JP2019154651A - Cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、調理器に関し、特に内釜を備え、内釜に蓋をして使用する調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device, and more particularly to a cooking device that includes an inner pot and uses the inner pot with a lid.
従来、炊飯器本体と電源部とが分離可能な炊飯器として、特許文献1に開示された炊飯器が知られている。 DESCRIPTION OF RELATED ART Conventionally, the rice cooker disclosed by patent document 1 is known as a rice cooker which a rice cooker main body and a power supply part can isolate | separate.
ところで、炊飯器を操作する操作パネルは、一般に、炊飯器本体の内釜に蓋をする蓋体に搭載されている。このため、蓋体と炊飯器本体との間に、電力供給用、各種信号の送受信用の配線が形成されているので、蓋体を炊飯器本体から完全に取り外すことができなかった。しかも、蓋体と炊飯器本体との間に配線が形成されるため、外観のデザインに制約があり、デザインを優先した炊飯器を実現するのが難しかった。 By the way, generally the operation panel which operates a rice cooker is mounted in the cover body which covers the inner pot of a rice cooker main body. For this reason, since the wiring for electric power supply and transmission / reception of various signals are formed between the cover body and the rice cooker body, the cover body could not be completely removed from the rice cooker body. And since wiring is formed between a cover body and a rice cooker main body, there was a restriction | limiting in an external design and it was difficult to implement | achieve the rice cooker which gave priority to a design.
本発明の一態様は、操作パネルを搭載した蓋体と、調理器本体との間での配線を無くして、デザインを優先した炊飯器を実現することを目的とする。 An object of one embodiment of the present invention is to realize a rice cooker that prioritizes design by eliminating wiring between a lid on which an operation panel is mounted and a cooker body.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る調理器は、調理器本体と、操作パネルを備え、上記調理器本体に蓋をすると共に、当該調理器本体から着脱自在に設けられた蓋体と、を含み、さらに、上記調理器本体と上記操作パネルとの間で、非接触通信によって調理に必要な情報の送受信を行う非接触通信部が設けられていることを特徴としている。 In order to solve the above problems, a cooker according to an aspect of the present invention includes a cooker body and an operation panel, covers the cooker body, and is detachable from the cooker body. A non-contact communication unit that transmits and receives information necessary for cooking by non-contact communication between the cooker body and the operation panel. .
本発明の一態様によれば、操作パネルを搭載した蓋体と、調理器本体との間での配線を無くして、デザインを優先した炊飯器を実現することができる。 According to one aspect of the present invention, it is possible to achieve a rice cooker that prioritizes design by eliminating wiring between the lid on which the operation panel is mounted and the cooker body.
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
Embodiment 1
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail.
(調理器の概略)
図1は、実施形態1に係る炊飯器1(調理器)の蓋体2を閉じた状態を示す斜視図である。図2は、炊飯器1の蓋体2を開いた状態を示す斜視図である。図3は、蓋体2の分解斜視図である。図4および図5は、図1の炊飯器1の内部構造を示す縦断面図である。これらの図を参照して、炊飯器1の構造について説明する。
(Outline of cooker)
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a lid 2 of a rice cooker 1 (cooker) according to Embodiment 1 is closed. FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the lid 2 of the rice cooker 1 is opened. FIG. 3 is an exploded perspective view of the lid 2. 4 and 5 are longitudinal sectional views showing the internal structure of the rice cooker 1 of FIG. The structure of the rice cooker 1 is demonstrated with reference to these figures.
図1に示すように、炊飯器1は、炊飯器本体(調理器本体)3と、この炊飯器本体3の上部に取り付けられた蓋体2とを備えている。蓋体2は、図2に示すように、当該炊飯器本体3から完全に分離できるようになっている。この炊飯器1は、炊飯のみならず、煮物や蒸し物などといった調理にも使用できるように構成されている。なお、炊飯器本体3には、図示しないが、コードリールに引き出し可能に巻き付けられている電源コードが設けられている。
As shown in FIG. 1, the rice cooker 1 includes a rice cooker body (cooker body) 3 and a lid 2 attached to the top of the
蓋体2には、炊飯器1の炊飯操作を行うための操作部23が設けられている。操作部23は、タッチパネル式の液晶表示パネルで構成されている。これにより、ユーザは、液晶表示パネルに表示された操作ボタン等をタッチ操作することで、炊飯器1の炊飯操作を行うことができる。なお、タッチパネル式の液晶表示パネルの代わりに、タッチパネル式の有機ELパネルを用いてもよい。また、操作部23は、蓋体2の表面に操作ボタンと情報を表示するための表示パネルとを設けたものであってもよい。
The lid 2 is provided with an
操作部23には、電力の供給およびが炊飯器1を制御するための制御信号の送受信が必要である。電力の供給は、炊飯器本体3から行われる。また、制御信号の送受信は、蓋体2と炊飯器本体3との間で行われる。一般的には、これらの電力供給と制御信号の送受信は有線で行われるが、本実施形態に係る炊飯器1では、図2に示すように、蓋体2が炊飯器本体3から完全に分離できるように構成されているため、ワイヤレス給電による給電、非接触通信による調理信号等の制御信号の送受信を行うようになっている。ワイヤレス給電は、蓋体2のワイヤレス給電部5aと炊飯器本体3のワイヤレス給電部5bとの間で行われ、非接触通信は、蓋体2の非接触通信部6aと炊飯器本体3の非接触通信部6bとの間で行われる。ワイヤレス給電、非接触通信の詳細は後述する。
The
このように、ワイヤレス給電、非接触通信を実現することで、従来必要であった配線を無くすことができるので、配線によるデザインの規制を無くすことができる。従って、デザイン優先の炊飯器1を実現することが可能となる。 As described above, by realizing wireless power feeding and non-contact communication, it is possible to eliminate wiring that has been necessary in the past, and thus it is possible to eliminate restrictions on design due to wiring. Therefore, it becomes possible to realize the rice cooker 1 giving priority to design.
