JP2019156342A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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崇司 木出嵜
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崇司 木出嵜
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Abstract

【課題】 ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立することを可能にした空気入りタイヤを提供する。【解決手段】 トレッド部1にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝10が形成され、これら主溝10によりトレッド部1に複数列の陸部20,30が区画された空気入りタイヤにおいて、センター側の陸部20を構成するブロック22にタイヤ幅方向に延びてブロック22を横断するサイプ23が形成されており、サイプ23は、ブロック22の踏面側に位置する平面状の上側溝部23aと、サイプ23の底側で上側溝部23aに対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部23bと、上側溝部23aからタイヤ周方向の一方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第一連結部23cと、上側溝部23aからタイヤ周方向の他方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第二連結部23dとを有し、下側溝部23bが上側溝部23aよりも長くなっている。【選択図】 図3

Description

本発明は、トレッド部に区画された陸部にタイヤ幅方向に延びるサイプが形成された空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤにおいて、リブ基調のトレッドパターンを採用した場合、ドライ路面での操縦安定性を改善することができるが、その一方でウエット性能が悪化することが懸念される。そこで、ウエット性能の悪化を回避するために、トレッド部に区画されたブロック等の陸部にサイプを設けることが行われている。しかしながら、サイプ本数が多過ぎると陸部の剛性が低下し、ドライ路面での操縦安定性が悪化するという問題がある。
これに対して、サイプを深さ方向に沿って捩じれた構造とすることにより、ブロックの倒れ込みを防止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、単に捩じれた構造を有するサイプではブロックの倒れ込みを十分に抑えることができず、延いては、ウエット性能とドライ路面での操縦安定性とを高い次元で両立することができないのが現状である。
特開平11−240314号公報
本発明の目的は、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝が形成され、これら主溝により前記トレッド部に複数列の陸部が区画された空気入りタイヤにおいて、
前記トレッド部のセンター側の陸部にタイヤ幅方向に延びて該陸部を横断するサイプが形成されており、前記サイプは、前記陸部の踏面側に位置する平面状の上側溝部と、前記サイプの底側で前記上側溝部に対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部と、前記上側溝部からタイヤ周方向の一方側に向かって延在して前記上側溝部と前記下側溝部とを互いに連結する第一連結部と、前記上側溝部からタイヤ周方向の他方側に向かって延在して前記上側溝部と前記下側溝部とを互いに連結する第二連結部とを有し、前記下側溝部が前記上側溝部よりも長いことを特徴とするものである。
本発明では、トレッド部のセンター側の陸部にタイヤ幅方向に延びて該陸部を横断するサイプが形成されており、このサイプは、陸部の踏面側に位置する平面状の上側溝部と、サイプの底側で上側溝部に対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部と、上側溝部からタイヤ周方向の一方側に向かって延在して上側溝部と下側溝部とを互いに連結する第一連結部と、上側溝部からタイヤ周方向の他方側に向かって延在して上側溝部と下側溝部とを互いに連結する第二連結部とを有しているので、サイプによる保水容量が大きく、それ故、優れたウエット性能を発揮することができる。また、上側溝部からタイヤ周方向の一方側に向かって延在する第一連結部と上側溝部からタイヤ周方向の他方側に向かって延在する第二連結部とを含む屈曲構造を有しているので、サイプの両側に区画される小ブロック同士が走行時に互いに干渉し、陸部の剛性を高めることができる。そのため、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立することができる。更に、サイプの下側溝部は上側溝部よりも長いので、摩耗時におけるウエット性能の悪化を抑制することができる。
本発明において、上側溝部と下側溝部とがなす交差角度θは5°≦θ≦30°の範囲にあることが好ましい。このような交差角度θを規定することにより、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能を高い次元で両立することができ、しかも、モールド抜け性を損なうこともない。
