θに応じた位相のずれを有して受信アンテナRX1〜RX4に対して入射する。
すなわち、図5の例では、対象物から受信アンテナRX4までの距離L4が最も短く、対象物から受信アンテナRX1までの距離L1が最も長い。このため、これらの距離L1〜L4に応じて位相が異なる。このため、干渉波が存在する場合、図4に破線で示すような位相差を有する信号が受信アンテナRX1〜RX4に入射されると、この位相差に対応する角度方向に、対象物が存在するように誤認識してしまったり、場合によっては偽像が検出されてしまったりすることがある。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、受信アンテナRX1〜RX4による受信の順序を固定ではなく、受信の度に変更(例えば、ランダムに変更)するようにしている。図6の例では、1回目は受信アンテナRX4,RX3,RX1,RX2の順に受信した後、2回目は受信アンテナRX3,RX4,RX2,RX1の順に受信している。このように構成することで、加算処理部16が、受信アンテナRX1〜RX4から出力される受信信号を所定数加算して平均値を求める際に、周期成分が平均化によって低減される(最大で電力あたり1/加算数に低減される)ので、対象物が存在するように誤認識してしまったり、場合によっては偽像が検出されてしまったりすることを防止できる。
図7は、図3に対応する本発明の実施形態の動作を説明する図である。この図7に示すように、本実施形態では、パルス繰り返し周期T毎に太線の矢印で示すタイミングでパルス信号を送信し、送信パルスが送信されてから時間RTa後にエコーRαを受信している。また、受信の順序としては、1回目は受信アンテナRX4,RX3,RX1,RX2の順に受信した後、2回目は受信アンテナRX3,RX4,RX2,RX1の順に受信している。
図8は、受信アンテナRX1〜RX4の受信の順序を示す情報を格納したテーブルの一例である。図8に示すテーブルは、例えば、図1に示す制御部11に内蔵される記憶部(不図示)に記憶されており、制御部11は、図8に示すテーブルを参照して受信信号切替部10を制御することで、受信する対象となる受信アンテナRX1〜RX4を選択することができる。なお、図8の例では、列方向が受信回数を示し、行方向が繰り返し積算回数(前述したDFTの1ポイント分に対応する回数)を示している。例えば、1回目の動作では、受信アンテナRX1,RX2,RX3,RX4の順序で受信し、2回目の動作では、受信アンテナRX3,RX1,RX2,RX4の順序で受信し、3回目の動作では、受信アンテナRX4,RX3,RX1,RX2の順序で受信し、以下、図8に記載する順序で受信することを示し情報が格納されている。なお、図8は一例であって、これ以外の順序で受信するようにしてもよい。
つぎに、図9を参照して、本発明の実施形態の動作について説明する。なお、図9に示す処理は、例えば、エンジンが始動された場合に実行され、エンジンが停止された場合に処理が終了する。図9に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部11は、処理回数をカウントするための変数iに初期値“1”を設定する。
ステップS11では、制御部11は、処理回数をカウントするための変数jに初期値“1”を設定する。
ステップS12では、制御部11は、図8に示すテーブルからi,j成分を取得し、変数kに代入する。例えば、i=1,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス1回目の“1”が取得され、i=2,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス2回目の“2”が取得され、i=3,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス3回目の“3”が取得され、i=4,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス4回目の“4”が取得される。
ステップS13では、制御部11は、受信信号切替部10を制御して、受信アンテナRXkを選択する。例えば、i=1,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス1回目の“1”が取得されるのでRX1が選択され、i=2,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス2回目の“2”が取得されるのでRX2が選択され、i=3,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス3回目の“3”が取得されるのでRX3が選択され、i=4,j=1の場合には、図8の積算1回目のパルス4回目の“4”が取得されるのでRX4が選択される。
ステップS14では、制御部11は、送信部12を制御し、送信アンテナTXから送信パルスを送出する。
ステップS15では、受信部14は、パルス信号を受信する。より詳細には、受信部14は、受信信号切替部10から供給されるパルス信号を受信する。
ステップS16では、受信部14は、受信したパルス信号を後段の回路に供給する。より詳細には、受信部14は、受信信号切替部10によって受信されたパルス信号を入力し、発振部13から供給されるローカル信号によってダウンコンバートした後、A/D変換部15に供給する。
ステップS17では、制御部11は、パルス繰り返し周期Tが経過したか否かを判定し、パルス繰り返し周期Tが経過したと判定した場合(ステップS17:Y)にはステップS18に進み、それ以外の場合(ステップS17:Y)にはステップS15に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。
ステップS18では、制御部11は、処理回数をカウントするための変数iに“1”を加算する。この結果、変数iのカウント数が1インクリメントされる。
ステップS19では、制御部11は、処理回数をカウントする変数iが4よりも大きいか否かを判定し、i>4を満たす場合(ステップS19:Y)にはステップS20に進み、それ以外の場合(ステップS19:N)にはステップS12に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。
