JP2019154155A - 回転電機のステータ - Google Patents

回転電機のステータ Download PDF

Info

Publication number
JP2019154155A
JP2019154155A JP2018037855A JP2018037855A JP2019154155A JP 2019154155 A JP2019154155 A JP 2019154155A JP 2018037855 A JP2018037855 A JP 2018037855A JP 2018037855 A JP2018037855 A JP 2018037855A JP 2019154155 A JP2019154155 A JP 2019154155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
coil
coil segment
refrigerant pipe
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018037855A
Other languages
English (en)
Inventor
佑仁亜 奈須野
Yunia Nasuno
佑仁亜 奈須野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018037855A priority Critical patent/JP2019154155A/ja
Priority to CN201910135327.2A priority patent/CN110224519B/zh
Publication of JP2019154155A publication Critical patent/JP2019154155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/24Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors with channels or ducts for cooling medium between the conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】スロットの内部を効率良く冷却することができる回転電機のステータを提供する。【解決手段】回転電機のステータ10は、複数のスロット12が形成されたステータコア11と、スロット12に挿入される複数のコイルセグメントを含むコイル15と、を備える。各スロット12には、少なくとも一組の第一コイルセグメント20と第二コイルセグメント30とが径方向に重なるように配置される。第一コイルセグメント20と第二コイルセグメント30との重合面21a、31aには、冷媒が通る冷媒パイプ41が配置され、該冷媒パイプ41は、絶縁性を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車等に搭載可能な回転電機のステータに関する。
回転電機のステータは、ステータコアと、ステータコアに取り付けられるコイルと、を備える。近年では、コイルとして、複数のコイルセグメントが接合されることでコイルループが形成された、いわゆるセグメントコンダクタ型の回転電機が知られている(特許文献1参照)。
この種の回転電機を高出力化するためには、熱の発生源となるコイルを冷却する必要がある。従来、回転電機の冷却方式として、ステータコアの外側又はコイルエンドに水や油等の冷媒を供給して冷却を行う方式が多く用いられる。
特開2006−211779号公報
しかしながら、ステータコアの外側又はコイルエンドに冷媒を供給して冷却を行う方式では、スロットの内部の冷却効率が良くない。
本発明は、スロットの内部を効率良く冷却することができる回転電機のステータを提供する。
本発明は、
複数のスロットが形成されたステータコアと、
前記複数のスロットの各々に挿入される複数のコイルセグメントを含むコイルと、を備える回転電機のステータであって、
各スロットには、少なくとも一組の第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとが径方向に重なるように配置され、
前記第一コイルセグメントと前記第二コイルセグメントとの重合面には、冷媒が通る冷媒パイプが配置され、
該冷媒パイプは、絶縁性を有する。
本発明によれば、第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとの重合面には冷媒パイプが配置されるので、スロットの内部に位置するコイルセグメントを直接冷却することができる。また、冷媒パイプは絶縁性を有するので、第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとを冷媒パイプにより絶縁することができる。
本発明の一実施形態の回転電機のステータの斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図1に示すステータにおける第一コイルセグメントの斜視図である。 図1に示すステータにおける第二コイルセグメントの斜視図である。 図1に示すステータの一部分をステータコアの径方向外側から見た展開図である。 図2の一部分を模式的に示す模式図である。 冷媒パイプの組立を説明する説明図である。 冷媒パイプに円環パイプが取り付けられた説明図である。 冷媒パイプに円環パイプが取り付けられた状態を図8の矢印C方向から見た矢視図である。
