JP2019154267A - ソフトボディルアー - Google Patents
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Description
この種のルアーのうち、小魚の魚体を模し、ラインLが接続されるヘッド2′を硬質素材により形成し、ボディ3′を柔軟素材によって形成したルアー1′は、図9(a)、(b)に示すように、ボディ3′の前面に、ヘッド2′に具えられた接続片5′を付き刺すようにしてこれらを一体化するものである。
ところで前記柔軟素材によって形成されたボディ3′は、通常、対象魚の嗜好に応じて大きさ、色、形状、柔軟性等を異ならせた複数のものが用意され、アングラーは状況に応じてこれらを適宜選択して釣果の向上を目指す。
しかしながらヘッド2′に一旦装着されたボディ3′は、抜け止め防止のためのかえし部54′に抗ってむりやり引き離される状態となり、これにより接続片5′が刺さっていた部分の周辺が損傷してしまうため、ボディ3′の再使用は不可能となってしまい、使い捨てとされているのが実情である。
また前記接続片5′が付き刺されるボディ3′は、シリコンーンゴム等が無垢の状態であり、アングラーは任意の位置に接続片5′を刺すことになるものであり、その際の差し方にはある一定の熟練を要するものである。このため接続片5′がボディ3′に真っ直ぐに刺し込まれなかったときには、リトリーブの際にルアー1′が曲がって泳いだり、回転してしまったりと、ルアー1′の性能が充分に発揮できすることができない。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
またボディには接続片受入孔が形成されるため、本発明のソフトボディルアーを初めて扱うアングラーであっても、ヘッド後方に延長形成される接続片をこの接続片受入孔に挿入することにより、熟練度に関係なく、ヘッドとボディとを真っ直ぐに接続することができる。
そして前記接続構造は、ヘッド2の後方に延長形成される接続片5と、ボディ3における接続片受入孔35とを具えて構成されるものであり、前記接続片5は、ヘッド2に対し回動可能な状態でピン53により接続されている。
そしてルアー1は、ロッドに装着されたリールに巻かれたラインLを、適宜スイベルSを介在させてラインアイ6に接続した状態で、ルアーフィッシングに供されるものである。
以下、ルアー1を構成する各部材について詳しく説明する。
例えば対象魚がヒラメである場合には、いわし等がベイトフィッシュとなるため、これらの魚を模したカラーリングが施される。もちろんこの他にも、レインボーカラーとしたり、ラメ装飾を施すこと等によっても、対象魚の視覚を刺激してバイトを誘うことができる。
そしてヘッド2の後方下部付近には、前記ピン53を受け入れるためのピン受入穴23が形成されるとともに、その周辺は、ヘッド要素片2A、2Bを張り合わせて一体化した際に外部から露見する接続片可動空間25として形成される。
なおヘッド2内に適宜錘を位置させるようにしてもよい。
また胴体部31における尾鰭部32の一定範囲は、一例として表層部を櫛刃状に切除することにより意図的に硬度が低下させられ屈曲促進部33として形成するようにした。
なお接続片受入孔35は図3(b)の正面図に示すように、ボディ3の中央に形成されるとともに、図3(a)の側面図に示すように、ボディ3の長手方向に真っ直ぐに延びるように形成される。
なおこの実施例では、接続片要素51の基端孔51a側に爪状の係止部55を設けるようにした。もちろんこの係止部55を接続片要素52に具えるようにしてもよい。
このように構成された接続片5は、まず図4(a)、(d)に示すようにピン53の軸方向に対して直交する面内において回動自在とされるものであり、その可動範囲は接続片可動空間25の上下の内壁によって規制される。
一方、図4(b)、(c)、(e)、(f)に示すように、接続片5は ピン53の軸方向と同一の面内において回動自在とされるものであり、その可動範囲は接続片可動空間25の左右の内壁によって規制される。
なお図4(a)に示すように側面視において、接続片要素51と接続片要素52がほぼ直線状となった状態を開放姿勢と呼ぶ。
一方、図4(d)に示すように側面視において、接続片要素52が接続片要素51の上方に位置し、係止部55の上部に接触している状態を係止姿勢と呼ぶ。そしてこの係止姿勢にあっては、拡開状態となった接続片要素51及び接続片要素52がかえし部54として機能することとなる。
まず接続片5を図4(a)に示した開放姿勢とし、始めにボディ3における挿入開始部35aに接続片要素51を挿入し、更に接続片要素52を挿入する(図5(a)、(b)参照)。
そしてボディ3中の接続片要素51、52の位置を、外側から適宜指で整えながらボディ3をヘッド2側に押し付けると、やがて突出口35bから接続片要素51が突出し、突出口35cから接続片要素52が突出することなる(図5(c)参照)。
次いでボディ3から突出した接続片要素51及び接続片要素52を、それぞれ指でつまんで外側に広げるようにすると、接続片要素52は接続片要素51に形成された係止部55の上方に位置することとなり、これにより係止姿勢が維持されることとなる(図5(c)、(d)各拡大図参照)。
