JP2019153201A - モータ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが所定の制御処理以外の制御処理をモータ制御システム上で実現する。【解決手段】一つの実施形態によれば、モータ制御システムは、主制御部、モータ制御部、調停回路を含む。主制御部は、モータ制御プログラムを格納するコードメモリと、システム全体を統括制御する主制御コアとを有する。モータ制御部は、コードメモリから転送されるモータ制御プログラムを格納する第1メモリと、第1メモリに格納されたモータ制御プログラムを読み出して、モータ制御プログラムに基づいてモータの駆動制御を実行するモータ制御コアとを有する。調停回路は、主制御部で実行されるジョブとモータ制御部で実行されるジョブの優先順位を判定する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、モータ制御システムに関する。
近年、モータ制御システムでは、モータ制御処理に加えて通信制御等のその他複数の制御処理が要求されている。複数の制御処理に対応するために、例えばコプロセッサ(補助プロセッサ)が複数設けられたマルチコアプロセッサがモータ制御システムに用いられる。
コプロセッサは、内蔵メモリ、例えばROM(Read Only Memory)に予め格納されたプログラムを用いて所定の制御処理を実行する。このため、モータ制御システムを使用する使用者やモータ制御システムを実装する製造者等のユーザが、所定の制御処理以外の制御処理をモータ制御システム上で実現することができないという問題点がある。
本発明は、ユーザが所定の制御処理以外の制御処理を実現することができるモータ制御システムを提供する。
一つの実施形態によれば、モータ制御システムは、主制御部、モータ制御部、調停回路を含む。主制御部は、モータ制御プログラムを格納するコードメモリと、システム全体を統括制御する主制御コアとを有する。モータ制御部は、コードメモリから転送されるモータ制御プログラムを格納する第1メモリと、第1メモリに格納されたモータ制御プログラムを読み出して、モータ制御プログラムに基づいてモータの駆動制御を実行するモータ制御コアとを有する。調停回路は、主制御部、モータ制御部などの複数デバイスが共通バスを使用して、他デバイスをアクセスするときの使用権を割り当てる。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図1はモータ制御システムを示す図である。
まず、第1の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図1はモータ制御システムを示す図である。
本実施形態では、ユーザによるモータ制御プログラムの書き込みができるコードメモリを主制御部に設け、コードメモリに格納されたユーザ独自のモータ制御プログラムがモータ制御部のメモリに転送される。
図1に示すように、モータ制御システム100は、主制御部1、モータ制御部2、調停回路4、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10を含む。モータ制御システム100は、民生用機器、産業用機器に搭載され、例えば、冷蔵庫やエアコンなどの家電機器、サービスロボットや介護ロボットなどのロボティックス、FA(Factory Automation)などに適用される。
主制御部1は、モータ制御システム100を統括する。主制御部1は、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13、制御回路14、RAM(Random Access Memory)15、ROM16を含む。
主バス5は、調停回路4に接続される。主制御部1に設けられる主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13、制御回路14、RAM15、及びROM16は、主バス5を介して接続される。
主制御コア11は、モータ制御システム100及び主制御部1を統括制御する。主制御コア11はデジタル信号処理を実行するコアであり、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、マイクロコントローラ等と同様な役割を担う。
モータ制御システム100の内部の各種情報は入出力部12を介して外部に出力され、外部の各種情報は入出力部12を介して主制御部1に入力される。
コードメモリ13は、モータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)を格納する不揮発性メモリである。コードメモリ13は、入出力部12を介して、ユーザが所有する独自のモータ制御プログラムなどを入力して格納したり、工場出荷時に直接格納する。ユーザは、モータ制御システムを使用する使用者やモータ制御システムを実装する製造者等を含む。コードメモリ13は、主制御コア11の指示に基づいて主制御部1のROM16或いはRAM15に記憶されているモータ制御プログラムを入力し、格納する。