ステップS20では、制御部11は、処理回数をカウントするための変数jに“1”を加算する。この結果、変数jのカウント数が1インクリメントされる。
ステップS21では、制御部11は、DFTの1ポイント分の処理が終了したか否かを判定し、終了したと判定した場合(ステップS21:Y)にはステップS22に進み、それ以外の場合(ステップS21:N)にはステップS11に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、DFTの1ポイント分のデータが16回分(図8に示す16回分)の受信信号によって構成される場合には、16回分の受信が完了した場合にはYと判定してステップS22に進む。
ステップS22では、加算処理部16は、DFTの1ポイント分の受信信号の平均化処理を実行する。より詳細には、例えば、DFTの1ポイント分が16回分である場合、加算処理部16は、受信アンテナRX1で受信された16回分の受信信号を積算するとともに16で除して平均値を算出する。また、速度検出・物体検知部18は、受信アンテナRX2で受信された16回分の受信信号を積算するとともに16で除して平均値を算出する。同様にして、速度検出・物体検知部18は、受信アンテナRX3,RX4で受信された16回分の受信信号をそれぞれ積算するとともに16で除して平均値をそれぞれ算出する。
ステップS23では、制御部11は、DFTの全ポイント分の受信処理が完了したか否かを判定し、全ポイント分の受信処理が完了したと判定した場合(ステップS23:Y)にはステップS24に進み、それ以外の場合(ステップS23:N)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、DFTの全ポイントが32ポイントである場合には、ステップS22における平均化処理によって得られる値が32ポイント分得られた場合にはYと判定してステップS24に進む。
ステップS24では、DFT処理部17は、ステップS10〜ステップS23の処理によって得られた全ポイント分のデータに対してDFT処理を施す。例えば、32ポイント分のデータに対してDFT処理を施す場合には、ステップS22の処理によって得られた受信アンテナ毎に得られる平均化された32ポイント分のデジタルデータに対してDFT処理を施す。
ステップS25では、速度検出・物体検知部18は、ステップS24の結果として得られたデータに対して、対象物の速度および位置を検出する処理を実行する。このようにして検出された対象物の速度および位置に関する情報は、例えば、上位の装置(例えば、ECU(Electric Control Unit))に対して供給される。
以上の処理によれば、図3および図6に破線で示す干渉波を受信した場合であっても、対象物が存在するように誤認識してしまったり、場合によっては偽像が検出されてしまったりすることを防止できる。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、受信アンテナRX1〜RX4は、4個に設定したが、3個以下または5個以上に設定するようにしてもよい。
また、図9に示す例では、DFTの1ポイント分は16個のデータによって構成され、DFTの全ポイントは32ポイントによって構成されるようにしたが、これら以外の個数であってもよい。
また、図6に示すテーブルは、一例であって、図6以外のテーブルを用いるようにしてもよい。また、図6に示すようなテーブルを用いるのではなく、1回の処理毎に乱数によって受信アンテナRX1〜RX4による受信の順序を決定するようにしてもよい。要は、受信アンテナRX1〜RX4毎の受信のタイミングが不定期になるようにすればよい。
また、図1に示す実施形態では、4つの受信アンテナRX1〜RX4を受信信号切替部10によって切り替えて用いるようにしたが、図10に示すように、受信部14−1〜14−4およびA/D変換部15−1〜15−4を受信アンテナRX1〜RX4と同じ数だけ設け、これらの受信部14−1〜14−4およびA/D変換部15−1〜15−4によって得られた受信データを、サンプリング処理部19によって選択するようにしてもよい。
より詳細には、図10の例では、サンプリング処理部19がA/D変換部15−1〜15−4から出力されるデジタルデータを選択して出力する。図11は、サンプリング処理部19の動作を説明する図である。図10の例では、受信アンテナRX1〜RX4の全てによって受信された信号が受信部14−1〜14−4に出力される。受信部14−1〜14−4は、受信アンテナRX1〜RX4から出力される信号をダウンコンバートしてA/D変換部15−1〜15−4に出力する。A/D変換部15−1〜15−4は、受信部14−1〜14−4から出力される信号をデジタルデータに変換して出力する。サンプリング処理部19は、図11に示すように、全てのA/D変換部15−1〜15−4から出力されるデジタルデータから、例えば、破線の矩形で囲んだ反射波に対応するデジタルデータを選択し、加算処理部16に供給する。なお、加算処理部16以降の処理は、図1の場合と同様である。
また、以上の各実施形態では、加算処理部16は、DFTの1ポイント分のデータ(以上の例では16個のデータ)の平均値を求めるようにしたが、平均値以外の値、例えば、加算値を出力するようにしてもよい。あるいは、最頻値または中央値を用いたり、相加平均ではなく、加重平均を用いたりするようにしてもよい。
また、図2に示す例では、T1,T2,T3,T4の順にパルス繰り返し周期を設定したが、例えば、T1を所定回数分(積分回数分)だけ繰り返して実行し、T1が終了した場合にはT2,T3,T4を実行するようにしてもよい。
TX 送信アンテナ
RX1〜RX4 受信アンテナ
10 受信信号切替部
11 制御部
12 送信部(送信手段)
13 発振部
14,14−1〜14−4 受信部(受信手段、ダウンコンバート手段)
15,15−1〜15−4 A/D変換部
16 加算処理部(加算手段)
17 DFT処理部(変換手段)
18 速度検出・物体検知部(検知手段)
19 サンプリング処理部(サンプリング手段)
20 誘電体基板

