JP2019155567A - Suction head - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、吸着ノズルを用いて部品を吸着する吸着ヘッドに関する。 The present invention relates to a suction head that sucks components using a suction nozzle.
部品を基板に実装する部品装着装置が備える吸着ヘッドは、吸着ノズルを用いて部品を吸着する。このような吸着ヘッドにおいて、吸着ノズルが部品を吸着する際に吸着ノズルの先端から吸い込んだ微小なゴミが吸着ヘッドの内部まで侵入しないように、吸着ノズルの先端から吸着ヘッドの内部に向かって空気が吸引される空気吸引経路の途中にゴミなどを吸着するエアフィルタを備える吸着ヘッドが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の吸着ヘッド(装着ヘッド)は、吸着ヘッドに着脱可能な吸着ノズルの側部にエアフィルタを挿入するための挿入部が開口しており、挿入部からエアフィルタを挿入した吸着ノズルが吸着ヘッドに装着される。
A suction head provided in a component mounting apparatus that mounts a component on a substrate sucks the component using a suction nozzle. In such a suction head, air is directed from the tip of the suction nozzle toward the inside of the suction head so that minute dust sucked from the tip of the suction nozzle does not enter the inside of the suction head when the suction nozzle sucks a component. A suction head including an air filter that sucks dust and the like in the middle of an air suction path through which air is sucked is known (for example, Patent Document 1). In the suction head (mounting head) described in
しかしながら、特許文献1に記載の吸着ヘッドでは、エアフィルタを交換する毎に吸着ノズルを吸着ヘッドから取り外す必要があり、さらに、取り外した吸着ノズルに挿入されたエアフィルタを交換するためには専用の治具を用いる必要があり、エアフィルタの交換に手間とコストを要するという問題点があった。
However, in the suction head described in
そこで本発明は、吸着ヘッドに装着されるエアフィルタを簡単に交換することができる吸着ヘッドを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a suction head that can easily replace an air filter attached to the suction head.
本発明の吸着ヘッドは、吸着ノズルを用いて部品を吸着する吸着ヘッドであって、内部に空気吸引路が形成されると共に、側面に開口が形成されたノズルシャフトと、前記開口を介して、前記空気吸引路中に着脱可能に配置されるエアフィルタと、前記ノズルシャフトの外周に設けられると共に、前記開口を開閉するスライダと、を有する。 The suction head of the present invention is a suction head that sucks parts using a suction nozzle, and has an air suction path formed therein, a nozzle shaft having an opening formed on a side surface, and the opening, An air filter that is detachably disposed in the air suction path; and a slider that is provided on an outer periphery of the nozzle shaft and opens and closes the opening.
本発明によれば、吸着ヘッドに装着されるエアフィルタを簡単に交換することができる。 According to the present invention, the air filter mounted on the suction head can be easily replaced.
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装装置、吸着ヘッド、吸着ノズルなどの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図1における紙面垂直方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図1における左右方向)が示される。また、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図1における上下方向)が示される。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The configuration, shape, and the like described below are illustrative examples, and can be appropriately changed according to specifications of the component mounting apparatus, the suction head, the suction nozzle, and the like. Below, the same code | symbol is attached | subjected to the element which respond | corresponds in all the drawings, and the overlapping description is abbreviate | omitted. In FIG. 1 and a part to be described later, as a biaxial direction orthogonal to each other in a horizontal plane, an X direction in the substrate transport direction (perpendicular to the paper surface in FIG. 1) and a Y direction orthogonal to the substrate transport direction (the left-right direction in FIG. ) Is displayed. Further, the Z direction (the vertical direction in FIG. 1) is shown as the height direction orthogonal to the horizontal plane.