制御回路14は、主制御コア11の指示に基づいて、DMA(Direct Memory Access)転送を含む各種制御を高速に実行する。ROM16、RAM15は、主制御コア11の指示に基づいて、各種情報を入力し、格納する。
モータ制御部2は、モータ制御バス6、モータ制御コア21、制御回路22、RAM23、RAM24を含む。モータ制御部2は、モータ7の駆動制御を行う。モータ制御部2に設けられるモータ制御コア21、制御回路22は、モータ制御バス6を介して接続される。モータ制御バス6は、調停回路4に接続される。RAM23、RAM24は、モータ制御バス6に接続されていない。このため、RAM23、RAM24に格納されている情報は、モータ制御バス6を介して読み出すことができない。
モータ7は、例えば3相モータである。センサ8は、モータ7の周囲に配置され、モータの位置情報、動作状況、周囲環境等を検出する。インバータ9は、3相PWM出力信号を入力し、3相PWM出力信号に基づいてモータ7を回転制御する信号をモータ7へ出力する。モータ7は、インバータ9から出力される信号に基づいて動作する。
ADコンバータ10は、ADC(Analog to Digital Converter)とも呼称される。ADコンバータ10は、モータ7のコイルに流れる電流(アナログ値)を検出し、アナログ・デジタル変換処理して電流検出を行う。
モータ制御コア21はデジタル信号処理を実行するコアであり、モータ7の駆動制御を行う。モータ制御コア21は、センサ8から出力されるセンサ出力情報を入力し、ADコンバータ10から出力される電流検出情報を入力する。モータ制御コア21は、例えばロータ位置検出、モータ7の周囲温度の制御、速度制御、電流制御、相変換、座標変換、逆位相変換、3相PWM(Pulse Width Modulation)出力等の制御を行う。モータ制御コア21は、3相PWM出力をインバータ9へ出力する。
制御回路22は、モータ制御コア21の指示に基づいて、モータ制御コア21で実行される以外の転送処理を含む各種制御を実行する。
RAM23は、モータ7の駆動制御用のプログラム(アルゴリズム)を格納する命令用メモリである。RAM23は、例えばコードメモリ13に格納されたユーザ独自のモータ制御プログラムを転送信号Strns1として入力し、格納する。モータ制御コア21は、モータ7の駆動制御のときに、例えばRAM23に格納されたユーザ独自のモータ制御プログラムを読み出して、ユーザ独自のモータ制御プログラムに基づいてモータ7の駆動制御を実行する。なお、ROM16或いはRAM15に予め格納されている通常のモータ制御プログラムに基づいてモータ7の駆動制御が行われる場合もある。
ここで、RAM23がモータ制御バス6に接続されていないので、RAM23に格納された情報は、主制御コア11やユーザから読み出し、書き込み、消去を実行することができない。
RAM24は、モータ制御部2で実行される複数のジョブに関連する情報を格納するデータ用メモリである。RAM24がモータ制御バス6に接続されていないので、RAM24に格納された情報は、主制御コア11やユーザから読み出し、書き込み、消去を実行することができない。
調停回路4は、主制御部1の主バス5、モータ制御部2のモータ制御バス6に接続され、主バス5とモータ制御バス6上で実行される複数のジョブの優先順位を判定する。このため、高速で且つリアルタイムでモータ制御システム100の制御を実現することができる。
次に、モータ制御プログラムの格納について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、モータ制御プログラムを格納する動作を示すフローチャートである。図3は、モータ制御プログラム内容を示す図である。
図2に示すように、ユーザは、入出力部12を介して独自のモータ制御プログラムを主制御部1のコードメモリ13に書き込む(ステップS1)。独自のモータ制御プログラムのコードメモリ13への書き込みは、主制御コア11の指示に基づいて行われる。
ここで、独自のモータ制御プログラムは、図3に示すように、センサレス制御、モータ位置推定制御、デッドタイム補償制御、モータ電流取得制御など含む。独自のモータ制御プログラムを用いると、他のユーザでは実現できないジョブを実現することができる。この結果、モータ制御システム100では、ユーザによる独自のモータ制御プログラムの書き込みにより、通常のモータ制御の他にユーザ独自のモータ制御を随時実現することができる。
次に、主制御コア11は、制御回路14に転送指示をする。制御回路14はコードメモリ13に格納されているユーザ独自のモータ制御プログラムを読み出し及び高速転送(例えばDMA転送)を行い、転送信号Strns1としてモータ制御部2のRAM23へユーザ独自のモータ制御プログラムを出力する(ステップS2)。
続いて、RAM23は、転送されたユーザ独自のモータ制御プログラムを入力し、格納する(ステップS3)。