Claims (6)

  1. 対象物を検出するレーダ装置において、
    送信アンテナと、
    複数の受信アンテナと、
    前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信手段と、
    複数の前記受信アンテナのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバート手段と、
    前記ダウンコンバート手段から出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力される信号を周波数領域へ変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知手段と、を有し、
    前記加算手段によって累積加算される所定の前記期間において、前記選択手段は、前記受信アンテナ毎の受信のタイミングが不定期になるように複数の前記受信アンテナを選択する、
    ことを特徴とするレーダ装置。
  2. 対象物を検出するレーダ装置において、
    送信アンテナと、
    複数の受信アンテナと、
    前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信手段と、
    複数の前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバート手段と、
    前記ダウンコンバート手段から出力される信号を、前記受信アンテナの数に応じた所定の頻度でサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段から出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力される信号を周波数領域へ変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知手段と、を有し、
    前記加算手段によって累積加算される所定の前記期間において、前記サンプリング手段は、前記受信アンテナ毎のサンプリングのタイミングが不定期になるようにサンプリングを実行する、
    ことを特徴とするレーダ装置。
  3. 前記選択手段または前記サンプリング手段は、複数の前記受信アンテナまたは複数の前記受信アンテナからの信号をランダムに選択またはサンプリングすることを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。
  4. 前記選択手段または前記サンプリング手段は、複数の前記受信アンテナまたは複数の前記受信アンテナからの信号を、テーブルに格納された情報に基づいてランダムに選択またはサンプリングすることを特徴とする請求項3に記載のレーダ装置。
  5. 送信アンテナと複数の受信アンテナとを有し、対象物を検出するレーダ装置の対象物検出方法において、
    前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信ステップと、
    複数の前記受信アンテナのいずれかを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバートステップと、
    前記ダウンコンバートステップから出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算ステップと、
    前記加算ステップから出力される信号を周波数領域へ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知ステップと、を有し、
    前記加算ステップによって累積加算される所定の前記期間において、前記選択ステップは、前記受信アンテナ毎の受信のタイミングが不定期になるように複数の前記受信アンテナを選択する、
    ことを特徴とするレーダ装置の対象物検出方法。
  6. 送信アンテナと複数の受信アンテナとを有し、対象物を検出するレーダ装置の対象物検出方法において、
    前記送信アンテナを介して所定の周波数の搬送波を変調して得られるパルス信号を所定の周期で送信する送信ステップと、
    複数の前記受信アンテナを介して前記対象物によって反射された前記パルス信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された前記パルス信号をダウンコンバートするダウンコンバートステップと、
    前記ダウンコンバートステップから出力される信号を、前記受信アンテナの数に応じた所定の頻度でサンプリングするサンプリングステップと、
    前記サンプリングステップから出力される信号を、前記受信アンテナ毎に所定の期間に亘って累積加算する加算ステップと、
    前記加算ステップから出力される信号を周波数領域へ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによって得られた周波数領域の信号に基づいて前記対象物を検知する検知ステップと、を有し、
    前記加算ステップによって累積加算される所定の前記期間において、前記サンプリングステップは、前記受信アンテナ毎のサンプリングのタイミングが不定期になるようにサンプリングを実行する、
    ことを特徴とするレーダ装置の対象物検出方法。
JP2018044828A 2018-03-13 2018-03-13 レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法 Active JP7145627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044828A JP7145627B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044828A JP7145627B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019158544A true JP2019158544A (ja) 2019-09-19
JP7145627B2 JP7145627B2 (ja) 2022-10-03