まず図1を参照して、部品実装装置1の構成を説明する。部品実装装置1は、基板に部品を搭載した実装基板を製造する機能を有している。基台1aの上面に設けられた基板搬送機構2は、基板3をX方向に搬送して位置決めして保持する。基板搬送機構2の上方には、ヘッド移動機構4によって水平方向(X方向、Y方向)に移動する吸着ヘッド5が設置されている。
First, the configuration of the
吸着ヘッド5は、複数のノズルユニット6を備えている。それぞれのノズルユニット6は、機構部6aからノズルシャフト7を下方に延出させた構成となっている。ノズルシャフト7の下端部に設置されたノズル保持部8には、吸着ノズル20が着脱自在に装着される。吸着ノズル20は、部品Pを負圧発生源19(図2参照)で発生させた吸引力を利用して保持する機能を有する。それぞれの機構部6aには、ノズルシャフト7を昇降させる昇降機構が内蔵されている。この昇降機構を駆動することにより、ノズル保持部8に装着された吸着ノズル20は個別に昇降する。
The
図1において、基板搬送機構2の側方において基台1aに結合された台車9の上部には、複数のテープフィーダ10がX方向に並んで取り付けられている。台車9においてテープフィーダ10の下方には、部品Pを収納したキャリアテープ11を巻回して収納した部品リール12が保持されている。テープフィーダ10は、部品リール12から引き出されたキャリアテープ11をテープ送り方向に搬送して、部品取り出し位置に部品Pを供給する。
In FIG. 1, a plurality of
吸着ヘッド5は、部品取り出し位置に供給された部品Pを吸着ノズル20によって取り出し、基板搬送機構2に保持させた基板3の実装位置に移送搭載する。このように、吸着ヘッド5は、吸着ノズル20を用いて部品Pを吸着する。台車9の上方には、作業者が可動中の吸着ヘッド5などに触れないようにカバーする開閉自在の本体カバー13が設置されている。
The
次に図2、図3を参照して、ノズル保持部8、吸着ノズル20の構成および機能を説明する。前述のようにノズルユニット6毎にノズルシャフト7の下端部に設置されたノズル保持部8には、吸着ノズル20が着脱自在に装着される。図2は、ノズル保持部8に吸着ノズル20を装着した状態を、また図3は、ノズル保持部8から吸着ノズル20を取り外した状態を、それぞれ示している。
Next, the configurations and functions of the
図2、図3に示すように、吸着ノズル20は、ノズル本体21とノズル本体保持部22を含んで構成されている。ノズル本体保持部22には、中央より下側の外周に円板状の鍔部22aが形成され、内部に上下に貫通する嵌合孔22bが形成されている。ノズル本体21は、基端部23と下端部24を含んで構成されている。基端部23の内部には、上下に貫通する上部吸引孔23aが形成されている。下端部24の内部には上下に貫通する下部吸引孔24aが形成されており、下端には下部吸引孔24aが開口した部品吸着口24bが形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
下端部24の上部は基端部23の上部吸引孔23aの下部に挿入されて、基端部23に結合されている(図5、図6も参照)。基端部23の上部は嵌合孔22bに下方から挿入され、ノズル本体21は嵌合孔22bに摺動可能に嵌合する(図5、図6も参照)。ノズル本体21が挿入されたノズル本体保持部22には、円柱状のピン25が嵌合孔22bの径方向(上下方向に直交する左右方向)に突出して装着されている。ピン25はノズル本体21に挿入されたノズル本体21の基端部23を貫通し、ピン25はノズル本体保持部22に結合されている(図5、図6も参照)。
The upper end of the
図2、図3において、ノズル保持部8は、ノズルシャフト7の下端部に形成された略円筒形の保持部本体14、保持部本体14の外周に下方からこの順番で装着された円筒形のスライダ15、弾性体であるコイルバネ16、ノズル保持部材17を含んで構成されている。保持部本体14の上部であって保持部本体14に装着されたスライダ15の上方には、フランジ14aが保持部本体14の外周面から延伸して形成されている。保持部本体14に装着されたコイルバネ16は、スライダ15を上方(フランジ14a側)に付勢すると共に、ノズル保持部材17を下方に付勢する。
2 and 3, the
保持部本体14の内部には、上下に貫通する保持部吸引孔14bが形成されている。保持部本体14の下端部の外周面の対向する位置には、スリット幅がピン25の直径よりやや広く、倒立したJ字型のノズル係止スリット18がそれぞれ形成されている。ノズル係止スリット18は、保持部吸引孔14bまで貫通している。このように、保持部本体14には、外周の対向する位置に2つのノズル係止スリット18が形成されている。吸着ノズル20は、保持部本体14の保持部吸引孔14bに下方から挿入され、ノズル本体保持部22から延出しているピン25をノズル係止スリット18に係合させることでノズル保持部8に保持される。