(蓋体2)
蓋体2は、図2および図3に示すように、炊飯器本体3の上面を覆う外蓋21と、内釜4に蓋をする内蓋22とで構成されている。ここで、内蓋22は、図3に示すように、外蓋21と完全に独立して形成されており、当該外蓋21を炊飯器本体3から取り外しときには、図2に示すように、内釜4に蓋をした状態を維持したままとなる。
(Cover body 2)
As shown in FIGS. 2 and 3, the lid 2 includes an
蓋体2は、炊飯器本体3に蓋をする際には、まず、内蓋22によって内釜4に蓋をして、その上から外蓋21によって当該内蓋22を覆うようにセットする。内蓋22の表面には、ユーザが摘まむことができるように略円柱状に突起したつまみ部22aが形成されている。また、外蓋21には、内蓋22が内釜4に蓋をした状態で、炊飯器本体3の所定の位置にセットされたときに、当該内蓋22のつまみ部22aが嵌まり込む開口部21aが形成されている。つまり、蓋体2を炊飯器本体3にセットする際、内釜4に蓋をした内蓋22のつまみ部22aに、外蓋21の開口部21aが嵌まり込むようにする。この位置を、蓋体2が炊飯器本体3にセットされた適正位置とする。
When the lid 2 covers the rice cooker
通常、炊飯器1によって炊飯を開始すれば、内釜4内で蒸気が発生する。内釜4内で発生した蒸気を逃がすために、蓋体2には蒸気孔が設けられる。具体的には、内蓋22のつまみ部22aに蒸気口22cを形成すれば、つまみ部22aを露出させる外蓋21の開口部21aから蒸気を逃がすことができる。つまり、蓋体2において、外蓋21に形成された開口部21aが炊飯器1における蒸気口として機能する。
Normally, when rice cooking is started by the rice cooker 1, steam is generated in the
従って、上記構成のように、内蓋22に設けられ、上記外蓋21に形成された開口部21aから露出するつまみ部22aに内釜4で発生した蒸気を抜くための蒸気口21cが形成されていることで、内蓋22、外蓋21に蒸気を逃がすための蒸気口を、別途設ける必要がなくなる。
Therefore, as in the above configuration, a steam port 21c for venting steam generated in the
また、外蓋に形成する開口部の数を減らすことができるので、調理器本体の見栄えもよくなる。 Moreover, since the number of openings formed in the outer lid can be reduced, the appearance of the cooker body is improved.
蓋体2の蒸気口である開口部21aの近傍には、炊き方や調理名などを液晶で表示し、操作指示をタッチで行わせる操作部23が設けられている。この操作部23に表示される情報およびタッチしたタッチ信号の伝送は、上述したように蓋体2と炊飯器本体3との間における非接触通信によって行われる。また、操作部23への電力の供給は、上述したように蓋体2と炊飯器本体3との間におけるワイヤレス給電によって行われる。
In the vicinity of the
(ワイヤレス給電、非接触通信)
ワイヤレス給電を実現するために、蓋体2にはワイヤレス給電部5a、炊飯器本体3にはワイヤレス給電部5bがそれぞれ設けられている。ワイヤレス給電部5aとワイヤレス給電部5bとは、図4に示すように、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で炊飯器本体3側から蓋体2へ電力が供給できる位置に設けられている。
(Wireless power supply, contactless communication)
In order to realize wireless power feeding, the lid 2 is provided with a wireless
一方、非接触通信を実現するために、蓋体2には非接触通信部6a、蓋体2には非接触通信部6bがそれぞれ設けられている。非接触通信部6aと非接触通信部6bとは、図4に示すように、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で蓋体2と炊飯器本体3との間で情報の送受信ができる位置に設けられている。
On the other hand, in order to realize non-contact communication, the lid 2 is provided with a
本実施形態では、ワイヤレス給電として電磁誘導方式を用い、非接触通信として赤外線通信(IR)送信方式を用いる。しかしながら、ワイヤレス給電、非接触通信として、これらの方式に限定されるものではなく、蓋体2が炊飯器本体3の所定の位置にセットされた状態で給電および情報の送受信が無線によって適切に行える方式であれば、どのような方式であってもよい。
In this embodiment, an electromagnetic induction method is used as wireless power feeding, and an infrared communication (IR) transmission method is used as non-contact communication. However, wireless power feeding and non-contact communication are not limited to these methods, and power feeding and information transmission / reception can be appropriately performed wirelessly in a state where the lid 2 is set at a predetermined position of the
内釜4内には、図4および図5に示すように、当該内釜4を誘導加熱するための誘導コイル7が設置されている。なお、誘導コイル7は、加熱部の一例である。
As shown in FIGS. 4 and 5, an
内釜4には、内容物の一例としての米や水などが収容される。内釜4は、例えばアルミ
ニウムなどの高熱伝導材料で形成され、その外面に加熱効率を向上させる例えばステンレスなどの磁性体が貼り付けられる一方、内面に内容物の付着を防ぐためのフッ素樹脂がコーティングされている。
The
(制御系)
炊飯器1の制御系について説明する。図6は、蓋体2に設けられた制御回路の構成を示すブロック図である。図7は、炊飯器本体3に設けられた制御回路の構成を示すブロック図である。
(Control system)
The control system of the rice cooker 1 will be described. FIG. 6 is a block diagram illustrating a configuration of a control circuit provided in the lid 2. FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration of a control circuit provided in the
まず、蓋体2の制御回路について説明する。図6に示すように、蓋体2は、制御系の主要部として、CPU10と、ROM(Read Only Memory)14と、RAM(Random Access Memory)15とを備えている。また、CPU10は、調理制御部13、非接触通信部6a、ワイヤレス給電部5a、通信状態判定部11、電力測定部12、操作部23が接続されている。
First, the control circuit of the lid 2 will be described. As shown in FIG. 6, the lid 2 includes a