以下、本発明の回転電機のステータの一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図中、符号RDはステータの径方向を示し、符号ADはステータの軸方向を示し、符号CDはステータの周方向を示す。
<ステータ>
図1〜図3に示すように、回転電機のステータ10は、ステータコア11と、コイル15と、コイル15を冷却する後述する冷却機構40と、を備える。
<ステータコア>
ステータコア11は、図1に示すように、例えば複数の円環状の電磁鋼板が積層されて構成された円環状の部材である。ステータコア11は、その内周面においてステータコア11の周方向CDに沿って等間隔に配列された複数のスロット12を有する。スロット12は、ステータコア11の軸方向ADの一方の端面13aから、ステータコア11の軸方向ADの他方の端面13bまで延びる溝によって構成されている。
<コイル>
コイル15は、ステータコア11に形成された複数のスロット12の各々に挿入され、且つ各スロット12からステータコア11の軸方向ADの外側に突出する複数のコイルセグメントを備える。
この複数のコイルセグメントは、複数の第一コイルセグメント20と、複数の第二コイルセグメント30とから構成される。
図2及び図3に示すように、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30は、ステータコア11の各スロット12の外径側から交互に4個ずつ、合計8個のコイルセグメントが挿入されている。即ち、ステータコア11の各スロット12には、互いに隣接する4組の第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30が挿入されている。
図4Aに示すように、第一コイルセグメント20は、例えば、銅線がワイヤ加工されて成形されてなる断面略矩形、且つ略クランク状の部材である。第一コイルセグメント20は、断面において径方向幅Hよりも周方向幅Wが長い。
第一コイルセグメント20は、スロット12に挿入された直線状の挿入部21と、この挿入部21の一端からステータコア11の端面13aよりもステータコア11の軸方向ADの外側に突出した第一突出部22aと、この挿入部21の他端からステータコア11の端面13bよりも該軸方向ADの外側に突出した第二突出部22bと、を備える。第一コイルセグメント20は、いわゆるマグネットワイヤであり、図6に示すように、第一突出部22a及び第二突出部22bを構成する導体部16のみが絶縁被膜17で被覆されている。言い換えると、第一コイルセグメント20の挿入部21は絶縁被膜17で被覆されておらず、導体部16が露出している。
第一突出部22aの端部23aは、挿入部21と略平行となるように、第一突出部22aの延びる方向と交差する方向に折り曲げられている。第二突出部22bの端部23bは、挿入部21と略平行となるように、第二突出部22bの延びる方向と交差する方向に折り曲げられている。
図4Bに示すように、第二コイルセグメント30は、例えば、銅線がワイヤ加工されて成形されてなる断面略矩形、且つ略クランク状の部材である。第二コイルセグメント30は、断面において径方向幅Hよりも周方向幅Wが長い。
第二コイルセグメント30は、スロット12に挿入された挿入部31と、ステータコア11の端面13aよりもステータコア11の軸方向ADの外側に突出した第一突出部32aと、ステータコア11の端面13bよりも該軸方向ADの外側に突出した第二突出部32bと、を備える。第二コイルセグメント30は、いわゆるマグネットワイヤであり、第一突出部32a及び第二突出部32bを構成する導体部16のみが絶縁被膜17で被覆されている。言い換えると、第二コイルセグメント30の挿入部31は絶縁被膜17で被覆されておらず、導体部16が露出している。
第一突出部32aの端部33aは、挿入部31と略平行となるように、第一突出部32aの延びる方向と交差する方向に折り曲げられている。第二突出部32bの端部33bは、挿入部31と略平行となるように、第二突出部32bの延びる方向と交差する方向に折り曲げられている。
図5に示すように、挿入部21がスロット12に挿入された第一コイルセグメント20の第一突出部22aは、ステータコア11の周方向CDに沿って右方向に向かって延びている。第二突出部22bは、ステータコア11の周方向CDに沿って、第一突出部22aとは反対の方向(左方向)に向かって延びている。
同様に、挿入部31がスロット12に挿入された第二コイルセグメント30の第一突出部32aは、ステータコア11の周方向CDに沿って左方向に向かって延びている。第二突出部32bは、ステータコア11の周方向CDに沿って、第一突出部32aとは反対の方向(右方向)に向かって延びている。
なお、図5では、理解を容易にするため、コイル15については、一本の第二コイルセグメント30とこの第二コイルセグメント30と電気的に接続される二本の第一コイルセグメント20のみを抜き出して図示している。
第一コイルセグメント20の端部23aは、この第一コイルセグメント20が挿入されているスロット12(以下、挿入スロットともいう)に対してステータコア11の周方向CDの一方の方向に離れた位置(端面13a側から見て時計回りに移動した位置)にある別のスロット12に挿入された第二コイルセグメント30の端部33aと接合されている。なお、接合とは、導体部16同士が電気的に接続されることをいう。