A holding
図2に示すように、ノズルシャフト7内の真空経路は負圧発生源19に接続されている。吸着ノズル20をノズル保持部8に装着すると、ノズルシャフト7内の空気吸引路、保持部吸引孔14b、嵌合孔22b、上部吸引孔23a、下部吸引孔24aは連通した空気吸引路を形成する。この状態で負圧発生源19を作動させると、空気吸引路が排気されて吸引力が発生し、吸着ノズル20の部品吸着口24bに部品Pを吸着して保持することができる。
As shown in FIG. 2, the vacuum path in the
なお負圧発生源19としては、工場設備として設けられた真空給引源を用いてもよく、また部品実装装置1に組み込まれた真空ポンプ、エジェクタ装置などの真空発生装置を用いてもよい。また、部品吸着口24bから吸引された空気が負圧発生源19に向かって流れる空気吸引路の一部である保持部吸引孔14bには、エアフィルタ26が配置されている。エアフィルタ26は、部品吸着口24bから空気とともに吸引された小さなゴミや粉塵などを吸着して、故障の原因となるゴミが吸着ヘッド5など装置内部に侵入することを防止する。
As the negative
次に図4〜図7を参照して、吸着ノズル20を保持するノズル保持部8の詳細構成について説明する。図4は、吸着ノズル20を保持するノズル保持部8の3面図を示している。図4(a)、図4(b)は、吸着ノズル20を保持するノズル保持部8の正面および側面をそれぞれ示しており、図4(c)は、図4(a)に示す吸着ノズル20を保持するノズル保持部8を下方から見た下面を示している。以下に説明する図5、図6、図7は、図4におけるA−A断面、B−B断面、C−C断面をそれぞれ示している。
Next, with reference to FIGS. 4-7, the detailed structure of the nozzle holding |
図5、図6において、ノズル本体21の基端部23の外周の対向する位置には、それぞれノズル本体21が摺動する方向(上下方向)に長い長孔23bが上部吸引孔23aまで貫通して形成されている。ノズル本体保持部22に装着されたピン25は、2つの長孔23bを貫通している。長孔23bを貫通するピン25が長孔23bに沿って相対的に上下に移動することにより、ノズル本体21はノズル本体保持部22の嵌合孔22bに沿って上下に摺動する。
5 and 6,
保持部吸引孔14bの内部には、弾性体である荷重制御バネ30が設置されている。荷重制御バネ30の上部は、保持部吸引孔14bに設置されたバネ留め31に接続されている。吸着ノズル20がノズル保持部8に装着されると、基端部23の上面が荷重制御バネ30によって下方に付勢される。これによって、ノズル本体21はピン25が長孔23bの上面に当接する下方規制位置で停止する。部品Pを保持した吸着ノズル20が基板3に着地する際は、ノズル本体21がノズル本体保持部22の内部に押されることで、部品Pに加わる荷重(衝撃)が緩和される。
A
図5、図6において、ノズル保持部材17は円筒形の円筒部17a、バネ受け17b、係止部17cを含んで形成されている。バネ受け17bは、円筒部17aの下端に円筒部17aの外周より外側に延伸して形成されている。係止部17cは、円筒部17aの上端の対向する2箇所に円筒部17aの中空に延出するように形成されている。円筒部17aの外周は、コイルバネ16の内径より小さい。バネ受け17bは、コイルバネ16の外径より大きい。
5 and 6, the
図6において、係止部17cは、ノズル保持部材17が保持部本体14の外周に装着された状態で、保持部本体14の外周の対向する2箇所に外周に沿って形成された突起部14cに上方から当接する。これにより、ノズル保持部材17の下方への移動が規制される。保持部本体14の外周に装着されたコイルバネ16の下端はノズル保持部材17のバネ受け17bに上方から当接し、ノズル保持部材17を下方に付勢する。また、コイルバネ16の上端は保持部本体14の外周に装着されたスライダ15の下端面に当接し、スライダ15を上方に付勢する。上方に付勢されたスライダ15は、その上端面がフランジ14aの下面に当接することで、上方への移動が規制される。
In FIG. 6, the locking
このように、スライダは、ノズルシャフト7の下端部に形成された保持部本体14の外周に沿って摺動する管状体である。また、保持部本体14の外周面から延伸して設けられたフランジ14aは、スライダ15の一端(上端面)を係止してスライダ15を閉位置に固定するストッパーである。また、保持部本体14の外周に設けられたコイルバネ16はスライダ15の他端(下端面)をストッパー(フランジ14a)の方向へ付勢する弾性体である。
Thus, the slider is a tubular body that slides along the outer periphery of the holding portion