CPU10は、ROM14に格納された制御プログラムを実行することによって、各部を制御する。具体的には、CPU10は、操作部23の表示制御、操作の受け付け、調理制御部13への調理制御の指示をする制御、通信状態判定部11による非接触通信部6aの通信状態の判定、電力測定部12によるワイヤレス給電部5aの給電状態の判定を行う制御などを行う。
The
次に、炊飯器本体3の制御回路について説明する。図7に示すように、炊飯器本体3は、制御系の主要部として、CPU40と、ROM44、RAM45とを備えている。また、CPU40は、非接触通信部6b、ワイヤレス給電部5b、通信状態判定部41、誘導コイル7、強制停止部46が接続されている。
Next, the control circuit of the
CPU40は、ROM44に格納された制御プログラムを実行することによって、各部を制御する。具体的には、CPU40は、蓋体2の調理制御部13からの指示信号を非接触通信部6bによって受付けることで、誘導コイル7のオン・オフ制御、通信状態判定部41による非接触通信部6bの通信状態の判定制御、ワイヤレス給電部5bの給電制御、強制停止部46による強制停止制御などを行なう。
The
ワイヤレス給電部5bには、電源42が接続されている。電源42は、炊飯器本体3に内蔵されたコードリールに引き出し可能に巻き付けられている電源コードを家庭内のコンセントに差し込むことによって実現している。
A
また、強制停止部46には、停止スイッチ47が接続されている。停止スイッチ47をオンすることで、強制停止部46によって炊飯器本体3の動作を強制的に停止させることができる。つまり、停止スイッチ47は、炊飯器1の操作部23に設けられている電源のON・OFF用のスイッチとは別に設けられ、通常の使用ではユーザが容易に触れない位置(例えば炊飯器本体3の裏側など)に形成されている。
Further, a
(蓋ずれの通知)
蓋体2を炊飯器本体3に装着する際に、始めに内蓋22によって炊飯器本体3に収容されている内釜4に蓋をする。そして、内蓋22を覆うようにして外蓋21を炊飯器本体3の所定の位置にセットする。外蓋21は、炊飯器本体3に対して所定の位置に適切にセットされないと、非接触通信、ワイヤレス給電を適切に行うことができない。このため、図6に示すように、蓋体2の制御回路には、非接触通信の通信状態を判定する通信状態判定部11、ワイヤレス給電の給電状態を判定する電力測定部12が設けられている。ここで、CPU(蓋ずれ判定部)10は、通信状態判定部11および電力測定部12による判定結果が全て適切な内容であれば問題は無い、一部でも判定結果が不適切な内容(通信エラー、給電エラー)であれば、ユーザにその旨を伝えるエラー通知を行う。具体的には、操作部23にエラー表示、例えば「蓋体が適切な位置にありません」という内容を表示させたり、音声にて上記の内容をアナウンスしたり、警告音によって通知したりすることが考えられる。
(Notification of lid slip)
When the lid 2 is attached to the
ここで、通信状態判定部11、電力測定部12においては、何れも非接触通信部6a、ワイヤレス給電部5aが受信した信号によって通信状態や給電状態を判定している。このため、非接触通信部6a、ワイヤレス給電部5aの受信面・送信面が料理の汁などが付着して汚れている場合、信号の送受信を適切に行うことができない。つまり、蓋体2が炊飯器本体3に対して適切な位置にセットされていても、通信状態判定部11、電力測定部12による判定結果が適切な内容でないと判定され、ユーザに「蓋体が適切な位置にありません」という通知をしてしまう。
Here, both the communication state determination unit 11 and the
このような事態を回避するために、本実施形態では、蓋体2の非接触通信部6aの送信部と、受信部と、ワイヤレス給電部5aとを距離を離して設け、これに合わせて、炊飯器本体3の非接触通信部6bの送信部と、受信部と、ワイヤレス給電部5bとを距離を離して設ける。これにより、3箇所で蓋体2ずれの検知を行うことが可能となる。
In order to avoid such a situation, in the present embodiment, the transmission unit, the reception unit, and the wireless
例えば、3箇所のうち、1箇所の通信エラー(給電エラー)であれば、その箇所のみ食材や汁物による汚れが原因の通信エラーであると判定し、2箇所以上の通信エラー(給電エラー)であれば、蓋体2が適切な位置にセットされていないと判定し、その旨をユーザに通知する。 For example, if there is a communication error (power supply error) in one of the three locations, it is determined that the communication error is caused by contamination due to ingredients or soup only at that location, and two or more communication errors (power supply errors) occur. If there is, it is determined that the lid 2 is not set at an appropriate position, and a notification to that effect is given to the user.
(効果)
上記構成の炊飯器1によれば、蓋体2を炊飯器本体3から取り外したとき、外蓋21のみが炊飯器本体3から取り外され、内蓋22は内釜4に蓋をした状態を維持している。従って、外蓋21を開放したときに、内蓋22表面の結露水を内釜4や内釜4周囲に垂らすおそれがない。
(effect)
According to the rice cooker 1 of the said structure, when the cover body 2 is removed from the rice cooker
しかも、上記構成の炊飯器1によれば、蓋体2と炊飯器本体3との間に給電用配線、信号送信用配線が不要となるため、配線の経年劣化による断線等の問題が生じない。また、蓋体2を炊飯器本体3から完全に取り外すことができるので、炊飯器1の清掃が容易にできる。しかも、従来のように、蓋体と炊飯器本体との間に必要な配線によるデザインの制約を受けないため、デザインを優先した炊飯器を実現することが可能となる。
And according to the rice cooker 1 of the said structure, since the wiring for electric power feeding and the wiring for signal transmission become unnecessary between the cover body 2 and the rice cooker
前記実施形態1では、蓋体2のワイヤレス給電部5aおよび非接触通信部6aと、炊飯器本体3のワイヤレス給電部5bおよび非接触通信部6bとを用いて、給電状態および通信状態によって、蓋体2が炊飯器本体3に対して適切な位置にセットされているか否かを判定している。しかしながら、蓋体2が炊飯器本体3に対して適切な位置にセットされているか否かを判定するために、別途検知部を設けて、それぞれの検知部からの検知結果を用いてもよい。以下の実施形態2では、検知部を複数設けることで、蓋体が炊飯器本体に対して適切な位置にセットされているか否かを判定する例について説明する。
In the first embodiment, using the wireless
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 2]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the above embodiment are given the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated.