次に、モータ制御システムの動作について、図4を参照して説明する。図4は、モータ制御システムの動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、主制御コア11は、モータ制御コア21へモータ7のモータ制御の開始指示をする(ステップS11)。
次に、調停回路4が、モータ制御システム100で実行される複数のジョブの優先順位を判定する(ステップS12)。調停回路4がモータ制御を最優先と判断した場合(YES)、モータ制御コア21へモータ制御の開始指示を最優先に伝える。調停回路4が、モータ制御を最優先と判断しない場合(NO)、他のジョブを最優先とする。本実施例のモータ制御システム100では、主制御部1、モータ制御部2に、それぞれに独立したコアを持っているため、それぞれでリアルタイムに制御が可能となる。
続いて、モータ制御コア21は、RAM23に格納されているユーザ独自のモータ制御プログラムを読み出す(ステップS13)。
そして、モータ制御コア21は、ユーザ独自のモータ制御プログラムに基づいて、モータ7の駆動制御を開始する(ステップS14)。
上述したように、本実施形態のモータ制御システム100では、主制御部1、モータ制御部2、調停回路4、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10が設けられる。主制御部1は、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13、制御回路14、RAM15、ROM16を含む。コードメモリ13は、モータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)をユーザから入手して格納する。モータ制御部2は、モータ制御バス6、モータ制御コア21、制御回路22、RAM23、RAM24を含む。RAM23は、コードメモリ13から転送されるモータ制御プログラム(アルゴリズム)を格納する。RAM23は、モータ制御バス6に接続されていない。
このため、モータ制御システム100では、ユーザ独自のモータ駆動制御を実現することができる。また、RAM23に格納されたモータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)は主制御部1及び外部から読み出すことができないのでセキュリティを向上させることができる。
また、モータ制御部2のRAM23(命令用RAM)とRAM24(データ用RAM)を一つのRAMにしてもよい。本実施形態のモータ制御システム100では、モータ制御部2を用いて、モータ7(一つのモータ)を駆動制御しているが、モータ制御部2を用いて複数のモータを駆動制御してもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図5はモータ制御システムを示す図である。
次に、第2の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図5はモータ制御システムを示す図である。
本実施形態では、ユーザ独自のモータ制御プログラムを暗号化してセキュリティを向上させている。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5に示すように、モータ制御システム101は、主制御部1a、モータ制御部2、調停回路4、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10、デコーダ40を含む。
主制御部1aは、モータ制御システム101を統括制御する。主制御部1aは、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13a、制御回路14、RAM15、ROM16、暗号化回路17を含む。
主バス5は、調停回路4に接続される。主制御部1aに設けられる主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13、制御回路14、RAM15、ROM16、及び暗号化回路17は、主バス5を介して接続される。
暗号化回路17は、ユーザ独自のモータ制御プログラムを暗号化する。暗号化方式として、AES(Advanced Encryption Standard)方式、DES(Data Encryption Standard)方式、RSA方式、或いはユーザが独自に開発した暗号方式等を用いる。なお、RSAは、R.L. Rivest、 A.Shamir、 L.Adlemanの頭文字を表す暗号名である。
コードメモリ13aは、セキュリティエリア13bを含む。セキュリティエリア13bは、暗号化回路17で暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを入力し、格納する。
デコーダ40は、主制御部1aとモータ制御部2の間に設けられる。デコーダ40は、セキュリティエリア13bから転送される暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムである転送信号Strns1aを入力し、復号(暗号の解除)する。デコーダ40は、復号(暗号の解除)したユーザ独自のモータ制御プログラムである転送信号Strns1をモータ制御部2のRAM23へ転送する。