図5、図6、図7において、エアフィルタ26は、略円筒形のフィルタカセット32の中央に保持されている。フィルタカセット32は、保持部吸引孔14bに形成されたカセット保持部14dに保持されている。この状態で、エアフィルタ26は保持部吸引孔14bの中央に位置する。保持部本体14の側面(外周面)には、カセット保持部14dの横の位置に側面の一部を切り欠いた開口14eが形成されている(図8(a)も参照)。後述するように、フィルタカセット32は、開口14eを介してカセット保持部14dに着脱される。
5, 6, and 7, the
保持部本体14の開口14eには、開口14eの形状と一致するカバー33が装着されている。開口14eにカバー33を装着すると、カバー33と保持部本体14の外周は一体化する。フランジ14aに当接しているスライダ15は、保持部本体14の外周を囲んで開口14eを覆う。スライダ15を下方に移動させることで、開口14eが露出される。以下、スライダ15がフランジ14aに当接して上方への移動が規制されている位置を「閉位置」、スライダ15を下方に移動させて、開口14eが露出している位置を「開位置」と称する。
A
図5、図6において、保持部本体14の外周であって閉位置にあるスライダ15の上部と下部が位置する位置には、それぞれ保持部本体14の外周を一周して囲むOリング34,35が装着されている(図8も参照)。2本のOリング34,35は、閉位置にあるスライダ15の内周面と保持部本体14の外周の間の気密を保つ。エアフィルタ26の上面には、エアフィルタ26と保持部吸引孔14bの間の気密を保つOリング36が装着されている。保持部吸引孔14bの内周で、ノズル保持部8に装着された吸着ノズル20のノズル本体保持部22の外周と重なる位置に、保持部吸引孔14bとノズル本体保持部22との間の気密を保つOリング37が装着されている。
5 and 6, O-
次に図8を参照して、保持部本体14にスライダ15、コイルバネ16、ノズル保持部材17を装着してノズル保持部8を組み立てる手順について説明する。図8(a)において、まず、保持部本体14に下方からスライダ15を挿入し(矢印a)、次いでコイルバネ16を挿入する(矢印b)。次いでノズル保持部材17を、ノズルシャフト7の軸方向に対する回転角度を係止部17cが保持部本体14の外周の突起部14cに干渉しない角度に合わせて保持部本体14に挿入する(矢印c)。
Next, a procedure for assembling the
図8(b)において、次いでノズル保持部材17を、係止部17cが保持部本体14の外周において突起部14cより上方に形成された溝14fに入る高さ位置まで押し上げる。この状態で、係止部17cが溝14fの中を通過するようにノズル保持部材17をノズルシャフト7の軸方向に対して90°回転させる(矢印d)。図8(c)において、次いでノズル保持部材17を保持部本体14の外周に沿って下降させ(矢印e)、係止部17cを突起部14cに当接させる。これにより、ノズル保持部8の組み立てが完了する。
In FIG. 8B, the
次に図9を参照して、ノズル保持部8に吸着ノズル20を装着する手順について説明する。図9(a)において、保持部本体14の下端部に形成された2つのノズル係止スリット18は、縦スリット18a、横スリット18b、ピン受け18cを含んでいる。縦スリット18aは、保持部本体14の下端からノズルシャフト7の軸方向(縦方向)に形成されており、下端が開放されている。横スリット18bは、縦スリット18aの上端から外周に沿って形成されている。ピン受け18cは、横スリット18bの縦スリット18aとは反対側の端部から下方に延伸して形成されている。
Next, with reference to FIG. 9, a procedure for mounting the
図9(a)において、吸着ノズル20は保持部本体14の下方から保持部吸引孔14bに挿入し、さらにノズル本体保持部22の側面から左右に突き出たピン25をノズル係止スリット18の縦スリット18aにそれぞれ挿入する(矢印f)。図9(b)において、次いでピン25によってノズル保持部材17を押し上げて(矢印g)、横スリット18bを露出させる。図9(c)において、次いでピン25が横スリット18bに沿って移動するように吸着ノズル20をノズルシャフト7の軸方向に対して回転させる(矢印h)。
In FIG. 9A, the
図9(d)において、次いでピン25がピン受け18cに収まるように吸着ノズル20を下降させる(矢印i)。これにより、コイルバネ16によって下方に付勢されているノズル保持部材17によってピン25がピン受け18cに押さえつけられて、吸着ノズル20がノズル保持部8に保持されるとともに、回転が規制される。
In FIG. 9D, the