(炊飯器101の概要)
図8の(a)は、本実施形態に係る炊飯器101の上面図、(b)は側面図を示す。
(Overview of rice cooker 101)
8A is a top view of the
炊飯器101は、蓋体102と炊飯器本体103とを備えている。なお、炊飯器101は、前記実施形態1の炊飯器1とほぼ同じ構成であり、蓋体102も蓋体2と同じ、炊飯器本体103も炊飯器本体3と同じ構成である。炊飯器101と炊飯器1とにおいて、異なるのは、蓋体102に2つの検知部104a、炊飯器本体103に2つの検知部104bが設けられている点である。つまり、図8に示す炊飯器101は、2対の検知部204a・検知部204bを備えていることになる。なお、本実施形態および以降の実施形態において、蓋体は、前記実施形態1と同様に、外蓋と内蓋が完全に分離できるようにしてもよいし、内蓋が外蓋に着脱自在に設けられていてもよい。また、外蓋の内面が内蓋を兼用するような蓋体であってもよい。
The
蓋体102が炊飯器本体103に対して所定の位置にセットされている状態で、蓋体102の各検知部104aと、炊飯器本体103の各検知部104bとは、それぞれが対向する位置に設けられている。本実施形態では、蓋体102側の検知部104aにLED(light emitting diode:発光ダイオード)等の発光素子を設け、炊飯器本体103の検知部104bに受光素子を設けて、光の受光状態により、蓋体102が炊飯器本体103に対して所定の位置にセットされているか否かを判定する。
In a state where the
検知部104aは、前記実施形態1の図6に示すCPU10に接続され、検知部104bは、前記実施形態1の図7に示すCPU40に接続されている。従って、蓋体102が炊飯器本体103に対して所定の位置にセットされているか否かの判定は、CPU10、CPU40の何れで行ってもよい。CPU10で判定を行えばそのまま判定結果を操作部23に表示し、CPU40で判定を行えば、判定結果を非接触通信部6bから非接触通信部6aを介して操作部23に送信して、当該操作部23に判定結果を表示する。なお、判定結果については、操作部23に表示するだけでなく、炊飯器1が備えるスピーカ(図示せず)を通して音声で通知するようにしてもよい。
The
2対の検知部104a・検知部104bを設置する場合、図8の(a)(b)に示すように、ズレ軸100上に一対の検知部104a・検知部104bを配置し、残り一対の検知部104a・検知部104bはズレ軸100上にこないように配置する。ズレ軸100は、炊飯器101の中心線や重心線を示している。通常、ズレ軸100上に配置された一対の検知部104a・検知部104bによってズレが検知されなければ、図8の(b)に示すように、ズレ軸100からずれた位置で蓋体102がずれていても、蓋体102が炊飯器本体103に対して所定の位置にセットされていると判定する。すなわち、蓋体102のズレはないと判定する。
When two pairs of
しかしながら、本実施形態では、図8の(a)(b)に示すように、ズレ軸100からずれた位置にも一対の検知部104a・検知部104bを配置することで、この部位でズレが検知されれば、ズレ軸100上に配置された一対の検知部104a・検知部104bによってズレが検知されていなくても、蓋体102が炊飯器本体103に対して所定の位置にセットされていないと判定することができる。すなわち、蓋体102がずれて炊飯器本体103にセットされていると判定する。
However, in this embodiment, as shown in FIGS. 8A and 8B, the pair of
なお、検知部の数は多いほど蓋体のズレを正確に検知することができる。下記では、検知部を3個、すなわち3対の検知部を用いた例について説明する。 Note that the larger the number of detection units, the more accurately the displacement of the lid can be detected. Hereinafter, an example using three detection units, that is, three pairs of detection units will be described.
(炊飯器201の概要)
図9の(a)は、本実施形態に係る炊飯器201の上面図、(b)は側面図を示す。
(Overview of rice cooker 201)
9A is a top view of the
炊飯器201は、蓋体202と炊飯器本体203とを備えている。なお、炊飯器201は、図8に示す炊飯器101とほぼ同じ構成であり、蓋体202も蓋体102と同じ、炊飯器本体203も炊飯器本体103と同じ構成である。炊飯器201と炊飯器101とにおいて、異なるのは、蓋体202に3つの検知部204a、炊飯器本体203に3つの検知部204bが設けられている点である。つまり、図9に示す炊飯器201は、3対の検知部204a・検知部204bを備えていることになる。
The
蓋体202が炊飯器本体203に対して所定の位置にセットされている状態で、蓋体202の各検知部204aと、炊飯器本体203の各検知部204bとは、それぞれが対向する位置に設けられている。ここでは、図8の炊飯器101と同様に、蓋体202側の検知部204aにLED等の発光素子を設け、炊飯器本体203の検知部204bに受光素子を設けて、光の受光状態により、蓋体202が炊飯器本体203に対して所定の位置にセットされているか否かを判定する。
In a state where the
2対の検知部204a・検知部204bは、図9に示すズレ軸200上にくるように配置され、残りの一対の検知部204a・検知部204bは、ズレ軸200上にこないように配置される。ズレ軸200は、炊飯器201の中心線や重心線を示している。通常、ズレ軸200上に配置された2対の検知部204a・検知部204bによってズレが検知されなければ、図9の(b)に示すように、ズレ軸200からずれた位置で蓋体202がずれていても、蓋体202が炊飯器本体203に対して所定の位置にセットされていると判定する。すなわち、蓋体202のズレはないと判定する。
The two pairs of
しかしながら、本実施形態では、図9の(a)(b)に示すように、ズレ軸100からずれた位置にも一対の検知部204a・検知部204bを配置することで、この部位でズレが検知されれば、ズレ軸200上に配置された2対の検知部204a・検知部204bによってズレが検知されていなくても、蓋体202が炊飯器本体203に対して所定の位置にセットされていないと判定することができる。すなわち、蓋体202がズレて炊飯器本体203にセットされていると判定する。
However, in this embodiment, as shown in FIGS. 9A and 9B, the pair of
(効果)
上記構成の炊飯器101、201によれば、蓋体102、202のずれを精度よく検知することが可能となる。これにより、蓋体がずれた状態で炊飯器を動作させた場合において生じるような炊き上がり不良を無くすことができる。特に、蓋体102を炊飯器本体103に固定するロック機能を有していない場合、上記構成は有効である。
(effect)
According to the
下記の実施形態3では、蓋体を炊飯器本体に固定するロック機能の例について説明する。
In
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 3]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the above embodiment are given the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated.