Family

ID=67996785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018044828A Active JP7145627B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7145627B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021148749A (ja) * 2020-03-24 2021-09-27 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264426A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Mitsubishi Electric Corp Fmパルスドップラーレーダー装置
JP2004125591A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Mitsubishi Electric Corp 車載用パルスレーダ装置
JP2007232385A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Denso It Laboratory Inc 電子走査式レーダ装置
US20140063257A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-06 Honeywell International Inc. Intrusion detection
JP2016029363A (ja) * 2014-07-24 2016-03-03 株式会社ユーシン 無線センシング装置、レーダシステム
JP2017096847A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社ユーシン 2次元レーダ装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264426A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Mitsubishi Electric Corp Fmパルスドップラーレーダー装置
JP2004125591A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Mitsubishi Electric Corp 車載用パルスレーダ装置
JP2007232385A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Denso It Laboratory Inc 電子走査式レーダ装置
US20140063257A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-06 Honeywell International Inc. Intrusion detection
JP2016029363A (ja) * 2014-07-24 2016-03-03 株式会社ユーシン 無線センシング装置、レーダシステム
JP2017096847A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社ユーシン 2次元レーダ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021148749A (ja) * 2020-03-24 2021-09-27 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等
JP7395183B2 (ja) 2020-03-24 2023-12-11 株式会社ユピテル システムおよびプログラム等

Also Published As

Publication number Publication date
JP7145627B2 (ja) 2022-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210011118A1 (en) Noise mitigation in radar systems
JP4111667B2 (ja) Fm−cwレーダ装置
JP3575694B2 (ja) 走査型fmcwレーダ
US11035932B2 (en) Radar device and transmission processing method of radar device
JP2007232383A (ja) 電子走査式レーダ装置
WO2016136845A1 (ja) レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法
US20120105270A1 (en) Observation signal processing apparatus
CA2747489A1 (en) Full-polarimetric synthetic aperture radar and method of transmitting and receiving for the same
JP2007225602A (ja) レーダー装置及び干渉検出方法
JP2004151022A (ja) Fmcwレーダ装置
JP2003172776A (ja) レーダ装置
JP2019158544A (ja) レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法
JP2010271251A (ja) 車載レーダー装置
JP6498964B2 (ja) レーダ装置およびレーダ装置の対象物検知方法
US8188909B2 (en) Observation signal processing apparatus
JP6169116B2 (ja) レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法
JP6538366B2 (ja) 到来方向推定装置
JP2009128016A (ja) レーダ装置、レーダ制御装置およびレーダ装置の制御方法
US20220271793A1 (en) Communication device and operating method
JP7103190B2 (ja) レーダ装置
JP6640269B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
JP4913646B2 (ja) レーダ装置、レーダ装置の制御装置、レーダ装置の制御プログラム、及びレーダ装置の制御方法
JP6667046B1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム
US8891599B2 (en) Imaging apparatus, and transmission and reception apparatus
JP2009281882A (ja) レーダ送受信機、及びレーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220920

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7145627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151