上側溝部と下側溝部との交差点は陸部のタイヤ幅方向両側のエッジからそれぞれ上側溝部の長さの25%以上離れた位置に配置されていることが好ましい。これにより、陸部の剛性を確保し、ドライ路面での操縦安定性を十分に確保することができる。
サイプが形成された陸部に隣接する主溝の深さh1に対して上側溝部の深さh2は0.3≦h2/h1≦0.7の関係を満足することが好ましい。これにより、上述の効果を摩耗寿命に対して十分に長い期間にわたって確保することができ、しかも、モールド抜け性を損なうこともない。
第一連結部及び第二連結部のタイヤ径方向に対する傾斜角度αは20°≦α≦60°の範囲にあることが好ましい。このような傾斜角度αを規定することにより、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能を高い次元で両立することができ、しかも、モールド抜け性を損なうこともない。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図1の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の空気入りタイヤのトレッド部に区画されたブロックを抽出して示す斜視図である。 図3のブロックをサイプに沿って分割した状態を示す斜視図である。 図3のブロックを示す平面図である。 図3のブロックを示す側面図である。 ブロックの変形例を示す側面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1及び図2は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示し、図3〜図6はそのトレッド部に区画されたブロックを示すものである。図1及び図2において、CLはタイヤ赤道である。また、図3〜図6において、Tcはタイヤ周方向であり、Twはタイヤ幅方向であり、Trはタイヤ径方向である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2,2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3,3とを備えている。
一対のビード部3,3間には2層のカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア5の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー6が配置されている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。ベルト層7の補強コードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層7の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8が配置されている。ベルトカバー層8の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
なお、上述したタイヤ内部構造は空気入りタイヤにおける代表的な例を示すものであるが、これに限定されるものではない。
図2に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向に延びる複数本の主溝10が形成されている。主溝10は、タイヤ赤道CL上に位置するセンター主溝11と、該センター主溝11の両側に位置する一対のショルダー主溝12とを含んでいる。これにより、トレッド部1には、センター主溝11と各ショルダー主溝12との間に区画された2列のセンター側の陸部20と、各ショルダー主溝12の外側に区画された2列のショルダー側の陸部30とが形成されている。
センター側の陸部20の各々には、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝21が形成され、これらラグ溝21により複数のブロック22が区画されている。一方、ショルダー側の陸部30の各々には、タイヤ幅方向に延びていてショルダー主溝12に対して非連通となる複数本のラグ溝31が形成されている。
センター側の陸部20を構成するブロック22の各々には、タイヤ幅方向に延びて該ブロック22を横断するサイプ23が形成されている。サイプ23は、溝幅が0.5mm〜2.0mmの範囲に設定された細溝である。図3〜図6に示すように、サイプ23は、ブロック22の踏面側に位置する平面状の上側溝部23aと、サイプ23の底側で上側溝部23aに対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部23bと、上側溝部23aからタイヤ周方向の一方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第一連結部23cと、上側溝部23aからタイヤ周方向の他方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第二連結部23dとを有し、下側溝部23bが上側溝部23aよりも長くなるように構成されている。