(炊飯器301の概要)
図10は、本実施形態に係る炊飯器301の概略斜視図である。
(Overview of rice cooker 301)
FIG. 10 is a schematic perspective view of a
炊飯器301は、蓋体302と炊飯器本体303とを備えている。なお、炊飯器301は、前記実施形態1の炊飯器1とほぼ同じ構成であり、蓋体302も蓋体2と同じ、炊飯器本体303も炊飯器本体3と同じ構成である。炊飯器301と炊飯器1とにおいて、異なるのは、蓋体302を炊飯器本体303に固定するための2つの固定部310を備えている点である。2つの固定部310は、炊飯器301において対向する位置に設けられている。なお、固定部310の個数は、2個に限定されるものではなく、3個以上であってもよい。また、蓋体302を炊飯器本体303に固定するという目的だけであれば、固定部310は1個であってもよい。
The
(固定部310の説明)
図11は、固定部310の構造および動作を説明するための図である。
(Description of the fixing part 310)
FIG. 11 is a diagram for explaining the structure and operation of the fixing
固定部310は、図11に示すように、ラッチである。すなわち、固定部310は、係止バー311、バネ312、回転軸313で構成されている。
The fixing
バネ312は、炊飯器本体303の側面に形成された凹部303aに、水平方向に付勢力が働くように設置されている。
The
回転軸313は、上記凹部303aのバネ312の設置部よりも上に設けられている。この回転軸313は、係止バー311を炊飯器本体303の側面に向かって回動自在に軸止するようになっている。
The
係止バー311は、先端部311aは蓋体302の側面に形成された凹部302aに係止できるように突起形状となっている。また、係止バー311の後端部311bは、バネ312に当接するようになっている。このバネ312の付勢力により、係止バー311は、回転軸313を中心に先端部311aが蓋体302の側面に向かように回動する。このとき、図11の(a)に示すように、係止バー311の先端部311aが蓋体302の側面に形成された凹部302aによって係止されることで、固定部310をロック状態にする。
The locking
図11の(a)に示す固定部310のロック状態を解除する場合、図11の(b)に示すように、係止バー311の後端部311bを矢印方向(炊飯器本体303方向)にバネ312の付勢力に抗するように押さえることで、回転軸313を中心にして係止バー311が回転し、先端部311aが蓋体302の凹部302aから離脱する。これにより、固定部310のロック状態が解除される。
When releasing the locked state of the fixing
なお、本実施形態では、固定部310としてラッチを例に説明したが、これに限定されるものではなく、炊飯器本体303上に突起部を設け、蓋体302の炊飯器本体303に対向する位置に上記突起部が嵌合する嵌合孔を設けてもよい。この場合の突起部の形状については特に限定されるものはなく、また、嵌合孔は、突起部の形状に合わせた形状であればよい。
In addition, in this embodiment, although the latch was demonstrated to the example as the fixing |
このように、固定部310として突起部とした場合には、ラッチのような複雑な構造の場合に比べて、清掃がしやすくなるという効果を奏する。
As described above, when the
ただし、炊飯器301を圧力式とした場合には、炊飯器本体303から蓋体302が外れないようにする必要があるため、固定部310として図11に示すようなラッチであることが好ましい。
However, when the
(効果)
上記構成によれば、蓋体302を炊飯器本体303に着脱可能に固定する固定部310を設けたことで、炊飯中に蓋体302が外力により炊飯器本体303から外れるおそれがない。
(effect)
According to the said structure, there is no possibility that the
また、蓋体302を炊飯器本体303に確実に固定するために、上述したように、固定部310は2個以上設けることが好ましい。
Moreover, in order to fix the
ここまでの実施形態では、炊飯器における非接触通を実現する非接触通信部6a、非接触通信部6bの経年劣化により通信状態が悪化するおそれがある。特に、非接触通信に発光素子としてLEDを用いたとき、LEDの経年劣化による発光光量低下によって通信状態が悪化するおそれがある。また、LEDは高温状態においても発光光量が低下する。
In embodiment so far, there exists a possibility that a communication state may deteriorate by the aged deterioration of the
以下の実施形態4では、発光素子としてLEDの経年劣化による発光光量低下、高温による発光光量の低下を考慮した非接触通信を行う例について説明する。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 4]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the above embodiment are given the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated.
(炊飯器401の概要)
図12は、本実施形態に係る炊飯器401の概略図である。
(Outline of rice cooker 401)
FIG. 12 is a schematic view of a
炊飯器401は、蓋体402と炊飯器本体403とを備えている。なお、炊飯器401は、前記実施形態1の炊飯器1とほぼ同じ構成であり、蓋体402も蓋体2と同じ、炊飯器本体403も炊飯器本体3と同じ構成である。炊飯器401と炊飯器1とにおいて、異なるのは、蓋体402に温度センサ405a、LED制御部406aを備え、炊飯器本体403に温度センサ405b、LED制御部406bを備えている点である。
The
また、本実施形態では、非接触通信部6a、6bはLED通信、すなわち、何れも送信側にLED発光部と受信側に受光部を備えている。
Moreover, in this embodiment, the
送信側のLEDは経年劣化により発光光量が減少する。また高温でもLEDの発光光量は減少する。炊飯器のような調理器具では機内の温度が使用中高温になり光量の減少により通信特性が悪化する。そこで、本実施形態では、以下の対策により、LEDの経年劣化による発光光量低下や高温による発光光量低下を考慮して、通信特性が悪化するのを防いでいる。 The amount of light emitted from the LED on the transmission side decreases due to deterioration over time. Even at high temperatures, the amount of light emitted by the LED decreases. In cooking utensils such as rice cookers, the temperature inside the machine becomes high during use, and the communication characteristics deteriorate due to a decrease in the amount of light. Therefore, in the present embodiment, the following countermeasures prevent communication characteristics from deteriorating in consideration of a decrease in the amount of emitted light due to aging degradation of the LED and a decrease in the amount of emitted light due to high temperature.