また、この第一コイルセグメント20の端部23bは、挿入スロットに対してステータコア11の周方向CDの他方の方向に離れた位置(端面13a側から見て反時計回りに移動した位置)にある更に別のスロット12に挿入された第二コイルセグメント30の端部33bと接合されている。
このように、第一コイルセグメント20の端部23aと第二コイルセグメント30の端部33aの接合と、第一コイルセグメント20の端部23bと第二コイルセグメント30の端部33bの接合とが繰り返されることでコイルループが形成されている。
コイル15は、このコイルループを複数有し、これら複数のコイルループが選択的に接続されることで、複数相(例えばU相、V相、W相)の電力線を構成している。
<冷却機構>
続いてコイル15を冷却する冷却機構40について主に図6〜図9を参照しながら説明する。
冷却機構40は、各スロット12内において第一コイルセグメント20と第二コイルセグメント30との重合面21a、31aに配置される複数の冷媒パイプ41と、各スロット12の両側、即ちステータコア11の両端面13a、13bよりも軸方向ADにおいて外側に配置された複数対の円環パイプ42と、を備える。
冷媒パイプ41は、内部に冷媒の流路が形成された断面矩形状の絶縁材から構成され、図6及び図7に示すように、外径側から第一コイルセグメント20、冷媒パイプ41、第二コイルセグメント30、冷媒パイプ41、第一コイルセグメント20、・・・と、コイルセグメントと冷媒パイプ41が径方向に交互に配置されている。即ち、本実施形態のように各スロット12内に8本のコイルセグメントが配置されたステータ10においては、7本の冷媒パイプ41が配置される。
冷媒パイプ41は、図8及び図9に示すように、軸方向ADにおいて一端側で円環パイプ42に接続されるとともに、他方側で円環パイプ42に接続され、一方の円環パイプ42から冷媒が供給され、内部の流路を通って他方の円環パイプ42に排出される。
一対の円環パイプ42は、スロット12内に配置された冷媒パイプ41と同数(本実施形態では7組)設けられており、各組の円環パイプ42は、直列に接続されてもよく、並列に接続されてもよい。
図7及び図8に示すように、第一コイルセグメント20、第二コイルセグメント30及び冷媒パイプ41は、ステータコア11の内側に開口した各スロット12の開口部12aから各スロット12に挿入される。具体的には、第一コイルセグメント20をスロット12に挿入した後に、冷媒パイプ41がスロット12に挿入され、該冷媒パイプ41が一対の円環パイプ42に接続される。その後更に、第二コイルセグメント30、冷媒パイプ41が挿入され、該冷媒パイプ41が一対の円環パイプ42に接続され、これが順に繰り返される。これにより、冷媒パイプ41が両コイルセグメント20、30間に挟まれた状態で、スロット12内に配置される。このように第一コイルセグメント20、第二コイルセグメント30及び冷媒パイプ41が、ステータコア11の内側に開口した各スロット12の開口部12aから各スロット12に挿入されるので、組立性がよい。
ここで、上述したように、第一コイルセグメント20の挿入部21及び第二コイルセグメント30の挿入部31は絶縁被膜17で被覆されておらず導体部16が露出しているので、図6に示すように、導体部16が冷媒パイプ41と直接接触する。冷媒パイプ41が発熱体である第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30と直接接触することで、冷却効率が向上する。また、冷媒パイプ41は、絶縁材から構成されることで絶縁性を有するので、スロット12内に隣接して配置された第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30が冷媒パイプ41によって絶縁される。これにより、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の挿入部21、31の絶縁被覆処理が不要となり製造工数を削減できる。また、スロット12内に冷媒パイプ41が挿入されることで、コイル15の占積率が低下するが、挿入部21、31の絶縁被覆を省略することで、占積率の低下を抑制できる。
なお、各スロット12には、同相のセグメントコイルのみが挿入される場合と、異相のセグメントコイルが挿入される場合がある。この場合、絶縁がより必要な異相のコイルセグメント間に配置された冷媒パイプの厚さを、同相のコイルセグメント間に配置された冷媒パイプの厚さよりも厚くすることで、必要な絶縁性能を確保しつつ、コイルの占積率を上げることができる。
一方、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の第一突出部22a、32a及び第二突出部22b、32bはそれぞれ絶縁被膜17で被覆されているので、スロット12外は絶縁被膜17により一方、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30間の絶縁性能が確保されている。