上記空気入りタイヤでは、トレッド部1のセンター側の陸部20を構成するブロック22にタイヤ幅方向に延びて該ブロック22を横断するサイプ23が形成されており、このサイプ23は、ブロック22の踏面側に位置する平面状の上側溝部23aと、サイプ23の底側で上側溝部23aに対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部23bと、上側溝部23aからタイヤ周方向の一方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第一連結部23cと、上側溝部23aからタイヤ周方向の他方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第二連結部23dとを有しているので、サイプ23による保水容量が大きく、それ故、優れたウエット性能を発揮することができる。
また、上側溝部23aからタイヤ周方向の一方側に向かって延在する第一連結部23cと上側溝部23aからタイヤ周方向の他方側に向かって延在する第二連結部23dとを含む屈曲構造を有しているので、サイプ23の両側に区画される小ブロック同士が走行時に互いに干渉し、ブロック22の剛性を高めることができる。そのため、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立することができる。更に、サイプ23の下側溝部23bは上側溝部23aよりも長いので、摩耗時におけるウエット性能の悪化を抑制することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、図5に示すように、トレッド部1の平面視において上側溝部23aと下側溝部23bとがなす交差角度θは5°≦θ≦30°の範囲にあると良い。このような交差角度θを規定することにより、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能を高い次元で両立することができる。上側溝部23aと下側溝部23bとの交差角度θが5°よりも小さいと、陸部20を構成するブロック22の剛性を増大させる効果が低下し、また、サイプ23による保水容量を増大させる効果が低下する。一方、交差角度θが30°よりも大きいと、モールド抜け性が悪化する懸念がある。
上記空気入りタイヤにおいて、図5に示すように、上側溝部23aと下側溝部23bとの交差点Pは陸部20を構成するブロック22のタイヤ幅方向両側のエッジからそれぞれ上側溝部23aの長さLの25%以上離れた位置に配置されていると良い。つまり、上側溝部23aと下側溝部23bとの交差点Pは上側溝部23aの長さ方向の中央寄りに配置されていると良い。これにより、ブロック22の剛性を確保し、ドライ路面での操縦安定性を十分に確保することができる。上側溝部23aと下側溝部23bとの交差点Pが陸部20を構成するブロック22のタイヤ幅方向両側のエッジから上側溝部23aの長さLの25%未満となる位置に配置されていると、第一連結部23cと第二連結部23dのいずれか一方において小ブロック同士の引っ掛かりが不十分になり、ブロック22の幅方向両側の剛性差が大きくなるため、ドライ路面での操縦安定性を改善する効果が低下する。
上記空気入りタイヤにおいて、図6に示すように、サイプ23が形成されたブロック22に隣接する主溝11,12の深さh1に対して上側溝部23aの深さh2は0.3≦h2/h1≦0.7の関係を満足していると良い。これにより、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能とを両立する効果を摩耗寿命に対して十分に長い期間にわたって確保することができる。h2/h1の値が0.3よりも小さいと、上述の効果が摩耗初期に失われることになり、逆に0.7よりも大きいと、モールド抜け性が悪化する懸念がある。
図7はブロックの変形例を示すものである。図7において、サイプ23は、ブロック22の踏面側に位置する平面状の上側溝部23aと、サイプ23の底側で上側溝部23aに対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部23bと、上側溝部23aからタイヤ周方向の一方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第一連結部23cと、上側溝部23aからタイヤ周方向の他方側に向かって延在して上側溝部23aと下側溝部23bとを互いに連結する第二連結部23dとを有しているが、第一連結部23c及び第二連結部23dはいずれもタイヤ径方向に対して斜めに傾斜している。
特に、第一連結部23c及び第二連結部23dのタイヤ径方向に対する傾斜角度αは20°≦α≦60°の範囲にあると良い。このような傾斜角度αを規定することにより、ドライ路面での操縦安定性とウエット性能を高い次元で両立することができる。第一連結部23c及び第二連結部23dのタイヤ径方向に対する傾斜角度αが20°よりも小さいと、陸部20を構成するブロック22の剛性を増大させる効果が低下し、また、サイプ23による保水容量を増大させる効果が低下する。一方、傾斜角度αが60°よりも大きいと、モールド抜け性が悪化する懸念がある。
上述した実施形態では、陸部20においてラグ溝21により区画されたブロック22に所定の屈曲構造を有するサイプ23を設けた場合について説明したが、サイプ23はタイヤ周方向に連なるリブ状の陸部に対して設けることも可能である。また、上述した実施形態では、トレッド部1に3本の主溝10が形成された場合について説明したが、主溝10の本数は特に限定されるものではなく、例えば4本や5本であっても良い。いずれにしても、タイヤ幅方向最外側の主溝よりもタイヤ幅方向のセンター側に位置する陸部に対して所定の屈曲構造を有するサイプ23を設けることにより、上述のように優れた効果を奏するのである。