(LEDの経年劣化対策(1))
LED制御部406aによって、非接触通信部6aにおける送信側のLEDの経年劣化による発光光量の減少に応じて、当該LEDの発光光量を上げる。同様に、LED制御部406bによって、非接触通信部6bにおける送信側のLEDの経年劣化による発光光量の減少に応じて、当該LEDの発光光量を上げる。
(Measures for LED aging (1))
The
具体的には、LEDの使用時間と発光光量との関係を示すテーブルを用意し、このテーブルから現在のLEDの使用時間から発光光量を推定し、この推定した発光光量が、LEDによる通信が適切に行える発光光量(閾値)より少なければ、LEDの発光光量を上げるように、当該LEDに印加する電圧を増やすように制御する。 Specifically, a table showing the relationship between the LED usage time and the amount of emitted light is prepared, the amount of emitted light is estimated from the current LED usage time from this table, and the estimated amount of emitted light is appropriate for communication by the LED. If the amount of light emitted is less than the threshold value (threshold), control is performed to increase the voltage applied to the LED so as to increase the amount of light emitted by the LED.
(LEDの経年劣化対策(2))
LED制御部406aは、通信状態判定部11によって非接触通信部6aによる非接触通信が適切に行われたか否かを判定するためのLEDの発光光量の閾値を、当該LEDの経年劣化による発光光量の減少に応じて変更する。同様に、LED制御部406bは、通信状態判定部41によって非接触通信部6bによる非接触通信が適切に行われたか否かを判定するためのLEDの発光光量の閾値を、当該LEDの経年劣化による発光光量の減少に応じて変更する。つまり、LED制御部406a、406bは、LEDの発光光量の閾値を変更する閾値変更部としても機能している。
(Measures against LED aging (2))
The
(温度特性(高温による光量減少)補償対策(1))
はじめに、温度とLEDの光量制御のテーブルを用意する。このテーブルには、高温になれば、LEDの発光光量が減るので、LEDの発光光量を一定に保つには、温度毎にLEDの発光光量をどの程度あげるかが示されている。
(Temperature characteristics (light quantity decrease due to high temperature) compensation measures (1))
First, a temperature and LED light quantity control table is prepared. This table shows how much the light emission amount of the LED is increased for each temperature in order to keep the light emission amount of the LED constant because the light emission amount of the LED decreases at a high temperature.
従って、LED制御部406aは、蓋体402の温度センサ405aによって測定された温度から温度とLEDの光量制御のテーブルを参照して、当該測定温度に応じてLEDの発光光量を制御する。同様に、LED制御部406bは、炊飯器本体403の温度センサ405bによって測定された温度から温度とLEDの光量制御のテーブルを参照して、当該測定温度に応じてLEDの発光光量を制御する。
Therefore, the
(温度特性(高温による光量減少)補償対策(2))
LED制御部406aは、通信状態判定部11によって非接触通信部6aによる非接触通信が適切に行われたか否かを判定するためのLEDの発光光量の閾値を、当該LEDの高温による発光光量の減少に応じて変更する。同様に、LED制御部406bは、通信状態判定部41によって非接触通信部6bによる非接触通信が適切に行われたか否かを判定するためのLEDの発光光量の閾値を、当該LEDの高温による発光光量の減少に応じて変更する。つまり、LED制御部406a、406bは、LEDの発光光量の閾値を変更する閾値変更部としても機能している。
(Temperature characteristics (light quantity decrease due to high temperature) compensation measures (2))
The
(効果)
上記構成の炊飯器401によれば、LEDの経年劣化や温度上昇による発光光量の減少による影響を少なくすることができる。これにより、炊飯器401は、LEDの経年劣化や温度上昇による発光光量が減少しても、常に、非接触通信を適切に行うことができる。
(effect)
According to the
なお、上記の例では、発光素子としてLEDの場合について説明したが、これに限定されるものではない。 In addition, in said example, although the case where it was LED as a light emitting element was demonstrated, it is not limited to this.
なお、前記実施形態1〜4において、本発明の調理器の一例として炊飯器について説明したが、これに限定されるものではなく、他の加熱調理器であってもよく、また、加熱しない調理器、例えば保温器であってもよい。 In addition, in the said Embodiment 1-4, although the rice cooker was demonstrated as an example of the cooker of this invention, it is not limited to this, Other heating cookers may be sufficient and cooking which does not heat It may be a vessel, for example a warmer.
炊飯器1の制御ブロック(特に蓋ずれ検知回路)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。 The control block (especially lid displacement detection circuit) of the rice cooker 1 may be realized by a logic circuit (hardware) formed in an integrated circuit (IC chip) or the like, or software using a CPU (Central Processing Unit). It may be realized by.
後者の場合、炊飯器1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。 In the latter case, the rice cooker 1 includes a CPU that executes instructions of a program that is software that realizes each function, a ROM (Read Only Memory) in which the program and various data are recorded so as to be readable by a computer (or CPU), or A storage device (these are referred to as “recording media”), a RAM (Random Access Memory) that expands the program, and the like are provided. And the objective of this invention is achieved when a computer (or CPU) reads the said program from the said recording medium and runs it. As the recording medium, a “non-temporary tangible medium” such as a tape, a disk, a card, a semiconductor memory, a programmable logic circuit, or the like can be used. The program may be supplied to the computer via an arbitrary transmission medium (such as a communication network or a broadcast wave) that can transmit the program. The present invention can also be realized in the form of a data signal embedded in a carrier wave in which the program is embodied by electronic transmission.