このように構成された冷却機構40では、一方の円環パイプ42から冷媒パイプ41に冷媒が供給され、冷媒パイプ41の内部の流路を通って他方の円環パイプ42に排出される。第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の互いの重合面21a、31aの間に冷媒パイプ41が配置されることで、冷媒パイプ41で第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の熱を冷媒が奪うことでこれまで冷却することが難しかったスロット12の内部を冷却することができる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、冷媒パイプ41の数や形状は、適宜変更することができる。また、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の挿入部21、31も、導体部16が絶縁被膜17で被覆されていてもよい。
また、冷媒パイプ41は、第一コイルセグメント20及び第二コイルセグメント30の重合面21a、31aに限らず、スロット12の壁面と最外径側のコイルセグメントとの間に配置されていてもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 複数のスロット(スロット12)が形成されたステータコア(ステータコア11)と、
前記複数のスロットの各々に挿入される複数のコイルセグメント(コイルセグメント20)を含むコイル(コイル15)と、を備える回転電機のステータ(ステータ10)であって、
各スロットには、少なくとも一組の第一コイルセグメント(第一コイルセグメント20)と第二コイルセグメント(第二コイルセグメント30)とが径方向に重なるように配置され、
前記第一コイルセグメントと前記第二コイルセグメントとの重合面(重合面21a、31a)には、冷媒が通る冷媒パイプ(冷媒パイプ41)が配置され、
該冷媒パイプは、絶縁性を有する、回転電機のステータ。
(1)によれば、第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとの重合面には冷媒パイプが配置されるので、スロットの内部に位置するコイルセグメントを直接冷却することができる。また、冷媒パイプは絶縁性を有するので、第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとを冷媒パイプにより絶縁することができる。
(2) (1)に記載の回転電機のステータであって、
前記コイルセグメントは、導体部(導体部16)が前記冷媒パイプと直接接触する、回転電機のステータ。
(2)によれば、冷媒パイプが発熱体であるコイルセグメントと直接接触するので、冷却効率が向上する。また、コイルセグメントの導体部が絶縁性を有する冷媒パイプと直接接触するので、コイルセグメントの絶縁被覆処理が不要となり製造工数を削減できるとともに、コイルの占積率の低下を抑制できる。
(3) (2)に記載の回転電機のステータであって、
前記第一コイルセグメント及び前記第二コイルセグメントは、それぞれ前記ステータコアの一端面よりも前記ステータコアの軸方向の外側に突出した第一突出部(第一突出部22a、第一突出部32a)と、前記ステータコアの他端面よりも前記軸方向の外側に突出した第二突出部(第二突出部22b、第二突出部32b)と、を備え、
前記第一突出部及び前記第二突出部は、前記導体部が絶縁被膜(絶縁被膜17)で被覆されている、回転電機のステータ。
(3)によれば、コイルセグメントの突出部は絶縁被膜で被覆されているので、スロット内は冷媒パイプによってセグメントコイル間の絶縁性能が確保され、スロット外は絶縁被膜によりセグメントコイル間の絶縁性能が確保される。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記冷媒パイプは、各スロットの軸方向両側に配置された円環パイプ(円環パイプ42)に接続されている、回転電機のステータ。
(4)によれば、冷媒パイプは各スロットの軸方向両側に配置された円環パイプに接続されているので、軸方向一方側に配置された円環パイプから冷媒パイプに冷媒が供給され、軸方向他方側に配置された円環パイプに冷媒が排出されることで、冷媒を循環させることができる。
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記スロットの内部には、複数のコイルセグメントが配置され、
径方向で重なり合うコイルセグメント間には、前記冷媒パイプが配置され、
異相のコイルセグメント間に配置された前記冷媒パイプの厚さは、同相のコイルセグメント間に配置された前記冷媒パイプの厚さよりも厚い、回転電機のステータ。
(5)によれば、絶縁がより必要な異相のコイルセグメント間に配置された冷媒パイプの厚さを、同相のコイルセグメント間に配置された冷媒パイプの厚さよりも厚くすることで、必要な絶縁性能を確保しつつ、コイルの占積率を上げることができる。
(6) (1)〜(5)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記ステータコアの内周面には、各スロットの開口部(開口部12a)が設けられ、
前記複数のコイルセグメント及び前記冷媒パイプは、前記複数のスロットの各々の前記開口部から挿入される、回転電機のステータ。
(6)によれば、コイルセグメント及び冷媒パイプをスロットの開口部から挿入することで、容易に組み立てることができる。
10 回転電機のステータ
11 ステータコア
12 スロット
12a 開口部
15 コイル
16 導体部
17 絶縁被膜
20 第一コイルセグメント
30 第二コイルセグメント
21a 重合面
22a 第一突出部
22b 第二突出部
31a 重合面
32a 第一突出部
32b 第二突出部
41 冷媒パイプ
42 円環パイプ