タイヤサイズが155/65R14 75Sであり、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、トレッド部にタイヤ周方向に延びる3本の主溝が形成され、これら主溝によりトレッド部に4列の陸部が区画された空気入りタイヤにおいて、センター側の陸部(ブロック)にタイヤ幅方向に延びて該陸部を横断するサイプを形成し、サイプを図3〜図6に示すような屈曲構造とし、上側溝部の長さL、サイプの溝幅、主溝の深さh1、屈曲構造の有無、上側溝部と下側溝部との交差角度θ、ブロックエッジから上側溝部と下側溝部との交差点までの距離、主溝の深さh1と上側溝部の深さh2との比h2/h1、第一連結部及び第二連結部のタイヤ径方向に対する傾斜角度αを表1のように種々異ならせた実施例1〜5のタイヤを作製した。
比較のため、サイプの深さ方向全体を平面状としたこと以外は実施例1〜5と同じ構造を有する従来例1のタイヤと、サイプを深さ方向に沿って捩じるように湾曲させたこと以外は実施例1〜5と同じ構造を有する比較例1のタイヤを用意した。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、ドライ路面での操縦安定性、ウエット路面での操縦安定性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
ドライ路面での操縦安定性:
各試験タイヤをリムサイズ14×4.5Jのホイールに組み付けて前輪/後輪の空気圧を240kPa/240kPaとして試験車両(軽自動車)に装着し、ドライ路面からなるテストコースにおいて、テストドライバーによる官能評価を実施した。評価結果は、従来例1を100とする指数値にて示した。この指数値が大きいほどドライ路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
ウエット路面での操縦安定性:
各試験タイヤをリムサイズ14×4.5Jのホイールに組み付けて前輪/後輪の空気圧を240kPa/240kPaとして試験車両(軽自動車)に装着し、ウエット路面からなるテストコースにおいて、テストドライバーによる官能評価を実施した。評価結果は、従来例1を100とする指数値にて示した。この指数値が大きいほどウエット路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
Figure 2019156342
表1から明らかなように、実施例1〜5のタイヤは、いずれも、従来例1との対比において、ドライ路面での操縦安定性及びウエット路面での操縦安定性が共に改善されていた。一方、比較例1のタイヤは、僅かな改善効果が認められるだけであった。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
10 主溝
11 センター主溝
12 ショルダー主溝
20、30 陸部
21,31 ラグ溝
22 ブロック
23 サイプ
23a 上側溝部
23b 下側溝部
23c 第一連結部
23d 第二連結部

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝が形成され、これら主溝により前記トレッド部に複数列の陸部が区画された空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部のセンター側の陸部にタイヤ幅方向に延びて該陸部を横断するサイプが形成されており、前記サイプは、前記陸部の踏面側に位置する平面状の上側溝部と、前記サイプの底側で前記上側溝部に対して捩じれた位置に配置された平面状の下側溝部と、前記上側溝部からタイヤ周方向の一方側に向かって延在して前記上側溝部と前記下側溝部とを互いに連結する第一連結部と、前記上側溝部からタイヤ周方向の他方側に向かって延在して前記上側溝部と前記下側溝部とを互いに連結する第二連結部とを有し、前記下側溝部が前記上側溝部よりも長いことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記上側溝部と前記下側溝部とがなす交差角度θが5°≦θ≦30°の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記上側溝部と前記下側溝部との交差点が前記陸部のタイヤ幅方向両側のエッジからそれぞれ前記上側溝部の長さの25%以上離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプが形成された陸部に隣接する主溝の深さh1に対して前記上側溝部の深さh2が0.3≦h2/h1≦0.7の関係を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第一連結部及び前記第二連結部のタイヤ径方向に対する傾斜角度αが20°≦α≦60°の範囲にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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