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る調理器は、調理器本体(炊飯器本体3)と、操作パネル(操作部23)を備え、上記調理器本体(炊飯器本体3)に蓋をすると共に、当該調理器本体(炊飯器本体3)から着脱自在な蓋体2と、を含み、さらに、上記調理器本体(炊飯器本体3)と上記操作パネル(操作部23)との間で、非接触通信によって調理に必要な情報の送受信を行う非接触通信部(非接触通信部6a、非接触通信部6b)が設けられていることを特徴とする。
[Summary]
The cooker according to the first aspect of the present invention includes a cooker body (rice cooker body 3) and an operation panel (operation unit 23), covers the cooker body (rice cooker body 3), and cooks the cooker. A lid 2 that is detachable from the cooker body (rice cooker body 3), and further, by non-contact communication between the cooker body (rice cooker body 3) and the operation panel (operation unit 23). A non-contact communication unit (
上記の構成によれば、調理器本体と操作パネルとの間で、非接触通信によって調理に必要な情報の送受信を行うことができるので、操作パネルを備えた蓋体と調理器本体には調理に必要な情報の送受信用の配線が不要となる。これにより、蓋体と調理器本体とを繋ぐ情報通信用の配線によって炊飯器のデザインに制約を受けることがないため、デザインを優先した調理器を実現することが可能となる。 According to the above configuration, since the information necessary for cooking can be transmitted and received between the cooker body and the operation panel by non-contact communication, the lid provided with the operation panel and the cooker body are cooked. Wiring for transmitting and receiving information necessary for the transmission becomes unnecessary. Thereby, since the design of a rice cooker is not restrict | limited by the wiring for information communication which connects a cover body and a cooker main body, it becomes possible to implement | achieve the cooker which gave priority to a design.
本発明の態様2に係る調理器は、上記態様1において、上記調理器本体(炊飯器本体3)から上記操作パネル(操作部23)に、ワイヤレス給電によって必要な電力を供給するワイヤレス給電部(ワイヤレス給電部5a、ワイヤレス給電部5b)がさらに設けられていてもよい。
The cooker which concerns on aspect 2 of this invention is the wireless electric power feeder which supplies electric power required by wireless electric power feeding to the said operation panel (operation part 23) from the said cooker main body (rice cooker main body 3) in the said aspect 1. A wireless
上記の構成によれば、調理器本体から操作パネルへワイヤレス給電によって必要な電力が供給されるので、操作パネルを備えた蓋体と調理器本体には情報の送受信用の配線が不要となる。これにより、蓋体と調理器本体とを繋ぐ情報通信用の配線に加えて、情報の送受信用の配線も不要となるので、さらに、炊飯器のデザインに制約を受けることがないため、デザインをさらに優先した調理器を実現することが可能となる。 According to the above configuration, since necessary power is supplied from the cooking device body to the operation panel by wireless power feeding, wiring for transmitting and receiving information is not required for the lid body and the cooking device body provided with the operation panel. This eliminates the need for information transmission / reception wiring in addition to the information communication wiring connecting the lid and the cooker body, and is not restricted by the rice cooker design. Furthermore, it becomes possible to realize a cooking device with priority.
しかも、操作パネルに必要な電力の供給や情報の送受信をワイヤレスで行うことができるので、蓋体を調理器本体から完全に分離することが可能となる。これによっても、デザインを優先した調理器を実現することが可能となる。 In addition, since the power necessary for the operation panel and the transmission / reception of information can be performed wirelessly, the lid can be completely separated from the cooker body. This also makes it possible to realize a cooker that gives priority to design.
本発明の態様3に係る調理器は、上記態様1または2において、上記調理器本体(炊飯器本体3)には、上記蓋体2が所定の位置に載置されたことを検知する検知部104bが少なくとも2箇所形成されていてもよい。
The cooker which concerns on
上記構成によれば、蓋体が所定の位置に載置されたことを検知する検知部が少なくとも2箇所形成されていることで、検知部が1箇所設けられた場合よりも誤検知を少なくできる。つまり、2箇所の検知部からの検知結果が同じであれば、その検知結果を信頼することができる。さらに検知部の数を増やせばその分検知精度を上げることができる。 According to the above configuration, at least two detection units that detect that the lid is placed at a predetermined position are formed, so that erroneous detection can be reduced as compared with the case where one detection unit is provided. . That is, if the detection results from the two detection units are the same, the detection results can be trusted. Furthermore, if the number of detection units is increased, the detection accuracy can be increased accordingly.
本発明の態様4に係る調理器は、上記態様2において、上記非接触通信による通信状態を判定する通信状態判定部(11、41)と、上記ワイヤレス給電による給電状態を判定する給電状態判定部(電力測定部12)と、上記通信状態判定部(11,14)による判定結果と、上記給電状態判定部(電力測定部12)による判定結果とに基づいて、上記蓋体2が上記調理器本体(炊飯器本体3)の所定の位置にセットされているか否かを判定する判定部(CPU10、CPU40)とを備えていてもよい。
In the cooker according to
上記構成によれば、蓋体が調理器本体の所定の位置にセットされているか否かを判定するために、通信状態判定部と、給電状態判定部とを用いていることで、別途検知部を設ける必要がない。非接触通信の通信状態を判定する部位と、ワイヤレス給電の給電状態を判定する部位とを離しておけば、両方の部位における判定結果を用いて蓋体が調理器本体の所定の位置にセットされているか否かをより正確に判定することができる。例えば各部位における判定結果が異なる場合には、蓋体が調理器本体の所定の位置にセットされていない可能性が高いと判定できる。また、各部位における判定結果が同じであれば、蓋体が調理器本体の所定の位置にセットされている可能性が高いと判定できる。 According to the said structure, in order to determine whether the cover body is set to the predetermined position of a cooking appliance main body, it is a detection part separately by using the communication state determination part and the electric power feeding state determination part. There is no need to provide. If the part for determining the communication state of non-contact communication and the part for determining the power supply state of wireless power feeding are separated, the lid is set at a predetermined position of the cooker body using the determination result in both parts. It can be determined more accurately whether or not. For example, when the determination result in each part is different, it can be determined that there is a high possibility that the lid is not set at a predetermined position of the cooker body. Moreover, if the determination result in each part is the same, it can be determined that there is a high possibility that the lid is set at a predetermined position of the cooker body.