次に、モータ制御プログラムの格納について、図6を参照して説明する。図6はモータ制御プログラムを格納する動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、ユーザは独自のモータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)情報を主制御部1aに送信する。主制御部1aの暗号化回路17は、主制御部1aの主制御コア11の指示に基づいて、ユーザ独自のモータ制御プログラムを暗号化する(ステップS21)。
次に、制御回路14は、主制御コア11の指示に基づいて、暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを高速に、例えばDMA転送してコードメモリ13aのセキュリティエリア13bに格納する(ステップS22)。
続いて、制御回路14は、主制御コア11の指示に基づいて、セキュリティエリア13bに格納された暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを転送信号Strns1aとしてデコーダ40に転送する(ステップS23)。
そして、デコーダ40は、暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを復号(暗号の解除)して、復号されたユーザ独自のモータ制御プログラムを転送信号Strns1としてモータ制御部2のRAM23に転送する(ステップS25)。
次に、RAM23は転送されたユーザ独自のモータ制御プログラムを入力し、格納する(ステップS26)。
上述したように、本実施形態のモータ制御システム101では、主制御部1a、モータ制御部2、調停回路4、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10、デコーダ40が設けられる。主制御部1aは、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13a、制御回路14、RAM15、ROM16、暗号化回路17を含む。暗号化回路17は、ユーザ独自のモータ制御プログラムを暗号化する。コードメモリ13aのセキュリティエリア13bは、暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを格納する。デコーダ40は、暗号化されたユーザ独自のモータ制御プログラムを復号化してRAM23へ転送する。RAM23は、ユーザ独自のモータ制御プログラムを格納する。
このため、第1の実施形態と同様な効果の他に、第1の実施形態よりもセキュリティを向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図7はモータ制御システムを示す図である。
次に、第3の実施形態に係るモータ制御システムについて、図面を参照して説明する。図7はモータ制御システムを示す図である。
本実施形態では、ユーザによる通信制御プログラムとモータ制御プログラムの書き込みができるコードメモリを主制御部に設け、コードメモリに格納された通信制御プログラムが通信制御部のメモリに転送され、コードメモリに格納されたモータ制御プログラムがモータ制御部のメモリに転送され、調停回路によりジョブの優先順位が判定される。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図7に示すように、モータ制御システム102は、主制御部1b、モータ制御部2、通信制御部3、調停回路4a、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10、送受信部60を含む。
主制御部1bは、モータ制御システム102を統括制御する。主制御部1bは、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13c、制御回路14、RAM15、ROM16を含む。
主バス5は、調停回路4aに接続される。主制御部1bに設けられる主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13c、制御回路14、RAM15、及びROM16は、主バス5を介して接続される。主制御コア11は、モータ制御システム102及び主制御部1bを統括制御する。
コードメモリ13cは、モータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)と通信制御プログラム(通信制御アルゴリズム)を格納する不揮発性メモリである。コードメモリ13cは、入出力部12を介して、ユーザが所有する独自のモータ制御プログラムや通信制御プログラムなどを入力し、格納する。