Claims (6)

  1. 複数のスロットが形成されたステータコアと、
    前記複数のスロットの各々に挿入される複数のコイルセグメントを含むコイルと、を備える回転電機のステータであって、
    各スロットには、少なくとも一組の第一コイルセグメントと第二コイルセグメントとが径方向に重なるように配置され、
    前記第一コイルセグメントと前記第二コイルセグメントとの重合面には、冷媒が通る冷媒パイプが配置され、
    該冷媒パイプは、絶縁性を有する、回転電機のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記コイルセグメントは、導体部が前記冷媒パイプと直接接触する、回転電機のステータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機のステータであって、
    前記第一コイルセグメント及び前記第二コイルセグメントは、それぞれ前記ステータコアの一端面よりも前記ステータコアの軸方向の外側に突出した第一突出部と、前記ステータコアの他端面よりも前記軸方向の外側に突出した第二突出部と、を備え、
    前記第一突出部及び前記第二突出部は、前記導体部が絶縁被膜で被覆されている、回転電機のステータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記冷媒パイプは、各スロットの軸方向両側に配置された円環パイプに接続されている、回転電機のステータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記スロットの内部には、複数のコイルセグメントが配置され、
    径方向で重なり合うコイルセグメント間には、前記冷媒パイプが配置され、
    異相のコイルセグメント間に配置された前記冷媒パイプの厚さは、同相のコイルセグメント間に配置された前記冷媒パイプの厚さよりも厚い、回転電機のステータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記ステータコアの内周面には、各スロットの開口部が設けられ、
    前記複数のコイルセグメント及び前記冷媒パイプは、前記複数のスロットの各々の前記開口部から挿入される、回転電機のステータ。
JP2018037855A 2018-03-02 2018-03-02 回転電機のステータ Pending JP2019154155A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018037855A JP2019154155A (ja) 2018-03-02 2018-03-02 回転電機のステータ
CN201910135327.2A CN110224519B (zh) 2018-03-02 2019-02-20 旋转电机的定子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018037855A JP2019154155A (ja) 2018-03-02 2018-03-02 回転電機のステータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019154155A true JP2019154155A (ja) 2019-09-12

Family

ID=67822270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018037855A Pending JP2019154155A (ja) 2018-03-02 2018-03-02 回転電機のステータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019154155A (ja)
CN (1) CN110224519B (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759139B2 (ja) * 1991-04-26 1995-06-21 超電導発電関連機器・材料技術研究組合 回転電機の固定子巻線
JP2010166708A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Aisin Aw Co Ltd 電機子
JP2012100433A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Toyota Motor Corp 絶縁性皮膜付導線及び回転電機
US9246373B2 (en) * 2012-10-31 2016-01-26 General Electric Company Cooling assembly for electrical machines and methods of assembling the same
CN105226851B (zh) * 2015-10-21 2018-01-19 哈尔滨理工大学 一种提高核电发电机绝缘寿命的周向非均匀开槽的定子

Also Published As

Publication number Publication date
CN110224519A (zh) 2019-09-10
CN110224519B (zh) 2021-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2086090B1 (en) Coil assembly for electrical rotating machine, stator for electrical rotating machine, and electrical rotating machine
JP5389109B2 (ja) 回転電機のステータ
JP5395130B2 (ja) 回転電機のステータの製造方法
JP5774255B1 (ja) かご型回転子の製造方法およびかご型回転子
JP5314908B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP4623129B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
CN111463942B (zh) 旋转电机
JP2010115031A (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP5292973B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JPWO2016013108A1 (ja) 回転電機
JP6247555B2 (ja) 回転電機
JP5745358B2 (ja) 回転電機のステータ
WO2019159522A1 (ja) 回転電機の冷却構造
JP2017221077A (ja) 回転電機の固定子
JP6397852B2 (ja) 回転電機のステータ
JP2019161951A (ja) 回転電機のステータ
JP6140632B2 (ja) 回転電機のステータ
JP2019154155A (ja) 回転電機のステータ
JP7250214B2 (ja) 固定子および回転電機
JP2018098942A (ja) 回転電機のステータ
CN111630752B (zh) 旋转电机的定子和旋转电机的定子的制造方法
JP2010239680A (ja) 回転電機用電機子及びその製造方法
WO2023157521A1 (ja) 回転電機における冷却構造
JP6307326B2 (ja) 回転電機のステータ
JP2019161751A (ja) 回転電機のステータ及びその製造方法