このように、吸着ノズル20は、側面上にピン25を有している。ノズルシャフト7の下端部に形成された保持部本体14に形成されたノズル係止スリット18は、装着された吸着ノズル20のピン25と係合して吸着ノズル20がノズルシャフト7の軸方向に対して回転することを規制する被係合部である。そして、ノズル保持部材17は、弾性体(コイルバネ16)によってノズルシャフト7に装着された吸着ノズル20の方向に付勢されると共に、ピン25を押さえて吸着ノズル20がノズルシャフト7の軸方向に動くことを規制する規制部である。
Thus, the
次に図10を参照して、ノズル保持部8にエアフィルタ26を装着する手順について説明する。図10(a)において、内部に空気吸引路である保持部吸引孔14bが形成された保持部本体14の側面に形成された開口14eは、上部開口14e1と下部開口14e2を含んでいる。下部開口14e2は、上部開口14e1の下方で上部開口14e1より保持部本体14の外周方向に長く切り欠かれている。開口14eは、エアフィルタ26を保持するフィルタカセット32より大きく開口している。図10(b)において、カバー33は、上部開口14e1を覆う上部カバー33aと、下部開口14e2を覆う下部カバー33bを含んで形成されている。
Next, a procedure for mounting the
図10(a)において、まずスライダ15を開位置まで下方に押し下げて、開口14eを露出させる(矢印j)。次いで、開口14eを通じてフィルタカセット32を保持部本体14のカセット保持部14dに装着する(矢印k)。図10(b)において、次いでカバー33を開口14eに合わせて保持部本体14に装着する(矢印m)。これにより、上部カバー33aは上部開口14e1に係合し、下部カバー33bは下部開口14e2に係合して、カバー33が保持部本体14と一体化する(図10(c))。図10(d)において、次いでスライダ15を閉位置まで上昇させる(矢印n)。
In FIG. 10A, first, the
このように、ノズルシャフト7の下端部に形成された保持部本体14には、内部に空気吸引路(保持部吸引孔14b)が形成されると共に、側面に開口14eが形成されている。そして、エアフィルタ26は開口14eを介して空気吸引路中に着脱可能に配置され、スライダ15はノズルシャフト7の外周に設けられると共に開口14eを開閉し、カバー33は開口14eを覆うと共に着脱可能である。また、上記とは逆の手順でエアフィルタ26が取り外される。なお、図10に示すノズル保持部8は吸着ノズル20を外した状態であるが、ノズル保持部8に吸着ノズル20を装着した状態でも上記の手順でエアフィルタ26の装着を行うことができる。
As described above, the holding portion
上記説明したように、本実施の形態の吸着ヘッド5は、内部に空気吸引路(保持部吸引孔14b)が形成されると共に、側面に開口14eが形成されたノズルシャフト7と、開口14eを介して空気吸引路中に着脱可能に配置されるエアフィルタ26と、ノズルシャフト7の外周に設けられると共に開口14eを開閉するスライダ15を有し、吸着ノズル20を用いて部品Pを吸着する。これによって、吸着ヘッド5に装着されるエアフィルタ26を専用の治具を用いることなく簡単に交換することができる。
As described above, the
次に図11を参照して、他のフィルタカセットであるカバー付きフィルタカセット40の構成について説明する。図11(a)において、カバー付きフィルタカセット40は、中央にエアフィルタ26を保持するカセット部40aと、カセット部40aに接合されたカバー部40bを含んで構成されている。カセット部40aは図10(a)に示すフィルタカセット32と同じ形状であり、カバー部40bは図10(b)に示すカバー33と同じ形状である。
Next, with reference to FIG. 11, the structure of the
図11(a)において、エアフィルタ26を保持するカバー付きフィルタカセット40をノズル保持部8に装着する際は、スライダ15を開位置まで押し下げて開口14eを露出させた状態で、カバー付きフィルタカセット40を開口14eより装着する。これにより、カバー部40bが保持部本体14と一体化する(図11(b))。次いで、スライダ15を閉位置まで上昇させる(図示省略)。カバー付きフィルタカセット40は、ノズル保持部8に装着させた後にカバー33を装着する必要がなく、エアフィルタ26をより簡単に交換することができる。
In FIG. 11A, when the cover-equipped
本発明の吸着ヘッドは、吸着ヘッドに装着されるエアフィルタを簡単に交換することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。 The suction head of the present invention has an effect that the air filter mounted on the suction head can be easily replaced, and is useful in the field of mounting components on a substrate.