通信制御部3は、通信制御バス50、通信制御コア31、制御回路32、RAM33、RAM34を含む。通信制御部3は、送受信部60の制御を行う。送受信部60は、図示しない、例えばベースバンド処理部、送信部、受信部、アンテナを含む。ベースバンド処理部は、デジタル信号処理を実行する。
通信制御部3に設けられる通信制御コア31と制御回路32は、通信制御バス50を介して接続される。制御回路32は、通信制御コア31で実行されるジョブ(通信制御)以外のジョブを実行する。通信制御バス50は、調停回路4aに接続される。RAM33、RAM34は、通信制御バス50に接続されていない。
RAM33は、コードメモリ13cから転送されるユーザ独自の通信制御プログラム(通信制御アルゴリズム)を入力し、格納する。RAM33は通信制御バス50に接続されていないので、RAM33に格納された情報は、主制御コア11やユーザから読み出し、書き込み、消去を実行することができない。
RAM34は、通信制御部3で実行される複数のジョブに関連する情報を格納するデータ用メモリである。RAM34は通信制御バス50に接続されていないので、RAM34に格納された情報は、主制御コア11やユーザから読み出し、書き込み、消去を実行することができない。
調停回路4aは、主制御部1bの主バス5、モータ制御部2のモータ制御バス6、通信制御部3の通信制御バス50に接続され、主バス5、モータ制御バス6、通信制御バス50上で実行される複数のジョブの優先順位を判定する。最優先順位とされたジョブは、他のジョブよりも先に実行され、この結果として高速で且つリアルタイムでモータ制御システム102の制御を実現することができる。
次に、モータ制御プログラムの格納について、図8を参照して説明する。図8は通信制御プログラムを格納する動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、ユーザは、入出力部12を介して独自の通信制御プログラム(通信制御アルゴリズム)を主制御部1bのコードメモリ13cに書き込む(ステップS31)。独自の通信制御プログラムを用いると、他のユーザでは実現できないジョブを実現することができる。
次に、主制御コア11は制御回路14に転送指示をする。制御回路14はコードメモリ13cに格納されているユーザ独自の通信制御プログラムを読み出し及び高速転送(例えば、DMA転送)を行い、転送信号Strns2として通信制御部3のRAM33へユーザ独自の通信制御プログラムを出力する(ステップS32)。
続いて、RAM33は、転送されたユーザ独自の通信制御プログラムを入力し、格納する(ステップS33)。
次に、モータ制御システムの動作について、図9を参照して説明する。図9はモータ制御システムの動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、主制御コア11は、通信制御コア31へ通信制御の開始指示をする(ステップS41)。
次に、調停回路4aは、モータ制御システム100で実行される複数のジョブの優先順位を判定する(ステップS42)。調停回路4aは、通信制御を最優先と判断した場合(YES)、通信制御部3の通信制御コア31へ通信制御の開始指示を最優先に伝える。調停回路4aは、通信制御を最優先と判断しない場合(NO)、他のジョブ(例えば、モータ制御)を最優先とする。
続いて、通信制御コア31は、RAM33に格納されているユーザ独自の通信制御プログラムを読み出す(ステップS43)。
そして、通信制御コア31は、ユーザ独自の通信制御プログラムに基づいて、送受信を開始する(ステップS44)。
上述したように、本実施形態のモータ制御システム102では、主制御部1b、モータ制御部2、通信制御部3、調停回路4a、モータ7、センサ8、インバータ9、ADコンバータ10、送受信部60が設けられる。 主制御部1bは、モータ制御システム102を統括制御する。主制御部1bは、主バス5、主制御コア11、入出力部12、コードメモリ13c、制御回路14、RAM15、ROM16を含む。コードメモリ13cは、ユーザにより独自のモータ制御プログラムや通信制御プログラムが格納される。通信制御部3は、通信制御バス50、通信制御コア31、制御回路32、RAM33、RAM34を含む。コードメモリ13cに格納されているユーザ独自のモータ制御プログラムは、モータ制御部2のRAM23に転送され、コードメモリ13cに格納されているユーザ独自の通信制御プログラムは、通信制御部3のRAM33に転送される。調停回路4aは、主バス5、モータ制御バス6、通信制御バス50上で実行される複数のジョブの優先順位を判定する。
このため、モータ制御システム102では、ユーザ独自のモータ駆動制御や通信制御を実現することができる。また、RAM23に格納されたモータ制御プログラム(モータ制御アルゴリズム)は主制御部1b及び外部から読み出すことができず、RAM33に格納された通信制御プログラム(通信制御アルゴリズム)は主制御部1b及び外部から読み出すことがないのでセキュリティを向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1a、1b 主制御部