本発明の態様5に係る調理器は、上記態様1〜4の何れか1態様において、上記非接触通信を、LEDの発光および受光によって行う場合、上記LEDの発光光量の減少に応じて、上記LEDの発光光量を上げるLED制御部(406a、406b)を備えていてもよい。 In any one of the above aspects 1 to 4, the cooker according to aspect 5 of the present invention performs the non-contact communication by light emission and light reception of the LED. You may provide the LED control part (406a, 406b) which raises the emitted light amount of LED.
本発明の態様6に係る調理器は、上記態様1〜4の何れか1態様において、上記非接触通信を、LEDの発光および受光によって行う場合、上記非接触通信が適切に行われたか否かを判定するためのLEDの発光光量の閾値を、当該LEDの発光光量の減少に応じて変更する閾値変更部(LED制御部406a、406b)を備えていてもよい。
Whether the non-contact communication is appropriately performed when the cooker according to the sixth aspect of the present invention performs the non-contact communication by light emission and light reception of the LED in any one of the first to fourth aspects. There may be provided a threshold value changing unit (
上記の構成によれば、LEDの経年劣化や温度上昇による発光光量の減少による影響を少なくすることができる。これにより、調理器において、LEDの経年劣化や温度上昇による発光光量が減少しても、常に、非接触通信を適切に行うことができる。 According to said structure, the influence by the reduction | decrease in the emitted light amount by aged deterioration of LED and a temperature rise can be decreased. Thereby, in a cooking appliance, even if the emitted light quantity by LED aged deterioration and a temperature rise reduces, a non-contact communication can always be performed appropriately.
本発明の態様7に係る調理器は、上記態様1〜6の何れか1態様において、蓋体302を上記調理器本体(炊飯器本体303)に着脱可能に固定する固定部310をさらに備えていてもよい。
The cooker which concerns on
上記構成によれば、蓋体を調理器本体に着脱可能に固定する固定部をさらに備えていることで、調理中に蓋体が外力により調理器本体が外れるおそれがない。例えば、固定部による固定強度を調理器本体に圧力をかけたときに、当該調理器本体から蓋体が外れないようなから外れない強度にすれば、調理器を圧力鍋として使用することが可能となる。 According to the said structure, by further providing the fixing | fixed part which fixes a cover body to a cooker main body so that attachment or detachment is possible, there is no possibility that a cooker main body may remove | deviate by a external force during a cooking. For example, if pressure is applied to the main body of the cooker with a fixed strength by the fixing part, the cooker can be used as a pressure cooker if the lid does not come off from the main body of the cooker. It becomes.
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention. Furthermore, a new technical feature can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
1 炊飯器(調理器)
2 蓋体
3 炊飯器本体(調理器本体)
4 内釜
5a、5b ワイヤレス給電部
6a、6b 非接触通信部
10 CPU
11 通信状態判定部
12 電力測定部
13 調理制御部
21 外蓋
21a 開口部
21c 蒸気口
22 内蓋
22a つまみ部
22c 蒸気口
23 操作部(操作パネル)
40 CPU
41 通信状態判定部
42 電源
46 強制停止部
47 停止スイッチ
100 ズレ軸
101 炊飯器(調理器)
102 蓋体
103 炊飯器本体(調理器本体)
104a、104b 検知部
200 ズレ軸
201 炊飯器(調理器)
202 蓋体
203 炊飯器本体(調理器本体)
204a、204b 検知部
301 炊飯器(調理器)
302 蓋体
302a 凹部
303 炊飯器本体(調理器本体)
303a 凹部
310 固定部
311 係止バー
311a 先端部
311b 後端部
312 バネ
313 回転軸
401 炊飯器(調理器)
402 蓋体
403 炊飯器本体(調理器本体)
405a、405b 温度センサ
406a、406b LED制御部(発光素子制御部)
1 Rice cooker (cooker)
2
4
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Communication
40 CPU
41 Communication
102
104a, 104b
202
204a,
302
303a
402
405a,
Claims (7)
操作パネルを備え、上記調理器本体に蓋をすると共に、当該調理器本体から着脱自在な蓋体と、を含み、
さらに、上記調理器本体と上記操作パネルとの間で、非接触通信によって調理に必要な情報の送受信を行う非接触通信部が設けられていることを特徴とする調理器。 The cooker body,
Including an operation panel, covering the cooker body, and including a lid detachable from the cooker body,
Furthermore, the cooker characterized by providing the non-contact communication part which transmits / receives the information required for cooking by non-contact communication between the said cooker main body and the said operation panel.
上記ワイヤレス給電による給電状態を判定する給電状態判定部と、
上記通信状態判定部による判定結果と、上記給電状態判定部による判定結果とに基づいて、上記蓋体が上記調理器本体の所定の位置にセットされているか否かを判定する判定部とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の調理器。 A communication state determination unit for determining a communication state by the non-contact communication;
A power supply state determination unit for determining a power supply state by the wireless power supply;
A determination unit that determines whether or not the lid is set at a predetermined position of the cooker body based on a determination result by the communication state determination unit and a determination result by the power supply state determination unit; The cooking device according to claim 2, wherein the cooking device is provided.
上記発光素子の発光光量の減少に応じて、当該発光素子の発光光量を上げる発光素子制御部を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の調理器。 The non-contact communication is performed by light emission and light reception of the light emitting element,
The cooker according to any one of claims 1 to 4, further comprising: a light emitting element control unit that increases the amount of emitted light of the light emitting element in accordance with a decrease in the amount of emitted light of the light emitting element.
上記非接触通信が適切に行われたか否かを判定するための発光素子の発光光量の閾値を、当該発光素子の発光光量の減少に応じて変更する閾値変更部を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の調理器。 The non-contact communication is performed by light emission and light reception of the light emitting element,
A threshold value changing unit is provided that changes a threshold value of a light emission amount of a light emitting element for determining whether or not the non-contact communication is properly performed according to a decrease in the light emission amount of the light emitting element. The cooking device according to any one of claims 1 to 4.
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