5 吸着ヘッド
7 ノズルシャフト
14a フランジ(ストッパー)
14b 保持部吸引孔(空気吸引路)
14e 開口
15 スライダ(管状体)
16 コイルバネ(弾性体)
17 ノズル保持部材(規制部)
18 ノズル係止スリット(被係合部)
20 吸着ノズル
25 ピン
26 エアフィルタ
33 カバー
P 部品
5
14b Holding part suction hole (air suction path)
16 Coil spring (elastic body)
17 Nozzle holding member (regulator)
18 Nozzle locking slit (engaged part)
20
Claims (5)
内部に空気吸引路が形成されると共に、側面に開口が形成されたノズルシャフトと、
前記開口を介して、前記空気吸引路中に着脱可能に配置されるエアフィルタと、
前記ノズルシャフトの外周に設けられると共に、前記開口を開閉するスライダと、を有する、吸着ヘッド。 A suction head that sucks parts using a suction nozzle,
A nozzle shaft having an air suction path formed therein and an opening formed on a side surface;
An air filter detachably disposed in the air suction path through the opening;
A suction head, comprising: a slider provided on an outer periphery of the nozzle shaft and opening and closing the opening.
前記ノズルシャフトの外周面から延伸して設けられると共に、前記スライダの一端を係止して前記スライダを閉位置に固定するストッパーと、
前記ノズルシャフトの外周に設けられると共に、前記スライダの他端を前記ストッパーの方向へ付勢する弾性体と、を有する、吸着ヘッド。 The suction head according to claim 1, further comprising:
A stopper extending from the outer peripheral surface of the nozzle shaft, and locking the one end of the slider to fix the slider in a closed position;
An adsorption head provided on an outer periphery of the nozzle shaft and having an elastic body that urges the other end of the slider toward the stopper.
前記スライダは、前記ノズルシャフトの外周に沿って摺動する管状体である、吸着ヘッド。 The suction head according to claim 2,
The slider is a suction head that is a tubular body that slides along the outer periphery of the nozzle shaft.
前記吸着ノズルは、側面上にピンを有し、
前記ノズルシャフトは、その端部に装着された前記吸着ノズルの前記ピンと係合して前記吸着ノズルが前記ノズルシャフトの軸方向に対して回転することを規制する被係合部を有し、
さらに、前記弾性体によって前記ノズルシャフトに装着された前記吸着ノズルの方向に付勢されると共に、前記ピンを押さえて前記吸着ノズルが前記ノズルシャフトの軸方向に動くことを規制する規制部と有する、吸着ヘッド。 The suction head according to claim 2 or 3,
The suction nozzle has a pin on a side surface,
The nozzle shaft has an engaged portion that engages with the pin of the suction nozzle mounted at an end thereof and restricts the suction nozzle from rotating with respect to the axial direction of the nozzle shaft;
Further, the elastic member is urged in the direction of the suction nozzle mounted on the nozzle shaft, and has a restricting portion that presses the pin and restricts the suction nozzle from moving in the axial direction of the nozzle shaft. , Suction head.
前記開口を覆うと共に、着脱可能なカバーを有する、吸着ヘッド。 The suction head according to any one of claims 1 to 4, further comprising:
A suction head that covers the opening and has a detachable cover.
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