2 モータ制御部
3 通信制御部
4、4a 調停回路
5 主バス
6 モータ制御バス
7 モータ
8 センサ
9 インバータ
10 ADコンバータ
11 主制御コア
12 入出力部
13、13a、13c コードメモリ
13b セキュリティエリア
14、22、32 制御回路
15、23、24、33、34 RAM
16 ROM
17 暗号化回路
21 モータ制御コア
31 通信制御コア
40 デコーダ
50 通信制御バス
60 送受信部
100、101 モータ制御システム
Strns1、Strns1a、Strns2 転送信号
2 モータ制御部
3 通信制御部
4、4a 調停回路
5 主バス
6 モータ制御バス
7 モータ
8 センサ
9 インバータ
10 ADコンバータ
11 主制御コア
12 入出力部
13、13a、13c コードメモリ
13b セキュリティエリア
14、22、32 制御回路
15、23、24、33、34 RAM
16 ROM
17 暗号化回路
21 モータ制御コア
31 通信制御コア
40 デコーダ
50 通信制御バス
60 送受信部
100、101 モータ制御システム
Strns1、Strns1a、Strns2 転送信号
Claims (6)
- モータ制御プログラムを格納するコードメモリと、システム全体を統括制御する主制御コアとを有する主制御部と、
前記コードメモリから転送される前記モータ制御プログラムを格納する第1メモリと、前記第1メモリに格納された前記モータ制御プログラムを読み出して、前記モータ制御プログラムに基づいてモータの駆動制御を実行するモータ制御コアとを有するモータ制御部と、
前記主制御部で実行されるジョブと前記モータ制御部で実行されるジョブの優先順位を判定する調停回路と、
を具備することを特徴とするモータ制御システム。 - 前記調停回路は、前記主制御部の主バスと前記モータ制御部のモータ制御バスに接続され、
前記コードメモリと前記主制御コアは、前記主バスを介して接続され、
前記モータ制御コアは前記モータ制御バスに接続され、
前記第1メモリは前記モータ制御バスに接続されず、前記第1メモリに格納されている前記モータ制御プログラムは外部に読み出すことができない
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御システム。 - 前記主制御部は、暗号化回路と前記コードメモリに設けられるセキュリティエリアを更に有し、
前記主制御部と前記モータ制御部の間にデコーダを更に有し、
前記暗号化回路は、前記モータ制御プログラムを暗号化し、
前記セキュリティエリアは、暗号化された前記モータ制御プログラムを格納し、
前記デコーダは、前記セキュリティエリアに格納されている暗号化された前記モータ制御プログラムを入力し、復号して復号化された前記モータ制御プログラムを前記第1メモリへ転送する
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御システム。 - モータ制御プログラムと通信制御プログラムを格納するコードメモリと、システム全体を統括制御する主制御コアとを有する主制御部と、
前記コードメモリから転送される前記モータ制御プログラムを格納する第1メモリと、前記第1メモリに格納された前記モータ制御プログラムを読み出して、前記モータ制御プログラムに基づいてモータの駆動制御を実行するモータ制御コアとを有するモータ制御部と、
前記コードメモリから転送される前記通信制御プログラムを格納する第2メモリと、前記第2メモリに格納された前記通信制御プログラムを読み出して、前記通信制御プログラムに基づいて送受信を実行する通信制御コアとを有する通信制御部と、
前記主制御部で実行されるジョブ、前記モータ制御部で実行されるジョブ、及び前記通信制御部で実行されるジョブの優先順位を判定する調停回路と、
を具備することを特徴とするモータ制御システム。 - 前記調停回路は、前記主制御部の主バス、前記モータ制御部のモータ制御バス、及び前記通信制御部の通信制御バスに接続され、
前記コードメモリと前記主制御コアは、前記主バスを介して接続され、
前記モータ制御コアは前記モータ制御バスに接続され、
前記第1メモリは前記モータ制御バスに接続されず、前記第1メモリに格納されている前記モータ制御プログラムは外部に読み出すことができず、
前記通信制御コアは前記通信制御バスに接続され、
前記第2のメモリは前記通信制御バスに接続されず、前記第2のメモリに格納されている前記通信制御プログラムは外部に読み出すことができない
ことを特徴とする請求項4に記載のモータ制御システム。 - 前記モータ制御プログラムは、センサレス制御、モータ位置推定制御、デッドタイム補償制御、モータ電流取得制御を含む
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータ制御システム。
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