なおボディ3における接続片受入孔35中に位置する接続片要素51及び接続片要素52の左右には、ボディ3を構成するシリコーンゴム等が密接しており、接続片要素51と接続片要素52とを密接させるような圧がかかるため、接続片要素52が係止部55の上方に位置した状態すなわち係止姿勢が維持されるものである。
次いで例えば図6に示すように、右手の人差し指の側部に接続片要素52を載せ、親指を接続片要素51に載せた状態で、左手でつまんだヘッド2とボディ3を、ボディ3側が手前にくるように捻ることにより、図5(d)に示す係止部55が機能した係止姿勢が解除され、図5(c)に示す状態となる。
次いで接続片要素51、52を接続片受入孔35から引き抜くようにしてヘッド2とボディ3とを引き離すものであり、適宜対象魚の嗜好に応じて大きさ、色、形状、柔軟性等を異ならせたボディ3をヘッド2と組み付けることにより、ボディ3の交換作業が完了する。
具体的には、本発明のルアー1においては、接続片5が、ピン53の軸方向と同一の面内において回動自在とされるものであり、その可動範囲は接続片可動空間25の左右の内壁によって規制されるため、ルアーがリトリーブされている状態を示す図7に拡大して示すように回動することとなる。このためシャッドテールワーム特有の、尾鰭部32が水流を受けることにより左右に規則的に振れ、その反動で胴体部31がロールして、魚が尾びれを振って泳いでいる姿と同じアクションを、よりリアルに再現することができるものである。
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術的思想の範囲で以下に示すような改変形態を採ることもできる。
まず、上述した基本となる実施例では、接続片要素51、52を一つのピン53を用いてヘッド2に対しピン接続したが、図8(a)に示すようにそれぞれ個別にピン53を用いて回動自在とする形態を採ることもできる。
なおこの場合、ボディ3にフックアイ7を設置することができなくなるため、一例として軸の長いシングルフック91を、ヘッド2の後頭部に具えられたフックアイ7に装着し、このシングルフック91の軸に具えられたニードル92を、ボディ3の背に突き刺すような形態が採り得る。
2 ヘッド
2A ヘッド要素片
2B ヘッド要素片
21 突起
22 溝
23 ピン受入穴
25 接続片可動空間
3 ボディ
31 胴体部
32 尾鰭部
33 屈曲促進部
35 接続片受入孔
35a 挿入開始部
35b 突出口
35c 突出口
5 接続片
51 接続片要素
51a 基端孔
51b フックアイ
52 接続片要素
52a 基端孔
52b フックアイ
53 ピン
54 かえし部
55 係止部
6 ラインアイ
7 フックアイ
8 スプリットリング
9 フック
91 シングルフック
92 ニードル
L ライン
S スイベル
Claims (5)
- 使用時に生ずる各種負荷の耐荷重を具えたヘッドと、
このヘッドの後方に接続構造を介して接続される柔軟なボディとを具えたルアーであって、
この接続構造は、ヘッド後方に延長形成される接続片と、
ボディにおける接続片受入孔とを具えて構成されるものであり、
前記接続片は、ヘッドに対し回動可能な状態でピン接続されていることを特徴とするソフトボディルアー。
- 前記接続片は、ヘッドに対しピン接続される一対の接続片要素により構成され、
各接続片要素が拡開した状態で係止姿勢を採るものであり、
少なくとも一方の接続片要素には係止姿勢維持用の係止部が設けられ、
前記ボディにおける前記接続片受入孔は接続片要素を受け入れ、これを拡開状態に案内する形状を具えていることを特徴とする請求項1記載のソフトボディルアー。
- 前記ボディにおける接続片受入孔は、その挿入開始部から奥に向かって広がり状に分岐する分岐路を有し、且つこの分岐路はボディの外部に開放され、
前記接続片要素のいずれか一方又は双方の自由端側にはフックアイが形成され、
このフックアイがボディ外側に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のソフトボディルアー。
- 前記拡開状態にある一対の接続片要素は、かえし部として機能することを特徴とする請求項2または3記載のソフトボディルアー。
- 前記接続片は、ピンの軸方向と同一面内において回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のソフトボディルアー。
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JP3132520U (ja) * | 2007-03-07 | 2007-06-14 | 朋弘 室田 | ルアー |
JP2008167754A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Sun Sam Kim | 釣り具 |
JP2008253240A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Hiroshi Ito | ルアー |
JP3194952U (ja) * | 2014-10-08 | 2014-12-18 | 株式会社 デュオ | ソフトルアー部材の係止構造並びに、これを用いた組立式釣り用ルアー |
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